JPH02286203A - 木材害虫防除剤組成物 - Google Patents

木材害虫防除剤組成物

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JPH02286203A
JPH02286203A JP11003489A JP11003489A JPH02286203A JP H02286203 A JPH02286203 A JP H02286203A JP 11003489 A JP11003489 A JP 11003489A JP 11003489 A JP11003489 A JP 11003489A JP H02286203 A JPH02286203 A JP H02286203A
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正治 亀井
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内海 与三郎
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荒井 正俊
Tetsuya Mayuzumi
黛 哲也
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は木材害虫防除剤組成物に関する。
[従来の技術] 家屋などの建築物に使用されるかまたは使用されている
木材の劣化のもっとも大きな要因は、たとえば白アリ、
キクイムシなどの木材害虫による食害や各種菌の繁殖に
よる腐朽にある。
従来より、前記木材害虫の防除法としては、白アリ防除
剤などを含有する油剤または乳剤を刷毛などで被処理木
材表面に塗布する方法や、適当な噴霧機を用いてこれら
油剤などを被処理木材表面に噴霧塗布する方法などがも
っばら採用されている。
しかしながら、これらの方法に適用される油剤や乳剤な
どは、それ自体が多量の溶剤を含有したものであり、た
とえば油剤では、ケロシンや灯油などの溶剤が被処理木
材中に浸透し、その表面にシミなどをつくり、木材価値
を著しく低減させたり、自然環境を汚染するという欠点
があり、また乳剤では、水で希釈して用いられるため、
施用の際には木材自体が高湿度条件に曝されることとな
り、黴の発生を促すおそれがある。
また、木材の防黴方法としては、前記とほぼ同様に防腐
剤有効成分を含存する油剤、乳剤などを塗布する方法が
提案されているが、かかる方法にもやはり前記とほぼ同
様の欠点がある。
いずれにせよ木材の劣化防止のための特別な薬剤は現在
のところ知られておらず、木材害虫防除剤や防黴剤など
が夫々別個に限られた箇所に施用されているにすぎず、
側底充分な木材劣化防止効果を期待しえないのが現状で
ある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らは、かかる現状に鑑みて劣化防止が必要とさ
れる各種木材に、容易にしかも木材表面の汚染や引火に
よる火災などの危険がなく、充分な劣化防止効果を付与
させうる木材害虫防除剤組成物を提供することを目的と
して鋭意研究を重ねた結果、特定の組成からなる防除剤
組成物が前記目的に合致し、木材の劣化防止を図りうる
ことを見出し、本発明を完成するにいたった。
[課題を解決するための手段] 本発明は木材害虫防除剤をシリコーンに配合したことを
特徴とする木材害虫防除剤組成物に関する。
[作用および実施例] 本発明の木材害虫防除剤組成物は、前記したごとく木材
害虫防除剤をシリコーンに配合したものである。
本発明に用いられるシリコーンは、木材害虫防除剤成分
を長期間にわたって保持し、すぐれた持続作用を呈する
成分である。
前記シリコーンの具体例としては、たとえばジメチルポ
リシロキサンなどで代表されるシリコーン油、室温硬化
性(RTV)の液状ゴムに代表されるシリコーンゴム、
ストレートシリコーンフェスや変性シリコーンゴムスに
代表されるシリコーンゴムスなどがあげられる。これら
のシリコーンのなかでは室温硬化性の液状シリコーンゴ
ムは木材に適用した際にタレなどの発生がなく、使用し
やすいものであるのでとくに好ましいものである。
前記室温硬化性シリコーンゴムの代表例としては、たと
えば分子鎖末端が水酸基で封鎖されたジオルガノポリシ
ロキサン(以下、(A)成分という)  100部(重
