JPH02290400A - スピーカ用ドーム状部材の製造方法 - Google Patents

スピーカ用ドーム状部材の製造方法

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JPH02290400A
JPH02290400A JP32027289A JP32027289A JPH02290400A JP H02290400 A JPH02290400 A JP H02290400A JP 32027289 A JP32027289 A JP 32027289A JP 32027289 A JP32027289 A JP 32027289A JP H02290400 A JPH02290400 A JP H02290400A
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JP
Japan
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dome
shaped
thermosetting resin
prepleg
epoxy resin
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Shinya Mizone
信也 溝根
Tamotsu Abe
保 阿部
Kazuo Ogawa
和夫 小川
Saburo Ikushima
生島 三郎
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Onkyo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はコーン型スピーカのダストキャップ又はドー
ム状振動板等のドーム状部材の製造方法に関し、特に高
弾性繊維と熱硬化性樹脂を基体とした前記ドーム状部材
の製造方法に改良に関する。
[従来の技術] 従来の紙パルプ繊維、金属、合成樹脂を基体とした振動
板に替わって高弾性率を有する繊維を熱硬化性樹脂で結
着した振動板、例えば炭素繊維織布にエポキシ樹脂を含
浸してプレプレグ材とし、これを加熱プレスしたコーン
形振動板が現出している。そして、このようなコーン形
振動板においてはコーンの頂部近傍にドーム状ダストキ
ャップが取り付けられるが、高弾性繊維と熱硬化性樹脂
を基体とするコーン形振動板に適用するダストキャップ
としては同質の材料よりなるものの方がコーン形振動板
の補強作用、及び接着手段等から有利である。
[発明が解決しようとする問題点] しかるに、ドーム状ダストキャップはコーン形振動板に
比べて口径も小さく、また曲面状に成形する必要がある
のでコーン形振動板以上の成形性に問題がある。すなわ
ち、曲面状のダストキャップを成形する上においては、
成形時における樹脂の伸縮により炭素繊維の弾性力が坑
張力となって樹脂内に内包されるため、成形型から取り
出したときに歪みが発生しやすい。特にドーム状ダスト
キャップの円形開口が楕円状となりやすい。通常コーン
形振動板との接着のためドーム開口縁にはフランジ部が
形成されるが、当該フランジ部のみでは前記変形を防止
する効果が十分ではなかった。
又、当該フランジ部に補強リブを設けることも考えられ
るが前記高弾性繊維と熱硬化性樹脂を基体とするものに
おいて、プレス成形により曲率の小さいリブ状突起を形
成することが困難であった。
[問題を解決するための手段コ この発明は、高弾性繊維と熱硬化性樹脂を基体とするプ
レプレグ材をドーム状凸面と当該凸面に連続した平坦部
を有する凸金型と、前記ドーム状凸面に対向するドーム
状凹面とこれに連続して前記平坦部に対向した平坦部と
当該平坦部に形成した凹溝を有する凹金型間に配置して
加熱加圧成形する工程において、前記加熱加圧成形のプ
レスの初期段階においてプレプレグ材に含浸された熱硬
化性樹脂を溶融し、当該溶融した熱硬化性樹脂を前記凹
溝内に充填せしめる工程と、熱硬化性樹脂を硬化せしめ
る工程を具備するスピーカー用ドーム部材の製造方法で
ある。
[作用] 加熱加圧成形時の初期段階において、熱硬化性樹脂が一
旦溶融し流動性を示すことを利用し、当該流動性を示す
熱硬化性樹脂を凹溝内に充填せしめ、その後の加熱によ
り硬化せしめることによりドーム状部材のフランジ部に
硬化した熱硬化性樹脂のみよりなるリブを一体に成形す
る。
[実施例] 第1図において、1は8〜9μ■径の炭素繊維3000
本を平行に配列した繊維束を平織して織布を形成し、こ
れにエポキシ樹脂を40W(%含浸せしめたプレプレグ
材である。21はドーム状凸面21aとこれに連続した
平坦面部21bを有する凸金型で、22はドーム状凹面
22aとこれに連続した平坦部22b及び当該平坦面2
2bに形成した環状凹溝22cを有する凹金型であり、
