JPH02287419A - 光学素子及びその製造方法 - Google Patents

光学素子及びその製造方法

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JPH02287419A
JPH02287419A JP10774289A JP10774289A JPH02287419A JP H02287419 A JPH02287419 A JP H02287419A JP 10774289 A JP10774289 A JP 10774289A JP 10774289 A JP10774289 A JP 10774289A JP H02287419 A JPH02287419 A JP H02287419A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] 本発明は内部に光学的に透明な物質を封入した2つの透
明な平行平面板の相対角度、即ち、頂角を変化させるこ
とにより通過光束の光学性能を任意に変化させるように
した光学素子及びその製造方法に関し、例えば、写真用
カメラやビデオカメラ等の撮影系において該撮影系の一
部に配置し、該撮影系の振動による画像のブレな補正す
るようにした防振光学系等に好適なものである。
〔従来の技術] 従来より、例えば液体やシリコーンゴム等を光学的に透
゛明な物質を2つの透明な平行平面板間に封入して可変
頂角プリズム体を形成し、2つの平行平面板の角度(平
行度)を外部からの付勢力により変化させることにより
通過光束の光学性能を任意に変化させた光学素子が種々
と提案されている。
第34.第35図は例えば特公昭41−11906号に
提案されている光学素子の概略図である。第34.第3
5図に示す光学素子は2つの透明な平行平面板201,
201°を対向配置し、可撓性の接続部材202によっ
て周囲を保持し、その中に透明な液体203を封入して
構成されている。そして入射光束りを所定角度偏向させ
て射出させている。
第36.第37図は特開昭60−176017号公報で
提案され〜ている光学素子の概略図である。第36.第
37図に示す光学素子は2つの透明な平行平面板221
,221’を対向配置し、内に透明弾性体224を挟持
して構成されている。そして第34図と同様に入射光束
を所定角度変更させて射出させている。従来の光学素子
はいずれも第35図や第37図に示すように外部からの
付勢力により2つの平行平面板の角度を変化させること
により頂角が任意に制御できる可変頂角プリズムを形成
し、入射光束を所定角度偏向させて射出している。
[発明が解決しようとする課題J しかしながら、従来の光学素子は所定の材質より成る接
続部材を伸縮させて、2つの平行平面板より成る角度を
変化させており、一般にこのときの駆動力は大きく、こ
の為駆動源が大型化し又繰り返し変形させることにより
接続部材の一部が破損したりする場合があった。
更には2つの平行平面板で挟持されている物質が接続部
材を通過したり、若しくは、接続部材と平行平面板との
接着部を通ってしみ出してきたりし、特に透明弾性体の
場合は空気中の水分を吸湿し屈折率変動を起こしたりす
つ等の問題点があった。
この他、接続部材と平行平面板との接着部に光学素子の
駆動により外力が加わり接着部がはがれ内部の物質がし
み出す等の問題点があった。
本発明は2つの透明な平行平面板を対応配置し、接続部
材により後に内部に空間が出来るように接続し、内部に
封入した透明物質を挟持し、可変頂角プリズム体を形成
する際に、接続部材の材質を適切に設定することにより
、2つの平行平面板より形成さえる頂角を小さな駆動力
で容易に変化させることができ又内部に封入した物質の
外部環境変化に伴う変質を防止した良好なる光学性能が
得られる光学素子の提供を目的とする。
この他、本発明は平行平面板と接続部材とを接続する際
の接着方法を適切に設定することにより繰り返し変形に
対しても接着耐久性の良い光学素子の提供を目的とする
[課題を解決するための手段及びその作用]上述した課
題を解決し、目的を達成するため、本発明に係わる光学
素子は、光学的に透明な一対の平行平面板を接続する接
続部材を変形させ、該変形によって形成される前記一対
の平行平面板の頂角を調整し、通過光束に対して所定の
光学特性を得るようにした光学素子において、前記接続
部材は複数枚の弾性部材を連結して構成され、前記弾性
部材間がそれぞれ側断面7字形状となるように接続され
