JPH02290646A - ロストワックス用鋳型の乾燥方法及び同乾燥装置 - Google Patents
ロストワックス用鋳型の乾燥方法及び同乾燥装置Info
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- JPH02290646A JPH02290646A JP11045589A JP11045589A JPH02290646A JP H02290646 A JPH02290646 A JP H02290646A JP 11045589 A JP11045589 A JP 11045589A JP 11045589 A JP11045589 A JP 11045589A JP H02290646 A JPH02290646 A JP H02290646A
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- drying
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- 238000000034 method Methods 0.000 title abstract description 9
- 239000002002 slurry Substances 0.000 claims abstract description 10
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- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はロストワックス用鋳型の乾燥方法及び装置に関
する。
する。
(従来の技術)
精密鋳造法の一方法であるロストワックス法は、最終製
品とほぼ同形なロウ模型をつくり、このロウ模型にスラ
リーとスタッコとを付着させ乾燥させる。この作業を数
回くり返してスタッコを積層して後、加熱してロスを溶
融流出せしめて内部が空洞となった鋳型を得る。この鋳
型を焼成し、高温のままで鋳型空洞に溶融金属を注渇し
、冷却後鋳型を壊して鋳物を取り出す工程からなる。
品とほぼ同形なロウ模型をつくり、このロウ模型にスラ
リーとスタッコとを付着させ乾燥させる。この作業を数
回くり返してスタッコを積層して後、加熱してロスを溶
融流出せしめて内部が空洞となった鋳型を得る。この鋳
型を焼成し、高温のままで鋳型空洞に溶融金属を注渇し
、冷却後鋳型を壊して鋳物を取り出す工程からなる。
前記工程の内、ロウ模型にスラリーを付け、スタッコを
付着させて乾燥させる工程が鋳型品質の重要要件である
。
付着させて乾燥させる工程が鋳型品質の重要要件である
。
付着スタッコの乾燥性は周囲温度並びに湿度に影響され
る。
る。
従って、従来はスラリーを付けるディッピング装置及び
スタッコをまぶすサンディング装置を恒温室に入れてこ
れらの温度並びに湿度を一定に保つようにしていた。ロ
ウ模型上のスタッコ層は恒温室内を移動する間に自然に
乾燥する。
スタッコをまぶすサンディング装置を恒温室に入れてこ
れらの温度並びに湿度を一定に保つようにしていた。ロ
ウ模型上のスタッコ層は恒温室内を移動する間に自然に
乾燥する。
(発明が解決しようとする課題)
上記した恒温室はディッピング装置、サンディング装置
、作業員及び他の装置を収容するのでかなり犬型になり
、付属する空調機も大きくなる。
、作業員及び他の装置を収容するのでかなり犬型になり
、付属する空調機も大きくなる。
大きな恒温室では室内を所定の温度・湿度に落着かせる
までに所謂立上り時間が長く、一度立上げると以降24
時間連続して恒温を維持する必要がある。
までに所謂立上り時間が長く、一度立上げると以降24
時間連続して恒温を維持する必要がある。
従って、処理量が減少して夜間作業を休止し且つ昼間作
業が減った場合でも、空調機を連続して運転しなければ
ならず製品当りの電力費が激増する不具合がある。
業が減った場合でも、空調機を連続して運転しなければ
ならず製品当りの電力費が激増する不具合がある。
(課題を解決するための手段)
上記不具合を解決すべく本発明は恒温室をロウ模型のみ
を収容する複数の乾燥ブースに置き換えてディッピング
装置やサンディング装置を通常の室内に設けるようにし
た。
を収容する複数の乾燥ブースに置き換えてディッピング
装置やサンディング装置を通常の室内に設けるようにし
