JPH02292676A - カラー文書画像処理システム - Google Patents

カラー文書画像処理システム

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JPH02292676A
JPH02292676A JP11370889A JP11370889A JPH02292676A JP H02292676 A JPH02292676 A JP H02292676A JP 11370889 A JP11370889 A JP 11370889A JP 11370889 A JP11370889 A JP 11370889A JP H02292676 A JPH02292676 A JP H02292676A
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Hiromichi Fujisawa
浩道 藤澤
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敏 伊藤
Hidefumi Masuzaki
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Yasuo Kurosu
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー文書などの色情報を含む画像を入力,
蓄積,検索する機能や、ディスプレイや、プリンタなど
に出力する機能を有するシステムに係り、モノクロ画像
とカラー画像の混在した画像を効率良く符号化し、また
検索時にはカラー表示の他,モノクロ画像を高速に表示
できる機能も有する画像処理システムに係る. 〔従来の技術〕 従来より、画像情報の蓄積,通信を行う場合、一般に冗
長度を抑制し、データ坩を減らすため,データの符号化
が行われている. 一方,カラー画像をデジタルデータとして扱う装1Nに
おいては、画像は赤,緑,青の3原色に色分解してでき
る3種類の多値データ(以後、本明細書では各成分のこ
とを,それぞれをR,G,Bと呼び、各色成分のデータ
を、Rデータ,Gデータ,BデータとJ己す)として扱
われている。
例えば、カラー複写機などにおいては、入力したR,G
,Bの画像データをそのまま用いて出力する.また、プ
リンタに出力するなど、2値化処理が必要な場合も、多
値のRGBデータを、各色ごとにそれぞれ独立に2値化
し出力する。この方式のI繕機能化をはかった公知例と
しては、例えば特開昭63−174472号がある。こ
の公知例は、R,G,Bより輝度情報を算出し、その値
に応じて、2値化方式を切り替える方式を示している。
しかしながら、この3種類のデータは3色間の相関が高
い.特に、画像中のモノクロで表現されている部分では
Rデータ,Gデータ,Bデータが互いに等しい値を取る
ため、冗長性が高く、符号化効率が低い。(なお、以後
画像中のモノクロで表現された部分を,モノクロ領域と
呼ぶ)カラー文書においても、テキスト領域中の多くの
部分はモノクロ領域である.特に、多く存在するものと
して、モノクロの文書に赤や青の捺印がされていたり、
赤文字により訂正が施されているものがある。これらの
文書は、その面積の大半をモノクロ領域で構成されてい
る。
したがって、R,G,Bの多値データをそのまま扱う方
式は、モノクロ領域に対する効率が低いため,多数の文
書画像データを捨積する電子ファイルシステムや、低い
データ転送速度で文書画像を送る必要のあるFAXなど
には適さない。
これに対して.TVあるいはV T R等では、RGB
のカラー画像データを、輝度情報と2種類の色差情報に
変換し、さらに直交変換を施して,その係数を符号化し
てWMする方式が広く用いられている.この方式は色差
情報を持たないモノクロ領域では、輝度情報のみを扱う
。したがって、モノクロ領域を多く含む画像に対して符
号化効率が高い。そこで、文書に対しても、この手法を
用いる例が示されている。(例えば、特開昭63−92
82号など) ところが、この方式は,自然画などを主な対象としてい
るため、解像度が求められる文書画像を扱う場合,以下
のような問題が生じる。
(a)文字など線図形は濃度変化が急峻なため、符号化
効率が著しく低下する。
(b)符号化による圧縮効率を高めた場合,非可逆符号
化となる。したがって、FAXなど、ラスク画像データ
を媒介にデータ転送を実行した場合に、データを変換す
るたびに,つまり転送のたびにデータが順次変化する。
(c)ト”AXや電子ファイルシステムなど、文書を2
値画像として扱う装置で直接出力できない。
(d)従来のモノクロ用システムと、データの互換性が
損なわれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に用いられるカラー文書では、画像の一部にカラー
画像を含みながら、大きなモノクロの領域を有する場合
が多い。特に,朱印付きのモノクロ文書などにおいては
、カラー情報は色が付いている事にのみ意味があり、色
彩を正確に再現することはさほど重要ではない。これら
の画像に対しても、R,G,Bのデータを全てlMtす
るのは、非効率的である。従って、文書を対象とするシ
ステムは、たとえカラー画像を対象としたシステムでも
、モノクロ画像や文字に対する符号化効率の高さも求め
られる。
ところが,前述の通り、これまでのカラー画像を扱うシ
ステムは、カラーの中間調画像のみを対象としていた。
そのため、カラー画像やモノクロ画像、さらには文字等
の混在する文書を効率よく扱うことは、考慮されていな
かった。
例えば、多値のRデータ,Gデータ,Bデータをそのま
ま用いる方式は、モノクロ領域に対しても3種類のデー
タ全てを必要とする。一方,輝度/色差変換を用いるデ
ータ符号化方式は,本来TVなど自然画を扱う装置を対
象として考案されたものである.そのため、濃度変化の
ゆるやかな画像に対しては適するが、文字など濃度変化
の極めて大きい部分を多く含む文書画像には適さない.
また,これまでに広く用いられているl? A Xや電
子ファイルシステムの多くは、2値のモノクロ画像を対
象とした人出力装置を備えている。したがって、カラー
文書画像システムも、それらとの互換性を備えれば、よ
り幅広い利用が可能になる。
そのためには,データの記録形式に互換性が保たれるこ
とが必要である.しかし、従来の例はこの互換性を考慮
していない。
本発明の第1の目的は、カラー文書,モノクロ文書を問
わず、各種の文書画像を効率良く符号化し、蓄積するカ
ラー画像処理装置を提供することにある。なかでも,カ
ラー文書に多い、モノクロ部分の混在した画像に対して
効率的な蓄積ができ、さらにカラー文書のうちでも、特
にモノクロ領域が主体となる,朱印付き文書など、色彩
の再現よりもデータの効率的な蓄積が要求されるカラー
文書に対しては、より符号化効率の高いカラー画像処理
装置を提供することにある。
また、別の第2の目的としては、従来のモノクロ画像を
対象としていた画像処理装置との互換性を有するカラー
画像処理装置を提供することにある。
さらに、本発明の別の第3の目的は、例えば、光ディス
ク等に大量に蓄積されたカラー画像データの内容を検索
する際などに、各画像の内容を高速に表示できる画像処
理装置を提供することにある。
また、従来、蓄積していたモノクロ画像データとの互換
性を保った形式で、カラー画像データをWfiMするた
めの、カラー画像処理方式を提供することを第4の目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本発明は、次の2つの特徴を
有する。
第1は,本発明では、カラー画像のR,G,83ノ京色
のデータ(Rデータ,Gデータ,Bデータ)を、それぞ
れ独立な2値画像データとして扱うことである。したが
って、1枚のカラー画像を出力する場合、当該画像の、
R成分,G成分,B成分をそれぞれ記録した3枚の2値
画像を入力し、それぞれをRデータ,Gデータ,Bデー
タとして出力し、1枚のカラー画像を表現する手段を持
つ。
そしてさらに、当該画像のRデータ,Gデータ,Bデー
タのうち1枚を入力し,これを輝度データとしてモノク
ロ画像を表現する手段を有する。
また、カラー領域とモノクロ領域の混在する文書画像を
