JPH02288610A - 表面波装置 - Google Patents
表面波装置Info
- Publication number
- JPH02288610A JPH02288610A JP10958289A JP10958289A JPH02288610A JP H02288610 A JPH02288610 A JP H02288610A JP 10958289 A JP10958289 A JP 10958289A JP 10958289 A JP10958289 A JP 10958289A JP H02288610 A JPH02288610 A JP H02288610A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric film
- finger electrodes
- wave device
- interdigital transducer
- duty ratio
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 13
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 claims description 19
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 7
- 239000010408 film Substances 0.000 description 19
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は表面波装置に関し、特にたとえばテレビ用表
面波フィルタなどの表面波装置に関する。
面波フィルタなどの表面波装置に関する。
(従来技術)
従来の表面波装置1としては、第7図に示すように、ガ
ラス基板2上に複数のフィンガ電照3を有するインタデ
ィジタルトランスデューサ4を形成し、このインタディ
ジタルトランスデユーサ4を覆うように圧電膜5を形成
したものがあった。
ラス基板2上に複数のフィンガ電照3を有するインタデ
ィジタルトランスデューサ4を形成し、このインタディ
ジタルトランスデユーサ4を覆うように圧電膜5を形成
したものがあった。
このような表面波装置1では、インタディジタルトラン
スデューサ40入力側に電気信号が入力され、それによ
って圧電膜5に弾性表面波が励振される。この弾性表面
波を受けて、インタディジタルトランスデューサ4の出
力側から出力信号が取り出される。
スデューサ40入力側に電気信号が入力され、それによ
って圧電膜5に弾性表面波が励振される。この弾性表面
波を受けて、インタディジタルトランスデューサ4の出
力側から出力信号が取り出される。
(発明が解決しようとする課題)
このような表面波装置では、第7図に示すように、イン
タディジタルトランスデユーサ4のフィンガ電極3の厚
みのため圧電膜5の表面に凹凸が生じる。第8図に示す
ように、弾性表面波の伝播方向の変位ulおよび弾性表
面波の垂直方向の変位U、は圧電膜の表面付近で太き(
なっている。
タディジタルトランスデユーサ4のフィンガ電極3の厚
みのため圧電膜5の表面に凹凸が生じる。第8図に示す
ように、弾性表面波の伝播方向の変位ulおよび弾性表
面波の垂直方向の変位U、は圧電膜の表面付近で太き(
なっている。
そのため、圧電膜の凹凸によって不要な反射波が発生す
る。従来の表面波装置では、このような反射波の影響が
太き(、その特性に悪影古を及ぼす。
る。従来の表面波装置では、このような反射波の影響が
太き(、その特性に悪影古を及ぼす。
それゆえに、この発明の主たる目的は、旧電膜の表面の
凹凸による反射波の影響を小さくすることができる、表
面波装置を提供することである。
凹凸による反射波の影響を小さくすることができる、表
面波装置を提供することである。
(課題を解決するための手段)
この発明は、基板と、基板上に形成され複数のフィンガ
電極を存するインタディジタルトランスデユーサと、基
板上にインタディジタルトランスデユーサを覆うように
形成される圧電膜とを含み、フィンガ電極の幅をs、隣
合うフィンガ電極間の間隔をlとしたとき、2≦1 /
sの関係を満足する、表面波装置である。
電極を存するインタディジタルトランスデユーサと、基
板上にインタディジタルトランスデユーサを覆うように
形成される圧電膜とを含み、フィンガ電極の幅をs、隣
合うフィンガ電極間の間隔をlとしたとき、2≦1 /
sの関係を満足する、表面波装置である。
(発明の作用効果)
この発明によれば、圧電膜表面の凹凸による不要な反射
