JPH02294503A - 混圧タービン高圧加減弁蒸気室暖機装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は，混圧タービンにおいて混気のみ運転中に、高
圧加減弁蒸気室を暖機装百に関する。

〔従来の技術〕

従来の装匝は、特開昭６２　−　７５００５号または特
開昭６２　−　７０６０５号公報に記載のように，高圧
加減弁の暖機は，高圧高温ボイラの主蒸気を利用し、遮
断弁、あるいは、遮断弁をバイパスする暖機弁の開閉に
より，主蒸気を高圧加減弁蒸気室へ導入することにより
暖機する装匝となっていた．〔発明が解決しようとする
課題〕 −１二記従来技術は、高圧高温ボイラの蒸気を利用して
いるため、ボイラを起動し、さらに主蒸気管の暖管が終
了するまで、加減弁の暖機ができず、タービン通気まで
に時間がかかつていた。

本発明の［１的は、混圧タービンにおいて、低圧低温蒸
気のみで運転中、高圧タービンへ蒸気導入するために必
要な、ボイラの起動から，タービンへの通気までの暖機
時間を短縮する方法を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために，本発明は低圧低温蒸気系統
より、高圧加減弁蒸気室へ接続する系統を設けたもので
ある。

〔作用〕

Δシ圧タービンは低圧低温″蒸気で運転中のため、この
低圧低温蒸気を高圧加減弁蒸気室へ送り込むことにより
，高圧高温蒸気が立ち上がる以前から暖機を開始し、暖
機時間を短縮することが出来る．〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。ボイ
ラ１に接続された主蒸気管２と、主蒸気を遮断する主蒸
気止め弁３と、主蒸気量を調節する高圧加減弁４と、主
蒸気により駆動される高圧タービン５と，高圧タービン
排気と低圧低温蒸気の混合蒸気、又は，低圧低温蒸気の
みにより駆動される低圧タービン６と，低圧タービンへ
入る蒸気量を調節する低圧加減弁７と、低圧低温蒸気を
タービンへ供給するための混圧蒸気管８と、低圧低温蒸
気を遮断する混圧蒸気止め弁９と、低圧低温蒸気を高圧
加減弁蒸気室へ送気する連絡管１０と、暖機弁１１と、
高圧加減弁蒸気室ドレン弁１２とより構成される。

この構成において、低圧タービン６は低圧低温蒸気のみ
により駆動され、高圧タービン５はクーリング運転され
ている。この状態より、高圧タービン５ヘボイラ１の蒸
気を導入する場合，ボイラ１の立上げ及び主蒸気管２の
暖管の間、暖機弁１１，及び、ドレン弁１２を開け，高
圧加減弁蒸気室の暖機を実施する。

本実施例によれば，ボイラ１の立上げ，及び、主蒸気管
２の暖管の間、高圧加減弁蒸気室の暖機を実施すること
が出来るため，従来、この暖機に要していた時間分だけ
時間の短縮が出来る。

〔発明の効果〕

本発明によれば，高圧加減弁の蒸気室の暖機を、ボイラ
及び配管暖管と並行して実施することが出来るため、高
圧加減弁の蒸気室暖機に要していた時間分だけ全体の起
動時間を短縮することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の系統図である。 １・・・ボイラ、３・・・主蒸気止め弁，４・・・高圧
加減弁、５・・・高圧タービン．６・・・低圧タービン
、７・・・低圧加減弁、９・・・混圧蒸気止め弁、１１
・・・暖機弁、手続補正書（煎） 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、高圧高温と低圧低温の複数種類の蒸気で駆動される
   混圧タービンにおいて、 高圧及び低圧部の蒸気流入量を制御する加減弁と、高圧
   及び低圧蒸気の流入を遮断する遮断弁からなる混圧ター
   ビンシステムと、低圧低温蒸気系より高圧加減弁蒸気室
   へ接続する系統とからなることを特徴とする高圧加減弁
   蒸気室の暖機装置。