量部、以下同様)、1分子中に3個以−ヒの加水分解性
基を有するシランまたはシロキサン(以下、(B)成分
という)1〜25部、充填剤(以下、(C)成分という
)0〜200部、なかんづく5〜170部および硬化触
媒(以下、(D)成分という)0〜5部、なかんづ< 
 0.01〜3部からなるオルガノポリシロキサン組成
物よりなる。ものがあげられる。
前記(A)成分としては、従来より室温硬化性シリコー
ンゴムの主原料として用いられているものがあげられる
。前記(A)成分のケイ素原子に結合した有機基の種類
にはとくに制限はなく、かかる有機基の具体例としては
、たとえばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
などのアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル
基などのシクロアルキルμ、ビニル基、アリル基などの
アルケニル基、フェニル基、トリル基、ナフチル基など
のアリール基、2−フェニルエチル基などのアラルキル
基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基などのアル
コキシ基、これらの基の水素原子の一部もしくは全部が
塩素原子などのハロゲン原子やアミノ基などで置換され
た基などがあげられる。前記(A)成分の25℃におけ
る動粘度は、100〜1 、000 、000cSt。
好ましくはt、ooo〜5 、000cStであること
が望ましい。かかる(A)成分の動粘度は、100cS
t未満であるばあいには、機械的強度にすぐれた室温硬
化性シリコーンゴムをうろことが困難となる傾向にあり
、またt、ooo、oo口C8tをこえるばあいには、
前記組成物の粘度が高くなりすぎ、その結果、かかる組
成物を木材の表面上に適用して室温硬化性シリコーンゴ
ムを形成させる際の作業性が低下する傾向がある。
前記(B)成分は、前記組成物を硬化させるために用い
られる必須成分であり、1分子中にケイ素原子に結合す
る加水分解性基を3個以上有することが線状ポリシロキ
サンを網状硬化物にするために必要とされる。前記加水
分解性基の具体例としては、たとえばアセトキシ基、オ
クタノイルオキシ基、ベンゾイルオキシ基などのアシロ
キシ基、ジメチルケトオキシム基、メチルエチルケトオ
キシム基、ジエチルケトオキトム基などのケトオキシム
基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基などのアル
コキシ基、イソプロペニルオキシ基、■−エチルー2−
メチルビニルオキシ基などのアルケニルオキシ基、ジメ
チルアミノ基、ジエチルアミノ基、ブチルアミノ基、シ
クロへキシルアミノ基などのアミノ基、ジメチルアミノ
キシ基、ジエチルアミノキシ基などのアミノキシ基など
があげられるが、これらのなかではアルコキシ基、アル
ケニルオキシ基などは金属に対する防食性という観点か
ら好ましい。
前記(B)成分は、前記したごとく、加水分解性基を3
個以上有することが必須とされることのほかはとくに制
限はなく、ケイ素原子にはさらに加水分解性基以外の基
が結合されていてもよく、またその分子構造はシランま
たはシロキサン構造のいずれであってもよく、さらにシ
ロキサン構造のものにあっては、直鎖状、分岐鎖状また
は環状のいずれであってもよい。
前記加水分解性基以外のケイ素原子に結合する基として
は、たとえばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基などのアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシ
ル基などのシクロアルキル基;ビニル基、アリル基など
のアルケニル基;フェニル基、トリル基、ナフチル基な
どのアリール基;2−フェニルエチル基などのアラルキ
ル基;これらの基の水素原子の一部もしくは全部が塩素
原子などで置換された基などがあげられる。前記加水分
解性基以外の基の一例としては、たとえば CH35i(OCIIi) 3、C)h = Cll5
1 (OCII3) s、なお、前記(B)成分は、通
常1種または2種以上を混合して用いられる。
前記(B)成分の使用量は、前記(A)成分100部に
対して1部未満であるばあいには、前記組成物の製造時
または保存時にゲル化が発生する傾向があるので、1部