た。
(作用)
スタッコ第1層目を第1の乾燥ブースで乾燥し、次のス
タッコ第2層目を第2の乾燥ブースで前記第1の乾燥ブ
ースの乾燥時間より短い時間だけ乾燥させるようにした
ことを特徴とする。
タッコ第2層目を第2の乾燥ブースで前記第1の乾燥ブ
ースの乾燥時間より短い時間だけ乾燥させるようにした
ことを特徴とする。
(実施例)
本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。
第1図は本発明に係るロストワックス用鋳型の乾燥装置
平面図、第2図は第1の乾燥ブースの平面断面図、第3
図は同正面図、第4図は同横断面図である。
平面図、第2図は第1の乾燥ブースの平面断面図、第3
図は同正面図、第4図は同横断面図である。
ロストワックス用鋳型の乾燥装置1は第1の乾燥プース
10と第2の乾燥プース20と第3の乾燥ブース30と
第4の乾燥ブース40とを並設してなり、これら乾燥ブ
ース10〜40の夫々に空気の温度及び湿度を調整する
空調機11.21,31.41を備え、また乾燥ブース
10〜40の入口前方には夫々ロボット12,22,3
2.42とスラリー容器13,23,33.43とスタ
ッコをまぶすサンディング装置14.24,34.44
とを備えている。
10と第2の乾燥プース20と第3の乾燥ブース30と
第4の乾燥ブース40とを並設してなり、これら乾燥ブ
ース10〜40の夫々に空気の温度及び湿度を調整する
空調機11.21,31.41を備え、また乾燥ブース
10〜40の入口前方には夫々ロボット12,22,3
2.42とスラリー容器13,23,33.43とスタ
ッコをまぶすサンディング装置14.24,34.44
とを備えている。
2a〜2fはロウ模型Wを吊下しつつ水平搬送するコン
ベアであり、内2aは入側ストレージコンベア、2fは
出側ストレージコンベア、2b〜2eはブース内コンベ
アである。
ベアであり、内2aは入側ストレージコンベア、2fは
出側ストレージコンベア、2b〜2eはブース内コンベ
アである。
第1の乾燥ブース10は第2図に示すように、炉穀15
と仕切壁16とからなる箱体であって、出入口15aに
はドアー装置17が取付けられている。
と仕切壁16とからなる箱体であって、出入口15aに
はドアー装置17が取付けられている。
このドアー装置は第3図に示すように、ドアー17aと
ドアーガイド17bとシリンダ17cとからなり、シリ
ンダ17cの押し引き動作でドア−17aは出入口15
aを閉止、開放状態にする。このドアーは物品の出入り
を可能にしつつ、炉10内の空気を洩らさぬ働きをする
。
ドアーガイド17bとシリンダ17cとからなり、シリ
ンダ17cの押し引き動作でドア−17aは出入口15
aを閉止、開放状態にする。このドアーは物品の出入り
を可能にしつつ、炉10内の空気を洩らさぬ働きをする
。
第2図上方に示す空調機11の吸気管11aと吐気管1
lbとは共に炉穀15に接続され、炉穀15内の空気を
取り出し、温度・湿度を調整して炉穀15内へ戻す働き
をする。
lbとは共に炉穀15に接続され、炉穀15内の空気を
取り出し、温度・湿度を調整して炉穀15内へ戻す働き
をする。
ところで、炉穀15は第4図に示すように二階建て構造
になっていて、二階は前記仕切壁16で仕切られ、一階
は別の仕切壁19で仕切られている。尚、この仕切壁1
9は一階を完全に区画する壁であるが、仕切壁16はロ
ウ模型Wの通過を可能にした不完全仕切壁(第2図参照
)である。
になっていて、二階は前記仕切壁16で仕切られ、一階
は別の仕切壁19で仕切られている。尚、この仕切壁1
9は一階を完全に区画する壁であるが、仕切壁16はロ
ウ模型Wの通過を可能にした不完全仕切壁(第2図参照
)である。
これら−・二階を区分する中仕切床18はロウ模型W下
方部分に通孔18a・・・が明けられていて、この通孔
18a・・・の夫々にファン18b・・・が取付けられ
ている。
方部分に通孔18a・・・が明けられていて、この通孔
18a・・・の夫々にファン18b・・・が取付けられ
ている。
中仕切床18の上方には前記空調機11の吸気管の端l
ie及び吐出管の端iffが臨み、また中仕切床18の
下方には前記吐出管ttbから分岐した副吐出管11c
,11dの端11g,11hが臨んでいる。
ie及び吐出管の端iffが臨み、また中仕切床18の
