JPH02287070A - 車両用冷凍サイクル制御装置 - Google Patents

車両用冷凍サイクル制御装置

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JPH02287070A
JPH02287070A JP10680189A JP10680189A JPH02287070A JP H02287070 A JPH02287070 A JP H02287070A JP 10680189 A JP10680189 A JP 10680189A JP 10680189 A JP10680189 A JP 10680189A JP H02287070 A JPH02287070 A JP H02287070A
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JP
Japan
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refrigerant
refrigeration cycle
temperature
timing
lubricating oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP10680189A
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English (en)
Inventor
Masao Hasegawa
長谷川 昌雄
Kiyoji Kutsuna
喜代治 沓名
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は適正冷媒量を封入することができる車両用冷凍
ザ・イクル制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、lft両用冷凍サイクル制御装置において、その
冷凍サイクル内に冷媒を充填する場合、規定量充填した
後に冷凍サイクルを運転し、冷凍サイクルの凝縮器下流
にある気液分離器に設Ljられたサイトグラスにより冷
凍サイクルを流れる冷媒状態を確認して、冷媒充填量の
点検を行っている。
すなわち、冷媒の流れの中に気泡が含まれていないとき
は冷媒充填量は適正状態と判断し、流れの中に気泡が含
まれている(気泡が連続的に通過)ときは冷媒充填量は
不足状態と判断するよ・)にし7ている。
(発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、冷凍サイクルの圧縮機に封入する潤滑油
が圧縮機において冷媒に混入されるため、サイトグラス
では冷媒と潤滑油の混合物を確認していることになる。
そこで、第5図に示すように潤滑油のような高分子液と
冷媒のような低分子液の混合物では、低温のみならず高
温でも二相分離することが知られている。この現象は冷
媒として使われ”ζいるR134aや°)R12と潤滑
油として使われているポリグリコールオイルの組合わせ
でも確認されている。
従って、サイトグラスによる冷媒状態は外気状況によっ
ては高温二相分離現象のため白濁して見えることもあり
、この白濁を冷媒量不足による気泡と誤り、冷凍サイク
ルに冷媒を過充填してしまうという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みなされたもので、高温二相分離
現象による冷媒の過充填を防ぐことのできる小両用冷凍
サイクル制御装置を提供すること迄目的とする。
1課題を解決するための手段〕 、!発明は」二記し1的を達成するために、請求項1に
よる発明においては、 液状の冷媒とガス状の冷媒とを分離する気液分捕器+:
OIえた車両用冷凍サイクルであ−2で、前記冷媒中に
混入されて前記冷凍サイクル中を循環する潤滑油を含み
、さらに前記冷凍サイクル中の冷媒充填量を点検4″る
ためのサイ1グラスを備えたものにおいて、 1iiJ記冷凍サイクル中における冷媒と潤滑油による
正相分離現象を抑制する抑制丁−段と、前記冷媒充填量
を点検するタイミングを発生ずる夕・イミング発生手段
と、 ii?7記タイミングの発生により110記!rtl制
手段を作動させる制御手段と を具備することを特(衣とし、 さらにL記構酸において、 請求項2による発明においては、 前記抑制手段は、前記冷凍サイクル中におげろ前記潤滑
油の循環率を低下させる循環率低下手段であることを特
徴とする 請求項3による発明においては、 前記抑制手段は、前記気液分離器に流入するiiI記液
肥液媒の温度を低下゛させる温度低下手段であることを
特徴とする。
〔作用〕
」−記構酸においてその作用を特徴する請求項lに記載
の発明において、タイミング発生手段により冷媒充填量
を点検するタイミングが発生し、このタイミングの発生
に応じ、制御手段が作動する。
そして上記作用において、請求項2に記載の発明におい
ては、制御手段すなわち循環率低下手段により、冷媒中
に混入されて冷凍サイクル中を循環する潤滑油の循環率
が低下する。
また、請求xn 3に記載の発明においては、制御−L
段ずなわち温度低F 、f−段により気液分離器に流入
する液状冷媒の温度が低下する。
(実施例〕 以下゛本発明を図に丞す実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例の空調装置を示す回路図であ