以上、とくに好ましくは3部以上とするのが望ましく、
また25部をこえるばあいには、前記組成物の硬化時の
収縮率が大きくなるほか、硬化がきわめて遅くなり、え
られる室温硬化性シリコーンゴムの弾性が低下するので
、25部以下、とくに好ましくは10部以下である。
前記(C)成分としては、通常室温硬化性シリコーンゴ
ムに用いられているものを使用しうる。
かかる(C)成分の具体例としては、たとえば煙霧質シ
リカ、このシリカの表面をヘキサメチルジシラザンや環
状ジメチルシロキサンなどで処理を施した処理シリカ、
沈降シリカ、石英、珪藻土、酸化チタン、酸化アルミニ
ウム、酸化鉛、酸化鉄、カーボンブラック、ベントナイ
ト、グラファイト、炭酸カルシウム、マイカ、クレイ、
ガラスピーズ、ガラスマイクロバルーン、シラスバルー
ン、ガラス繊維、ポリ塩化ビニルビーズ、ポリスチレン
ビーズ、アクリルビーズなどがあげられる。かかる(C
)成分の粒子の大きさは、木材などに容易に塗布処理を
施しうるようにするために50メツシユパス、なかんづ
<20メツシユパスであるのが好ましい。
前記(C)成分の使用量は、前記(A)成分100部に
対して200部をこえるばあいには、前記組成物から適
度なゴム弾性を有する室温硬化性シリコーンゴムをうろ
ことが困難となる傾向があるので、200部以下、好ま
しくは150部以下とするのが望ましく、また5部未満
では(C)成分を配合したことによる効果は充分に発揮
されないので、5部以上、好ましくは1部部以上である
のが望ましい。
前記(D)成分としては、従来より室温硬化性シリコー
ンゴムに用いられているものがあげられる。かかる(D
)成分の具体例としては、たとえば鉛−2−エチルオク
トエート、ジブチル錫ジオクトエート、ジブチル錫ジア
セテート、ジブチル錫ジラウレート、ブチル錫−2−エ
チルヘキソエート、鉄−2−エチルヘキソエート、コバ
ルト−2−エチルヘキソエート、マンガン−2−エチル
ヘキソエート、!! −2−エチルヘキソエート、カプ
リル酸第−錫、ナフテン酸錫、オレイン酸銀、ブチル酸
銀、ナフテン酸チタン、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸コ
バルト、ステアリン酸亜鉛などの有機カルボン酸の金属
塩;テトラブチルチタネート、テトラ−2−エチルへキ
シルチタネート、トリエタノールアミンチタネート、テ
トラ(インプロペニルオキシ)チタネートなどの有機チ
タン酸エステル;オルガノシロキシチタン、β −カル
ボニルチタンなどの有機チタン化合物;アルコキシアル
ミニウム化合物、3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、N−()リメトキシシリルブロビル)エチレンジア
ミンなどのアミノアルキル基置換アルコキシシラン;ヘ
キシルアミン、リン酸ドデシルアミンなどのアミン化合
物およびその塩;ベンジルトリエチルアンモニウムアセ
テートなどの第4級アンモニウム塩;酢酸カリウム、酢
酸ナトリウム、シュウ酸リチウムなどのアルカリ金属の
低級脂肪酸塩;ジメチルヒドロキシルアミン、ジエチル
ヒドロキシルアミンなどのジアルキルヒドロキシルアミ
ン、式: %式% などで示されるグアニジン化合物、グアニジル基含有シ
ランやシロキサンなどがあげられ、これらの成分は通常
1種または2種以上を混合して用いられる。
前記(D)成分の使用量は、前記(A)成分100部に
対して0.01部未満であるばあい、前記組成物の硬化
に長Rf+’lを要するようになることのほか、えられ
る室温硬化性シリコーンゴムの皮膜の厚さが大きくなる
ように前記組成物を木材上に形成させたときに該皮膜の
深部まで均一に硬化させることが困難となる傾向がある
ため、0.01部以上、好ましくは0.1部以上とする
のが望ましく、また5部をこえるばあい、前記組成物を
用いて形成された皮膜の硬化時間が短くなりすぎて逆に
作業性が低下するので、5部以下、とくに好ましくは1
部以下とするのが望ましい。
本発明に用いられる木材害虫防除剤としては、従来より
白アリやキクイムシなどの木材害虫に対して防除作用を
呈することが知られている各種のもの、たとえばピレス
ロイド系、有機塩素系、a機すン系、除虫菊系、タバコ
系、ホウ素系、ケイ素系、クロロフェニル系、砒素系、
