JPH02289555A - トリアジン誘導体 - Google Patents

トリアジン誘導体

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JPH02289555A
JPH02289555A JP2062866A JP6286690A JPH02289555A JP H02289555 A JPH02289555 A JP H02289555A JP 2062866 A JP2062866 A JP 2062866A JP 6286690 A JP6286690 A JP 6286690A JP H02289555 A JPH02289555 A JP H02289555A
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mmol
ethyl acetate
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dihydro
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JP2062866A
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Frank Ellis
フランク・エリス
Alan Naylor
アラン・ネイラー
Christopher J Wallis
クリストフアー・ジヨン・ウオリス
Ian Waterhouse
イアン・ウオーターハウス
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Glaxo Group Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D253/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D251/00
    • C07D253/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D251/00 not condensed with other rings
    • C07D253/061,2,4-Triazines
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複素環式化合物、その製法、それを含有する医
薬組成物および薬剤におけるその使用に関する。詳しく
云えば、本発明は酵素5一リポキシゲナーゼの阻害剤と
して作用する化合物に関する。
酵素5−リポキシゲナーゼはアラキドン酸からの強力な
生物学的メデイエータ、例えばロイコトリエン類( L
TBいLTCいLTDいLTE4)の生合成における第
1の反応を触媒する。これらのロイコトリエンLTCい
LTD,およびLTE.並びにその他の5−リポキシゲ
ナーゼ生産物はアレルギー性喘息の発病における最も重
要なメデイエー夕であると広く考えられている。ロイコ
トリエンLTB4は炎症の発生におけるメデイエー夕で
あると考えられている。従って、酵素5−リポキシゲナ
ーゼを阻害する化合物はこれらの強力な生物学的メデイ
エー夕の産生を減少させるもので、それゆえこれらメデ
イエー夕の過剰生産から生ずる疾患の治療に有用である
。かかる疾患の例としては気道の呼吸器疾患例えば喘息
、気管支炎、成人の呼吸困難症候群、アレルギー性鼻炎
および肺のサルコイドーシス:胃腸管の炎症例えば胃炎
、食道炎、十二指腸炎、炎症性腸疾患(例えば潰瘍性結
腸炎)、刺激性腸症候群、消化性潰瘍、クローン病およ
び小児脂肪便症一関節の炎症例えばりウマチ様関節炎、
リウマチ様背椎炎、骨肉節炎および痛風性関節炎;皮膚
疾患例えば乾鮮、湿疹、接触性皮膚炎、およびアトピー
性皮膚炎;主要器官例えば脳、肝臓および腎臓の虚血;
虚血性心疾患例えばアンギナおよび心筋梗塞および心臓
血管障害例えば末梢血管性疾患および脳血管性疾患を挙
げることができる。さらに、酵素5−リボキシゲナーゼ
を阻害する化合物は移植外科手術の結果として生ずる組
織拒絶の抑制、エンドトキシンショックおよび良性前立
腺肥大の治療、並びに細胞保護剤として使用しうる。
アラキドン酸はまた人体における多数のその他の重要な
メデイエー夕の生合成に必須の成分でもある。従ってい
ずれの5−リボキシゲナーゼ阻害剤もアラキドン酸から
の他のメデイエータの生合成にほとんどまたは全く影響
を及ぼさないことが望ましい。
本発明者等は酵素5−リポキシゲナーゼの強物を見出し
た。
すなわち、本発明の観点の一つは下記の式〔式中 Rl
はハロゲン原子を示すかまたはヒドロキシ;01〜,ア
ルキル:01〜6アルコキシ;01〜,アルコキシ01
〜3アルコキシ;フエノキシもしくはフエニル01〜,
アルコキシ(ここでフエニル基はハロゲン原子、または
01〜,アルキル、Cl〜,アルコキシもしくはヒドロ
キシから選択される基によって場合により置換されてい
る);フルオロC,〜,アルキル;シアノ.−Co,R
3(ここでR3は水素原子またはC1〜4アルキル基を
示す);−CONR’R’ {ここでR4およびR5は
それぞれ独立して水素原子またはC,〜.アルキル基を
示すかまたはそれらが結合している窒素原子と一緒にな
って飽和の5〜7員環(該環は酸素もしくは硫黄原子か
ら選択される1個またはそれ以上の原子または一NH一
もしくは一N(CHs)一から選択される1個の基を場
合により含有する)を形成する}から選択される基を示
しそして R2は水素もしくはハロゲン原子を示すかまたはヒドロ
キシ、01〜.アルキルもしくはC,〜.アルコキシか
ら選択される基を示す〕で表されるトリアジン誘導体ま
たはその塩、特にその生理学的に許容しうる塩を提供す
ることである。
式(I)においてハロゲン原子はフッ素、塩素、臭素ま
たは沃素であることができる。アルキル基(そのままの
または基の一部分としての)は直鎖または分枝鎖状アル
キル基であることができる。01〜.アルキル基はメチ
ル、エチル、プロビル、ブチル、ベンチルまたはヘキシ
ル基であることができる。C,〜.アルキル基はさらに
ヘプチルまたはオクチル基であることもできる。
C,〜.アルコキシ基は例えばメトキシ、エトキシ、プ
ロポキシ、ブトキシ、ペントキシまたはへキシルオキシ
基であることができる。フエニルCI−3アルコキシ基
は例えばペンジルオキシ、フエニルエトキシまたはフエ
ニルプロポキシ基であることができるが、特にペンジル
オキシ基が好ましい。
フエニル環上の置換基は2−  3−  4−5−また
は6一位にあることができる。しかしながら Rlは3
−または4−フエニル置換基であるのが好ましい。
ジ置換フエニル基の詳細な例をあげれば、2個のアルキ
ル(例えばメチル)基によりまたは2個のハロゲン(例
えばフッ素)原子によりまたは1個のアルキル基および
1個のハロゲン原子により置換された7エニルである。
本発明の好ましい態様においては Rlはハロゲン原子
を示すかまたは01〜.アルキル;01〜6アルコキシ
;C1〜,アルコキシC,〜,アルコキシ;7エノキシ
もしくはフエニル01〜,アルコキシ(ここで7エニル
基は置換されていないかまたはハロゲン原子、Cl〜,
アルキル、Cl〜,アルコキシもしくはヒドロキシから
選択される基によって置換されている);7ル才ロ01
〜3アルキルから選択される基を示す。フル才ロC,〜
,アルキル基はトリフルオロメチルが好都合である。本
発明の好ましい態様においてはRlは7エニルC1−3
アルコキシ基である。本発明の特に好ましい態様におい
ては R lはハロゲン(特にフッ素)原子またはC,
〜6アルキル特にC,−3アルキル、最も好ましくはメ
チルもしくはエチル基を示す。
R2はハロゲン(特にフッ素)、01〜.アルキル(特
にメチル)基または特に好ましくは水素原子であるのが
好都合である。
特に好ましい本発明化合物はジヒドロ−1−(3−メチ
ルフエニル)−1.2.4−トリアジン−3.5− (
2H,4H)一ジオンまたはその生理学的に許容しうる
塩である。
他の好ましい本発明化合物は下記のとおりである。
ジヒドロ−1−(3−エチルフェニル)1,2.4− 
トリアジン−3.5− (2H,4H)一ジオンまたは
その生理学的に許容しうる塩: ジヒドロ−1−(3−n−7”口ピルフエニル)− 1
.2.4− 1−リアジン−3.5− (2H,4H)
一ジオンまたはその生理学的に許容しうる塩: ジヒドロ−1−(3−7ルオロフエニル)1.2.4−
 トリアジン−3.5− C2H.4H)一ジオンまた
はその生′理学的に許容しうる塩; ジヒドO−1−(4−7ルオロ7エニル)1.2.4−
 1−リアジン−3.5− (2H,4H)一ジオンま
たはその生理学的に許容しうる塩: ジヒドロ−1−(3−クロロフェニル)1,2.4− 
}リアジン−3.5− (2H.4H)一ジオンまたは
その生理学的に許容しうる塩; ジヒドロー1−(3−プロモフェニル)1,2.4− 
トリアジン−3.5− (2H,4H)一ジオンまたは
その生理学的に許容しうる塩; ジヒドロ−1 − (3.5 − シフルオ口7エニル
)− 1.2.4− トリアジン−3.5−(2H,4
H)一ジオンまたはその生理学的に許容しうる塩; ジヒドロ−1−(3−メトキシ7エニル)1.2.4−
 hリアジン−3.5− (2H.4H)一ジオンまた
はその生理学的に許容しうる塩;およびジヒドロ−1−
((3−(4−フル才ロフエニルメトキシ)フエニル)
 − 1.2.4− トリアジン3.5− (2H,4
H)一ジオンまたはその生理学的に許容しうる塩。
式(I)の化合物の生理学的に許容しうる適当な塩とし
ては有機酸または無機酸で形成される酸付加塩例えば塩
酸塩、臭化水素酸塩、f!LrI1塩、メタンスルホン
酸塩、リン酸塩、クエン酸塩、フマル酸塩およびマレイ
ン酸塩があげられる。
また式(1)の化合物は適当な塩基と塩を形成すること
もできる。このような塩の例としてはアルカリ金属(例
えばナトリウムおよびカリウム)塩がある。
式(I)の化合物の光学異性体の全て並びにそれらの混
合物例えばそのラセミ混合物が本発明に包含される。式
(I)の化合物の幾何(シスートランス)異性体の全て
およびそれらの混合物も本発明に包含される。また式(
1)の化合物の溶媒和物も本発明に包含される。
本発明化合物の選択的な5−リボキシゲナーゼ阻害作用
はヒトの白血球を用いて容易に証明される。すなわち、
化合物A23187 (G.Hansson and 
O. Radmark, FEBS Letters 
193Q,!22(1), 87)で刺激されたヒト白
血球を用いる経験において本発明化合物はアラキドン酸
からの他のメデイエータの生合成に対してはほとんどま
たは全く影響を及ぼさない濃度でロイコトリエンLTC
,およびLTD,の合成を阻害する。
すなわち、式(I)の化合物はロイコトリエン類( L
TBいLTCいLTD.およびLTE4)並びにその他
の5−リポキシゲナーゼ生産物がメデイエー夕である疾
患状態の治療に有用である。
従って、本発明はロイコトリエン類およびその他の5−
リポキシゲナーゼ生産物がメデイエー夕である疾患の軽
減または予防のための治療法を提供する。それは該治療
を必要とするヒトまたは動物に式(I)のトリアジン誘
導体またはその生理学的に許容しうる塩の有効量を投与
することからなる。
本発明化合物は確立された症状を軽減させるのに主とし
て有用であるが、しかし予防も除外されないことが認識
されよう。
もう一つの観点においては、本発明は特にロイコトリエ
ン類またはその他の5−リポキシゲナーゼ生産物がメデ
イエータである疾患の軽減または予防用の治療活性物質
として使用するための前記式(I)のトリアジン誘導体
またはその生理学的に許容しうる塩を提供する。
さらに別の観点によれば、本発明はヒトまたは動物用の
薬物として使用するために任意の都合のよい経路による
投与用に製剤化された、式(I)のトリアジン誘導体ま
たはその生理学的に許容しうる塩を含有する医薬組成物
を提供する。
このような組成物は1種またはそれ以上の生理学的に許
容しうる担体および/または賦形剤を用い慣用法で調製
されうる。
すなわち、式(I)の化合物は経口、口内、非経口、局
所または直腸投与用に、または吸入もしくは吹入法によ
る投与(口または鼻を介する)に適した形態に製剤化さ
れうる。
経口用の場合、医薬組成物は製薬的に許容しうる賦形剤
例えば結合剤(例えばあらかじめゼラチン化されたコー
ンスターチ、ポリビニルビロリドンまたはヒドロキシプ
口ピルメチルセルロース);充填剤(例えばラクトース
、微結晶生セルロースまたはリン酸水素カルシウム);
潤滑油(例えばステアリン酸マグネシウム、タルクまた
はシリカ):崩壊剤(例えばポテトスターチまたはデン
プングリコーノレ酸ナトリウム):または湿潤剤(例え
ばラウリル硫酸ナトリウム)を用いて慣用法により調製
される例えば錠剤またはカプセルの形態をとることがで
きる。錠剤は当業者によく知られた方法によって被覆さ
れうる。経口投与用液体製剤は例えば溶液、シロップま
たは懸濁液の形態をとることができるし、またはそれら
は使用前に水またはその他の適当な付形剤を用いて調製
するための乾燥生成物として提供されうる。このような
液体製剤は製薬的に許容しうる添加剤例えば懸濁剤(例
えばソルビトールシロップ、セルロース誘導体または食
用硬化脂肪):乳化剤(例えばレシチンまたはアラビア
ゴム):非水性ビヒクル(例えばアーモンド油、油性エ
ステル、エチルアルコールまたは分別された植物性油)
;および防腐剤(例えばメチルまたはプロビルーp−ヒ
ドロキシペンゾエートまたはソルビン酸)を用いて慣用
法により調製されうる。該製剤はまた所望により緩衝塩
、香味剤、着色剤および甘味剤を含有することもできる
経口投与用製剤は活性化合物の放出を調整できるような
適当な製剤となすこともできる。
口内用の場合、該組成物は慣用法で調製される錠剤また
はトローチ剤の形態をとることができる。
局所用の場合、医薬組成物は一般的には適当な濃化剤お
よび/または溶媒を添加して、例えば水性または油性の
基剤を用いて慣用法で調製された軟こう、ローションま
たはクリームの形態をとることができる。鼻への適用の
場合、該組成物は例えば水性の溶液または懸濁液として
または適当な噴射剤を用いたエーロゾルとして調製され
た噴霧剤の形態をとることができる。
式(I)の化合物は注射例えば巨丸注射または連続注入
による非経口投与用に製剤化することもできる。注射用
製剤は例えば防腐剤を添加してアンプル中またはバイア
ル容器中における単位剤形で提供されうる。該組成物は
油性または水性ビヒクル中における懸濁液、溶液または
乳液のような形態をとることができそして製剤化剤例え
ば懸濁剤、安定剤および/または分散剤を含有しうる。
あるいはまた、活性成分は使用前に適当なビヒクル例え
ば無菌のパイロジエン不含水を用いて調製するための粉
末形態であることもできる。
また式(I)の化合物は慣用の坐薬基剤例えばココアバ
ターまたその他のグリセリドを含有する坐薬また貯留浣
腸剤のような直腸用組成物に製剤化することもできる。
前記製剤に加えて該化合物はまたデポー製剤としても製
剤化されうる。このような長期作用製剤はインプラント
(例えば皮下、経皮的または筋肉内)によりまたは筋肉
内注射により投与されうる。すなわち、例えば式(I)
の化合物は適当な重合体状もしくは疎水性物質(例えば
許容しうる油状物中の乳液として)またはイオン交換樹
脂を用いて調製されうるかまたは難溶性誘導体例えば難
溶性塩として調製されうる。
吸入用の場合、本発明化合物は適当な噴射剤例えばジク
ロ口ジ7ルオ口メタン、トリクロロフルオロメタン、ジ
クロロテトラフルオ口エタン、二酸化炭素またはその他
の適当なガスを用い加圧パックまたはネブライザーから
のエー口ゾル噴霧物の形態で好都合に放出される。加圧
エーロゾルの場合には投薬単位は計量された量を放出す
るバルブを設けることによって測定されうる。吸入器ま
たは吸入器で使用するための例えばゼラチン製のカプセ
ルまたはカートリッジは、式(1)の化合物および適当
な粉末基剤例えばラクトースまたはデンプンの粉末混合
物を含有して調製されうる。
所望により、これらの組成物は活性成分を含有する単位
剤形の1種またはそれ以上を含有することのできるパッ
クまたは分配用具中にて提供されうる。該パンクは例え
ば金属またはグラスチックホイル例えばブリスターバツ
クからなることができる。該パックまたは分配用具には
服用指示を添付できる。
ヒト(体重約70kg)に投与する場合の本発明化合物
の1日当たりの望ましい用量は11119〜2gである
。これは例えば1日にl〜4回に分けて投与できる。
正確な用量は治療される状態、投与経路並びに治療され
る患者の年令および体重の如何による。
すなわち例えば、経口投与のために適当な1日当たりの
用量は1001119〜2gである。吸入または吹入に
よる投与に対して好ましい投与量単位はl = 100
19、より好ましくは1〜50mgであり、これを1日
1〜4回に分けて投与することができる。
さらにもう一つの観点では本発明はまた、ロイコトリエ
ン類またはその他の5−リボキシゲナーゼ生産物がメデ
イエー夕である疾患の軽減または予防用の医薬の製造へ
の式(I)のトリアジン誘導体またはその生理学的に許
容しうる塩の使用をも提供するものである。
式(1)の化合物およびその生理学的に許容しうる塩は
以下に記載される一般的方法によって製造されうる。以
下の記載において基R1およびR2は式(I)の化合物
について定義されたとおりである。
第1の一般法(A)によれば、式(I)のトリアジン誘
導体は式(II) 〔式中、XおよびYはそれぞれNH,を示すかまたは離
脱基例えばハロゲン原子、またはイミダゾリド基または
−OR“{ここでR1は低級(ct−4)アルキル(例
えばメチル)基、cI〜.アシル(例えばアセチル)、
01〜4アルコキシカルポニル(例えばメトキシカルボ
ニル)または(R’O),POt−示しモしてR7はC
,−.アルキルもしくは7エニル基を示す}を示すが、
ただしXが離脱基を示す場合にはYはNH,でありそし
てXがNH,を示す場合にはYは離脱基である〕の化合
物を環化することによって製造されうる。
この環化はアルコール(例えばメタノール)またはケト
ン(例えばメチルイソブチルケトン)のような溶媒中に
おいて塩基例えばアルカリ金属アルコキシド(例えばナ
トリウムメトキシドもしくはカリウムt−ブトキシド)
またはアルカリ金属水酸化物(例えば水酸化ナトリウム
)を用いて好都合には室温で実施するのが好ましい。あ
るいはまた、該環化は不活性溶媒例えばテトラヒドロフ
ラン中においてアルカリ金属水素化物(例えば水素化ナ
トリウム)またはフツ化テトラアルキルアンモニウム例
えばフツ化テトラブチルアンモニウムを用いて好都合に
は室温で実施することもできる。
一般法(A)の特に好ましい形態によれば、式(1)の
トリアジン誘導体は式(III)K+ (式中Yは適当な離脱基を示す)の化合物を溶媒例えば
トルエン中においてアルカリ金属(例えばナトリウム)
シアネートおよびトリ7ルオロ酢酸と好都合には室温で
反応させ次いで前記のように環化することによって直接
製造することができる。
別法とじて、式(I)の化合物は式(■)(式中XはN
H!を示しそしてYはOHを示す)の化合物をジフエニ
ルホスホン酸アジド( (PhO)*P(0)Ns)と
反応させることによって直接製造されうる。
あるいはまた式(1)の化合物は式(■)(式中YはN
H,を示す)の化合物をN,N’一カルポニルジイミダ
ゾール(CDI)またはホスゲンと反応させ次いで前記
のように環化することによって直接製造するこもできる
これら個々の態様においてXおよびYのうちの一方が離
脱基を示しそして他方がNH,を示す式(I)の化合物
は中間体として単離することができる。
XおよびYのうちの一方が離脱基を示しそして他方がN
H,を示す式(II)の化合物は新規化合物であって、
本発明のさらに別の特徴を構成する。
Yが離脱基を示す式(I[I)の化合物もまた新規化合
物であって、本発明のさらに別の特徴を構成する。
Yが離脱基を示す式(II)の化合物は例えば式(II
I)の化合物をナトリウムシアネートおよびトリフルオ
口酢酸と反応させることによって製造されうる。この反
応は溶媒例えばトルエン中で室温において行われるのが
好都合である。
Yが離脱基を示す式(n)の化合物はまた、例えば式(
IV) K1 の化合物を適当な溶媒例えばアセトニトリル、芳香族炭
化水素(例えばトルエン)、置換アミド(例えばジメチ
ルホルムアミド)またはケトン(例えばメチルイソブチ
ルケトン)中で塩基例えば炭酸水素アルカリ金属(例え
ば炭酸水素ナトリウム)または第三アミン(例えばジイ
ソプ口ピルエチルアミン)の存在下に式(V)LcHt
coY( V ) 〔式中Lは離脱基好ましくはハロゲン原子(例えば塩素
または臭素原子を示しそしてYは前述の定義を有する適
当な離脱基である〕の化合物と高められた温度で反応さ
せることにより製造することもできる。
Yがアシルオキシ、アルコキシ力ルポニルオキシまたは
イミダゾリド基を示す式(II)の化合K+ の化合物またはその塩をそれぞれ適当なアシルハライド
、アルキルク口ロホルメートまたはイミダゾール誘導体
(例えばN,N’一カルポニルジイミダゾール)と反応
させることにより製造されうる。
式(DI)の化合物は例えば式(■) p K6 (式中Yは前述の定義を有する)の化合物またはその保
護された誘導体を適当な二トロン化剤(例えば酢酸中に
溶解した亜硝酸ナトリウムの水溶液)と0℃で反応させ
