JPH02293236A - 積層噴流による被保護面、乗り物のウインド面、各種レンズ、建物の窓ガラスなどの洗浄・保護方法と、その洗浄・保護装置 - Google Patents

積層噴流による被保護面、乗り物のウインド面、各種レンズ、建物の窓ガラスなどの洗浄・保護方法と、その洗浄・保護装置

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JPH02293236A
JPH02293236A JP1113957A JP11395789A JPH02293236A JP H02293236 A JPH02293236 A JP H02293236A JP 1113957 A JP1113957 A JP 1113957A JP 11395789 A JP11395789 A JP 11395789A JP H02293236 A JPH02293236 A JP H02293236A
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Shigeyuki Kasahara
笠原 繁幸
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B5/00Cleaning by methods involving the use of air flow or gas flow
    • B08B5/02Cleaning by the force of jets, e.g. blowing-out cavities
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/54Cleaning windscreens, windows or optical devices using gas, e.g. hot air
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/56Cleaning windscreens, windows or optical devices specially adapted for cleaning other parts or devices than front windows or windscreens

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 例えば被保護面、乗り物のウインド面、各種レンズ、建
物の窓ガラスなど透光性や透視性が必要である各種面体
は、雨、雪、みぞれ、砂、跳ね泥水、埃、油膜、昆虫等
が衝当したり付着して汚れると、視界を遮られ、その各
種面体を有する物の機能を低下させたり、用途を制限し
たり、損傷したり、利用する者を疲労させたりする。本
発明は、このような面体の弊害を防止するため、面体の
前面に積層噴流を形成し、これによってこれら各種面体
を洗浄・保護する方法とそのための装置を提供する技術
に関する。
「従来技術」 従来より、自動車、電車、船舶、航空機など乗物のフロ
ントウインドやリャウインドには、ワイパブレードをワ
イバアームの先端に取り付けてなるワイパ装置を装着し
ておき、当該ワイバアームから圧力を付勢されてガラス
面に接触しながら機械式作動によりガラス面の拭き払い
を行ない、これによって雨、雪、埃、砂、跳ね泥水、虫
類などを除去してウインドの洗浄をさせる装置が一般に
普及している。特に、自動車の場合には、降雨量や降雪
量のはげしさに応じて拭き払う速度を3段階に調節でき
るタイプのワイパ装置が主流をしめている。
また、建物の窓ガラスは、汚れると布やモップ状の用具
や、ゴムやスポンジなどのついたワイバブレード状の用
具などを用いて拭き払い清掃を行なっているだけで、事
前に雨、雪、埃、砂、跳ね泥水などが衝当したり付着し
て汚れたり、視界を遮られたりすることを積極的に防止
することは行なわれていないのが現状である。
「発明が解決する問題点」 しかし、これら乗り物に多用されているワイパ装置は、
ワイパブレードの機械的往復運動によって拭き払う方式
のため、次のような欠点を有している。
第1に、ワイパブレードの往復運動そのものが円弧状に
限られることが多く、ウインドの一部しか拭き払いしな
い。このため、拭き払いにより確保できる視界が比較的
小さく限定される。
第2に、ワイバブレードのゴム部の劣化や硬化や摩耗に
より拭き残りや、拭きむらが生じることになるため、ゴ
ム部を消耗品としてときどき取り換える必要が生じる。
第3に、降雪時には、ウインド面やワイバブレード部に
雪が付着して拭き残りが生じたり、除雪しようとした雪
がワイバブレードの往復運動によって押し固められたり
して除雪不可能になることがある。
第4に、ワイバブレードの往復運動では虫類がフロント
ウインドに衝突した際の油分や体液を拭き残すことが多
く、夜間の長時間ドライブでは、フロントライトの光り
に向かって集まってくる虫類によってウインドー面を汚
し、視界不良となりやすい。
第5に、雨上り等に他車から泥水を跳ね懸けられること
があるが、ワイバブレードの往復運動では跳ね懸け泥水
の拭き残しが生じ易《、このため視界不良になることが
ある。
第6に、スコールや雷雨などワイパーブレードの往復運
動では拭き払い切れないような激しい豪雨がふる場合が
ある。
第7に、小雨時や降雪時に生じするガラス面とブレード
ゴム部との摩擦音により運転者に不快感を感じさせたり
、視界内で左右に動くワイバブレードの往復運動により
運転者に目の疲労や神経疲労を起こさせることが多い。
本発明は、このような問題点を解消するため、わずらわ
しいワイバブレードやワイパーアームなどを除去し、こ
れに代わって、ウインド面に圧縮空気の噴流層を設ける
ことによって、雨、雪、あられ、埃、跳ね汚水、虫類等