、例えば、前記接続部材は少なくとも一部の弾性部材を
単層高分子フィルム又は複層高分子フィルムによって構
成されている。
また、製造方法においては、複数枚の弾性部材をそれぞ
れ隣接する弾性部材との間で側断面7字形状となるよう
に接着し、このようにして透明な一対の平行平面板を接
続する接続部材を形成する第1工程と、前記第1工程に
より形成された接続部材と前記透明な一対の平行平面板
との接続を前記接続後に内部に空間が形成されるように
熱融着によって行なう第2工程と、前記第2工程により
形成された空間内に光学的に透明な物質を封入する第3
工程とを有し、例えば、前記第2工程には、単層高分子
フィルム若しくは複層高分子フィルムよりなる前記接続
部材を前記平行平面板に対して、直接、又は、前記平行
平面板を支持する支持部材を介して熱融着により接着す
る工程が含まれる。
[実施例] 以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細に
説明する。
〈第1実施例〉 まず、第1実施例について説明する。
第1図は本発明の第1実施例の要部の構成を示す平面図
、第2図は第1図の側断面図である。
第1図、第2図において、Aは第1実施例の円柱状の光
学素子を示している。この光学素子Aは、光学的に透明
な円板状の平行平面板1,1°を環状の断面Y字形状の
接続部材2で接続され、その内部に液体やシリコーンゴ
ム等の光学的に透明な物質3が封入された構成であり、
特に、平行平面板1.1’を接続部材2との間に設けた
環状の断面り字形状の支持部材5,5°によって支持す
るように形成されている。また、光学素子Aは、2つの
平行平面板l、1゛の角度(平行度)を外部からの付勢
力によって変化させ、これにより、通過光束の光学性能
を任意に変化させる可変頂角プリズム体として機能する
さらに、光学素子Aの各部材について以下に詳述する。
平行平面板1,1°は、ガラスやプラスチック材等から
成り、外部から付勢力がないときは2つの平行平面板1
より形成される角度を第2図に示すように略平行として
いる。接続部材2は、高分子フィルムやアルミ泊等の柔
軟性及び可撓性を有する環状の部材2a、2bを2層に
積層した断面Y字形状の弾性部材であり、第2図に示さ
れる矢印Sの示す方向に振幅自在に形成されている。さ
らに、接続部材2は、平行平面板1,1°の外周面の一
領域において、部材2a、2b (断面Y字形状)の肉
厚や横方向の長さが一定または部分的に異なるように形
成された部位を有するように構成されている。
また、光学的に無色透明な物質3は、例えば、水、アル
コール、グリコール、シリコーンオイル、変性シリコー
ンオイル、シリコーンゴム等よりなっている。支持部材
5,5°は、第2図に示されるように、側断面がL字形
状に形成された硬度の高い例えばプラスチック形成物等
から成り、平行平面板1,1°の縁周部を取り囲むよう
に支持している。さらに、アルミニウム、ステンレスス
チール等の金属材料をインサート成形した複合材やガラ
ス入りポリエステル等の他樹脂を二色成形、接着等によ
り合わせた複合材を用いれば、支持部材5の剛性が高ま
り好ましくなる。
次に、第1実施例の動作状態について説明する。
第2図に示されるように、光学素子Aに対して外から何
も付勢力が加わらないときには、2つの平行平面板1.
l’によって形成される頂角がほぼ0度、言い換えると
、平行度が略平行に維持され、この状態においては入射
光を示すhは直線的に光学素子Aを平行平面板1から1
°に通過し射出する。
第3図は光学素子Aの外周の一部に付勢力を加えた場合
の概略図である。
第3図に示されるように、外から付勢力が加えられた2
つの平行平面板1.1゛より形成される角度は所定の大
きさを有するように変化し、光学素子Aは一種の可変頂
角プリズム体としての機能を有する。この為、第3図に
示されるように、光学素子Aを平行平面板lより通過す
る光束りは平行平面板1°のところで屈折し、偏向して
射出する。このとき、物質3(例えば、液体)の体積は
不変であるため、第3図に示されるように接続部材2の
左側の部材2a、2bは矢印S方向で伸長し、右側の部
材2a、2bは矢印S方向で収縮し、これによって、光
学素子A全体がプリズム系に変形する。
例えば、光学素子Aを写真用カメラやビデオカメラ等の
撮影系に使用した場合、物質3(例えば、液体)を変形
させる付勢力はその付勢を起こす駆動速度が急激でない