次いで適当な還元剤(例えば亜鉛末)を用いて環元する
ことにより製造されうる。
式(IV)の化合物は知られているかまたは例えば式(
■) K6 の化合物と尿素との反応によって製造されうる。
この反応は水のような溶媒中で該溶媒の還流温度におい
て有利に実施されうる。
式(Vl)の化合物は慣用の方法を用いて、Yが離脱基
を示す式(II)の化合物を加水分解することにより製
造されうる。
式(■)の化合物は知られているかまたは例えば式(f
f) の化合物を場合により適当な溶媒例えばアセトニトリル
またはアルコール(例えばメタノール)中で塩基例えば
炭酸水素アルカリ金属(例えば炭酸水素ナトリウム)ま
たは酢酸ナトリウム三水和物の存在下に式(V)の化合
物と高められた温度(有利には溶媒の還流温度)におい
て反応させることにより製造されうる。
式(V)、(■)および(I!)の各化合物は知られて
いるかまたは知られた化合物から慣用法により製造され
うる。
別の一般法(B)によれば、式(I)の化合物は式(X
) K1 (式中Lは離脱基好ましくはハロゲン原子例えば塩素原
子または臭素原子を示す)の化合物を環化することによ
り製造され゜うる。
この環化は前記式(I[)の化合物の環化と同じ方法で
実施されうる。
式(X)の化合物は前記式(■)の化合物を式(n) LCHICONCO          (II )の
化合物と反応させることにより製造されうる。
別の一般法(C)によれば、式(1)のトリアジン誘導
体は慣用の方法を用いて別の式(1)のトリアジン誘導
体に変換されうる。
すなわち該相互変換法の一態様によれば Rlがヒドロ
キシ基を示す式(1)のトリアジン誘導体は例えば R
lがペンジルオキシ基を示す相当する式(I)のトリア
ジン誘導体を水素化することによって製造されうる。
水素化は溶媒例えばアルコール(例えばエタノールまた
はメタノール)中において例えば木炭支持体上の白金ま
たはパラジウムのような触媒の存在下に常温または高め
られた温度および圧力、例えば20°〜100℃および
l−10気圧において有利に実施されうる。
式(1)の化合物の生理学的に許容しうる塩は慣用法を
用いて遊離塩基形態の式(1)の化合物を適当な酸また
は塩基と反応させることによって製造されうる。
また生理学的に許容しうる塩は慣用法を用いて式(I)
の化合物の他の塩例えば他の生理学的に許容しうる塩か
ら製造することもできる。
前記の種々の一般法は、必要とする化合物の段階的形成
のいずれかの段階で所望の基を導入するのに用いること
ができ、そしてこれらの一般法はこのような多段階工程
中に種々の方法で合一されうる。勿論多段階法における
各反応の順序は、適用される反応条件が最終生成物に所
望される分子中の各基に影響しないように選択されるべ
きである。
以下に、本発明を製造例および実施例によりさらに説明
する。すべて温度は℃で示される。
薄層クロマトグラフィー(t.l.c.)はシリヵで実
施され、フラッシュ力ラムクロマトグラフィ− (FC
C)はシリカ( Merck 9385)で実施された
石油エーテルは特記しない限り、沸点40〜60℃を有
する7ラクションを意味する。有機抽出物は硫酸マグネ
シウムまたは硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒系Aはエ
ーテル:石油エーテルを意味しそして溶媒系Bは酢酸エ
チル:石油工一テルを意味する。
中間体 l N−(3−プロモフェニル)グリシンメチルエステル 3−プロモアニリン(88.6g)、クロロ酢酸メチル
(44mg) 、酢酸ナトリウム三水和物(1149)
およびメタノール( 70raQ)からなる混合物を1
8時間還流下に加熱した。混合物を水(500llIf
f)中に注ぎ次いでジクロロメタン250m(2ずつで
3回抽出した。乾燥した有機抽出物を合一し、それを蒸
発し次いで残留物をメタノール(250+aQ)中のl
O%濃硫酸で処理した。3時間後、溶液を8%炭酸水素
ナトリウム( 1200mI2)中に慎重に注いだ。得
られた固形物を枦去し、ジクロ口メタン( 1000m
<1)中に溶解し、次にこの溶液を乾燥しさらに蒸発さ
せて固形物(94g)を得た。この固形物の一部(19
)を系A (1 : l)で溶離させるFCCにより精
製して半固形物を得、それを系Aから再結晶して標記化
合物を得た。融点66〜68° 中間体 2 N− (3−フルオロフエニル)クリシンメチルエステ
ル 3−フルオロアニリン(55.59) 、クロロ酢酸メ
チル( 44mff)および酢酸ナトリウム三水和物(
1149)を前記中間体lの方法に従って処理して固形
物(509)を得た。このうちの小量の試料(約19)
を系B(1:3)で溶離させるFCCにより精製して固
形物を得、それを石油エーテル(60〜80°)から再
結晶して標記化合物を得た。
融点68〜69° 中間体 3 N− (3−メチルフエニル)グリシンメチルエステル アセトニトリル(400i12)中におけるm−トルイ
ジン(55.09) 、クロロ酢酸メチル(85.09
)および炭酸水素ナトリウム(86.29)の混合物を
窒素下で2日間還流下に加熱した。酢酸エチル( 25
h+lを加え、その混合物を水25OiQずつで2回洗
浄し、乾燥し次いで蒸発させて油状物(1209)を得
た。その試料(1.4g)を系A(3:7)で溶離させ
るFCCにより精製して標記化合物(0.8g)を固形
物として得た。融点40’中間体 4 N − (3.4−ジメチルフエニル)グリシンメチル
エステル 窒素下、3.4−ジメチルアニリン( 70.0g)お
よびプロモ酢酸メチル( 44.29)を100゜Cで
2時間撹拌した。冷却した反応混合物をエーテル(70
0m(1)中に注ぎ次いでか遇した。集めた固形物をエ
ーテルl00+++Qずつで2回洗浄し、合一したが液
を濃縮して固形物(45.6g)を得、それをジクロ口
メタン:石油エーテル(1:3)で溶離させるトリエチ
ルアミン失活化シリカ上でのFCCにより精製して固形
物(21.89)を得た。その一部分(2.5g)を前
記のようにFCCによりさらに精製して標記化合物(2
.06g)を得た。融点53〜55° 中間体 5 N − (3.4−ジ7ル才口フエニル)グリシンメチ
ルエステル 窒素下、クロロ酢酸メチル( 15.2+l+12)中
に懸濁した3.4−ジフルオロアニリン(15.09)
 オよび炭酸水素ナトリウム(19.59)の懸濁液を
80〜90°で16時間撹拌した。冷却した反応混合物
を工一テル(100ml2)中に注ぎ次いで枦過した。
枦液を2N塩酸水溶液(100mrL)で洗浄し、乾燥
しそして濃縮して固形物(16.5g)を得、それをジ
クロ口メタン( 20+iQ)およびn−ヘキサン(4
0111<1)から再結晶して標記化合物(9.219
)を得た。
融点71〜736 中間体 6 N − (3.5−ジフルオ口フエニル)グリシンメチ
ルエステル 窒素下、クロロ酢酸メチル( 15.2mIl)中に懸
濁した3.5−ジフルオロアニリン( 15.0g)お
よび炭酸水素ナトリウム(19.5g)の懸濁液を80
〜90°で60時間撹拌した。さらに炭酸水素ナトリウ
ム( 4.889)およびクロロ酢酸メチル(5.lm
ff)を加え、その懸濁液を80〜90°でさらに24
時間撹拌した。中間体5の方法に従って後処理を行って
固形物(16g)を得、それをクロロホルム(10+m
Q)およびn−ヘキサン( 120mQ)から再結晶し
て標記化合物(8.349)を得た。融点75〜77″ 再結晶からの母液を濃縮し、n−ヘキサン(LOOmQ
)で摩砕してさらに標記化合物(1.83g)を得た。
中間体 7 N一(3−メトキシフエニル)グリシンメチルエステル 3−メトキシアニリン(61.69) 、クロロ酢酸メ
チル(44mQ) 、酢酸ナトリウム三水和物(114
g)およびメタノール( 7011<2)の混合物を還
流下に18時間加熱した。混合物を水(500ml2)
中に注ぎ次いでジクロロメタン250ml2ずつで3回
抽出した。乾燥した有機抽出物を合一し、それを蒸発さ
せ次に残留物をメタノール(250l++Q)中におい
てlO%濃硫酸で処理した。3時間後、その溶液を慎重
に8%炭酸水素ナトリウム( 1200ml中に注ぎそ
してエーテル500mQずつを4回用いて分配した。合
一した有機抽出物を0.5Mクエン酸溶液200m(2
ずつで5回および塩水( 500mff)で順次洗浄し
、乾燥し次いで蒸発させて油状物を得た。最初はエーテ
ル二石油エーテル60〜80’(2:3)で次はエーテ
ル:石油エーテル60〜80’(1:1)で溶離させる
FCCにより精製して標記化合物(529)を油状物と
して得た。L.l.c.(系A,  l  :  l)
 Rf O.31.中間体 8 N− (3− (7エニルメトキシ)7.エニル〕グリ
シンメチルエステル 窒素下、クロロ酢酸メチル( 45.4m<2)中に懸
濁した3−ペンジルオキシアニリン(69.h)および
炭酸水素ナトリウム(58.19)の懸濁液を80〜9
0°で16時間撹拌した。得られた固形物をエーテル(
400肩α)中に注ぎそして懸濁液を枦過した。集めた
固形物を水(400m+2)とジクロ口メタン(200
I12)との間に分配した。有機層を分離し、水性層を
ジクロ口メタン200+lずつで2回抽出した。合一し
た有機抽出物を乾燥し、濃縮して標記化合物(66.h
)を固形物として得た。融点92〜94° 中間体 9 N− (4−(フエニルメトキシ)7エニル〕グリシン
メチルエステル 乾燥アセトニトリル(200ml2)中の4−ペンジル
オキシアニリン塩酸塩(70g)、クロロ酢酸メチル(
 49+*12)および炭酸水素ナトリウム(75g)
を6.5時間還流下に加熱した。中間体8の方法により
後処理して固形物を得、それをクロロホルムーヘキサン
から再結晶して標記化合物(559)を得た.融点10
6〜107’ 中間体 lO メチル(1−(3−プロモフエニル)ヒドラジノ〕アセ
テート 酢酸水溶液( 850mQ)中に溶解したN−(3−プ
ロモ7エニル)グリシンメチルエステル(94g)の溶
液に水(200mff)中における亜硝酸ナトリウム(
30g)の溶液を00で滴加した。1時間後メタノール
( 200s+ff)を加え、その混合物を−10°に
冷却した。亜鉛末( 3519)を2時間かけて少しず
つ加え、その間温度をーlO〜0″に維持した。
次にこの混合物をそのまま室温に加温させしめ、酢酸エ
チル( 1000+aQ)中に注ぎそして炉過した。
枦液を水( looh<1)中に注ぎ次いで各層を分離
した。有機抽出物を2N炭酸ナトリウム溶液(500m
l2)で洗浄し、溶液が塩基性になるまで固形の炭酸ナ
トリウムを加えた。水性抽出物を酢酸エチル( 100
0ml!)を用いて再抽出し、合一した有機抽出物を乾
燥し次いで蒸発させた。残留物を系A(1 : l)で
溶離させるFCCにより精製して標記化合物(25.1
9)を油状物として得た。
t.1.c. (系A,  l :  l) Rf O
.26。
中間体 11 メチル(1−’(3−フルオロフエニル)ヒドラジノ〕
アセテート 中間体10の方法によりN−(3−7ルオロ7エニル)
グリシンメチルエステル(10.09) ’k亜鉛末(
14.39)を用いて処理した。残留物をエーテル:石
油エーテル(60〜80’) (1 : l ’)で溶
離させるFCCにより精製して櫟記化合物(4.569
)を油状物として得た。t.I.c. (エーテル:石
油エーテル(60〜80°).1:l)Rf0.16。
中間体 l2 メチル(1−(3−メトキシフエニル)ヒドラジノ〕ア
セテート 酢酸水溶液( 800++IQ)中に溶解したN−(3
−メトキシフエニル)グリシンメチルエステル(509
)の冷(0°)溶液に亜硝酸ナトリウム( 21.2g
)の水溶液( 200mff)を滴加し、混合物を30
分間撹拌した。メタノール(200mQ)を加え、その
混合物を−10″に冷却した。亜鉛末(83.2g)を
2時間かけて滴加し、その間内部温度を10°〜0°に
維持しそして混合物を06でさらに1時間撹拌した。ジ
クロ口メタン(800mg)および水(800ml2)
を加え、得られた懸濁液を枦過した。枦液をさらに水(
500ml2)およびジクロロメタン(500mf2)
で希釈した。各相を分離し、水性層をさらにジクロロメ
タン500+IlQずつを2回用いて分配した。合一し
た有機抽出物を水500mQずつで3回洗浄し次いで真
空中で蒸発させた。
残留油状物を8%炭酸水素ナトリウム(lOOO++I
Q)で処理し次いでエーテル700mI2ずつを3回用
いて分配しt;。合一した有機層を塩水(500m[)
で洗浄し、乾燥し次いで蒸発させた。系A (1 :l
)そして次に系A (7 : 3)を用いて溶離させる
FCCにより精製して標記化合物(8.2g)を油状物
として得た, t.l.c.  (系A,l:l)Rf
O.l2。
残留物をエーテル二石油エーテル(60〜80°)(1
:l)で溶離させるFCCにより精製して標記化合物(
4.569)を油状物として得t;。t.l.c.(エ
ーテル二石油エーテル(60〜80°);l:l)Rf
 O.16。
中間体13〜2lは単に3〜5当量の亜鉛末を用いそし
てある場合には有機溶液を炭酸ナトリウムの代りに無水
炭酸水素ナトリウムまたは炭酸水素ナトリウム溶液で塩
基性にして前記中間体IOと同様の手法で製造された。
さらに、中間体l6およびl9は亜鉛末を加える前に反
応混合物にメタノールを添加せずに製造された。
中間体 l3 メチル(1−(3−メチルフエニル)ヒドラジノ〕アセ
テート 標記化合物(18.09)はN一(3−メチルフェニル
)グリシンメチルエステル(116g)がら油状物とし
て得られた。t.t.c. (系B,l:9)Rf O
.15。生成物は系B(1 : 9)で溶離させるFC
Cにより精製された。
中間体 14 メチル(1−(4−メチルフエニル)ヒドラジノ〕アセ
テート 標記化合物( 12.0g)はN一(4−メチル7エニ
ル)グリシンメチルエステル(19.09)から油状物
として得られた。L.l.c. (エーテル)RfO.
5。生成物はジクロ口メタン(酢酸メチルの代りに)で
の抽出により単離されそして系A(2:3)で溶離させ
るFCCにより精製された。
中間体 l5 メチル[1−(4−7ル才口フエニル)ヒドラジノ〕ア
セテート 標記化合物(2.129)はN一(4−フルオロフエニ
ル)グリシンメチルエステル(15.09)から油状物
として得られた。t.l.c.(系B,l:3)Rf 
O.37。生成物は系B(1 : 3)で溶離させるF
CCにより精製された。
中間体 l6 メチル(1−(2−フルオロ7エニル)ヒドラジノ〕ア
セテート 標記化合物(5.79)はN−(2−フルオロフエニル
)グリシンメチルエステル(25.19)から油状物と
して得られた。L.l.c.(系B,2:5)。
生成物は系B(2:5)で溶離させるFCCにより精製
された。
中間体17〜l9はクロロホルムで溶離させるFCCに
より精製された。
中間体 l7 メチル(1−(3.4−ジメチルフェニル)ヒドラジノ
〕アセテート 標記化合物(6.25g)はN−(3.4−ジメチルフ
エニル)クリシンメチルエステル( 19.239)か
ら油状物として得られた。t.1.c. (クロロホル
ム) Rf−0.17。
中間体 l8 メチル( 1 − (3.4− ’;フルオロフエニル
)ヒトラジノ〕アセテート 標記化合物(4.60g)はN−(3.4−ジフルオロ
フエニル)グリシンメチルエステル(9。569)から
油状物として得られた。t.l.c. (クロロホルム
) Rf O.2。
中間体l9 メチル( 1 − (3.5−ジフルオ口フエニル)ヒ
ドラジノ〕アセテート 標記化合物(2.989)はN−(3.5−ジフル才口
フエニル)グリシンメチルエステル(8.009)から
油状物として得られた。L.I.c. (クロロホルム
) Rf O.21。
中間体 20 メチル(1− (3− (フエニルメトキシ)フエニル
〕ヒドラジノ〕アセテート 標記化合物(4.569)はN− [:3−(フエニル
メトキシ)フエニル〕グリシンメチルエステル(229
)から油状物として得られた。t.l.c. (系B,
  l : 5) Rf O.36。生成物は系B(1
 : 5)で溶離させるFCCで精製された。
中間体 2l メチル(1− (4− (フエニルメトキシ)フエニル
〕ヒドラジノ〕アセテート 標記化合物(6.029)はN−(4−(フエニルメト
キシ)フエニル〕グリシンメチルエステル( 50g)
から固形物として得られた。(融点72〜73@)。生
成物はクロロホルム二石油エーテル(1:1)で溶離さ
せるトリエチルアミン失活化シリカ上でのFCCにより
精製された。
実施例 l ジヒドローl一(3゜−メチルフエニル)−1.2.4
一トリアジン−3.5− (2H.4H)一ジオン乾燥
トルエン(l25肩Q)中のメチル(1−(3ーメチル
7エニル)ヒドラジノ〕アセテート(2g)およびシア
ン酸ナトリウム(2g)の溶液に、乾燥トルエン( 2
5+mff)中のトリフルオロ酢酸( 2.37*ff
)の溶液を23℃で滴下して加えた。
混合物を2.5時間窒素下に23℃で撹拌し、次に8%
重炭酸ナトリウム溶液(300m<2)とジクロロメタ
ン(300 + 200m(2)との間に分配した。合
わせた有機抽出液を飽和食塩水(250*ff)で洗浄
し、乾燥して蒸発させ、油状物として中間体尿素を得 
Iこ 。
窒素下23℃でナトリウムメトキシドの溶液(メタノー
ル中1.63Mの溶液; 1B.95ml2)に滴下し
て添加した。混合物を1時間撹拌し、次に15%リン酸
塩緩衝溶液(150mffi)に注ぎ込み、酢酸エチル
(2 X loomI2)で抽出した。合わせて乾燥し
た有機抽出液を蒸発させ、残留物を溶媒系B(2:l)
を溶離剤としたFCCで精製し、固体を得た。この固体
を摩砕し、枦過して標題化合物(137119)を得た
T.1.c.  (溶媒系B, 2 : l) Rf 
O.36.  ’H−NMRは0.18モルの酢酸エチ
ルの存在を示した。
元素分析値 実測値C 58.6; H s.s; N
 19.0%C,。Hs+NiOt+ 0.18C4H,O,  理論値C 58.3; H 
5.6i N 19.0%実施例2〜l2の調製には実
施例1と同様の方法を用いた。即ち、適当なヒドラジノ
アセテートを、室温で、トルエン中シアン酸ナトリウム
およびトリフルオロ酢酸の3モル当量ずつと反応させた
。次に、得られた混合物を重炭酸ナトリウム(あるいは
、実施例3の場合はリン酸塩緩衝液)とジクロロメタン
または酢酸エチルのいずれかとの間に分配した。有機抽
出液を乾燥し、蒸発させて中間体尿素とし、これをメタ
ノールに溶解して、室温でメタノール中のナトリウムメ
トキシドの溶液とともに撹拌した。(実施例4および5
では中間体尿素をまず、酢酸エチル中2%メタノールを
溶離剤としたシリカ上のクロマトグラフイーに付した。
)次に混合物をリン酸塩緩衝液に注ぎ込み、酢酸エチル
またはジクロ口メタンで抽出した。合わせた乾燥有機抽
出液を蒸発させ、生成物を種々の方法の1つにより精製
した。即ち、実施例2、6、7、8、9およびl1の生
成物はエーテルで摩砕し、実施例2および9の生成物は
さらにそれぞれ溶媒系Bおよびテトラヒド口フラン/ヘ
キサンから再結晶させた。実施例4および5の生成物は
酢酸エチル/エーテルで摩砕した。実施例lOの生成物
は熱酢酸エチルに溶解し、チャコールで処理し、溶液を
枦過してか液を約10m+2になるまで蒸発させ、石油
エーテル(60〜80℃)を溶液が濁るまで添加し、冷
却により生成物を沈澱させ lこ 。
実施例 2 ジヒドロ−1−(3−プロモフエニル)−1.2.4−
トリアジン−3.5− (2H,4H)一ジオンメチル
(1−(3−プロモフエニル)ヒトラジノ〕アセテート
(5.189)から、標題化合物(1.49)を得た。
融点238〜240゜C0元素分析値 実測値C 40
.2; H 3.0; N 15.3%C,H,BrN
,O!  理論値C 40.0; H 3.0; N 
15.6%実施例 3 ジヒドロ−1−(3−7ルオロ7エニル)1.2.4−
 トリアジン−3.5−(2H,4H)一ジオンメチル
(1−(3−フル才口フエニル)ヒドラジノ〕アセテー
ト(1.5g)から、標題化合物( 0.539)を得
た。融点186℃元素分析値 実測値C 51.7; 
H 3.9; N 20.1%CI 183。N,03
  理論値C 51.7; H 3.8; N 19.
7%実施例 4 ジヒドローl−(4−メチルフエニル)−1.2.4ー
トリアジン−3.5− (2H.4H)一ジオンメチル
(1−(4−メチルフエニル)ヒドラジノ〕アセテート
(500mg)から標題化合物(218B)(4時間4
4゜Cで真空下に乾燥)を得た。
融点270゜C(分解) T.l.c. (酢酸エチル) Rf O.57実施例
 5 ジヒドロ−1−(4−7ルオロフエニル)1,2.4−
 }リアジン−3.5− (21{,41{)一ジオン
メチル(1−(4−フルオロフエニル)ヒドラジノ〕ア
セテート(2.67g)から標題化合物( 1.26g
)を得た。融点232〜233°CT.l.c. (溶
媒系B,  l : 2) Rf O.1実施例 6 ジヒドロ−1−(2−フルオロフエニル)1,2.4−
 トリアジン−3.5− (2H,4H)一ジオンメチ
ル(1−(2−フルオロフエニル)ヒトラジノ〕アセテ
ート(2.809)から標題化合物( 794mg)を
得た。融点203〜205゜CT.I.仁(溶媒系B.
  l : 2) RE 0.30実施例 7 ジヒドロ−1−(3.4−ジメチルフエニル)1,2.