対象とするためには,画像の各部分がカラー領域とモノ
クロ領域のいずれに属するかを,記録しておく2値の属
性情報も2値画像データを同じ形式で記録する手段も有
する. なお、以後本明細書ではカラー画像の3原色のデータを
それぞれ、Rデータ,Gデータ,Bデータと呼び、また
、1枚の画像を表現するのに用いる3枚の2値画像デー
タを個々に指す場合は,それぞれプレーンと呼ぶ。
第2には、データの蓄積および処理方式として,以下の
4種類のモードを有し、外部からの指定等によってそれ
らを切り替える手段と、蓄積する画像データにモードの
識別子を記録する手段を有することである. 次にこの、モードについて述べる。
モード(1)モノクロモード:I!!!?像データのう
ち、輝度データのみをMMする. モード(■)フルカラーモード:R,G,Bのカラー画
像データを、それぞれR, G,Bのプレーンに蓄積する。
モード(m)マルチ力ラーモード二入力されたカラー画
像データより,画像の各部 をモノクロ領域,赤領域,青領域に 分離し、それぞれの画像データを別 別のプレーンに捨積する。
モード(IV)混成モード:画像中より色情報を必要と
するカラー領域と,モノクロ 領域を識別し、モノクロ領域に付い ては輝度情報、またはRGBのうち 1色分のデータのみを#I積する。一 方、カラー領域では、R,G,Bの 2値データを,それぞれのプレーン に蓄積する。
ここで、モード(1)は,モノクロ文書を入力する場合
に用い、画像の輝度情帽のみを扱う。輝度データは通常
Rデータ,Gデータ,Bデータより演算により算出され
るが、しかし、データを入力したスキャナなど画像入力
装置の波長特性によっては、例えばGデータで代用する
こともできる.モード(II)はカラー写真等を対象と
した場合に用いるモードで、R,G,Bそれぞれの2値
データを,3枚のモノクロ2値画像と同様に扱う。
菩積されるデータは、Rデータ,Gデータ,Bデータで
ある. モード(III)は、事務文書などに多く存在する,モ
ノクロ文書上に赤あるいは青で、捺印や訂正がなされて
いる文書を対象としている, これらの文書において,赤および青は「色が付いている
」ということが重要な情報なのであって,カラー写真の
ような正確な色彩の再現は,一般に求められてはいない
。したがって、これらの画像は、モノクロ画像データ,
プラス,色付き部分の画像データという形式で扱う。具
体的には、輝度データを当該カラー画像のGとしてに記
録し、色付き部分の画像は゛′赤″および′゛青″に割
り当ててRプレーンおよびGプレーンとして記録する方
式である。したがって、カラー部分は、赤と青のいずれ
かに量子化して蓄積されろ。この場合、Gデータのみを
表現することにより、モード(1)と同様に、モノクロ
画像を出力することができる。
モード(IV)は,モノクロ文書とカラー写真の混在す
る文書を対象とする。前述のモード(■)はR G 8
 3種類のデータにより画像を表現する。
したがって、画像中のモノクロ領域においては、R,G
,Bの多値データは同じ値を取る。したがって、モノク
ロ領域においては, llil(度データのみを?lt
することにより、冗長度を一段と抑制することができる
。そのため、には画像の各部分の属性(カラー領域か、
モノクロ領域かの識別子、以後FcMと記す)も記録す
る。
これらの手段により、上記の第1の目的は達成できる。
また、上記第2の目的を達成するため,前述の各多値デ
ータをそれぞれ独立の画像として2値化する手段と、該
2値データを従来の個別のモノクロ2値画像と同様に形
式で蓄積する手段を有する。
第3の目的を達成するための本発明は,2値画像の形式
で蓄積された各画像データの内の一枚として,輝度信号
に相当するデータを記録する手段と、画像の高速表示時
には該輝度情報を相当する画像データのみを読みだす手
段と、読みだした輝度信号の2値データを、モノクロの
擬似中間調画像として表示する手段を有する。
さらに,本発明は入力したRデータ,Gデータ,Bデー
タを,従来の2値のモノクロ画像用の画像処理装置と同
じ処理方式で2値化し,同じく2値データであるFcM
と同様に記録する。この記録形式を.互換性を保持した
い従来の装置と同様のにすることにより、第4の目的を
達成する。
また、R,G,Bのデータを2値化する場合、擬似中間
調処理を用いると、線図形部分の解像度の低下および,
モノクロ部分に色ズレが生じることが問題となる。
そこで、本発明は画像データの2値化手段として、擬似
中間調処理と単純な2値化処理を切り替える適応型2値
化処理を実行する手段を有し、さらに,指定されたモー
ドあるいはカラー/モノクロ識別の結果,擬似中間調処
理による色の再現を必要としない部分に対してのみ、こ
の適応型2値化処理を実行し,色の再現が求められるカ
ラー領域に対しては擬似中間調処理を施す手段を有する
.また、モード(■)の場合でも、モノクロ領域に対し
ては2値のRデータ,Gデータ,Bデータの値を等しく
することにより色ズレを防ぐ手段を有する。
〔作用〕
上記のam解決手段における各部の作用について説明す
る. まず、モノクロ画像を扱う場合に符号化効率が低下する
点は、画像中で色彩情報を必要とする場合にのみ、R,
G,Bすべでのカラー情報を蓄積し、モノクロ部分や初
めからモノクロ画像として指定された文書の場合には輝
度情報のみをM積することにより解決できる。また,朱
印付きの文書など、正確な色の再現を特に要さない場合
,I!1度情報を蓄積する他,カラー情報は、カラー部
分のみを赤と青等の特定の色に割り付けた上で#i積す
ることにより、さらに効率の向上が図かれる。
また,この場合、色彩を再現する必要がないため、2値
化時に擬似中間調処理を用いる必要か〆、い。そこで、
2値化処理方式としても線図形用の処理を施すことがで
きるため、文字の画質劣化を防ぐことができる。
さらに、画像の大半がモノクロ領域からなる文書に対し
ては、カラー/モノクロ識別情報Fを蓄積することによ
り、モノクロ部分のデータの冗長性を抑制できるため、
符号化効率をさらに向上することができる。これは特に
このモードは、大量の文書を自動給紙機などを用いて連
続的に入力する場合等に特に有効である。入力する文書
の一部の頁に、カラー写真が含めれる場合、モード(I
I)では,全文書をRGBの3枚のデータで記録するこ
とになるため、蓄積されるデータ址はモノクロ蓄積時の
3倍必要になる。
一方、モード(rV)では大半の文書は、輝度情報のみ
を蓄積し、属性識別子Fも全てモノクロを示すため,効
率的な記録が実現できる。
画像データは,擬似中間調処理などにより2値化して蓄
積することにより、従来のモノクロ2値画像用の装置と
同様に、M H (Modified Iluffma
n) ,MR (Modifiad Read)などの
方式で符号化できる。
そのため、例えば光ディスクなどの記録媒体は,従来の
モノクロシステムと互換性が維持できる。
また,輝度情報を2値化すると、hK画像のモノクロ2
値画像が得られる.したがって、輝度情報のみを用いる
ことにより、従来のモノクロシステムで出力することが
できる。
また、これらの2値画像の符号化方式では,文字などの
線図形部分で、符号化効率が急激に低下するといった問
題も生じない。
さらに、これらの2値画像データの符号化方式では、0
または1が連続する部分のデータ董を極小にできる。し
たがって,カラー/モノクロ識別情報等、値の変化が領
域単位になる情報は符号化効率が極めて高い。
カラー画像を2値情報で表す場合、濃度だけでなく色を
再現するために、擬似中間調処理を施す必要がある。し
かしながら、擬似中間調処理は文字など線図形に適用す
ると画像の解像度を低下することになる.したがって,
混在文書のモノクロ部分や,マルチカラー文杏など、色
の再現を必要としない部分に対しては適応型2値化処理
により線図形をより精細に記録する。一方、カラー領域
に対しては色を再現するため線図形であっても擬似中間
調処理を施す。この2方式の切り替えはカラー/モノク
ロ識別子FcMを用いる。
3枚の2値データRデータ,Gデータ,Bデータを重ね
ることにより、画像を表示する場合、3つのデータ間の
値の差により、本来存在しない色が出現する場合が生じ
る。これを以後,色ノイズと呼ぶ。
本発明において、色ノイズは特にモード(II)と(!
