JPH02288330A - イオン注入方法 - Google Patents

イオン注入方法

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JPH02288330A
JPH02288330A JP11030989A JP11030989A JPH02288330A JP H02288330 A JPH02288330 A JP H02288330A JP 11030989 A JP11030989 A JP 11030989A JP 11030989 A JP11030989 A JP 11030989A JP H02288330 A JPH02288330 A JP H02288330A
Authority
JP
Japan
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region
ions
ion implantation
concentration
collector
Prior art date
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Pending
Application number
JP11030989A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nishiyama
西山 和夫
Hideki Kimura
秀樹 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば超大集積回路VLSIの例えばバイポー
ラトランジスタのコレクタ埋込み領域からのコレクタ電
極取り出しのための深い半導体領域いわゆるプラグイン
領域の形成等に用いられるイオン注入方法に係わる。
〔発明の概要〕
本発明はイオン注入方法に係わり、選択的に高エネルギ
ーイオンを注入するにあたり、それぞれ入射角がOo、
の複数の異なる注入エネルギーすなわち被イオン注入体
におけるそれぞれの濃度分布のピーク位置が異る複数の
注入エネルギーのイオン注入の濃度分布の重ね合わせに
よるイオン注入を行うようにして、狭隘で深い高濃度の
不純物導入領域を形成することができるようにする。
〔従来の技術〕
VLSIの高精度化、高速度化の要求と合わせてバイポ
ーラトランジスタ及び相補型絶縁ゲート電界効果トラン
ジスタによる集積回路、いわゆるB1CMOSの研究開
発が盛んである。
この種のB1CMOSをはじめとしてバイポーラトラン
ジスタが回路素子として形成される例えばVLSIの製
造工程において、最終的に得られたバイポーラトランジ
スタ素子におけるコレクタ・エミッタ間電圧■、の低減
化、コレクタ抵抗rscの低抵抗化のために、バイポー
ラトランジスタ形成部には低比抵抗高不純物濃度のコレ
クタ埋込み領域が設けられる。第5図はそのバイポーラ
トランジスタ部の路線的断面図を示す。この例において
はnpn型バイポーラトランジスタが示されており、こ
の場合n型の半導体サブストレイト(1)上にn型のエ
ピタキシャル半導体層(2)が形成されてなる半導体基
板(3)が設けられる。(4)は厚い選択的熱酸化等に
よって回路素子の形成部以外のいわゆるフィールド部に
形成された厚い絶縁層を示す。また(5)は半導体N(
2)を横切って形成された分離領域例えばn型の分離領
域を示す、(6)はn型の高濃度低比抵抗のコレクタ埋
込み領域で、この領域(6)は例えば半導体層(2)の
エピタキシャル成長に先立って半導体サブストレイト(
1)上に選択的に拡散等によってn型の不純物が高濃度
に導入されて形成される。
(7)はn型の半導体層(2)をコレクタ領域としてそ
の表面に臨んで選択的に形成されたn型のベース領域で
、(8)は更にこれの上に選択的に形成されたn型のエ
ミッタ領域を示す。また(9)は半導体層(2)の表面
に臨んで選択的に形成されたコレクタ電極取り出し領域
を示し、各ベース領域(7)、エミッタ(8)及びコレ
クタ電極取り出し領域(9)に、それぞれベース、エミ
ッタ及びコレクタ各電極(10) 、 (11) 、 
(12)が、それぞれ基板(3)の表面に形成されたS
iO□等の絶縁層(13)に選択的に形成した電極窓を
通じてオーミックに被着形成される。
そしてさらにコレクタ電極取り出し領域(9)の形成部
にコレクタ埋込み領域(6)に達するか、これに近接す
る深さ位置まで同様にn型の高不純物濃度のいわゆるプ
ラグイン領域(14)が形成されてコレクタ抵抗rsc
の低減化が図られる。このプラグイン領域(14)の形
成は、通常基板(3)の表面からのいわゆるドライブイ
ン拡散によって形成されるものであるため横方向の拡散
も大となりこれが高集積度化を阻害する。すなわち今例
えばコレクタ電極取り出し領域(9)の幅が0.5μm
程度であった場合においても、半導体層(2)の厚みが