4−トリアジン−3.5− (2H,4H)一ジオンメ
チル( 1−(3.4−ジメチルフエニル)ヒドラジノ
)アセテート(3.0g)から標題化合物( 0.77
2g)を得た。融点205〜206℃T.I.c. (
酢酸エチル) Rf O.70実施例 8 ジヒドロ−1−(3.4−ジフル才口フエニル)1,2
.4− トリアジン−3.5− (2H.4H)一ジオ
ンメチル( 1 − (3.4− ’;フルオロフエニ
ル)ヒドラジノ)アセテート( 2.0g)から標題化
合物( 0.283g)を得た。融点208〜2 1 
0 ’0元素分析値 実測値C 47.4  H 3.
I  N 18−4%C,I17F,N,O,  理論
値c 47.6  H 3.I  N. 18.5%実
施例 9 ジヒドロ−1−(3.5−’;フルオロフエニル)1.
2.4− トリアジン−3.5−(2H.4H)一ジオ
ンメチル( 1 − (3.5− ’;フルオロフエニ
ル)ヒドラジノ〕アセテート(1.339)から標題化
合物(0.1319) (16時間60゜C!I O.
1 torrで乾燥)を得た。融点256〜258゜C
(分解)。
T.l.c. (酢酸エチル:クロロホルム.l:l)
Rf O.45 実施例 10 ジヒドロ−1−(3−メトキシ7エニル)1.2.4−
 1−リアジン−3.5− (2H.4H)一ジオンメ
チル(1−(3−メトキシ7エニル)ヒドラジノ〕アセ
テート(1.959)から標題化合物( 0.23g)
を得た。融点210〜212℃元素分析値 実測値C 
53.9  H 5.O  N 18.9%C,。H.
 ,N.O.  理論値C 54.3  H 5.O 
 N 19.0%実施例 11 ジヒドロ−1−(3−((フエニルメトキシ)フエニル
)− 1.2.4− }リアジン−3.5−(2H.4
H)一ジオン メチル(1− (3−(フエニルメトキシ)フエニル〕
ヒドラジノ〕アセテート(5.09)から標題化合物(
1.979)を得て、その一部(0.97g)を16時
間60°Os O.1 torrで乾燥して標題化合物
(0.929)を得た。融点171−173゜C元素分
析値 実測値C 64.7  H 5.I  N 14
.2%C+iH+sNsOs  理論値C 64.6 
 H 5.I  N 14.1%実施例 l2 ジヒドロ−1−(4−(7エニルメトキシ)7エニル)
 −1.2.4− トリアジン−3.5−(2H.4H
)ージオン メチル(1− (4− (フエニルメトキシ)フエニル
〕ヒドラジノ〕アセテート(1.279)から標題化合
物(0.709)を得た。融点214〜220゜CT.
I.c.(酢酸エチル) Rf O.33実施例 l3 ジヒドロ−1−(3−メチルフエニル) −1.2.4
−トリアジン−3.5− (2H.4H)一ジオン(i
)  メチル〔2−(アミノカルボニル)−1(3−メ
チルフエニル)ヒドラジノ〕 アセテート トルエン(4.5mQ)中2−(3−メチル7エニル)
ヒドラジンカノレボキシアミド(5g)、DEA(10
.5m(2)およびメチルブロモアセテート(4.5m
l2)の混合物を20時間還流下に加熱し、次に酢酸エ
チル( 200mQ)と水( 200+*12)との間
に分配した。有機層を水(2 X l00mff)およ
び飽和食塩水(100m<2)で洗浄した後に、乾燥し
、真空下に蒸発させて油状物(6.19)とした。これ
を酢酸エチルを溶離剤としたFCCにより精製し、酢酸
エチルから再結晶させ、エーテルで摩砕した後に、固体
として、標題化合物( 4.49)を得た。融点68〜
70゜C (ii)  ’;ヒドロ−1−(3−メチルフェニル)
− 1.2.4− }リアジン−3.5− (2H,4
H)ジオン ナトリウムメトキシド溶液(メタノール中2. 17M
 , 3 m12)をメタノール( l mQ>中のメ
チル〔2−(アミノ力ルポニル)−1−(3−メチル7
エニル)ヒドラジノ)アセテート(0.5g)の撹拌溶
液に添加し、混合物を1.0時間20℃で撹拌した。水
(20ml2) 、次にpH6.5のリン酸塩緩衝液(
30ml2)を添加し、混合物を酢酸エチル(3X 8
0ml2)で抽出した。合わせた抽出液を水(2X 8
0mQ)および飽和食塩水( 80mQ)で洗浄し、乾
燥し、真空下に蒸発させて固体とし、これをエーテル(
30m<+)で摩砕して標題化合物(261mg)を得
た。融点245〜247℃ T.l.c.(酢酸エチル)Rf O.59実施例 l
4 ジヒドロ−1−(3−クロロフエニル)−1.2.4−
トリアジン−3.5−(2H.4H)一ジオン(a)N
−3−(クロロフエニル)グリシンメチルエステル(中
間体22) 重炭酸ナトリウム(669, 0.79モル)、3−ク
ロロアニリン(50g, 0.39モル)およびメチル
クロロアセテート(51.5ml2. 0.59モル)
を窒素下に混合し、反応混合物を6時間撹拌しながら8
0〜100℃に加熱した。90℃での加熱を一夜継続し
た。次に、冷却した混合物をエーテル(400mQ)中
に注ぎ込んだ。懸濁液を0°Cまで冷却した後、枦過し
た。固形枦過ケーキを保持し、枦液は希塩酸(200m
l2. 2M)で洗浄して未反応の出発物質を除去した
。有機相を乾燥し、真空下に濃縮して油状の固体とした
。前に得られた枦過ケーキを酢酸エチル(400++1
2)に溶解し、水(2X200mf2) 、次に希塩酸
( 200mQ. 2 M )で洗浄した。
有機相を乾燥し、真空下に濃縮して白色固体として標題
化合物(16.4g. 21%)を得た。融点75〜7
6゜C0枦液より得られた油状の固体をエーテル:ヘキ
サン( 1 : l ) (300+++12)で摩砕
し、枦過して白色固体として標題化合物(209. 2
6%)を更に収穫した。
(b)メチル(1− (3−クロロフエニル)ヒドラジ
ノ〕アセテート(中間体23) 中間体22(109, 50.1ミリモル)をおだやか
に加温しながら酢酸( 50m(2)に溶解した。水(
5mQ)を添加し、混合物を0℃〜5゜Cに冷却した。
水( 10mQ)中亜硝酸ナトリウム(3.63g, 
52.6ミリモル)を、低温を維持しながらグリシン溶
液にゆっくりと添加し、混合物を1時間撹拌した。
反応液を−10’c!に冷却し、亜鉛粉末(13g, 
199ミリモル)を温度が0゜Cより下に維持されるよ
うな速度で添加した。反応液を数分間0゜Cで撹拌し、
次にさらに酢酸( 40mQ)およびメタノール( 1
0+Q)を添加した。反応液を5時間0゜Cで撹拌し、
次に室温まで加温して水(400m(2)中に注ぎ込ん
だ。水相を酢酸エチル(3 X 300ml2)で抽出
し、合わせた有機相を、発泡が停止するまで重炭酸ナト
リウム溶液で洗浄した。有機溶液を乾燥し( Na2S
O*) 、真空下に濃縮して、粗生成物を得て、これを
ジクロ口メタン、次にジクロ口メタンー酢酸エチル(4
 : l)を溶離剤とするシリカ( 500g)上のク
ロマトグラフイーにより精製し、暗黄色油状物として標
題化合物(3.25g. 30%)を得た。T.l.c
. Sin2,酢酸エチル Rf O.70 (c) ’;ヒドロl−(3−”ロロフエニル)1,2
.4− }リアジン−3.5− (2H,4H)一ジオ
ン ヒドラジン(中間体23; 700mg. 3.3ミリ
モル)を窒素下、乾燥トルエン( 15m(2)に溶解
し、シアン酸ナトリウム(0.74g. 11.4ミリ
モル)を添加した。トリフルオロ酢酸(0.8mff,
 10.4ミリモル)をゆっくり添加し、混合物を6時
間室温で撹拌した。次に、粗製の物質を飽和重炭酸ナト
リウム溶液(100ml2)に注ぎ込み、酢酸エチル(
 3 x 75n+ff)で抽出した。乾燥(Na2S
04)シた有機層を真空下に濃縮して無色の泡状物とし
て粗生成物を得た。中間体尿素を窒素下、メタノール(
 15m+2)に溶解し、ナトリウムメトキシド(4.
5m+2 ; 2.17M , 9.8ミルモル)をゆ
っくり添加した。反応液を3.5時間室温で撹拌した。
反応混合物をpH6.5のリン酸塩緩衝液(50mgに
注ぎ込み、酢酸エチル( 3 x 50ml2)で抽出
した。合わせた有機抽出液を乾燥(Nazso+) L
、真空下に濃縮してオフホワイトの結晶固体を得た。粗
製の物質をエーテル( 2 X 20m(2)で摩砕し
、枦過して白色固体として標題化合物(340+ng4
6%)を得た。融点224−226゜C(約190゜c
で昇華) , T.I.c.: Sin2, EtOA
c, Rf O.64実施例 l5 ジヒドローl−(4−クロロフエニル)−1.2.4ー
トリアジン−3.5− (2H,48)一ジオン(a)
N−(4−クロロフエニル)グリシンメチルエステル(
中間体24) 重炭酸ナトリウム( 66.09. 0.79ミリモル
)、4−クロロアニリン(509. 0.39モル)お
よびメチルクロロアセテート(51.5+n(!. 0
.59モル)の混合物を一夜約80℃で加熱して、固体
の生成物を得た。この物質を砕いて粉末とし、水(20
0+12)および酢酸エチル(2Xl50mα)で洗浄
しI;。得られた固体(809)の両分(509)を無
水エタノールから再結晶させて白色の結晶生成物(31
9.40%)を得た。融点Ill−114℃。T.1.
c. SiOx.トリエチルアミン不活性化,ヘキサン
/酢酸エチル(1 : l) , Rf O.67(b
)メチル(1−(4−クロロフエニル)ヒドラジノ〕ア
セテート(中間体25) グリシン(中間体24. 15.09, 0.075モ
ル)を氷酢酸( 50tQ)および水( 10mi2)
中に懸濁し、混合物を氷浴中で冷却し、水( 20ml
2)中の亜硝酸ナトリウム(5.49. 0.078ミ
リモル)の溶液を、反応温度が15℃未満に保たれるよ
うな速度で滴下して添加した。添加終了後、混合物を約
90分間室温で撹拌した後に、温度が25°C未満に維
持されるような速度で、少しずつ、亜鉛粉末(20.5
9. 0.30モル)を慎重に添加した。反応液をさら
に約3時間室温で撹拌した後、水(400+++Q)に
注ぎ込み、酢酸エチル(3 8 100m+2)で抽出
した。合わせた抽出層を水性炭酸水素ナトリウム(炭酸
水素ナトリウム約120g)で中和し、水(250mf
f)で洗浄し、乾燥し、蒸発させて黄色の湿潤固体を得
た。この物質をエーテル(50mα)で摩砕して白色固
体を得た。
摩砕液を蒸発させて、得られたオレンジ色の油状物(8
.39)を、溶離剤としてヘキサン/酢酸エチル(3.
5:l)を用いてシリカゲル(450g)上の7ラッシ
ュ力ラムクロマトグラフイー(FCC)に付した。標題
化合物(中間体25)は明黄色の油状物(3.179.
  19.7%)として得られた。
T.1.c. Si01、ヘキサン/酢酸エチル(1:
l)Rf O.62 (C)メチル(1−(4−クロロフエニル)−2〔(ア
ミノ力ルボニル)ヒドラジノ〕アセテート(中間体26
) ヒドラジン(中間体25. 1.00g. 4.7ミリ
モル)を乾燥トルエン( 50+m12)に溶解し、シ
アン酸ナトリウム(0.979. 14.9ミリモル)
を添加した。
次にトリフルオロ酢酸(1.04mL 13.6ミリモ
ル)を添加し、得られた混合物を約3時間約50℃で窒
素下に撹拌した。得られた粘稠な不溶性ガム状物を8%
水性炭酸水素ナトリウム( 50mI2)で処理し、酢
酸エチル( 3 X 75ml2)で抽出した。
合わせた抽出液を食塩水で洗浄し、乾燥した。
蒸発により溶媒を除去して明黄色の泡状物とし、これを
ヘキサン/酢酸エチル(3 : 1 ) (15+Q)
で摩砕して、白色粉末として標題化合物(中間体26.
 0.98g. 82%)を得た。融点124〜126
°CT.1.c. Sin.酢酸エチル, Rf O.
20(d) ’;ヒドロ−1−(4−クロロフエニル〕
1.2.4−トリアジン−3.5− (2H.4H)一
ジオン 4Aモレキュラーシーブ上のジメトキシエタン(20肩
Q)中の尿素(中間体26. 0.709. 2.72
ミリモル)の撹拌溶液に、窒素下で、ナトリウムメトキ
シド( 0.29g. 5.4ミリモル)を添加した。
約30分後、混合物をp H 6 . 5の水性リン酸
塩緩衝液( 50+a12)に添加し、酢酸エチル(3
 X l00ml2)で抽出した。合わせた抽出液を食
塩水( 50ml2)で洗浄し、乾燥し、蒸発させて、
明黄色の固体を得た。ヘキサン/酢酸エチル(2 : 
l)で摩砕して白色粉末として標題化合物゜(0.49
g.  80%)を得た。融点265 〜270℃(分
解) . T.l.c.StO.、ヘキサン/酢酸エチ
ル(1:l),Rf0.23 実施例 l6 ジヒドロ−l一(3−ヨードフエニル)−1.2.4−
トリアジン−3.5− (2H,4B)一ジオン(a)
N−(3−ヨードフエニル)クリシンメチルエステル(
中間体27) 3−ヨードアニリン(40.09) 、メチノレクロロ
アセテートC37.12g) 8よび重炭酸ナトリウム
( 30−759)の混合物を、窒素下、2日間、還流
下に、アセトニトリル( 400++IQ)中で加熱し
た。
次に酢酸エチル(250m<2)を添加し、混合物を水
( 2 X 250m(2)で洗浄し、乾燥し、蒸発さ
せて油状物(約80g)とし、その一部(1.2g)を
、溶離剤としてエーテルー石油エーテル(7−3)を用
いたFCCにより精製し、固体として標題化合物(中間
体27; 0.89)を得た。融点83゜C(b)メチ
ル(1−(3−ヨード7エニル)ヒドラジノ〕アセテー
ト(中間体28) 水( 50+Q)中の亜硝酸ナトリウム( 16.15
9)の溶液を、Q ’Oの水性酢酸(850sl2)中
のN一(3−ヨードフエニル)一グリシンメチルエステ
ル(中間体27; 61.09)の溶液に滴下して添加
した。1時間後、メタノール(llomQ)を添加し、
混合物を−lθ℃まで冷却した。亜鉛粉末(509)を
2時間かけて少しずつ添加し、その間温度は−10℃〜
0°Cに維持した。次に混合物を室温まテ戻し、酢酸エ
チル(200mQ)に注ぎ込み、枦過した。炉液を水(
400m(2)中に注ぎ込み、層を分離させた。有機抽
出液を2N炭酸ナトリウム溶液(200m<1)で洗浄
し、溶液が塩基性となるまで固体の炭酸ナトリウムを加
えた。水性抽出液は酢酸エチル(200++12)で再
抽出し、合わせた有機抽出液を乾燥し、蒸発させて油状
物(20. 1g)とした。生成物は、酢酸エチル:石
油エーテル(1:4)を溶離剤とするFCCで精製し、
そして、次にその一部を同条件下で再度クロマトグラフ
イーに付し、メチル(1−(3−ヨード7エニル)ヒド
ラジノ〕アセテート( 0.79)を得た。
T.1.c.,  Sin.,酢酸エチル二石油エーテ
ル(1 : 4) . Rf O.13 (c)メチル〔2−(アミノカルボニル)−1−(3−
ヨードフエニル)ヒドラジノ〕アセテート(中間体29
) 乾燥トルエン(200+Ri2)中のトリ7ルオ口酢酸
( 18.5mff; 27.4g. 242ミリモル
)の溶液を、窒素下、23゜Cで、乾燥トルエン(80
0mQ)中のヒドラジン(中間体28. 23.98g
, 78ミリモル)およびシアン酸ナトリウム(15.
67g. 242ミリモル)の混合物に滴下して添加し
た。1.75時間後、懸濁液を約400mQまで濃縮し
、次に、8%重炭酸ナトリウム溶液( 1000mQ)
に注ぎ込み、ジクロ口メタン(3 X 600ml2)
で抽出した。合わせた抽出液を飽和食塩水( 1000
ml2)で洗浄し、乾燥し、蒸発させた。残留固体を酢
酸エチルーエーテルで摩砕し、枦過し、真空下に乾燥し
て、白色粉末として泳素(中間体29. 20.7g.
 76%)を得た。
融点165〜167°O T.l.c. SiO=−EtOAc, Rf O.2
(d)ジヒドローl−(3−ヨードフェニル)1.2.
4−トリアジン−3.5− (2H,4H)一ジ才ン ナトリウムメトキシドのメタノール溶液( 2.17M
 − 2.76rnQ, 6ミリモル)を、23℃で、
メタノール(10mff)中の尿素(中間体29. 7
00m9.2ミリモル)の懸濁液に添加した。混合物を
1.5時間窒素下に撹拌し、次に15%リン酸塩緩衝液
(200mff)に注ぎ込み、クロロホルム(3X10
0ml+)および酢酸エチル( loOmQ)で抽出し
た。
合わせて乾燥した抽出液を蒸発させて、残留物を酢酸エ
チルで摩砕し、クリーム色の固体として、トリアジンジ
オン(305mg, 48%)を得た。
融点〉250℃ T.1.c.Sin.,EtOAc,Rf  Q.63
実施例 l7 ジヒドロ−1−(3−(1−メチルエチル)7エニル)
 − 1.2.4−1−リアジン−3.5− (2H,
4H)一ジオン (a)メチル〔(2−アミノカルポニル)−l一(3−
(2’−メチルエテニル)フエニル)ヒドラジノ〕アセ
テート(中間体30)乾燥した、新たに蒸留したテトラ
ヒド口フラン( 6.5ma)中の酸化銀(1.59.
 5ミリモル)、イソプロペニルボロンR (0.89
gを含有する5mQ溶液の2.5ml2. 4.9ミリ
モル)、パラジウムテトラキストリフエニルホスフイン
(2001119. 25%)およびヨウ化物(中間体
29. 0.579. 1.63ミリモル)の懸濁液を
、窒素下、室温で30分間撹拌した。次に反応液を枦過
し、クエンチングし(pH6.5リン酸塩緩衝液)、酢
酸エチルで抽出し、水および飽和塩化ナトリウムで洗浄
し、乾燥し(Na2S04)、濃縮した。フラッシュク
ロマトグラフイー(Sin.,ジクロ口メタン中5%メ
タノール)により無色油状物として標題化合物(中間体
30; 0.466g)を得た。
T.I.c. Sin. EtOAc Rf O.63
(b)ジヒドロ−1−(3−(2’一メチルエテニル)
7エニル) − 1.2.4−トリアジン−3.5(2
H,4H)一ジオン(中間体31)ナトリウムメトキシ
ド(0.185mg. 3.42ミリモル)を、4Aモ
レキュラーシーブを用いた乾燥ジメトキシエタン(17
mQ)中の尿素(中間体30)の懸濁液に添加した。1
5分間室温で撹拌した後、混合物をpH6.5のリン酸
塩緩衝液中に注ぎ込み、酢酸エチルで抽出し、水および
飽和塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥し(NaSO+) 
、濃縮した。固形の残留物を酢酸エチルにとり、炉渦し
、蒸発させ、エーテルで摩砕して、オフホワイトの固体
として標題化合物(中間体31. 0.1339. 3
1%)を得た。融点178〜180℃。母液よりさらに
70m9(15%)の標題化合物を得た。
T.l.c. SiO*, CH.CQ.中5%MeO
H, Rf O.50(c)ジヒドロ−1−(3−(1
−メチルエチル)フエニル) −1.2.4− }リア
ジン−3.5一(2H,4H)一ジオン エタノール(14ml2)中の中間体31 (70.0
mg.0.28ミリモル)および5%Pd/C (30
19)の水素飽和懸濁液を、水素の吸収が完了するまで
(l時間)、水素下に撹拌した。懸濁液を脱気し、セラ
イトで枦過し、濃縮した。残留物をFCC(Si02,
ジクロロメタン中5%メタノール)に付し、白色固体と
して標題化合物(45mg, 65%)を得た。融点1
30−132℃ T.l.c. Si02, CH2G<22中5%Me
OH, Rf O.40実施例 l8 ジヒドロ−1− (3−7’口ピルフエニル)1,2.