がウインド面に衝当する前に吹き飛ばし、これによって
常に広い視界をウインド面に確保し、安全且つ快適に自
動車等の乗物が運行されるようにするための方法である
過去において、機械的手段であるワイバ装置に替って空
気噴射方式によるウインドの洗浄装置について各方面で
研究されている.しかし、確実な洗浄能力の確保が帽パ
、それを実現しようとするとを異常に強力な噴射圧力を
必要とし、装置が大型化するとか、噴射された圧縮空気
が走行中の風圧の影響をうけて、その吹払い能力が大き
く減殺されたり変化し、これによって常に一定の洗浄能
力を維持できないという技術的問題点があって、満足す
べき装置の実用化が具現化していないというのが実情で
ある。
また、被保護百体が建物の窓ガラス、ショウインドの窓
ガラス、観覧席の前の窓ガラス、展望台の窓ガラス、航
空管制塔や各種監視塔のフロントガラスなどの場合にも
、雨、雪、あられ、埃、跳ね汚水、虫類等がガラス面に
衝当する前に吹き飛ばし、これによって常に広い視界を
確保しておきたいという要請がある。しかし、乗り物ほ
どの緊急性や必要性がないため、従来は我慢することが
多《、どうしても必要な場合には、乗り物に付いている
のと同じようなワイパー装置を装着するか、テレビ監視
装置に切り替えるなどの措置が採られているだけであっ
た.それは、雨、雪、あられ、埃、跳ね汚水、虫類等を
事前に排除する適当な方法と装置がなかったためである
更に、テレビカメラ、カメラ、受光体などの各種レンズ
においても雨、雷、あられ、埃、跳ね汚水、虫類等がレ
ンズ面に衝当する前に吹き飛ばしたいという希望がある
が、適当な装置と方法がなく、せいぜいレンズの前に視
界を妨げないように防護用の囲いやカバーを設けるよう
にする程度であった。このため、視界に雨や雪が吹き込
んでレンズ面に付着し、機能を低下させることがしばし
ばあった。
本発明は、このような技術的課題を解決するため被保護
対象面に沿って空気を積層噴流として噴出しその被保護
対象面をカバーすることにより、被保護対象面を常に洗
浄し保護するようにする方法と装置を提供するものであ
る。
「問題点を解決するための手段」 本発明者は、空気の噴流を利用した乗り物のワイパー装
置に替わる洗浄装置について研究するうち、噴流の面白
い性質を発見した。それは、所定の圧力の噴流に対して
ある入射角度で物が飛び込んできたとき、その物がどの
ように吹き飛ばされるかの実験をしたときである。空気
の噴流層が一定した単層の場合には、横から飛び込む物
(水)がある程度以上のスピードで飛び込むと噴流層の
幅が広くても比較的簡単に空気の噴流層を突破してくる
が、空気の噴流層を噴出勢いの強い駆動噴流層と勢いの
弱い二次空気流層とを交互に複数層組み合わせて積層噴
流にした場合には、横から飛び込む物(水)の勢いが相
当強くしても!FF噴流を容易に突破することが出来な
いことに気が付いた。
そこで、この積層噴流発生装置を自動車のフロントガラ
スの前に装着して降雨中や降雷中に種々のスピードで走
行実験を行ない、雨や雪を吹き飛ばす状況を観察した。
その結果、高速走行で風圧がかなり強《でも噴射圧力を
そんなに高《ないのに雨や雪がフロントガラスに衝当し
たり付着しないで吹き飛ぶことが分かった。もちろん、
自動車の停車時には風圧が弱い分だけ噴射圧力をさげて
も良いことが解った。
これは積層噴流に多数存在する噴流境界酒が壁のような
役割を果たし、飛び込んでくる物の勢いを効果的に減殺
することと、二次空気流層の存在によって駆動噴流の層
流状態が安定して駆動噴流のポテンシャルコアの部分が
確保されることと、駆動噴流と二次空気流とによってエ
ゼクタ作動原理が生じ、積層噴流の圧力が高められて噴
出されるためと思われる。
そこで、本発明者は、このような特性をもつ積層噴流を
ウインドや窓ガラスやレンズなどの被保護体の表面部に
人工的に形成し、これによって被保護体の表面に付着し
た雨、雪、あられ、跳ね泥水等の汚れを除去洗浄すると
ともに、被保護体の表面が汚れるのを効率的に防止し、
更に、風圧や衝当物から被保護体を保謹せんとしたもの
である。
特許を受けようとする第1の発明は、ウインド面、レン
ズ面、鏡面、壁面、等の被保護面体の表面近傍に保護面
とほぼ平行に所定間隔をおいて複数段状に圧縮空気を噴
射させて、被保護面体に沿って複数層の駆動噴流層を形
成するとともに、当該駆動噴流層と駆動噴流層の間、お
よび必要に応じて外側駆動噴流層の更に外側に駆動噴流
層より低速の空気を噴出または流入するようにして二次
空気流層を形成し、前記駆動噴流層と二次空気流層とで
積層噴流となし、この積層噴流によって被保護面を洗浄
したり、保護するようにしたことを特徴とする積層噴流
による被保護面の洗浄・保護方法である。
本発明において、被保護面体というのは、雨、風、雪、
あられ、泥水、砂、埃、などから保護を必要とする面を
持った物という意味であり、ウィンド面、レンズ面、鏡
面、壁面、等のうちいずれでも良いし、その被保護面体
の壁面は平面だけではなく、湾曲面であってもよい。そ
れは,噴流が壁蘭に沿って流れる性質があるからで、特
に噴流が凸の曲面の場合には、コアンダ効果によって、
剥離せずに流れる性質があるので、これを利用すれば、
積層噴流を保護面とほぼ平行に形成することは容易であ
る。凸の曲面が大きすぎて、噴流が剥離してしまいそう
な場合には、壁面上にスリットを設け、当該スリットか
ら高速の空気を噴出して剥離を防止するようにすればよ
い。
なお、駆動噴流層と二次空気流層が交互に組み合わさっ
て形成される積層噴流は、最外側の噴流が駆動噴流層と
なる場合と、二次空気流層になる場合との態様があるが
、本発明の場合には両方の態様の場合を含むものとする
。勿論、駆動噴流層は必要に応じて圧力の強さを調整し
たり、2次層、3次層等と、複数層にしてもよい。
駆動噴流と二次空気流における空気の噴流方向は下上左