る。1F両用エンジン7からの駆動力を電磁クラッチ2
,1を介して受りる圧縮機2は冷凍サイクルlを流れる
冷媒を高温高圧のガス状冷媒に圧縮する。この圧縮され
た冷媒は鋲縮器3内に流入し、凝縮器3にて凝縮器3を
通過する外部空気と熱交換を行い、高温高圧のガス冷媒
は液状冷媒に凝縮される。この液状となったa縮冷媒は
気液分12S4内に流入[る。この気)夜分両翼4内で
は凝縮器3によって凝縮された液状の凝縮冷媒と、凝縮
されなかった気体状の冷媒とに分離する。そして液状冷
媒のみが膨張弁5に流れる。
膨張弁5は冷媒流路面積を増減することで、膨張を行わ
しローしめるものである。この膨張弁5によって低圧の
液状冷媒となった冷媒は蒸発器6内に流入す−る。そし
て、この蒸発器6内を流れる間に外部空気上熱交換して
蒸発し、ガス冷媒となって圧縮機2に再度流入する。蒸
発器6では冷媒と熱交換を行うことにより外部空気が冷
却され、この冷却された空気が車両室内に吹き出される
ものである。
なお、膨張弁5による流路面積の増減は蒸発器6出口の
冷媒温度によっ”ζきまり、その温度は蒸発器6下流に
設げられた感温筒5aにより検出される。
また、電磁クラッチ2a、凝縮器ファン3a。
蒸発器ファン6aおよびエンジン7はそれぞれ制御器8
からの制御信号によってその駆動を制御される。
8aは空気調和装置駆動スイッチで、投入されることに
より、冷凍サイクル1は制御器8の制御により通常の運
転を行う。また8bは冷媒充填作業用スイッチである。
次に本実施例の作用を、第2図に示す冷媒充填作業フシ
1−f−ヤードおよび第3図の制御器8の演初処理を示
すフローチ考、−トに従って説明する。
丁1;ず、通常の空気調和装置使用時はスイッチ8bが
投入されないことにより、第3図に示ずフ1.7− F
ヤードにおいて、ステップ、301のf11定はNOと
なり、ステップ302によって通常の冷凍す2イクル制
御が行われる。
J:た、冷媒充填作業を行・うときにつぃζ、その1′
、111.αを第2図を用いて説明する。
第2図において1.ステップ201で、エンジン7停止
の状態で圧縮機2の高圧側より冷凍サイクル1に冷媒を
規定充填量半分近くまで充填する。
次にエンジン7を始動し2、ステップ202でスイッチ
〇 aを投入することで冷凍サイクルを運転せしめ、次
のステップ203でスイッチ8bを投入する。なお、ス
イッチ8aが投入されると、制御器トウにヰ゛3いて第
3図に示ず演算処理フLJ −トヤートが開始され、さ
らにスイッチ8bが投入されることにより、第3図のス
ナップ301の゛同定はYESとなり、ステップ303
からステップ305が実行される。すなわちステップ3
03にて、蒸発器ファン6aは最低風景になるように制
御され、冷凍サイクル1は低負荷運転をし、ステップ3
04で凝縮器ファン3aの風量は最大になるように制御
され、ステップ305でエンジン回転数が空気調和装置
駆動に応答して上昇しないようにしている。なお、この
制御はステップ207でスイ・〕・チ8bが解除される
まで実行される。
以上の制御運転のもとで、ステップ204で、冷凍サイ
クル1内の冷媒が規定頃になるように1−1縮機2の低
圧側より冷媒を補充填する。ステ、ブ205で気液分離
器4のサイトグラスより冷凍サイクル1を流れる冷媒状
態を点検し、ステップ206で冷媒充填量が適正か否か
を判定する。冷媒の流れの中に気泡が含まれていないと
き適正と判定し、ステップ207へ進み、スイッチ8b
を解除する。スイ・ノチ8bが解除されることで、第3
図のステップ301での判定はNOとなりステップ30
2にて通常の冷凍サイクル制御による運転が行われ、冷
媒充填作業は終了する。一方、冷媒の流れの中に気泡が
含まれているIl、?は、スう−ンプ206で冷媒は不
足していると1−リ定して、ステップ204へ戻る。
次に第3図のステップ303〜305に示す制御の11
用について説明する。ステップ303におい′ζ、蒸発
器ファン6aの風量を最低にすると、突発器6の出[」
側冷媒圧力は低1・シ、それに応じて冷媒に混入される
潤滑油の循環率は第4図に示すように低くなる。また、
ステップ305において、アーイ)ルアンブによるエン
ジン回転数の上昇がないために、通常運転時よりも圧縮
器2の回転数は低1・することになり、冷媒の循環流量
は低残し、さらに第4図に示すように潤滑油の循環率は
低くなる。
また、ステ・ノフ゛304において、凝1宿器ファン;
3、〕の風量を最大にすると、凝縮温度は低下し、気液
分離器4内の液冷媒温度は低くなる。
ずなわら、第5図の二相分離特性図に示すように、高温
−相分離曲線は圧縮機の潤滑油のような高分子化合物が
冷媒すなわち低分子化合物にわずかに混入している場合
、品分Y−化合物の混合率が低い程、その二相分離開始
温度は十昇する。ずなわら、−に連のように制御器8の
制御により潤滑油の循環率を低ドさせれば、潤滑油の五
人゛郭は小さくなり、高温二相分離現象は抑制されるこ
とになる。さらに制御器8により冷媒の凝縮温度を低く
制御すれば、冷媒の温度は二相分離開始λμ度より低く
することができ、高温二相分離現象はさらに抑制される
ことになる。例にとって説明すれば、初め第5図のA点
にあって高温二相分離状態にあった冷媒は潤滑油の循環
