JPH0228808B2 - Roodoseru - Google Patents
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- JPH0228808B2 JPH0228808B2 JP7164881A JP7164881A JPH0228808B2 JP H0228808 B2 JPH0228808 B2 JP H0228808B2 JP 7164881 A JP7164881 A JP 7164881A JP 7164881 A JP7164881 A JP 7164881A JP H0228808 B2 JPH0228808 B2 JP H0228808B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01G—WEIGHING
- G01G3/00—Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances
- G01G3/12—Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing
- G01G3/14—Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing measuring variations of electrical resistance
- G01G3/1402—Special supports with preselected places to mount the resistance strain gauges; Mounting of supports
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Force In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は比較的小型で単純な形状で、特に秤
量機用として有利なロードセルに関するものであ
る。
量機用として有利なロードセルに関するものであ
る。
従来の秤量機用の圧縮型または引張型のロード
セルでは、歪を検出する弾性体と、それを支持す
るためのケーシングやストレインゲージを含むブ
リツジ回路を保護するためのダイヤフラムなどの
構成部品とからなり、組立構造になつているのが
普通である。このようなロードセルにあつては組
立て状態の如何によつてヒステリシスや、繰返し
性などのロードセルの基本的な性能の良否を左右
されるから、組立部の嵌合、摩擦などに特別の注
意を払う必要がある。例えば第1図aに示すよう
に、在来の最も標準的な圧縮型ロードセルでは、
ストレインゲージ7が接着された起歪弾性体1が
下端をロードセルのケーシング2の台座部に締付
ボルト6でしつかりと固着され、他端を一重また
は二重の薄いダイヤフラム3で支えられ、その外
周及び内周の接合部を溶接あるいはろう付すると
共にリード線取出口4も溶接あるいはろう付など
の手段で気密構造として、内部のストレインゲー
ジを含むブリツジ回路の耐湿保護を兼ねた構造と
なつている。図中5はケーブル端子函である。こ
のような組立構造のロードセルでは、組立要素の
嵌合部の緊着状態、相互間の摩擦の具合によつて
は、その影響は直接ロードセルの基本特性である
ヒステリシス、繰返し再現性などに関与し、ロー
ドセルの性能を左右することになる。従つて設計
及び組立時に細心の注意を必要とし、その成果は
ロードセル性能を決定する重要な要因の一つであ
り、高性能のロードセルとすることは安易なこと
ではなかつた。また、この組立構造によると、薄
いダイヤフラムのみで弾性体の上部を支持してい
るので、水平分力に対しては十分な耐力を持たせ
ることができないという大きな問題があつた。こ
れらの問題に対して第1図b,cに示すように、
水平分力に対する耐力を増し、組立構造でなくす
るために、起歪弾性体1とケーシング2aとを一
体構成したものがある。図中3はダイヤフラム、
7はストレインゲージである。しかし、この種の
ロードセルでも、荷重着力部の変移による誤差影
響を最小にするため、荷重着力突部8を球面にし
て一点に集中荷重を印加する構成が必要であつ
た。また、このようなロードセルでは図から明ら
かなように、荷重支持部9が着力点より外側にあ
るため、荷重を印加したとき荷重支持部が外側に
ひらき、この部分に摩擦が発生し、ロードセル出
力のヒステリシスの原因となり、安定な計量結果
を得難い問題があつた。この外に多くの形式のロ
ードセルが知られているが、着力点変移による屈
曲モーメントやねじれ等の出力影響を避けるため
に、一般的にはロードセルへの着力点が一定する
ように弾性体着力部を前記のように突出させる
か、あるいはねじ込み式のロードボタン、吊環の
ような補助金具が用いられているのが普通であ