右いずれの方向でもよいし、いずれの斜め方向でもよい
洗浄したり保護したりする能力は、積層噴流を構成する
駆動噴流層と二次空気流層の噴出速度によって差が生ず
るが、単屡の噴流層に比較して、非常に効率がよく、コ
ンプレッサーの能力がそれだけ小さくても良い。
更に、二次空気流層の発生により弱い圧縮空気を噴出し
ても良いが、風やその他の空気流を利用した自然流にし
てもよいし、駆動噴流層の少なくとも一層を暖かい空気
とし、雪やあられや氷結等の寒冷時の効率向上に対応し
てもよいこと勿論である。
特許を受けようとする第2の発明は、乗り物のウインド
面の表面またはその近傍に当該ウインド面とほぼ平行に
所定間隔をおいて複数段状に圧縮空気を噴射させて、ウ
インド面に沿って複数層の駆動噴流層を形成するととも
に、当該駆動噴流層と駆動噴流層の間、および必要に応
じて外側駆動噴流層の更に外側に、駆動噴流層より低速
の空気を噴出または流入するようにして二次空気流層を
形成し、前記駆動噴流層と二次空気流層とで積層噴流を
形成し、この積層噴流によりウインド面を洗浄したり保
護したりするようにしたことを特徴とする積層噴流によ
る乗り物のウインド面洗浄・保護方法である。
乗り物のウインド面の洗浄だけを考えた場合、無風圧の
条件下で雨や、雪や、虫や汚水等を吹き飛ばそうとすれ
ば、そんなに強力な噴射圧力を必要とはしない。ところ
が、乗物として走行した際生ずる風圧や、風などの環境
気体の影響は極めて大きく、乗物の走行スピードが速く
なればそれだけ風圧などが強力なものとなり、噴流によ
るウインド面への洗浄作用を充分に確保出来ないものと
なる。そこで、風圧等の環境気体がもたらす圧力は前方
に噴射する噴流層により減殺または遮断し、そうしてお
いてウインド面に近い噴流層によりウインド面の洗浄作
用をさせることにした。勿論、環境気体遮断用噴流層(
駆動噴流IJ)は必要に応じて圧力の強さを調整したり
、2次層、3次層等と、複数層にしてもよい. 尚、噴流と二次空気流における空気の噴流方向は下上左
右いずれの方向でもよいし、いずれの斜め方向でもよい
こと勿論である. また、最もウインド面に近いウインド面洗浄用の駆動噴
流層を、現在のワイパブレードの動きを圧縮噴射空気に
置き変え、噴流方向を左右に首振状態に変える方式であ
っても、また、ウインド面のほぼ全面に均一な噴流空気
層を噴出する方式のものであってもよい. この結果、高速走行の場合でも充分洗浄作用を確保でき
ることが確認された。ところが、このように所定の間隔
をおいてぼほ平行な複数層の噴流層を形成させた場合、
その間隔が狭いと減圧現象が生じ噴流層の圧力が低下す
ることが解った。これは、両側の噴流層の側壁面を流れ
る空気にひっぱられて、中間部の空気が噴射空気と共に
吹き上げられ、真空が生ずるためと考えられる。その結
果、噴流層自体の圧力がその吸引力によって減殺される
ことになる。そこで、このような圧力低下状態を防止す
るため、複数層となっている駆動噴流層の間に、より低
速の減圧防止用の二次空気流層を噴出するようにした、
つまり、強力な駆動噴流層が低速の二次空気流層をサン
ドイッチ状態に組み合せて積層噴流を形成するようにし
た。
このように積層噴流は、駆動噴流層と二次空気流層が交
互に組み合わさって形成されるが、当該積層噴流は、そ
の最外側の噴流が駆動噴流層となる場合と、二次空気流
層になる場合とがあるが、本発明の場合には両方の構成
の場合を含むものとする。
このように駆動噴流層に隣接して二次空気流層を形成す
ることにより層流境界層が安定し、乱流をおこさなくな
るので積層噴流は安定した状態に維持形成できることが
解った. しかも、このような、積層噴流は、空気エゼクタの原理
により少量の高.圧空気で多量の空気の圧力を高め、こ
れにによって風圧などの環境気体のもたらす圧力や、雨
、風、雪、跳ね掛け泥水などに抵抗する力が非常に強《
なることがわかった。
そこで、本発明者は、このような特性をもつ積層噴流を
乗り物のウインド表面部に人工的に形成し、これによっ
てウインド表面を被覆することによって洗浄するととも
に、ウインド表面が汚れるのを防止し、付着した雨や雪
や汚れを除去することにした。
乗り物のウインド面は平面だけではなく、湾曲面であっ
てもよい。それは、噴流が壁面に沿って流れる性質があ
るからで、特に噴流が凸の曲面の場合には、コアンダ効
果によって、剥離せずに流れる性質があるので、これを
利用すれば、積層噴流を保護面とほぼ平行に形成するこ
とは容易である。
更に、二次空気流層の発生により弱い圧縮空気を噴出し
ても良いが、風やその他の空気流を利用した自然流にし
てもよいし、駆動噴流層の少なくとも一屡を暖かい空気
とし、雪やあられや氷結等の寒冷時の効率向上に対応し
てもよいこと勿論である。
特許を受けようとする第3の発明は、テレビカメラ、カ
メラ、受光体などの各種レンズ表面またはその近傍に所
定間隔をおいて複数段状に圧縮空気を噴射させて、複数
層の駆動噴流層を形成するとともに、当該駆動噴流層と
駆動噴流層の間、および必要に応じて外側駆動噴流層の
更に外[11+1に駆動噴流層より低速の空気を噴出ま
たは流出させて二次空気流層を形成し、前記駆動噴流層
と二次空気流層とで積層噴流となし、この積層噴流によ
ってテレビカメラや各種カメラや受光体のレンズ面を洗
浄したり保護するようにしたことを特徴とする積層噴流
による各種レンズの洗浄・保護方法である。
本発明は、前記積層噴流をテレビカメラ、カメラ、受光
体などの各種レンズの洗浄と保護のために応用したもの
である。駆動噴流層と二次空気流層とで形成される積層
噴流の構成や態様は、前記第1発明、第2発明の場合と
同じであるので、ここでは説明を省略する。面、積層噴
流は各種レンズ表面に沿って形成してもよいし、レンズ
表面から少し離れた位置に形成するようにしてもよい.
