JPH02292132A - ワイヤ放電加工装置のワイヤ電極供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ワイヤ放電加工装置のワイヤ１！極供給装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

第８図は例えば特公昭５６−１０１８０号公報、又は特
公昭６２−４７１８５号公報に示ｐｔｔｒ：、工作物を
挾んで設けられたワイヤ送給側ワイヤガイド部からワイ
ヤ電極受容側ワイヤガイド部まで、ワイヤ１電極をジェ
ット水流で拘束し搬送する従来のワイヤ電極供給装置を
示したもので、図において（１）は工作物、（２）は加
工開始穴、（３）はワイヤ電極、（４）はワイヤＷ！極
送給側ワイヤガイド部、（５）は支持部材、（６）は上
部ワイヤガイドでワイヤ電ｔａ！（３）に対しクリアラ
ンスの狭いダイスガイド（７）を尖頭部に有している。

（８）は案内ダイス、（９）は給電子で円筒状になって
いる上部ワイヤガイド（６）に内装されている。ワイヤ
電ｉａＩ（３）はこれら案内ダイス（８），ダイスガイ
ド（７）により給電子（９）の両側でワイヤ送給側ワイ
ヤガイド部（４》の中心に支持されるため給電子（９）
の切欠面にしごかれて接触するようになっている。

αＧはジェットノズルで、内底面の中央にワイヤ可極（
３）と同軸に小径の開口を持つとともに、支持部材（５
》円に上下に摺動可能に配設されている。αυはジェッ
トノスルａ〇七支持部材（５）との間に介装され１こ圧
縮ばねで、常時はジェットノズルＱＧを上限に押し付け
ており、ジェットノズルαＯの内底面と上部ワイヤガイ
ド（６）の下端面は小さな間隙で隔てちられでいる。ａ
２は加工液噴出ノズル、（１３（１４）（至）は加工液
導入路で、加工液導入路Ｕから加工液が流入するき、支
持部材（５）とジェットノズル（１０の内側により区切
られた室に加工液が充満し、ジェットノズル（ＩＧのフ
ランジ上面及び内底面に下向きの力が加わり、ジェット
ノズルαＯが圧縮ぼねαυに抗して降下すると共に、ジ
ェット水流が噴出される。加工液導入路α４から加工液
が流入しｔコ場合は、加工液は支持部材（５）とジェッ
トノズルＧＯの外側により区切らｎ１こ室に充満し、続
いて加工欣導入路αυを通じて那工液噴出ノズル＠内を
充満し、加工故噴出ノズル＠の開口から工作物（１）に
向けて噴出され、ワイヤ放電加工に供される様になって
いる。■はワイヤ１１ＥｔＯ受容側ワイヤガイげ部、Ｃ
ａｌｌは支持部材、（イ）は下部ワイヤガ・『ドでワイ
ヤ４ｍ（３３に対しクリアランスの狭いダイスを尖頭部
に有シ，，でいる。■は給電ダイス、（至）は案内ダイ
ス、（至）は加工液噴出ノズルである。■は取り付け板
、６］）は案内ダイス、（至）はキャプスタンローラ、
（ハ）はキャプスタンロー−７ｔ３！Ｊを回転駆動する
送給モータで直流モークを使用している。曽はビソチロ
ーラで支持腕μｓと取り付け軸（至）を介【，，、取り
付け板■に開閉自在に取り付けられるとともに、支持腕
（至）と取り付け板■との間に介装さわた圧縮ばね（ロ
）により、常時キャプスタンローラ（自）に押し付けら
れている。￥８Ｉθυは案内パイプ、ゆは案内パイプホ
ルダー、囮はシリンダーブロックで、案内パイブＩは案
内パイプホルダーりを介しシリンダーブロック（ト）に
固定されている。案内パイプ（４１）は上方がフランジ
となっており、シリンダーブロック（財）内を上下に摺
動可能に配設されるとともに、内面は案内パイプ（ト）
を包み込み、一定の隙間をもって重なり合っている。シ
リンダーブロック（財）には、エアー流入路１４１■が
設けられており、案内パイプ０１）の昇降に供せられる
エアーか図示していないエアー供給装置から送られる様
になっている。団はワイヤ供給ボビン、Φυはプレーキ
プーリ、（Ｆ＋２ａ），（５２ｈ）．（５２０）はプー
リ、Ｑはワイヤ供給ボビン団からワイセ電極（３）がば
らけることを防ぐために、ワイヤ送給方向と逆方向にワ
イセ＊　ｍ　（３）を巻き取る力（以下、プリテンショ
ンと称ス｝を与えるプリテンシ璽ンモータ、（ロ）は公
知のＮｏ装置である。