限り、液体の抵抗力を殆ど無視することができる程度で
ある。このため、実用上は光学素子Aを変形させる駆動
力(変形駆動力)が接続部材2の変形応力によって決定
される。
このように、第1実施例によれば、接続部材2の材質と
形状とを適切に設定することによって、光学素子Aの変
形駆動力を極力小さ(するように抑制することができる
第4A図は第2図の接続部材2近傍の一部分の拡大図で
ある。
第4A図に示されるように、接続部材2は部材2a、2
bよりなり、各々が薄い2枚の高分子フィルムであって
3層構造を有している。各部材2a、2bは、高分子フ
ィルム同志を熱接着するためのフィルム熱接着層6と物
質(液体)3を外部の湿気等より保護するためのバリヤ
層7と成形品である支持部材5と熱接着するための成形
品熱接着層8との3層からなる薄状の積層体である。
第1実施例の接続部材2は、第4A図のように、2枚の
環状の3層構造の部材2a、2bをフィルム熱接着層6
を内側にして外周部6a、6aを互いに貼り合せ、次に
、部材2a、2bの外側に位置する成形品熱接着層8,
8の内周部8a。
8aを各々支持部材5,5゛に貼り付けて構成されてい
る。このように、第3図に示されるように接続部材2を
緩い角度で折り曲がるように構成し、光学素子Aの変形
駆動力が少な(なるように設けている。
第1実施例において、フィルム熱接着層6は物質(液体
)3に溶解又は膨潤等をすることがな(、接続部材2の
外周部分でフィルム同志が容易に熱接着できるような材
質が好ましい。その材質として、例えば、低密度ポリエ
チレン、リニア低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド
、ポリエステル等が適用可能であり、これらの材質は熱
接着法も確立されていて好ましい。又、封入している物
質3が高分子フィルムを膨潤させ易い場合には、耐溶剤
性の強いポリ四フッ化エチレン。
ポリ三フッ化塩化エチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポ
リフッ化ビニール、四フッ化エチレンー六フッ化プロピ
レン共重合体、エチレン−四フッ化エチレン共重合体、
四フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体等のフッ素系の高分子フィルムを用いるのが
良い。フィルム熱接着層6の厚みは5〜lootLm程
度が好ましい。その厚みが5μm以下では熱接着の際、
熱溶融によりフィルムが多少変形したり薄肉化し、その
影響で所望の接着強度が保たれなくなる。また100μ
以上ではフィルムの剛性が高まり、変形駆動力が太き(
なって(るので良くない、尚更に好ましくは厚さを20
μ〜60μmとするのが良い。
また、バリヤ層Tは物質(液体)3の吸湿を防ぐ役目を
果たしており材質としてはアルミ箔が気体遮光性が完全
でしかも安価であり好ましい。又アルミ箔の製造上及び
繰り返し変形時にピンホールが発生し、バリヤ性が乏し
くなる。また50μm以上では剛性が高く光学素子の駆
動力が大きくなりすぎて良くない。
この他防湿性の優れたポリ塩化ビニリデン、ポリビニル
アルコール等のフィルムやアルミ蒸着高分子フィルムあ
るいは前記フッ素系フィルムやその他の金属箔等を用い
ても良い、また、突さし強度や耐ピンホール性をあげる
ためにナイロンなどのフィルムをパリ層7と接着層6又
は8の間に一層加えてもよい。
また、バリア層7と接着層6又は8の接着性が良くない
場合には、ポリエステル等の中間層をバリア層7とフィ
ルム熱接着層6又は成形品熱接着層8の間に加えれば接
着強度が高(なりかつ液体3による膨潤、繰り返し屈曲
等によるデラミネーション等が起こりにくくなり好まな
い。
成形品接着層8は、支持部材5と同種の材質とすること
が熱接着強度が高くなり好ましい。従って支持部材5に
要求される寸法精度により材質が決定され、その材質と
して、例えば、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボ
ネート、ポリプロピレン、低密度ポリエチレン、リニア
低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等が適用可
能である。又、厚みは!5um−100μm程度が良く
その理由は前述のフィルム熱接着層6の場合と同様であ
り、特に20〜60umの厚さで構成するのが良い。
第1実施例におけるフィルム熱接着層6及び成形品熱接