クロルナフタリン系、シクロベンゼン系、有機フッ素系
の殺虫剤や他の通常の害虫忌避剤などが用いられる。か
かる木材害虫防除剤の具体例としては、たとえば(2,
3,4,5,8,7,8,8−オクタクロロ−2,3,
3a、4.7.7μ −へキサヒドロ−4,7−メタノ
インデン)(一般名りロールデン、以下、クロールデン
という)、3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−
エン−4−オン−1−イルdl  −シス/トランスー
クリサンテマート(一般名アレスリン:商品名ピナミン
:住人化学工業■製)、3−アリル−2−メチルシクロ
ペンタ −2−エン−4−オン−1−イルd−シス/ト
ランスークリサンテマート(商品名ピナミンフォルテ;
住人化学工業■製) 、d−3−アリル−2−メチルシ
クロペンタ2−エン−4−オン−1−イルd−トランス
ークリサンテマート(商品名エキスリン;住人化学工業
■製)、3−アリル−2−メチルシクロペンタ −2−
エン−4−オン−1−イルd−トランスークリサンテマ
ート(−船名パイオアレスリン) 、N−(3,4,5
゜6−テトラヒドロフタリミド)−メチルdg  −シ
ス/トランスークリサンテマート(−船名フタルスリン
;商品名ネオピナミンまたはテトラメスリン;住人化学
工業■製)、5−ベンジル−3−フリルメチルd−シス
/トランスークリサンテマート(−船名しスメトリン:
商品名りリスロンフォルテ;住人化学工業■製)、2−
メチル−5−(2−プロパギル)−3−フリルメチルク
リサンテマート(−船名フラメトリン)、3−フェノキ
シベンジル2,2−ジメチル−3−(2’、2°−ジク
ロロ)ビニルシクロプロパン力ルポキシレート(−船名
ベルメトリン:商品名エクスミン:住人化学工業■製、
以下、エクスミンという)、3−フェノキシベンジルd
−シス/トランスークリサンテマート(−船名フエツト
リン:商品名スミスリン:住人化学工業■製、以下、ス
ミスリンという)、αシアノ−3−フェノキシベンジル
α −イソプロピル−4−クロロフェニルアセテート(
−船名フエンバレレート:商品名スミサイジン:住人化
学工業■製、以下、スミサイジンという)、(R,S)
−α −シアノ −3−フェノキシベンジル(IR,1
8)−シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビニル
)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート
(−船名サイパーメスリン、以下、サイパーメスリンと
いう)、α −シアノ −3−フェノキシベンジルd−
シス/トランスークリサンテマート(−船名サイフエノ
トリン、以下、サイフエノトリンという) 、(S)−
α −シアノ −3−フェノキシベンジル(IR,シス
)  −3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボキシレート(−船名デカメ
スリン、以下、デカメスリンという> 、0.0−ジメ
チル0−(2,2−ジクロロ)ビニルホスフェート(−
船名ジクロルボス) 、0.0−ジメチル0−(3−メ
チル−4−ニトロフェニル)チオノフォスフェート(−
船名フエニトロチオン)、0,0−ジエチル0−2−イ
ソプロピル−4−メチル−ピリミジル−6−チオフォス
フェート(−船名ダイアジノン) 、0.0−ジメチル
5−(l、2−ジカルボエトキシエチル)−ジチオフォ
スフェート(−船名マラチオン) 、0.0−ジエチル
0−(3−オキソ−2−フェニル−211−ピリダジン
−6−イル)フォスフォロチオエート(−船名ピリダフ
エンチオン、以下、ピリダフェンチオンという)、O−
イソプロポキシフェニルメチルカーバメート(−船名プ
ロボクサー、以下、バイボンという) 、0−(4−ブ
ロモ−2,5−ジクロロフェニル)0,0−ジメチルホ
スホロチオエート(−船名ブロモフォス)、2.3.4
.5−ビス(Δ2−ブチレン)−テトラヒドロフルフラ
ール(商品名レッパUt:吉富製薬■製:以下、レッパ
ー111という) 、N、N−ジエチル−メタ −トル
アミド(以下、ディートという)、ジ−ノルマル−プロ
ピルイソシンコメロネート(商品名レフパー333:吉
富製薬■製;以下、レッパー333という)、ジ−ノル
マル−ブチルサクシネート(以下、DNBSという)、