以上の様な構成により、ワイヤ電極（３）を自動供給す
る際は、エアー導入路一よりエアーがレリンダーブロッ
クに内に流れ込み、案内パイプ＠Ｄのフラ：／ジ上面に
圧力を受け、案内パイプ但が下限まで降下し、案内パイ
プ■から案内ガイ闘（８）までが閉塞されろ。同時に、
図示していない加工液供給装置より加工液が加工液導入
路佃を通過して支持部材（５）に流れ込み、ジェットノ
ズル（１０はその液圧をフランジ面に受け、押し下げら
れる。その結果、ジェットノズル００の開口とワイセ＜
極送給側ワイヤガイド《６》との間に十分な間隙が生じ
、ジェットノズルαＧの開口より拡散することなく遠く
まで直進するジェット水流が発射され、ワイヤ電極（３
）をワイヤ電極受容側ワイヤガイド部■まで拘束しつつ
搬送する事ができるようになる。この時ワイセ￥ｌｔ極
（３）は図示していない例えば特開詔６０−８０Ｆ）２
８号公報に示さイ１た公知のワイヤ電極切断機構により
既に切断されており、先端は案内ダイス（８）の上？で
Ｍ内パイプ（６）内に位置しているう案内ハイフ（自）
が降下し１こ後、送給モータ（至）が起動してキャブス
ダノローラ（至）．ビンチローラ■■■が回転する亡、
ワイヤ電碌（３）はワイ七送給側ワイヤガイド部（４）
に向けて送り出され、案内ダイス（８），上部ワイヤガ
イド《６》．ジェットノズルαＯの順に通過して行く。

ワイヤ電極（３）はジェット水流に何束されて引き続き
送り出され、加工開始穴（２），下部ワイヤガイド■，
給電ダイス轍．案内ダイス（ハ）を順に通過して行き、
図示していないワイヤ回収機構により流体ま１こはべＪ
ｌト、ローラ等により搬送され、巻取り、ま１こは所定
の谷器に収納され、ワイヤｆ１町加工可能な状態となる
。