1.5μm程度であってこの程度の深さにプラグイン領
域(4)を形成する場合その横方向の拡散成分としては
1μm考慮しなければならないことから高集積度化の隘
路となっている。
〔発明が解決しようとする課題] 本発明は、上述したプラグイン領域等におけるできるだ
け狭隘で、さらに高不純物濃度をもって深いイオン注入
すなわち高エネルギーイオン注入を選択的にするイオン
注入方法において、横方向の拡がりを確実に抑制するこ
とができるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、被イオン注入体、例えば半導体に、
選択的に高エネルギーイオン注入を行うイオン注入方法
において、例えば第1図に破線a。
b、c、dに示すように複数の異なる注入エネルギーに
よる入射角0″のイオン注入を行う。尚、入射角O°と
は、イオン注入方向の中心軸が目的とする注入領域−Φ
本来の深さ方向とほぼ一致することを意味する。
すなわち、本発明においては、第2図に横軸に注入濃度
を示し、縦軸にその深さ方向の位置を示す濃度プロファ
イル図を示すように、それぞれその濃度ピーク位置が異
なる深さ位置RPl+ RP!tRP 3 + RP 
4・・・・に存在するような、各曲線(21)。
(22) 、 (23) 、 (24)・・・・を有す
る濃度分布をもって複数種の異なる注入エネルギーの重
ね合せによりそれぞれ入射角O″をもってイオン注入を
行う。
〔作用〕
上述の本発明方法によれば、それぞれ入射角0゜で複数
の異なる位置にピークを有するすなわち注入エネルギー
の異なるイオン注入を行うようにしたので、例えば第2
図中曲線(31)に示すように、これら各分布(21)
 、 (22) 、 (23)・・・・の濃度プロファ
イルの和によって深さ方向に関して各部−様の濃度分布
をもってしたがって高濃度分布を有し、しかも、各イオ
ン注入は、選択された位置にすなわち同一箇所に行うよ
うにしたので、その横方向の広がりは十分抑制され全体
として狭隘で深いプラグイン領域(14)が形成される
〔実施例〕
本発明方法によってバイポーラトランジスタのコレクタ
埋込み領域に対するコレクタのプラグイン領域を得る場
合に適用する一例を第1図を参照して説明する。第1図
において第5図と対応する部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。
すなわち、この例では、コレクタ埋込み領域(6)に対
するコレクタ取り出し領域と共にこれをコレクタ埋込み
領域(6)に連通させるプラグイン領域(14)を形成
する場合である。
この場合、第5図で説明したベース、エミッタ。
コレクタ各電極の形成に先立って、絶縁層(13)上に
フォトレジスト層(15)を形成し、これを用いてフォ
トリソグラフィによってプラグイン領域(14)を形成
すべき部分においてSing絶縁層(14)に対して窓
(16)を穿設する。そしてこの窓(16)を共通に用
いてそれぞれエネルギーの異なるイオン注入を行う。
すなわち、第2図で説明したように複数の異なる注入エ
ネルギーすなわちそれぞれそのエネルギーピーク位置が
異なる深さ位置にあるイオン注入を窓(16)による同
一箇所に対して入射角0°でイオン注入する。このよう
なイオン注入の実施にあたっては例えば第3図にそのイ
オン注入装置の一例を示すように、いわゆるタンデム型
注入方法を適用することができる。このタンデム型イオ
ン注入装置は、例えば注入イオン源(41)から得た負
のイオンビーム(42)を加速手段(43)によって加
速し、所要の高電圧例えば750KVが印加された筒状
体(カナール)よりなる荷電変換部(44)にNz等の
いわゆるストリップガスを送給し、これに加速されたイ
オンビーム(42)を衝撃させて例えば1価〜数価例え
ば1価、2価、3価の荷電粒子を得てこれを加速手段(
45)によって加速して、その電荷に応じて電磁偏向手
段(46)によって所要の偏向角に偏向されたイオンビ
ームを被イオン注入体に例えば破線矢印で示すように所
要の入射角をもってイオン注入するようになされるもの
である。この場合発生する正のイオン及び正の多価イオ
ンの生成の確率は、ストリップガス圧、カナール構造及
び入射負イオンとそのエネルギーによって循灸できるが
、例えぼりんPを用いるとき、入射エネルギ750ke
Vで中性イオン15%、P”55%、P”27%。
P ”” 3%の変換効率であり全体で計測される電流
と粒子流の比率は1.18 : 1.0となる。
(47)は被イオン注入体(48)すなわち半導体基板
(3)例えば半導体フエフア−を支持する支持体で、こ
の支持体(47)はその中心軸に関して回転するように
なされると共に、例えば全体的に回転面に沿って輻方向
に推動移動し得るようになされている。
本発明においては、例えばこのようなタンデム型イオン
注入装置を用いて、例えばその電磁手段(46)への通
