JPH02293274A - 後輪操舵装置 - Google Patents

後輪操舵装置

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JPH02293274A
JPH02293274A JP11405289A JP11405289A JPH02293274A JP H02293274 A JPH02293274 A JP H02293274A JP 11405289 A JP11405289 A JP 11405289A JP 11405289 A JP11405289 A JP 11405289A JP H02293274 A JPH02293274 A JP H02293274A
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wheel steering
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constant
rear wheel
steering
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Takaaki Eguchi
孝彰 江口
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両の後輪操舵装置に関するものである。
(従来の技術) 後輪操舵装置は前輪操舵時車両の低速小廻り性能や高速
旋回安定性を向上させるために後輪も操舵するものであ
る。この種装置としては従来より種々のものが提案され
てきたが、本願出願人も先に特願昭62−330283
号により、前輪舵角δfに対し後輪舵角δ2を次の伝達
関数 が満足されるよう与えて、後輪非操舵車両において第6
図中81で示す如く変化していた車両の重心点横すべり
角を同図中82で示す如く0に保つ後輪操舵装置を提案
済である。
そしてこの場合、比例定数K,微分定数τ及び時定数T
はそれぞれ次式 (発明が解決しようとする課題) しかしこの後輪操舵装置においては、前輪舵角を一定に
保つ(S−0の)定常時も、車両の重心点横すべり角を
0に保つこととなり、又この定常時のヨーレートゲイン
(後輪舵角)、つまり定常ヨーレートゲインψ。を決め
る比例定数Kが(2)式の如く車速■と車両諸元とで決
定される。従って、車速毎の定常ヨーレートゲインが車
両諸元で決まる一定値であり、車両諸元次第では第7図
により後片輪等価コーナリングバワーcprが7692
.2kg/rad、前片輪等価コーナリングパヮーCp
fがcpt+ の車両について例示すると、定常ヨーレ
ートゲインが後輪非操舵車両(b1)に対し3.2dB
も低下してb2となる。この場合、好適なステア特性に
対応した定常ヨーレートゲインψ。,に対し定常ヨーレ
ートゲインが大きく不足して当該車両は強いアンダース
テア{頃向となる。
車両の重心点横すべり角をOに保つ制御はそのままに上
記問題を解決するためには第7図において、前輪タイヤ
の変更により前片輪等価コーナリングパワーをΔC0た
け増大させることが考えられる。しかし、特性b2は特
性blに対し傾斜がゆるく、ΔCpflは相当な大きさ
となり、前輪タイヤの変更により達成される前片輪等価
コーナリングバワーの最大増大量Δcptzより道かに
大きく、前輪タイヤの変更では上述の問題を解消し得な
い。
本発明は、定常ヨーレートゲインが比例定数Kに依存す
ることから、先ずこの比例定数を好適な定常ヨーレート
ゲインが得られるような値に修正する。しかしてこの修
正は、前輪舵角速度が発生している間後輪舵角を重心点
横すべり角O用の前記理論式から外れた値にしてしまい
、操舵周波数の高い領域で操舵周波数一後輪舵角ゲイン
特性の勾配が重心点横すべり角0制御時の勾配と異った
り、位相遅れが異なって、乗員に違和感を与える。
そこで本発明は微分定数も修正して、操舵周波数一後輪
舵角ゲイン特性を重心点横すべり角O制御時のそれに相
似させることにより、上記の違和感なしに定常ヨーレー
トゲインを好適値にして狙い通りのステア特性が得られ
るようにすることを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的のため本発明は第1図に概念を示す如く、 前輪操舵時、前輪舵角δfに対し後輪舵角δ、を次の伝
達関数 が満足されるよう与えて、車両の重心点横すべり角を0