〔発明か解決しようとする課題〕

従来のワイヤ放冑加工装ｆｆｆのワイヤ電口供給装置は
以上のように構成されていろｌハで、キャプス・タンロ
ーラ国とピンチローラー嗜に挾まれ、送給モーターによ
り送り出されるワイヤ電１Ｍ（３）の推進力は，ブリテ
ンシロンモータ輪によるワイヤ供給ボビン団のブリテン
シ護ンと上部ワイヤガイＶ（６）ま？コは下部ワイセガ
イに（支）を通過する際に伴う負荷を合わせた力より大
きくなければならず、推進力はピンナローラ（至）をワ
イヤ１４　ｉ　（３）に押しつける圧縮ばね（ロ）の強
さで決定してい１こ。このＴこめ、ワイヤ径カψ０．２
ワイヤｉ　極（３）では、プリテンンッンモータＱによ
るワイヤ供給ボビンののブリテンションは決定されてお
り、この力と土部ワイヤガイド（６）と下部ワイセガイ
ド囚の負荷ケ合わせＴこ力より、ワイヤＲＡＭ（３１の
推進力が大きくなるよう圧縮ばねσｂの強さを決めてい
Ｔこので，ワイヤ径がψ０．ｌのワイヤ望極（３）では
圧縮ばね（９）によるピンナローラ（至）の押し付けが
強すぎて、ワイヤ［４（３）がつぶれてしまい、ｔ部ワ
イヤガイド（６）や下部ワイヤガイ一■■■を通過一ｔ
る際の負荷が増加し、この負荷がワイヤ宅極（力の推進
力より大きくなると、ピンチローラ（至），キャプスタ
ンローラ（自），案内パイプ（ト）の間に形成される隙
間からワイヤ電極（３》かはみだし、以後のワイヤ電極
（３》の止常な送給が不能になるという欠点があっ１こ
。また、ワイヤ供給ボビン団のブリテンシッンをψ０．
２ワイセ゛醒極（３）の設定のままで、圧縮ば′ね（ロ
）によるピソチローラ（至）の押し付け力を弱くすると
、ψ０．１ワイヤｗ！ｔｍ（３）がつぶれることは無イ
なるが、ワイヤ！ｏ＞　（３）送給時のワイヤτｔ　ｍ
　（３）推進力より、ワイヤ供給ボビン団のプリテンシ
ョ：ノの方が大きくなり、ワイヤｆｍ（３）を送給″ｒ
８きなくなるという解決すべき課題があっ１こ。

この発明はｔ記の様な課題を解決する為になさＩ１１こ
もので、ワイヤ電極に最適な送り出し力を与えて、ワイ
ヤ′＠極の変形あるいは送り出し力不足がなく、又、そ
の供給経路からはみ出すことのない化頓性の高いワイヤ
放電加工装署のワイヤ電極供給装ｄを得ることを目的と
する。

（諌題を解決”ｔるための手段〕 この発明に係るワイヤ放電加工装置のワイヤ電極供給装
置は、工作物にワイヤ電極を自動的に供給するものにお
いて、上記ワイヤ電極に張力を与える張力付与手段と、
上記ワイヤ電准を挾持押圧しつつ迭給方回に送り出す送
出手段七、ｒ．記張力付与手段と送出手段とを所望の関
係で制御する制御手段とを備えＴこものである。

〔作用〕

この発明においては、制御手段が張力付与手段と送出手
段とを所望の関係で制御して、ワイヤ電極に対応し１こ
最適の張力及び挾持圧力を与えつつ供給する。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において　第８図と同一符号は同一または相当部分を
示すものフある。（８７ａ）は圧縮はね、（８７０）は
支持腕（至）のねじ穴に挿入されたセットネジで、回転
させることで圧縮ばね（８７Ｂ）によるピンチローラ（
至）の押しつけ力を設定できる。

（８７ｈ）は取り付け板（至）に取り付けられたシリン
ダーで、Ｎｏ装！（ロ）の指令でＯＮ．ＯＦＦＬ／、Ｏ
Ｎの時シリンダー（３７ｂ）の軸が伸びて圧縮ばね（ｓ
’ｒａ）を押し下げ、ピンチローラ（至）の押しつけ力
を増加させることが〒きろ。

なお、キャブスタンローラ（自）．　送給モ−　９（至
），ピンチローラ鏝，支持腕ｃ侭．取り付け軸〆，圧縮
ぱね（　８７ａ　）、シリンダ（ｑ７ｈ）及ζｇセット
ネジ（８７ｃ）で送出手段を構成している。

