JPH02293803A - 光ファイバカプラ収納箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業」二の利用分野」 この発明は、複数個の光ファイバカプラ単体を接続して
、一本の光ファイバ内の光エネルギーを複数の光ファイ
バに分岐し、あるいは複数の光ファイバの光エネルギー
を一本の光ファイバに合流する光ファイバカプラを収納
する収納箱に関するものである。

「従来の技術およびその課題」 従来より、光ファイバ通信などにおいて、一本の光ファ
イバ内の伝送信号を二本の光ファイバに分岐したり又は
二本の光ファイバ内の伝送信号を一本に合流させる光フ
ァイバカプラ単体が提供されている。

第４図は、このような光ファイバカプラ単体の一例を示
す図である。この光ファイバカプラ単体１は、二本の光
ファイバ２を並列させ、その一郎を融着延伸して融着延
伸部３を形成して構成されている。この融着延伸部３で
は、各々の光ファイバ２が延伸縮径され、各々のコア間
で光の結合が行なわれるようになっている。

この光ファイバカプラ単体１では、融着延仲部３の両端
の各々２本の光ファイバ（以下、リード部分という）の
うちの一本に光信号が入射された場合、この光信号が融
着延伸部３で分岐され、反対側の二本のリード部分から
各々分岐光信号が出射されるようになっている。

またこの光ファイバカプラ単体１は、機械強度の弱い融
着延伸部３を補強するために、第５図に示すように融着
延伸部３をケース４内に入れて接着剤で固定して使用さ
れる。

また第６図は光ファイバカプラ単体の他の例を示す図で
あって、この光ファイバカプラ単体５は、基仮６に杉成
された溝内に、光ファイバ２を接着剤を用いて埋設固定
するとともに、この基板６の溝側の面を研摩して光ファ
イバ２の一部をコア近傍まで研摩し、二つの基板６．６
を重ね合わせ、双方の基板６．６を接着剤で接合して構
成されている。

なお、この光ファイバカプラ単体５では、二本の光ファ
イバ２の各々の研摩面が接触した部分で光信号の結合が
行なわれるようになっている。

これらの光ファイバカプラ単体１．５は、一本の光ファ
イバ内の光信号を二本の光ファイバに分岐しあるいは二
本の光ファイバ内の光信号を一本に合流させるものであ
り、一本の光ファイバ内の光信号を１ν数本の光ファイ
バに分岐しあるいは複数本の光ファイバ内の光信号を合
流させるためには、先の光ファイバカプラ単体１．５を
複数個棲続して構成された光ファイバカプラが用いられ
る。

第７図は、光ファイバカプラ単体１を複数個接続して構
成された光ファイバカプラの一例を示す図である。この
光ファイバカプラ７は、３２個の光ファイバカプラ単体
ｌを、縦方向８列、横方向４列に並べ、各々の光ファイ
バカプラ単体ｌのリード部分をこの図に示すように接続
して溝成されている。この光ファイバカプラ７では、図
中符号ＡＩ−Ａｌ６で示す１６箇所の入射端と８１〜Ｂ
１Ｂで示す１６箇所の出射端を備えている。

しかしながら、このように構成された光ファイバカプラ
７は、占有面積が大きくなってしまうという問題があっ
た。光ファイバカプラ単体１．５の大きさは、一般に外
径５ＩＩＩＩＩ１程度、長さ５０ｍｍ程度であり、また
光ファイバカプラ単体を別の光ファイバカプラ単体に接
続するために必要となるリード部分の長さはｌＯｈａ程
度である。このため、例えば上記寸法の光ファイバカプ
ラ単体を用いて第７図に示すように構成された光ファイ
バカプラ７を構成すると、占ａ而積はＩＯ００ａｍＸ　
８００＋ｎａ＋程度と大面積になってしまう。

この光ファイバカプラの大面積化という問題を解決ずろ
ために、第８図に示すように４つの光ファイバカプラ単
体ｌを一枚の固定板７に取り付け、この固定板８を八枚
縦方向に多段に並べ、各々の固定仮８の光ファイバカプ
ラ単体ｌを先の光ファイバカプラ６と同等に接続して光
ファイバカプラ９を構成する方法も考えられる。しかし
ながら、このように多段化して構成された光ファイバカ
プラ８では、完成後の修理や部品の交換などの保守を行
う場合の作業性が悪くなってしまうという問題があった
。

この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、占有面
積が小さく、完成後の保守も容易な光ファイバカプラの
収納箱の提供を目的としている。

「課題を解決するための手段」 本発明は、二本の光ファイバの一部に光結合部が形成さ
れた光ファイバカプラ単体を複数個接続し、これら複数
の光ファイバカプラに対応して光ファイバ内の信号を分
岐あるいは合流させる光ファイバカプラを収納する収納
箱であって、上記光ファイバカプラ単体を表裏両面に取
り付けた支持板と、該支持板が収納される一対の外箱と
を蝶着部材に蝶着し、かつ上記外箱に、支持板内の光フ
ァイバカプラの入射端および出射端を形成して光ファイ
バカプラ収納箱を構成し、上記課題を解決するための手
段とした。

「実施例」 第１図は、本発明の一実施例を示す図であって、図中符
号ｌ１は光ファイバカプラ収納箱である。

この光ファイバ収納箱Ｉｔは、両面に各々８個の光ファ
イバカプラ単体ｌ２を取り付けた二枚の支持板ｌ３と、
この支持板１３が収納可能な一対の外箱ｌ４とを、開閉
可能な状態で蝶番ｌ５に取り付けて構成されている。