り、必ず一点で着力する配慮がなされている。従
来はこのように一般の秤量機において使用される
ロードセルでは、着力点の変移を避けるために、
点接触で集中荷重を印加するのが殆ど常識化され
ていた。そして水平分力に対する耐力を大きくす
るために機械的強度をもたせた面接触でロードセ
ルの荷重着力部と秤量機本体とを固定する構造と
することは、屈曲モーメントやねじれ等の分力の
影響が秤量機の正確な計量を阻害すると考えられ
ていた。従つて、ロードセルを秤量機に組込む
際、載荷台からの水平分力を吸収するためのロー
ドセルの周辺の構造が複雑になることを避けられ
ないという大きな問題があつた。
セルでは、歪を検出する弾性体と、それを支持す
るためのケーシングやストレインゲージを含むブ
リツジ回路を保護するためのダイヤフラムなどの
構成部品とからなり、組立構造になつているのが
普通である。このようなロードセルにあつては組
立て状態の如何によつてヒステリシスや、繰返し
性などのロードセルの基本的な性能の良否を左右
されるから、組立部の嵌合、摩擦などに特別の注
意を払う必要がある。例えば第1図aに示すよう
に、在来の最も標準的な圧縮型ロードセルでは、
ストレインゲージ7が接着された起歪弾性体1が
下端をロードセルのケーシング2の台座部に締付
ボルト6でしつかりと固着され、他端を一重また
は二重の薄いダイヤフラム3で支えられ、その外
周及び内周の接合部を溶接あるいはろう付すると
共にリード線取出口4も溶接あるいはろう付など
の手段で気密構造として、内部のストレインゲー
ジを含むブリツジ回路の耐湿保護を兼ねた構造と
なつている。図中5はケーブル端子函である。こ
のような組立構造のロードセルでは、組立要素の
嵌合部の緊着状態、相互間の摩擦の具合によつて
は、その影響は直接ロードセルの基本特性である
ヒステリシス、繰返し再現性などに関与し、ロー
ドセルの性能を左右することになる。従つて設計
及び組立時に細心の注意を必要とし、その成果は
ロードセル性能を決定する重要な要因の一つであ
り、高性能のロードセルとすることは安易なこと
ではなかつた。また、この組立構造によると、薄
いダイヤフラムのみで弾性体の上部を支持してい
るので、水平分力に対しては十分な耐力を持たせ
ることができないという大きな問題があつた。こ
れらの問題に対して第1図b,cに示すように、
水平分力に対する耐力を増し、組立構造でなくす
るために、起歪弾性体1とケーシング2aとを一
体構成したものがある。図中3はダイヤフラム、
7はストレインゲージである。しかし、この種の
ロードセルでも、荷重着力部の変移による誤差影
響を最小にするため、荷重着力突部8を球面にし
て一点に集中荷重を印加する構成が必要であつ
た。また、このようなロードセルでは図から明ら
かなように、荷重支持部9が着力点より外側にあ
るため、荷重を印加したとき荷重支持部が外側に
ひらき、この部分に摩擦が発生し、ロードセル出
力のヒステリシスの原因となり、安定な計量結果
を得難い問題があつた。この外に多くの形式のロ
ードセルが知られているが、着力点変移による屈
曲モーメントやねじれ等の出力影響を避けるため
に、一般的にはロードセルへの着力点が一定する
ように弾性体着力部を前記のように突出させる
か、あるいはねじ込み式のロードボタン、吊環の
ような補助金具が用いられているのが普通であ
り、必ず一点で着力する配慮がなされている。従
来はこのように一般の秤量機において使用される
ロードセルでは、着力点の変移を避けるために、
点接触で集中荷重を印加するのが殆ど常識化され
ていた。そして水平分力に対する耐力を大きくす
るために機械的強度をもたせた面接触でロードセ
ルの荷重着力部と秤量機本体とを固定する構造と
することは、屈曲モーメントやねじれ等の分力の
影響が秤量機の正確な計量を阻害すると考えられ
ていた。従つて、ロードセルを秤量機に組込む
際、載荷台からの水平分力を吸収するためのロー
ドセルの周辺の構造が複雑になることを避けられ
ないという大きな問題があつた。
このようなことから、この発明は単純な構造
で、荷重印加点の変移による屈曲モーメント及び
ねじりモーメント等の誤差影響を排除できて正確
で安定な計量を実現でき、水平分力による横荷重
に対して頑強な資質を有し、別に補助要素や拘束
要素を必要としないロードセルを提供することを
目的とする。
で、荷重印加点の変移による屈曲モーメント及び
ねじりモーメント等の誤差影響を排除できて正確
で安定な計量を実現でき、水平分力による横荷重
に対して頑強な資質を有し、別に補助要素や拘束
要素を必要としないロードセルを提供することを
目的とする。
以下この発明を実施例に基いて説明する。第2
図に示す第1の実施例は、一体の弾性体材料にス
リツト11,11を平行して上下に貫通するよう
に設けて、その間に力測定梁12を形成し、その
両外側を荷重支持部13,13としてある。その
