JPH0228983B2 - - Google Patents
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- JPH0228983B2 JPH0228983B2 JP60249413A JP24941385A JPH0228983B2 JP H0228983 B2 JPH0228983 B2 JP H0228983B2 JP 60249413 A JP60249413 A JP 60249413A JP 24941385 A JP24941385 A JP 24941385A JP H0228983 B2 JPH0228983 B2 JP H0228983B2
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、血液から血球と血漿を分離する血
漿分離器と、分離した血漿からその高分子量成分
を除去する血漿成分分離器とを有する二重ろ過型
血液処理装置に関するものである。
漿分離器と、分離した血漿からその高分子量成分
を除去する血漿成分分離器とを有する二重ろ過型
血液処理装置に関するものである。
[従来の技術]
腎不全、肝不全、自己免疫疾患等の治療法とし
て、二重ろ過型血漿分離交換方法が知られている
(特公昭60−40302号公報)。この方法は、患者の
血液を血漿分離器で血漿と血球とに分離し、分離
された血漿を、血漿成分分離器で種々の毒素が含
まれる高分子量成分と、蛋白質等の人体に有益な
物質が含まれている低分子量成分とに分離し、低
分子量成分のみを体内に戻すとともに、除去され
た高分子量成分に見合つた補液を体内に補充する
ものである。
て、二重ろ過型血漿分離交換方法が知られている
(特公昭60−40302号公報)。この方法は、患者の
血液を血漿分離器で血漿と血球とに分離し、分離
された血漿を、血漿成分分離器で種々の毒素が含
まれる高分子量成分と、蛋白質等の人体に有益な
物質が含まれている低分子量成分とに分離し、低
分子量成分のみを体内に戻すとともに、除去され
た高分子量成分に見合つた補液を体内に補充する
ものである。
[発明が解決しようとする問題点]
ところが、上記治療方法では、分離膜の透過孔
の径が血漿分離器よりも小さい血漿成分分離器に
おいて、濃縮された高分子量成分が分離膜に付着
して目詰りを起こさせ、分離効率を低下させると
いう問題があつた。
の径が血漿分離器よりも小さい血漿成分分離器に
おいて、濃縮された高分子量成分が分離膜に付着
して目詰りを起こさせ、分離効率を低下させると
いう問題があつた。
この発明は、上記従来の問題を解消するために
なされたもので、血漿成分分離器内の分離膜の表
面に付着した高分子量成分を洗い流して、分離膜
を再生し、長期間安定して二重血液ろ過を行うこ
とのできる二重ろ過型血液処理装置を提供するこ
とを目的とする。
なされたもので、血漿成分分離器内の分離膜の表
面に付着した高分子量成分を洗い流して、分離膜
を再生し、長期間安定して二重血液ろ過を行うこ
とのできる二重ろ過型血液処理装置を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するためのこの発明の構成を第
1図に示す。
1図に示す。
血液循環流路1は、血液導入部H1から取り出
された血液aを血球成分a1と血漿成分bとに分
離する血漿分離器3と、この血漿分離器3へ血液
を送り込む血液ポンプ4とを備え、分離された血
球成分a1を、血漿分離器3よりも下流の帰還路
1aを経て血液導出部H2より患者の体内へ戻
す。
された血液aを血球成分a1と血漿成分bとに分
離する血漿分離器3と、この血漿分離器3へ血液
を送り込む血液ポンプ4とを備え、分離された血
球成分a1を、血漿分離器3よりも下流の帰還路
1aを経て血液導出部H2より患者の体内へ戻
す。
血漿流路2は、上記血漿分離器3で分離された
血漿成分bを高分子量成分b1と低分子量成分b
2とに分離する血漿成分分離器6と、補液供給源
12と、血漿成分bを血漿成分分離器6へ送る血
漿ポンプ7と、ドレンポンプ8とを備え、分離さ
れた低分子量成分b2を、血漿成分分離器6より
も下流の帰還路2aから、上記血液循環流路1の
帰還路1aを経て患者の体内へ戻す一方で、ドレ
ンポンプ8により、高分子量成分b1をドレン開
