JPH02285941A - 無停電電源装置 - Google Patents
無停電電源装置Info
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- JPH02285941A JPH02285941A JP1106182A JP10618289A JPH02285941A JP H02285941 A JPH02285941 A JP H02285941A JP 1106182 A JP1106182 A JP 1106182A JP 10618289 A JP10618289 A JP 10618289A JP H02285941 A JPH02285941 A JP H02285941A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 26
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 8
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、商用バックアップ付常時インバータ給電形無
停電電源装置のAC/DC変換器、高力率コンバータを
用い、交流入力健全時における入力高調波電流を抑制す
るようにした無停電電源装置において、交流入力停電時
における電力変換効率を向上させ得る無停電電源装置に
関する。
停電電源装置のAC/DC変換器、高力率コンバータを
用い、交流入力健全時における入力高調波電流を抑制す
るようにした無停電電源装置において、交流入力停電時
における電力変換効率を向上させ得る無停電電源装置に
関する。
(従来の技術)
AC/DC変換器、高力率コンバータを用いた商用バッ
クアップ付の常時インバータ給電形無停電電源装置は、
例えば雑誌゛′オーム″(オーム社発行1989年2月
号)に見られるようによく知られている。
クアップ付の常時インバータ給電形無停電電源装置は、
例えば雑誌゛′オーム″(オーム社発行1989年2月
号)に見られるようによく知られている。
第3図はこの種の従来の無停電電源装置を構成する主回
路A′及び制御回路B′を示すものである。
路A′及び制御回路B′を示すものである。
図の主回路A′において、交流入力端子はACフィルタ
3及びACリアクトル4を介してパルス幅変調制御され
るAC/DC変換器としてのPWM整流器6の交流出力
側に接続され、このPWM整流器6の直流出力はコンデ
ンサ7、蓄電池8及びDC/AC変換器としてのインバ
ータ9の直流入力側に加えられている。また、インバー
タ9の交流出力は、ACフィルタ11、トランス40及
びスイッチ13を介して電源装置の交流出力端子に加え
られ、更に、ACフィルタ3とACリアクトル4との接
続点はスイッチ12を介して電源装置の交流出力端子に
接続されている。
3及びACリアクトル4を介してパルス幅変調制御され
るAC/DC変換器としてのPWM整流器6の交流出力
側に接続され、このPWM整流器6の直流出力はコンデ
ンサ7、蓄電池8及びDC/AC変換器としてのインバ
ータ9の直流入力側に加えられている。また、インバー
タ9の交流出力は、ACフィルタ11、トランス40及
びスイッチ13を介して電源装置の交流出力端子に加え
られ、更に、ACフィルタ3とACリアクトル4との接
続点はスイッチ12を介して電源装置の交流出力端子に
接続されている。
一方、制御回路B′は、PWM整流器6の交流入力電流
を正弦波にしつつ、コンデンサ7の直流電圧を一定値に
制御するためのAC/DC変換器制御部と、前記直流電
圧からインバータ9及びACフィルタ11により作り出
した正弦波交流電圧を一定値に制御するためのDC/A
C変換器制御部とから構成されている。
を正弦波にしつつ、コンデンサ7の直流電圧を一定値に
制御するためのAC/DC変換器制御部と、前記直流電
圧からインバータ9及びACフィルタ11により作り出
した正弦波交流電圧を一定値に制御するためのDC/A
C変換器制御部とから構成されている。
ここで、AC/DC変換器制御部では、コンデンサ7の
直流電圧を一定値に制御するための自動電圧調節器(’
AVR)1gの出力と、同期口$31及び正弦波発振器
32により作られた交流入力電圧に同期した正弦波との
積を乗算器19により求め、この積を電流指令値として
変流器5により検出した実際値との偏差を加算器20に
て求め、この偏差を零にするべく調節器21によって調
節動作を行う、そして、変調器23、分配器24及び駆
動回路25は調節器21の出力として得られた制御信号
と三角波発振器35から得られる搬送波とからPWM!