荷重支持部13,13の下面には力測定梁12の
下面よりも下方に位置し、平らである。各スリツ
ト11,11の両端部は各々上下に貫通する円孔
状部14に拡大形成されており、その円孔状部1
4の間の力測定梁12の端部位置に円孔15,1
5を上下に貫通するように穿設してある。力測定
梁12の上面には円孔15,15の内側位置に脚
部16,16が形成されるようにスリツト17が
穿設されている。スリツト17の上側部分は上面
が平らな荷重着力部18となされている。前記力
測定梁12の両端部外方及び前記両スリツト1
1,11の各々の両端部外方を力測定梁12の外
方から前記荷重支持部13,13に連らなるよう
に比較的剛性の大きい状態で残存せしめて荷重支
着部19としてある。
図に示す第1の実施例は、一体の弾性体材料にス
リツト11,11を平行して上下に貫通するよう
に設けて、その間に力測定梁12を形成し、その
両外側を荷重支持部13,13としてある。その
荷重支持部13,13の下面には力測定梁12の
下面よりも下方に位置し、平らである。各スリツ
ト11,11の両端部は各々上下に貫通する円孔
状部14に拡大形成されており、その円孔状部1
4の間の力測定梁12の端部位置に円孔15,1
5を上下に貫通するように穿設してある。力測定
梁12の上面には円孔15,15の内側位置に脚
部16,16が形成されるようにスリツト17が
穿設されている。スリツト17の上側部分は上面
が平らな荷重着力部18となされている。前記力
測定梁12の両端部外方及び前記両スリツト1
1,11の各々の両端部外方を力測定梁12の外
方から前記荷重支持部13,13に連らなるよう
に比較的剛性の大きい状態で残存せしめて荷重支
着部19としてある。
円孔15内には、各々剪断歪検出型の、すなわ
ち剪断歪を検出するようにストレインゲージを貼
着してあり、その円孔15の両端開口はダイヤフ
ラム20で閉じられ、その内部に不活性ガスを封
入してある。なお、図示していないが、リード線
取出口は荷重支着部19の適所に設けてある。
ち剪断歪を検出するようにストレインゲージを貼
着してあり、その円孔15の両端開口はダイヤフ
ラム20で閉じられ、その内部に不活性ガスを封
入してある。なお、図示していないが、リード線
取出口は荷重支着部19の適所に設けてある。
ストレインゲージC1,C2,C3,C4及びT1,
T2,T3,T4の貼着位置は剪断応力集中部で、第
3図aに示すような位置関係であり、第3図bに
示すような結線としてある。各ストレインゲージ
は力測定梁12の梁軸方向に対し45゜の方向の歪
を検出するようになつており、その歪は圧縮歪と
引張歪とがあり、それに対応するように設けられ
ている。
T2,T3,T4の貼着位置は剪断応力集中部で、第
3図aに示すような位置関係であり、第3図bに
示すような結線としてある。各ストレインゲージ
は力測定梁12の梁軸方向に対し45゜の方向の歪
を検出するようになつており、その歪は圧縮歪と
引張歪とがあり、それに対応するように設けられ
ている。
このように構成されたロードセルは、所定の基
盤上に荷重支持部13,13の下面で当接するよ
うに載置し、荷重着力部18の上面に荷重を印加
するようにして使用する。
盤上に荷重支持部13,13の下面で当接するよ
うに載置し、荷重着力部18の上面に荷重を印加
するようにして使用する。
荷重着力部18の上面に印加された荷重は、そ
の脚部16,16を介して力測定梁12に加わ
り、力測定梁12の両端部の剪断応力集中部に歪
を生ぜしめる。従つて、その歪に応じた出力がス
トレインゲージのブツジ回路により検出される。
の脚部16,16を介して力測定梁12に加わ
り、力測定梁12の両端部の剪断応力集中部に歪
を生ぜしめる。従つて、その歪に応じた出力がス
トレインゲージのブツジ回路により検出される。
このロードセルにおいて、荷重着力部18の上
面の第2図aに示す軸線Xの方向に荷重印加位置
が変移しても、同じ大きさの荷重であれば脚部1
6,16に対する配分が変るだけで両持梁である
力測定梁12の両端部の剪断応力の合計値は常に
同じである。従つて、力測定梁12の両端部の歪
検出出力を合算するようにストレインゲージのブ
リツジ回路を構成して、すなわち第3図の構成に
より、荷重印加位置の変移に関係なく、正確に荷
重検出を行うことができる。これによつて、この
ロードセルを計量に使用する場合に従来のように
荷重印加位置の変移防止のための補助要素や拘束
要素を必要とせず、ロードセル周辺の機構は殆ど
制限を受けないものとなる。例えば、軌道上を通
過する台車や貨車等の重量あるいは車載重量を計
測する場合には、軌条下に必要個数のロードセル
を埋設してこれに軌条を固定する単純な構成が可
能となる。また別に、ロードセルを3個または4
個あるいはそれ以上を、荷重の均等配分にのみ留
意して配置し、それ上面に容器または載荷台を固