波の減衰量を45dB以上という実用的な値に抑えるこ
とができる。
波の減衰量を45dB以上という実用的な値に抑えるこ
とができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例)
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。この
表面波装置10はガラス基板I2を含む。
表面波装置10はガラス基板I2を含む。
ガラス基板12の一方主面上には、その長平方向の両側
にインタディジタルトランスデユーサ14がそれぞれ形
成される。インタディジタルトランスデューサ14は、
複数のフィンガ電極16を含む。そして、ガラス基板I
2上には、それらのインタディジタルトランスデューサ
14を覆うようにして圧電膜18が形成される。この圧
電膜18としては、たとえばZnOなどの薄膜が用いら
れる。
にインタディジタルトランスデユーサ14がそれぞれ形
成される。インタディジタルトランスデューサ14は、
複数のフィンガ電極16を含む。そして、ガラス基板I
2上には、それらのインタディジタルトランスデューサ
14を覆うようにして圧電膜18が形成される。この圧
電膜18としては、たとえばZnOなどの薄膜が用いら
れる。
このような表面波装置10では、一方のインタディジタ
ルトランスデユーサ14に電気信号が入力され、それに
よって圧電膜18に弾性表面波が励振される。この弾性
表面波を受けて、他方のインタディジタルトランスデュ
ーサ14から出力信号が取り出される。
ルトランスデユーサ14に電気信号が入力され、それに
よって圧電膜18に弾性表面波が励振される。この弾性
表面波を受けて、他方のインタディジタルトランスデュ
ーサ14から出力信号が取り出される。
この表面波装置10では、第2図に示すように、フィン
ガ電極16の幅をs、隣合うフィンガ電極16間の間隔
をlとすると、2≦l / sの関係を満足するように
これらの寸法が設定される。このように設定することに
よって、圧電膜18表面の凹凸による不要な反射波の減
衰量を45dB以上という実用的な値に抑えることがで
きる。
ガ電極16の幅をs、隣合うフィンガ電極16間の間隔
をlとすると、2≦l / sの関係を満足するように
これらの寸法が設定される。このように設定することに
よって、圧電膜18表面の凹凸による不要な反射波の減
衰量を45dB以上という実用的な値に抑えることがで
きる。
次に、これらの寸法を上述のような関係になるように設
定する理由について説明する。
定する理由について説明する。
圧電膜18の表面には、フィンガ電極16の厚みのため
に凹凸が生じ、この凹凸のために不要な反射波が発生す
る。ところが、弾性表面波のデユーティ比を極端に大き
くしたり小さくしたりすることによってこのような反射
波が小さくなることから、圧電膜18の凹凸の幅、言い
換えればフィンガ電極16の幅や隣合うフィンガ電極1
6間の間隔を変えることによって反射波の影響を小さく
することができると考えられる。
に凹凸が生じ、この凹凸のために不要な反射波が発生す
る。ところが、弾性表面波のデユーティ比を極端に大き
くしたり小さくしたりすることによってこのような反射
波が小さくなることから、圧電膜18の凹凸の幅、言い
換えればフィンガ電極16の幅や隣合うフィンガ電極1
6間の間隔を変えることによって反射波の影響を小さく
することができると考えられる。
そこで、これらの寸法を決定するために、フィンガ電極
16の厚みを6000人、隣合うフィンガ電極16間の
間隔A=7.5μm、圧電膜18の厚みを25μmとし
て、弾性表面波のデユーティ比を変化させ、このデユー
ティ比に応じてフィンガ電極16の幅Sを変えて、その
タイムドメインを第3図ないし第6図に示した。ここで
、第3図はデユーティ比0.4.第4図はデユーティ比
0.35.第5図はデユーティ比0.33.第6図はデ
ユーティ比0.26におけるタイムドメインである。
16の厚みを6000人、隣合うフィンガ電極16間の
間隔A=7.5μm、圧電膜18の厚みを25μmとし
て、弾性表面波のデユーティ比を変化させ、このデユー
ティ比に応じてフィンガ電極16の幅Sを変えて、その
タイムドメインを第3図ないし第6図に示した。ここで
、第3図はデユーティ比0.4.第4図はデユーティ比
0.35.第5図はデユーティ比0.33.第6図はデ
ユーティ比0.26におけるタイムドメインである。
これらの第3図ないし第6図において、1.1μsec
付近のピークがメインレスポンスであり、3.3μse
c付近のものがインタディジタルトランスデューサ14
における多重反射(TTE)である。そして、2〜2.
