JPH0229429Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0229429Y2 JPH0229429Y2 JP18820984U JP18820984U JPH0229429Y2 JP H0229429 Y2 JPH0229429 Y2 JP H0229429Y2 JP 18820984 U JP18820984 U JP 18820984U JP 18820984 U JP18820984 U JP 18820984U JP H0229429 Y2 JPH0229429 Y2 JP H0229429Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat pipe
- wick
- fixing
- view
- leaf spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、熱伝達の始動特性を良好にしたヒー
トパイプウイツクの固定用板ばねに関するもので
ある。
トパイプウイツクの固定用板ばねに関するもので
ある。
従来、この種のヒートパイプは、第4図に示す
ように、ウイツク2がコイルばね3aによりヒー
トパイプ1の内周面に密着されていた。また、第
5図に示すように、ウイツク2がリテーナ3bに
よりヒートパイプ1の内周面に密着されていた。
ように、ウイツク2がコイルばね3aによりヒー
トパイプ1の内周面に密着されていた。また、第
5図に示すように、ウイツク2がリテーナ3bに
よりヒートパイプ1の内周面に密着されていた。
上記のような従来のヒートパイプにおいて、第
4図に示すものは、コイルばね3aを装着するた
め製造及び装着が困難であるという問題点があつ
た。また、第5図に示すものは、連続してウイツ
ク2を固定していないため、固定部分がずれた
り、リテーナ2の直径方向を軸として回動し、ウ
イツク2の固定状態が解除されるという問題点が
あつた。
4図に示すものは、コイルばね3aを装着するた
め製造及び装着が困難であるという問題点があつ
た。また、第5図に示すものは、連続してウイツ
ク2を固定していないため、固定部分がずれた
り、リテーナ2の直径方向を軸として回動し、ウ
イツク2の固定状態が解除されるという問題点が
あつた。
本考案は、上記問題点を解決するもので、熱伝
達の始動特性を向上させると共に、振動及び衝撃
に対しても脱落しないヒートパイプウイツクの固
定用板ばねを提供することを目的とする。
達の始動特性を向上させると共に、振動及び衝撃
に対しても脱落しないヒートパイプウイツクの固
定用板ばねを提供することを目的とする。
上記本考案の目的を達成するための本考案に係
るヒートパイプウイツクの固定用板ばねの構成
は、ヒートパイプの内周面に固定されるウイツク
の長手方向に装着され、円周方向にばね復元力を
有する断面略U字形であるものとしている。
るヒートパイプウイツクの固定用板ばねの構成
は、ヒートパイプの内周面に固定されるウイツク
の長手方向に装着され、円周方向にばね復元力を
有する断面略U字形であるものとしている。
本考案において、固定用板ばねが、断面略逆U
字形をなし、これをウイツクの縦断部に装着し
て、ウイツクを円周方向に拡開させ、ウイツクの
外面の全面をヒートパイプの内面に密着させて固
定したものである。
字形をなし、これをウイツクの縦断部に装着し
て、ウイツクを円周方向に拡開させ、ウイツクの
外面の全面をヒートパイプの内面に密着させて固
定したものである。
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図A,Bは、本考案に係るヒートパイプウ
イツクの固定用板ばねによるウイツクの固定状態
を示す縦断面図、横断面図である。第2図は、本
考案に係るヒートパイプウイツクの固定用板ばね
の一実施例を示す斜視図である。
イツクの固定用板ばねによるウイツクの固定状態
を示す縦断面図、横断面図である。第2図は、本
考案に係るヒートパイプウイツクの固定用板ばね
の一実施例を示す斜視図である。
第3図Aは、同実施例における固定用板ばねの
装着前の状態を示す正面図である。
装着前の状態を示す正面図である。
第3図Bは、同実施例における固定用板ばねの
装着時の状態を示す正面図である。
装着時の状態を示す正面図である。
第3図Cは、同実施例における固定用板ばねを
ウイツクに装着した状態を示す要部拡大断面図で
ある。
ウイツクに装着した状態を示す要部拡大断面図で
ある。
図中1はヒートパイプ、2はこのヒートパイプ
1の内周面に固定用板ばね3cにより固定される
ウイツクで、円筒状の発泡金属等からなるもので
ある。2aは、ウイツク2の長手方向全長に形成
された縦断部である。3cは固定用板ばねで、断
面略逆U字形に成形されている。
1の内周面に固定用板ばね3cにより固定される
ウイツクで、円筒状の発泡金属等からなるもので
ある。2aは、ウイツク2の長手方向全長に形成
された縦断部である。3cは固定用板ばねで、断
面略逆U字形に成形されている。
上記のように第3図Aに示す固定用板ばね3c
は、第3図Bにした状態にて、ウイツク2の長手
方向に形成された縦断部2aに装着され、第1図
A,Bに示すようにウイツク2をヒートパイプ1
に密着されるものである。つまり、固定用板ばね
3cは復元力によりウイツク2の縦断部2aから
円周方向に拡開させ、ヒートパイプ1の内周面に
ウイツク2の外周面全面を接触且つ固定させるも
のである。
は、第3図Bにした状態にて、ウイツク2の長手