■)の場合に生じる。この色ノイズを防止するためには
,3プレーンのデータが等しい値を有する必要がある。
そこで、本発明は、モード(n)の場合には,カラー/
モノクロ判定部において、モノクロ領域と判定声れた場
合,R,G,Bの3ブレーンに同じ値を記録する手段を
有することにより、この問題を解決する. 〔実施例〕 本発明の一実施例を図を用いて詳細に説明する。
図1に本発明の基本構成の一例を示す。図中10は既知
の手段により、文書等を光学的に読み取り、R,G,B
各8ビットの多値のディジタルデータを出力する画像入
力部、11,12.13は入力された画像データを一時
蓄積するバツファメモリ,21,22.23は多値の画
像データの値を補正するデータ補正部、50はユーザの
からシステムへの指示を入力するキーボードなどのコマ
ンド入力部,70はシステム全体の動作を制御する制御
部,100は入力された画像の各部分に対して、カラー
領域かモノクロ領域かを判定し、カラー/モノクロ識別
子FCMを出力するカラー/モノクロ判定部,200は
入力されたR,G,Bの多値の輝度データより、画像中
の文字など線図形の領域と、写真などの擬似中間調処理
によって2値化すべき領域を識別する文字/写真識別部
,250はカラー領域中の各画素の表示する色が、例え
ば赤とj¥などあらかじめ去って以下特定の色のいずれ
に属す−るを判定する色識別部。300,310.32
0はそれぞれ、入力された多値データをR,G,Bのプ
レーンごとに2値化する2値化処理部,400はあらか
じめ設定されたモードやカラー/モノクロ判定部100
の出力によりR,G,Bの2値画像データと2値の識別
子FCMを選択して出力する入力データセレクタ,51
0〜590は2 ffiデータを蓄積するメモリ、60
0はデータパス、610および615はバス上の各種デ
ータのうち1つを選択するセレクタ、620は既知の手
段により2値データに対して符号化及び復号化処理を初
め各種データ変換を施す画像処理部、630は符号化さ
れたデータやディレクトリ情報を光ディスクなどの大容
祉データ蓄積装置に入出力するデータM積制御部,63
5は光ディスクなどの大容斌データWM部、640は光
ディスクより画像データを読みだす場合にディレクトリ
情報より当該データの種類やモードを読みだしシステム
の動作を制御するモード信号を出力するモード検出部,
650は符号化された画像データを転送する通信端末、
700はモード検出部640の出力により、バス上の各
種データを選択し,出力する出力データセレクタ、80
0は出力ゲートより送られたR,G,Bの2値データを
変換し画像表示部へ転送する画像表示変換部、820は
多値のR,G,Bの形式の画像データを表示するカラー
CRTなどの画偉表示部,850は出力データセレクタ
より送られたR,G,13の2値データを変換して画像
印字部に転送するカラー画像印字変換部、870は画像
印字変換部850からの出力を印字するカラープリンタ
などのカラー画像印字装置である。
まず,画像データの流れを説明する。画像データは画像
入力部10よりRGBそオしぞれの8 bitの多値の
データとして入力される。なお以後、本実施例では、入
力された多値のR,G,Bデータをそれぞれ,Rs ,
Gt ,Bl と記す。
いま、画像入力部10よりRrzt Glll B!t
が走査線1本分づつ順次、入力された場合を考える。
入力された画像はバツファメモリ11,12.13に一
時蓄積される。
カラー/モノクロ判定を行う場合、同一画素の多値デー
タがR.G,Bそれぞれ必要なため,本実施例では、メ
モリ11.12は少なくとも走査線1本分以上のデータ
を稗積できる容量が必要である。したがって、画像入力
部10が,文書を3回走査し,一回ごとにR,G,Bの
データを1DIM面づつ出力する装陪の場合は,メモリ
21.22は少なくとも1画面分のデータを蓄積する容
景が必要である。また、1画素ごとにR,G,Hのデー
タを繰返し出力される場合、メモリ11,12.13は
各部のタイミングを整合するのに要する容斌だけあれば
よい。また,画像入力部10より、R,G,Bが同時に
、24本の信号線を用いて入力される場合も、同様であ
る. 入力されたR 1 l , G 1 1 , B I 
1は、まず画像データ補正部11,12.13で入力装
置の波長特性の影響を補正した後、2値化処理部300
,310,320で2値化される。ここで、補正後のデ
ータを.それぞれRrz, Grxt B ■zとする
。なお、以後本実施例では,2値データの場合は変数に
[1”.11を付けることとする。したがって、例えば
多値データRtzの2値化後のデータはRli  と記
す。
2値化処理部300〜320の内部構成および動作に付
いては後に詳しく述べるが、複数種類の2値化方式、例
えば単純な2値化処理と標似中間調処理を実行できる手
段を有し、外部からの指示により切り替える機能を有す
る。
2値化処理結果、多値のカラー画像データは、3種類の
2値データRIz’ , Or2’ , Btz’ と
に変換される,本実施例では、輝度データをGデータで
代用する。したがって、以後、2値画像データarz’
はモノクロ2値画像として扱うことができる。
一方, R+1, Grx, 13+言まカラー/モノ
クロ判定部100にも入力される.カラー/モノクロ判
定部は既知の方式により、一定の画素数を単位として,
2値のカラー/モノクロ識別子Fを出力する。本明細書
では、判定は1画素単位に実行することとし、カラー領
域の場合は″1”、モノクロ領域の場合は“0″を出力
する。
判定結果FCM’は、前述の2値化処理200〜220
と、データセレクタ400に入力される。
一方、文字/写真識別部200は、既知の方式により、
多値の画像データを入力し,一定の画素数を単位として
、2値の領域識別子Fcp’ を出力する。本明細書で
は、判定は1画素単位に実行することとし、写真領域の
場合は1( l II、文字領域の場合は′゛0”を出
力する.領域識別子F’cp’は,前述の2値化処理部
200〜220は制御イd号として入力される。
データセレクタ400は,外部より設定されたモードと
、カラー/モノクロ識別子F′により、入力された4l
*類の2値データR’ ,G’ ,B’F′に論理演算
を施し、2値の出力Rs’ , Gs’Bs’ t F
CMS’ を出力する。データセレクタ400の動作に
ついては,後に詳しく述べるが、例えばモード(1)の
場合,Gs’のみを出力し. Rs’83  FS’は
常に“0″のみを出力するなどの処理を行う. データセレクタ400から出力された4種類の2値デー
タは、データバス600を経てそれぞれ画像データメモ
リ510,520,530,540に蓄積される。各メ
モリには1種類づつの2値データが画像1枚分?Ij積
される。なお,本明細書では、以後この画像メモリ1枚
づつを,それぞれプレーンと呼ぶ。また,これらのメモ
リは実際には1枚メモリボード上に存在することもでき
る。
セレクタ610は、画像メモリ510〜580中の各プ
レーンのうち1枚を選択し,画像処理部620に接続す
る.なお、この画像処理部620は符号復号機能も有す
る。
画像を,例えば光ディスクなどに蓄積したり、FAXな
どの回線を用いて転送する場合,この4枚の2値を符号
化したデータを用いる.具体的には、画像メモリ510
〜580中上に存在する4種類の2値画像データを、セ
レクタ610にて1面づつ選択し、画像処理部620に
入力する.画像処理部620は、例えばMHやMR.M
MRなどの既知の方式により、入力された2値画像デー
タを1而づつ符号化し、画像メモリ510〜580中の
適切なプレーンに転送する.メモリ上の′#J積された
符号データは、セレクタ615にて、1プレーンづつ選
択され、順次,データ蓄積制御部630に転送される。
データ蓄積制御部630は各データと,当該データに応
じたディレクトリ情報を、光ディスク650に蓄積する
。この結果,光ディスクに記録される符号データは、モ
ノクロの2値画像データと同じ形式となる. ここで、各データの属性や、入力モード等は、ディレク
トリ情報として記録される。また、モード( IV )
の場合、画像データと同様に2値のカラー/モノクロ識
別子F cMs  も符号化された2値画像データとし
て記録される。
以上の方式で、3枚の多値の画像データ、RL,Q1,
Blを,複数枚のモノクロ2値画像データと同じ形式で
、符号化し#積することができる。
一方、例えば光ディスクなどにWfl’tされた符号デ