定するだけで、同様に非常に単純な構造のタン
ク、ホツパあるいはトラツクスケール等の秤量機
とすることができる。また、このロードセルは、
ストレインゲージを穴15内に貼着してあるので
不活ガスの封入が容易である。また、歪検出部に
おけるねじれ等の誤差影響の補正を穴状部14を
穴15側へ拡大するように切削してストレインゲ
ージの感歪抵抗変化を調整することによつて達成
できる。
面の第2図aに示す軸線Xの方向に荷重印加位置
が変移しても、同じ大きさの荷重であれば脚部1
6,16に対する配分が変るだけで両持梁である
力測定梁12の両端部の剪断応力の合計値は常に
同じである。従つて、力測定梁12の両端部の歪
検出出力を合算するようにストレインゲージのブ
リツジ回路を構成して、すなわち第3図の構成に
より、荷重印加位置の変移に関係なく、正確に荷
重検出を行うことができる。これによつて、この
ロードセルを計量に使用する場合に従来のように
荷重印加位置の変移防止のための補助要素や拘束
要素を必要とせず、ロードセル周辺の機構は殆ど
制限を受けないものとなる。例えば、軌道上を通
過する台車や貨車等の重量あるいは車載重量を計
測する場合には、軌条下に必要個数のロードセル
を埋設してこれに軌条を固定する単純な構成が可
能となる。また別に、ロードセルを3個または4
個あるいはそれ以上を、荷重の均等配分にのみ留
意して配置し、それ上面に容器または載荷台を固
定するだけで、同様に非常に単純な構造のタン
ク、ホツパあるいはトラツクスケール等の秤量機
とすることができる。また、このロードセルは、
ストレインゲージを穴15内に貼着してあるので
不活ガスの封入が容易である。また、歪検出部に
おけるねじれ等の誤差影響の補正を穴状部14を
穴15側へ拡大するように切削してストレインゲ
ージの感歪抵抗変化を調整することによつて達成
できる。
第4図は第2図の実施例を示し、第1の実施例
と同等部分は同一図面符号で示してある。第1の
実施例と異る点は、力測定梁12の両端部に薄肉
部を形成するための円穴15aが力測定梁12の
両端外方からその梁軸に沿つて所定の深さまで穿
設してある点と、スリツト11aの両端部の穴状
部14aが角形である点である。ストレインゲー
ジは図に30で示すように円孔15a内面の円孔
15aと穴状部14aとの間の薄肉部に剪断歪検
出型のものが貼着され、前述したように力測定梁
12の両端部の歪検出出力を合算するような回路
構成となつている。
と同等部分は同一図面符号で示してある。第1の
実施例と異る点は、力測定梁12の両端部に薄肉
部を形成するための円穴15aが力測定梁12の
両端外方からその梁軸に沿つて所定の深さまで穿
設してある点と、スリツト11aの両端部の穴状
部14aが角形である点である。ストレインゲー
ジは図に30で示すように円孔15a内面の円孔
15aと穴状部14aとの間の薄肉部に剪断歪検
出型のものが貼着され、前述したように力測定梁
12の両端部の歪検出出力を合算するような回路
構成となつている。
このロードセルも第1の実施例と同様にして使
用され、同様な効果が得られる。
用され、同様な効果が得られる。
第4図b,cに示すストレインゲージ40は、
第3の実施例として示したもので、第2の実施例
とは曲げ歪を検出するようになつている点のみが
相違している。一般に両端固定の両持梁の中央部
に集中荷重を加えた場合、その荷重印加位置が変
移すると、荷重印加位置の両側の所定位置に設け
た歪検出部における各々の曲げ応力は変化する。
その梁の端末支持が完全な自由端支持であれば、
上記各々の曲げ応力は変化するけれども、その
各々の曲げ応力値を合算した値は一定の値とな
る。しかし、現実のロードセルにおいては、材料
力学で言う理想的な自由端支持のものを製作する
ことは不可能である。そこで第4図cに示すよう
に力測定梁12に対して脚部16,16を介して
常に所定の2個所に荷重が印加されるようにすれ
ば、その配分が変つてもその合計荷重が変らなけ
れば歪検出部の曲げ応力の合計値も変らない。従
つて曲げ歪検出型のロードセルとすることもでき
るのである。
第3の実施例として示したもので、第2の実施例
とは曲げ歪を検出するようになつている点のみが
相違している。一般に両端固定の両持梁の中央部
に集中荷重を加えた場合、その荷重印加位置が変
移すると、荷重印加位置の両側の所定位置に設け
た歪検出部における各々の曲げ応力は変化する。
その梁の端末支持が完全な自由端支持であれば、
上記各々の曲げ応力は変化するけれども、その
各々の曲げ応力値を合算した値は一定の値とな
る。しかし、現実のロードセルにおいては、材料
力学で言う理想的な自由端支持のものを製作する
ことは不可能である。そこで第4図cに示すよう
に力測定梁12に対して脚部16,16を介して
常に所定の2個所に荷重が印加されるようにすれ
ば、その配分が変つてもその合計荷重が変らなけ