に保つ後輪操舵装置において、 前記比例定数Kを、定常ヨーレートゲインが好適値とな
るよう修正する比例定数修正手段と、比例定数の修正後
における操舵周波数一後輸舵角ゲイン特性が前記伝達関
数による操舵周波数後輪舵角ゲイン特性と相似になるよ
う前記微分定数を修正する微分定数修正手段とを設けて
構成したものである。
(作 用) 後輪操舵装置は前輪操舵時、前輪舵角δfに対し後輪舵
角δ、を伝達関数 が満足されるよう与えて、後輪を操舵するが、この際比
例定数修正手段は比例定数Kを、定常ヨーレートゲイン
が好適値となるよう修正し、微分定数修正手段は微分定
数τを、比例定数の修正にともなう操舵周波数一後輪舵
角ゲイン特性が上記伝達関数による操舵周波数一後輸舵
角ゲイン特性と相似になるよう修正する。
よって、比例定数Kの修正により定常ヨーレートゲイン
が好適なものとなり、車両諸元にかかわらず定常円旋回
中のステア特性を狙い通りのものとすることができる。
そしてこの修正にともなう操舵周波数一後輪舵角ゲイン
特性の勾配変化を微分定数の修正により補正することが
でき、比例定数の修正によっても前輪舵角変更中におけ
る過渡期に車両の連動性能が違和感をもったものになる
のを防止することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第2図は本発明後輪操舵装置のシステムを示し、図中I
L, IRは夫々左右前輪、2L, 2Rは夫々左右後
輪である。前輪IL, IRを夫々ステアリングホイー
ル3によりステアリングギャ4を介して転舵可能とし、
トランスバースリンク5L. 5R及びアッパアーム6
L, 6Rを含むリャサスペンション装置により車体の
リャサスペンションメンバ7に懸架された後輪2L, 
2Rも転舵可能とするため、後輪のナックルアーム8L
, 8R間をアクチュエータ9及びその両端におけるサ
イドロッドIOL. IORにより相互に連結する。
アクチュエータ9はスプリングセンタ式復動液圧シリン
ダとし、その2室を夫々管路11L, IIRにより電
磁比例式圧力制御弁12に接続する。この制御弁12に
は更にポンプ13及びリザーバタンクl4を含む液圧源
の液圧管路15及びドレン管路16を夫々接続する。制
御弁l2はスプリングセンタ式3位置弁とし、両ソレノ
イド12L, 12RのOFF時管路11L,11Rを
無圧状態にし、ソレノイド12LのON時通電1iLに
比例した圧力を管路ILLに供給し、ソレノイド12R
OON時通電量i,Hに比例した圧力を管路11Rに供
給するものとする。管路11Lからの圧力はその値に応
じた舵角だけ後輪をアクチュエータ9により左転舵し、
管路11Rからの圧力はその値に応じた舵角だけ後輪を
アクチュエータ9により右転舵する。
ソレノイド12L. 12RのON, OFF及び通電
量はコントローラl7により電子制御し、このコントロ
ーラ17は第3図に示す如くデジタル演算回路17aと
、デジタル入力検出回路17bと、記憶回路17cと、
D/A変換器17dと、駆動回路17eとで構成する。
コントローラー7には、ステアリングホイール3の操舵
角θを検出する操舵角センサー8からの信号及び車速■
を検出する車速センサー9からの信号を夫々、デジタル
入力検出回路17bを経て入力する。
コントローラー7のデジタル演算回路17aはこれら入
力情報及び記憶回路17cの格納情報から第4図の制御
プログラムを実行して後輪を操舵する。
第4図中ステップ31では、操舵角θ及び車速■を読込
み、次のステップ32で前輪舵角δfをステアリングホ
イール操舵角θ及びステアリングギャ比Nから θ δf= N の演算により求める。そしてステップ33. 34で夫
々、車速■から前記(2), (3)式により求めた比
例定数K及び微分定数τを演算又はルックアップする。
比例定数Kは正の値で、前記(1)式に照らして明らか
な如く前輪舵角δfに応じた同相後輪舵角量を決定し、
微分定数τは負の値で、前記(1)式に照らして明らか
な如く前輪舵角速度δfに応じた逆相後輪舵角量を決定
する。
ステップ35では、定常ヨーレートゲインに関与する比
例定数Kを、定常円旋回中の要求ステア特性に対応した
定常ヨーレートゲイン(第7図につき前述した車両にお
いてはψ。,)が得られるようΔKだけ低下させて、第
7図中b2で示す定常ヨーレートゲイン特性をb3まで
上昇させる。この場合、操舵周波数(操舵速度)fに対