1流器6の各スイッチング素子用のオン・オフ信号を作
り出している。なお1図において、14は交流入力電圧
検出用の計器用変圧器である。
直流電圧を一定値に制御するための自動電圧調節器(’
AVR)1gの出力と、同期口$31及び正弦波発振器
32により作られた交流入力電圧に同期した正弦波との
積を乗算器19により求め、この積を電流指令値として
変流器5により検出した実際値との偏差を加算器20に
て求め、この偏差を零にするべく調節器21によって調
節動作を行う、そして、変調器23、分配器24及び駆
動回路25は調節器21の出力として得られた制御信号
と三角波発振器35から得られる搬送波とからPWM!
1流器6の各スイッチング素子用のオン・オフ信号を作
り出している。なお1図において、14は交流入力電圧
検出用の計器用変圧器である。
一方、DC/AC変換器制御部では、インバータ9の交
流出力電圧を計器用変圧器15により検出して整流器2
6で整流し、この整流平均値を一定値に制御するための
自動電圧調節器28の出力と、同期回路31及び正弦波
発振器32により作られた交流入力電圧に同期した正弦
波との積を乗算器30によって求め、この制御量に応じ
てインバータ9を制御している。すなわち1乗算器30
の後段の変調器36、分配器37及び駆動回路38によ
り1乗算器30から出力された制御信号と三角波発振器
35からの搬送波に基づき、インバータ9の各スイッチ
ング素子用のオン・オフ信号を作り出している。
流出力電圧を計器用変圧器15により検出して整流器2
6で整流し、この整流平均値を一定値に制御するための
自動電圧調節器28の出力と、同期回路31及び正弦波
発振器32により作られた交流入力電圧に同期した正弦
波との積を乗算器30によって求め、この制御量に応じ
てインバータ9を制御している。すなわち1乗算器30
の後段の変調器36、分配器37及び駆動回路38によ
り1乗算器30から出力された制御信号と三角波発振器
35からの搬送波に基づき、インバータ9の各スイッチ
ング素子用のオン・オフ信号を作り出している。
このように構成された無停電電源装置において。
交流入力の健全時にはスイッチ13をオン、スイッチ1
2をオフとした状態で、PWM整流器6は交流入力電流
を正弦波としてコンデンサ7の電圧が一定値になるよう
に順変換動作し、蓄電池8を充電しつつインバータ9に
直流電力を供給している。
2をオフとした状態で、PWM整流器6は交流入力電流
を正弦波としてコンデンサ7の電圧が一定値になるよう
に順変換動作し、蓄電池8を充電しつつインバータ9に
直流電力を供給している。
また、インバータ9は前記直流電力を交流に変換し、更
にACフィルタ11によって歪の小さな正弦波交流電圧
に波形整形し、トランス40およびスイッチ13を介し
て交流出力を負荷(図示せず)に供給している。
にACフィルタ11によって歪の小さな正弦波交流電圧
に波形整形し、トランス40およびスイッチ13を介し
て交流出力を負荷(図示せず)に供給している。
一方、交流入力の停電時には、PWM整流器6がオフす
るが蓄電池8からインバータ9へ直流電力を供給するこ
とにより、スイッチ13をオンにした状態で交流入力の
健全時と同様に交流出力を得ることができる。
るが蓄電池8からインバータ9へ直流電力を供給するこ
とにより、スイッチ13をオンにした状態で交流入力の
健全時と同様に交流出力を得ることができる。
なお、スイッチ12は商用バックアップ回路の主たる構
成要素であり、インバータ9が故障した時や交流出力電
流が過電流となった時にオンし、スイッチ13をオフに
した状態で交流入力端子から交流出力を直接得るための
ものである。
成要素であり、インバータ9が故障した時や交流出力電
流が過電流となった時にオンし、スイッチ13をオフに
した状態で交流入力端子から交流出力を直接得るための
ものである。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来の無停電電源装置においては、AC/DC変換
器にPWM整流器6のような高力率コンバータを用いて
いるため1通常のサイリスタ整流器等を使用した装置に
比べて入力高調波電流の抑制機能を向上させることがで