2−ハイドロキシエチルオクチルサルファイド(以下、
サルファイドという)、5−クロロ−4−アミノ −2
,6−シスチルビリミジンなどのピリミジン誘導体、l
−ヘキサノイル−ピペリジン、■−ペンタノイルー2,
6−シメチルービペリジンなどのピペリジン誘導体、0
−エチル−8−ターシャリ−ブチル−スルフェニルキサ
ントエートなどのキサントゲン酸誘導体、■−ペンタノ
イルヘキサハイドロー111−アゼピンなどのアゼピン
誘導体、■−ヘキサノイル3−ピペコリン、■−ヘキサ
ノイル2−ピペコリンなどのピペコリン誘導体、4−ヘ
キサノイル−2,6−ジメチルモルフォリンなどのモル
フォリン誘導体、l−オクタノイルピロリジンなどのピ
ロリジン誘導体、ナフトキノン、ベンゾキノンなどのキ
ノン類、2−ブチルー2−エチル−1,3−プロパンジ
オール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、ブト
キシポリプロピレングライコールなどの2価アルコール
などがあげられる。これら木材害虫防除剤のなかでは、
とくにクロールジン、エクスミン、スミスリン、スミサ
イジン、サイパーメスリン、サイフエノトリン、デカメ
スリン、バイボン、レッパーl11、ディート、レッパ
ー333、DNBSおよびサルファイドは、シロアリに
対する効果に優れているだけではなく、光や水に対する
安定性にも優れていることからとくに好適に使用しうる
ちのである。なお、これらの木材害虫防除剤は、単独で
または2種以上を混合して用いられうる。
前記木材害虫防除剤の使用量は、前記シリコーン 10
0部に対して0.01部未満では、使用する薬剤の種類
によっては充分な効果が発揮されにくいばあいがあるの
で、0.01部以上、好ましくは0.5部以上、とくに
好ましくは1部以上であるのが望ましく、また20部を
こえると前記皮膜の機械的強度が低下する傾向があるの
で、20部以下、好ましくは10部以下、とくに好まし
くは5部以下である。
前記木材害虫防除剤は、通常シリコーンを調製する際に
、あらかじめかかるシリコーンの原料ととも混練して含
有されるのが好ましい。このようにシリコーンの原料に
木材害虫防除剤成分を混練して含有させたばあいには、
木材表面にに木材害虫防除剤組成物の皮膜を形成したと
きに前記木材害虫防除剤が徐々に該波膜から放出し、害
虫防除効果が長時間にわたって保持されるのでとくに好
ましい。また、本発明の木材害虫防除剤組成物は後述す
るごとく、有機溶剤に溶解させて用いることもできる。
なお、本発明の木材害虫防除剤組成物が、耐腐敗性が要
求させる木材に用いられるばあいには、該組成物には防
腐剤が含有される。
かかる防腐剤としては従来より用いられているものであ
れば、いずれのものを用いることができる。前記防腐剤
の具体例としては、たとえハ2,4.4°−トリクロロ
−2゛−ハイドロキシジフェニルエーテル(イルガサン
DP300 、チバガイギー社製、以下、イルガサンD
P300という)、2゜3.5.6−テトラクロロー4
(メチルスルフォニル)ピリジン(ダウシル5−ta、
ダウケミカル社製)、4−クロロフェニル−3゛−ヨー
ドプロパルギルホルマール(IF−1000、長瀬産業
■製、以下、IP−1000という)、アルキルベンジ
ルジメチルアンモニウムクロライド(塩化ベンザルコニ
ウム、日光ケミカルズ■製)、ベンジルジメチル(2−
[2−(p−1,1,3,3−テトラメチルブチルフェ
ノキシ)エトキシ]エチル)アンモニウムクロライド(
塩化ベンゼトニウム、三共■製)、4−イソプロピルト
ロボロン(ヒノキチオール、高砂香料工業■製、以下、
ヒノキチオールという)、N。
N−ジメチル−N−フェニル−N’−(フルオロジクロ
ロメチルチオ)スルフォンアミド(ブリベントールA4
、バイエル社製) 、2−(4°−チアゾリル)ベンズ
イミダゾール(TBZ、北興化学■製、以下、TBZと
いう)、N−(フルオロジクロロメチルチオ)−フター
ルイミド(ブリベントールA3、バイエル社製、以下、
ブリベントールA3という)、B−アセトキシ−2,4
−ジメチル−■−ジオキシン(ジオキシン、シボ−ダン
社製)、トリブチルホスフェート(以下、TBPという
)、エチレンビス(ジチオカルバミド酸)亜鉛(ジネブ
、ロームアンドハース社製)、エチレンビス(ジチオカ
ルバミド酸)マンガン(マンネブ、ロームアンドハース