4− }リアジン−3.5− (2H,48)一ジオン
(a)N−(3−プロビルフエニル)グリシンメチルエ
ステル(中間体32) 3−n−プロピルアニリン(209. 148ミリモル
)、重炭酸ナトリウム(24.99. 296ミリモル
)およびメチルクロロアセテート(24.0g, 22
1ミリモル)を窒素下に混合し、24時間80〜90゜
Cで撹拌した。冷却した反応液をエーテル(100mC
)中に注ぎ込み、枦過した。枦液を水(100m(2)
、希塩酸(lOO++Iff)および水( loOmQ
)で洗浄し、次に、乾燥して真空下に濃縮した。油状の
生成物(21.2g)をクーゲルロア上で蒸留し160
゜C/0.35mmHgで沸とうする両分を回収し、無
色の液体として標題化合物(中間体32)を得たが、こ
れは固化してより融点の低い淡黄色固体となっIこ  
(16.19.   53% )  。
T.1.c.  Si02,  クロロホルムーエタノ
ール98:2 , Rf O.67 (b)メチル(1−(3−プロビルフエニル)ヒドラジ
ノ〕アセテート(中間体33) グリシン(中間体32. 10g, 48ミリモル)を
酢酸( 50mQ)および水( 5 m(1)に溶解し
た。溶液を0゜Cに冷却し、水( lomff)中亜硝
酸ナトリウム(3.67g, 53ミリモル)を温度が
5゜Cを超えないような速度で添加した。黄色の溶液は
赤色、そして次に茶色に変化し、1時間0゜Cで撹拌し
た。混合物を−5゜Cに冷却し、亜鉛粉末(12.6g
.193ミリモル)を、温度が0°Cを超えないように
、極めてゆっくり添加した。混合物を5時間O0Cで撹
拌し、次に水(400ml2)中に注ぎ込み、酢酸エチ
ル(3 X 150mQ)で抽出した。合わせた乾燥(
NazSO*)有機抽出液を真空下に濃縮して暗黄色油
状物とした。粗製の物質を、クロロホルムーエタノール
98:2を溶離剤とするシリカ(500g)上のクロマ
トグラ7イーにより精製し、黄色油状物として標題化合
物(中間体33. 1.49. 13%)を得た。T.
l.c., Sin.,クロロホルムー工タノール98
 : 2 . Rf 0.17(C)メチノレ(2−(
アミノカルボニノレ”)−1−(3−プロビルフエニル
)ヒドラジノ〕アセテート(中間体34) ヒドラジン(中間体33, 910mg, 4.1ミリ
モル)を室温で窒素下乾燥トルエン( 30mQ)中に
溶解した。反応混合物に、シアン酸ナトリウム(880
If, 13.5ミリモル)、次いで、トリフルオロ酢
酸(0.95m+2. 12.3ミリモル)を添加した
。反応液を3時間室温で撹拌し、次に重炭酸ナトリウム
溶液<30mQ, 8%)に注ぎ込み、酢酸エチル( 
3 X 75ml2)で抽出した。合わせて乾燥(Na
,So,)しI;有機層を真空下に濃縮し、黄色油状物
を得た。粗製の物質をエーテルおよびヘキサンで摩砕し
、白色の粉末状固体として標題化合物(中間体34: 
 500119.  46%)を得た。融点111〜1
16℃ T.I.c., Sin.,酢酸エチル, Rf O.
26(d) ’;ヒドロ−1−(3−プロビルフエニル
)− 1.2.4−トリアジン−3.5− (2H,4
H)一ジオン 尿素(中間体34, 316mg, 1.2ミリモル)
を室温で窒素下メタノール( 20m(2)に溶解し、
固体のナトリウムメトキシド(130mg, 2.4ミ
リモル)を少しずつ添加した。反応液を4.5時間撹拌
し、次にpH6.5のリン酸塩緩衝液(50m(2)に
注ぎ込み、酢酸エチル( 3 X 25mQ)で抽出し
た。合わせて乾燥した(Na2SO4)抽出液を真空下
に濃縮してオレンジ色の固体を得た。
粗製の物質をエーテル( 4 X 20mQ)で摩砕し
て白色粉末として標題化合物(IIOB. 40%)を
得た。融点188〜190゜C T.l.c, Si02,酢酸エチル, Rf O.6
3実施例 l9 ジヒドロ−1−(3.5−ジメチルフエニル)1,2.
4−トリアジン−3.5 (2H,4H)一ジオン(a
) N − (3.5−ジメチルフエニル)グリシンメ
チルエステル(中間体35) 炭酸水素ナトリウム(66.0g,  0.79モル)
、3.5−ジメチルアニリン( 47.59, 0.3
9モル)およびメチルクロロアセテート( 51.5m
L O.59モル)の混合物を急速に撹拌し、一夜約8
0゜Cで加熱した。
混合物を室温に冷却し、得られた懸濁液に酢酸エチル(
 150mQ)および水( 150mQ)を添加した。
末溶解のまま残存する物質は枦過して除いた。有機層を
分離し、乾燥し、蒸発させて茶色の固体を得た。この物
質をエーテル(2 X 50mQ)で摩砕し、得られた
白色固体を前に得られた固体と合わせて合計で67gを
得た。この物質を沸とうクロロホルム( 250ml2
)中で急速に撹拌し、末溶解の物質を枦過して除いた。
枦液を蒸発させて明黄色の固体(47.5g)とし、こ
れをヘキサン/クロロホルムから再結晶させて明黄色結
晶としてグリシン(中間体35) (32.5L 43
%)を得た。融点74〜76℃。T.l.c..SiO
z.  }リエチルアミン不活性化.ヘキサン/酢酸エ
チル(3:1) . Rf O.6 (b)メチル(1−(3.5−ジメチル7エニル)ヒド
ラジノ〕アセテート(中間体36) グリシン(中間体35, 10.0g. 0.052モ
ル)を氷酢酸(75m(2) ニ溶解し、水( 5 i
n)を溶液に加えた。約5℃に冷却した後、水( 10
tQ)中の亜硝酸ナトリウム(3.809. 0.05
5モル)の溶液を、5℃未満に反応温度が維持できるよ
うな速度で、撹拌しながら、滴下して添加した。さらに
0.5時間この温度で反応液を撹拌した後、反応温度が
25℃未満に維持できるような速度で亜鉛粉末(13.
6g. 0.21モル)を慎重に添加した。
次に混合物を室温で一夜撹拌した後、水(400++1
2)に注ぎ込み、酢酸エチル( 3 X 300mQ)
で抽出した。合わせた抽出液に、発泡が停止するまで飽
和水性重炭酸ナトリウムを添加することにより慎重に中
和し、有機層を分離し、水(150m2)で洗浄し、乾
燥した。溶媒を除去して黄色の固体/油状物(9.75
9)を得た。この物質をエーテル( 2 X 25mQ
)で摩砕して出発物質(4.19)を得た。
合わせた摩砕液を蒸発させ、溶離剤としてヘキサン/酢
酸エチル(6.5:l)を用いるシリカゲル(3009
)上のFCCに付し、更に出発グリシンとオレンジ色固
体の標題化合物(中間体36)(3.509)を得た。
この物質をヘキサン( 2 X 15+++ff)で摩
砕して、白色固体としてメチル[ 1 − (3.5−
ジメチルフエニル)ヒドラジノ〕アセテート(2.10
9.  19%)を得た。融点56〜58℃ T.1.c. S!Oz+ヘキサン/酢酸エチル(3:
l),Rf O.3 (c)メチル〔2−(アミノカルボニル)−l−(3.
5−ジメチル7エニル)ヒドラジノ〕アセテート(中間
体37) 乾燥トルエン( 30mQ)中のヒドラジン(中間体3
6. 1.009, 4−8ミリモル)の溶液中のシア
ン酸ナトリウム(1.009. 15.2ミリモル)の
撹拌懸濁液に、窒素下、トリフルオロ酢酸(1.06m
l2,13.9 ミリモル)を添加した。混合物を約2
時間撹拌しながら粘稠な不活性ガム状物を形成させた。
飽和水性炭酸水素ナトリウム( 25m<2)を添加し
(発泡させてガム状物を溶解)、混合物を酢酸エチル(
 3 X 75mQ)で抽出した。合わせた抽出層を飽
和食塩水( 50m+2)で洗浄し、乾燥し、蒸発させ
て明黄色の固体とし、これをヘキサン/酢酸エチル(1
 : 1)で摩砕して、白色粉末として標題化合物(0
.929. 76%)を得た。融点139〜141℃ T.1.仁Sin.,酢酸エチル, Rf O.25(
d)ジヒドロ−1 − C3.5−ジメチルフエニル〕
−1.2.4−トリアジン−3.5− (2H,4H)
一ジオン ナトリウムメトキシド(0.329, 5.96ミリモ
ル)を、窒素雰囲気下、4Aシーブ上のジメトキシxタ
ン(30ml中の尿素(中間体37.  0.75g,
2.98 ミリモル)の撹拌溶液に添加した。約30分
間室温で撹拌した後、得られたスラリーをpn6.5の
リン酸塩緩衝液(501)に添加し、酢酸エチル( 3
 X 75mQ)で抽出した。合わせt;抽出液を飽和
食塩水(50IIIQ)で洗浄し、乾燥し、蒸発させて
オレンジ色の固体を得た。ヘキサン/エーテル( 1 
: l)  (2 Xl5mff) テコノ物質ヲ摩砕
し、明桃色固体として標題化合物(0.52g. 64
%)を得た。融点約255℃(分解) T.I.c. SiOz,酢酸エチル/ヘキサン(1:
l).Rf O.33 /′ 実施例 20 ジヒドロ−1−〔3−エチル7エニル)−1.2.4一
トリアジン−3,5(シH,4H)一ジオン(a)N−
(3−エチルフエニル)グリシンメチルエステル(中間
体38) m一エチルアニリン(509. 0.413モル)およ
び重炭酸ナトリウム(69.33g, 0.825モル
)に、メチルクロロアセテート(39.79m12. 
0.454モル)およびアセトニトリル( 50mQ)
を添加した。混合物を48時間撹拌しながら130℃ま
で加熱した。
次に混合物をエーテルにとった。エーテル抽出液を2N
塩酸で処理し、次に酸性の層をエーテルで抽出した。合
わせた有機抽出液を水、食塩水で洗浄し、次に乾燥した
(NasSO+)。枦過して溶媒を蒸発させ油状物とし
て標題化合物(36.95g,46%)を得た。
T.l.c.  SiO2,  エチルエーテル:石油
エーテル(1 : l) . Rf O.75 (b)メチル(1−(3−エチルフエニル)ヒドラジノ
〕アセテート(中間体39) −5℃の酢酸(50mQ.)中グリシン(中間体38,
359. 0.181モル)に、水( lo+12)中
の亜硝酸ナトリウム(13.75g, 0.199モル
)の溶液を滴下して添加した。反応混合物の温度が0℃
より上がらないようにした。さらに2時間撹拌した後、
反応混合物の温度が0°Cより高くならないように、亜
鉛粉末(26.02g. 0.398モル)を少しずつ
添加した。5時間後、さらに亜鉛粉末(13.019.
0.199モル)を添加し、混合物を一夜撹拌した。
過剰の亜鉛粉末をセライトで枦過して除いた。
次に反応混合物を重炭酸ナトリウム溶液でクエンチした
。酢酸エチルに抽出し、水、食塩水で洗浄し、次に乾燥
(Na2So4上)して、粗製の標題化合物(約35g
)を得た。この粗製の物質を、酢酸エチル二石油エーテ
ル(1 : 3)を用いてクロマトグラフイーに付し、
油状物として中間体39 (5.21g, 14%)を
得た。
T.I.c.  St..,  酢酸エチルー石油エー
テル:1  :  3 ,  Rf  O.25(c)
メチル〔2−(アミノカルポニル)−1−(3−エチル
フエニル)ヒドラジノ〕アセテート(中間体40) トルエン( 30mQ)中のヒドラジン(中間体39,
3.759. 0.018モル)およびシアン酸ナトリ
ウム(3.549.  0.054モル)に、トリフル
オロ酢酸( 5.82g. 3.93ml2. 0.0
51モル)を滴下して添加した。この混合物を3時間撹
拌し、次に重炭酸ナトリウムでクエンチし、酢酸エチル
中に抽出した。有機抽出液を重炭酸ナトリウム、水およ
び食塩水で洗浄し、次に乾燥(NazSOa) Lた。
枦過し、蒸発させてクリーム色の固体とし、これをエー
テルで摩砕して白色固体として標題化合物(2.219
. 49%)を得゜た。融点128〜130゜CT.l
.c. Sin.,エーテル, Rf O.3(d)ジ
ヒドロ−1−(3−(エチル7エニル)〕− 1.2.
4−トリアジン−3.5− (2H,4H)一ジオン メタノール(30+++Q)中の尿素(中間体40,1
.99. 8ミリモル)に、メタノール( 10mff
)中のナトリウムメトキシド(6121119. 11
ミリモル)を添加した。混合物を14時間室温で放置し
た。
溶媒を除去し、2.ON塩酸で混合物をクエンチした。
生成物をクロロホルムで抽出し、水および食塩水で洗浄
し、次に乾燥(Nazso+) Lた。
枦過し、蒸発させてオフホワイトの固体としこれをメタ
ノールから結晶化させ、次にジオキサンから再結晶させ
て標題化合物を得た。融点238℃(分解) T.l.c. Si02,酢酸エチル, Rf O.7
5実施例 2l ジヒドロ−1−C3− (トリフルオロメチル)フエニ
ル)− 1.2.4− トリアジン−3.5− (2H
,4H)一ジオン (a)N− (3− (トリ7エニルメチル)フェニル
〕グリシンメチルエステル(中間体4l)3−トリフル
オロメチルアニリン(80.59)、メチルクロロアセ
テート(44mQ)および酢酸ナトリウム3水和物(1
149)の混合物を、18時間還流下、メタノール( 
70m12)中で加熱した。混合物を水(500mff
)に注ぎ込み、ジクロ口メタン( 3 X 250mf
f)で抽出した。合わせて乾燥した有機抽出液を蒸発さ
せ、残留物をメタノール中lO%濃硫酸(250ml2
)で処理した。3時間後、溶液を8%重炭酸ナトリウム
( 1200ml2)中に慎重に注ぎ込んだ。得られた
固体を炉過し、ジクロ口メタン(100ma)中に溶解
し、この溶液を乾燥し、蒸発させて固体(849)を得
た。この固体の一部(19)を、エーテル二石油(1 
: l)を溶離剤とするFCCで精製し、得られた固体
をエーテルー石油エーテルから再結晶させて標題化合物
(中間体41)を得た。融点60〜63゜C(b)メチ
ル((3−(トリフルオ口メチル)フエニル〕ヒドラジ
ノ〕アセテート(中間体水性酢酸( 850m4)中の
N一〔3−(トリフル才口メチル)フエニル〕グリシン
メチルエステル(中間体41, 849)の冷(0゜C
)溶液に、亜硝酸ナトリウム( 309)の水溶液( 
200mQ)を滴下して混合物を30分間撹拌した。メ
タノール(200m(2)を添加し、混合物を−10℃
に冷却した。亜鉛粉末(1179)を2時間に渡り、少
しずつ添加し、その間、内部温度を−lO℃〜0℃に維
持し、混合物を0°Cでさらに1時間撹拌した。
酢酸エチル(250mQ)を添加し、得られた懸濁液を
枦過した。枦液を水( 2000mff)で希釈し、酢
酸エチル( 3 X 2000ma)で抽出した。合わ
せた有機抽出液を2N炭酸ナトリウム( 2000ml
2)で洗浄し、乾燥し、蒸発させた。酢酸エチル−石油
エーテル(l:3)を溶離剤としたFCCで精製し、油
状物として標題化合物(中間体42,22.2g)を得
た。
T.1.c., SiO,−EtOAc一石油エーテル
(1 : 1)−RfO.28 (c)ジヒドロ−1− (3− (トリフルオロメチル
)フエニル) − 1.2.4− トリアジン−3.5
(2H,4H)一ジオン トリ7ルオ口酢酸( 0.93mL 12.1ミリモル
)を25℃で、トルエン(15mQ)中のヒドラジン(
中間体42.  1 9. 4.03ミリモル)および
シアン酸ナトリウム(0.919. 14.07ミリモ
ル)の撹拌懸濁液に添加した。明橙色の溶液を2時間2
5℃で撹拌し、その間に、油状物が沈澱した。混合物を
8%重炭酸ナトリウム( 50+nQ)で処理し、酢酸
エチル( 3 X 50++12)で抽出した。合わせ
た抽出液を水( 2 X 50ml2)および飽和食塩
水(50mQ) テ洗浄し、次に、乾燥(Na,so4
)シ、真空下に蒸発させて黄色固体とした。固体をメタ
ノール(10+al l=溶解し、l l /−ル(1
0mff) 中のナトリウムメトキシド(0.65g.
  12.1ミリモル)で25℃で処理した。明黄色の
溶液を0.5時間25゜O テ撹拌L f:後、pH6
.5(7)緩衝液(100mff) i:注ぎ込み、酢
酸エチル( 3 X 50mff)で抽出した。
合わせた抽出液を水(2×50m12)および飽和食塩
水( 50mQ)で洗浄し、乾燥(NazSO4) L
、真空下に蒸発させて黄色固体として粗生成物を得た。
ジxチルx−fル( l X20mff,  l X 
10mlで摩砕し、白色固体として標題化合物(102
1119)を得た。融点298−305℃(分解) 、
T.l.c.,Sin,,酢酸エチル, Rf 0.6
7実施例 22 ジヒドロ−1− (3− (1−メチルエトキシ)フエ
ニル) −1.2.4− トリアジン−3.5− (2
H,4H)−ジオン (a)3−(1−メチルエトキシ)ニトロベンセン(中
間体43) ジメチルホルムアミド(100mff)中の3一二トロ
フェノール(20g. 144ミリモル)、2−ヨード
プロパン(21.45ml2. 36.69. 216
ミリモル)および炭酸カリウム(23.8g, 172
ミリモル)の混合物を2時間50°Cで撹拌し、その後
の2時間は温度を70℃に上昇させた。さらに2−ヨー
ドプロパン(7.15m(!, 72ミリモル)を添加
し、70°Cでの撹拌をさらに1.5時間継続し、次に
混合物を水(400ml2)に注ぎ込み、酢酸エチル(
2X400mQ)で抽出した。合わせた有機油田液を水
酸化ナトリウム(300+IQ)、次に飽和食塩水(3
00mff)で洗浄し、乾燥し、蒸発させた。残留物を
、溶離剤に石油エーテル(40〜60゜C)一酢酸エチ
ル(10:1)を用いたシリカ( 6759)上のクロ
マトグラ7イーに付し、黄色油状物として標題化合物(
中間体43, 22.379, .86%)を得た。
T.l.c. Sing,石油エーテル(40〜60゜
C):工一テル(9 : 1) . Rr O.4(b
)3−(1−メチルエトキシ)ベンゼンアミン(中間体
44) エタノール(112)中の二トロベンゼン(中間体43
, 20g, 0.11モル)の溶液を触媒として10
%Pd/チャコール(1.9g)の存在下、23°01
大気圧で、水素化した。3時間後、水素の取り込みが終
了( 7392mQ, 0.33モル)した後、混合物
をハイク口(hyf Io)で枦過し、枦液を蒸発させ
て、赤色油状物としてアニリン(中間体44, 14.