特許を受けようとする第4の発明は、テレビカメラ、カ
メラ、受光体などの各種レンズの周縁またはその近傍位
置に圧縮空気噴射ノズルと二次空気噴出ノズルとを配設
し、前記圧縮空気噴射ノズルはレンズ面とほぼ平行に所
定間隔をおいて複数段状に圧縮空気を噴射して複数層に
駆動噴流層を形成するように構成し、前記二次空気噴出
ノズルは、少なくとも当該駆動噴流層と駆動噴流層の間
に向けてより低速の空気を噴出して二次空気流層を形成
するように構成するとともに、必要に応じて外側駆動噴
流層の外側に、更に駆動噴流層より低速の空気を噴出し
た二次空気流層を形成するように構成し、前記駆動噴流
層と二次空気流層とで前記レンズ面の表面またはその近
傍位置に積層噴流を形成するようにしたことを特徴とす
る積層噴流による各種レンズの洗浄・保護装置である。
本発明は、前記積層噴流をテレビカメラ、カメラ、受光
体などの各種レンズの洗浄と保護のために応用するため
の装置である。圧縮空気噴射ノズルと二次空気噴出ノズ
ルを設け、前者からは勢いの強い圧縮空気を噴射して駆
動噴流層を形成し、後者からはより勢いの弱い空気を噴
射して二次空気流層を形成し、両層を交互に噴出するこ
とによって積層噴流を形成する。このようにして形成さ
れる積層噴流の構成や態様は、前記第1発明、第2発明
の場合と同じであるので、ここでも説明は省略する. 尚、適所にヒータまたは加熱空気導入部を設けておき、
圧縮空気噴射ノズルからレンズ面とほぼ平行に所定間隔
をおいて複数段状に噴射する圧縮空気の少なくとも一層
の噴流層を暖かい空気としてもよい。
特許を受けようとする第5の発明は、建物の窓ガラス状
面の表面近傍に当該窓ガラス状面とほぼ平行に所定間隔
をおいて複数段状に圧縮空気を噴射させて、窓ガラス状
面に沿って複数層の駆動噴流層を形成するとともに、当
該駆動噴流層と駆動噴流層の間、および必要に応じて外
側駆動噴流層の外側に、更に駆動噴流署より低速の空気
を噴出するようにして二次空気流層を形成し、前記駆動
噴流層と二次空気流層とで積署噴流を形成し、この積層
噴流により窓ガラス状面を洗浄したり保護するようにし
たことを特徴とする積層噴流による建物の窓ガラス状面
の洗浄・保護方法である。
本発明は、前記積屡噴流を建物の窓ガラス状面の洗浄と
保護のために応用したものである。駆動噴流層と二次空
気流層とで形成される積層噴流の構成は、前記第1発明
、第2発明の場合と同じであるので、ここでは省略する
積層噴流は建物の窓ガラス状面に沿って形成してもよい
し、建物の窓ガラス状面から少し離れた位置に形成する
ようにしてもよい。
本発明の建物の窓ガラス状面とは、建物に設けられたガ
ラス製または透明な合成樹脂製の窓状体であれば特に制
限はないが、例えば、ショウインドの窓ガラス、観覧席
め前の窓ガラス、展望台の窓ガラス、航空管制塔や各種
監視塔のフロントガラス、高層ビルの窓ガラスなどの場
合には、最適である。
本発明の方法により、窓ガラス状面に雨、雪、あられ、
埃、跳ね汚水、虫類等はガラス状面に衝当する前に吹き
飛ばしたり、水滴や蒸気などを吹き飛ばすことによって
ガラス状面の曇りを止め、常に広い視界を確保できる。
また、積層噴流によってビルに当たる強風を緩和し、窓
ガラス状面の損傷を防止することができる。
特許を受けようとする第6の発明は、建物の窓ガラス状
面の周縁またはその近傍位置に圧縮空気噴射ノズルと二
次空気噴出ノズルとを配設し、前記圧縮空気噴射ノズル
は窓ガラス面とほぼ平行に所定間隔をおいて複数段状に
圧縮空気を噴射して複数層に駆動噴流層を形成するよう
に構成し、前記二次空気噴出ノズルは、少なくとも当該
駆動噴流層と駆動噴流層の間に向けてより低速の空気を
噴出して二次空気流層を形成するように構成するととも
に、必要に応じて外側駆動噴流層の外側に、更に駆動噴
流層より低速の空気を噴出して二次空気流層を形成する
ように構成し、前記駆動噴流層と二次空気流層とで前記
窓ガラス状面の表面またはその近傍位置に積層噴流を形
成するようにしたことを特徴とする積層噴流による建物