上記のように構成されｔこワイヤ放電加工装置のワイヤ
ｔｍ供給装置を説明する。ワイヤ径がψ０，１ｎのψ０
．１ワイヤ電極（３）を使用する場合、Ｎｏ装置（財）
にワイヤ径を入力する。ψ０．１ワイヤ電樵（３）の場
合、剛性が小さいのでワイヤ供給ボビン印のプリテンシ
ロンを小さくしてもワイセ電極（３）がば″らけること
は無く、ＮＯ装置（財）はブリテンシ，ンが小さくなる
ようプリテンシッンモータ競に指令をだす。従ってピン
チローラ■の押し付け力で決まるワイヤ電極送給時のワ
イヤ電極（３》推進力も低くすることができる、よって
第２図（ａ）で示すようにＮＣ装置（ロ）の指令により
、シリンダー（８７ｈ）　ハＯＦＦになり、ピンチロー
ラ■の押し付け力はセットネジ（３７ｃ）Ｔｈ設定され
１こ力Ｆ１になり、ワイヤＮ極（３）の送給が可能とな
る。

次に、ワイヤ径がψ０．２Ｍのψ０．２ワイヤ１１Ｋｍ
（３）を使用する場合、ＮＯ装Ｉ１−にワイヤ径輪を入
力する。ψ０．２ワイヤ電極（３）の場合、剛性が太き
？のでワイセ供給ボビン団のプリテンシ，ンを大きくす
る必要があり，ＮＯ装置（ロ）は、プリテンシ甘ンが大
きくなるようブリテンションモータＱに指令をだす、従
ってピンチローラ■■■の押し付け力で決まるワイセ電
極（３）送給時のワイセ璽橋（３》推進力も大きくする
必要があり、第２図（ｂ）で示すよう増加し、ワイヤ電
極（３）送給時のワイセ電禎（３）ｌｍ　ｍ力も増加し
てワイ七［極（３）の送給が可能となる。

なお、上記実施例では、ワイヤｆｒ倫（３）径として、
ψ０．１ｆｌとψ０．２ｆｆのワイセｗｍ（３）につい
てピンチローラ（至）の押し付け力の切り換えを２段゜
で説明したが、ワイセ電極（３》径に制限は無く、押し
付け力の切り換えを多段に才ろことで、あらゆるワイヤ
電極《３》径あるいは材質に対してＡ用できるこ七は言
うまでもない。

ま１こ、上記実九例では、ワイヤ電極（３》径が異なる
場合の適用について説明し１こが、同一ワイヤ電極（３
）径でワイヤ電極（３）の硬度が異なる場合、例えば黄
銅ワイセｉｆ　ｍ　（３）と特開昭５９〜２２２５４６
で開示されているような黄銅に添加物を加えたワイヤ電
極（３）を使用する場合でも適用できる。

〔発明の効果〕

以上の様に、この発明によれば制御手段によって張力付
与手段及び送出手段を制御して、ワイヤＩＦ橋に対応し
１こ最適の張力及び挾持押圧力を与えつつ供給する様に
構成しｔこので、ワイヤ９ＭｇＩの変形あるいは送り出
し力不足がなく、又、その供給経路からはみ出すことの
ない信頼性の高いものが得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるワイヤ放電加工装置
のワイヤｗｄｉ供給装置を示す構成図、第２図はこの発
明の一実施例によるビンチローラ押し付け力の切り換え
方式を説明する説明構成図、第８図は従米のワイヤ放電
加工装置のワイヤ゛．？他供給装Ｉ１を示す構成図であ
る。 図において、（１）は工作物、（３）はワイヤｖＩｔ極
、（至）はキャプスタンローラ、（至）は送給モータ、
優はピンチローラ、（至）は支持腕、（至）は取り付け
軸、（３７Ｂ）は圧縮ば′ね、（８７ｂ）はシリンダ、
（８７０）はセットネシ、６３は張力付与手段に相当す
るブリテンションモータ、図は制御手段に相当するＮＣ
装置である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 工作物にワイヤ電極を自動的に供給するワイヤ放電加工
   装置のワイヤ電極供給装置において、上記ワイヤ電極に
   張力を与える張力付与手段と、上記ワイヤ電極を挾持押
   圧しつつ送給方向に送り出す送出手段と、上記張力付与
   手段と送出手段とを所望の関係で制御する制御手段とを
   備えたことを特徴とするワイヤ放電加工装置のワイヤ電
   極供給装置。