きる。しかるにその反面、AC/DC変換器に使用する
素子に高周波スイッチング素子が必要とされるため、高
価格になると共に素子のスイッチング損失が増加して電
力変換効率が低くなってしまうという問題があった。
器にPWM整流器6のような高力率コンバータを用いて
いるため1通常のサイリスタ整流器等を使用した装置に
比べて入力高調波電流の抑制機能を向上させることがで
きる。しかるにその反面、AC/DC変換器に使用する
素子に高周波スイッチング素子が必要とされるため、高
価格になると共に素子のスイッチング損失が増加して電
力変換効率が低くなってしまうという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するために提案されたもので
、その目的とするところは、AC/DC変換器に高力率
コンバータを用いたままで、特に交流入力停電時におけ
る電力変換効率を向上させると共に電源装置全体の価格
低減を図った無停電電源装置を提供することにある。
、その目的とするところは、AC/DC変換器に高力率
コンバータを用いたままで、特に交流入力停電時におけ
る電力変換効率を向上させると共に電源装置全体の価格
低減を図った無停電電源装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明は、交流入力健全時に
交流入力電流が正弦波となるように動作しているPWM
整流器が順逆両用変換器であることに着目したもので、
交流入力停電時に、PWM整流器の交流入力側への経路
を遮断したうえでPWM整流器をDC/AC変換器とし
て逆変換動作させ、その出力を、スイッチを有する商用
バックアップ回路を介しインバータの出力と合成して並
列的に負荷に供給するものである。
交流入力電流が正弦波となるように動作しているPWM
整流器が順逆両用変換器であることに着目したもので、
交流入力停電時に、PWM整流器の交流入力側への経路
を遮断したうえでPWM整流器をDC/AC変換器とし
て逆変換動作させ、その出力を、スイッチを有する商用
バックアップ回路を介しインバータの出力と合成して並
列的に負荷に供給するものである。
(作用)
本発明によれば、交流入力健全時にAC/DC変換器(
PWM整流器)が高力率コンバータとして順変換動作し
、DC/AC変換器(インバータ)に直流電力を供給す
ると共に蓄電池を充電する。DC/AC変換器は所定の
逆変換動作により直流を交流に変換し、負荷に交流電力
を供給する。
PWM整流器)が高力率コンバータとして順変換動作し
、DC/AC変換器(インバータ)に直流電力を供給す
ると共に蓄電池を充電する。DC/AC変換器は所定の
逆変換動作により直流を交流に変換し、負荷に交流電力
を供給する。
また、交流入力停電時には、PWM整流器をDC/AC
変換器として逆変換動作させ、商用バックアップ回路を
通してインバータ出力と並列運転させる。この時、PW
M整流器の交流入力側とインバータの交流出力側には回
路構成上、同様にACフィルタが接続されることとなる
。
変換器として逆変換動作させ、商用バックアップ回路を
通してインバータ出力と並列運転させる。この時、PW
M整流器の交流入力側とインバータの交流出力側には回
路構成上、同様にACフィルタが接続されることとなる
。
これにより、PWM整流器及びインバータを同一信号で
駆動すると、逆変換動作するPWM整流器から出力され
る正弦波電圧とインバータから出力される正弦波電圧と
が等しいものとなる。このため、PWM整流器及びイン
バータは交流出力電流を50%ずつ分担することになり
、このような負荷率によって電力変換効率の向上を図る
ことができる。
駆動すると、逆変換動作するPWM整流器から出力され
る正弦波電圧とインバータから出力される正弦波電圧と
が等しいものとなる。このため、PWM整流器及びイン
バータは交流出力電流を50%ずつ分担することになり
、このような負荷率によって電力変換効率の向上を図る
ことができる。
(実施例)
以下、図に沿って本発明の一実施例を説明する。
第1図はこの実施例の構成を示すものであり、第3図と
同一の構成要素には同一の符号を付して詳述を省略し、