着層8はキャスティング法または押し出し法により製造
された未延伸フィルムを使用することが好ましい。
また、第1実施例において接続部材2を構成する3層全
体の厚みは200um以下が好ましく変形駆動力を低減
させることに考えるとできれば10μm以上100μm
以下にすることが好ましい。
接続部材2の製造法として、バリヤ層7が高分子からな
る場合には、3層共押し出し法により一度に製造しても
良い。
また、バリヤ層7がアルミ箔、或は、すでに延伸された
プラスチックフィルムの場合には、例えば、第5図に示
されるように接着剤9及び10を使用するドライラミネ
ート法や接着材9.10を溶融ポリエチレンで行うエク
ストルージョンラミネート法等によって製造しても良好
なる接着力が得られる。ここで、第5図は接続部材2の
製造法の一例を示している。
この他接続部材2として、例えば、ポリエステル/Aβ
/高密度ポリエチレン、ポリエステル/ナイロン/低密
度ポリエチレン、ポリエステル/Ag/ポリプロピレン
、ポリアミド/AI2/高密度ポリエチレン、ポリエス
テル/ポリビニルアルコール/ポリプロピレン、ポリア
ミド/A I2/ポリプロピレン、リニア低密度ポリエ
チレン/ポリエステル/AQ/ポリエステル/リニア低
密度ポリエチレン、蒸着Aβリニア低密度ポリエチレン
/ポリエステル/蒸着Agリニア低密度ポリエチレン、
蒸着A2リニア低密度ポリエチレン/蒸着Aj2ポリエ
ステル/蒸着Aβリニア低密度ポリエチレン、蒸着Aβ
リニア低密度ポリエチレン/蒸着AJ2ポリエステル/
リニア低密度ポリエチレン、リニア低密度ポリエチレン
/フッ素系フィルム/リニア低密度ポリエチレン、リニ
ア低密度ポリエチレン/ポリ塩化ビニリチン/リニア低
密度ポリエチレン、リニア低密度ポリエチレン/ポリビ
ニルアルコール/リニア低密度ポリエチレン。
あるいはリニア低密度ポリエチレン/ナイロン/ポリビ
ニルアルコール/リニア低密度ポリエチレン等の構成の
汎用の包装用フィルムを使用しても良い。
ここで、第1実施例で使用された接続部材2の変形例に
ついて説明する。
第4B図は第1実施例の変形例による接続部材2°近傍
の一部拡大図である。
この変形例の光学素子A°は、全体の構成を光学素子A
と同様とし、応力集中を分散させるためのホール(図中
、矢印Hで示されている)が接続部材2゛の伸縮時に応
力が加わる数箇所に設けられている。応力の位置等の詳
細については後述するが、このようにホールHな設ける
ことで即断面7字形状によって得られる接続部材の変形
応力の減退をさらに助けてくれる。また、フィルムに対
してホールHな設ける方法は、熱での溶融等公知の技術
で十分カバーできるものである。
次に、第2実施例について説明する。
第6図は本発明の第2実施例の構成を示す側断面図であ
る。図において、Bは第2実施例の光学素子を示してい
る。
前述した第1実施例との異なる点は、第6図のように、
平行平面板1,1°を接続する断面Y字形状の接続部材
2と同様の部材が2つ連結され2層構造となった断面W
字形状の接続部材20にある。この接続部材20は、前
述の弾性部材2a。
2bと同様にフィルム熱接着層6.バリヤ層7゜成形品
熱接着層8が積層された3層構造の弾性部材2a’ 、
2b’ 、2c’ 、2d’からなり、弾性部材2b’
 と2c’ とは成形品熱接着層8,8同士の接着がな
されている。また、接続部材20は、前述の接続部材2
と同様に外側に位置する成形品熱接着層8,8の各内周
部8a、8aが支持部材5,5°に熱接着されている。
このように、光学素子B本体内部には透明の物質3が光
学素子Aと同様に封入されている。
このように、接続部材20のように2つの断面Y字形状
の接続部材で構成することもできる。また、光学素子が
必要な剛性を有しておれば、断面Y字形状の接続部材を
3つ以上連結させた構成であっても良い。
次に、上述した第1.第2実施例と従来例とを合わせて
、光学素子の接続部材の形状の違いによる変形応力の違
いについて説明する。
第7図は従来の接続部材の構成を示す側断面図である。
第8図〜第10図は従来例と上述した第1、第2実施例
のそれぞれの変形応力の加わる方向を説明する図である
第7図において、Cは従来例の一つである光学素子を示
している。断面1字形状に形成されたプラスチック等の
可撓性材料からなる接続部材21は、環状の支持部材5
,5゛の縁周部に熱接着された構成である。この従来の
接続部材21の一部に付勢力が加わり圧縮変形が生ずる