の窓ガラス状面の洗浄・保護装置である. 本発明は、前記積層噴流を建物の窓ガラス状面の洗浄と
保護のために応用した装置である.駆動噴流層と二次空
気流層とで形成される積贋噴流の構成は、前記第1発明
、第2発明の場合と同じであるので、ここでは省略する
. 尚、適所にヒータまたは加熱空気導入部を設けておき、
圧縮空気噴射ノズルから窓ガラス状面とほぼ平行に所定
間隔をおいて複数段状に噴射する圧縮空気の少な《とも
一層の噴流層を暖かい空気としてもよい。
また、積層噴流は建物の窓ガラス状面の表面に沿って形
成してもよいし、建物の窓ガラス状面から少し離れた位
置に形成するようにしてもよい。
本発明の建物の窓ガラス状面とは、建物に設けられた窓
ガラス状のものであれば特に制限はされないが、例えば
、ショウインドの窓ガラス、観覧席の前の窓ガラス、展
望台の窓ガラス、航空管制塔や各穐監視塔のフロントガ
ラス、高層ビルの窓などの場合には、最適である。
本発明の装置により、窓ガラス状面にそって積層噴流を
形成でき、これによって雨、雪、あられ、埃、跳ね汚水
、虫類等はガラス状面に衝当する前に吹き飛ばしたり、
水滴や蒸気などを吹き飛ばすことによってガラス状面の
曇りを止め、常に広い視界を確保できる。また、積層噴
流によってビルに当たる強風を緩和し、窓ガラス状面の
損傷を防止することができる。
「実施例」 以下、本件発明を図示実施例にもとずいて詳細に説明す
る.第1図は、第1発明である洗浄・保護方法について
の実施例で被保護対象面に沿って空気を積層噴流として
噴出力バーする状態を示す説明図である。
図中1はウインド等の被保護面体であり、この被保護面
体1の表面近傍に保護面1aとほぼ平行に所定間隔をお
いて複数段状に圧縮空気を噴射させて、被保護面体1に
沿って複数層の駆動噴流層2.2a,2bを形成する。
同時に、当該駆動噴流層の間およびその両外側に、当該
駆動噴流層2.2a,2b等より低速の空気を噴出また
は流入するようにして二次空気流層3,3a,3b,3
cを形成し、前記駆動噴流層2,2a,2b,と二次空
気流層3,3a,3b,3cとで積層噴流4を形成し、
この積層噴流4によって被保護面1aをカバーするよう
にする。
積暦噴流4を具体的に形成する装置は、例えば、被保護
面体1の周縁およびその近傍位置に圧縮空気噴射ノズル
5,5a,5bを設け、当該圧縮空気噴射ノズル5 +
 5 8+ 5 bの間およびその外側には、より低速
の空気を噴出する二次空気噴射ノズル6,6a,6bz
 6cを保護面1aにほぼ平行に配設する。図示実施例
は、圧縮空気噴射ノズル5,5゜を5cmほど間隔をお
いて三段に設け、その間に二次空気噴射ノズル6.6a
,6b,6cを設けた例が示されているが、当該圧縮空
気噴射ノズルを4,5段と適当な段数に増やしたり、2
段になるよう段数を減らし、それに応じて二次空気噴射
ノズルを増減するようにしてもよい。尚、第1図に示す
ように、外側駆動噴流層2,の更に外側に該駆動噴流層
より低速の空気を噴出するようにして二次空気流層3を
形成し、前記駆動噴流層2.2a,2bと二次空気流層
3,3a,3b,3cとで積層噴流4を構成し、この積
層噴流4によって被保護面1aをカバーするようにして
もよい。
尚、第1図のに示すように、圧縮空気噴射ノズル5 +
 5 a + 5 bの基部にコンブレッサ7を設け、
そこで圧縮された空気が圧縮空気噴射ノズル5,5a,
5bの先端から噴出するように構成されている.また、
図中8は二次空気噴射ノズル6,6a,6b,6cへ空
気を送り、駆動噴流層2,2a,2bより遅い適当な速
さの二次空気流層3,3a,3b,3cを形成させる送
風装置である. 第2図は、本件出願の第2発明の実施例である。
乗り物である自動車のフロントウインド1の下方周縁に
圧縮空気噴射ノズル5,5aを設け、当該圧縮空気噴射
ノズル5,5aの間または外側には二次空気噴射ノズル
6,6a,をフロントウインド面1aにほぼ平行に配設
する。尚、図示しないが、二次空気噴射ノズル6.6a
に代わって、外気導入空気噴出口を設け、自動車の走行
によって自然に外気を取り込み噴出するようにしてもよ
