JPH02124518A - 光学素子及びその製造方法 - Google Patents

光学素子及びその製造方法

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JPH02124518A
JPH02124518A JP27764688A JP27764688A JPH02124518A JP H02124518 A JPH02124518 A JP H02124518A JP 27764688 A JP27764688 A JP 27764688A JP 27764688 A JP27764688 A JP 27764688A JP H02124518 A JPH02124518 A JP H02124518A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内部に光学的に透明な物質を封入した2つの透
明な平行平面板の相対的角度を変化させることにより通
過光束の光学性能を任意に変化させるようにした光学素
子及びその製造方法に関し、例えば写真用カメラやビデ
オカメラ等の撮影系において該撮影系の一部に配置し、
該撮影系の振動による画像のブレを補正するようにした
防振光学系等に好適なものである。
(従来の技術) 従来より、例えば液体やシリコーンゴム等ノ光学的に透
明な物質を2つの透明な平行平面板間に封入して可変頂
角プリズム体を形成し、2つの平行平面板の角度(平行
度)を外部からの付勢力により変化させることにより通
過光束の光学性能を任意に変化させた光学素子、が種々
と提案されている。
第20.第21図は例えば特公昭41−11906号に
提案されている光学素子の概略図である。同図に示す光
学素子は2つの透明な平行平面板201を対向配置し、
可撓性の接続部材202によって周囲を保持し、その中
に透明な液体203を封入して構成されている。そして
入射光束りを所定角度偏向させて射出させている。
第22.第23図は特開昭60−176017号公報で
提案されている光学素子の概略図である。同図に示す光
学素子は2つの透明な平行平面板221を対向配置し、
内に透明弾性体204を挟持して構成されている。そし
て第20図と同様に入射光束を所定角度偏向させて射出
させている。従来の光学素子はいずれも第21図や第2
3図に示すように外部からの付勢力により2つの平行平
面板の角度を変化させることにより頂角が任意に制御で
きる可変頂角プリズムを形成し、入射光束を所定角度偏
向させて射出している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら従来の光学素子は所定の材質より成る接続
部材を伸縮させて、2つの平行平面板より成る角度を変
化させており、一般にこのときの駆動力は大きくこの為
駆動源が大型化し又繰り返し変形させることにより接続
部材の一部が破損したりする場合があった。
更には2つの平行平面板で挟持されている物質が接続部
材を通過したり、若しくは接続部材と平行平面板との接
着部を通ってしみ出してきたり、特に透明弾性体の場合
は空気中の水分を吸湿し屈折率変動を起こしたりする等
の問題点があった。
この他接続部材と平行平面板との接着部に光学素子の駆
動により外力が加わり接着部がはがれ内部の物質がしみ
出す等の問題点があった。
本発明は2つの透明な平行平面板を対向配置し、接続部
材により後に内部に空間が出来るように接続し、内部に
封入した透明物質を挟持し、可変頂角プリズム体を形成
する際に、接続部材の材質を適切に設定することにより
、2つの平行平面板より形成される角度を小さな駆動力
で容易に変化させることができ又内部に封入した物質の
外部環境変化に伴う変質を防止した良好なる光学性能が
得られる光学素子の提供を目的とする。
この低木発明は平行平面板と接続部材とを接続する際の
接着方法を適切に設定することにより繰り返し変形に対
しても接着耐久性の良い光学素子の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 光学的に透明な物質を透明な一対の平行平面板で変形可
能な接続部材を利用して挟持し外部からの付勢力により