6y.88%)を得た。T.l.c.  Sin,, 
 石油エーテル(40〜60゜C):酢酸エチル(7 
: I ) , Rr O.34(c) N − (3
 − (J−メチルエトキシ)フエニル〕グリシンメチ
ルエステル(中間体45)アセトニトリル( 3Qmf
2)中の3−(l−メチルエトキシ)ベンゼンアミン(
中間体44, 309.0.198モル)、重炭酸ナト
リウム(33.39, 0.396モル)およびメチル
クロロアセテート(26mQ,0.297モル)の混合
物を20時間90℃で加熱した。
水(250ml2)を添加し、混合物を酢酸エチル(3
 X 250mQ)で抽出した。有機抽出液を2N塩酸
( 3 X 250’m(1) 、水( 250m(1
)および飽和食塩水( 250mQ)で洗浄した後、乾
燥(Na,So4) I,、真空下に蒸発させて、淡褐
色油状物として標題化合物(中間体45, 29.5g
, 66.6%)を得た。
T.l.c. Si02,酢酸エチルーヘキサン(1 
: l),Rf O.69% (d)メチル(1−(3−(1−メチルエトキシ)7エ
ニル〕ヒドラジノ〕アセテート(中間体46) 水(15+mQ)中の亜硝酸ナトリウム(2.4g, 
34.5ミリモル)の溶液を、氷酢酸( 70ml2)
およびメタノール(10ml2)中のグリシン(中間体
45, 79,3l,5ミリモル)の撹拌溶液にO〜5
゜Cで、0.5時間かけて添加した。暗褐色になった溶
液を1.5時間0℃以下の温度で撹拌した後、−10゜
Cまで冷却し、−5℃以下で0.75時間かけて亜鉛粉
末(7.179. 0.11モル)で処理した。混合物
を1.5時間10℃以下で撹拌し、ハイフロで枦過して
水(100+++ff)に投入し、酢酸エチル( 3 
×100m(2)で抽出した。合わせた抽出液を水(2
 X 100+n(2)で洗浄し、固体炭酸ナトリウム
および水(l00rnQ)で処理した。層を分離させ、
有機層を2N炭酸ナトリウム( 100ml2) 、水
( 2 X 100m(2)および飽和食塩水(100
ml2)で洗浄し、乾燥し、真空下に蒸発させて、出発
物質とヒドラジン(中間体46)を含有する粗製の褐色
の油状物( 6.7g)を得 Iこ 。
クロロホルムーヘキサン(1:1)を溶離剤とするトリ
エチルアミン不活性化シリヵ(250g)上のカラムク
ロマトグラフイーにより褐色の油状物として標題化合物
(中間体46, 2.5g. 33.3%)を得た。
T.I.c.  トリエチルアミン不活性化SiO,,
  クσロホルムーヘキサ7Cl: l) . Rf 
O.27(e)ジヒドロ−1− (3− (1−メチル
エトキシ)フエニル) − 1.2.4− トリアジン
−3.5− (2H,4H)一ジオン トリ7ルオ口酢酸( 0.97ml2. 12.6ミリ
モル)をトルエン( 15mQ)中のヒドラジン(中間
体46.19.4.2ミリモル)およびシアン酸ナリト
ウム(0.96g, 14.7ミリモル)の撹拌懸濁液
に添加した。淡黄色になった溶液を1.5時間25℃で
撹拌し、その間に油状物が沈澱した。8%水性重炭酸ナ
リトウム(50mα)を添加し、混合物を酢酸エチル(
 3 X 50i+ff)で抽出した。合わせた抽出液
を水( 2 X 50tQ)および飽和食塩水( 50
*12)で洗浄し、乾燥し(”zSOa) 、真空下に
蒸発させて淡黄色の油状物として粗製の中間体尿素を得
た。
油状物をメタノール(20繁α)中に溶解し、メタノー
ル(10mff)中のナトリウムメトキシド(0.68
g. 12.6ミリモル)で処理した。淡黄色溶液ヲ1
.0時間25℃で撹拌した。混合物をpH6.5の緩衝
液( looml2)中に注ぎ込み、酢酸エチル(3X
 5QmQ)で抽出した。合わせた抽出液を水(3X 
5QmQ)および飽和食塩水( 50mff)で洗浄し
、乾燥(Na*SOa) シ、真空下に蒸発させて淡黄
色泡状物として粗製の標題化合物を得た。
イングロパノール( 20mn)で摩砕して、白色固体
として標題化合物(1101119. 10.5%)を
得た。
融点170〜172°C T.1.c. Sin,,酢酸エチル, Rf O.6
6摩砕時の母液を蒸発させて黄色の泡状物とし、インプ
ロパノールーヘキサン( 1 : l ) (10mQ
)で再摩砕し、淡いクリーム色の固体として更に標題化
合物(87I+19. 8.3%)を得た。融点168
〜171゜0 実施例 23 ジヒドロ−1−(3−プチルオキシフエニル)− 1.
2.4−トリアジン−3.5 (21,4H)一ジオン
(a)メチル(1−(3−プチルオキシフエニル)ヒド
ラジノ〕アセテート(中間体47)水(10mff)中
亜硝酸ナトリウA (2.68g, 38.9ミリモル
)を−5℃の酢酸( 5(lad)中のグリシンN−(
3−n−プチルオキシフエニル)グリシンメチルエステ
ル(8.89. 37.1ミリモル)の溶液に滴下して
添加した。温度は−2℃を超えなかった。1時間撹拌後
、温度が0℃を超えないことを確認しながら亜鉛粉末(
7.279. Illミリモル)を少しずつ加えた。懸
濁液を2時間室温で撹拌した。懸濁液をセライトで枦過
し、酢酸エチルで抽出し、8%重炭酸ナトリウム、水お
よび食塩水で洗浄し、乾燥(K*COs) シ、濃縮し
黒色油状物とした。フラッシュクロマトグラフイー(ト
リエチルアミン不活性化St021 ジエチルエーテル
)により赤色油状物として中間体47 (2.9g. 
31%)を得た。
T.1.c. Sin,( }リエチルアミン不活性化
),ジエチルエーテル, Rf O.55 (b)ジヒドロー1−(3−プチルオキシ7エニル) 
− 1.2.4−1−リアジン−3.5− (2H,4
H)一ジオン トリフル才口酢*(1.2+xL 15.5ミリモル)
を室温でトルエン( 17票ff)中のシアン酸ナリト
ウム(1.17g.  18.0ミリモル)およびヒド
ラジン(中間体47, 1.309. 5.15ミリモ
ル)の懸濁液に添加し、2時間撹拌した。重炭酸ナトリ
ウム溶液で反応液をクエンチし、酢酸エチルで抽出し、
重炭酸ナトリウム、水および食塩水で洗浄し、乾燥( 
NalSOi) L/ 、濃縮して、褐色油状物として
尿素中間体を得た。この粗製尿素の一部(0.659,
 2.2ミリモル)をメタノール( 10+*Q)中に
溶解し、2時間室温で、ナトリウムメトキシド(0.4
8g. 8.8ミリモル)で処理した。反応液をクエン
チ(pH6.5緩衝液)シ、酢酸エチルで抽出し、水、
次に食塩水で洗浄し、乾燥(NazSO+) L、濃縮
して得られた赤色油状物をエーテルで摩砕し、淡褐色固
体(105B, 18%)を得た。融点too−105
゜C,  T.l.c.  }リエチルアミン不活性化
Sins, ELOAc, Rf O.45実施例 2
4 ジヒドロ−1−(3−フエノキシフエニル)1.2.4
− }リアジン−3.5− (2H,4H)一ジオン(
a)N 一(3−フエノキシフエニル)グリシンメチル
エステル(中間体48) 3−7エノキシアニリン(25g. 0.135モル)
、重炭酸ナトリウム(22.79, 0.27モル)お
よびメチルクロロアセテート( 15.5+*Q. 0
.2025モル)の混合物を20時間激しく撹拌しなが
ら90〜100℃で加熱した。混合物を室温まで冷却し
、次に水(200m<1)中に注ぎ込み、ジクロロメタ
ン(2X loo+*Q)で抽出した。有機抽出液を2
N塩酸(2×lO01RQ)、水( 2 X 100m
l2)で洗浄し、乾燥し、蒸発させて灰緑色の固体を得
た。これをヘキサン(400mff)で摩砕して、枦過
し、灰緑色固体として標題化合物(18.49. 53
%)を得た。
融点44〜45℃, T.I.c.  Sin,,  
エーテルーヘキサン(1 : 1) . Rf O.4
6(b)メチル(1−(3−フエノキシ7エニル)ヒド
ラジノ〕アセテート(中間体49)N−(3−7エノキ
シフエニル)グリシンメチルエステル(中間体48, 
109. 0.0389モル)を氷酢H ( 60mf
f)および水( 7 mQ)の混合物に溶解し、溶液を
0〜5゜Cに冷却した。水(8.5m(2)中の亜硝酸
ナトリウム(2.8g, 0.0408モル)の溶液を
同じ低温で15分間かけてこれに添加した。
溶液を1時間撹拌した後に0〜−10’oに冷却した。
亜鉛粉末(9.99, 0.1517モル)をこの温度
でゆっくり添加し、次に反応液を4時間0〜5℃で撹拌
した。次にこれを水(300ma)中に注ぎ込み、酢酸
エチル(3 X 150iQ)で抽出した。有機抽出液
を発泡が停止するまで8%重炭酸ナトリウム溶液で洗浄
した。次にこれを乾燥し、蒸発させて暗褐色の油状物を
得た。これを、ヘキサンークロロホルム(2:l)を溶
離剤として用いる不活性化シリカ(2009)上のFC
Cで精製し、褐色油状物として標題化合物(2.79.
 25%)を得Iこ 。
T.l.c. Sin.,エーテルーヘキサン(1 :
 l) .RfO.31 (C)ジヒドロ−1−(3−7エノキシ7エニル)−1
.2.4−トリアジン−3.5− (2H.4H)一ジ
オン トルエン( 20mff)中メチル(1−(3−7エノ
キシフエニル)ヒドラジノ〕アセテート(中間体49.
  l 9. 0.0037モル)、シアン酸ナトリウ
ム(0.82g, 0.0126モル)およびトリフル
オロ酢酸(0’.88mα. 0.0114モル)の混
合物を3時間窒素下、室温で撹拌した。次にこれを8%
重炭酸ナトリウム(50IIIQ)に注ぎ込み、酢酸エ
チル( 3 x 75+++12)で抽出した。有機抽
出液を乾燥し、蒸発させて淡黄色油状物を得た。
これをメタノール( 15ml2)に溶解し、ナトリウ
ムメトキシド溶液(1.7+IQ, 0.0114モル
. 2.17モル濃度)を添加した。混合物を5〜lO
分間撹拌し、次にpH6緩衝液( 75mQ)に注ぎ込
み、酢酸エチル( 3 x 7511112)で抽出し
た。有機抽出液を乾燥し、蒸発させて褐色の油状物とし
、これをエーテルで摩砕し、枦過して白色固体として標
題化合物(ll4+ng. 11%)を得た。融点17
2−173℃ T.I.c. Sin., エーテル, Rf O.5
4実施例 25 ジヒドロ−1−(3−(2−メトキシエトキシ)フエニ
ルー1.2.4−トリアジン−3.5− (28.4H
)ージオン (a)3−(2−メトキシエトキシ)ニトロベンゼン(
中間体50) アセトン(150+ff)中3一二トロフェノール(2
59. 0.18モル)、2−プロモエチルメチルエー
テル(17mff. 259. 0.18モル)および
、炭酸カリウム(25.09, 0.18モル)を72
時間還流下に加熱した。懸濁液を水に溶解し、エーテル
で抽出した。抽出液を2N炭酸ナトリウム、水および飽
和食塩水で洗浄し、乾燥(K!CO3) シ、濃縮し、
褐色の油状物として標題化合物(中間体50,35.1
29.  99%)を得た。
T.I.c.  トリエチルアミン不活性化Sin,,
 Et,O,Rf O.5 (b)3−(2−メトキシエトキシ)アニリン塩酸塩(
中間体51) Pd/チャコール(0.94g)およびエタノール( 
250m4)中の中間体50(35.09. 177ミ
リモル)を30分間水素雰囲気下に撹拌した。懸濁液が
計算された量の水素(8.5Q)を取り込んだ時点で、
懸濁液を枦過し、炉液を蒸発させて標題化合物の遊離の
塩基を得た。黄色油状物の一部(7.839.26%)
を中間体52の調製に用い、残りを、濃塩酸を用い、酢
酸エチルで摩砕して灰緑色固体として標題化合物(中間
体51. 23.089. 64%)に変換した。融点
100〜102℃ (c) N − (3−(2−メトキシエトキシ)7エ
ニル〕グリシンメチルエステル(中間体52)メチルク
ロロアセテート(6.2+nQ. 70.3ミリモル)
、中間体5lの遊離塩基(7,849. 46.9ミリ
モル)および炭酸水素ナトリウム(7.99, 93.
8ミリモル)を24時間100℃で加熱した。反応液を
冷却し、酢酸エチルで抽出し、水、2N塩酸および食塩
水で洗浄し、乾燥(KxCOs) シ、蒸発して褐色油
状物として標題化合物(中間体52. 11.039.
98%)を得た。
元素分析値 実測値C 60.00 H 7.13 N
 5.77%C+JtrNO+  理論値C 60.2
4 H 7.16 N 5.85%(d)メチル(2−
 (3−(2−メトキシェトキシ)フエニル〕 ヒドラ
ジノ)アセテート(中間体53) 水( 20mff)中ノ亜硝酸ナトリウム(7.0g,
 98ミリモル)を−5℃の酢酸(100+12)中グ
リシン(中間体52. 22.39. 93ミリモル)
の溶液に滴下して添加した。温度はo℃を超えなかった
。溶液を1時間−5℃で撹拌した。亜鉛粉末(24.0
9.373ミリモル)を少しずつ加えた。温度は5℃を
超えなかった。2時間撹拌後、反応液をセライトで枦過
し、酢酸エチルで抽出し、重炭酸ナトリウム、水および
食塩水で洗浄し、乾燥(K!Co,)し、次に濃縮して
黒色油状物とした。フラッシュクロマトグラ7イ−(ト
リエチルアミン不活性化, Sin!,溶離剤としてま
ずジクロ口メタン、次にジクロ口メタン中5%メタノー
ルを使用)により、黒色油状物として所望の中間体53
(11.09. 46%)を得た。T.I.c.  :
 トリエチル?ミン不活性化SiO■ジクロ口メタン中
5%メタノール, Rf O.35 (e)ジヒドロ−1−(3−(2−メトキシェトキシ)
フエニル) −1.2.4− トリアジンー3.5−(
2H.4H)一ジオン トリフルオ口酢酸(5.Omff, 65ミリモル)を
トルエン( 50mQ)中のシアン酸ナトリウム(5.
09.76.7ミリモル)およびヒドラジン(中間体5
3,5.79g. 21.9ミリモル)の懸濁液に添加
した。2時間撹拌後、黒色のスラリーを8%重炭酸ナト
リウムでクエンチし、酢酸エチルで抽出し、重炭酸ナト
リウム、水および食塩水で洗浄し、乾燥(Na!SO4
) L、濃縮して黒色油状物とし、これを粗製物質とし
て次段階に用いた。
粗製の尿素の一部(3.769. 12.6ミリモル)
をメタノール( 13ml2)中に溶解し、ナトリウム
メトキシド(1.36g. 25.2ミリモル)を添加
し、反応液を2時間室温で撹拌した。反応液をクエンチ
(pH6.5緩衝液)し、酢酸エチルで抽出し、水およ
び食塩水で洗浄し、乾燥(NazSOt) シ、濃縮し
て褐色の油状物とした。7ラッシュクロマトグラフイ−
(トリエチルアミン不活性化SiO,,酢酸エチル)に
より黄色固体を得て、これを、工一テルで摩砕して淡褐
色の化合物を得た。
酢酸エチルから再結晶させて淡褐色の化合物(67mg
,  1%)を得た。融点125 〜128゜CT.I
.c.  トリエチルアミン不活性化Sin2,  酢
酸エチル, Rf O.45 実施例 26 ジヒドロ−1−(3−(モノフルオロメチル)フエニル
)− 1.2.4− トリアジン−3.5− (2H,
4H)一ジオン (a) N一(3 − (フルオロメチル)フエニル〕
グリシンメチルエステル(中間体54)3−フノレオ口
メチノレアニリン(37%3−メチルア゜ニリン含有.
 13.6g. 68ミリモル)を、乾燥アセトニトリ
ル(loml2) 、重炭酸ナトリウム( 15.49
, 183ミリモル)およびメチルクロロアセテート(
12mQ. 137ミリモル)と混合し、■4時間窒素
下90゜Cに加熱した。冷却した反応混合物を水(10
0mff)に注ぎ込み、酢酸エチル(4XIO01+1
2)で抽出した。合わせた有機抽出液を乾燥( Nax
SO4 ) シ、真空下に濃縮してオレンジ色の油状物
とした。粗生成物を、溶離剤としてエーテルーヘキサン
(1 : 4)を用いたシリカ(Merck 9385
, l.572g)上のクロマトグラフイーにより精製
し、白色結晶固体として中間体54(6.459. 4
8%)を得た。融点47−47.5゜C, T.l.c
.SiO1,エーテルーヘキサン(1 : l ), 
Rf O.34(b)メチル(1− (3− (フルオ
ロメチル)フエニル〕ヒドラジノ〕アセテート(中間体
酢酸( 10mQ)および水( 1 mQ)にグリシン
(中間体54.  lg. 5.1ミリモル)を溶解し
、約5゜Cに冷却した一水(1.3mQ)中の亜硝酸ナ
トリウム( 0.37y. 5.4ミリモル)をグリシ
ン溶液に滴下して添加し、その間温度を5℃以下に保っ
た。
反応液を1時間この温度で撹拌した。温度を4゜0未満
に維持しながら反応溶液に亜鉛(1.33g,20。3
ミリモル)をゆっくり添加し、反応液を1時間撹拌した
。反応混合物を水(loOm(2)に注ぎ込み、酢酸エ
チル( 3 X l00mff)で抽出した。合わせた
有機層を水(2 X 100m+2) 、次に、飽和水
性重炭酸ナトリウム( l X l00m(2) 、次
に水(100mQ)で洗浄し、乾燥(Na,S○,)シ
、真空下に濃縮してオレンジ色の油状物(1.069)
を得た。粗製の物質を、溶離剤としてエーテルーヘキサ
ン(1 : 4)を用いたシリカ(Merck 938
5. 289)上のクロマトグラ7イーにより精製し、
標題化合物(中間体55. 453mg. 40%)を
得た。
T.I.c. Si02,エーテルーヘキサン(1 :
 l) ,Rf O.0? (c)メチル〔2−(アミ7カルポニル)−l一〔3−
フルオロメチル)7エニル〕ヒドラジノ〕アセテート(
中間体56) ヒドラジン(中間体55, 1.59, 7.1ミリモ
ル)を室温で窒素下、乾燥トルエン( 30ml2)中
に溶解した。シアン酸ナトリウム(1.69, 24.
6ミリモル)、次に、トリフルオロ酢酸(1.7mff
, 22.1ミリモル)を添加した。反応液を2.25
時間撹拌した後、飽和重炭酸ナトリウム溶液(100m
Q)中へ注ぎ込み、酢酸エチル(4 X loOmQ)
で抽出した。合わせた抽出液を乾燥(NazSOi) 
L、真空下に濃縮して、白色固体を得た。粗製の物質を
工一テル(2 X 10(hnl2)で摩砕して、無色
の粉末として標題化合物(中間体56, 1.41g,
 78%)を得た。融点169−170℃, T.l.
c. Si02, ELOAc,Rf O.14 (d)ジヒドロ−1− (3− (フルオロメチル)フ
エニル) −1.2.4− トリアジン−3.5(2H
,4H)ジオン 尿素(中間体56. 0.8g, 3.1ミリモル)を
室温、窒素下で、乾燥メタノール( 20mff)に懸
濁した。
固体のナトリウムメトキシド(340+119. 6.
3ミリモル)を1回で添加した。lO分後、尿素が溶解
し、黄色の溶液となった。反応液を1時間室温で撹拌し
、次にpH6.5のリン酸塩緩衝液(60mff)に注
ぎ込み、酢酸エチル(4×30IIIQ)で抽出した。
合わせた有機抽出液を乾燥(Na*SO4) L、真空
下に濃縮して淡黄色の固体とした。粗製の物質をエーテ
ル( 4 x 50m2)で摩砕し、真空下に乾燥し、
無色固体として標題化合物(310mg,44%)を得
た。融点〉300℃, T.1.c. SiO1.酢酸
エチル, Rf O.64 実施例 27 ジヒドロ−1−(4−プロモフエニル)−1.2.4ー
トリアジン−3.5− (2H,4}1)一ジオン(a
)N−(4−プロモ7エニル)グリシンメチルエステル
(中間体57) p−プロモアニリン(25g. 0.145モル)、重
炭酸ナトリウム(24.49, 0.29モル)および
メチルクooアセテート( 14mQ, 0.16モル
)を48時間130℃で還流させた。混合物を冷却し、
2N塩酸で処理し、エーテルで抽出した。エーテル抽出
液を水、食塩水で洗浄し、乾燥(Na,SO4) l,
た。枦過し、蒸発させて固体とした。エーテルで摩砕し
、EtOAc/ヘキサンから再結晶させてグリシン(中
間体57, 6.949. 20%)を得た。融点>1
10℃,分解 (b)メチル(1−(4−プロモフエニル〕ヒドラジノ
〕アセテート(中間体58) 水(10mff)中の亜硝酸ナトリウム(5.419.
0.078モル)の溶液を酢酸(50m(2)中のグリ
シン(中間体57. 17.49. 0.071モル)
に添加し、その間、温度を0℃未満に維持した。0.5
時間後、温度を5℃に維持しながら亜鉛粉末(5.13
g.0.078モル)を少しずつ加えた。さらに亜鉛(
10.29. 0.156モル)を加え、混合物を一夜
放置した。溶液を重炭酸塩で中和し、ELOACで抽出
した。抽出液を水および食塩水で洗浄し、乾燥(Nat
SOa) シた。溶液を炉過し、蒸発させ、30%エー
テル/ヘキサンを用いてクロマトグラフイーに付し、ヒ
ドラジン(中間体58. 6.09.32%)を得た。
T.I.c. Sin.,  l : l −L−テル
/ヘキサン, RfO.25 (c)メチル〔2−(アミノカルポニル)−1−(4−
グロモフエニル)ヒドラジノ〕アセテート(中間体59
) トルエン(30ml2)中のヒドラジノ(中間体58,
6.09, 24.5ミリモル)およびシアン酸ナトリ
ウム(4.95g. 76.2ミリモル)に、トリフル
オロ酢酸( 5.68+I2, 74ミリモル)を滴下
して添加した。
混合物を5分間撹拌しながら放置した。NaHCO.で
反応液をクエンチし, EtOAcで抽出した。有機抽
出液を水および食塩水で洗浄し、乾燥(NaxSOi)
 シた。炉過し、蒸発してエーテルで摩砕してクリーム
色の固体として尿素(中間体59. 4.4169. 
63%)を得た。
T.1.c. Sins.  l : I THF/ヘ
キサン, Rf O.06,融点117.5〜122.
5℃ (d)シt=Fロー1−(4−/口モフエニル)1.2
.4−}リアジン−3.5 (2H,4H)ジオン尿素
(中間体59. 2.269. 7.5ミリモル)およ
びナトリウムメトキシド(525119. 9.7ミリ
モル)を2時間メタノール( 20+IIff)中で窒
素下に撹拌した。さらにナトリウムメトキシド(100
mg,1.9ミリモル)を添加し、反応液を1夜放置し
た。
反応液を酸(2NHCI2)で中和し、沈澱物を枦過し
た。沈澱物をジオキサンから数回再結晶させて標題化合
物(35719. 18%)を得た。
T.l.c. SiOz. 5%MeOH/CHCL.