下方には前記吐出管ttbから分岐した副吐出管11c
,11dの端11g,11hが臨んでいる。
なお、前記中仕切床18の通孔18a・・・は第2図に
示すようにタクト搬送されるロウ模型W・・・の静止位
置に設けられている。
示すようにタクト搬送されるロウ模型W・・・の静止位
置に設けられている。
以上の構成からなるロストワックス用鋳型の乾燥装置の
作用を次に述べる。
作用を次に述べる。
前工程で成形されたロウ模型Wはコンベア2a〜2fで
順次吊下搬送される。これらコンベア2a〜2f相互間
のロウ模型Wの受け渡しは旋回形アーム38〜3fにて
実施される。
順次吊下搬送される。これらコンベア2a〜2f相互間
のロウ模型Wの受け渡しは旋回形アーム38〜3fにて
実施される。
第1図にて、ロボット12は旋回形アーム3aから当該
ロウ模型Wをピックアップし、この模型Wを先ずスラリ
ー容器13に漬けてその表面にスラリー膜を形成せしめ
、次いでサンディング装置14に臨ませてスタッコをま
ぶす。そして、ロボット12はスタッコ第1層目付きロ
ウ模型Wを乾燥プース10の出入口15aを介してブー
ス10内へ差し入れ、ブース内コンベア2bへ吊下げせ
しめる。
ロウ模型Wをピックアップし、この模型Wを先ずスラリ
ー容器13に漬けてその表面にスラリー膜を形成せしめ
、次いでサンディング装置14に臨ませてスタッコをま
ぶす。そして、ロボット12はスタッコ第1層目付きロ
ウ模型Wを乾燥プース10の出入口15aを介してブー
ス10内へ差し入れ、ブース内コンベア2bへ吊下げせ
しめる。
方、第1〜第4の乾燥ブース10〜40は夫々の空調機
11〜41にて、炉内を所定の温度・湿度に保っておく
。
11〜41にて、炉内を所定の温度・湿度に保っておく
。
本実施例のロウ模型Wは第4図に示すように吊鐘形状で
あり、模型Wの上面W1と外側面W2は主に吐出管1l
bと吹込管11aとで形成する空気流れで乾かされる。
あり、模型Wの上面W1と外側面W2は主に吐出管1l
bと吹込管11aとで形成する空気流れで乾かされる。
一方、模型Wの内側面W3や内上面W4はファン18b
が形成する上向き流れにて乾かされる。
が形成する上向き流れにて乾かされる。
コンベア2aは前進と停止をくり返す所謂タクト方式で
ロウ模型W・・・を移動し、第1の乾燥ブース10内を
一往復して第1層目のスタッコの乾燥を終了する。
ロウ模型W・・・を移動し、第1の乾燥ブース10内を
一往復して第1層目のスタッコの乾燥を終了する。
このロウ模型はロボット12にてブース10から取り出
され、アーム3bに移され、続いて次のロボット22に
てディッピング、サンディングを施した後、新たな第2
層目を第1の乾燥ブース20で乾燥させる。
され、アーム3bに移され、続いて次のロボット22に
てディッピング、サンディングを施した後、新たな第2
層目を第1の乾燥ブース20で乾燥させる。
第2〜第4の乾燥ブース20〜40は、基本的には第1
の乾燥ブース10と同構造であって炉の長さだけが短縮
されている。
の乾燥ブース10と同構造であって炉の長さだけが短縮
されている。
この結果、ロウ模型Wは第1の乾燥ブース10で4時間
、第2の乾燥ブース20で3時間、第3の乾燥ブースで
30で2時間、第4の乾燥ブース40で2時間乾燥させ
ることになる。
、第2の乾燥ブース20で3時間、第3の乾燥ブースで
30で2時間、第4の乾燥ブース40で2時間乾燥させ
ることになる。
このように本発明者は、スタッコ第1層の乾燥に時間を
かけ、他の層は乾燥時間を短縮しても製品品質を損なわ
ないことを見いだし、層乾燥時間を短縮するとともに、
設備の小型化を図るものである。
かけ、他の層は乾燥時間を短縮しても製品品質を損なわ
ないことを見いだし、層乾燥時間を短縮するとともに、
設備の小型化を図るものである。
更に、乾燥ブース10〜40は炉容積が十分に小さいの
で、短時間で立上がらせることが可能となり、以って生
産量に応じて生産ラインを強力的に運転できる。
で、短時間で立上がらせることが可能となり、以って生
産量に応じて生産ラインを強力的に運転できる。
また、本実施例は第1の乾燥ブース10の雰囲気空気を
25℃±1℃、湿度を60%±2%、第2の乾燥ブース
20のそれを25℃±1℃、50%±2%、第3の乾燥
ブース30のそれを25℃±1℃、40%±2%の如く
個別にコントロールすることが可能であって、より乾燥