該一対の平行平面板で形成される角度を変化させること
により通過光束に対し所定の光学特性を得るようにした
光学素子において、該接続部材の少なくとも一部を単層
高分子フィルム又は複層高分子フィルムより構成したこ
とである。
この低木発明では光学素子を透明な一対の平行平面板に
若しくは該一対の平行平面板を支持している支持部材に
変形可能な単層高分子フィルム若しくは複層高分子フィ
ルムより成る接続部材を後に内部に空間が形成されるよ
うに熱融着により接着させ、次いで形成した空間内に光
学的に透明な物質を封入して製造していることを特徴と
している。
(実施例) 第1図、第2図は本発明の第1実施例の要部平面図と要
部断面図である。
同図においてAは光学素子、lは光学的に透明な平行平
面板でガラスやプラスチック材等から成り、外部から付
勢力がないときは2つの平行平面板lより形成される角
度は第2図に示すように略平行となっている。
2は接続部材であり高分子フィルムやアルミ箔等を積層
した7字形状の変形可能な2つの部材2a、2b(2c
、2d)より成っている。3は光学的に透明な物質であ
り、例えば水、アルコール、グリコール、シリコーンオ
イル、シリコーンゲル、シリコーンゴム、有機物オイル
等より成っている。
5は支持部材で平行平面板1を取り囲むような形状で支
持している硬度の高い例えばプラスチンク成形物等から
成っている。
次に本実施例の動作状態について示す。
第2図に示すように光学素子Aに何も付勢力が加わらな
いときは2つの平行平面板lより形成される角度は略平
行となっており、入射光りは直線的に光学素子Aを通過
し射出する。
第3図は光学素子Aの外周の一部に付勢力を加えた場合
の概略図である。
同図に示すように付勢力を加えると2つの平行平面板1
より形成される角度は所定の大きさを有するようになり
、光学素子Aは一種の可変頂角プリズム体としての機能
を有するようになる。この為光学素子Aを通過する光束
りは屈折し、偏向して射出する。
このとき物質3、例えば液体の体積は不変である為、同
図に示すように接続部材2の上方の部材2a(2c)は
伸長し、下方の部材2b(2d)は収縮し、全体がプリ
ズム形に変形する。
一般に例えば液体を変形させる付勢力は駆動速度が急激
でない場合は全んど液体の抵抗力がなく無視することが
できる為、実用上は光学素子の変形駆動力は接続部材2
の変形応力によって決まってくる。そこで本実施例では
接続部材2の材質と形状を適切に設定することにより光
学素子の変形駆動力がなるべく小さくなるようにしてい
る。
第4図は第2図の接続部材2近傍の一部分の拡大図であ
る。
同図に示すように接続部材2は薄い2つの高分子フィル
ムの3層構造の部材2a、2bよりなっている。
同図において6はフィルム熱接着層であり高分子フィル
ム同志を熱接着する為のものである。7はバイヤー層で
あり物質(液体)3を外部の湿気等より保護している。
8は成形品熱接着層であり成形品である支持部材5と熱
接着している。
本実施例に係る接続部材2は2枚のリング状の3層構造
の部材2a、2bをフィルム熱接着層6を内側にして外
周部分を互いに貼り合わせ、次に外側に位置する成形品
熱接着層8の内周部を各々支持部材5に貼り付けて構成
している。このような構成により第3図に示すように接
続部材2を緩い角度で折り曲げるようにし光学素子Aの
変形駆動力が少なくなるようにしている。
本実施例においてフィルム熱接着層6は物質(液体)3
に溶解又は膨潤等することがなく、接続部材2の外周部
分でフィルム同志が容易に熱接着できるような材質が好
ましく、たとえば低密度ポリエチレン、リニア低密度ポ
リエチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル等が適用
可能であり、これらの材質は熱接着法も確立されていて
好ましい。又封入している物質3が高分子フィルムを膨
潤させ易い場合は耐溶剤性の強いポリ四フッ化エチレン
、ポリ三フッ化塩化チレン、ポリフッ化ビニリデン、ポ
リフッ化ビニル、四フフ化エチレンー六フッ化プロピレ
ン共重合体、エチレン−四フッ化エチレン共重合体、四
フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル
共重合体等のフッ素系の高分子フィルムを用いるのが良
い。フィルム熱接着層6の厚みは5〜100g程度が好
ましい。5IL以下では熱接着の際、熱溶融によりフィ
ルムが多少変形したり薄肉化し、その影響で所望の接着
強度が保たれなくなる。また100p以上ではフィルム
の剛性が高まり、変形駆動力が大きくなってくるので良
くない。尚更に好ましくは厚さを20JL〜60pLと
するのが良い。
またバリヤー層7は物質(液体)3の吸湿を防ぐ役目を
果たしており材質としてはアルミ箔が気体遮光性が完全
でしかも安価であり好ましい、又厚みは、5〜50川程
度がよく5yL以下ではアルミ箔の製造上及びくり返し
変形時にピンホールが発生し、バリヤー性が乏しくなる
。また50JL以上では剛性が高く光学素子の駆動力が
大きくなりすぎて良くない。
この他防湿性の優れたポリ塩化ビニリデン、ポリビニル
アルコール等のフィルムやアルミ蒸着高分子フィルムあ
るいは前記フッ素系フィルムその他の金属箔等を用いて
も良い。また突きさし強度ヤ耐ヒンホール性をあげるた
めにナイロンなどのフィルムをバリアー層7と接着層6
又は8の間に一層加えてもよい。
成形品接着層8は支持部材5と同種の材質であることが
熱接着強度が高くなり好ましい。従って支持部材5の要
求される寸法精度により材質が決められ、たとえばポリ
エステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリプロピ
レン、低密度ポリエチレン、リニア低密度ポリエチレン
、中密度ポリエチレ乙高密度ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニル等が適用可能である。
又厚みは5JL−100ル程度が良くその理由は前述の
フィルム熱接着層6の場合と同様でできれば20〜60
.の厚さで構成するのが良い。
本実施例におけるフィルム熱接着層6及び成形品熱接着
層8はキャスティング法または押し出し法により製造さ
れた未延伸フィルムを使用することが好ましい。
また本実施例において接続部材2を構成する3層全体の
厚みは200pL以下が好ましく変形駆動力を低減させ
ることを考えるとできれば10g以上100ル以下にす
ることが好ましい。
接続部材2の製造法としてはバリヤー層7が高分子から
なる場合は3層共押し出し法により一度に製造しても良
い。又バリヤー層7がアルミ箔あるいはすでに延伸され
たプラスチックフィルムの場合には例えば第5図に示す
ように接着剤9及び10を使用するドライラミネート法
や接着材9゜10を溶融ポリエチレンで行なうエクスト
ルージョンラミネート法等によって製造しても良好なる
接着力が得られる。
この低接続部材2をたとえば、 ポリエステル/An/高密度ポリエチレン。
ポリエステル/ナイロン/低雀度ポリエチレン。
ポリエステル/An/ポリプロピレン。
ポリアミド/An/高密度ポリエチレン。
ポリエステル/ポリビニルアルコール/ポリプロピレン
ポリアミド/An/ポリプロピレン。
リニア低密度ポリエチレン/ポリビニルアルコール/リ
ニア低密度ポリエチレン。
あるいはリニア低密度ポリエチレン/ナイロン/ポリビ
ニルアルコール/リニア低密度ポリエチレン 等の構成の汎用の包装用フィルムを使用しても良い。
次に第6図〜第12図を用いて、本実施例に係る接続部
材2を使った光学素子の製造方法の一実施例について説
明する。
まずあらかじめ精度よく成形あるいは切削加工されたプ
ラスチック酸の支持部材5を準備する。
そして第6図のように支持部材5の接着面上に接続部材
2の部材2aを構成するフィルム熱接着層6、バリヤー
層7.そして成形品熱接着層8より成る積層フィルムを
支持部材5と同質の成形品熱接着層8の面を対向させる
ように配置する。そしてその上部に熱接着装置11を配
置し、第7図のように加圧接触させて熱融着させる。こ
こで熱接着装置11はアルミニウム、銅、真ちゅう等よ
りなる熱伝導性のより加熱金属治具を用いるヒートプレ
ス装置、通電による瞬間発熱体を利用したインパルスシ
ール装置、微振動及び圧力を利用した超音波ウェルダー
装置、や高周波誘導による加熱装置等が適用可能である