れば歪検出部の曲げ応力の合計値も変らない。従
つて曲げ歪検出型のロードセルとすることもでき
るのである。
なお、両端固定の梁において上述した荷重印加
位置の変移による曲げ応力値の合計値が変化する
のに対して、剪断応力の場合は合計値が変化しな
い。この意味では、第1及び第2の実施例におけ
る荷重着力部18とその脚部16,16を省略し
て、力測定梁12の上面を両側の穴15の内側位
置に上面の平らな少し高い部分を設ける構成、例
えばスリツト17を省略した構成であつてもよ
い。
位置の変移による曲げ応力値の合計値が変化する
のに対して、剪断応力の場合は合計値が変化しな
い。この意味では、第1及び第2の実施例におけ
る荷重着力部18とその脚部16,16を省略し
て、力測定梁12の上面を両側の穴15の内側位
置に上面の平らな少し高い部分を設ける構成、例
えばスリツト17を省略した構成であつてもよ
い。
上記実施例において、荷重着力部18を脚部1
6,16を介して一体的に形成した構成のものを
説明したが、場合によつては脚部16,16を有
する荷重着力部18を力測定梁と別個に形成し
て、押え金具として組付けられるようにしても、
略々同等の効果が得られる。
6,16を介して一体的に形成した構成のものを
説明したが、場合によつては脚部16,16を有
する荷重着力部18を力測定梁と別個に形成し
て、押え金具として組付けられるようにしても、
略々同等の効果が得られる。
以上のようにこの発明のロードセルは、荷重印
加位置の変移に無関係に正確に荷重検出を行うこ
とができる構成であるから、荷重印加位置の変移
防止のための補助要素や拘束要素を設けないでよ
い効果が得られる。また、水平分力による横荷重
に対しても荷重支着部を頑強にすることによつて
対応できるから、この点に関しても別の補助要素
や拘束要素を必要としない効果が得られる。さら
に、ストレインゲージが穴の内面に設けられる構
成であるから、ストレインゲージの保護が穴の開
口を気密に閉じる部材を設けるだけできわめて簡
単にでき、その穴内に不活性ガスを封入してスト
レインゲージを不活性ガス雰囲気中に保つ構成と
することもきわめて簡単にできるという効果も得
られ、耐久性にきわめて秀れたロードセルとする
こともできる。これ等の効果を有するロードセル
は、秤量機に使用する場合にきわめて使い易く、
従つて秤量機を作り易いという効果も有してい
る。
加位置の変移に無関係に正確に荷重検出を行うこ
とができる構成であるから、荷重印加位置の変移
防止のための補助要素や拘束要素を設けないでよ
い効果が得られる。また、水平分力による横荷重
に対しても荷重支着部を頑強にすることによつて
対応できるから、この点に関しても別の補助要素
や拘束要素を必要としない効果が得られる。さら
に、ストレインゲージが穴の内面に設けられる構
成であるから、ストレインゲージの保護が穴の開
口を気密に閉じる部材を設けるだけできわめて簡
単にでき、その穴内に不活性ガスを封入してスト
レインゲージを不活性ガス雰囲気中に保つ構成と
することもきわめて簡単にできるという効果も得
られ、耐久性にきわめて秀れたロードセルとする
こともできる。これ等の効果を有するロードセル
は、秤量機に使用する場合にきわめて使い易く、
従つて秤量機を作り易いという効果も有してい
る。
第1図は従来のロードセルを示しaは部分縦断
側面図、bは他のロードセルの縦断面図、cはb
のA−A断面図、第2図はこの発明の第1の実施
を示しaは平面図、bはaのB−B断面図、cは
aのC−C断面図、dはaのD−D断面図、第3
図aは同第1の実施例のストレインゲージ貼着位
置を示す部分平面概略図、第3図bは同第1の実
施例のストレインゲージの結線図、第4図は第2
の実施例を示しaは平面図、bはaのE−E断面
図、cはaのF−F断面図、dはaのG−G断面
図である。 11……スリツト、12……力測定梁、13…
…荷重支持部、14……穴状部、15……穴、1
6……脚部、17……スリツト、18……荷重着
力部、19……荷重支着部、C1〜C4,T1〜T4…
…ストレインゲージ、11a……スリツト、14
a……穴状部、15a……穴、30,40……ス
トレインゲージ。
側面図、bは他のロードセルの縦断面図、cはb
のA−A断面図、第2図はこの発明の第1の実施
を示しaは平面図、bはaのB−B断面図、cは
aのC−C断面図、dはaのD−D断面図、第3
図aは同第1の実施例のストレインゲージ貼着位
置を示す部分平面概略図、第3図bは同第1の実
施例のストレインゲージの結線図、第4図は第2
の実施例を示しaは平面図、bはaのE−E断面
図、cはaのF−F断面図、dはaのG−G断面
図である。 11……スリツト、12……力測定梁、13…
…荷重支持部、14……穴状部、15……穴、1
6……脚部、17……スリツト、18……荷重着