と、このときに加わる変形応力σは、第8図に示される
ように、接続部材21全体が矢印の示す圧縮方向にかか
る為に変形応力は大きなものとなる。これに対して、第
4A図に示されるような7字形状に形成された接続部材
2の場合には、付勢力による変形駆動力は第9図に示さ
れるように少し折り曲げたような変形とするだけの駆動
力で済むので大変小さくなる。即ち、このときに加わる
変形応力σは第9図の矢印で示されるように分散されそ
れぞれの応力が加わる領域が非常に微小となるため、変
形駆動力は第8図の場合に比べてはるかに小さ(なる。
この他、第6図に示されるように7字形状の接続部材を
2個有する接続部材20を用いれば、付勢力による変形
時に各屈曲部分にかかる歪み、即ち応力が第10図に示
すように第9図に比べてさらに分散されそれぞれが小さ
(なり、これによって、変形駆動力が一層小さいものと
なる。さらに3個以上の断面Y字形状の接続部材を有す
る形状にすれば一層、変形駆動力が小さくなって良い。
ここで、上述した各接続部材21,2.20をサンプル
として、具体的な変形駆動力に要する力F、について測
定結果と合わせて説明する。
第11図〜第13図はそれぞれ接続部材の形状が異なる
光学素子の概略図である。第11図には第7図に示され
るタイプの光学素子Cが示され、第12図には第4A図
に示されるタイプの光学素子Aが示され、第13図には
第6図に示されるタイプの光学素子Bが示されている。
各図中のW1〜W、は各光学素子の幅を示し、D1〜D
sは各光学素子の直径を示している。尚、測定時に使用
されるパラメータは、W+ 、Ws 、Ws = 10
mm、D+ =φ64mm、Da 、Ds =φ74m
mに設定されている。また、接続部材2,20.21は
それぞれPE(ポリエチレン)/EVOH(エチレン−
ビニルアルコール共重合体)/PHの3層からなる70
μmのフィルム(弾性部材を示す)を用いて、径64m
mのLLDPE(リニア低密度ポリエチレン)製支持部
材5゜5°に熱接着されている。
第31図〜第33図は光学素子C,A、Bの各タイプ別
に各々7個のサンプルについて変形駆動力に要する荷重
F、を測定したときの平均値による荷重と変位との関係
を示す線図である。各線図において、荷重はグラムフォ
ース(gf)、変位はミリメートル(mm)で表されて
いる。この第31図〜第33図により同一押込み量での
測定平均値を比較すると、光学素子CのタイプでF、=
57 (gf)だったものが、光学素子Aのタイプでは
73%減のFy=13(gf)、光学素子Bのタイプで
は89%減のF、=6 (gf)となっている、接続部
材2,20.21において断面Y字形状の接続部材の数
が多い程度形駆動力が小さくなる結果が得られる。
このように、第2実施例によれば、第1実施例で用いた
断面Y字形状の接続部材を増やすことにより、変形駆動
力をさらに小さく抑えることができる。
次に、光学素子の製造方法として第2実施例に係る接続
部材20を例に挙げて説明する。
第14図〜第24図は第2実施例の光学素子Bの製造方
法を説明する図である。
まず、予め精度良く酸形成は切削加工された環状の断面
り字形状の支持部材5が準備され、第14図に示される
ように、支持部材5の接着面5a上に接続部材2を構成
する加工前の部材2a(フィルム熱接着層6.バリヤ層
7、そして、成形品熱接着層8より成る3層の積層フィ
ルム)が配置される。このとき、弾性部材2a’が支持
部材5と同質の成形品熱接着層8の面を対向するように
配置される。そして、上方に配置された円筒状の熱接着
装置11を第14図の矢印の示す方向に移動させ、第1
5図に示されるように、支持部材5の接着面5aの一部
と成形品熱接着層8とが加圧接触により環状に熱融着さ
せられる。ここで、熱接着装置11はアルミニウム、銅
、真ちゅう等よりなる熱伝導性のよい加熱金属治具を用
いるヒートブレス装置、通電による瞬間発熱体を利用し
たインパルスシール装置、微振動及び圧力を利用した超
音波ウエルダー装置、や高周波誘導による加熱装置等が
適用可能である。本発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て、使用される材料、形状、量生産、コスト等が考慮さ
れ、最適なものが使用される。
次に、第16図に示されるように、弾性部材2a’の内
側を切断するために円筒状のカッタ13が上方に用意さ
れ、点線によって示される矢印の方向に沿って弾性部材