口Dから外部へ排出すると同時に、上記補液供給
源12から補液dを血漿成分分離器6に供給し、
低分子量成分b2に混入する。
血漿成分bを高分子量成分b1と低分子量成分b
2とに分離する血漿成分分離器6と、補液供給源
12と、血漿成分bを血漿成分分離器6へ送る血
漿ポンプ7と、ドレンポンプ8とを備え、分離さ
れた低分子量成分b2を、血漿成分分離器6より
も下流の帰還路2aから、上記血液循環流路1の
帰還路1aを経て患者の体内へ戻す一方で、ドレ
ンポンプ8により、高分子量成分b1をドレン開
口Dから外部へ排出すると同時に、上記補液供給
源12から補液dを血漿成分分離器6に供給し、
低分子量成分b2に混入する。
上記血漿成分分離器6の入口側には圧力検知器
37が設けられている。
37が設けられている。
13はポンプ駆動手段で、上記血液ポンプ4、
血漿ポンプ7およびドレンポンプ8を所定の流量
比になるように常速で回転させる。14は高速駆
動手段で、上記圧力検知器37で検知された圧力
が設定値以上になつたとき、上記ドレンポンプ8
を常速よりも速い高速で回転させる。
血漿ポンプ7およびドレンポンプ8を所定の流量
比になるように常速で回転させる。14は高速駆
動手段で、上記圧力検知器37で検知された圧力
が設定値以上になつたとき、上記ドレンポンプ8
を常速よりも速い高速で回転させる。
[作用]
上記構成において、常速は、ポンプ駆動手段1
3が血液ポンプ4、血漿ポンプ7およびドレンポ
ンプ8を予め設定された常速で駆動し、血液導入
部H1から取り出された患者の血液aを、血漿分
離器3および血漿成分分離器6で分離したのち、
血球成分a1と、補液dが混入された低分子量成
分b2とを血液導出部H2から患者の体内へ戻
す。
3が血液ポンプ4、血漿ポンプ7およびドレンポ
ンプ8を予め設定された常速で駆動し、血液導入
部H1から取り出された患者の血液aを、血漿分
離器3および血漿成分分離器6で分離したのち、
血球成分a1と、補液dが混入された低分子量成
分b2とを血液導出部H2から患者の体内へ戻
す。
ここで、血漿成分分離器6では低分子量成分b
2のみが分離膜6aを透過し、高分子量成分b1
は透過しないで血漿成分分離器6内に残るのであ
るが、上記分離膜6aの透過孔は小径なので、濃
縮された高分子量成分b1が、分離膜6aの表面
に付着しやすい。分離膜6aの表面に高分子量成
分b1が付着すると、血漿成分分離器6の入口側
の圧力が上昇する。この圧力は圧力検知器37で
検知されており、検知された圧力が設定値以上に
なつたとき、高速駆動手段14が作動して、上記
ドレンポンプ8を常速よりも速い高速で回転させ
る。これにより、分離膜6aの表面に付着した高
分子量成分b1が洗い流されて、分離膜6aが再
生される。
2のみが分離膜6aを透過し、高分子量成分b1
は透過しないで血漿成分分離器6内に残るのであ
るが、上記分離膜6aの透過孔は小径なので、濃
縮された高分子量成分b1が、分離膜6aの表面
に付着しやすい。分離膜6aの表面に高分子量成
分b1が付着すると、血漿成分分離器6の入口側
の圧力が上昇する。この圧力は圧力検知器37で
検知されており、検知された圧力が設定値以上に
なつたとき、高速駆動手段14が作動して、上記
ドレンポンプ8を常速よりも速い高速で回転させ
る。これにより、分離膜6aの表面に付着した高
分子量成分b1が洗い流されて、分離膜6aが再
生される。
[実施例]
以下、この発明の実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第2図において、1は血液循環流路、2は血漿
流路である。血液導入部H1(シヤント、注射針
などの通常の採血器や貯血器などと連絡できる部
分)から取り出された患者の血液aは、血液ポン
プ4により昇圧されて動脈圧チヤンバ16に入
り、ついで、血漿分離器3にその上側から導入さ
れ、血球成分a1と血漿成分bとに分離される。
流路である。血液導入部H1(シヤント、注射針
などの通常の採血器や貯血器などと連絡できる部
分)から取り出された患者の血液aは、血液ポン
プ4により昇圧されて動脈圧チヤンバ16に入
り、ついで、血漿分離器3にその上側から導入さ
れ、血球成分a1と血漿成分bとに分離される。
上記血漿分離器3には、血漿分離膜、たとえば
ポリビニルアルコール(PVA)系の共重合体な