5μsec付近に見られるものが、圧電膜18の凹凸に
よる反射波である。この圧電膜18の凹凸による反射波
の減衰量は、第3図(デユーティ比0.4)では38d
B、第4図(デユーティ比0.35>では43dB、第
5図(デユーティ比0.33)では45dB、第6図(
デユーティ比0.26)では51dBとなっている。実
用上、・不要な反射波の減衰量は40〜50dB必要と
されているため、45dB以上の減衰量を持つものをこ
の発明の範囲とした。
付近のピークがメインレスポンスであり、3.3μse
c付近のものがインタディジタルトランスデューサ14
における多重反射(TTE)である。そして、2〜2.
5μsec付近に見られるものが、圧電膜18の凹凸に
よる反射波である。この圧電膜18の凹凸による反射波
の減衰量は、第3図(デユーティ比0.4)では38d
B、第4図(デユーティ比0.35>では43dB、第
5図(デユーティ比0.33)では45dB、第6図(
デユーティ比0.26)では51dBとなっている。実
用上、・不要な反射波の減衰量は40〜50dB必要と
されているため、45dB以上の減衰量を持つものをこ
の発明の範囲とした。
つまり、この実施例では、デユーティ比0.33以下で
圧電膜18の凹凸による反射波の減衰量が45dB以上
となる。
圧電膜18の凹凸による反射波の減衰量が45dB以上
となる。
このように、デユーティ比0.33以下、つまり2≦l
/Sの関係を満足するとき、圧電膜18の表面の凹凸に
よる反射波の減衰量を45dB以上にすることができる
。
/Sの関係を満足するとき、圧電膜18の表面の凹凸に
よる反射波の減衰量を45dB以上にすることができる
。
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。
第2図は第1図に示す表面波装置の要部断面図である。
第3図ないし第6図は弾性表面波のデユーティ比を変化
させた場合のタイムドメインであり、第3図はデユーテ
ィ比0.4.第4図はデユーティ比0.35.第5図は
デユーティ比0.33.第6図はデユーティ比0.26
におけるタイムドメインである。 第7図はこの発明の背景となる従来の表面波装置の要部
断面図である。 第8図は表面波装置の断面における弾性表面波の変位の
大きさを示す図解図である。 図において、10は表面波装置、12はガラス基板、1
4はインタディジタルトランスデユーサ、16フインガ
電極、18は圧電膜を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 図 第 図 1蓼*A も −j 慮幕−毛 μ) 除 第 図 第 図 ←専*pA侶 □変化の人さゴ
させた場合のタイムドメインであり、第3図はデユーテ
ィ比0.4.第4図はデユーティ比0.35.第5図は
デユーティ比0.33.第6図はデユーティ比0.26
におけるタイムドメインである。 第7図はこの発明の背景となる従来の表面波装置の要部
断面図である。 第8図は表面波装置の断面における弾性表面波の変位の
大きさを示す図解図である。 図において、10は表面波装置、12はガラス基板、1
4はインタディジタルトランスデユーサ、16フインガ
電極、18は圧電膜を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 図 第 図 1蓼*A も −j 慮幕−毛 μ) 除 第 図 第 図 ←専*pA侶 □変化の人さゴ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 基板と、前記基板上に形成され複数のフィンガ電極を
有するインタディジタルトランスデューサと、前記基板
上に前記インタディジタルトランスデューサを覆うよう
に形成される圧電膜とを含み、前記フィンガ電極の幅を
s、隣合う前記フィンガ電極間の間隔をlとしたとき、 2≦l/s の関係を満足する、表面波装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10958289A JPH02288610A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 表面波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10958289A JPH02288610A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 表面波装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02288610A true JPH02288610A (ja) | 1990-11-28 |
Family
ID=14513925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10958289A Pending JPH02288610A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 表面波装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02288610A (ja) |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP10958289A patent/JPH02288610A/ja active Pending
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