ータを読みだしカラー画像を出力する場合は、以下のよ
うな手順をとる。1枚のカラー画像は、光ディスク65
0上では、前述の方式で符号化された最大4枚の2値画
像データとして記録されている。そこで、これらのデー
タをデータ蓄積制御部630にて1枚づつ読みだし、画
像メモリ上に一時蓄積しつつ、画像処理部620にて復
号し3種類の2値画像データおよび、カラー/モノクロ
識別子FcHを得て、再度メモリ510,520,53
0,540に各プレーンごとに蓄積する。この時、画像
データの読みだしに先立ち、ディレクトリ情報をデータ
′#i積制御部620にて読みだす。
データ蓄積制御部630はそのディレクトリ情報により
当該データがRs’ ,Gs’ IBs  IFcMs
のうちのどれに当たるかを検出し、その結果に応じてセ
レクタ615を制御する.その結果読みだされる画像デ
ータは、適応するメモリに書き込まれる.一方、データ
蓄積制御部630は、ディレクトリ中より、当該画像の
入力モードも抽出し、その結果により出力データセレク
タ700を制御する。出力データセレクタ700の構成
や動作も入力データセレクタ300と同様に後に詳しく
述べるが、例えば画像をカラーCRT820に表示する
場合,モード(1)の場合は、輝度データにあたるGs
’  の値をR,G,Bの値としてそれぞれ出力する。
上述の方式にて、#積された符号データより、2値の画
像データ1<Sl , GS/ . BSl  が得ら
れる。そこで次に、この画像データを表示,出力する手
段について述べる。
まず、カラー表示装ff! 8 2 0が2値のカラー
画像のみを表示する機能を有する場合は、画像メモリ5
10,520,530上の3種類の2値データR 3’
 , Gs’ , Bs  をそのまま表示する.一方
、カラー表示装置820がフルカラー画像に対応してい
る場合は、RGBそれぞれを画像表示変換部800、に
て多値のRGBデータに変換され、カラー〇}lT82
0等に転送され、出力される。
ここで,?#積された2値画像データより、多値のデー
タを得る処理の原理は以下の通りである.通常、人間が
擬似中間調画像を見る場合、擬似中間調画像上のある点
の濃度は、その近傍の黒画素の分布状態により感じられ
る。したがって、多値の画像データを擬似中間調処理を
施した2値画像データの場合、2値データの分布状態を
用いることにより、人間の目には原画像と等価の多値の
画像データを得ることができる。
具体的には,特定の大きさの走査窓で、原画像を走査し
て、各画素ごとに近傍の黒画素の分布状態を検出するこ
とにより、各画素ごとの濃度を決定できる. 以上の原理により、多値のR G B 3 J)X色で
入力したカラー画像データを、3枚の2値画像データと
して蓄積し、再度多値データに変換して出力することが
できる。
なお、本実施例では以後、多値のRGBデータからなる
画像を表示するディスプレイを“フルカラーC R T
 ”、2値のR G Bデータによる画像を表示するデ
ィスプレイを“カラーC R ’1’ ”と呼ぶ.また
,プリンタ出力の場合は、出力データゲート700より
出力した3種類の2値データRs′Gs’ ,Bsを画
像印字変換部850にてシステムに接続された出力装置
卯に適したデータ形式に変換された後、カラーL B 
P (Laser Beam Printer)などの
カラー画像印字部870へ出力する。
一方、多数の画像を検索する場合などには、各画像の内
容を高速に表示することが求められる。
本発明においては、すでに輝度情報を2値化した画像デ
ータGs’  は光ディスク中に蓄積している。
この画像データG s ’  は、原画像をモノクロの
擬似中間調画像で表した画像である。
そこで.光ディスク650中の画像を高速に表示する場
合、4種類の符号データのうち、まず輝度情報Gs’ 
 のみを読みだし,復号処理後,出力データセレクタ7
00に入力する. 出力データセレクタ700は、Gs’  を画像表示変
換部800の2値データRs’ . Os  e Bs
としてそれぞれ転送する. この結果、カラー画像を構成するのに必要な,3プレー
ン分の信号のうち1プレーン分が入力された時点で、カ
ラーCRT820上に,モノクロ画像を表示することが
できる。
また,モノクロ画像用のシステムにおいては、この処理
が無条件になされるため、輝度データQ P./  を
モノクロ画像として表示/出力することができる。
次に、これまでに説明してきた各部の内部構成の一例を
,詳細に説明する。
まず画像データ補正部11,12.13に付いて述べる
.画像データ補正部11,12.13は,画像入力装[
10より入力された多値のカラー画像データR!1, 
Grx. B rtを変換し、多値のカラー画像データ
Rtz,Gszt Brzを出力する機能を有する.一
般に,画像入力装置から出力される多値の画像データは
,入力装置の波長特性の影響を大きく受けているため、
これを補正することが目的である。具体的には、3個の
1くOM、またはR A M (l{andoIIIA
ccess Memory)によって実現できる。R 
A Mを用いた場合,データを外部からの指定により逐
次作成することも可能である。この場合、画像の一度や
色調を任意に変更することができる。
本実施例では、画像データ補正部11,12.13から
の出力が、カラー画像データとして扱われる。
次に,カラー/モノクロ識別部100について述べる。
カラー/モノクロ識別部100は,多値のカラー画像デ
ータRrx, Grzt Brzをより、画素単位ある
いは一定の領域単位に,2値のカラー/モノクロ識別子
Fcs  を出力する。
本発明に於いて、当該識別部の目的は、以下の3点であ
る, (1)モード(■)の場合、モノクロ領域部でのデータ
の冗長性を抑制する。
(2)モード(II)および(1■)において、モノク
ロで表現された線図形に対して. Rxz’ +Grz
’Bxz’ の値を等しくする。(RI2  , (J
I2BI2’間に差が生じた画素は、白または黒以外の
色が出力されることになる.) (3)モード(Ill)において、赤および青に址子化
すべき部分を抽出する。
具体的な、識別手段としては、境に多数の方式が公知と
なっており、それらを適用することもできる。本発明に
おいて、カラー/モノクロ識別の目的は上記の通りであ
るため、自領域はいずれに判定してもよい。したがって
、例えば文字を,その周囲の白い背景まで含めてテキス
1・領域として考えれば、カラー領域とモノクロ領域は
、一般にそれぞれ一定の面積を有する。また、実際の装
b’iに於いては、画像入力装置力叫−同一画素のデー
タとして入力されるR G B信号が、厳νト}には同
一位置の値ではない場合’tノ生じうろ。この場合、白
/黒境界上の画素はRGH間の値が異なるため,カラー
領域とみなされる場合が生じる。
そこで、モード( IV )でカラー/モノグロ識別子
を¥I?積することも考慮すると、識別子は、例えば8
X8画素程度の領域を単位として出力することも可能で
ある. 次に、文字/写真領域判定部200について説明する。
当該判定部の目的は対象となる画像に応じて,最適な2
値化処理を施すことにある.したがって、当該判定部の
出力Fcp’は3ケ所の2値化処理部300,310,
320に送られる。また、本判定結果は、3種類のカラ
ー画像データR,G,B間で差異が生じると,2値化処
理の結果得られる画像の劣化が生じる。従って,この文
字/写真領域判定部200は輝度情報など単一のテータ
に対して判定を実行する。本実施例では、輝度データと
してGデータを用いているので、多値データGxzのみ
を入力する. したがって、文字/写具領域判定部200は、画素単位
に多値の輝度データを入力しつつ、実時間処理によって
判定を実行し、2値の領域判定結果を出力する機能が必
要である.文字/写真領域を判定する具体的な方式は、
既に多数の公知例が存在しており、そのうち上記の条件
を満たす例として,特開昭63 − 316566号が
存在する。
次に、色識別部250について述べる6色識別部250
は,モード(II)が設定された場合に、カラー領域中
の各画素の表示する色が、例えば赤と青など特定の色の
いずれに属するを判定する機能を有する.第2図に、一
例として赤と青のいずれかに割り当てる場合の構成図の
一例を示す。図中、261,262は2種類の多値デー
タを差分を検出する差分器、271,272,273は
比較器、280は論理和を出力する○Rゲートである。
ここで,比較器271はR1.とBI2を入力し、以下