い。また、図示実施例では、圧縮空気噴射ノズル5,5
aを5crn”ほど間隔をおいて二段設け、その間と外
側に二次空気噴射ノズル6,6aを二段設けた例が示さ
れているが、当該圧縮空気噴射ノズルを3段4段と適当
な段数に増やし、その間に交互になるよう二次空気噴射
ノズルを複数段にわたって列設するようにしてもよい。
前記圧縮空気噴射ノズル5.5aからは当該ウインド面
1とほぼ平行に所定間隔をおいて複数段状に圧縮空気を
噴射して駆動噴流層2,2aとなるように構成してある
。前記二次空気噴射ノズル6,6aからは当該駆動噴流
層2と駆動噴流層2aの間および外側に向けて、駆動噴
流層2,2aより低速の空気を噴出または流入するよう
にして二次空気流層3,3aを形成し、前記駆動噴流層
2,2aと二次空気流層3,3aとで積層噴流4を形成
し、この積層噴流4によりウインド面1を洗浄したり保
護したりする. 実験の結果、この積層噴流4は,前方の二次空気噴射ノ
ズル6および圧縮空気噴射ノズル5から噴射される二次
空気流層3および駆動噴流層2が走行中の風圧を弱め、
ウインド面1に近い方の圧縮空気噴射ノズル5aから噴
射された駆動噴流層2aによって一気に吹き上げる。こ
の結果、停車中は勿論たとえ自動車が走行中でもウイン
ド面1に雨や雪や、虫、はね泥水などが衝当しないとい
う結果が得られた. 当該圧縮空気噴射ノズル5,5aは、その噴射空気圧を
変えることができるように構成してあるが、本発明にお
いては、最終噴射気圧を最大で10kg/crn”に設
定した。その理由は、発明者の実験によると、風のほと
んどない状態のときに自動車を20Km/h(時速)で
走行すると風圧はIKg/cm2となり、自動車を6 
0 K m / h(時速)で走行すると風圧は5 K
 g / c m ”となり、更に、自動車を80Km
/h(時速)で走行すると風圧は7.5Kg/cm” 
,更にまた自動車を200Km/h(時速)で走行する
と風圧は10Kg/cm’,となったことから、必要な
噴射空気圧は5Kg/am” 〜7.5Kg/cm”程
度で充分であり、昔通一般の自動車の走行速度での走行
で雨や雪がウインド面lにまで到達しないことが解った
ためである。
尚、当該実施例の積層噴流式ウインド洗浄装置において
、図示しないが、適所にヒータまたは加熱空気導入部を
設けておき、圧縮空気噴射ノズル5,5aからウインド
面lとほぼ平行に所定間隔をおいて複数段状に噴射する
圧縮空気の少なくともーの駆動噴流層(例えば、ウイン
ド面1に近い方の圧縮空気噴射ノズル5aから噴射され
た駆動噴流層2a)を暖かい空気とし、寒冷時にウイン
ドウ面1が凍結したのを解凍し、水分を吹払うようにし
ても良い。
図中7はエアーコンブレッサであり、圧縮空気噴射ノズ
ル5,5aから噴出する圧縮空気を造っており、8は二
次空気流層3,3aを形成させる送風装置である。
図示実施例の装置の作動を説明すると、エアコンブレッ
サ7を作動させ導入された空気の圧力を高めた上、フロ
ントウインド面1の前面下部に平行に設けた圧縮空気噴
射ノズル5,5aに送り込み、当該圧縮空気噴射ノズル
5,5aより圧縮空気を複数段状に噴射して駆動噴流層
2,2aを形成する。すると、当該駆動噴流層2と駆動
噴流層2aの間に減圧現象が生じ駆動噴流層2,2aの
圧力が低下する。これは、両側の駆動噴流層2,2aの
側壁面を流れる空気にひっぱられて、中間部の空気が噴
射空気と共に吹き上げられ、真空が生ずるためと考えら
れる。このような圧力低下状態を防止するため、複数層
となっている駆動噴流層2,2aの間に、より低速の二
次空気流を噴出するようにした、つまり、強力な圧縮空
気による駆動噴流層2,2aが低速の二次空気流層3a
をサンドイッチ状態に組み合せて積層噴流4を形成する
ようにしたのである.このような、積層噴流4は、空気
エゼクタの原理により少量の高圧空気で多量の空気の圧
力を高め、これによって強力にかつ効率的に風圧などの
環境気体のもたらす圧力や、雨、雪、風、跳ね掛け泥水
などのウインド面1への衝当を防止することができる.