2a’の切断が行われる。この結果、第17図に示され
るように、弾性部材2a’の内周面と支持部材5の内周
面とが一致するように仕上げられる。ここで、カッタ1
3はプレスの打ち抜き等で利用するシェアリングカッタ
、ハガネ材等でできた抜き刀等いかなるものでも使用可
能である。
次に、第17図に示される工程で得られた中間部品と弾
性部材2b’のフィルム熱接着層8の外面とが、第18
図に示されるように、それぞれ対向させて配置され、さ
らに、熱接着装置11と円筒状のりテーナ12とが対向
し且つ支持部材5の外周面より外側に位置するように配
置させられる。そして、第19図に示されるように、積
層フィルムよりなる2つの部材2a’ 、2b’が各々
対向位置にあるフィルム熱接着層6.6の一部分(熱接
着装置11と円筒状のりテーナ12とで挟まれる部分)
で熱融着される。ここで、リテーナ−12は金属にゴム
やテフロン等をオーバーコート、或は、積層させた治具
より構成され、熱接着装置11の圧力をフィルムに効率
良くムラなくかけるための補助台として使用される。
次に、第19図に示される工程で得られた中間部品が2
個用意される。その一つは、上述した第14図〜第19
図までの工程で製造された支持部材59弾性部材2a’
 、2b’による中間部品であり、もう一つは、図示せ
ぬが、支持部材5゛弾性部材2c’ 、2d’による中
間部品である。
次に、第20図に示されるように、上述の2つの中間部
品の弾性部材2b’ と2c’の各成形品熱接着層8.
8が対向するように配置され、さらに熱接着装置11と
リテーナ12とが支持部材5の内周面より内側に配置さ
れる。そして、第21図に示されるように積層フィルム
より成る2つの部材2b’ 、2c’が成形品熱接着層
8.8の一部分(熱接着装置11とリテーナ12とで挟
まれる部分)で熱融着される。
次に、第22図に示されるように、第21図で説明され
た環状の溶着部分の内側を切断するため、点線で示され
る矢印の方向にカッタ13が移動され切断が行われる。
このようにして、第23図に示されるように、上記2つ
の中間部品が接続され、−像化する。また、このように
して、蛇腹状態の接続部材20が形成される。
次に、第24図に示されるように、−像化された中間部
品の接続部材20の各弾性部材2a 〜2d’の接続部
位に01〜θ、の角度を与えるために、その中間部品は
矢印U、U’の示す方向に、平行平面板l、1゛の固定
されている位置まで押し広げられる。これによって、接
続部材20による側断面Y字形状が得られることになる
尚、平行平面板1,1゛は、予め決められた距離だけ離
間するように、この距離を基準間隔として、位置決めさ
れているが、各々の平行平面板1、l’はそれぞれ所定
の一点で基準間隔を保持するように固定支持されている
ので、例えば平行平面板1,1°の縁部をつまむと、そ
のつままれた箇所は距離を狭め、これに対して円盤状の
平行、平面板1.loの中心点でほぼ点対称となる箇所
が距離を広げることになる。このように、平行平面板1
,1°の固定支持されている点を除く部分は、離間する
距離が変動する。
この後には、平行平面板1.loの接着が樹脂又はゴム
系の接着剤によって行われる。そして、接着剤が硬化し
た後には、ヘリウム、リークテスタ等によりモレが無い
ことを確認される。この確認が終ると、樹脂上又はフィ
ルムに設けた注入口より透明の物質3が注入され、その
注入口は溶着又は接着等の方法によって封止される。こ
のようにして、第6図のように、光学素子20が完成さ
れる。
上述した製造方法によれば、対向する2枚の平行平面板
の頂角を可変にする接続部材な熱融着によって接着させ
ることにより、接続部材の接着信頼性が高まると共に、
製造工程が簡略化できる。
次に、第2実施例の光学素子Bの変゛形例について説明
する。
第25図〜第28図はそれぞれ光学素子Bの変形例を示
す側断面図である。
まず、第1変形例について第25図を用いて説明する。
平行平面板1.!’にポリカーボネイト等の透明なプラ
スチック材が使用され、接続部材20の弾性部材2a〜
2d’においても同質の材料が使用されている。弾性部
材2a〜2d°、即ち、積層フィルムの各成形品熱接着
層8を同質の例えばポリカーボネイトフィルムとするこ
とによって、平行平面板1,1°を支持する支持部材5
,5゜を省略して、弾性部材2a’ と2d’の各成形
品熱接着層8,8°と平行平面板1.loとが直接接着
されている。
この第1変形例の場合には、光学素子の部品点数が削減