の条件で2値データFuaLを出力する。
ifRrx≧Br:z  then  FRBL:IR
rx<Brx  then  Fy+BL=0この、2
値データF RBI,は,各画素の表示する色が、強い
て赤と青のいずれに属すを示す識別子で,この場合“1
”ならば赤、“0″ならば青に近い色であることを示す
一方、差分器261,262は、それぞれRI2と01
2, Br,2とGtzの差DROおよびDaaを出力
する。このDROおよびDueはそれぞれ比較器186
,187にて、あらかじめ定められた閾値”I”ORお
よび、Teaと比較される。比較器271,272,2
73は、以下の条件で2値データF RH , F B
}Iを出力する。
ifDrto≧TCR  then  FR}l=1D
RO<TCR  t h e n  F+++= Oi
fDao≧TCB  than  FBH:IDBO<
T(!B  t h e n  FaH= 0次に、O
Rゲート280により,この2種類の2値データの論理
和F RB}lを求める.この論理和F RBHは、各
画素ごとに、赤または青を表示すべきか,白または黒を
表示すべきかを示す識別子である.この識別子FRBH
は場合によっては、カラー/モノクロ識別部100の出
力するカラー/モノクロ識別子Fcsによっても代用で
きる。この場合、図中の,点線290中の部分は不要で
ある。しかしながら、モード(II)が対象とする文書
では、モノクロの部分とカラーの部分の境界が不明瞭な
場合が多い。例えば、黒文字上に赤の捺印がなされてい
る場合などは,画素単位に属性を切り替える必要がある
。そこで、カラー/モノクロ判定部100の出力が、例
えば8X8画素を単位とする場合は、モード(■)が設
定された場合にのみ動作する形で、本機構を用いること
が有効である。
次に,第1図中に記した3個の2値化処理部300〜3
20の構成と動作について述べる。本実施例では,この
3個はいずれも同じ構成を取る。
2値化には、従来の各種の2値化処理方式が適用できる
。そこで,複数の処理方式を内蔵し、外部からのモード
指定やカラー/モノクロ判定結果F′により適切な方式
を選択することにより、対象となる画像や出力装置の特
性に応じて最適化をはかることができる.第3図が,本
システムで用いる2値化処理部300の一構成例を示す
]1!1である。本例では、2値化方式として、組織的
デイザ法による擬似中間調処理、平均誤差最小法による
擬似中間調処理、固定閾値による2値化処理という3種
類の方式を有し、この内1つを選択する場合の構成の一
例を示している。図中、信号線301からは多値データ
R!z、331および332からは制御部70より擬似
中間調処理方式を指示する信号,341および342か
らは出力される画像の主走査方向および副走査方向のア
ドレスの下位ビットがそれぞれ入力される。多値画像デ
ータY1(x,y)は画像データ鋪正部21100より
、信号線301を通って加算器330に入力される。
加算器330はY 1( X l y )と、セレクタ
335より入力される誤差データE(x,y)を加算し
,多値データF (Xy y)を出力する。ここで誤差
データE (X# y)は、通常0であり,2値化方式
として平均誤差最小法を用いる場合にのみ信号線399
より入力される値を用いる.したがって、セレクタ33
5は信号線331より処理方式として平均誤差最小法が
指示された場合以外は0を出力する。多値データF’(
x+y)は、信号腺339を通って比較器340に入力
され、閾値Tと比較される.この比較の結果によって、
2値画像データY’ a(X,y)が決定される。ここ
で,閾値Tも2値化の方式によりセレクタ345にて選
択される。選択は外部から信号線332を通って入力さ
れる指示にしたがって実行される.組織的デイザ方式の
場合は,出力する画素の位置により閾値を周期的に変動
する。この場合.たとえば,信号線341および342
よりそれぞれ、出力ll!!Iaの主走査方向,副走査
方向のアドレスの下位ビットをR O M (Read
 Only Mea+ory)  3 4 7に入力し
、その出力を閾値として用いる, ROM:147中に
は.閾値の行列を記入しておく.また、固定閾値の場合
,レジスタ344からは出力される固定値が選択される
平均誤差最小法の場合、2値化処理のためには誤差デー
タE(x,y)を算出する必要がある。
この誤差データE CXv y)は,それまでに2値化
された(x,y)近傍の多値データFを2値化した際に
生じた誤差Eに、あらかじめ定めた重み係数δ (m,
n)を掛けた値の和である.重み係数δ (m,n)の
一例を第4図に示す.図中で傘は,その時点で2値化を
行う画素で.ここで述べた座標(xyy)の画素にあた
る, 次に各部の動作を説明する。重み係数が第4図の場合、
h (xt y)は以下の式により得られる.E(x,
 y)=178 ([(X−1, y−1)+t(x+
1, y+L)十ε(X  2t y)+ε(x, y
−2)+2(ε(x* y  1)+ε(x Ly))
)一方、各画素の誤差Eは、多値データFとOの差、ま
たはFとFの取り得る最大値Fmaxとの差のどちらか
一方である.この値は、次のようにして得られる.ある
時点で,比較器340が座標(xz  l+ yz)の
多値データF(xz − 1 + yz)を2値化した
場合, F (xz  ly yz)は比較器340の
他、差分器350及びセレクタ355に入力される。差
分器355は、変換画像データF’(X*y)の取りつ
る値の最大値F+naxとF (xz−1p yz)の
差を出力し、セレクタ355に送る.例えば,82(X
I y)がOから255の値をとる場合、 Fmax= 2 5 5 となり,差分器350は、 2 5 5 − Sx<xz − 1 +  yz)を
出力する。また、ここでもし, F(xz−1, yz)>Fmax となった場合,差分器350は0を出力する。セレクタ
350は、以下の条件に従い、F(X2  11y2)
またはFmax−F(xi  1+ y2)のいずれか
を誤差ε(Xl−1tyz)として出力する。
i(x,y)=  F(x,y)   :Q(XI y
)=OFmax  F (x + y) : Q(x 
+ y)= 1出力されたi  (X2−1+ yz)
は信号線359を通ってラインメモリ370などに送ら
れる。誤差εより、E (x+ y)を求める処理は,
ラッチ361,375,378およびシフトレジスタ3
60,377により実行される。次にQ (x,y)を
求める場合を例に、各部分の動作を説明する.2値デー
タQ (x  1 + y)が2値化処理部にて決定さ
れると、ラッチ361,375,378とラインメモリ
370,380からは、それぞれ誤差!  (x−it
 y) t  .  (x−2,y) ti  (x+
 y−1)l  [  (X−11 y−1)1t  
(x+1,y−1),i  (x,y−2)が出力され
ている。ここで、セレクタ350とラツチ378の出力
データt  (x−11 y) t i  (xty−
1)はシフトレジスタ360,377に入力され、2傘
t(xl+y)− および2串t  (x,y−1)が
出力される.加算器390は入力された6種類の多値デ
ータを加算して8傘E(x+y)を算出し、シフトレジ
スタ395に送る.シフトレジスタ395は入力された
多値データをシフトすることにより、E(x,y)を得
る。得られたE(x+y)は信号線399によりセレク
タ335に入力される。ここで、セレクタ335は外部
からの信号線331より送られるデータEフラグにより
、E(x+y)あるいは0を加算器330に出力する。
セレクタ335の出力がE (xt y)ならば、最終
出力Qは擬似中間調画像となる。
方、セレクタ335の出力がOならば、最終出力Qは固
定閾値による単純2値化処理画像となる。
なお、x = 1、または3/=1の場合. E (x
.y)を得るのに必要なEの一部が存在しないことが生
じる。この場合、たとえば、あらかじめラインバッファ
350および355に記録されている値を用いて、E 
(X+ y)を決定する.次に、本2値化処理部で実行
する2値化方式の選択法について述べる.選択は次の2
段階で行う。
まず第1に,固定閾値によるm純2値化処理と擬似中間
調処理の選択を行う。次に擬似中間調処理の場合は,そ
の具体的な処理方式を決定する。
まず第1の単純2値化処理か擬似中間調処理かの決定は
,設定された動作モードと2種類の識別子F’CM  