上記光ファイバカプラ単体１２は、先の第５図および第
６図に示すような１対２形の光ファイバカプラ単体１．
５が用いられている。

上記二枚の支持板１３．１３に取り付けられた３２個の
光ファイバカプラ単体１２・・・は、各々のリード部分
１６・・・を接続し合うことにより、第７図に示す光フ
ァイバカプラ７と同等の光回路が形成されている。すな
わち、第２図に示すように二枚の支持板１３に取り付け
られた各光ファイバカプラ単体ｌ２・・・により構成さ
れる光ファイバカプラｌ７は、１６箇所の入射端と１６
箇所の出射端とを何し、例えば、いずれか１つの入射端
から光信号を入射すると、光ファイバカプラｌ７内でこ
の光信号が１６本に分岐され、１６箇所の出射端から取
り出されるようになっている。なお、各々のリード部分
ｌ６どうしは融着接続法によって接続されている。

上記外箱！４は、第３図に示すように閉じた状態で角柱
状をなし、分割而１８から蝶番１５を袖として開くこと
により、内部に収納された支持板１３．１３が露出する
ようになっている。また各々の外箱１４．１４の側板１
９．１９は、着脱自在に取り付けられており、外箱ｌ４
から側板１９を取り外すことによって、側仮に而した支
持板ｌ３の点検整備を行うことができるようになってい
る。

またこれらの外箱１４には、蝶番１５に固定した側と反
対の側面に、光ファイバカプラ１７の！６本の入射端お
よび１６本の出射端が各々接続された人財喘ＡＩ−ＡＩ
ｌ′および出財端Ｂ１〜Ｂ”が各々形成されている。

このように構成された光ファイバカプラ収納箱１１は、
３２個の光ファイバカプラ単体ｌ２を用いて構成された
光ファイバカプラｌ７を二枚の支持板１３．　１３の表
裏面に取り付け、各々の支持［＋３１３を蝶番１５に開
閉可能に取り付けたことにより、光ファイバカプラ１７
の占有面積を大幅に縮小でき、光ファイバカプラｌ７の
小型化を図ることかできる。

また支持板１３．１３とこれらを収納する外箱ｌ４とを
蝶番ｌ５で開閉可能に取り付けたので、外箱ｌ４を開き
光ファイバカプラｌ７の保守を極めて容易に行うことが
できる。

さらにまた外箱１４の側板ｌ９を着脱自在に取り付けた
ので、光ファイバカプラの保守時に側板を取り外して作
業を行うことができ、保守操作の作業性を一層向上させ
ることができる。

なお先の一実施例では、光ファイバカプラ単体１２を３
２個用いて光ファイバカプラｌ７を構成したが、光ファ
イバカプラ単体ｌ２をこれ以外の個数として構成した光
ファイバカプラにおいても本発明を適用させることがで
きる。

また先の一実施例では、支持板ｌ３の枚数を２枚とした
が、この支持板の枚数は特に限定されることなく、光フ
ァイバカプラｌ７を構成する光ファイバカプラ単体の個
数および接続方法によって支持板を１枚としたりあるい
は３枚以上とすることも可能である。

また先の一実施例では、外箱＋４の蝶番取り付け側と反
対の側面に入射端および出射端を形成したが、これらの
形成位置は、外箱外面であれば特に限定されることはな
い。

「発明の効果」 以上説明したように、本発明による光ファイバカプラ収
納箱は、複数の光ファイバカプラ単体を用いて構成され
た光ファイバカプラを二枚の支持板の表裏面に取り付け
、各々の支持仮を蝶着部材に開閉可能に取り付けたこと
により、光ファイバカプラの占有面積を大幅に縮小でき
、光ファイバカプラの小型化を図ることができる。

また支持板とこれらを収納する外箱とを蝶青部材に開閉
可能に取り付けたので、外箱を開き光ファイバカプラの
保守を極めて容易に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第１図は光ファイバカプラ収納箱の斜視図、第２図
は支持板への光ファイバカプラの取り付け状聾を示す斜
視図、第３図は閉状態の外箱を示す斜視図、第４図およ
び第５図は光ファイバカプラ単体の一例を示す斜視図、
第６図は光ファイバカプラ単体の他の例を示す側断面図
、第７図は従来の光ファイバカプラの一例を示す平面図
、第８図は従来の光ファイバカプラの他の例を示す斜視
図である。 ！ ・・・光ファイバカプラ収納箱、 ｌ ２・・・光ファ イバカブラ単体、 ｌ ３・・・支持板、 ｌ ・・・外箱、 ｌ ５・・・蝶番（蝶着部材）、 ｌ ７・・・光ファイバカ プラ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 二本の光ファイバの一部に光結合部が形成された光ファ
   イバカプラ単体を複数個接続し、これら複数の光ファイ
   バカプラに対応して光ファイバ内の信号を分岐あるいは
   合流させる光ファイバカプラを収納する収納箱であって
   、 上記光ファイバカプラ単体を表裏両面に取り付けた支持
   板と、該支持板が収納される一対の外箱とを蝶着部材に
   蝶着し、かつ上記外箱に、支持板内の光ファイバカプラ
   の入射端および出射端を形成したことを特徴とする光フ
   ァイバカプラ収納箱。