。本実施例では使用する材料、形状、量生産、コスト等
を考慮して最適なものを用いている。
次に第7図に示す工程で得られた中間部品を2個用意し
、第8図のようにフィルム熱接着層6の面を対向させる
ように配置し、さらに熱接着装置11とリテーナ−12
を支持部材5の外周部に配置させ、第9図のように積層
フィルムより成る2つの部材2a、2bをフィルム熱接
着層6の一部分で熱融着させる。ここでリテーナ−12
は金属にゴムやテフロン等をオーバーコート、あるいは
積層させた治具より構成され熱接着装置11の圧力をフ
ィルムに効率よくムラなくかけるための補助台として用
いている。次にに第10図のように接続部材2の両端を
切断するためのカッター13を用意し点線の部分を各々
切断し第11図のように仕上げている。ここでカッター
13はプレスの打ち抜き等で利用するシェアリングカッ
ター、ハガネ材等でできた抜き刃、等いかなるものでも
使用可能である。次に第12図のように2個の部材5a
、5bを上、下方向に広げ、位置決めを行ない、最後に
平行平面板lの接着物質(液体)3の充填を行ない光学
素子を製造している。
第13図は前述の第6図から第12図に示す製造方法の
各操作を一連の製造ラインで示した製造装置の一実施例
の要部概略図である。
同図において14は巻き取り部であり、接続部材2に用
いる積層フィルム(部材2a〜2d)をロール状に巻き
取っており、製造装置の出発点に相当している。
15はピンチローラ−1又は補助ローラーであり回転運
動のより積層フィルムを送ったり送り方向を変えたりす
るためのものである。第6図及び第7図の工程の部分は
第13図の工程13Aまでに相当し、支持部材5と積層
フィルムを熱接着する工程が2系列ある。
第8図、第9図の工程は第13図の工程13Bに相当し
、支持部材5と積層フィルムとを熱接着後に両者を一系
列に合体させ熱接着している。
第1O図、第11図、第12図の工程は第13図の工程
13Cに相当し、積層フィルムを熱接着した接続部材2
の両端を切断後、積層フィルムの不用部分は抜きカスの
巻取り部16に巻き取られ光学素子A本体はコンベアー
等により搬送され、平行平面板7を接着後、物質(液体
)3が充填され終了する。
このように本実施例で積層フィルムな熱融着させる製造
工程を採用することにより支持部材をコンベアーで積層
フィルムを巻き取りやローラーで搬送るするようにし、
自動ライン化を容易にし、製造作業の簡便化、製造設備
の簡素化を図っている。
第14図は本発明の第2実施例の接続部材2の一部分の
拡大断面図である。
本実施例では平行平面板lにポリカーボネイト等の透明
なプラスチック材を用い積層フィルム(部材2a、2b
)に同質の材料を用いた場合である。
即ち積層フィルム(部材2a、2b)の成形品熱接着層
8を同質の例えばポリカーボネイトフィルムとし支持部
材5を省略し、平行平面板lに直接接着した場合を示し
ている。
この場合、光学素子の部品点数が削減でき作業性の改善
や簡素化に有効である。
第15図は本発明の第3実施例の接続部材2の一部分の
拡大断面図である。
本実施例ではフッ素系フィルムのように水蒸気バリヤー
性が高く熱融着可能なフィルムを用い第4図にに示すフ
ィルム熱接着層6とバリヤー層7を兼ね備えたフィルム
17として構成し、全体として2層構造で構成した場合
である。2層構造とし為に光学素子全体が簡素化される
第16図は本発明の第4実施例の接続部材2の一部分の
拡大断面図である。本実施例では接続部材2を構成する
部材2a、(2b)を単層高分子フィルムより構成した
場合である。本実施例における単層高分子フィルムの材
質としてはポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネイ
ト等が使用可能である。
本実施例では光学素子Aにより簡素化が可能となる。
尚以上の各実施例において支持部材5が光学素子の位置
精度の基準面を持ち高い精度が要求される場合は支持部
材5が金属であっても良い。その場合の接着方法として
は例えば第17図のように新たにホットメントフィルム
19のような異種材料を熱接着できるものを挿入し、成
形品熱接着層8と金属からなる支持部材5とを接着させ
ても良い。