どからなる平板状、チユーブ状、または中空糸状
の分離膜が収容されている。通常は、中空糸状の
分離膜を多数寄せ集めたものが用いられる。
ポリビニルアルコール(PVA)系の共重合体な
どからなる平板状、チユーブ状、または中空糸状
の分離膜が収容されている。通常は、中空糸状の
分離膜を多数寄せ集めたものが用いられる。
上記血漿分離器3で分離された血球成分a1
は、静脈圧チヤンバ18に入り、気泡検知器19
を経て血液導出部H2(シヤントや点滴セツトな
どに連結できる部分)から患者の体内へ戻る。
は、静脈圧チヤンバ18に入り、気泡検知器19
を経て血液導出部H2(シヤントや点滴セツトな
どに連結できる部分)から患者の体内へ戻る。
さらに、上記血液ポンプ4の上流側には、膨
張・収縮可能な袋状体からなるピローセンサ21
が設けられており、脱血が困難になつたときに、
流路の陰圧を検知して作動し、血液ポンプ4を停
止させ、陰圧がなくなつたとき、血液ポンプ4を
再始動する。また、上記動脈圧チヤンバ16に
は、血液中にヘパリンを少量だけ混入させて、処
理中の血液の凝固を防止するヘパリン注入器22
と、動脈圧センサ23とが接続され、上記血漿分
離器3には、ろ過圧センサ24が接続され、上記
静脈圧チヤンバ18には、静脈圧センサ26が接
続されている。さらに、血液循環流路1の血液導
出部H2の近傍には、気泡検知器27が設けられ
ている。
張・収縮可能な袋状体からなるピローセンサ21
が設けられており、脱血が困難になつたときに、
流路の陰圧を検知して作動し、血液ポンプ4を停
止させ、陰圧がなくなつたとき、血液ポンプ4を
再始動する。また、上記動脈圧チヤンバ16に
は、血液中にヘパリンを少量だけ混入させて、処
理中の血液の凝固を防止するヘパリン注入器22
と、動脈圧センサ23とが接続され、上記血漿分
離器3には、ろ過圧センサ24が接続され、上記
静脈圧チヤンバ18には、静脈圧センサ26が接
続されている。さらに、血液循環流路1の血液導
出部H2の近傍には、気泡検知器27が設けられ
ている。
上記血漿分離器3で分離された血漿成分bは、
血漿流路2の血漿ポンプ7により昇圧されて2次
膜圧チヤンバ32に入り、血漿成分分離器6にそ
の下側から導入されて、高分子量成分b1と低分
子量成分b2とに分離される。このとき、上記血
漿成分分離器6では低分子量成分b2のみが分離
膜6aを透過し、高分子量成分b1は透過しな
い。
血漿流路2の血漿ポンプ7により昇圧されて2次
膜圧チヤンバ32に入り、血漿成分分離器6にそ
の下側から導入されて、高分子量成分b1と低分
子量成分b2とに分離される。このとき、上記血
漿成分分離器6では低分子量成分b2のみが分離
膜6aを透過し、高分子量成分b1は透過しな
い。
上記血漿成分分離器6には、血漿処理膜、たと
えばエチレンビニルアルコール(EVA)系の共
重合体などからなる平板状、チユーブ状、または
中空糸状の分離膜が収容されている。通常は、中
空糸状の分離膜を多数寄せ集めたものが用いられ
る。
えばエチレンビニルアルコール(EVA)系の共
重合体などからなる平板状、チユーブ状、または
中空糸状の分離膜が収容されている。通常は、中
空糸状の分離膜を多数寄せ集めたものが用いられ
る。
上記血漿成分分離器6の分離膜を透過しなかつ
た高分子量成分b1は、ドレンポンプ8により、
血漿成分分離器6の上方からドレン開口Dを経て
外部へ排出される。一方、分離膜を透過した低分
子量成分b2は、電気式のヒータからなる加温器
35を通り、血漿流路2の血漿成分分離器6より
も下流側の帰還路2aから、血液循環流路1の血
漿分離器3よりも下流側の帰還路1aを経て人体
へ戻される。
た高分子量成分b1は、ドレンポンプ8により、
血漿成分分離器6の上方からドレン開口Dを経て
外部へ排出される。一方、分離膜を透過した低分
子量成分b2は、電気式のヒータからなる加温器
35を通り、血漿流路2の血漿成分分離器6より
も下流側の帰還路2aから、血液循環流路1の血
漿分離器3よりも下流側の帰還路1aを経て人体
へ戻される。
上記2次膜圧チヤンバ32には、この発明の圧
力検知器を構成する2次膜圧センサ37が接続さ
れ、上記血漿成分分離器6には、上記ドレンポン
プ8および気泡検知器40を介して、補液導入部
H3(点滴セツトなどに連結できる部分)が、ア