電を断つことによって全ての電荷を偏向させることなく
例えば実線矢印aで示すように、これを支持体(47)
上の被イオン注入体(48)に照射するようになす。
このようにすれば第4図にそのイオン注入プロファイル
を示すように、イオンの価数すなわち1価、2価、3価
に応じて曲線(51) 、 (52) 、 (53)に
示されるようにそれぞれエネルギーのピーク位置が被イ
オン注入体(48)、例えば半導体層(2)の表面から
の深さ方向に異なる位置すなわち価数が大になるにつれ
て加速エネルギーが大となることによって大きな深さ位
置にそのピーク位置を有するように形成されるのでこれ
によって第2図で説明した曲線(21) 、 (22)
 、 (23)・・・・に対応した濃度プロファイルを
被イオン注入体、例えば半導体中に形成することができ
る。
尚、上述した例においては、npn型バイポーラトラン
ジスタのプラグイン領域(14)を得る場合に本発明を
適用した場合であるが、その他各種の狭隘で深いしかも
高エネルギー例えばMeV級のイオン注入を行う場合に
本発明を適用して同様の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明においては、複数の異なる注入エ
ネルギーによりそれぞれ同一位置に入射角0°をもって
イオン注入を行うようにしたので、狭隘な領域に深い深
さをもって高濃度にイオン注入を行うことができ低比抵
抗、高不純物濃度の領域を確実に形成することができ、
B1CMOS等のVLST等に適用してより大集積変化
、高速度化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるイオン注入方法を適用した半導体
装置の路線的断面図、第2図は本発明の説明に供する濃
度プロファイル図、第3図は本発明方法を実施するイオ
ン注入装置の一例の構成図、第4図はそのイオン注入プ
ロファイル図、第5図は従来方法による半導体装置の断
面図である。 (6)は埋込み領域、(14)はプラグイン領域である
。 1−−−ギ導体すブヌトレイト 2−−一半導イ4L4チ 8−−一 工♂ツタ饋J成 9−m−コしフタ5極取り出し4釦へ 代 理 人 松 隈 秀 盛 6−−− コレクタ漕 70.−ベース41収 13−  緒系LJ 14−7’ラグインA灼人 多ε米方j人(:ムう半導体41運の餠め図第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 選択的に高エネルギーイオン注入を行うイオン注入方法
    において、 入射角0°で複数の異なる注入エネルギーによるイオン
    注入を行うことを特徴とするイオン注入方法。
JP11030989A 1989-04-28 1989-04-28 イオン注入方法 Pending JPH02288330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11030989A JPH02288330A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 イオン注入方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP11030989A JPH02288330A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 イオン注入方法

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Publication Number Publication Date
JPH02288330A true JPH02288330A (ja) 1990-11-28

Family

ID=14532442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11030989A Pending JPH02288330A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 イオン注入方法

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JP (1) JPH02288330A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5238858A (en) * 1988-10-31 1993-08-24 Sharp Kabushiki Kaisha Ion implantation method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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