JPH02286155A - 人工歯根 - Google Patents

人工歯根

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Publication number
JPH02286155A
JPH02286155A JP1108697A JP10869789A JPH02286155A JP H02286155 A JPH02286155 A JP H02286155A JP 1108697 A JP1108697 A JP 1108697A JP 10869789 A JP10869789 A JP 10869789A JP H02286155 A JPH02286155 A JP H02286155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tooth root
artificial tooth
hole
absorbed
dissolved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1108697A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Murakami
晃一 村上
Shigemitsu Kihara
重光 木原
Teruaki Kawamoto
川本 輝明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP1108697A priority Critical patent/JPH02286155A/ja
Publication of JPH02286155A publication Critical patent/JPH02286155A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、人体等に用いられる人工歯根に係り、特に
埋設部の表面に多数の孔部を形成した人工歯根に関する
「従来の技術」 従来人工歯根として、金属材料を中心にさまざまな材質
と形状のものが知られており、特に近年でぼ、歯槽骨と
の強固な結合を図るため、該歯槽中に埋設される部位の
表面に多数の孔部を形成したものが提供されている。
このような多数の孔部を形成した人工歯根としては、例
えば第3図あるいは第5図に示したしのが知られている
第3図は例えばYoung、J、AらによるJ 、 P
rothet 。
Dent、41561−5651979や、0kuno
、0..5hibata、N、、Miura、 lによ
るDental Matj、、61987に示されてい
るもので、第3図中符号lはチタン合金製の人工歯根で
ある。この人工歯根lは歯槽骨に埋設される埋設部2と
、人工歯冠等を支持する支持部3とからなるものである
。埋設部2は、第4図に示すように金属等からなる芯材
4表面に球形のチタン金属粉5・・・を付着し、焼結し
たことにより、金属粉5・・・間の空隙が残存して孔部
6・・・となるよう形成されたものである。
第5図は例えばGa1ante、J、、RosLoke
r、W、らによるJ、Bone and Jint S
urg、53A、101.1974に示されたもので、
第5図中符号7は人工歯根である。この人工歯根7は、
第3図に示したものと同様に埋設部8と支持部9とから
なるものである。埋設部8は、芯材(図示路)の周囲に
チタン合金製ワイヤ11を巻回し、これによりワイヤ1
0間に空隙(孔部)を形成したものである。
[発明が解決しようとする課題」 ところで、上記の多数の孔部を形成した人工歯根にあっ
ては、製造時や保管時あるいは取り扱い時に孔部内奥へ
細菌やごみ等の異物が入り込む恐れがあり、そのため使
用時に孔部内の十分な消毒や洗浄が必要となることから
手間がかかって煩わしく、しから治療時間が長くなると
いった不都合があり、また消毒が完全でない場合衛生的
にも問題があった。
「課題を解決するための手段」 そこでこの発明の人工歯根では、孔部内に、生体内にて
吸収されあるいは溶解する材料を充填するか、あるいは
生体内にて吸収あるいは溶解する材料を、上記孔部の開
口を覆って配し、上記課題を解決した。
「作用」 この発明の人工歯根によれば、生体内にて吸収あるいは
溶解する材料を用い、これを孔部内に充填し、あるいは
これにより孔部の開口を覆ったので、人工歯根の製造時
や保管時、取り扱い時における孔部内奥への細菌やごみ
等の異物の入り込みが防止される。また、上記材料が生
体内にて吸収あるいは溶解することにより、孔部が開口
して歯槽骨と強固に結合する。
「実施例」 以下、この発明を図面を利用して詳しく説明する。
第1図は本発明における請求項1記載の人工歯根の一実
施例を示す図であって、第1図中符号20は人工歯根で
ある。この人工歯根20は、第3図に示したものと同様
に歯槽骨に埋設される埋設部21と、人工歯冠等を支持
する支持部22とからなるものである。埋設部21は、
図示路の芯材表面に球形のチタン金属粉が付着され、焼
結されることによって多数の孔部23・・・を形成した
ものである。
孔部23・・・内には、第1図に示すように生体内にて
吸収あるいは溶解する材料24が充填されている。
このような材料24としては、例えばハイドロキシアパ
タイトや、キチン、さらにはバイオグラスなどが挙げら
れる。ハイドロキシアパタイトとしては、例えば水酸化
カルシウムスラリーにリン酸溶液を滴下して反応熟成さ
せ、ろ過洗浄後、乾燥して得られるものなどが用いられ
る。キチンは、アミノ糖からなる多糖類の一種であり、
節足動物、環形動物、軟体動物などの有機骨格物質とし
て存在するものである。そして、これを得るには、例え
ばカニやエビの甲カクを原料としてこれを洗浄し、次に
細かく砕いて粉末とし、さらに希塩酸で処理して炭酸カ
ルシウムを除き、アルカリ濃溶液で短時間処理してタン
パク質等のキョウ雑物を除き、水洗、乾燥する。
このような構成の人工歯根を用いて歯科治療するには、
まず埋設部21の表面を消毒・洗浄した後、患者の歯槽
骨内に埋設する。すると、孔部23・・に充填された材
料24は生体、すなわち歯槽骨内にて吸収されあるいは
溶解することから、時間の経過に伴い生体中に吸収され
あるいは溶解し、これにより孔部23・・・が開口して
上記材料24に代わって歯槽骨の生体組織が入り込み、
よって人工歯根20が歯槽骨に強固に固定される。また
、この人工歯根20にあっては、予め孔部23・・・内
に材料24を充填しているので、保管時などにおける孔
部23・・内への細菌やごみ等の異物の入り込みが防止
される。
第2図は本発明における請求項2に記載の人工歯根の一
実施例を示す図であって、第2図中符号25は人工歯根
である。この人工歯根25が第1図に示した人工歯根2
0と異なるところは、生体内にて吸収されあるいは溶解
する材料24を、孔部23・・・の開口を封止するよう
にして埋設部21上に被覆した点である。
このような人工歯根25にあっても、これを治療に用い
た場合、第1図に示した人工歯根20と同様に歯槽骨に
埋設された後、材料24が生体中に吸収されあるいは溶
解して孔部23・・が開口し、これにより人工歯根25
が歯槽骨に強固に固定される。また、この人工歯根25
にあっても、第1図に示したものと同様に、予め孔部2
3・・の開口を覆って材料z4を被覆しているので、保
管時などにおける孔部23・・内への細菌やごみ等の異
物の入り込みが防止される。
なお、第1図および第2図に示した実施例では、いずれ
もチタン金属粉を焼結して埋設部21を形成したが、第
5図に示したもののように金属ワイヤを巻回して埋設部
を形成し、この埋設部の孔部に生体内にて吸収あるいは
溶解する材料を配してもよく、さらには他の手段により
孔部を形成した埋設部に本発明を適用してもよい。
「発明の効果」 以上説明したようにこの発明の人工歯根は、孔部内に、
生体内にて吸収されあるいは溶解する材料を充填するか
、上記材料を、上記孔部の開口を覆って配したものであ
るから、人工歯根の製造時や保管時における孔部内奥へ
の細菌やごみ等の異物の入り込みが防止される。また、
使用時において孔部の開口がないため消毒や洗浄が容易
となり、したがって治療時間が短縮されるとと乙により
衛生的となる。さらに、この人工歯根を埋植した後、時
間の経過に伴って上記材料が生体内にて吸収あるいは溶
解するので、孔部が開口してこれに歯槽骨内の生体組織
が入り込むことにより、該人工歯根と歯槽骨とが強固に
結合する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における請求項1に記載した人工歯根の
一実施例を示す図であって、人工歯根の概略構成図、第
2図は本発明における請求項2に記載した人工歯根の一
実施例を示す図であって、人工歯根の概略構成図、第3
図および第4図は従来の人工歯根の一例を示す図であっ
て、第3図は人工歯根の概略構成図、第4図は埋設部の
横断面図、第5図は従来の人工歯根の他の例を示す概略
構成図である。 20、25・・・・・・人工歯根、 21・・・・・・埋設部、 23・・・・・孔部、 24・・・・・・生体内にて吸収あるいは溶解する材料
。 出願人 石川島播磨重工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)埋設部の表面に多数の孔部を有する人工歯根にお
    いて、 上記孔部内に、生体内にて吸収されあるいは溶解する材
    料を充填したことを特徴とする人工歯根。
  2. (2)埋設部の表面に多数の孔部を有する人工歯根にお
    いて、 生体内にて吸収されあるいは溶解する材料を、上記孔部
    の開口を覆って配したことを特徴とする人工歯根。
JP1108697A 1989-04-27 1989-04-27 人工歯根 Pending JPH02286155A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1108697A JPH02286155A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 人工歯根

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JP1108697A JPH02286155A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 人工歯根

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JPH02286155A true JPH02286155A (ja) 1990-11-26

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ID=14491347

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JP1108697A Pending JPH02286155A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 人工歯根

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100378428B1 (ko) * 2000-10-28 2003-03-29 김성곤 다공성 생체 임플랜트재 및 그 제조 방법
KR100393137B1 (ko) * 2001-02-21 2003-07-31 한국기계연구원 임플란트 표면의 다공질층 형성방법
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JPH0252664A (ja) * 1988-08-16 1990-02-22 Tdk Corp 複合インプラント材

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