ルブミンやHES等の補液dを供給する補液供給
源12に接続され、補液dが上記ドレンポンプ8
により血漿成分分離器6内へ送られて、低分子量
成分b2に混入される。
力検知器を構成する2次膜圧センサ37が接続さ
れ、上記血漿成分分離器6には、上記ドレンポン
プ8および気泡検知器40を介して、補液導入部
H3(点滴セツトなどに連結できる部分)が、ア
ルブミンやHES等の補液dを供給する補液供給
源12に接続され、補液dが上記ドレンポンプ8
により血漿成分分離器6内へ送られて、低分子量
成分b2に混入される。
また、上記血漿流路2の血漿成分分離器6より
も下流側の帰還路2aと、血液循環流路1の血漿
分離器3よりも下流側の帰還路1aとの間には、
連通およびしや断を行なうバルブ11が設けられ
ている。
も下流側の帰還路2aと、血液循環流路1の血漿
分離器3よりも下流側の帰還路1aとの間には、
連通およびしや断を行なうバルブ11が設けられ
ている。
さらに、上記血液ポンプ4には、この血液ポン
プ4の回転数に基づいて血液循環流路1の流量を
検知する血液量検知器5が、上記血漿ポンプ7に
は、この血漿ポンプ7の回転数に基づいて血漿流
路2の流量を検知する血漿量検知器9が、上記ド
レンポンプ8には、このドレンポンプ8の回転数
に基づいてドレン量を検知するドレン量検知器1
0が、それぞれ接続されている。
プ4の回転数に基づいて血液循環流路1の流量を
検知する血液量検知器5が、上記血漿ポンプ7に
は、この血漿ポンプ7の回転数に基づいて血漿流
路2の流量を検知する血漿量検知器9が、上記ド
レンポンプ8には、このドレンポンプ8の回転数
に基づいてドレン量を検知するドレン量検知器1
0が、それぞれ接続されている。
48はマイクロコンピユータからなる制御装置
で、第1図のポンプ駆動手段13および高速駆動
手段14を内蔵している。
で、第1図のポンプ駆動手段13および高速駆動
手段14を内蔵している。
通常の臨床運転時には、上記制御装置48のポ
ンプ駆動手段13により、上記各ポンプ4,7,
8を予め設定された常速で駆動し、上記各検知器
5,9,10からの流量検知信号と、各圧力セン
サ23,24,26,37からの圧力検知信号と
を受けて、血漿分離器3内と血漿成分分離器6内
の膜圧が適正範囲内にあることを確認しながら、
各ポンプ4,7,8の流量比が所定値、たとえば
10:3:1になるように、各ポンプ4,7,8の
回転数を微調整する。
ンプ駆動手段13により、上記各ポンプ4,7,
8を予め設定された常速で駆動し、上記各検知器
5,9,10からの流量検知信号と、各圧力セン
サ23,24,26,37からの圧力検知信号と
を受けて、血漿分離器3内と血漿成分分離器6内
の膜圧が適正範囲内にあることを確認しながら、
各ポンプ4,7,8の流量比が所定値、たとえば
10:3:1になるように、各ポンプ4,7,8の
回転数を微調整する。
つぎに、血漿成分分離器6の入口側の圧力が設
定値以上になつたとき、圧力検知器37からの圧
力信号を受けて制御装置48の高速駆動手段14
が作動し、上記ドレンポンプ8を常速よりも速い
高速で駆動する。
定値以上になつたとき、圧力検知器37からの圧
力信号を受けて制御装置48の高速駆動手段14
が作動し、上記ドレンポンプ8を常速よりも速い
高速で駆動する。
ここで、上記ドレンポンプ8は高分子量成分b
1の排出と補液dの供給とを兼ねているが、これ
とは異なり、ドレンポンプ8で高分子量成分b1
の排出のみを行ない、補液dの供給を別途設けた
ポンプにより行なうようにしてもよい。ただし、
この実施例のように、兼用構成とすれば、特に制
御しなくても、高分子量成分b1の排出量と、補
液dの供給量とが常に等しくなるので、好都合で
ある。
1の排出と補液dの供給とを兼ねているが、これ
とは異なり、ドレンポンプ8で高分子量成分b1
の排出のみを行ない、補液dの供給を別途設けた
ポンプにより行なうようにしてもよい。ただし、
この実施例のように、兼用構成とすれば、特に制
御しなくても、高分子量成分b1の排出量と、補
液dの供給量とが常に等しくなるので、好都合で
ある。
この発明の二重ろ過型血液処理装置は、第3図
に示す取付台50に取り付けられる。この取付台
50の前面50aには、第4図に示すように、塩
化ビニールパイプで形成された血液循環流路1お
よび血漿流路2が装着され、これら血液循環流路