とFcp’により決定されろ。条件と選択結果を第5図
に示す。
本実施例では、擬似中間調処理方式として、組織的デイ
ザ法と平均誤差最小法の2種類を実行できる.この2方
式は対象となる画像や、利用者の好みにより予め設定し
ておく。設定は第1図中のモード設定部50より行う。
たとえば、単色の網点画像の場合、組織的デイザ法を用
いると、画質が劣化する.これは、原画像の網点の周期
と、2値化処理のくイザマトリックスの周期が干渉して
、モアレが発生するためである。この問題は、原画像が
網点画像の場合は、平均誤差最小法などの同期性を持た
ない方式で2値化処理を施すことにより、解決できる。
したがって、システムに接続する画像入力装置の2値化
方式として、平均誤差最小法などの周期性を持たない擬
似中間調処理方式を1種類は含むことにより、より処理
方式の選択のばばを広げることができる. 上記構成により,多値のカラー画像データR!2,Gx
zt B+zより、3種類の2値画像データR12Gx
x  , Btz  を算出し、データセレクタ300
へ転送する6 次にデータセレクタ300について詳細に説明する。デ
ータセレクタ300は設定されたモードFMD信号およ
び識別子Fcs   Frp’ + FRBに応じて、
入力された4種類の2値データRr2G+z’ # B
rz  , Ftz’より、4種類の2値データR s
’ , Gs’ , Bs’ , Fs’ を決定し出
力する.この動作条件は第5図に示すとおりである.例
えば,モード(1)では、G+z’のみをas’として
出力し* Rs’ , Bs  , Fs’は常に“0
”とする。また、モード(■)では、応じてRg’Ga
’ t Bs’のいずれか1つを出力し.他は常に“0
″とするなどの動作を行う。
データセレクタ300から出力された4種類の2値デー
タは,画像メモリ510,520,530,540に、
2値の画像データとしてそれぞれ蓄積される。画像メモ
リ510〜580は、実際には1枚のメモリボードで実
現できる。ぞして、その容量としては、各プレーンごと
に対象となる文書画像の2値画像データ1枚分以上が必
要である。
また、全体としては,データセレクタ300より入力さ
れる4枚の2値画像データを蓄積し,後述する画像処理
を効率良く実行するために,8プレーン以上の容量が必
要となる.例えばA4版の文書を1膣あたり16本の解
像度で入力する場合,各プレーンは2MB (2メガバ
イト)以上,全体で16MB以上の容量が必要となる。
次に、この画像データを光ディスクなどにigする場合
は、4枚のモノクロ2値画像を蓄積するのと同様に扱う
ことができる。セレクタ610は、デイタバス600中
の1本を順次選択し,4種類の2値画像データを1枚づ
つ画像処理部620へ転送する。画像処理部620は、
例えばMH符号化やMMR符号化など既知の手段により
、2値一像データの符号化を実行する.符号化されたデ
ータは、データ蓄績制御部630を通じて、光ディスク
635に符号データを書き込む.また,通信端末650
接続することにより、符号データを外部に転送すること
もできる。この通信端末は、2値画像の符号データを扱
えるものならば,利用できるため、例えばFAX等も接
続できる.MH符号やMMR符号を用いる一般の装置で
は,走査線上に0が続く場合、符号化後のデータ址を極
小にすることができる。そのため、入力された画像中の
モノクロの部分は、Rs’,Bs’およびFcMs’が
常に゛′0″となるので,符号化後のデータ址を極小に
できる。したがって,カラー画像とモノク部分のデータ
量の増加は極小にでき高い符号化効率が得られる. 次に、光ディスクにデータを蓄積する場合の記録形式お
よびディレクトリ構成について述べる.第6図に光ディ
スク中の記録形式の一例を示す。
第6図中の矩形911〜914は,それぞれ2値画像1
枚分のディレクトリを記入する部分を示し,矩形921
〜924は、それぞれ2値画像1枚分の2値画像データ
を記入する部分を表す.本実施例の場合,1枚のカラー
画像データは4枚の2値画像データとして、光ディスク
中に記録されている.この場合、画像データのディレク
トリも4枚分光ディスク中に記録してある.ここで,画
像データ、ディレクトリともに輝度データの分Q ,I
 を先頭に記し. Rs’ , Bs’  Fcss’
のデータをそれに続けて記す. 第7図には、ディレクトリ911中の構造の一部を示す
.この構成は912〜915も同様である。図中931
は2値画像としての固有番号つまり各プレーンごとに付
加される2値画像工D、932は次のプレーンの位ht
を示すポインタ、933は各カラー画像自体の固有番号
である画像ID、934は次の文書の画像データ位置を
示す次画像ポインタ、935は画像入力時に設定したモ
ード識別子、936は当該データがRs’Gs’ , 
Bs  , FsOM  の内のいずれかを示すプレー
ン名称識別子を記入する欄である.次に、光ディスク中
に記録された画像を表示する処理について説明する. まず,カラー画像を出力する場合について述べる.デー
タの読み出しは次の手順で実行する.まず、検索実行の
指示により、光ディスク650からカラー画像の固有番
号が指定された画像と一致する4枚分の2値データR 
s’ , Gs’ , Bs’F gaM  を順次読
み出す.読みだしは、画像データ蓄積制御部650によ
り,画像データに対応したディレクトリと共に実行する
。ここで、ディレクトリ情報はモード検出部640に送
られる.モード検出部640では、各プレーンのデイレ
クト容を抽出し出力データセレクタ700へ出力する.
この出力データセレクタ700については後に詳しく述
べる。また、モード検出部640では、同様に、記入9
936中のプレーン識別子も検出,セレクタ615へ出
力する。このセレクタ615により次々読みだされる4
枚の2値画像データR S’ g OS’ H BS’
 g FSCM’は、それぞれのプレーンに割り当てら
れた画像メモリへ書き込まれる。
一方、表示する画像がモノクロ画像の場合、モード検出
部640でモード識別子を抽出することにより、当該画
像が輝度情報のみ記録されているモノクロ画像であるこ
とが検出できる。この場合、輝度を示す2値画像データ
Gs’  のみを読みだす.また、各lliff像の内
容を短時間に表示するなどの場合,蓄積されていた4枚
の2値画像データより、Os’  のみを読みだし,復
号化して出力するモノクロ画像として出力する。この場
合、コマンド入力部50からの指示により、検索対象と
なる画像識別子が. Gs’  の画像データのみを順
次読みだし,画像メモリ510〜580中の対応するプ
レーンに書き込む。
以上の構成により,カラー画像データを効率良く蓄積し
、出力時には、カラー表示のほか高速にモノクロ画像を
表示する機能を有する画像処理装置が実現できる。
次に、モノクロ2値画像を対象とした装置との互換性に
ついて説明する。例えば電子ファイル装置などは、従来
モノクロ2値画像を対象としていた。これらの装置で、
入力蓄積した、画像を本装置で出力する場合について述
べる。従来のモノクロ画像を対処とした装置で入力した
画像データは、輝度情報の2値画像である。本発明は、
前述の通り、光ディスク等に蓄積された,輝度情報の2
値画像を直接出力する手段を有する。そこで,以下の方
法により,従来のモノクロ画像用装置で入力した画像を
、出力することができる。
この場合のディレクトリ911の内部構成の一信号用の
2値画像データのディレクトリであるが、第6図と同様
、色差信号用の画像データのディレクトリも同一である
。ここで、2値画像としての2値画像ID記入欄931
、次の2値画像の位置を示す次頁ポインタ932をはじ
め,2値のモノクロ画像としての各額目を記入する部分
は、従来のモノクロ用装置でのディレクトリ溝成と同一
の形式にする。この結果、従来のモノクロ用装置で記入
したll!!If1li4データも、モノクロ画像とし
て本発明の装置で出力できる。
一方、本装置でデータを記入する場合は、上記の各項目
の他、記人欄933に各カラー画像ごとに割り当てられ
る画像IDの固有番号、934に次の輝度データ位置を
示すポインタアドレスを記入する。なお、入力した画像
がモノクロ画像であっても、画像IDは新規にあたえ、
934には次の画像データのポインタアドレスを記入す
る。そしてさらに、記入欄935にはモノクロモード入
力を示すモード識別子、9:J6には当該プレーンが輝
度デースであることを示すプ′−ン識別子を記録する.