以下、異なる部分を中心に説明する。
同一の構成要素には同一の符号を付して詳述を省略し、
以下、異なる部分を中心に説明する。
まず、無停電電源装置は主回路A及び制御回路Bからな
っており、主回路Aの構成は、交流入力端子とACフィ
ルタ3との間にスイッチ1が設けられている点を除いて
第3図と同一である。
っており、主回路Aの構成は、交流入力端子とACフィ
ルタ3との間にスイッチ1が設けられている点を除いて
第3図と同一である。
一方、制御回路Bは、PWM整流器6の交流入力電流を
正弦波にしつつ、コンデンサ7の直流電圧を一定値に制
御するためのAC/DC変換器制御部と、前記直流電圧
からインバータ9及びACフィルタ11により作り出し
た正弦波交流電圧を一定値に制御するためのDC/AC
変換器、御部とから構成される。
正弦波にしつつ、コンデンサ7の直流電圧を一定値に制
御するためのAC/DC変換器制御部と、前記直流電圧
からインバータ9及びACフィルタ11により作り出し
た正弦波交流電圧を一定値に制御するためのDC/AC
変換器、御部とから構成される。
ここで、AC/DC変換器制御部は、コンデンサ7の直
流電圧を一定値に制御するための自動電圧調節器18の
出力と、同期回路31及び正弦波発振器32で作られた
交流入力電圧に同期した正弦波との積を乗算器19で求
め、この積を電流指令値として変流器5により検出した
実際値との偏差を加算器20で求め、この偏差を零にす
るべく調節器21に調節動作を行わせる。そして、調節
器21の出力は切換スイッチ22を介して変調器23に
加えられ、この変調器23、分配器24及び駆動回路2
5は調節器21の出力として得られた制御信号と三角波
発振器35から得られる搬送波とに基づきPWM整流器
6の各スイッチング素子用のオン・オフ信号を作り出し
ている。
流電圧を一定値に制御するための自動電圧調節器18の
出力と、同期回路31及び正弦波発振器32で作られた
交流入力電圧に同期した正弦波との積を乗算器19で求
め、この積を電流指令値として変流器5により検出した
実際値との偏差を加算器20で求め、この偏差を零にす
るべく調節器21に調節動作を行わせる。そして、調節
器21の出力は切換スイッチ22を介して変調器23に
加えられ、この変調器23、分配器24及び駆動回路2
5は調節器21の出力として得られた制御信号と三角波
発振器35から得られる搬送波とに基づきPWM整流器
6の各スイッチング素子用のオン・オフ信号を作り出し
ている。
また、DC/AC変換器、御部は、インバータ9の出力
電圧を計器用変圧器15により検出して整流器26によ
り整流し、この整流平均値を一定値に制御するための自
動電圧調節器28の出力と、同期回路31及び正弦波発
振器32により作られた交流入力電圧に同期した正弦波
との積を乗算器30で求め、この制御量に応じてインバ
ータ9を制御するものである。変調器36、分配器37
及び駆動回路38は、乗算器30の出力として得られた
制御信号と三角波発振器35から得られる搬送波とから
インバータ9の各スイッチング素子用オン・オフ信号を
作り出している。
電圧を計器用変圧器15により検出して整流器26によ
り整流し、この整流平均値を一定値に制御するための自
動電圧調節器28の出力と、同期回路31及び正弦波発
振器32により作られた交流入力電圧に同期した正弦波
との積を乗算器30で求め、この制御量に応じてインバ
ータ9を制御するものである。変調器36、分配器37
及び駆動回路38は、乗算器30の出力として得られた
制御信号と三角波発振器35から得られる搬送波とから
インバータ9の各スイッチング素子用オン・オフ信号を
作り出している。
更に、交流入力端子に接続された計器用変圧器14には
交流入力の停電検出回路33が接続され、その出力側に
は切換回路34が接続されている。これらの回路33.
34の動作により、交流入力健全時には前記切換スイッ
チ22が調節器21側に接続され、PWM整流器6のオ
ン・オフ信号を作り出すための変@@23の制御信号が
調節器21から与えられる。
交流入力の停電検出回路33が接続され、その出力側に
は切換回路34が接続されている。これらの回路33.