1および血漿流路2の中途に、血漿分離器3、血
漿成分分離器6などが接続され、取付台50の上
部には、血液ポンプ4、血漿ポンプ7、ドレンポ
ンプ8、および、操作の指示等を表示する画面5
1が配置されている。
に示す取付台50に取り付けられる。この取付台
50の前面50aには、第4図に示すように、塩
化ビニールパイプで形成された血液循環流路1お
よび血漿流路2が装着され、これら血液循環流路
1および血漿流路2の中途に、血漿分離器3、血
漿成分分離器6などが接続され、取付台50の上
部には、血液ポンプ4、血漿ポンプ7、ドレンポ
ンプ8、および、操作の指示等を表示する画面5
1が配置されている。
つぎに、第2図の制御装置48による制御につ
いて説明する。
いて説明する。
血液循環流路1および血漿流路2は、予め生理
食塩水のようなプライミング液を用いてプライミ
ング処理(洗浄処理)がなされる。このプライミ
ング完了後に、血液導入部H1と血液導出部H2
とが患者の血管に接続される。
食塩水のようなプライミング液を用いてプライミ
ング処理(洗浄処理)がなされる。このプライミ
ング完了後に、血液導入部H1と血液導出部H2
とが患者の血管に接続される。
スタート指令により制御装置48のポンプ駆動
手段13が作動し、まず、バルブ11を閉じた状
態で、血液ポンプ4のみを常速で駆動する。これ
により血液aが血液循環流路1のみに導入され
る。つぎに、血液量検知器5で検知された血液ポ
ンプ4の累計流量が一定値に達したとき、制御装
置48のポンプ駆動手段13により、血漿ポンプ
7およびドレンポンプ8を常速で駆動する。この
とき、血漿ポンプ7は、後述するステツプアツプ
制御により、段階的に速度が上昇して常速に達す
る。
手段13が作動し、まず、バルブ11を閉じた状
態で、血液ポンプ4のみを常速で駆動する。これ
により血液aが血液循環流路1のみに導入され
る。つぎに、血液量検知器5で検知された血液ポ
ンプ4の累計流量が一定値に達したとき、制御装
置48のポンプ駆動手段13により、血漿ポンプ
7およびドレンポンプ8を常速で駆動する。この
とき、血漿ポンプ7は、後述するステツプアツプ
制御により、段階的に速度が上昇して常速に達す
る。
この状態では、まだ上記バルブ11が閉じられ
たままであるから、血漿流路2の帰還路2a内の
圧力は徐々に上昇する。ここで、2次膜圧センサ
37により検知された血漿成分分離器6の入口側
の圧力は、帰還路2aの圧力にほぼ等しい。ま
た、静脈圧センサ26により検知された圧力は、
血液循環流路1の帰還路1aの圧力である。上記
帰還路2aの圧力が帰還路1aの圧力に達する
と、もはやバルブ11を開放しても、血漿分離器
3を出た血球成分a1が、バルブ11を通つて血
漿流路2側へ逆流するおそれはない。
たままであるから、血漿流路2の帰還路2a内の
圧力は徐々に上昇する。ここで、2次膜圧センサ
37により検知された血漿成分分離器6の入口側
の圧力は、帰還路2aの圧力にほぼ等しい。ま
た、静脈圧センサ26により検知された圧力は、
血液循環流路1の帰還路1aの圧力である。上記
帰還路2aの圧力が帰還路1aの圧力に達する
と、もはやバルブ11を開放しても、血漿分離器
3を出た血球成分a1が、バルブ11を通つて血
漿流路2側へ逆流するおそれはない。
そこで、上記2次膜圧センサ37により検知さ
れた帰還路2aの圧力が、静脈圧センサ26によ
り検知された帰還路1aの圧力に達したとき、制
御装置48が作動して、上記バルブ11を開放す
る。これにより、装置全体が通常の臨床運転に入
り、低分子量成分b2がバルブ11および帰還路
1aを経て、血球成分a1とともに、血液導出部
H2から患者の体内へ戻される。この臨床運転状
態での血液ポンプ4と血漿ポンプ4とドレンポン
プ8の流量比は、所定値、たとえば10:3:1に
設定される。
れた帰還路2aの圧力が、静脈圧センサ26によ
り検知された帰還路1aの圧力に達したとき、制
御装置48が作動して、上記バルブ11を開放す
る。これにより、装置全体が通常の臨床運転に入
り、低分子量成分b2がバルブ11および帰還路
1aを経て、血球成分a1とともに、血液導出部
H2から患者の体内へ戻される。この臨床運転状
態での血液ポンプ4と血漿ポンプ4とドレンポン
プ8の流量比は、所定値、たとえば10:3:1に