力部、19……荷重支着部、C1〜C4,T1〜T4…
…ストレインゲージ、11a……スリツト、14
a……穴状部、15a……穴、30,40……ス
トレインゲージ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 単一構造の弾性体に上下に貫通した2条の平
行なスリツトを設けることによつて、その双方の
スリツトよりも内側の部分を力測定梁とし、その
力測定梁上面に荷重を印加する荷重着力部を設
け、上記双方のスリツト両外側の部分を荷重支持
部とし、上記力測定梁の両端外方部から上記双方
のスリツトの両端外方を各々介して上記荷重支持
部に連なる部分を比較的剛性の大きい状態で残存
させて荷重支着部とし、上記力測定梁の両端部に
各々穴を穿設することによつてその各々の端部に
比較的薄肉な部分を形成し、上記穴の内面にスト
レインゲージを貼着してなるロードセル。 2 上記荷重着力部が、上記力測定梁上面の長手
方向に間隔を隔てた2個所で夫々脚部を介して連
続するように設けられている特許請求の範囲1に
記載のロードセル。 3 上記荷重着力部が、上記両端の穴よりも内側
の上記力測定梁上面に上面の平らな高い部分とし
て設けられている特許請求の範囲1に記載のロー
ドセル。 4 上記穴が上記力測定梁を上下に貫通して設け
られており、上記ストレインゲージが剪断歪検出
型である特許請求の範囲1、2、3の中の一つに
記載のロードセル。 5 上記穴が上記力測定梁の軸線の方向に沿つて
外方から設けられており、上記ストレインゲージ
が、剪断歪検出型である特許請求の範囲1、2、
3の中の一つに記載のロードセル。 6 上記穴が上記力測定梁の軸線の方向に沿つて
外方から設けられており、上記ストレインゲージ
が、曲げ歪検出型である特許請求の範囲2に記載
のロードセル。 7 上記穴が、開口部を気密封止されたものであ
る特許請求の範囲1、2、3、4、5、6の中の
一つに記載のロードセル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7164881A JPH0228808B2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 | Roodoseru |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7164881A JPH0228808B2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 | Roodoseru |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57186125A JPS57186125A (en) | 1982-11-16 |
JPH0228808B2 true JPH0228808B2 (ja) | 1990-06-26 |
Family
ID=13466647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7164881A Expired - Lifetime JPH0228808B2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 | Roodoseru |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0228808B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015111084A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-18 | ミネベア株式会社 | 荷重センサ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006059896B3 (de) * | 2006-12-16 | 2008-04-17 | Schenck Process Gmbh | Kraftmessvorrichtung |
-
1981
- 1981-05-12 JP JP7164881A patent/JPH0228808B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015111084A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-18 | ミネベア株式会社 | 荷重センサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57186125A (en) | 1982-11-16 |
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