率を低下させるごとで13点に移行し、さらに温度を低
下させることでC点に移行し、二相分離状態でなくなる
ごとになる。
すなわち、第2図のステップ205において、冷凍サイ
クルlの気液分離器4のサイ[・グラスによる冷媒状態
点検時に、高温二相分離現象による冷媒白濁現象は抑制
され、ステ7ブ206における冷媒充填量判定が的確に
行うことができることになる。
なお、上記実施例においては蒸発器ファン風量凝縮器フ
ァン風量およびエンジン回転数を制御して1.潤滑油循
環率、および凝縮温度ずなわら気液分捕器内の液冷媒温
度を低くするようにして高温二相分離現象を抑制してい
るが、外気状況によって少なくとも何れか−・つを制御
し゛ζ高温二相分離現象を抑制するようにしたものもよ
い。
また、」二記実施例中スイッチ8bの投入は冷媒充填作
業のため行われているが、冷媒充填量を点検する時に投
入するようにし、でもよい。
(発明の効果〕 以1−述べたように、請求項2に記載の発明においては
、循環率低下手段により潤滑油の循環率を低下させてい
るため、冷媒充填量点検時において、高温二相分離現象
の発生を抑制することができ、。
高温−相分離現象による冷媒の過充填を防くことができ
るという11れた効果がある。
また請求項3に記載の発明においては、温度低F手段に
より気液分離器に流入する液状冷媒の温度を低Fさせて
いるため、高温二相分離現象の発生を抑えることができ
、冷媒の過充填を防ぐことができるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の構成図、第2図は・実施例に
よる冷媒充填量点検時を示ずフi”l−チャド、第3図
は第1図の制御2S8の演算処理を示すフローチャート
、第4図は圧縮機回転数と潤d゛;油循環率の関係を示
す特性図、第5図は品分Y・液と低分子液の混合物の二
相分離特性を示す特性図である。 1・・・冷凍サイクル、2.・・・圧縮機、3・・・凝
縮器3a・・・凝縮器ファン、4・・・気液分離器、4
a・・・ザイトグラス、6・・・蒸発器、6a・・・蒸
発器ファン。 7・・・エンジン、8・・・制御器、8a・・・空気3
11和装置駆動スイツチ、8b・・・冷媒充填作業用ス
イ・7チ。 代理人弁理士  岡 部   隆 (ほか1名) 第 図 第 図 圧5儲槽圏転数(rpm’:1 第 図 第 図 第 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液状の冷媒とガス状の冷媒とを分離する気液分離
    器を備えた車両用冷凍サイクルであって、前記冷媒中に
    混入されて前記冷凍サイクル中を循環する潤滑油を含み
    、さらに前記冷凍サイクル中の冷媒充填量を点検するた
    めのサイトグラスを備えたものにおいて、 前記冷凍サイクル中における冷媒と潤滑油による二相分
    離現象を抑制する抑制手段と、 前記冷媒充填量を点検するタイミングを発生するタイミ
    ング発生手段と、 前記タイミングの発生により前記抑制手段を作動させる
    制御手段と を具備することを特徴とする車両用冷凍サイクル制御装
    置。
  2. (2)前記抑制手段は、前記冷凍サイクル中における前
    記潤滑油の循環率を低下させる循環率低下手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用冷凍サイクル制御
    装置。
  3. (3)前記抑制手段は、前記気液分離器に流入する前記
    液状冷媒の温度を低下させる温度低下手段であることを
    特徴とする請求項1記載の車両用冷凍サイクル制御装置
  4. (4)前記冷凍サイクルは、前記冷媒が外部空気と熱交
    換して蒸発するための蒸発器を備えたものであって、 前記循環率低下手段は、前記冷凍サイクルの蒸発器にお
    ける熱交換量を強制的に減少させて前記潤滑油の循環率
    を低下させるものであることを特徴とする請求項2記載
    の車両用冷凍サイクル制御装置。
  5. (5)前記冷凍サイクルは、車両の駆動源によって回転
    駆動されることで前記冷媒を圧縮して前記冷凍サイクル
    中を循環させるための圧縮機を備えるものであって、 前記循環率低下手段は、前記圧縮機の回転数を低下させ
    るものであることを特徴とする請求項2記載の車両用冷
    凍サイクル制御装置。
JP10680189A 1989-04-26 1989-04-26 車両用冷凍サイクル制御装置 Pending JPH02287070A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0495278U (ja) * 1990-12-28 1992-08-18
JP2010007993A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の冷媒量判定方法および空気調和装置
JP2010085067A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Denso Corp 冷凍サイクル装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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