両金型間には前記プレプレグ材1を所望の厚さに形成す
るためのクリアランスが設けてある。尚、23は金型を
加熱するためのヒーターである。又、前記平坦部21b
,22bは貼着すべきコーン形振動板の傾斜に合わせて
それぞれ傾斜せしめてある。
前記金型間にプレプレグ材を配置して、温度130℃、
プレス圧5 kg / cnfで約20分間プレスする
。当該プレスの最初の段階において、第2図に示すよう
にエポキシ樹脂が一旦溶融して流動性を示し、プレス圧
により繊維間を流動し、前記凹溝22c内に留まり、そ
の後の加熱によりエボキシ樹脂が硬化し、所定形状に賦
形される。
しかる後金型より取り出し不要部分を裁断する。
この様にして得られたドーム状ダストキャップは第3図
に示すように炭素繊維織布とエポキシ樹脂よりなりドー
ム状に賦形されたドーム部31と、当該ドーム部31の
外縁に連続して貼着部となる平坦フランジ部が一体に成
形され、且つフランジ部32の上面すなわちコーン形振
動板との接着面の反対側にエボキシ樹脂のみからなる環
状突起33が形成される。このようなダストキャップは
フランジ部32に加えて環状突起33による周方向の剛
性が更に増加するので、従来のようなドーム開口の変形
を抑制することができ、真円状開口を有するドーム状ダ
ストキャップを得ることができる。
[発明の効果] この発明によれば、プレス成形時にプレプレグ材に含ま
れる樹脂を利用するために他の部材及び作業を要するこ
となく、金型形状を少し変更するのみで達成できる利点
を有する。又、補強リブは熱硬化性樹脂が金型内におい
て流動性を示すことにより環状凹溝の形状に沿って形成
されるので環状凹溝の曲率が小さくても、その形状を綺
麗にリブ形状として現出することができる等の利点を有
する。
尚、前記環状突起は32はフランジ部32の外縁、中央
部等のフランジ部の幅の一部に形成されるよう、又フラ
ンジ部幅全体にわたって形成されるように環状凹溝の形
状を変更しても良い。
更に、熱硬化性樹脂としてフエーノール樹脂、フラン樹
脂等が、高弾性繊維としてシリコンカーバイト繊維、ボ
ロンタングステン繊維等の繊維が、織布として綾織、朱
子織等の織布が、又単繊維を織った織布が本発明に適用
することができる。更に、本発明の製造方法によりフラ
ンジ部を水平に成形し、当該部分にエッジ部材を貼着又
はフランジ部をエッジ部材とすることによりドーム型ス
ピーカの振動板として使用することができる。4.
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の製造方法の実施例を示す
断面図、第3図はこの発明実施例により得られたドーム
状部材の断面図。 21a:ドーム状凸面 21b=平坦部 22:凹金型 22a:ドーム状凹面 22b=平坦部 22c:凹溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高弾性繊維と熱硬化性樹脂を基体とするプレプレグ材(
    1)をドーム状凸面(21a)と当該凸面(21a)に
    連続した平坦部(21b)を有する凸金型(21)と、
    前記ドーム状凸面(21a)に対向するドーム状凹面(
    22a)とこれに連続して前記平坦部(21b)に対向
    した平坦部(22b)と当該平坦部(22b)に形成し
    た凹溝(22c)を有する凹金型(22)間に配置して
    加熱加圧成形する工程において、前記加熱加圧成形のプ
    レスの初期段階においてプレプレグ材(1)に含浸され
    た熱硬化性樹脂を溶融し、当該溶融した熱硬化性樹脂を
    前記凹溝(22c)内に充填せしめる工程と、その後に
    熱硬化性樹脂を硬化せしめる工程を具備することを特徴
    とするスピーカー用ドーム部材の製造方法
JP32027289A 1989-12-07 1989-12-07 スピーカ用ドーム状部材の製造方法 Expired - Lifetime JPH0634560B2 (ja)

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JPH02290400A true JPH02290400A (ja) 1990-11-30
JPH0634560B2 JPH0634560B2 (ja) 1994-05-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04213998A (ja) * 1990-12-12 1992-08-05 Onkyo Corp スピーカのダストキヤップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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