設定される。
つぎに、この発明の特徴である、ドレンポンプ
8の高速駆動について説明する。
8の高速駆動について説明する。
血漿流路2の血漿成分分離器6は、血漿分離器
3に比べて分離膜6a(第1図参照)の透過孔が
小径なので、この分離膜6aに、高分子量成分b
1の付着による目詰りが発生しやすい。この目詰
りが発生したとき、血漿成分分離器6の入口側の
圧力が上昇する。この圧力は圧力検知器37で検
知されており、検知された圧力が設定値以上にな
つたとき、高速駆動手段14が作動して、上記ド
レンポンプ8を常速よりも速い高速、たとえば常
速の2〜10倍の速度で回転させ、高分子量成分b
1を大量に排出させる。
3に比べて分離膜6a(第1図参照)の透過孔が
小径なので、この分離膜6aに、高分子量成分b
1の付着による目詰りが発生しやすい。この目詰
りが発生したとき、血漿成分分離器6の入口側の
圧力が上昇する。この圧力は圧力検知器37で検
知されており、検知された圧力が設定値以上にな
つたとき、高速駆動手段14が作動して、上記ド
レンポンプ8を常速よりも速い高速、たとえば常
速の2〜10倍の速度で回転させ、高分子量成分b
1を大量に排出させる。
これにより、血漿成分分離器6内の分離膜6a
(第1図参照)の表面に付着した高分子量成分b
1を洗い流して、この分離膜6aを再生すること
ができ、長期間安定して二重血液ろ過を行うこと
ができる。
(第1図参照)の表面に付着した高分子量成分b
1を洗い流して、この分離膜6aを再生すること
ができ、長期間安定して二重血液ろ過を行うこと
ができる。
なお、上記高分子量成分b1を洗い流す方法と
して、血漿ポンプ7の速度を低下させることも考
えられるが、こうすると、血漿成分分離器6での
ろ過速度が低下し、血液処理時間が長くなつてし
まう欠点がある。
して、血漿ポンプ7の速度を低下させることも考
えられるが、こうすると、血漿成分分離器6での
ろ過速度が低下し、血液処理時間が長くなつてし
まう欠点がある。
つぎに、上記臨床運転開始時における血漿ポン
プ7のステツプアツプ制御およびドレンポンプ8
の高速駆動制御の詳細を、第5図に示すフローチ
ヤートにしたがつて説明する。第5図のP1〜P
9は制御の各ステツプを示す。また、略号BP、
PP、DPはそれぞれ、第2図の血液ポンプ4、血
漿ポンプ7、ドレンポンプ8を示す。
プ7のステツプアツプ制御およびドレンポンプ8
の高速駆動制御の詳細を、第5図に示すフローチ
ヤートにしたがつて説明する。第5図のP1〜P
9は制御の各ステツプを示す。また、略号BP、
PP、DPはそれぞれ、第2図の血液ポンプ4、血
漿ポンプ7、ドレンポンプ8を示す。
P1でPP(血漿ポンプ7)のステツプアツプ制
御がスタートし、P2でPPステツプアツプ制御
の周期、たとえば1〜2秒が経過したか否かを判
断する。これは、PPステツプアツプ制御を周期
的に行なつて、PPの速度を段階的に上昇させる
ためである。上記周期が経過しておれば、P3へ
進み、第2図の血液量検知器5で検知されたBP
(血液ポンプ4)の流量と、予め設定されたPP/
BP流量との積から、PP流量目標値を得る。
御がスタートし、P2でPPステツプアツプ制御
の周期、たとえば1〜2秒が経過したか否かを判
断する。これは、PPステツプアツプ制御を周期
的に行なつて、PPの速度を段階的に上昇させる
ためである。上記周期が経過しておれば、P3へ
進み、第2図の血液量検知器5で検知されたBP
(血液ポンプ4)の流量と、予め設定されたPP/
BP流量との積から、PP流量目標値を得る。
第5図のP4では、第2図の血漿量検知器9で
検知されたPPの流量が上記目標値になつたか否
かを判断し、目標値に達していなければ、第5図
のP5で、PPの流量5ml/分増大するように、
PPの回転数を上昇させる。つまり、P2でのPP
ステツプアツプ制御の1周期ごとに、段階的に
PPの回転数を上昇させる。上記P1〜P4をく
り返して、PPの流量を目標値に一致させる。
検知されたPPの流量が上記目標値になつたか否
かを判断し、目標値に達していなければ、第5図
のP5で、PPの流量5ml/分増大するように、
PPの回転数を上昇させる。つまり、P2でのPP
ステツプアツプ制御の1周期ごとに、段階的に
PPの回転数を上昇させる。上記P1〜P4をく