 Rf O.58.融点〉190℃(分解) 実施例 28 ジヒドローl一(4−エチルフエニル)−1.2.4−
トリアジン−3.5− (2H.4H)一ジオン(a)
 N− (4 − (エチルフエニル))グリシンメチ
ルエステル(中間体60) p一エチノレアニリン(259. 0.206モノレ)
、重炭酸ナトリウム(34.669. 0.412モル
)およびメチルクDoアセテート(19−9mff, 
0.227% /L. ) ヲ72時間130゜Cで還
流させた。次に混合物を冷却し、希塩酸でクエンチし、
エーテルで抽出した。
エーテル抽出液を水および食塩水で洗浄し、乾燥(Na
tSO4) Lた。枦過し、蒸発させて、油状物として
グリシン(中間体60. 33.39. 84%)を得
た。T.l.c. Si02上エーテル, Rf O.
62(b)メチル(1−(4−エチルフエニル〕ヒドラ
ジノ〕アセテート(中間体61) 水(lOrR+2)中の亜硝酸ナトリウム(13.23
9,0.1917モル)の溶液を、温度がO ’Cを超
えないようにして、酢酸( 50mQ)中グリシン(中
間体60. 33.19, 0.171モル)へ滴下し
て添加した。
これを0.5時間撹拌放置した。次に、温度が500を
超えないようにして亜鉛粉末(12.549,0.19
18モル)を少しずつ添加しI;。2時間後、さらに亜
鉛粉末(12.549. 0.1918モル)を加えた
4時間後、さらにまた亜鉛(12.54g. 0.19
18モル)を添加し、反応液を一夜放置した。過剰な亜
鉛を枦過して除いた。溶液を重炭酸塩溶液で中和し、E
LOAcで抽出した。有機抽出液を水および食塩水で洗
浄し、次に乾燥(NatSO*) シた。
枦過し、蒸発させて油状物とした。油状物を50%工一
テル/ヘキサンを用いてクロマトグラフイーに付し、ヒ
ドラジン(中間体61.  6.+09,14%)を得
た・ T.1.c.エーテル/ヘキ′サン(1 : l) ,
 SiO上,Rf 0.58 (C一)メチル〔2−(アミノカルボニル)−■−(4
−エチルフエニル)ヒドラジノ〕アセテート(中間体6
2) トリフルオ口酢酸( 6.55m12. 85ミリモル
)を、トルエン( 40mQ)中のヒドラジン(中間体
61,6.09, 28.3ミリモル)およびシアン酸
ナトリウム( 5.618g, 86.4ミリモル)の
溶液に滴下して添加した。この反応混合物を3時間放置
した。
次にNaHCO.で反応液をクエンチングし、EtOA
cで抽出した。有機抽出液を水および食塩水で洗浄し、
乾燥(Na2SOa) Lた。枦過し、蒸発してクリー
ム色の固体を得た。これをエーテルで摩砕して白色固体
として尿素(中間体62. 4.54g.63%)を得
た。
T.l.c. SiOz, 5%MeOH/CHzCl
22. RE 0.38,融点140−142℃ (d) ’;ヒドロ−1−(4−エチルフエニル)1,
2.4−トリアジン−3.5(2H,4H)一ジオン尿
素(中間体62.2。2g. 8.6ミリモル)および
ナトリウムメトキシド(567m9, 10.5ミリモ
ル)をメタノール( 10in)中で3時間撹拌した。
次に、さらにメトキシド(loomg. 1.9ミリモ
ル)を添加し、反応液を2時間撹拌放置した。次に反応
混合物を2N塩酸でクエンチングしてpH7とした。生
成した固体を枦過し、次に、再結晶(メタノール/ジオ
キサン)させて、標題化合物( 563mg, 29%
)を得た。
T.l.c. Sin,, THF/ヘキサン(1 :
 1 ). Rf O.60.融点〉175℃(分解) 実施例 29 ジヒドロ−1−(4−7ルオロ−3−メチルフェニル)
 − 1.2.4− トリアジン−3.5− (2H,
4H)ジオン (a)N−(4−7ルオロ−3−メチルフエニル)グリ
シンメチルエステル(中間体63)4−フルオロー3−
メチルアニリン(20g,0.1599モル)、重炭酸
ナトリウム(26.99.0.3198モル)およびメ
チルクロロアセテート( 21mQ, 0.2399モ
ル)の混合物を、24時間激しく撹拌しながら90〜1
00℃で加熱した。混合物を室温に冷却し、水(200
mQ)に注ぎ込んだ。混合物を酢酸エチル(2 X l
oOm12)で抽出し、抽出液を乾燥(MgSO4) 
L、蒸発させてオフホワイトの固体を得た。これを摩砕
して不純物の混入している淡灰色の固体(17.2g.
 55%)を得た。ヘキサン(150mQ)から再結晶
させて、淡褐色固体として標題化合物(中間体63. 
7.69. 24%)を得た。融点74〜75℃, T
.l.c. Sif2上エーテル,Rf O.74 (b)メチル(1−(4−7ルオロー3−メチルフエニ
ル)ヒドラジノ〕アセテート(中間体64) N−(4−フルオロ−3−メチル7エニル)グリシンメ
チルエステル(中間体63.  7.59.0.038
モル)を氷酢酸( 60mQ)と水(8m+2)の混合
物に溶解し、溶液を約5℃に冷却した。これに、20分
間かけて、同じ低温で、水( 15mQ)中の亜硝酸ナ
トリウム(4.3g. 0.063モル)の溶液を添加
した。1時間撹拌を続け、次に温度を−10〜0゜Cに
低下させた。低温を保ちながら亜鉛末(15.3g. 
0.234モル)を添加し、得られた懸濁液を4時間約
0℃で撹拌した。次にこれを水(250mI2)に注ぎ
込み、酢酸エチル( 2 X 200ml2)で抽出し
た。発泡が停止するまで、抽出液を8%重炭酸ナトリウ
ム溶液で洗浄した。次にこれを乾燥(MgSO.) L
、蒸発させて褐色の半固体を得た。これをエーテル/ヘ
キサン(1 : 2.約15+m(1)で摩砕して白色
固体を得、これを枦過し、氷冷エーテルで洗浄した。液
体を蒸発させて、褐色油状物とし、これを、エーテル/
ヘキサン(1 : l)を溶離剤とするシリカ(Mer
ck 9385,225g)上のフラッシュ力ラムクロ
マトグラフイーで精製し、オレンジ色の油状物として標
題化合物(中間体64. 1.4g, 17%)を得た
T.l.c. Si02.エーテルーヘキサン(1 :
 l) ,Rf O.24 (c)メチル〔2−(アミノカルボニル)−l一(4−
7ルオロ−3−メチルフェニル)ヒドラジノ〕アセテー
ト(中間体65) トルエン(15mQ)中のメチル(1−(4−7ルオロ
−3−メチルフエニル)ヒドラジノ〕アセテート(中間
体64, 0.89. 38ミリモル)、シアン酸ナト
リウム(0.849, 0.0129モル)およびトリ
フルオロ酢酸( 0.95+++Q. 0.0114モ
ル)の混合物を24時間室温で窒素下に撹拌した。混合
物を8%重炭酸ナトリウム溶液( 40m(2)に注ぎ
込み、酢酸エチル( 2 X 30m<1)で抽出した
。有機抽出液を乾燥(MgSO+) シ、蒸発させて赤
色油状物を得た。これをエーテルで摩砕して結晶化し、
白色固体(中間体65. 228mg. 24%)を得
た。融?132〜133゜O, T.I.c.エーテル
, SiO■上, Rf0.45 (d)ジヒドロ−1−(4−7ルオロ−3−メチルフエ
ニル) − 1.2.4− }リアジン−3.5−(2
H,4H)一ジオン メタノール( 35m<2)中のメチル〔2−(アミノ
カルポニル)−1−(4−7ルオロ−3−メチル7エニ
ル)ヒドラジノ〕アセテート(中間体65,  l 9
. 0.0039モル)の溶液に、ナトリウムメトキシ
ド(0.21g. 0.0039モル)を添加した。
混合物を1.5時間撹拌し、次にpH6の緩衝液(10
0mff)に注ぎ込んだ。これを酢酸エチル(7511
1+2) テ抽出し、抽出液を乾燥(MgSO4) L
、蒸発させて白色固体とした。これをエーテルで摩砕し
、枦過して白色固体(0.3599. 41%)とした
この固体を酢酸エチルーエーテルから再結晶させて、白
色固体として標題化合物(181mg. 21%)を得
た。融点211〜213゜C T.l.c.  Si02上,酢酸エチル, Rf O
.78実施例 30 ジヒドロ−1−(3−(ヘキシルオキシ)7エニル) 
−1.2.4− トリアジン−3.5− (2H,4H
)一ジオン (a) 1 − (ヘキシルオキシ)−3一二トロベン
ゼン(中間体66) 3−ニトロフェノール(57.09. 0.41モル)
、n−へキシルヨーダイド(87.09, 0.41モ
ル)、炭酸カリウム(57.h, 0.42モル)およ
びエチルメチルケトン(300ml2)の混合物を、1
8時間、還流下に加熱した。水(500m(2)を添加
し、混合物を酢酸エチル( 2 X 500m(+)で
抽出した。合わせた抽出液を8%水性重炭酸ナトリウム
(2X250mQ)および食塩水(250+++12)
で洗浄し、乾燥(MgSO+) L、蒸発させて暗褐色
液体を得た。減圧下に蒸留して流動性の黄色液体として
エーテル(中間体66, 70.3y. 77%)を得
た。沸点109〜ll3゜0  (0.19mmHg)
(b) 3 − (ヘキシルオキシ)アニリン(中間体
エタノール( 500m(2)中の1−(ヘキシルオキ
シ)−3一二トロベンゼン(中間体66, 70.09
.0.3lモル)および5%pt/C(1.5g)を水
素雰囲気下で激しく撹拌した。急速な水素の取り込みが
起こり、22.40C約3当量)を消費した時点で停止
した。触媒を枦過して除き、枦液を蒸発させて淡黄色油
状物を得た。ヘキサン( 50mQ)を添加し、得られ
た溶液をドライアイス中で冷却し、アニリンを晶出させ
た。蒸発によりヘキサンを除去し、白色固体としてアニ
リン(中間体67,59.0g, 98.5%)を得た
(c)N−(3−へキシルオキシフエニル)グリシンメ
チルエステル(中間体68) アニリン(中間体67, 38.7g. 0.20モル
)、炭酸水素ナトリウム(33.69, 0.51モル
)およびエチルクロ口アセテート( 26.4mL O
−24モル)の混合物を急速に撹拌し、約18時間約9
 0 ’Cで加熱した。水(250+aQ)を加え、混
合物を酢酸エチル(2 X 250m(2)で抽出した
。合わせた抽出液を水( 100mff)および食塩水
( 100mQ)で洗浄し、乾燥(MgSO+) L、
蒸発させて赤色油状物(49g)とした。溶離剤として
ヘキサン/エーテル(2:l)を用いるシリカゲル(M
erck 9385. 750g)上のフラッシュ力ラ
ムクロマトグラフィーに付し、わずかにアニリンの混在
したオレンジ色油状物としてグリシン(中間体68)を
得た。ヘキサン( 30m<2)で摩砕して、白色固体
として純粋なグリシン(26.29. 49%)を得た
。融点35゜OT.l.c.ヘキサン/エーテル( 1
 : l ) , Scow上,R( 0.56 (d)メチル(1− C3− (ヘキシルオキシ)7エ
ニル〕ヒドラジノ〕アセテート(中間体水(15rR(
2)中の亜硝酸ナトリウム(4.34g.0.063モ
ル)の溶液を5−10℃の氷酢酸(100ml2)と水
( 10m(2)中のグリシン(中間体68, 16.
0g,0.060モル)の撹拌溶液に滴下して添加した
。添加終了後、生成した暗褐色溶液をさらに1時間室温
で撹拌した。これを約5゜Cに冷却し、温度が20゜C
を超えないような速度で亜鉛末(15.6g.0.23
モル)を慎重に添加した。酢酸エチル(250m+2)
を添加し、混合物を枦過し、枦液を水(3X 250m
Q)で洗浄した。発泡が停止するまで固体の炭酸水素ナ
トリウムを添加することにより残留する酢酸を中和した
。混合物を再度水( 250ml2)で洗浄し、乾燥(
MgSO+) シ、蒸発させて褐色の油状物(15.0
g)とした。溶離剤としてヘキサン/エーテル(2 :
 l)を用いるシリカゲル(Merck 9385. 
7009)上のフラッシュ力ラムクロマトグラ7イーに
より褐色の油状物としてヒドラジン(中間体69, 4
.80g. 28%)を得た。ヘキサン( 15mQ)
で摩砕して白色固体としてヒドラジン(4.19. 2
4%)を得た。融点40〜42℃ T.l.c. Si02,ヘキサン/エーテル(1 :
 1) ,Rf O.25 (e)メチル〔2−アミノカルポニル−1−〔3(ヘキ
シルオキシ)フエニル〕ヒドラジノ〕アセテート(中間
体70) トルエン( 50mQ)中ヒドラジン(中間体69.3
.009. 10.7ミリモル)の溶液中のシアン酸ナ
トリウム(2.249. 34ミリモル)の撹拌懸濁液
に、窒素下、トリフル才口酢酸( 2.35mff, 
31ミリモル)を添加した。約4時間撹拌後、8%w/
vの水性炭酸水素ナトリウム( 50+*ff)を添加
し、混合物を酢酸エチル( 3 X 50ml2)で抽
出した。合わせた抽出液を食塩水(50+ff)で洗浄
し、乾燥(MgSO*) シ、蒸発させて粘稠な黄色油
状物を得た。ヘキサン/エーテル( 1 : l ) 
 (25i*ff)で摩砕して、白色粉末として尿素(
中間体70,2.65g. 77%)を得た。融点97
〜98℃CI)ジヒドロ−1−(3−(ヘキシルオキシ
)フエニル)−1.2.4−トリアジン−3.5一(2
H.4H)ジオン ナトリウムメトキシド(0.339, 6.2ミリモル
)を、4Aモレキュラーシーブ上の1.2−ジメトキシ
エタン(25+aff)中の原素(中間体70. 1.
009,3.1ミリモル)の撹拌溶液に、窒素下で添加
した。
15分後、混合物をpH6 . 5の水性リン酸塩緩衝
液(l00II+12)に注ぎ込み、酢酸エチル(3 
X loom(2)で抽出した。合わせた抽出液を乾燥
(MgSO+) L、蒸発させてオフホワイトの固体と
して粗生成物を得た。ヘキサン/エーテル(約1:2)
(25llIQ)で摩砕して白色粉末として標題化合物
(600my. 67%)を得た。融点161−163
℃T.I.c. SiO*.酢酸エチル, Rf O.
65実施例 31 ジヒドロ−1−(3−(3−エトキシプロポキシ)フエ
ニル)−1.2.4−トリアジン−3.5一( 2H,
4H)一ジオン (a)3−(3−エトキシプロポキシ)ニトロベンゼン
(中間体71) 3−エトキシブロビルクロリド(30.09, 0.2
4モル)ヲアセトン(500m12)中の3一二トロフ
ェノール(33.49. 0.24モル)の溶液に添加
し、7日間還流下に加熱した。次にヨウ化ナトリウム(
36.79. 0.24モル)およびジメチルホルムア
ミド(200+a)を添加し、全体をさらに3日間還流
下に加熱した。次にアセトンを留去し、冷却した溶液を
クエンチング(水)し、抽出(EtOAc) L、洗浄
(NazCOx/NaCi2) L、乾燥し、濃縮した
T.I.c. Sin., −r−−テル/ヘキサン(
1 : 1) .Rf O.70 (b)N− (3− (3−エトキシグロポキシフエニ
ル〕グリシンメチルエステル(中間体72)メタノール
(300mff)中のアルコキシニト口ベンゼン(中間
体71. 0.202モル)および触媒の5%Pt/C
 (2.09)を、水素の消費が止むまで(1時間)水
素雰囲気下で激しく撹拌した。脱気し、セライトで枦過
して不安定な褐色油状物としてアニリンを得た。次にア
ニリン(0.202モル)、メチルクロロアセテート(
17.7mff. 0.202モル)、および炭酸水素
ナトリウム(20.36g. 0.242モル)を24
時間100℃で加熱した。次に、反応混合物を冷却し、
酢酸エチル中にとり、洗浄(水、飽和塩化ナトリウム溶
液)し、乾燥(MgSO.) L、濃縮して褐色の油状
物としてグリシン(中間体72)を得た。グリシンの一
部をフラッシュクロマトグラ7イ−(SiO1,  エ
ーテル/ヘキサン(1 : 1) )で精製し、黄色油
状物として標題化合物を得たが、これは放置により固化
して無色のプリズム晶となった。融点62℃ T.l.c. SiO*.エーテル/ヘキサン(1 :
 l) .?f  O.30 (c)メチル(1− (3− (3−エトキシプロポキ
シ)フエニル〕ヒドラジノ〕アセテート(中間体73) 水( 20+nff)中の亜硝酸ナトリウム( 15.
339.0,22モル)を、温度が0℃未満に留るよう
に注意しながら、酢酸(200o12)およびメタノー
ル( 20+J)中のグリシン(中間体72, 0.2
02モル)の溶液に滴下して添加した。次に温度が5゜
Cを超えないように注意しなからO℃溶液に亜鉛(31
.6g, 0.48モル)を慎重に添加した。反応液を
中和( 2 M Na011) L、抽出( ELOA
c) L,、洗浄(水,飽和NaCQ溶液)し、乾燥(
 NOtSOs) L、そして濃縮した。残存物を7ラ
ッシュク口マトグラフイー(SiOx,(1 : l)
エーテル:ヘキサン,次に100%エーテル)に付し、
赤色油状物として標題化合物(8.949. 16%)
を得た。T.I.c.,SiO■(1 : 1)エーテ
ル:ヘキサン, Rf O.05(d)メチル〔2−ア
ミノカルポニル−1−(3−(3−エトキシプロポキシ
)フエニル〕ヒドラジノ〕アセテート(中間体74) トリ7ルオ口酢酸( 7.32m0. 95ミリモル)
を、室温で、トルエン( 63m(+)中のヒドラジン
(中間体73. 8.949, 31.7ミリモル)8
よびシアン酸ナトリウム(7.219. 11ミリモル
)の懸濁液に滴下して添加した。30分間撹拌した後、
混合物をクロロホルム中にとり、クエンチング(NaH
CO3)し、抽出(CH(jlJ) L、洗浄(水.飽
和Na(4) シ、乾燥(NatSO4) シて濃縮し
た。残存物をカラムクロマトグラ7 イ(Si02, 
CHCff3中10%MeOH)に付し、淡黄色のガラ
ス状物として標題化合物(6.789. 66%)を得
た。
T.l.c. Sin,, CHCQs中10%MeO
H, Rf O.40(e)ジヒドロ−1− (3− 
(3−エトキシプロボキシ)フエニル) − 1.2.
4− トリアジン−3.5− (2H.4H)一ジオン ナトリウムメトキシド(1.67g.  30.9ミリ
モル)をメタノール(30mQ)中の尿素(中間体74
,6.78g. 20.8ミリモル)の溶液に添加し、
30分間室温で撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ込み
、中和(2 N HC4) L、冷却した。固体を枦過
し、洗浄(水)シ、乾燥してオフホワイトの固体として
標題化合物(4.31g, 71%)を得た。試料をメ
タノールから再結晶させた。融点137゜C , T.
I.c.Sin,, EtOAc, Rf O.75実
施例 32 ジヒトロ−1−(4−フエノキシフエニル)1,2.4
− トリアジン−3.5− (2H,4H)一ジオン(
a)N−(4−7エノキシ7エニル)グリシンメチルエ
ステル(中間体75) 4−7エノキシアニリン(309, 0.162モル)
、メチルクロ口アセテ= ト(21.3ml2, 0.
243モル)および重炭酸ナトリウム(27.29. 