社製)、亜鉛−マンネブ錯化合物(マンゼブ、ロームア
ンドハース社製)、ビス(ジメチルジチオカルバミド酸
)エチレンビス(ジチオカルバミド酸)二亜鉛(ポリカ
ーバメート、東京有機化学工業■製)、ビス(ジメチル
チオカルバモイル)ジスルフィド(チラム、ロームアン
ドハース社製)、クロトン酸2,6−シニトロー4−オ
クチルフェニル反応異性体混合物(DPC,ロームアン
ドハース社製)、N−)ジクロロメチルチオテトラヒド
ロフタルイミド(キャブタン、三共■製、以下、キャブ
タンという)、2.3−ジシアノ−1,4−ジチアアン
トラキノン(ジチアノン、メルク社製) 、2.4−ジ
クロロ−8−(o−クロロアニリノ) −3−)リアジ
ン(トリアジン、富士化成薬■製) 、5−n−ブチル
s’−p−ターシャリ−ブチルベンジルN−3−ピリジ
ルジチオカルボンイミデート(デンマート、住友化学工
業■製) 、N−(3’、5’−ジクロロフェニル)−
1,2−ジメチルクロロプロパンジカルボキシイミド(
スミレックス)、ビス(クロロフェニル)トリクロロエ
タノール(ケルセン)、6−メチルキノキサリン−2,
3−ジチオカーボネート(モレスタン)、テトラクロロ
イソフタロニトリル(ダコニル)、メチル−1(ブチル
カルバモイル)−2−ベンゾイミダゾールカーバメート
、プラストサイジンS−ベンジルアミノベンゼンスルホ
ネート、ストレプトマイシン塩酸塩、カスガマイシン塩
酸塩、シクロへキシミドなどがあげられる。これらの防
腐剤は単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
前記防腐剤の使用量は、本発明の木材害虫防除剤組成物
に対して10%(重量%、以下同様)以下、好ましくは
1〜5%である。
なお、本発明の木材害虫防除剤組成物には、必要に応じ
て前記したごとく、有機溶剤を含有させ、溶解させて用
いることができる。を機溶剤を用いたばあいには、木材
害虫防除剤および防腐剤の木材への浸透性および付着性
が向上し、木材の劣化の抑制効果がさらに充分に発揮さ
れるので好ましい。
前記有機溶剤は、本発明の木材害虫防除剤組成物との混
合性および親和性を主とし、他に悪臭が低いこと、また
本発明の木材害虫防除剤組成物を木材に噴霧塗布により
付着させるばあいには噴霧特性を阻害させないこと、適
度な揮発性を有することなどを考慮して用いられる。前
記有機溶剤の具体例としては、たとえばヘキサン、3,
3.4−トリノチルノナン、シクロヘキサン、灯油(ケ
ロシン)、ナフサ、n−パラフィン、イソパラフィンな
どの石油系溶剤;ジクロロエタン、トリクロロエタンな
どの塩素化炭化水素などがあげられ、これらの有機溶剤
は通常単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
前記有機溶剤の使用量は、本発明の木材害虫防除剤組成
物に対して45%以下であるのが薬剤の木材内部への浸
透性の点で好ましいが、さらに好ましくは5〜20%程
度である。
なお、本発明の木材害虫防除剤組成物には、さらに必要
に応じて通常用いられている効力増強剤、揮散率向」二
剤、消臭剤、香料などの各種添加剤を(f意に配合する
ことができる。
前記効力増強剤としては、たとえばビペロニルブトキサ
イド、N−プロビルイゾーム、MGK−264、サイネ
ピリン222、サイネピリン500、リーセン3g4 
、IBTA、、S−421などがあげられる。
揮散率向上剤としてはたとえばフェネチルイソシアネー
ト、パイミックス酸ジメチルなどがあげられる。
前記消臭剤としては、たとえばラウリル酸メタクレート
(LMA)などがあげられる。
また前記香料としては、たとえばシトラール、シトロネ
ラール、ニュートラドールなどがあげられる。
また、本発明の木材害虫防除剤組成物には、さらに必要
に応じてたとえば非反応性シリコーンオイルなどの可塑
剤、顔料などの着色剤、防菌、防パイ剤の所定量を本発
明の目的を阻害しない範囲内で配合してもよい。
かくしてえられる本発明の木材害虫防除剤組成物は、そ
のまま木材に刷毛などを用いて塗布してもよく、またた
とえばシート状に成形し、その片面に粘着層を設けて貼
着しうるようにしもよい。また、有機溶剤を使用するば
あいには、スプレーコーティングにより木材に本発明の
木材害虫防除剤組成物を200g/ rr?程度まで付
着させることができる。
つぎに本発明の木材害虫防除剤組成物を実施例に基づい
て詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定
されるものではない。
実施例1および比較例1 粘度が1,500cStであるα、ω−ジヒドロキシジ
メチルポリシロキサン((^)成分)100部に煙霧質
シリカ((C)成分)50部を加え、150℃で2時間
加熱混合してベースコンパウンド(1)をつくった。
ついでこのベースコンパウンド(1)loo部に式:%
式%) で表わされる(B)成分6部、式: ((CH3)2N)2  C−NC38631(OCR
s  )3で表わされる(D)成分0.7部および木材
害虫防除剤(ペルメトリン)0.5部を加え、均一に混
合して組成物(1)をつくるとともに、比較のために前
記木材害虫防除剤(ペルメトリン)を添加しないほかは
前記と同様に処理して組成物(2)をつくった・ つぎにこの組成物(1)および(2)をそれぞれ厚さ約
11となるようにアカマツ材(3X 3 x 5 cm
)に塗布し、20℃×55%R11の条件下に24時間
放置して硬化させ、つぎにこの組成物を厚さ2mff1
のシート状に成形し、20℃で55%R11の条件下で
7日間硬化させたのち、J Is−に−8301に準拠
してゴム物性を調べたところ、硬さ(JIS−A) 2
5、引張り強さ26kgΦflCd、伸び35%を示し
た。
実施例2〜5ならびに比較例2および3粘度が20.0
00 cstであるα、ω−ジヒドロキシジメチルポリ
シロキサン((A)成分) 100部にジメチルジクロ
ロシランで表面処理を施した煙霧質シリカ((C)成分
)15部を加え、混練りしてベースコンパウンド(2)
をつくった。
ついでこのベースコンパウンド(2)100部に第1表
に示す量の(B)成分、(D)成分および木材害虫防除
剤を添加し、均一に混合して組成物をえた。     
        C)I1第1表中、旧は式:  CH
35t(0−C−C112) 3で表わされる化合物、
B2は式: DIは式: [(CHs )2 N]2C−NC5Hs
 81 (OCIIs) sで表わされる化合物、B2
はジブチル錫ジアセテートを示す。
[以下余白] つぎにえられた組成物の物性として食害の程度ならびに
シロアリの全固体数域およびその状態を以下の方法にし
たがって調べた。その結果を第2表に示す。
(食害の程度ならびにシロアリの全固体数域およびその
状態) ガラスシャーレ(直径9c+n、高さ27cm)のなか
に水を含ませた砂を入れ、この砂に実施例2〜5または
比較例2もしくは3でえられた組成物を坪m 200g
/ rdとなるように均一に塗布し、ついで該砂中にア
カマツ辺材(3X3X5cm)の約2/3を埋め込み、
−昼夜放置したのち、ヤマトシロアリ(約500〜10
00個体)を放ち、数箇所に孔をあけたプラスチック製
の蓋でガラスシャーレを閉じ、30日間放置した。
つぎに、処理材の食害の程度およびシロアリの全個体数
域とその状態を調べた。
なお、表中の食害の程度の評価基準は以下のとおりであ
る。
(評価基準) ◎・・・食害なし 0・・・食害が軽微 Δ・・・食害がやや大きい ×・・・食害が大きい [以下余白] [発明の効果] 本発明の木材害虫防除剤組成物は、引火性が小さいもの
であるので火災などのおそれがなく、木材害虫に対して
きりめですぐれた防除活性を有するとともに長期にわた
り、防除活性が持続するなどの効果を奏するものである
特 許

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 木材害虫防除剤をシリコーンに配合したことを特徴
    とする木材害虫防除剤組成物。 2 木材害虫防除剤をシリコーン100重量部に対して
    0.01〜20重量部配合してなる請求項1記載の木材
    害虫防除剤組成物。 3 シリコーンが分子鎖両末端に水酸基を有するジオル
    ガノポリシロキサン100重量部および1分子中に加水
    分解性基を3個以上有するシランまたはシロキサン1〜
    25重量部含有したものである請求項1記載の木材害虫
    防除剤組成物。 4 防腐剤を含有してなる請求項1記載の木材害虫防除
    剤組成物。
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