また仮に当該積層噴流層4を突破して雨、雪、風、跳ね
掛け泥水などが衝当してきたとしても、すぐに吹き飛ば
して清浄化するので、常にウインド面1の広い視界を確
保できる。
上記のように本発明の方法を使用した積層噴流式ウイン
ド洗浄装置を自動車、電車、航空機、船舶など乗物のウ
インド周縁またはその近傍位置に設け、駆動噴流と二次
噴流とを積層状態に組み合わせて積層噴流4を形成し、
これで、ウインド面1を被覆するようにする。すると、
積層噴流4は風圧や雨、雪、虫、跳ね掛け泥水などを吹
き飛ばす力が強く、これらをウインドに衝当させるのを
防止するし、例えこれらが衝当しても瞬時に吹き飛ばし
除去する。このような積層噴流式ウインド洗浄装置は自
動車等の乗り物の高速走行時における風圧を受けても十
分その機能を維持出来るので、従来機械的に拭き払いを
行ない清掃を行なっていたワイパ装置に変わって、その
役割を果たし得るものである.雪や氷結等の場合には、
噴出する空気を暖かいものにすれば、除去清浄作用の効
果が一段と確実なものになる. その結果、従来のワイパ装置が持っていた視界の中を往
復するといった煩わしさや、清掃範囲の一部特定化によ
る視界の狭さ、清浄作業の不完全さ等を改善することが
できる。
第3図は、第3発明、第4発明の実施例であり、テレビ
カメラ、カメラ、受光体などといった各種レンズの洗浄
・保護方法と、その装置である。
第3図に示したようにテレビカメラ、カメラ、受光体な
どの各種レンズ1の周縁またはその近傍位置に圧縮空気
噴射ノズル5,5aと二次空気噴出ノズル6, 6a,
sbとを配設されている。前記圧縮空気噴射ノズル5,
5aはレンズ面1aとほぼ平行に所定間隔をおいて配設
され、その噴射口は圧縮空気を噴射したとき複数段状の
駆動噴流層2  2aを形成するような形状と向きに構
成してある。他方、前記二次空気噴出ノズル6,6aは
、少なくとも当該駆動噴流層2と駆動噴流層2aの間に
向けてより低速の空気を噴出して二次空気流層3aを形
成するように配設構成するとともに、必要に応じて外側
駆動噴流層2の外側に、当該駆動噴流層2より低速の空
気を噴出して二次空気流層3aを形成するように配置構
成する。前記駆動噴流層2,2aと二次空気流層3aと
で前記レンズ面1aの表面またはその近傍位置に積層噴
流を形成する。このとき、前記積層噴流はコアンダ効果
により前記レンズ面1aに沿って湾曲しながら流れ、レ
ンズ面1aを被覆する。
尚、図中7は駆動噴流層2,2aを形成するコンブレッ
サであり、8は二次空気流層3,3aを形成させる送風
装置である。
上記装置をテレビカメラ、カメラ、受光体など1の各種
レンズ部分の前方に装備するようにすれば、当該各種レ
ンズ面1aの周辺またはその近傍に所定間隔をおいて複
数段状に圧縮空気を噴射させて、複数層の駆動噴流層を
形成するとともに、当該駆動噴流署と駆動噴流層の間、
および必要に応じて外側駆動噴流層の更に外側に駆動噴
流層より低速の空気を噴出または流出させて二次空気流
層を形成し、前記駆動噴流層と二次空気流層とで積層噴
流となし、この積層噴流によってテレビカメラや各種カ
メラや受光体のレンズ面を洗浄したり保護するようにし
たことを特徴とする積層噴流による各種レンズの洗浄・
保護方法を実現することができる。
第4図は、第5発明、第6発明の実施例であり、展望台
の窓ガラスの外側に第5発明の窓ガラス洗浄・保護装置
を設け、第6発明の窓ガラス洗浄・保護方法を実施して
いる状態を示したものである. 展望台(建物)の窓ガラス1の上部周縁位置に圧縮空気
噴射ノズル5,5aと二次空気噴出ノズル6,6aとを
配設してある.前記圧縮空気噴射ノズル5,5aは窓ガ
ラス面1aとほぼ平行に所定間隔をおいて複数段状に圧
縮空気を噴射して複数段状に駆動噴流層2,2aを形成
するように構成しされており、他方、前記二次空気噴出
ノズル6,6aは、少なくとも当該駆動噴流層2と駆動
噴流層2aの間に向けてより低速の空気を噴出して二次
空気流層3aを形成するように配設構成する。また、図
示のように必要な場合には外側駆動噴流層2の外側に、
当該駆動噴流Jl2より低速の空気を噴出して二次空気
流層3aを形成するように配置構成しても良い.尚、図
中7は圧縮空気噴射ノズル5,5aに圧縮空気を送るコ
ンブレツサであり、8は二次空気噴出ノズル6,6aに
空気を送る送風装置である. 上記のように展望台(建物)の窓ガラス1の上部周縁位
置に窓ガラス洗浄・保護装置を設でおき、当該各穐レン
ズ面1aの周辺またはその近傍に所定間隔をおいて複数
段状に圧縮空気を噴射させて、複数層の駆動噴流層を形
成するとともに、当該駆動噴流層と駆動噴流層の間、お
よび必要に応じて外側駆動噴流層の更に外側に駆動噴流
層より低速の空気を噴出または流出させて二次空気流層
を形成し、当該駆動噴流層2,2aと二次空気流層3a
とで前記窓ガラス面1aの表面またはその近傍位置に積
層噴流4を形成する。
この当該展望台(建物)の窓ガラス1の表面に沿って形
成した積層噴流4により、当該窓ガラス面1aを雨、風
、雪、あられ、埃、虫、などから護り、これらによって
ガラス面がよごれるのを洗浄するようにするのである。
「効 果」 本発明は、叙上のように乗り物のウインド面、テレビカ
メラなど各種レンズ面、建物の窓ガラス面、その他鏡面
、壁面、等の被保護面体の表面近傍に、積層噴流を形成
し、この積層噴流が被保護面体の表面を被覆してバリア
となり雨、風、雪、あられ、埃、虫、などが可及的に直
接に被保護面体の表面に接触しないようにして保護し、
これらによってガラス面が汚れるのを防止するとともに
、洗浄するようにしたものである。
また、本発明において、保護作用と洗浄作用をなすもの
が積層噴流となった空気であるところから、透光性があ
り視界を妨げることがない。このため、従来のワイパの
ような機械的手段による洗浄装置に比較して、煩わしさ
や、不快感がない。
特に、本発明にかかる積層噴流は単なる噴流層に比較し