時間の短縮が可能となる。 尚、乾燥ブースの数はスタ
ッコ層の数に合せることが望ましい。
25℃±1℃、湿度を60%±2%、第2の乾燥ブース
20のそれを25℃±1℃、50%±2%、第3の乾燥
ブース30のそれを25℃±1℃、40%±2%の如く
個別にコントロールすることが可能であって、より乾燥
時間の短縮が可能となる。 尚、乾燥ブースの数はスタ
ッコ層の数に合せることが望ましい。
しかし、小規模設備であれば、乾燥ブースを1基とし在
炉時間を順次短縮して層乾燥時間を短縮するようにして
もよい。
炉時間を順次短縮して層乾燥時間を短縮するようにして
もよい。
(発明の効果)
以上に述べた通り本発明は、空調機の運転電力費を大幅
に削除するとともに、乾燥時間を短くして生産量を増加
せしめる等の効果を奏する。
に削除するとともに、乾燥時間を短くして生産量を増加
せしめる等の効果を奏する。
第1図は本発明に係るロストワックス用鋳型の乾燥装置
平面図、第2図は第1の乾燥ブースの平面断面図、第3
図は同正面図、第4図は同横断面図である。 1・・・ロストワックス用鋳型の乾燥装置10・・・第
1の乾燥ブース 20・・・第2の乾燥ブース W・・・ロウ模型 特 許 出 願 人 株式会社アイ・シー・エス代 理
人 弁理士 下 田 容一郎同 弁理
士 大 橋 邦 彦同 弁理士
小 山 有第3図
平面図、第2図は第1の乾燥ブースの平面断面図、第3
図は同正面図、第4図は同横断面図である。 1・・・ロストワックス用鋳型の乾燥装置10・・・第
1の乾燥ブース 20・・・第2の乾燥ブース W・・・ロウ模型 特 許 出 願 人 株式会社アイ・シー・エス代 理
人 弁理士 下 田 容一郎同 弁理
士 大 橋 邦 彦同 弁理士
小 山 有第3図
Claims (2)
- (1)ロウ模型にスラリー膜を介してスタッコ材を付着
させてスタッコ第1層目を形成し、この第1層目を乾燥
ブースにて、所定時間乾燥せしめた後に、乾燥ブースか
ら抽出して前記第1層目上にスタッコ第2層目を付着さ
せ、次いでこのロウ模型を乾燥ブースにて前記第1層目
の為の乾燥時間より短い時間だけ乾燥させるようにした
ことを特徴とするロストワックス用鋳型の乾燥方法。 - (2)ロウ模型にスラリー膜を介してスタッコ材を付着
させてスタッコ層を形成し、このスタッコ層を乾燥せし
めるロストワックス用鋳型の乾燥装置において、 前記乾燥装置は、スタッコ第1層目のスタッコを乾燥せ
しめる第1の乾燥ブースと、スタッコ第2層目を乾燥せ
しめる第2の乾燥ブースとを夫々設けたことを特徴とす
るロストワックス用鋳型の乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11045589A JPH02290646A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ロストワックス用鋳型の乾燥方法及び同乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11045589A JPH02290646A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ロストワックス用鋳型の乾燥方法及び同乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02290646A true JPH02290646A (ja) | 1990-11-30 |
Family
ID=14536147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11045589A Pending JPH02290646A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ロストワックス用鋳型の乾燥方法及び同乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02290646A (ja) |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP11045589A patent/JPH02290646A/ja active Pending
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