JPH022862Y2 - - Google Patents

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JPH022862Y2
JPH022862Y2 JP1982063134U JP6313482U JPH022862Y2 JP H022862 Y2 JPH022862 Y2 JP H022862Y2 JP 1982063134 U JP1982063134 U JP 1982063134U JP 6313482 U JP6313482 U JP 6313482U JP H022862 Y2 JPH022862 Y2 JP H022862Y2
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JP
Japan
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base
handle
shoji
door shoji
mounting
Prior art date
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JP1982063134U
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English (en)
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JPS58167183U (ja
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Priority to JP6313482U priority Critical patent/JPS58167183U/ja
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Publication of JPH022862Y2 publication Critical patent/JPH022862Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は引違式の戸や障子を引き寄せて気密に
する装置に関する。
従来ハンドルで掛合子を取付台に対して回転さ
せて相手方の受けに掛合させて戸や障子を引き寄
せて気密にする装置は大部分が亜鉛合金のような
低溶融金属材料をダイカスト鋳造法で成形されて
いるので、火災の際に溶けて掛合子と受けの掛合
が外れてしまい、戸や障子の相対する部分又はそ
れらと枠との相対する部分に隙間が生じる。炎や
煙がこの隙間を通つて延焼するに至る。
本考案はハンドルや取付台がとけても、掛合子
と受けの掛合が保持されて、戸障子等の気密性を
保ち延焼の阻止に与るものを提供しようとするも
のである。
以下本考案の実施例について具体的に説明す
る。
取付台1は引違い式の戸や障子の縦框2にねじ
3で固着され、該取付台にカム状の掛合面4を有
する掛合子5とレバー状のハンドル6が共通の軸
7で枢着されている。掛合子5は、図において相
手側の障子の縦框8に固着された受け9に掛合し
て、相対する縦框2,8を相対的に引き寄せて、
両縦框間の隙間を気密材10でふさいでいる。こ
の状態でハンドル6を矢印A方向にほゞ半回転さ
せると、軸7が該ハンドルと一体に回転して掛合
子5を同方向に回転させ、掛合子が受け9から外
れる。再びハンドル6を元の位置に逆転させる
と、掛合子5は受け9にかみ合う。
取付台1はその取付面側に開口した空間11を
有し、該空間内に基台12が組み込まれていて、
該基台も取付台と同様に共通のねじ3で障子の縦
框2に固着されている。基台12は、その中央部
に軸受部13を有し、該軸受部が軸7を保持して
いる。これらの基台12と軸7と掛合子5と受け
9は、火災の温度では溶けない金属材料で形成さ
れているので、取付台1とハンドル6が亜鉛合金
のような低溶融金属材料を素材としてダイカスト
鋳造法で形成されて火災の熱でとけても、掛合子
5と受け9の掛合が保持され、相対する戸障子の
気密を保持して戸障子間の隙間から炎や煙が通過
するのを充分に阻止することができる。
掛合子5と受け9は主として戸障子のほゞ中間
を引き寄せるので、戸障子の大きさにより、充分
な気密性が得られない場合がある。その場合に
は、図に示すように取付台1の開口面を閉じる裏
蓋14と上記基台12の間の空間内に、回転子1
5と摺動子16を組み込む。回転子15は軸7に
取付座17とねじ18で固着され、該回転子15
と摺動子16の一端はピン19で連結され、摺動
子の他端にはピン20が起立されて該ピンが裏蓋
14の長孔21を貫通して戸障子の縦框2内に延
びている。ハンドル6を揺動させると、回転子1
5は軸7を介して揺動し、摺動子16を長孔21
に沿つて往復動させる。ピン20は、戸障子等の
縦框2内を上下に延びるロツド22に連結され、
該ロツドを上下動させる。ロツド22はその端部
が戸障子の上端又は下端から出没して、相手の受
け(図示略)と掛合又は離脱し、戸障子の上下両
端を引き寄せたり引き離したりする。このロツド
22の引き寄せは掛合子5の引き寄せと相いまつ
て戸障子の周囲の気密性を一層高かめる。
これらの回転子15、摺動子16、ピン19,