0.324モル)の混合物を24時間磁気撹拌子を用い
て100〜120℃に加熱した。得られた半固体をジク
ロ口メタン(300IIIQ)と水( 300mQ)と
の間に分配し、次に分離させた。水層をジクロ口メタン
(200m<2)で抽出し、有機抽出液を合わせた。抽
出液を2N塩酸( 2 X 200iI2)および水(
 2 X 200mQ)で洗浄し、乾燥(MgSOa)
 L、蒸発させて褐色の油状物とした。これをヘキサン
(300ml2)とともに加熱し、油状懸濁液とした。
ヘキサンをデカンテーションで除き、残存する油状物は
冷却すると結晶化した。固体をエーテル/ヘキサン(1
 : l)で摩砕し、炉過して褐色の固体(13.69
.33%)を得た。融点80〜82゜C0さらに淡黄色
固体も得られた( 10.59. 25%) 。T,l
,C, x−テル/ヘキサン(1 : l) . Si
n!上, Rf O.45(b)メチル(1−(4−7
エノキシフエニル)ヒドラジノ〕アセテート(中間体7
6)N− (4−フエノキシフエニル)クリシンメチル
エステル(中間体75. 13.5g, 0.0525
モル)を酢酸( 90mQ)および水( 5 ml2)
の混合物に溶解し、溶液を約5゜Cに冷却した。これに
15分間かけて、水(10mff)中の亜硝酸ナトリウ
ム(3.8g.0.55モル)の溶液を添加した。2時
間撹拌を継続し、反応液を約θ℃に冷却した。30分間
かけて亜鉛末(13.4g, 0.2048モル)を添
加し、反応液を2時間θ〜5°Cで撹拌し、次に水(2
00+IQ)、に注ぎ込み、酢酸エチル(2 X 15
0ml2)で抽出した。有機抽出液を、発泡が停止する
まで8%重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥(MgS
Oa) シ、蒸発させて褐色の半固体を得た。これをエ
ーテル/ヘキサン(1 : 1)で摩砕し、出発物質(
6.59. 48%)を回収した。液体を蒸発させて、
工一テルーヘキサン(1:l)を溶離剤とするシリカ(
Merck 9385. 250g)上の7ラッシュ力
ラムクロマトグラ7イーで精製し、オフホワイトの固体
として標題化合物(中間体76. 1.25g,9%)
を得た。融点u〜73℃ T.1.c.エーテルーヘキサン(1 : l). S
ins上.Rf O.21 (C)メチル〔2−(アミノカルポニル)一l−(4−
7エノキシ7エニル)ヒドラジノ〕アセテート(中間体
77) 乾燥トルエン( 15mQ)中のメチル(1−(4ーフ
エノキシフエニル)ヒドラジノ〕アセテート(中間体7
6, 119. 0.004モル)、シアン酸ナトリウ
ム(0,99. 0.136モル)およびトリフルオロ
酢酸( l rrr(1. 0.0124モル)の混合
物を1時間室温で窒素下に撹拌した。混合物を8%重炭
酸ナトリウム溶液( 75+++(2)に注ぎ込み、酢
酸エチル( 2 X 75ml2)で抽出した。有機抽
出液を乾燥(MgSO+) シ、蒸発させて淡黄色の半
固体とした。
これをエーテルで摩砕して白色固体として標題化合物(
中間体?7. 0.69. 48%)を得た。融点11
0−113゜C ↑.1.c.酢酸エチル, SiOz上, Rf O.
35(d)ジヒドロー1−(4−7エノキシ7エニル)
− 1.2.4− トリアジン−3.5− (2H.4
H)一ジオン メタノール( 20mff)中のメチル〔2−(アミノ
カルボニル)−1−(4−7エノキシフエニル)ヒドラ
ジノ〕アセテート(中間体77. 550+mg,0.
0017モル)の溶液に、ナトリウムメトキシド(18
4mg, 0.0014モル)を添加し、混合物を2時
間撹拌し、pH6の緩衝液( 70mQ)中に注ぎ込ん
だ。これを酢酸エチル( 75m12)で抽出し、乾燥
(MgSO+) L、蒸発させてオフホワイトの固体と
した。これを酢酸エチルーエーテルで摩砕し、枦過して
オフホワイトの固体として標題化合物(90mg, 1
9%)を得た。融点211〜213℃(分解)T.].
c.酢酸エチル, SiOx上, Rf O.7?実施
例 33 ジヒドロー1− (3− (4−フルオロフエニルメト
キシ)フエニル) −1.2.4− }リアジンー3.
5− (2H..4H)一ジオン (a) N− (3−(4−フルオロフエニルメトキシ
)7エニル〕グリシンメチルエステル(中間体78) アセトニトリル( 50mQ)中の3−(4−フルオロ
フエニルメトキシ)アニリン塩酸塩(309.0.11
8モル)重炭酸ナトリウム(29.7g, 0.354
モル)およびメチルクロロアセテート( 15.5mQ
,0.177モル)の混合物を48時間90℃で加熱し
た。
水(200+12)を添加し、混合物を酢酸エチル(2
 X 200ml2)で抽出した。合わせた抽出液を水
( 2 X 200+++<2)および食塩水( 20
0ml2)で洗浄し、乾燥(NazSO*) L、真空
下に蒸発させて帯褐色半固体を得た。エーテルーヘキサ
ン(1 : l)で摩砕して、褐色の半固体から灰色固
体の標題化合物(24.1g. 70.6%)を得た。
融点73〜75゜CT.l.c. SiO1, −L−
テルーヘキサ/(1 : l) .Rr O.48 (b)メチル(1− (3− (4−フルオロフエニル
メトキシ)7エニル〕 ヒドラジノ)アセテート(中間
体79) 水(50mQ)中の亜硝酸ナトリウム(6,039. 
87.5ミリモル)を0.5時間かけて、0〜5゜Cで
氷酢酸(200mf2)およびメタノール( 50ml
2)中のグリシン(中間体78, 239, 79.5
ミリモル)の撹拌溶液に滴下して添加した。濃いオレン
ジ色の溶液を1.5時間0゜C以下に保持した後にーl
O゜Cに冷却し lこ 。
亜鉛末( 18.1g. 277ミリモル)をO℃未満
で0,5時間かけて添加し、混合物をさらに3時間0°
C以下で撹拌した。水(200mff)を添加し、混合
物を酢酸エチル( 2 X 200mQ)で抽出した。
合わせた抽出液を8%重炭酸ナトリウム(4X200m
+2) 、水( 2 x l00m+2)および食塩水
( 200ml2)で洗浄し、乾燥し、蒸発させて褐色
油状物( 14.3g)を得た。
エーテルーヘキサン(1 : l)を溶離剤とするトリ
エチルアミン不活性化シリカ(Merck9385. 
5009)上のカラムクロマトグラフイーによりオレン
ジ色の固体として標題化合物(3.99,16.1%)
を得た。融点75〜77゜CT.l.c. sio! 
(NELs不活性化),エーテル/ヘキサン(1 : 
l) . Rr O.12(c)メチル〔2−(アミノ
カルボニル)−1一(3−(4−フルオ0フエニルメト
キシ)フエニル〕ヒドラジノ〕アセテート(中間体80
) トルエン(70mQ)中のヒドラジン(中間体79.3
.79. 12.2ミリモル)およびシアン酸ナトリウ
ム( 2.71g, 41.75ミリモル)の撹拌懸濁
液に25℃でトリフルオロ酢酸(2.75mQ, 35
.8ミリモル)を添加した。混合物を1時間25°Cで
撹拌し、その間に白色固体が沈澱した。8%重炭酸ナト
リウム(100m(2)を添加し、混合物を酢酸エチル
(2 X l00ml2)で抽出した。合わせた抽出液
を水( 2 X 100ml2)および食塩水( lo
O+ff)で洗浄し、乾燥(Na2S04)シ、真空下
に蒸発させて黄色油状物を得た。ヘキサン/エーテル/
酢酸エチル(1 : l : 4)で摩砕して白色結晶
性固体として標題化合物(中間体80, 2.9g. 
68%)を得た。
融点119−12ピC, T.l.c.  Sin,.
  酢酸エチル,Rf O.28 (d)ジヒドロ−1−(3−(4−フル才口フエニルメ
トキシ)フエニル)  − 1.2.4−ト!J 7ジ
ン−3.5− (2H.4H)一ジオンナトリウムメト
キシド(467mg. 8.6ミリモル)をメタノール
(40mC)中の尿素(中間体80,19,288ミl
Jモル)の撹拌溶液に添加し、混合物を2時間20〜2
5゜Cで撹拌した。混合物をpH6.7の緩衝液(lo
omQ)に注ぎ込み、酢酸エチル(3×100mf2)
で抽出した。合わせた抽出液を水(2×100+a(1
)および食塩水( loOm(1)で洗浄し、乾燥(N
a2SO*) シ、真空下に蒸発させて黄色固体とした
。エーテルで摩砕して白色固体として標題化合物(26
51119. 29%)を得た。融点185−187゜
C(分解) T.I.c. Si02,酢酸エチル, Rf O.5
+実施例 34 ジヒドロ−1− (3− (4−メチルフエニルメトキ
シ)フエニル) − 1.2.4− 1−リアジン−3
.5一(2H,4H)一ジオン (a)3−(4−メチルフエニルメトキシ〕ニトロベン
ゼン(中間体81) 4−メチルベンジルブロミド(759. 0.405モ
ル)アセトン(500m(2)中のm−ニトロフェノー
ル(59.19, 0.425モル)および無水炭酸カ
リウム(61.69, 0.445モル)の撹拌懸濁液
に添加した。混合物を4時間還流下に加熱した。
臭化カリウムを枦去し、アセトンを蒸発させて赤色油状
物を得た。油状物を水(200mQ)と酢酸エチル(2
 X l00m12)との間に分配し、合わせた有機抽
出液を2N水酸化ナトリウム(2XIOOlIQ)、水
( 2 X l00mQ)および食塩水( 100mf
f)で洗浄し、乾燥(NazSOa) シ、蒸発させて
黄色味を帯びた半固体として粗製の標題化合物(中間体
81)を得た。エタノールから再結晶させてクリーム色
の結晶性固体として精製されI;生成物(909, 9
1.4%)を得た。融点58〜59℃T.I.c.si
o!.酢酸エチル, Rf O.77(b)3−(4−
メチル7エニルメトキシ〕ベンゼンアミン塩酸塩(中間
体82) ニトロベンゼン(中間体81.59. 20.1ミリモ
ル)を1.5時間、エタノール(30+xff)および
クロロホルム( 30m(2)中、5%酸化白金/炭素
(0.29)上で大気圧で水素化した。ハイク口(hy
f lo)で枦過して触媒を除き、溶媒を蒸発させて褐
色の油状物とし、これをエーテルで摩砕して暗灰色の固
体(2.19, 41.8%)を得た。融点158〜1
61℃(分解)。
T.I.C.  }リエチルアミン不活性化Sin,,
酢酸エチル, Rf O.67 (c) N 一(3−(4−メチル7エニルメトキシ)
7エニル〕グリシンメチルエステル(中間体83) アセトニトリル( 30ml2)中アニリン(中間体8
2,  209.  0.4ミリモル)、重炭酸ナトリ
ウム(11.89, 141ミリモル)およびメチルク
ロロアセテート(9.1m12. 103ミリモル)の
混合物を24時間90〜l00゜Cに加熱した。水( 
200mQ)を加え、混合物を酢酸エチル( 2 X 
l00m12)で抽出した。
合わせた抽出液を2N塩酸( 2 X 100111<
2) 、水( 2 X l00ml2)および食塩水(
 100+n(2)で洗浄し、乾燥( Nalsoa)
 L 、蒸発させてオレンジ色の固体とした。エーテル
で摩砕し、摩砕液を蒸発させて淡灰色固体として標題化
合物(中間体83,169. 60%)を得た。融点7
8〜80゜CT.1.c. Sin,,酢酸エチル, 
Rf O.70(d)メチルl一(3−(4−メチルフ
ェニルメトキシ)フエニル〕ヒドラジノアセテート(中
間体84) 水(40mff)中の亜硝酸ナトリウム(4−179.
60.5ミリモル)を氷酢酸(140mff)およびメ
タノール( 40mQ)中のグリシン(中間体83, 
15.79.55ミリモル)の撹拌溶液に0〜5℃で添
加した。
濃いオレンジ色の混合物を1.5時間000以下で撹拌
した。
亜鉛末( 12.69. 192ミリモル)を約−10
℃で0.5時間かけて添加し′て化合物を油状とし、こ
れはさらにメタノール( 75+g)を添加することに
より、わずかに再溶解した。次に混合物を3時間0℃以
下で撹拌した。亜鉛残渣を枦過し、水(400ml1)
を枦液に添加し、混合物を酢酸エチル(3 X l00
mff)で抽出した。合わせた抽出液を8%重炭酸ナト
リウム溶液(4 X250+g) 、水( 2 X 2
50m(2)および食塩水( 250mQ)で洗浄し、
乾燥(NaaSOa) シ、蒸発させて暗褐色の油状物
として粗生成物( 10.69)を得た。
ヘキサン:エーテル(1 : l)を溶離剤とするトリ
エチルアミン不活性化シリカ(Merck9385. 
5009)上のカラムクロマトグラフイーにより、オレ
ンジ色の固体として標題化合物(中間体84. 3.0
9. 18.2%)を得た。融点73〜75℃T.l.
c. SiO1(NEtx不活性化),ヘキサンーエー
テル(1 : l) , Rf O.15(e)メチル
〔2−(アミノカルポニル)一l−(3−(4−メチル
フエニルメトキシ)フエニル〕ヒドラジノ〕アセテート
(中間体トリフルオ口酢酸(2.15mff. 28ミ
リモル)をトルエン( 60mα)中のヒドラジン(中
間体84.2.99. 9.655ミリモル)およびシ
アン酸ナトリウム(2.159. 33ミリモル)の撹
拌懸濁液に添加した。赤味を帯びた混合物を1時間20
〜25℃で撹拌したところ、その間に固体が沈澱した。
8%重炭酸ナトリウム(loOm12)を添加し、混合
物を酢酸エチル( 2 X 50mR)で抽出した。次
に合わせた抽出液を水( 2 X l00mff)およ
び食塩水(100頂ff)で洗浄し、乾m (Na,S
o,) L、真空下に蒸発させて黄色油状物とした。エ
ーテル/酢酸エチル(9 : 2)で摩砕して白色に近
い固体として標題化合物(中間体85. 2.1g. 
63%)を得た。融点120〜122゜C T.1.c. Si01.酢酸エチル, Rf O.3
6(f)ジヒドロ−1− (3− (4−メチルフエニ
ルメトキシ)7エニル) − 1.2.4− トリアジ
ン−3.5− (2H,4H)一ジオン固体のナトリウ
ムメトキシド( 236mg. 4.4ミリモル)を、
メタノール(30ml12)中の尿素(中間体85. 
500my. 1.5 ミリモル)の撹拌溶液に添加し
た。混合物を2時間20〜25℃で撹拌した。
次に混合物をpH6.7の緩衝液( 100mQ)に注
ぎ込み、酢酸エチル( 3 X 50+lIlで抽出し
た。合わせた抽出液を水(2 X l00+(Dおよび
食塩水(l00mff)で洗浄し、乾燥(Naxsos
) シ、蒸発させて粗成の泡状物とした。酢酸エチルに
溶解し、ヘキサン、次にエーテルで処理して、白色固体
として精製された標題化合物(ll5ig. 25%)
を得た。融点162〜164℃(分解) T.l.c. Sin.,酢酸エチル, Rf O.7
1夾施例 35 ジヒドロー1−(3−(4−メトキシフエニル)7エニ
ル)− 1.2.4− トリアジン−3.5− (2H
,4H)一ジオン (a)3−(4−メトキシ(フェニルメトキシ)〕二ト
ロベンゼン(中間体86) アセトン(200lIff)中の3一二トロフェノール
(18.499,  0.133モ゜ル)、無水炭酸カ
リウム(19.2g. 0.139モル)、ヨウ化カリ
ウム(21.09.0.127モル)および4−メトキ
シベンジルクロリド(19.829, 0.127モル
)の混合物を48時間還流下に加熱した。
無機物を枦去し、溶媒を真空下に蒸発させてオレンジ色
の固体残留物を得た。エタノールから再結晶させて淡黄
色結晶性固体として標題化合物(中間体86. 29.
6g. 89.9%)を得た。融点82〜84℃ T.1.c. Sing,酢酸エチル. Rf O.7
6(b)3−(4−メトキシ(フェニルメトキシ)〕ベ
ンゼンアミン(中間体87) ニトロベンゼン(中間体86.  5 g. 19.3
ミリモル)を0.25時間メタノール( 50mQ)お
よびジオキサン(IOOIla)中、5%酸化白金/炭
素(0.29)上で大気圧で水素化した。
ハイ7口で枦過して触媒を除き、溶媒を蒸発させて白色
固体として標題化合物(中間体87.4.1g, 93
%)を得た。融点105〜107℃7.l.c. Si
O1.酢酸エチル, Rf O.65(c)N− (3
− (4−メトキシ7エニルメトキシ)7エニル〕グリ
シンメチノレエステル(中間体88) アセトニトリル( 30mQ)中のアニリン(中間体8
7. 24.69, 107.3ミリモル)、重炭酸ナ
トリウム(13.59. 161ミリモル)およびメチ
ルクロロアセテート(10.lmff. 118ミリモ
ル)の混合物を48時間90〜100°Cで加熱した。
水( 200mff) ヲ添加し、混合物を酢酸エチル
(3 X l00++ff)で抽出した。合わせた抽出
液を水(2×100IIIff)、および食塩水( 1
00m12)で洗浄し、乾燥(Na2SO,)し、真空
下に蒸発させて桃色の固体として粗製の生成物を得た。
エーテルーヘキサン(1:l)で摩砕して、肌色固体と
して標題化合物(中間体88, 30.3g. 94%
)を得た。融点79〜81 ’OT.l.c. Sin
s,酢酸エチル, Rf O.67(d)メチル!−(
3− (4−メトキシフェニルメトキシ〕7エニル〕ヒ
ドラジノアセテート(中間体89) 水(80iff)中の亜硝酸ナトリウム(7.519.
109ミリモル)を氷酢酸( 300mff)およびメ
タノー ル( 30*ff)中のグリシン(中間体88
. 29.9g.99ミリモル)の撹拌溶液に0〜5℃
で添加した。
濃オレンジー褐色の溶液を2時間、0℃未満で撹拌した
。亜鉛末(22.659, 347ミリモル)を0℃以
下で0.5時間かけて添加し、得られた懸濁液を3時間
、0℃以下で撹拌した。亜鉛残渣をハイフロで炉過し、
枦液を水(500mff)で希釈し、酢酸エチル(3 
X l00+IQ)で抽出した。合わせた抽出液を8%
重炭酸ナトリウム( 4 X 500*I2)、水( 
2 X 500+*R)および食塩水( 500mQ)
で洗浄し、乾燥(Na*SOs)L、真空下に蒸発させ
て褐色の油状物として粗製のヒドラジン(19.1g)
を得た。ヘキサン/エーテル(1 : l)を溶離剤と
したシリカ( Merck 9385, 5009)上
のカラムクロマトグラフイーにより白色固体として標題
化合物(中間体89. 4.4g. 13.7%)を得
た。融点85〜87℃ T.1.c. Si02, エーテル, Rf O.3
4(e)メチル〔2−アミノカルポニルーl一〔3〔4
−メトキシフエニルメトキシ〕7エニル〕ヒドラジノ〕
アセテート(中間体90)水( lotQ)中のシアン
酸ナトリウム(0.21g.3.16ミリモル)を、4
5℃で水( 10mff)および酢酸( 10mff)
中のヒドラジノ(中間体89. 500mg,!.58
ミリモル)の溶液に滴下して添加した。反応混合物を1
5分間40℃で撹拌し、3時間室温で撹拌放置した。次
に水( 25mff)を添加し、混合物、を酢酸エチル
( 2 x 25m4)で抽出した。合わせた抽出液を
8%重炭酸ナトリウムで洗浄し、真空下に蒸発させて褐
色の固体(454mg)を得た。
酢酸エチルから再結晶させて、ベージュ色の固体として
標題化合物(中間体90. 140mg. 25%)を
得た。母液を濃縮してさらに標題化合物の粗製試料(2
90119. 51%)を得た。
T.1.c. SiO*,  酢酸エチル, RfO.
25,  融点136〜138℃ <r>ジヒドロ−1−(3−(4−メトキシフェニルメ
トキシ〕フエニル) − 1.2.4− }リアジン−
3.5 (2H.4H)一ジオンカリウムt−ブトキシ
ドを、ジメトキシエタン中の尿素(中間体90. 96
0+19. 2.7ミリモル)の撹拌懸濁液に添加し、
混合物を30分間室温で撹拌した。次に混合物をpH6
 . 5の水性リン酸塩緩衝液( loOtQ)中に注
ぎ込み、酢酸エチル(3×50Il12)で抽出した。
合わせた抽出液を水(50III2)、食塩水(50I
IIff)テ洗浄し、乾燥(Na!SO4)し、蒸発さ
せて、褐色の固体として粗生成物(750mg)を得た
。これをジクロ口メタンから再結晶させて、セメント色
の固体(250mg)を得た。
最後にこれを脱色用チャコールで処理し、エタノールか
ら再結晶させて、白色固体を得た。融点170〜176
°C(分解) T.1.c. Sin.,酢酸エチル, Rf O.6
7寅施例 36 ジヒドロ−1−(3−(メチルフエニル)1.2.4−
 }リアジン−3.5−(2H,4H)一ジオン(a)
(2−アミノカルポニルー1−(3−メチルフエニル)
ヒドラジノ〕酢酸(中間体91)2N水酸化ナトリウム
( 25m<2)をメタノール(30m!)中のメチル
〔2−(アミノカルポニル)−1−(3−メチルフエニ
ル〕ヒドラジノ〕アセテート(実施例lの記載に従って
調製、3g.12.6ミリモル)の撹拌懸濁液に添加し
、溶液を18時間25℃で撹拌した。次に混合物を2N
塩酸( 100ma)中に注ぎ込み、酢酸エチル( 2
 X 100tQ)で抽出した。抽出液を乾燥(IIJ
a.so.) L、蒸発させて白色固体残留物を得、こ
れをジエチルエーテル(50111(2)で摩砕して白
色固体(1.75g.62%)を得た。融点194〜1
96℃T.l.c. Si02,酢酸エチル, Rf 
O.23(b)ジヒドロ−1−(3−メチルフェニル〕
1,2.4− トリアジン−3.5− (2H.4H)
一ジオン ジフエニルホスホリルアジド( 0.6m(2. 2.
8ミリモル)を、トリエチルアミン(0.39ml2.
 2.8ミリモル)を含有するジクロロメタン( 25
mff) 中の酸(中間体91. 250mg. 1.