て、その噴流層を突破せんとするものに強い抵抗力を示
し吹き飛ばす力も強いので、汎用のコンブレッサでも実
用性のある保護効果、洗浄効果を充分に確保できる点に
特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件発明にかかる積層噴流による被保護面の洗
浄・保護方法の一実施例を示す要部構成説明図で、第2
図は積層噴流による乗り物のウインド面洗浄・保護方法
の一実施例である自動車用の積層噴流式ウインド洗浄装
置を示す要部構成説明図で、第3図は積層噴流による各
種レンズの洗浄・保護方法とその装置の一実施例を示す
要部構成説明図で、第5図は積層噴流による建物の窓ガ
ラスの洗浄・保護方法とその装置の一実施例を示す要部
構成説明図である。 [主な符合の説明] 2,2a:駆動噴流層 3.3a:二次空気流層 4:積層噴流 5,5a:圧縮空気噴射ノズル 6,6a:二次空気噴出ノズル 7:コンブレッサ 8:送風装置 第I図 第2図 手 続 補 正 書 第 図 1.事件の表示 2.発明の名称 3.補正をする者 事件との関係 住所(居所) 氏名(名称) 4.代理人 平成 1年 特許願 第113957号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウインド面、レンズ面、鏡面、壁面、等の被保護
    面体の表面近傍に当該ウインド面とほぼ平行に所定間隔
    をおいて複数段状に圧縮空気を噴射させて、被保護面体
    に沿って複数層の駆動噴流層を形成するとともに、当該
    駆動噴流層と駆動噴流層の間、および必要に応じて外側
    駆動噴流層の更に外側に駆動噴流層より低速の空気を噴
    出または流入するようにして二次空気流層を形成し、前
    記駆動噴流層と二次空気流層とで積層噴流となし、この
    積層噴流によって被保護面洗浄したり、保護するように
    したことを特徴とする積層噴流による被保護面の洗浄・
    保護方法。
  2. (2)乗り物のウインド面の表面またはその近傍に当該
    ウインド面とほぼ平行に所定間隔をおいて複数段状に圧
    縮空気を噴射させて、ウインド面に沿って複数層の駆動
    噴流層を形成するとともに、当該駆動噴流層と駆動噴流
    層の間、および必要に応じて外側駆動噴流層の更に外側
    に、駆動噴流層より低速の空気を噴出または流入するよ
    うにして二次空気流層を形成し、前記駆動噴流層と二次
    空気流層とで積層噴流を形成し、この積層噴流によりウ
    インド面を洗浄したり保護するようにしたことを特徴と
    する積層噴流による乗り物のウインド面洗浄・保護方法
  3. (3)テレビカメラ、カメラ、受光体などの各種レンズ
    表面またはその近傍に所定間隔をおいて複数段状に圧縮
    空気を噴射させて、複数層の駆動噴流層を形成するとと
    もに、当該駆動噴流層と駆動噴流層の間、および必要に
    応じて外側駆動噴流層の更に外側に駆動噴流層より低速
    の空気を噴出または流出させて二次空気流層を形成し、
    前記駆動噴流層と二次空気流層とで積層噴流となし、こ
    の積層噴流によってテレビカメラや各種カメラや受光体
    のレンズ面を洗浄したり保護するようにしたことを特徴
    とする積層噴流による各種レンズの洗浄・保護方法。
  4. (4)テレビカメラ、カメラ、受光体などの各種レンズ
    の周縁またはその近傍位置に圧縮空気噴射ノズルと二次
    空気噴出ノズルとを配設し、前記圧縮空気噴射ノズルは
    レンズ面とほぼ平行に所定間隔をおいて複数段状に圧縮
    空気を噴射して複数層に駆動噴流層を形成するように構
    成し、前記二次空気噴出ノズルは、少なくとも当該駆動
    噴流層と駆動噴流層の間に向けてより低速の空気を噴出
    して二次空気流層を形成するように構成するとともに、
    必要に応じて外側駆動噴流層の外側に、更に駆動噴流層
    より低速の空気を噴出して二次空気流層を形成するよう
    に構成し、前記駆動噴流層と二次空気流層とで前記レン
    ズ面の表面またはその近傍位置に積層噴流を形成するよ
    うにしたことを特徴とする積層噴流による各種レンズの
    洗浄・保護装置。
  5. (5)建物の窓ガラス面の表面近傍に当該窓ガラス面と
    ほぼ平行に所定間隔をおいて複数段状に圧縮空気を噴射
    させて、窓ガラス面に沿って複数層の駆動噴流層を形成
    するとともに、当該駆動噴流層と駆動噴流層の間、およ
    び必要に応じて外側駆動噴流層の外側に、更に駆動噴流
    層より低速の空気を噴出するようにして二次空気流層を
    形成し、前記駆動噴流層と二次空気流層とで積層噴流を
    形成し、この積層噴流により窓ガラス面を洗浄したり保
    護するようにしたことを特徴とする積層噴流による建物
    の窓ガラス洗浄・保護方法。
  6. (6)建物の窓ガラス周縁またはその近傍位置に圧縮空
    気噴射ノズルと二次空気噴出ノズルとを配設し、前記圧
    縮空気噴射ノズルは窓ガラス面とほぼ平行に所定間隔を
    おいて複数段状に圧縮空気を噴射して複数段状に駆動噴
    流層を形成するように構成し、前記二次空気噴出ノズル
    は、少なくとも当該駆動噴流層と駆動噴流層の間に向け
    てより低速の空気を噴出して二次空気流層を形成するよ
    うに構成するとともに、必要に応じて外側駆動噴流層の
    外側に、更に駆動噴流層より低速の空気を噴出して二次
    空気流層を形成するように構成し、前記駆動噴流層と二
    次空気流層とで前記窓ガラス面の表面またはその近傍位
    置に積層噴流を形成するようにしたことを特徴とする積
    層噴流による建物の窓ガラスの洗浄・保護装置。
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