方向に形成された縦断部2aに装着され、第1図
A,Bに示すようにウイツク2をヒートパイプ1
に密着されるものである。つまり、固定用板ばね
3cは復元力によりウイツク2の縦断部2aから
円周方向に拡開させ、ヒートパイプ1の内周面に
ウイツク2の外周面全面を接触且つ固定させるも
のである。
また、第3図Cに示すように、本考案の固定用
板ばね3cは、略逆U字形になつているので、ウ
イツク2の縦断部2aの内端が、固定用板ばね3
cの頭部の丸みに掛止され、円周方向に拡開され
る力による内側へのもぐり込みも防止でき、ヒー
トパイプの長手方向に熱媒体を移動させるグルー
プ(溝)としても、機能させうるものである。
板ばね3cは、略逆U字形になつているので、ウ
イツク2の縦断部2aの内端が、固定用板ばね3
cの頭部の丸みに掛止され、円周方向に拡開され
る力による内側へのもぐり込みも防止でき、ヒー
トパイプの長手方向に熱媒体を移動させるグルー
プ(溝)としても、機能させうるものである。
以上説明したように、本考案に係るヒートパイ
プウイツクの固定用板ばねによれば、ヒートパイ
プの内周面に固定されるウイツクの長手方向に装
着され、円周方向にばね復元力を有する断面略U
字形であるものとしているから板ばねの成形が極
めて容易であり、熱伝達の始動特性を向上させる
と共に、振動及び衝撃に対してもウイツクの脱落
等のない固定状態を保持することができるという
効果を奏する。
プウイツクの固定用板ばねによれば、ヒートパイ
プの内周面に固定されるウイツクの長手方向に装
着され、円周方向にばね復元力を有する断面略U
字形であるものとしているから板ばねの成形が極
めて容易であり、熱伝達の始動特性を向上させる
と共に、振動及び衝撃に対してもウイツクの脱落
等のない固定状態を保持することができるという
効果を奏する。
第1図A,Bは、本考案に係るヒートパイプウ
イツクの固定用板ばねによるウイツクの固定状態
を示す縦断面図、横断面図である。第2図は、本
考案に係るヒートパイプウイツクの固定用板ばね
の一実施例を示す斜視図である。第3図Aは、同
実施例における固定用板ばねの装着前の状態を示
す正面図である。第3図Bは、同実施例における
固定用板ばねの装着時の状態を示す正面図であ
る。第3図Cは、同実施例における固定用板ばね
をウイツクに装着した状態を示す要部拡大断面図
である。第4図A,Bは、従来のウイツクの固定
状態を示す縦断面図、横断面図である。第5図
A,Bは、他の従来例のウイツクの固定状態を示
す縦断面図、横断面図である。 1……ヒートパイプ、2……ウイツク、2a…
…縦断部、3a……コイルばね、3b……リテー
ナ、3c……固定用板ばね。
イツクの固定用板ばねによるウイツクの固定状態
を示す縦断面図、横断面図である。第2図は、本
考案に係るヒートパイプウイツクの固定用板ばね
の一実施例を示す斜視図である。第3図Aは、同
実施例における固定用板ばねの装着前の状態を示
す正面図である。第3図Bは、同実施例における
固定用板ばねの装着時の状態を示す正面図であ
る。第3図Cは、同実施例における固定用板ばね
をウイツクに装着した状態を示す要部拡大断面図
である。第4図A,Bは、従来のウイツクの固定
状態を示す縦断面図、横断面図である。第5図
A,Bは、他の従来例のウイツクの固定状態を示
す縦断面図、横断面図である。 1……ヒートパイプ、2……ウイツク、2a…
…縦断部、3a……コイルばね、3b……リテー
ナ、3c……固定用板ばね。
Claims (1)
- ヒートパイプの内周面に固定されるウイツクの
長手方向に装着され、円周方向にばね復元力を有
する断面略U字形であることを特徴とするヒート
パイプウイツクの固定用板ばね。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18820984U JPH0229429Y2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18820984U JPH0229429Y2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61106778U JPS61106778U (ja) | 1986-07-07 |
JPH0229429Y2 true JPH0229429Y2 (ja) | 1990-08-07 |
Family
ID=30745682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18820984U Expired JPH0229429Y2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0229429Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5772190B2 (ja) * | 2011-04-28 | 2015-09-02 | 富士通株式会社 | ループ型ヒートパイプ及び電子機器 |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP18820984U patent/JPH0229429Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61106778U (ja) | 1986-07-07 |
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