り返して、PPの流量を目標値に一致させる。
上記P4で、第2図の血液量検知器5により検
知されたPPの流量が常速の目標値に達しておれ
ば、第5図のP6へ進み、第2図の血漿成分分離
器6の入口側の圧力、すなわち圧力検知器37で
検知された2次膜圧が、設定値、たとえばゲージ
圧400mmHg以上か否かが判断される。設定値未満
であるときは、正常であるとして、第5図のP7
へ進み、第2図の血漿量検知器9で検知された
PPの流量と予め設定されたDP/PP流量比との
積から、DP(ドレンポンプ8)の流量を算出し、
この流量となるようにDPの回転数を制御する。
つづいて、第5図のP9で、第2図の血液量検知
器5により検知されたBPの流量と、予め設定さ
れたPP/BP流量比との積からPPの流量比を算
出し、この流量となるようにPPの回転数を制御
する。
知されたPPの流量が常速の目標値に達しておれ
ば、第5図のP6へ進み、第2図の血漿成分分離
器6の入口側の圧力、すなわち圧力検知器37で
検知された2次膜圧が、設定値、たとえばゲージ
圧400mmHg以上か否かが判断される。設定値未満
であるときは、正常であるとして、第5図のP7
へ進み、第2図の血漿量検知器9で検知された
PPの流量と予め設定されたDP/PP流量比との
積から、DP(ドレンポンプ8)の流量を算出し、
この流量となるようにDPの回転数を制御する。
つづいて、第5図のP9で、第2図の血液量検知
器5により検知されたBPの流量と、予め設定さ
れたPP/BP流量比との積からPPの流量比を算
出し、この流量となるようにPPの回転数を制御
する。
上記各ステツプP1〜P7,P9の制御では、
BP、PP、DPはすべて常速で駆動される。
BP、PP、DPはすべて常速で駆動される。
つぎに、第5図のP6で2次膜圧が設定値以上
になつたとき、P8へ進んでDPを高速モード、
たとえば、常速の2〜10倍の速度で駆動する。つ
いでP9へ進み、上記のようにPPの回転数を制
御する。このP9内に記載された演算式から明ら
かなように、PPの速度は、DPの速度に無関係に
決まる。したがつて、DPが高速モードで駆動さ
れている場合でも、PPは常速で駆動されること
になり、その結果、血漿成分分離器6に入る血漿
成分bの量はそのままで、血漿成分分離器6から
排出される高分子量成分b1のみが多くなるの
で、血漿成分分離器6内の分離膜の表面に付着し
た高分子量成分b1が洗い流される。
になつたとき、P8へ進んでDPを高速モード、
たとえば、常速の2〜10倍の速度で駆動する。つ
いでP9へ進み、上記のようにPPの回転数を制
御する。このP9内に記載された演算式から明ら
かなように、PPの速度は、DPの速度に無関係に
決まる。したがつて、DPが高速モードで駆動さ
れている場合でも、PPは常速で駆動されること
になり、その結果、血漿成分分離器6に入る血漿
成分bの量はそのままで、血漿成分分離器6から
排出される高分子量成分b1のみが多くなるの
で、血漿成分分離器6内の分離膜の表面に付着し
た高分子量成分b1が洗い流される。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば、血漿
成分分離器6の入口側の圧力が設定値以上になつ
たとき、高速駆動手段14が作動して、ドレンポ
ンプ8を高速駆動し、血漿成分分離器6内の高分
子量成分b1を大量に外部へ排出するから、血漿
成分分離器6内の分離膜6aの表面に付着した高
分子量成分b1を流い流して、分離膜6aの再生
を行うことができるので、長期間にわたり効率よ
く二重ろ過血液処理を行うことができる。
成分分離器6の入口側の圧力が設定値以上になつ
たとき、高速駆動手段14が作動して、ドレンポ
ンプ8を高速駆動し、血漿成分分離器6内の高分
子量成分b1を大量に外部へ排出するから、血漿
成分分離器6内の分離膜6aの表面に付着した高
分子量成分b1を流い流して、分離膜6aの再生
を行うことができるので、長期間にわたり効率よ
く二重ろ過血液処理を行うことができる。
第1図はこの発明の構成を示す回路図、第2図
はこの発明の一実施例を示す二重ろ過型血液処理
装置の回路図、第3図は同装置が取り付けられる
取付台を示す側面図、第4図は同正面図、第5図
は同装置の作動を示すフローチヤトである。 1……血液循環流路、2……血漿流路、3……