34の動作により、交流入力健全時には前記切換スイッ
チ22が調節器21側に接続され、PWM整流器6のオ
ン・オフ信号を作り出すための変@@23の制御信号が
調節器21から与えられる。
また、交流入力停電時には前記切換スイッチ22が乗算
器30側に切り換えられ、変調器23の制御信号が乗算
器30から与えられる。
器30側に切り換えられ、変調器23の制御信号が乗算
器30から与えられる。
このような構成において、交流入力健全時にはスイッチ
13がオン、スイッチ12がオフであり、かつ切換スイ
ッチ22が調節器21側に接続された状態となり、PW
M整流器6は交流入力電流を正弦波にしつつコンデンサ
7の電圧が一定値になるように高力率コンバータとして
順変換動作し、蓄電池8を充電しながらインバータ9に
直流電力を供給している。そしてインバータ9は、前記
直流電力を交流に変換し、更にACフィルタ11によっ
て歪の小さな正弦波交流電圧に波形整形し、トランス4
0及びスイッチ13を介して図示されていない負荷に交
流出力を供給する。
13がオン、スイッチ12がオフであり、かつ切換スイ
ッチ22が調節器21側に接続された状態となり、PW
M整流器6は交流入力電流を正弦波にしつつコンデンサ
7の電圧が一定値になるように高力率コンバータとして
順変換動作し、蓄電池8を充電しながらインバータ9に
直流電力を供給している。そしてインバータ9は、前記
直流電力を交流に変換し、更にACフィルタ11によっ
て歪の小さな正弦波交流電圧に波形整形し、トランス4
0及びスイッチ13を介して図示されていない負荷に交
流出力を供給する。
一方、交流入力停電時には交流入力端子につながるスイ
ッチ1をオフにして切換スイッチ22を乗算器30の出
力側へ切り換えると、PWMII流器6はインバータ9
と同じオン・オフ信号で逆変換動作し、ACリアクトル
4とACフィルタ3の接続点の電圧は正弦波交流電圧と
なる。従って、この状態でスイッチ12をオンさせると
交流出力電流はインバータ9及びPWM整流器6から5
0%ずつ供給されることになる。
ッチ1をオフにして切換スイッチ22を乗算器30の出
力側へ切り換えると、PWMII流器6はインバータ9
と同じオン・オフ信号で逆変換動作し、ACリアクトル
4とACフィルタ3の接続点の電圧は正弦波交流電圧と
なる。従って、この状態でスイッチ12をオンさせると
交流出力電流はインバータ9及びPWM整流器6から5
0%ずつ供給されることになる。
すなわち、この実施例では、交流入力停電時にスイッチ
1をオフして交流入力側への経路を遮断すると共に、健
全時にAC/DC変換を行うPWM整流器6をDC/A
C変換器として逆変換動作させ、このPWM整流器6の
出力を商用バックアップ回路を介してインバータ9の出
力に対し並列的に加え、その合成出力を負荷に供給する
ものである。
1をオフして交流入力側への経路を遮断すると共に、健
全時にAC/DC変換を行うPWM整流器6をDC/A
C変換器として逆変換動作させ、このPWM整流器6の
出力を商用バックアップ回路を介してインバータ9の出
力に対し並列的に加え、その合成出力を負荷に供給する
ものである。
この状態では、PWM整流器6の交流入力側にACリア
クトル4とACフィルタ3の構成要素であるコンデンサ
とからなるACフィルタが存在することになり、この−
フィルタはインバータ9の交流出力側のACフィルタ1
1と同じ構成となる。
クトル4とACフィルタ3の構成要素であるコンデンサ
とからなるACフィルタが存在することになり、この−
フィルタはインバータ9の交流出力側のACフィルタ1
1と同じ構成となる。
これにより、インバータ9及びPWM整流器6を乗算器
30からの制御信号に基づく同一信号で駆動すると、蓄
電池8からACフィルタ11、トランス40及びスイッ
チ13を介して出力される正弦波電圧と、蓄電池8.P
WM整流器6、ACリアクトル4及びスイッチ12を介
して出力される正弦波電圧とは位相及びインピーダンス
が等しいものとなる。このため、インバータ9とPWM
整流器6とが交流出力電流を共に50%ずつ分担するこ
とになり、換言すればインバータ9とPWM整流器6と
の負荷率は何れも50%となる。
30からの制御信号に基づく同一信号で駆動すると、蓄
電池8からACフィルタ11、トランス40及びスイッ
チ13を介して出力される正弦波電圧と、蓄電池8.P
WM整流器6、ACリアクトル4及びスイッチ12を介