され、これは作業性の改善や簡素化に有効である。
次に、第2変形例について第26図を用いて説明する。
この第2変形例では、フッ素系フィルムのように水蒸気
バリヤ性が高く熱融着可能なフィルムを用いることによ
って、フィルム熱接着層6とバリヤ層7とを兼ね備えた
層をフィルム17として構成される接続部材23を有し
た光学素子である。
そのフィルム17の材質として、CTFE (ポリクロ
ロトリフルオロエタン)、FEP(ポリパーフルオロエ
チレン−プロピレン)、PVDF(ポリビニリデンフル
オライド)、PVDC(ポリビニリデンクロライド)が
挙げられる。このように、弾性部材2a”及2d’をフ
ィルム17と成形品熱接着層8との2層構造で構成し、
間の弾性部材2b’及び2d’をフィルム17で構成し
たことによって、光学素子全体が簡略化されるという効
果を得ることができる。
次に、第3変形例について第27図を用いて説明する。
第3変形例では、接続部材24を構成する弾性部材2a
’〜2d’ を単層高分子フィルム18で構成されてい
る。その単層高分子フィルムの材質として、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリカーボネイト、ポリエチレン等が
使用可能である。
このように、第3変形例によれば、第2変形例に比べて
、さらに、簡素化された構成の光学素子を得ることがで
きる。
次に、第4変形例について第28図を用いて説明する。
以上の各変形例において、支持部材5,5°が各光学素
子の位置精度の基準面を持ち高い精度が要求される場合
は支持部材5,5°が金属であっても良い。その場合の
接続部材20の接着方法としては、例えば第28図に示
されるように、新たにホットメルトフィルム19,19
°のような熱接着できる異種材料を弾性部材2a’ 、
2d’の各成形品熱接着層8.8と金属からなる支持部
材5との間に挿入して接着させても良い。
又、熱接着ではなく通常の液状接着材19,19°を用
いて接着させても良い。この場合には、光学素子の位置
精度を高めるので有効である。
このように、第4変形例によれば、支持部材5.5°が
どのような材質であっても容易に接続部材を接続するこ
とができる。
以上の第1〜第4変形例は、光学素子Aのように一層の
7字形状の接続部材にも適応可能であり、また、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲であれば、複数層の7字形状の
接続部材を有する光学素子においても適応可能である。
次に、第3実施例について説明する。
第29A図、第29B図はそれぞれ第3.第4実施例の
支持部材の要部の形状を示す側断面図である。第30A
図、第30B図はそれぞれ第3゜第4実施例の光学素子
の要部の形状を示す側断面図である。
前述した第1.第2実施例の支持部材5.5゜と同様の
材質から成る支持部材15.15’及16.16°は、
それぞれ接続部材2の成形品熱接着層8,8との接着面
に断面三角形状の突起40又は断面四角形状の突起41
を有している。その突起40又は41はエネルギーダイ
レクタ−として、例えば、1〜3ケ所配設すれば良い。
このように、第3実施例によれば、熱融着の際に、圧力
が集中し、圧力ムラ等が起らず、接着作業が確実となり
光学素子の信頼性向上に有効である。勿論、第2実施例
のような複数層の断面Y字形状の接続部材を有する接続
部材にも適応可能である。
以上の第1〜第3実施例においては、円板状の光学素子
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではな(、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、
直方体状等の光学素子にも適応することが可能である。
また、第1実施例以外の実施例でも、第4B図に示され
る光学素子A′と同様に変形応力の加わる所定の位置に
ホールHを配設可能であることはいうまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、対向する2つの平
行平面板よって形成される頂角を小さな駆動力で容易に
変えることで光学特性を変化させることができる。
又、光学素子の駆動力を低減できるため、組み込もうと
する光学機器の駆動源や電源が小型化軽量化することが
できる。例えば、現在までに防振光学系を適用できなか
ったような小型汎用のカメラ等にも光学素子を組み込み