又熱接着ではなく通常の液状接着材19を用いて接着さ
せても良い。この場合は光学素子の位置精度を高めるの
に有効である。
この低温4図で使用されるプラスチックからなる支持部
材5にあらかじめ第18図又は第19図に示すように接
着面に三角形状又は四角形状等の突起であるエネルギー
ダイレクタ−20を1〜3か所設けておくのが良い。こ
れによれば熱融着の際、圧力が集中し、圧力ムラ等が起
らず、接着作業が確実となり光学素子の信頼性向上に有
効である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば2つの透明な平行平面板を
対向配置し、接続部材で接続し内部に透明物質を封入し
て、可変頂角プリズム体等の光学素子を形成する際、前
述したように接続部材を単層高分子フィルム又は複層高
分子フィルムより構成することにより、2つの平行平面
板より形成される角度を小さな駆動力で容易に頂角を変
え光学特性を変化させることのできる光学素子を達成す
ることができる。
又光学素子の駆動力を低減できるため、組み込もうとす
る光学機器の駆動源や電源が小型化軽量化でき、例えば
今までに防振光学系を適用できなかった小型汎用のカメ
ラ等にも光学素子を組み込み製品とすることが可能であ
る。
また接続部材のフィルムの一部をアルミ箔にすることに
より水蒸バリヤー性が完全となり物質として液体を用い
たとき中身の液体に水分が入り込まないため、液体の屈
折率変動や失透等が起こらなくなり光学性能の低下を効
果的に防止した光学素子を達成することができる。
更に本発明によれば接続部材を熱融着により接着させる
ことにより、接続部材の接着信頼性が高まると同時に製
造工程が簡略化できる等の特長を有した光学素子を達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の第1実施例の要部平面図と要
部断面図、第3図は第2図において光学素子の一部を変
位させたときの要部断面図、第4図は第2図の一部分の
拡大断面図、第5図は第4図の接続部材の概略図、第6
図〜第12図は本発明の光学素子の製造方法を示す各工
程の要部概略図、第13図は本発明の光学素子の製造方
法の各製造工程の一連の製造ラインを示す要部概略図、
第14図、第15図、第16図は各々本発明の第2、第
3.第4実施例の要部断面図、第17図。 第18図、第19図は各々本発明の光学素子の一部分を
改良した一実施例の要部概略図、第20〜第23図は従
来の光学素子の要部概略図である。 図中1は平行平面板、2は接続部材、2a〜2dは積層
フィルム(部材)、3は透明物質、5は支持部材、6は
フィルム熱接着層、7はバリヤー層、8は成形品熱接着
層、9.toは接着剤、11は熱接着装置、12はりテ
ーナー、13はカッター、14.16は巻き取り部、1
5はピンチローラ−1である。 特許出願人   キャノン株式会社 −口 一口 工= −口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光学的に透明な物質を透明な一対の平行平面板で
    変形可能な接続部材を利用して挟持し外部からの付勢力
    により該一対の平行平面板で形成される角度を変化させ
    ることにより通過光束に対し所定の光学特性を得るよう
    にした光学素子において、該接続部材の少なくとも一部
    を単層高分子フィルム又は複層高分子フィルムより構成
    したことを特徴とする光学素子。
  2. (2)透明な一対の平行平面板に若しくは該一対の平行
    平面板を支持している支持部材に変形可能な単層高分子
    フィルム若しくは複層高分子フィルムより成る接続部材
    を後に内部に空間が形成されるように熱融着により接着
    させ、次いで形成した空間内に光学的に透明な物質を封
    入したことを特徴とする光学素子の製造方法。
  3. (3)前記接続部材を直接又は支持部材を介して熱融着
    により該平行平面板に接着した工程より製造したことを
    特徴とする請求項1記載の光学素子の製造方法。
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