する後輪舵角ゲイン及び位相遅れが夫々第5図に03で
示す特性となり、重心点横すべり角O制御による後輪舵
角ゲイン特性及び位相角特性C2に対し、操舵周波数当
りのゲイン変化割合を異にすると共に位相遅れを大きく
される。よって操舵周波数の高い高速操舵中、車両挙動
が重心点横すべり角O ffjJ御の場合と異なり、乗
員に違和惑を与える。そこでステップ36では、これら
後輪舵角ゲイン及び位相角特性に関与する微分定数τを
も、該特性が02に相似するC4となるようΔτだけ小
さくする。ここで微分定数τは負の値であるから、正の
修正量Δτを加算することにより微分定数τをその絶対
値が小さくなるよう修正する。
ステップ37ではステップ35. 36で修正したKτ
を基に前記(1)式と同様な K+τ ・ S δf=δf 1+T−S の演算により後輪舵角δ、を演算する。次にステップ3
8で、この演算舵角δ1に応じた電流iL又はi.を第
2図の弁12へ出力して後輪を演算通りに操舵する。
ところで、比例定数Kを上述のように修正したことで定
常ヨーレートゲインが狙い通りのものとなり、定常円旋
回中におけるステア特性を車両諸元に関係なく好適なも
のにすることができる。又かかる比例定数Kの修正にも
かかわらず、微分定数τを合せて前述のように修正する
ことで操舵周波数に対する後輪舵角ゲイン特性が重心点
横すべり角0制御を行う時の特性と相似することから、
操舵周波数に対する後輪舵角ゲインの変化が重心点横す
ベリ角0制御のそれと同じであり、乗員に違和感を与え
ることがない。
かかる作用効果を第6図に示す重心点横すべり角の時系
列変化につき付言する。この横すべり角は、比例定数K
のみを低下させた場合83で示す如く過渡期において急
増し、その後一旦低下後に漸増するが、微分定数τも同
時に低下させることでa4により示す如《、重心点横す
べり角を終始徐々に増加させることとなって乗員の違和
感をなくすことができる。
(発明の効果) かくして本発明後輪操舵装置は上述の如く、比例定数K
を定常ヨーレートゲインが車両諸元にかかわらず好適値
となるよう修正する構成としたから、定常円旋回中のス
テア特性を狙い通りのものにすることができる。又同時
に微分定数τをも修正して、比例定数の修正にともなう
操舵周波数一後輪舵角ゲイン特性の勾配変化を補正する
構成としたから、比例定数の修正にもかかわらず、前輪
操舵過渡期における車両の挙動変化が違和怒をもったも
のになるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明後輪操舵装置を示す概念図、第2図は本
発明装置の一実施例を示す4輪操舵車両の操舵システム
図、 第3図は同システムにおけるコントローラのブロック線
図、 第4図は同コントローラの制御プログラムを示すフロー
チャート、 第5図は操舵周波数に対する後輪舵角ゲイン及び位相角
の特性図、 第6図は重心点横すべり角の変化具合を示すタイムチャ
ート、 第7図は定常ヨーレートゲイン特性図である。 IL, IR・・・前輪     2L, 2R・・・
後輪3・・・ステアリングホイール 4・・・ステアリングギャ 5L, 5R・・・トランスバースリンク6L. 6R
・・・アッパアーム 7・・・リャサスペンションメンバ 9・・・アクチュエータ 12・・・電磁比例式圧力制御弁 17・・・コントローラ   l8・・・操舵角センサ
19・・・車速センサ 特 許 出 願 人 日 産 自動車株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、前輪操舵時、前輪舵角δ_fに対し後輪舵角δ_r
    を次の伝達関数 δ_r=δ_f・(K+τ・S)/(1+T・S)K:
    比例定数 τ:微分定数 T:後輪操舵系の時定数 S:ラプラス演算子 が満足されるよう与えて、車両の重心点横すべり角を0
    に保つ後輪操舵装置において、 前記比例定数Kを、定常ヨーレートゲインが好適値とな
    るよう修正する比例定数修正手段と、比例定数の修正後
    における操舵周波数−後輪舵角ゲイン特性が前記伝達関
    数による操舵周波数−後輪舵角ゲイン特性と相似になる
    よう前記微分定数を修正する微分定数修正手段とを具備
    してなることを特徴とする後輪操舵装置。
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