製品とすることが可能である。
また、接続部材のフィルムの一部をアルミ箔、アルミ蒸
着、塩素系フィルムまたはフッ素系フィルムにすること
により水蒸気バリヤ性が完全となり物質として液体を用
いたとき中身の液体に水分が入り込まないため、液体の
屈折率変動や失透等が起こらな(なり光学性能の低下を
効果的に防止した光学素子を達成することができる。
更に、接続部材を熱融着により接着させることにより、
接続部材の接着信頼性が高まると同時に製造工程が簡略
化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の要部の構成を示す平面図
、 第2図は第1図の側断面図、 第3図は光学素子Aの外周の一部に付勢力を加えた場合
の概略図、 第4A図は第2図の接続部材2近傍の一部分の拡大図、 第4B図は第1実施例の変形例による接続部材2°近傍
の一部拡大図、 第5図は接続部材2の製造法の一例を示す図、第6図は
本発明の第2実施例の構成を示す側断面図、 第7図は従来の接続部材の構成を示す側断面図、 第8図〜第10図は従来例と上述した第1.第2実施例
のそれぞれの変形応力の加わる方向を説明する図、 第11図〜第13図はそれぞれ接続部材の形状が異なる
光学素子の概略図、 第14図〜第24図は第2実施例の光学素子Bの製造方
法を説明する図、 第25図〜第28図はそれぞれ光学素子Bの変形例を示
す側断面図、 第29A図、第29B図はそれぞれ第3.第4実施例の
支持部材の要部の形状を示す側断面図、第30A図、第
30B図はそれぞれ第3.第4実施例の光学素子の要部
の形状を示す側断面図、第31図〜第33図は光学素子
C,A、Bの各タイプ別に各々7個のサンプルについて
変形駆動力に要する荷重F、を測定したときの平均値に
よる荷重と変位との関係を示す線図、 第34図〜第37図は従来例を説明する図である。 図中、1,201,221,1°、201゜221゛・
・・平行平面板、2,20,21,23゜24.202
・・・接続部材、2 a 〜2 d 。 2a’〜2d’・・・弾性部材、3・・・物質、5.1
5,16,5°、15° 16°・・・支持部材、6・
・・フィルム熱接着層、7・・・バリヤ層、8・・・成
形品熱接着層、9.lO・・・接着剤、11・・・熱接
着装置、12・・・リテーナ、13・・・カッタ、40
.41・・・突起、203・・・液体、224・・・透
明弾性体である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光学的に透明な一対の平行平面板を接続する接続
    部材を変形させ、該変形によつて形成される前記一対の
    平行平面板の頂角を調整し、通過光束に対して所定の光
    学特性を得るようにした光学素子において、 前記接続部材は複数枚の弾性部材を連結して構成され、
    前記弾性部材間がそれぞれ側断面Y字形状となるように
    接続されたことを特徴とする光学素子。
  2. (2)前記接続部材は少なくとも一部の弾性部材を単層
    高分子フィルム又は複層高分子フィルムによつて構成さ
    れることを特徴とする請求項第1項記載の光学素子。
  3. (3)複数枚の弾性部材をそれぞれ隣接する弾性部材と
    の間で側断面Y字形状となるように接着し、このように
    して透明な一対の平行平面板を接続する接続部材を形成
    する第1工程と、 前記第1工程により形成された接続部材と前記透明な一
    対の平行平面板との接続を前記接続後に内部に空間が形
    成されるように熱融着によつて行なう第2工程と、 前記第2工程により形成された空間内に光学的に透明な
    物質を封入する第3工程とを有することを特徴とする光
    学素子の製造方法。
  4. (4)前記第2工程には、単層高分子フィルム若しくは
    複層高分子フィルムよりなる前記接続部材を前記平行平
    面板に対して、直接、又は、前記平行平面板を支持する
    支持部材を介して熱融着により接着する工程が含まれる
    ことを特徴とする請求項第3項記載の光学素子の製造方
    法。
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JPS5270458U (ja) * 1975-11-21 1977-05-25

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