12ミリモル)の撹拌溶液に20〜25℃で添加しl;
。混合物を一夜20〜25゜Cで撹拌したところ、その
間に微細な沈澱が生成した。pH6.7の緩衝液(50
mUを添加し、混合物を酢酸エチル( 3 X 50m
lで抽出した。合わせた抽出液を水( 2 X loO
m(1)および食塩水(loOIII12)で洗浄し、
乾燥(Nazsoa) L、真空下に蒸発させて黄色味
を帯びた半固体を得た。工−テルで摩砕して白色固体(
20219. 88%)を得た。融点250〜254゜
C T.I.c. Si02,酢酸エチル, Rf O.6
7実施例 37 ジヒドロ−1−(3−ヘキシル7エニル)1.2.4−
 トリアジン−3.5− (2H,4H)一ジオン(a
)メチル(2−(アミノカノレポニノレ)−1−(3−
((ヘキス−1−イン)フエニル〕ヒドラジノ〕アセテ
ート(中間体92)メチル(2−(アミノカルボニル)
−1−(3−ヨードフエニル)ヒドラジノ〕アセテート
(中間体29.  l 9. 2.9ミリモル)、ヘキ
シン(0.362mQ, 3.2ミリモル)、ヨウ化第
一銅( 3 m9. 0.5%)、ビス(トリ7エニル
ホスフィン)パラジウム(I[)クロリド(20m9.
  1%)およびN−N−ジイソブ口ピルエチルアミン
( 0.748mQ. 4.3 ミ’Jモル)を、3日
間、THF(lomff)中、窒素下に撹拌した。さら
にヘキシン(0−362m(2). Cul(3mg)
,Pd(PPhs)zc(2t (20m9)およびN
,N−ジイソプロビルエチルアミンC0.748mQ)
を添加した。混合物を24時間放置した。THFを蒸発
させ、反応液を塩化アンモニウムでクエンチングした。
これをエーテルで抽出し、エーテル抽出液を水および食
塩水で洗浄し、次に乾燥(NaよSo,) Lた。
枦過し、蒸発させて、3%MeOH/ CH,Cd,で
クロマトグラフイーに付し、ガラス状固体として中間体
92 (700119. 80%)を得た。
T.I.c.  Sin.,  ジクロ口メタン中lO
%メタノール, Rf O.58 (b)メチル〔2−アミノカルポニル)−1一〔3−ヘ
キシル7エニルヒドラジノ〕アセテート(中間体93) THF/メタノール(9:1)の溶液中の尿素(中間体
92. 630mg. 2ミリモル)および触媒(5%
Pd/C, 65mg)を3時間水素雰囲気中で撹拌し
た。
触媒をセライトで炉過し、枦液を蒸発させて粗生成物を
得た。これをエーテルで摩砕して白色固体として標題化
合物(中間体93, 6031119. 95%)を得
た。融点95〜99°0 (c)ジヒドロー1−(3−へキシル7エニル)− 1
.2.4−トリアジン−3.5− (2H,4H)シオ
ン ナトリウムメトキシド(105+ig. 2.0ミリモ
ル)を、4Aモレキュラーシーブ上のDME( lom
l2)中の尿素(中間体93. 300mg. 1.0
ミリモル)ノ撹拌溶液に添加した。1時間後、反応混合
物をpH6.5の水性リン酸塩緩衝液(30+1112
)に注ぎ込み、EtOAcで抽出した。抽出液を洗浄(
水,食塩水)し、乾燥(NatSO4) L、蒸発させ
て粗生成物を得た。これをエーテルで摩砕して、一夜放
冷し、不純物の混在した固体として標題化合物<59m
9 .24%)を得た。水洗した際の洗液を枦過するこ
とにより第2の固体(671119 . 25%)を得
た。1番目のバッチの摩砕液を蒸発させ、50%エーテ
ル/ヘキサンを用いてクロマトグラフイーに付し、固体
の物質( 20+ig)を得た。融点143〜145T
.1−C.St03+酢酸エチル/ヘキサン, Rf 
O.60実施例 38 ジヒドロー1−(3−オクチル7エニル)1.2.4−
 トリアジン−3.5− (2H,4H)ジオン(a)
メチル〔2−アミノ力ルボニルーl−〔3一(オクトー
1−イン)フエニル〕ヒドラジノ〕アセテート(中間体
94) メチル(2−(アミノカルボニル))−1一(3−(ヨ
ードフエニル)ヒドラジノ〕アセテート(中間体29.
  1y. 2.9ミリモル)、オクチン(0.465
mg, 3.3ミリモル)、ヨウ化第1銅(3m+9.
 0.5%)、ビス(トリ7エニルホスフイン)パラジ
ウム(II)クロリド(201l9.  1%)および
N,N−ジイソプ口ビルエチルアミン(0.74mL4
3ミリモル)を、3日間、THF(10mff)中、窒
素下に撹拌した。さらにオクチン(0.465mff)
、Cul ( 3 m9) 、Pd(PPhs)xcら
( 20mg)およびN,N−ジイソプ口ビルエチルア
ミン(0.748mff. 43ミリモル)を添加した
。混合物を24時間放置した。
THFを蒸発させて反応液を塩化アンモニウムでクエン
チングした。これをエーテルで抽出し、抽出液を水およ
び食塩水で洗浄し、乾燥(Na.SO4) Lた。枦過
し、蒸発させ、3%MeOH/CH.CQ,を用いてク
ロマトグラ7イーに付し、ガラス状の固体として中間体
94(700119. 74%)を得た。ヘキサンで摩
砕して、オフホワイトの固体(650119 . 68
%)を得た。融点86〜89℃T.l.c.  Sin
,,  ジクロ口メタン中lθ%メタノール, Rf 
O.58 (b)メチル〔2−(アミノカルポニル)−1一(3−
(オクチルフエニル)〕ヒドラジノ〕アセテート(中間
体95) オクチン(中間体94.  19.  3ミリモル)を
THF/メタノール(9 : l)混合物に溶解した。
窒素下にPd/C( 5%, loomg)を添加し、
4時間水素雰囲気下で反応液を撹拌した。過剰の触媒は
セライトで炉過して除いた。枦液を蒸発させて油状物と
した。エーテル/ヘキサン(1:l)で摩砕して、冷却
し、白色固体として中間体95(837119 . 8
6%)を得た。融点92〜93℃(c) ’;ヒドロー
1−(3−才クチルフエニル)− 1.2.4− トリ
アジン−3.5− (2H.4H)一ジオン 尿素(中間体95. 3001+9. 0.9ミリモル
)を4Aモレキュクーシーブ上、DME(7ml2)中
で撹拌した。ナトリウムメトキシド(112119. 
 2ミリモル)を添加し、反応液を窒素下に2時間撹拌
した。
反応混合物をpH6.5の水性リン酸塩緩衝液(20l
la)中に注ぎ込み、抽出(酢酸エチル)した。
有機抽出液を洗浄(水,食塩水)し、乾燥(NaxSO
a) Lた。蒸発させ、摩砕(エーテル/ヘキサン)シ
、摩砕液から固体として標題化合物(77119. 2
8%)を得た。融点1139〜171’0T.1.c.
 SiO1,酢酸エチル/ヘキサ7(3 : 1).R
f  O.54 実施例 39 ジヒドロ−l−〔4−メトキシ−3−メチル7エニル)
 − 1.2.4− }リアジン−3.5− (2H.
4H)シオン (a)N−(4−メトキシー3−メチル7エニル)グリ
シンメチルエステル(中間体96)メタ/ − ルC3
00rnQ)中の4−メトキシ−3−メチルアニリン(
59. 0.0364モル)、メチルグリオキシレート
(5.59, 0.0619モル)およびパラジウム/
チャコール(3.79. 10%)の混合物を1時間水
素雰囲気下で撹拌した。懸濁液をハイ7口で炉過し、蒸
発させて黄色固体を得た。
これを約−78℃でエーテルで摩砕し、枦過して、淡黄
色固体として標題化合物(3.89. 50%)を得た
。融点69〜7 1 ’O T.1.c. Sin., エーテノレ/ヘキサン 1
:1.Rf0.5 (b)メチル(1−[4−メトキシー3−メチル7エニ
ル〕ヒドラジノ〕アセテート(中間体97) N−(4−メトキシー3−メチルフエニル)グリシンメ
チルエステル(中間体96 .  5 g .0.02
39モル)を氷酢酸( 45mQ)と水(3IIa)ノ
混合物中に溶解し、溶液を約5℃に冷却した。
これに、30分かけて、水( 5 +*I2)中の亜硝
酸ナトリウム( 1.7g, 0.0251モル)の溶
液を添加し、反応液を1時間撹拌した。亜鉛末( 6 
9. 0.093モル)を同じ低温で1.5時間かけて
添加し、1時間室温で撹拌した。反応液を水(150m
ff)に注ぎ込み、酢酸エチル(2 X l00mQ)
で抽出した。有機抽出液を8%重炭酸ナトリウム溶液で
発泡が止まるまで洗浄し、次に乾燥(MgSO.)シ、
蒸発させて黄色油状物を得た。エーテルーヘキサンl:
1を溶離剤とするシリカ(Merck 9385.10
09)上のフラッシュ力ラムクロマトグラフイーでこれ
を精製し、オレンジ色の油状物として標題化合物(0.
49. 7%)を得た。
T.1.c. SiO1,エーテル/ヘキサン(1 :
 l) .Rf O.15 (c)メチル〔2−〔アミノカルポニル〕一l一〔4−
メトキシー3−メチル7エニル〕ヒドラジノ〕アセテー
ト(中間体98) 乾燥トルエン( low<2)中のメチル(1−(4ー
メトキシー3−メチル7エニル〕ヒドラジノ〕アセテー
ト(中間体97. 380mg. 0.0017モル)
、シアン酸ナトリウム(3801119. 0.005
8モル)およびトリ7ルオロ酢酸(0.4謂Q. 0.
0052モル)の混合物を3.5時間、窒素下、室温で
撹拌した。これを8%重炭酸ナトリウム溶液( 20m
4)中に注ぎ込み、酢酸エチル( 2 x 20+ml
2)で抽出した。
有機抽出層を乾燥(MgSO.) L.,、蒸発させて
、黄色固体とし、これをエーテルで摩砕して枦過し、黄
色固体として標題化合物(23719. 52%)を得
た。融点174〜176゜C T.I.c. SiO1,酢酸エチル, Rf O.3
6(d)ジヒドローl−(4−メトキシ−3−メチル7
エニル) − 1.2.4−1−リアジン−3,5一(
 2H.4}1)一ジオン メタノール( 5 mQ)中のメチル〔2−〔アミノカ
ルボニル)一1−(4−メトキシー3−メチル7エニル
〕ヒドラジノ〕アセテート(中間体98, 222mg
, 0.8ミリモル)の溶液に、窒素下、撹拌しながら
ナトリウムメトキシド(43m9. 0.8ミリモル)
を添加した。30分後、さらにナトリウムメトキシド(
43mg, 0.8ミリモル)を添加し、反応液を14
時間室温で撹拌した。ナトリウムメトキシド(43mg
, 0.8ミリモル)を30分間隔で3回添加し、次に
、反応液をpH6の緩衝液(30++2)に注ぎ込み、
酢酸エチル( 2 X 25tQ)で抽出した。有機抽
出液を乾燥(MgSO4) シ、蒸発させて半固体とし
、これを酢酸エチルーエーテル(〜1 : 1)で摩砕
して、オフホワイトの固体を得た。これを酢酸エチレン
( lomQ)に溶解し、枦過し、蒸発させて、オフホ
ワイトの固体として標題化合物(181119.  1
0%)を得た。融点220〜222゜C(分解) T.l.c. Sin,,酢酸エチル, Rf O.8
2以下の実施例は本発明の薬学的組成物を説明するもの
である。ここで、「活性成分」という用語は式(r)の
化合物を表わす。
製剤実施例 l 経口用錠剤A 活性成分          700mgナトリウム澱
粉グリコレート  lomg微結晶セルロース    
   50mgステアリン酸マグネシウム   4rn
g40メッシュスクリーンで活性成分と微結晶セルロー
スをふるい、適切な混合器中でブレンドした。60メッ
シュスクリーンでナトリウム澱粉グリコレートとステア
リン酸マグネシウムをふるい、粉末混合物に加えて均質
になるまで混合した。自動錠剤圧縮器を用いて、適切な
パンチで圧縮した。錠剤は場合により当業者によく知ら
れたフイルムコーティング法で重合体の薄膜コーティン
グを施すことができる。場合により顔料をフイルムコー
ティングに配合できる。
製剤実施例 2 経口用錠剤B 活性成分          5001Ag乳糖   
         loolmgコーンスターチ   
     50119ポリビニルビロリドン     
3Ilgナトリウム澱粉グリコレー}   10muス
テアリン酸マグネシウム   4119錠剤重量   
       667m+940メッシュスクリーンで
活性成分、乳糖およびコーンスターチをふるい、適当な
混合器中で粉末をブレンドした。ポリビニルピロリドン
の水溶液を調製した(5〜10%w/v)。この溶液を
ブレンドした粉末に添加し、顆粒化するまで混合した。
顆粒を12メッシュスクリーンに通し、適当なオーブン
中または流動床乾燥器で顆粒を乾燥した。残りの成分を
60メッシュスクリーンでふるい、それを乾燥顆粒とブ
レンドした。適当なパンチを用いて、自動錠剤圧縮器で
圧縮した。
錠剤は場合により当業者の良く知る膜コーティング方法
で重合体の薄膜コーティングを施しうる。場合により顔
料を膜コーティングに配合しうる。
製剤実施例 3 吸入用カートリッジ 活性成分           Img乳糖     
       24mg粒径を非常に微細にした(重量
平均直径約5μ+m)活性成分を適当な粉末混合器中で
乳糖とブレンドし、ブレンドした粉末をNo3.のハー
ドゼラチンカプセルに充填した。
カートリッジの内容物は粉末吸入器を用いて投与しうる
生物学的データ 本発明の化合物の選択的5−リポキシゲナーゼ阻害作用
を、rJournal  of  ImmunoloB
J .1976.  116(6).  1677にM
. Conroy等が記載した方法に基づいて、化合物
A23187で刺激したヒト白血球を用いて示した。試
験結果はEC,。で表わしうる。この蓮はロイコトリエ
ン合成を50%阻害するのに必要な本発明の化合物の濃
度である。実施例l〜4lの化合物のEC.。値は0.
05〜16.OJIMであった。実施例1,3、5、2
0および33の化合物のEC,。値を例示すると、それ
ぞれ、2.5、1.7. 9.2. 2.5および0.
05μMであった。
一般的に本発明の化合物は有効治療量では非毒性であり
、例えば、例示した全ての化合物は20m+9/ &9
までの用量でラットに経口投与した場合に何ら有害な作
用を生じなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1はハロゲン原子を示すかまたはヒドロキ
    シ;C_1_〜_8アルキル;C_1_〜_6アルコキ
    シ;C_1_〜_3アルコキシC_1_〜_3アルコキ
    シ;フェノキシもしくはフェニルC_1_〜_3アルコ
    キシ(ここでフェニル基はハロゲン原子、またはC_1
    _〜_3アルキル、C_1_〜_3アルコキシもしくは
    ヒドロキシから選択される基によって場合により置換さ
    れている);フルオロC_1_〜_3アルキル;シアノ
    ;−CO_2R^3(ここでR^3は水素原子またはC
    _1_〜_4アルキル基を示す);−CONR^4R^
    5{ここでR^4およびR^5はそれぞれ独立して水素
    原子またはC_1_〜_4アルキル基を示すかまたはそ
    れらが結合している窒素原子と一緒になって飽和の5〜
    7員環(該環は酸素もしくは硫黄原子から選択される1
    個またはそれ以上の原子または−NH−もしくは−N(
    CH_3)−から選択される1個の基を場合により含有
    する)を形成する}から選択される基を示しそして R^2は水素もしくはハロゲン原子を示すかまたはヒド
    ロキシ、C_1_〜_6アルキルもしくはC_1_〜_
    6アルコキシから選択される基を示す〕で表されるトリ
    アジン誘導体またはその塩。 2)R^1がハロゲン原子を示すかまたはC_1_〜_
    8アルキル;C_1_〜_6アルコキシ;C_1_〜_
    3アルコキシC_1_〜_3アルコキシ;フェノキシも
    しくはフェニル C_1_〜_3アルコキシ(ここでフェニル基はハロゲ
    ン原子、またはC_1_〜_3アルキル、C_1_〜_
    3アルコキシもしくはヒドロキシから選択される基によ
    って場合により置換されている);フルオロC_1_〜
    _3アルキルから選択される基を示しそして R^2が請求項1記載の定義を有することを特徴とする
    請求項1記載のトリアジン誘導体またはその生理学的に
    許容しうる塩。 3)R^1がフェニルC_1_〜_3アルコキシ基であ
    ることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に
    記載のトリアジン誘導体。 4)R^1がトリフルオロメチル基であることを特徴と
    する請求項1または2のいずれか1項に記載のトリアジ
    ン誘導体。 5)R^1がハロゲン原子でありそしてR^2が請求項
    1記載の定義を有することを特徴とする請求項1または
    2のいずれか1項に記載のトリアジン誘導体またはその
    生理学的に許容しうる塩。 6)R^1がフッ素原子であることを特徴とする請求項
    5記載のトリアジン誘導体。 7)R^1がC_1_〜_8アルキル基でありそしてR
    ^2が請求項1記載の定義を有することを特徴とする請
    求項1または2のいずれか1項に記載のトリアジン誘導
    体またはその生理学的に許容しうる塩。 8)R^1がC_1_〜_3アルキル基であることを特
    徴とする請求項7記載のトリアジン誘導体。 9)R^1がメチル基またはエチル基であることを特徴
    とする請求項8記載のトリアジン誘導 体。 10)R^1がメチル基であることを特徴とする請求項
    9記載のトリアジン誘導体。 11)R^2が水素もしくはハロゲン原子またはC_1
    _〜_6アルキル基であることを特徴とする請求項1〜
    10のいずれか1項に記載のトリアジン誘導体。 12)R^2が水素原子であることを特徴とする請求項
    11記載のトリアジン誘導体。 13)R^2がハロゲン原子であることを特徴とする請
    求項11記載のトリアジン誘導体。 14)R^2がフッ素原子であることを特徴とする請求
    項13記載のトリアジン誘導体。 15)R^2がC_1_〜_6アルキル基であることを
    特徴とする請求項11記載のトリアジン誘導体。 16)R^2がメチル基であることを特徴とする請求項
    15記載のトリアジン誘導体。 17)R^1が3−または4−フェニル置換基であるこ
    とを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の
    トリアジン誘導体。 18)ジヒドロ−1−(3−フルオロフェニル)−1,
    2,4−トリアジン−3,5−(2H,4H)−ジオン
    またはその生理学的に許容しうる塩。 19)ジヒドロ−1−(3−メチルフェニル)−1,2
    ,4−トリアジン−3,5−(2H,4H)−ジオンま
    たはその生理学的に許容しうる塩。 20)ジヒドロ−1−(3−エチルフェニル)−1,2
    ,4−トリアジン−3,5−(2H,4H)−ジオンま
    たはその生理学的に許容しうる塩; ジヒドロ−1−(3−n−プロピルフェニ ル)−1,2,4−トリアジン−3,5−(2H,4H
    )−ジオンまたはその生理学的に許容しうる塩;ジヒド
    ロ−1−(4−フルオロフェニル) −1,2,4−トリアジン−3,5−(2H,4H)−
    ジオンまたはその生理学的に許容しうる塩; ジヒドロ−1−(3−クロロフェニル)− 1,2,4−トリアジン−3,5−(2H,4H)−ジ
    オンまたはその生理学的に許容しうる塩; ジヒドロ−1−(3−ブロモフェニル)− 1,2,4−トリアジン−3,5−(2H,4H)−ジ
    オンまたはその生理学的に許容しうる塩;またはジヒド
    ロ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−1,2,4
    −トリアジン−3,5−(2H,4H)ジオンまたはそ
    の生理学的に許容しうる塩。 21)治療治性物質として使用するための請求項1〜2
    0のいずれか1項の記載の式( I )を有するトリアジ
    ン誘導体またはその生理学的に許容しうる塩。 22)ロイコトリエン類または他の5−リポキシゲナー
    ゼ生産物がメデイエータである疾患の軽減または予防用
    の治療活性物質として使用するための請求項1〜20の
    いずれか1項に記載の式( I )のトリアジン誘導体ま
    たはその生理学的に許容しうる塩。 23)ロイコトリエン類または他の5−リポキシゲナー
    ゼ生産物がメデイエータである疾患の軽減または予防用
    薬剤を製造するための請求項1〜20のいずれか1項に
    記載の式( I )のトリアジン誘導体またはその生理学
    的に許容しうる塩の使用。 24)請求項1〜20のいずれか1項に記載の式( I
    )のトリアジン誘導体またはその生理学的に許容しうる
    塩を生理学的に許容しうる担体および/または賦形剤と
    ともに含有する医薬組成物。 25)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1およびR^2は請求項1記載の定義を有
    しそしてXおよびYはそれぞれNH_2または離脱基を
    示すが、ただしXが離脱基を示す場合にはYはNH_2
    を示しそしてXがNH_2を示す場合にはYは離脱基を
    示す)の化合物。 26)XおよびYがそれぞれNH_2を示すかまたはハ
    ロゲン原子、イミダゾリド基または−OR^6〔ここで
    R^6はC_1_〜_4アルキル、C_1_〜_4アシ
    ル、C_1_〜_4アルコキシカルボニルまたは(R^
    7O)_2PO基(ここでR^7はC_1_〜_4アル
    キルもしくはフェニル基を示す)を示す〕から選択され
    る離脱基を示すが、ただしXが離脱基を示す場合にはY
    はNH_2でありそしてXがNH_2を示す場合にはY
    は離脱基である請求項25記載の化合物。 27)式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^1およびR^2は請求項1記載の定義を有
    しそしてYは離脱基を示す)の化合物。
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