20も火災の熱では溶けない金属で形成されてい
るので、火災の際にとけることなく、戸障子の気
密性を充分に保持して前記と同様に炎や煙の通過
を阻止する。
線状のばね23は2本一組で軸7を挾むように
取付台1の空間内に組込まれ、軸7に180度の回
転間隔にてクリツク運動を与え、ハンドルを開又
は閉の位置に保持する。
基台12はその両端に起立した脚24を有し、
該脚で基台の組立位置を定める。また裏蓋14は
取付台1の周壁25の肩部に係合させて、周壁か
ら横に延びる舌状の止片26で保持されている。
本考案は上記のように、戸障子等の所定の取付
場所に固着される取付台1に共通の軸7を介して
掛合面4を有する掛合子5とハンドル6を揺動可
能にとりつけ、ハンドル6で掛合子5を揺動させ
て該掛合子5を相手の受け9に掛合して戸障子等
を引き寄せるものにおいて、取付台1の取付面側
に開口した空間内に基台12を組み込み、該基台
12も戸障子等の所定の取付場所に固着され、か
つ前記共通の軸7を保持し、上記取付台1とハン
ドル6は低溶融金属材料で形成し、上記基台12
と共通の軸7と掛合子5と受け9は火災の熱では
溶けない金属材料で形成しいるので、取付台1と
ハンドル6が火災の熱で溶けても、掛合子5と受
け9の掛合が保持されて相対する戸障子の気密を
保持して戸障子間の隙間から炎や煙が通過するの
を充分に阻止することができる。しかも上記取付
台1とハンドル6は従来通りダイカスト鋳造法で
プレス加工では得られない種々の体裁のよう形態
にて量産できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は同上−線断面図、第3図は背面
図、第4図は使用状態を示す平面図である。 図中1は取付台、2と8は縦框、3はねじ、4
は掛合壁、5は掛合部材、6はハンドル、7は
軸、9は受け、10は気密材、12は基台、14
は裏蓋、15は回転子、16は摺動子、17は取
付座、19と20はピン、21は長孔、22はロ
ツド、23はばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 戸障子等の所定の取付場所に固着される取付台
    1に共通の軸7を介して掛合面4を有する掛合子
    5とハンドル6を揺動可能にとりつけ、ハンドル
    6で掛合子5を揺動させて該掛合子5を相手の受
    け9に掛合して戸障子等を引き寄せるものにおい
    て、取付台1の取付面側に開口した空間内に基台
    12を組み込み、該基台12も戸障子等の所定の
    取付場所に固着され、かつ前記共通の軸7を保持
    し、上記取付台1とハンドル6は低溶融金属材料
    で形成し、上記基台12と共通の軸7と掛合子5
    と受け9は火災の熱では溶けない金属材料で形成
    したことを特徴とする戸障子等の引き寄せ装置。
JP6313482U 1982-05-01 1982-05-01 戸障子等の引き寄せ装置 Granted JPS58167183U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6313482U JPS58167183U (ja) 1982-05-01 1982-05-01 戸障子等の引き寄せ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6313482U JPS58167183U (ja) 1982-05-01 1982-05-01 戸障子等の引き寄せ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58167183U JPS58167183U (ja) 1983-11-08
JPH022862Y2 true JPH022862Y2 (ja) 1990-01-23

Family

ID=30073248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6313482U Granted JPS58167183U (ja) 1982-05-01 1982-05-01 戸障子等の引き寄せ装置

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JP (1) JPS58167183U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4425518Y1 (ja) * 1969-04-18 1969-10-25
JPS5610850U (ja) * 1980-07-10 1981-01-29

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5089797U (ja) * 1974-12-21 1975-07-29
JPS5814204Y2 (ja) * 1977-02-04 1983-03-19 ワイケイケイ株式会社 クレセント錠

Patent Citations (2)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS58167183U (ja) 1983-11-08

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