この結果,本発明で述べた装置で光ディスクに記録した
画像データを,従来のモノクロ用の装置でも検索、出力
することができる.次に、メモリ上に記録された画像を
出力する部分について説明する。メモリ上に記録されて
いるデータは、画像入力部10より入力データセレクタ
300を経て入力された場合でも、光ディスク上より入
力された場合でも同様で、出力データセレクタ700の
動作を決定する項目の入力経路が異なるのみである. まず、メモリ上の2値のカラー画像を、フルカラーCR
T820に表示する場合について説明する.画像メモリ
510〜540上の2値画像データRs’,Gs′,B
s′およびカラー/モノクロ識別子Fcs’は、表示の
指示にしたがって、出力データセレクタ700へ転送さ
れる. ここで出力データセレクタ700は、カラー/モノクロ
識別子Fcs’,モード識別子Fso.またはモード検
出部640からの出力モード信号により、入力データセ
レクタ300と同様に、入力されたカラー画像データR
 s’ , Gs’ , Bs  より3種類の出力用
カラー画像データRo’,Go’BO を決定し,出力
する。
この動作条件は第8図及び第9図に示すとおりである第
8図は画像入力部10より入力されたデータを表示する
場合で、第9図は光ディスク中より読みだしたデータを
表示する場合に適用する。
出力データセレクタ700の役割は、モノクロ画像では
R o’ , Go’ , Bo’ としてGs’の値
を出力し、その他の場合は、R s’ , Gs’ ,
 Bs  をそれぞれ出力することである。出力された
3種類の2値画像データは表示用中間調変換部820に
て、3種類の多値画像データRo ,Go ,Boに変
換され、カラーCRT820のビットマップメモリに出
力される。表示用中間調変換部800の動作原理は後に
詳しく述べる。
一方、光ディスク等に捨積された画像データの内容を調
べる場合など、高速に画像を表示するには,出力データ
セレクタ700をモノクロ画像の表示と同じ状態に設定
する。この場合、輝度データにあたる2値データG s
 ’  のみで,モノクロ画像を表示することができる
。したがって、光ディスクから各カラー画像のGs’ 
 のみを読みだすことにより、4枚の2値データのうち
1枚を読みだすだけで,カラーCRT820上にモノク
ロ画像を出力することができる。この場合、モノクロ2
値画像を出力するのと同様の表示速度が得られる。
また、出力データセレクタ700によりの出力先として
、カラー画像表示部とモノクロ画像表示装置の2種類を
接続し、当該セレクタがデータの出力先も選択すれば、
モノクロ出力が指示した場合には、モノクロ画像用の装
置に出力するといった機能も実現できる。
さらに、例えばシステムに接続されている出力装置に応
じて,データの読み出し方式を変える。
つまり、モノクロ画像用の出力装置が接続されている場
合は輝度情報のみを読みだすといったこともできる。こ
の場合、出力データセレクタ7.00に、接続装置ごと
に割り付けられた装置識別子をなお,ここでは、出力デ
ータセレクタ700から3種類のカラー画像データR 
o’ g Go’ g Boが並列に出力される場合に
付いて記載した。もし、出力先の制約になどより、各プ
レーンを時系列に出力する場合は5入力された3プレー
ンの2{1八画像データR o’ , Go’ H B
o  のうち1プレーンづつを順次出力する。この場合
、出力データセレクタ700に各データが3回入力され
る以外は、l¥i/述した並列出力の場合と同様である
次に、表示用中間調変換部800の動作原理について説
明を行う。この表示用中間調変換部800は、1プレー
ンの2値の画像データを入力し、同じく1プレーンの多
値の画像データを出力する機能を有する。具体的な構成
を以下に述べる。
まず、2値の画像データより多値画像データを復元する
処理の原理について述べる。人間が擬似中間調画像を見
る場合、擬似中間調画像上のある点の濃度は、その近傍
の黒画素の分布状態により感じられる。したがって、多
値の画像データを擬似中間調処理を施した2値画像デー
タの場合.2値データの分布状態を用いることにより、
人間の目には原画像と等価の多値の画像データを得るこ
とができる。
具体的には、特定の大きさの走査窓で、117. lj
lj aを走査して、各画素ごとに近傍の黒画素の分布
状態を検出することにより、該画素ごとの濃度を決定す
る。一例として、5×5山索の走査窓を用いた場合につ
いて、第10図を用いて説明を行う。
図中の個々の矩形は、それぞれ画素を表す。
ここで,走査窓の中心画k (x+ y)の多値データ
Ipは,走査窓中の2値データI’ap(x−2,y−
2)−I’ sp (x+2,y+2)に,それぞれの
位置に応じた重み付けをして和を取ることにより得る。
なお、ここで,2値データI’(Xl y)は,画像中
の座標(x,y)上の値を示す。
重み係数は標本化点Aと各画素との距離により決定する
。第11図に重み係数の一例を示す。
従って、中間調変換部.300は、第10図中の25画
素分の画像データを入力し,これと、第11図に示した
重み係数の積和を算出することにより、多値データIa
pを得る。
したがって,中間調変換部300中の演算は,具体的に
は,以下の式の通りである。
Q (xt y) =Σα・Ro’  (it y)R
o (x,y)=Σβ・Q (x,i)ここで、Q(x
ey)は座標(x  2t y)〜(x+2,y)の5
1!i素分のデータに対する,積和結果で、Q(x,y
−2)〜Q(x,y+2)の積和結果が、25画素分の
積和結果となる。
次に,具体的な構成について説明する。第12図は,中
間調変換部400の内部構成の一例を示すブロック図で
ある. 図中801は,出力データセレクタ700からの出力線
1本で、2値データR o ’  を入力する信号線で
ある。入力された2値データRo’  は,一次加算部
806および、ラインメモリ811に送られる. いま、信号線801より、画像中の座標(x+3,Y+
2)の2値データRo’ (x+3,Y+2)が入力さ
れた場合を考える。ここに示した4個のラインメモリは
、それぞれ、走査線1本分づつの2値データを蓄積する
遅延器の機能を果たす,したがって、2値データRo’
 (x+3,Y+2)が入力された時点では、をし、ラ
インメモリ8 3. 」−からはRo’ (x+3,Y
+1)が出力され、ラインメモリ812〜814からは
、それぞれ、Ro’ (x+3, Y) 〜Ro’ (
x+3, Y−2)が出力される。
一方、一次加算部806は1次元の積和結果Qを求める
演算器である。
重み係数が5第』1図に示した値の場合,y1(み係数
αおよびβは、それぞれ以下の値を用いる。
α=1.2.4,2.1 β=1,2,4,2.1 したがって,この場合の一次加算部80Gの出力Q (
x, y + 2)は以下の通りである。
Q(x, y+2)=Ro’ (x+2, Y+2)+
Ro(x−2, Y+2)+2X(Ro’  (x+1
,Y+2)+Ro(x−J−,Y+2))+4X(RO
’ (x, Y+2) この処理を実行するための、一次加算部806の一例を
第13図に示す。図中831,832,833,834
,835は,それぞれラッチ841,842,843は
それぞれシフトレジスタ、860は加算器、861は演
算結果G (x,y+2)を出力する信号線である。
入力値Ro’ (x+3,Y+2)は5段直列に接続さ
れたラッチ431〜435に順次保持される。
この時、データの信号線965〜869から、各ラッチ
の保持データRo’ (x+2,Y+2) 〜Ro’ 
(x−2,Y+2)が出力される。ラツチ831および
835からの出力は,加算器860におくられ,ラッチ
832,833,834からの出力はシフトレジスタ8
41,842,843に送られる.ここで、3個のシフ
トレジスタのうち.841.843はlbit.842
は2 bitシフトを行う。その結果、加算器860に
は、Ro’  (x+2,   Y+2)  ,Ro’
 (x−2,Y+2), 2XRo’ (x+L,Y+2)+ 2X Ro’  (x   1 r  Y + 2) 
 +4XRo’  (x,Y+2) が入力され、Q (x+ y)が出力される。
また、この処理は、R O Mを用いても実現できる。
この場合,5個のラッチからの出力をアドレスとして入
力し,多値データQ(x,y)を出力する。
第7図中の他の一次加算部、81.2,813,814
,815も同じ構成により実現できる。その結果、信号
線881,882,883,884,885からは,そ
れぞれQ (x,y+2),Q (xt y+1)+ 
Q (x+ y)+ Q (xt y−1)t Q (
x,y−2)が出力される。
このQに対して、前述のβを用いた積和演算を施す,前
述の一次加算部と同様,信号線88王,885は加算器
815に、882,884は1bitのシフトを行うシ
フトレジスタ882,884に接続し,883は2 b
itのシフトを行うシフトレジスタ816にデータを入
力する。この結果,加算器815には、 G  (x,Y+2), G(x,Y−2), 2XG  (x,Y+ 1)+ 2XG  (x,Y   1)  , 4XG  (x,Y) か入力され、Ro( x + y )が出力される。
なお、[111像の表示に際して、特に高速な表示が求
められる場合、上記のラインバッファ等を用いた方式で
は、処理速度が不十分な場合が生じる。
その場合、前述の一時加算部806のみを用いることに
より、高速に変換処理を実行することができる。
さて、最後に、印字画像変換部850の構成に付いて述
べる。印字画像変換部890は52値のカラー画像デー
タを入力し、システムに接続されたカラープリンタなど
のデータ印字装置870に適した形式のデータを出力す
る機能を有する。接続された印字装置が、2値のカラー
画像データ入力する場合,印字画像変換部850は,な
にも実する場合、印字画像変換部850は、3ブレーン
の2値のカラー画像データR o’ , Go’ , 
Boを入力し,3プレーンの多値のカラー画像データR
o,Go,Boを出力する。この場合、印字画像変換部
850の動作原理は、前述した表示画像変換部840と
同様であり、装置も同様の構成で実現できる。
以上,説明した装1??および方法により、カラー画像
、特に文書などモノクロ部分の混在した画像を効率良く
M積し,内容検索時にはモノクロ画像を高速表示する機
能を有し、さらに、従来のモノクロ2値画像用の装置と
の互換性も保てるカラー画像処理装置が実現できる。
なお、本実施例では、カラー/モノクロ識別子FcM’
 を、そのまま?9積したが、R,G,Bデータ以外に
、輝度データを蓄積し,該輝度データとGデータの差レ
こより、FcM’ を表現する方式なども取ることがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、カラーuhI像.特に文書などモノク
ロ部分や文字などの頗1いパターンの混在した画像を効
率良く蓄積し、内容検索時にはモノクロ画像を高速表示
する機能を有し、さらには従来のモノクロ2値画像用の
装置との互換性も有したカラー画像処理装h’<が実現
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、装h’tの基本構成の一例を示すブロック図
,第2図は、色識別部の摺成を示す図、第3図は、2値
化処理部の構成を示す図、第4図は、’+lZ均誤差最
小法で用いる、主に係数の分布を示す図、第5図は、入
力データセレクタの動作を示す図、第6図は、光ディス
ク上の2値画像データを書き込む際のデータとディレク
トリの、位置関係の例を示す図,第7図は、光ディスク
上の2値画像テータをh1tき込む際のディレクトリ横
成の一例を示す図,第8図は、画像読み取り部から入力
した画像を表示する際の、出力データセレクタの剪j作
を示す図、第9図は,光ディスク中に捨積されていた画
像を表示する際の、出力データセレクタの動作を示す、
第10図は.2値画像データから中間調画像データを復
元する際の、ウインドウを説明する図、第11図は、2
値画像データから中間調画像データを復元する際の、重
み係数の一例を示す図、第12図は、表示画像変換部の
一構成例を示す図、第13図は、画像を高速に表示する
際に用いる,表示画像変換部の一拾成例を示す図である
。 とゲ 力 区 第 区 第 ■ 第 口 第 図 猶

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カラー画像を含む文書画像をディジタルデータとし
    て扱う画像処理装置において、入力されたRGB形式の
    多値のカラー画像データを、擬似中間調処理により2値
    化する手段と、該2値化された3枚の2値画像データを
    符号化する手段と、該符号化された3枚の2値データを
    それぞれ別の擬似中間調画像として蓄積する手段と、該
    蓄積された3枚の2値データを読みだす手段と、該読み
    だした3枚の2値データを復号化する手段と、該復号化
    された2値データを3枚の多値データに変換する手段と
    、変換された3枚多値データをRGB画像データとして
    表示する手段を有することを特徴とするカラー文書画像
    処理システム。 2、カラー画像を含む文書画像をディジタルデータとし
    て扱う画像処理装置において、入力されたRGB形式の
    多値のカラー画像データを、R、G、Bそれぞれ独立に
    2値化する手段と、該2値化された画像データを複数枚
    の2値画像データとして、記録する手段と、該記録され
    た複数枚の2値画像データのうち特定の1枚のみを選択
    して出力する手段を有することを特徴とするカラー画像
    処理システム。 3、請求項第1又は第2記載のカラー画像処理装置にお
    いて、該入力された画像の各部に対して、モノクロ画像
    かカラー画像かを判定する手段と、判定結果を画素ごと
    の2値データとして記録する手段を有することを特徴と
    するカラー画像処理システム。 4、請求項第1項記載のカラー画像処理装置において、
    対象となるが画像に応じて、以下の4つのモードを指定
    し、各モードに応じてデータの転送経緯を切り替える手
    段を有することを特徴とするカラー画像処理システム。 モード1:RGB形式のデータのうち、Gデータのみを
    選択し、蓄積する。 モード2:RGBの各多値データを、それぞれ独立に擬
    似中間調処理により2値化し、該2値化結果の3枚の2
    値画像データを蓄積する。 モード3:RGB各画像データより、対象となる画像の
    各部に対してモノクロ領域かカラー領域かを判定し、モ
    ノクロ領域はGのみを蓄積しRおよびBのデータを0と
    し、カラー領域の場合は、各画素を特定の1ないし2色
    に量子化し他の色のデータを0とする。 モード4:RGBの各多値データを、それぞれ独立に擬
    似中間調処理により2値化し、対象となる画像の各部に
    対してモノクロ領域かカラー領域かを判定し、該判定結
    果の2値データを当該2値の画像データとともに蓄積す
    る。 5、請求項第1項記載のカラー画像処理装置において、
    RGBの多値データを2値化する手段として、擬似中間
    調処理を含む複数種類の2値化処理方式を実行する手段
    と、該複数の2値化処理方式のうち1種類を選択する手
    段を有することを特徴とするカラー画像処理システム。 6、請求項第5項記載のカラー画像処理装置において、
    2値化処理方式を選択する手段として、入力画像各部の
    特徴量を求める手段と、該特徴量により、画像各部の領
    域を判定する手段と、該判定結果により2値化方式を切
    り替える手段を有することを特徴とするカラー画像処理
    システム。 7、カラー画像を含む文書画像をディジタルデータとし
    て扱う画像処理装置において、2値の画像の形式で蓄積
    あるいは送信された、複数種類の2値画像データを読み
    だす手段と、該2値画像データを多値の画像データに変
    換し出力する手段を有することを特徴とするカラー画像
    処理システム。 8、請求項第1項記載のカラー画像処理システムにおい
    て、多値のカラー画像データを切り替える手段として、
    固定閾値による単純2値化処理を施す手段と、擬似中間
    調処理を施す手段と、該2方式を切り替える手段と、対
    象とする画像の各部が文字等の2値画像と写真等の中間
    調画像のいずれに属するかを判定する手段と、カラー画
    像かモノクロ画像かを判定刷る手段を有し、モノクロ画
    像でかつ2値画像であると判定された部分に対してのみ
    単純2値化処理を施す手段を有することを特徴とするカ
    ラー画像処理システム。
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