血漿分離器、4……血液ポンプ、5……血液量検
知器、6……血漿成分分離器、7……血漿ポン
プ、8……ドレンポンプ、11……バルブ、12
……補液供給源、13……ポンプ駆動手段、14
……高速駆動手段、37……圧力検知器、a……
血液、a1……血球成分、b……血漿成分、b1
……高分子量成分、b2……低分子量成分、d…
…補液。
はこの発明の一実施例を示す二重ろ過型血液処理
装置の回路図、第3図は同装置が取り付けられる
取付台を示す側面図、第4図は同正面図、第5図
は同装置の作動を示すフローチヤトである。 1……血液循環流路、2……血漿流路、3……
血漿分離器、4……血液ポンプ、5……血液量検
知器、6……血漿成分分離器、7……血漿ポン
プ、8……ドレンポンプ、11……バルブ、12
……補液供給源、13……ポンプ駆動手段、14
……高速駆動手段、37……圧力検知器、a……
血液、a1……血球成分、b……血漿成分、b1
……高分子量成分、b2……低分子量成分、d…
…補液。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 血液aを、血液導入部H1から血漿分離器3
に導入して、血球成分a1と血漿成分bとに分離
し、分離された血球成分a1を帰還路1aを経て
血液導出部H2より人体へ戻す血液循環流路1
と、 上記血漿分離器3で分離された血漿成分bを、
血漿成分分離器6に導入して高分子量成分b1と
低分子量成分b2とに分離し、分離された低分子
量成分b2に補液dを加えた後、帰還路2aから
上記血液循環流路1の帰還路1aを経て人体へ戻
す一方で、高分子量成分b1を外部へ排出する血
漿流路2と、 上記血液循環流路1に設けられて、血液を血漿
分離器3へ送る血液ポンプ4と、 上記血漿流路2に設けられて、血漿成分bを血
漿成分分離器6へ送る血漿ポンプ7と、 上記血漿流路2に設けられて、高分子量成分b
1bを外部へ排出させるとともに、補液dを低分
子量成分b2に混入させるドレンポンプ8と、 上記血漿成分分離器6の入口側の圧力を検知す
る圧力検知器37と、 上記血液ポンプ4、血漿ポンプ7およびドレン
ポンプ8を所定の流量比になるように常速で回転
させるポンプ駆動手段13と、 上記圧力検知器37で検知された圧力が設定値
以上になつたとき、上記ドレンポンプ8を常速よ
りも速い高速で回転させる高速駆動手段14とを
備えてなる二重ろ過型血液処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60249413A JPS62137063A (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 二重ろ過型血液処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60249413A JPS62137063A (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 二重ろ過型血液処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62137063A JPS62137063A (ja) | 1987-06-19 |
JPH0228983B2 true JPH0228983B2 (ja) | 1990-06-27 |
Family
ID=17192602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60249413A Granted JPS62137063A (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 二重ろ過型血液処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62137063A (ja) |
-
1985
- 1985-11-07 JP JP60249413A patent/JPS62137063A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62137063A (ja) | 1987-06-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |