JPH0229248Y2 - - Google Patents

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JPH0229248Y2
JPH0229248Y2 JP1984166491U JP16649184U JPH0229248Y2 JP H0229248 Y2 JPH0229248 Y2 JP H0229248Y2 JP 1984166491 U JP1984166491 U JP 1984166491U JP 16649184 U JP16649184 U JP 16649184U JP H0229248 Y2 JPH0229248 Y2 JP H0229248Y2
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air
air cleaner
cleaner
cleaners
pipe
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用のエアクリーナに関するもの
であつて、自動車の車体前部のエンジンルーム内
部に配置して使用するものである。
〔従来の技術〕
従来の自動車用エアクリーナは通常第3〜第4
図に示すように空気吸入管1に円筒状のエアクリ
ーナ2又は半球状のエアクリーナ2′を配しその
外側にこれを保護又は騒音を防止するためのケー
スを施したものが用いられている。
また高速走行時エンジンルーム内に空気をより
多く取入れてエンジンの冷却及びエアクリーナに
供給するため、ボンネツトに空気導入用の突出窓
を設けたものもある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来のものの場合、高速走行時、タ
ーボ車等の過給式では特に問題はないが、一般車
においてはより高速化の傾向にあり、従来のエア
クリーナでは空気の吸入抵抗が増大し、燃料燃焼
のためのエンジンへの空気の供給が、場合によつ
ては不充分となることがあり、加速性及びエンジ
ンのパワーに影響することがある。そのためエア
クリーナのケースを取外してエアクリーナだけを
露出状態で取付け、吸入抵抗を低くすることがし
ばしば行なわれているが、満足すべき効果は得難
くかつ騒音防止上も好ましくない。
また、ボンネツト外面に空気取入構造を施すこ
とは、走行時風圧による抵抗が増大する問題が生
ずるばかりでなく、エアクリーナに対しては、そ
れほどの効果は上らない。
本考案は、自動車の走行時に受ける自然の風圧
を利用し、ボンネツト外面に突出構造を施したり
することなく、効率よく空気を過し、かつエン
ジンに対し充分な空気を供給出来るようにし、問
題点を解決したものである。
〔問題点を解決するための手段、及実施例〕 すなわち本考案は、エアクリーナ2,2′が空
気吸入管1に対してむき出しの状態で取り付けら
れておりエアクリーナケースが付加されていな
い、露出型エアクリーナにおいて、車体の前面方
向に向いて開口した空気導入管3,3′を有する
フイルタ4,4′を、前記エアクリーナ2,2′
の、前記空気吸入管1の開口部に対向する部位に
連結した自動車用エアクリーナである。
本考案においては、空気導入管3,3′から空
気吸入管1へと流入する空気の流れによりエアク
リーナ2,2′を通過する空気を吸引する作用を
生じさせて全体の空気導入量の増大を図るもので
ある。したがつて、前記空気導入管3,3′を有
するフイルタ4,4′を、エアクリーナ2,2′
の、空気吸入管1の開口部に対向する部位、すな
わち空気吸入管1の開口部の延長方向の正面部近
傍に取り付けることが肝要である。
第1図及び第2図は本考案の実施態様を示す縦
断側面図であつて、第1図は円筒状エアクリーナ
に実施した場合であり、第2図は半球状のエアク
リーナに実施した場合を示すものである。1は空
気吸入管で、2,2′はエアクリーナである。3
及び3′は空気導入管で通常その先端部3a又は
3a′はラツパ状に開口しており、自動車車体のエ
ンジンルーム内に前方すなわち進行方向に向けて
取付けられている。4又は4′はフイルタであり、
通常空気導入管3又は3′に一体又は着脱自在に
形成されている。この空気導入管3又は3′の取
付方法はエアクリーナ2又は2′に一体的に固着
されてもよいし、或は着脱自在に取付けてもよ
い。
第3図に示す従来のエアクリーナと、これに空
気導入管3を有するフイルタ4を取り付けた第1
図に示す実施例のものについて、自動車に装着し
て走行させ、風速センサーを用いて空気吸入管1
への空気導入量を測定した結果を第5図に示す。
空気導入量は各車速走行時における風速計測値を
風量に換算した値である。該グラフから明らかな
とおり、従来のものに比べ大幅に空気導入量が改
善されることが確認された。例えば、車速100
Km/hにおいて従来のものに比べ約45%の空気導
入量改善につながることがわかる。
〔作用〕
本考案はこのように構成されているので、自動
車の高速走行時前方からの風圧によりエンジンル
ーム内に入る空気(風圧)を3a又は3a′で捕捉
すると共に吸入管へ導入する。この空気の流入に
伴ない周囲から矢印に示すようにエアクリーナ2
又は2′に向つて入る空気に対しても導入作用を
生じ周囲からの導入量も増大される。したがつて
燃焼のための空気の供給も充分となり速度に応じ
た空気供給が行なわれ、エンジンのパワーが効率
的に発揮され、かつ燃料消費量も軽減される。
〔考案の効果〕
本考案によれば極めて簡単な構造により、実質
的に過抵抗が低くなり速度の増加にしたがつて
空気の導入量が増し、エンジンに対し速度に見合
つた充分な空気が送り込まれるので、燃費が節約
され、またパワーも充分に発揮することができ、
効率的なパワー発揮等に基づく走行距離の延長に
よつてひいてはフイルタエレメントの寿命の延長
にも寄与し得るなどその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施態様を例示す
る側断面図である。第3図、第4図は従来のエア
クリーナの側断面図である。第5図は空気導入量
の測定結果を示すグラフである。 1…空気吸入管、2,2′…エアクリーナ、3,
3′…空気導入管、4…フイルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアクリーナ2,2が空気吸入管1に対してむ
    き出しの状態で取り付けられておりエアクリーナ
    ケースが付加されていない、露出型エアクリーナ
    において、車体の前面方向に向いて開口した空気
    導入管3,3を有するフイルタ4,4を、前記エ
    アクリーナ2,2の、前記空気吸入管1の開口部
    に対向する部位に連結した自動車用エアクリー
    ナ。
JP1984166491U 1984-11-05 1984-11-05 Expired JPH0229248Y2 (ja)

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JP1984166491U JPH0229248Y2 (ja) 1984-11-05 1984-11-05

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JPS6182061U JPS6182061U (ja) 1986-05-30
JPH0229248Y2 true JPH0229248Y2 (ja) 1990-08-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0729244Y2 (ja) * 1987-01-12 1995-07-05 健太郎 津田 自動車のエア−クリ−ナ−装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588937Y2 (ja) * 1977-04-20 1983-02-17 トヨタ自動車株式会社 騒音低下ク−ルエアインテ−クノ−ズ

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JPS6182061U (ja) 1986-05-30

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