して出力される正弦波電圧とは位相及びインピーダンス
が等しいものとなる。このため、インバータ9とPWM
整流器6とが交流出力電流を共に50%ずつ分担するこ
とになり、換言すればインバータ9とPWM整流器6と
の負荷率は何れも50%となる。
ここで、高周波スイッチング素子を使用した電力変換器
の変換効率について以下に考察する1通常、電力変換器
を負荷率50%で使用した場合には負荷率100%で使
用した場合に比べて変換効率が向上することがよく知ら
れている1例えば、DC/AC変換器として逆変換動作
する電力変換器の負荷率に対する変換効率は例えば第2
図に示すとおりであり、この例では、負荷率100%の
時の変換効率が90%であるのに対し、負荷率50%の
時には変換効率が95%となって5%向上している。こ
れを言い換えると、変換器の発生損失が10%から5%
に減少していることになる。
の変換効率について以下に考察する1通常、電力変換器
を負荷率50%で使用した場合には負荷率100%で使
用した場合に比べて変換効率が向上することがよく知ら
れている1例えば、DC/AC変換器として逆変換動作
する電力変換器の負荷率に対する変換効率は例えば第2
図に示すとおりであり、この例では、負荷率100%の
時の変換効率が90%であるのに対し、負荷率50%の
時には変換効率が95%となって5%向上している。こ
れを言い換えると、変換器の発生損失が10%から5%
に減少していることになる。
このことを上記実施例に即して考えれば、交流入力停電
時に逆変換動作するPWMII流器6をインバータ9と
並列運転して負荷を均等に分担させることにより、変換
効率の向上及び発生損失の低減を図ることができ、使用
する蓄電池8として容量の小さなものが使用可能になっ
て無停電電源装置の小形化及び低価格化を図ることがで
きる。
時に逆変換動作するPWMII流器6をインバータ9と
並列運転して負荷を均等に分担させることにより、変換
効率の向上及び発生損失の低減を図ることができ、使用
する蓄電池8として容量の小さなものが使用可能になっ
て無停電電源装置の小形化及び低価格化を図ることがで
きる。
(発明の効果)
以上のように本発明によれば、交流入力停電時にAC/
DC変換器を逆変換動作させ、インバータと並列運転し
て交流出力を得るものであるから。
DC変換器を逆変換動作させ、インバータと並列運転し
て交流出力を得るものであるから。
電力変換器の負荷率低下によって変換効率を従来よりも
高めることができ、蓄電池の容量低下によって無停電電
源装置の小形化及び低価格化を図ることができる等の効
果がある。
高めることができ、蓄電池の容量低下によって無停電電
源装置の小形化及び低価格化を図ることができる等の効
果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は電力
変換器の負荷率に対する変換効率を示す図、第3図は従
来技術を示す構成図である。 A・・・主回路 1.12.13・・・スイッチ 4・・・ACリアクトル 6・・・PWM整流器 8・・・蓄電池 14.15・・・計器用変圧器 19.30・・・乗算器 21・・・調節器 23.36・・・変調器 25 、38・・・駆動回路 31・・・同期回路 33・・・停電検出回路 35・・・三角波発振器 B・・・制御回路 3.11・・・ACフィルタ 5・・・変流器 7・・・コンデンサ 9・・・インバータ 18.28・・・自動電圧調節器 20・・・加算器 22・・・切換スイッチ 24 、37・・・分配器 26・・・整流器 32・・・正弦波発振器 34・・・切換回路 40・・・トランス
変換器の負荷率に対する変換効率を示す図、第3図は従
来技術を示す構成図である。 A・・・主回路 1.12.13・・・スイッチ 4・・・ACリアクトル 6・・・PWM整流器 8・・・蓄電池 14.15・・・計器用変圧器 19.30・・・乗算器 21・・・調節器 23.36・・・変調器 25 、38・・・駆動回路 31・・・同期回路 33・・・停電検出回路 35・・・三角波発振器 B・・・制御回路 3.11・・・ACフィルタ 5・・・変流器 7・・・コンデンサ 9・・・インバータ 18.28・・・自動電圧調節器 20・・・加算器 22・・・切換スイッチ 24 、37・・・分配器 26・・・整流器 32・・・正弦波発振器 34・・・切換回路 40・・・トランス
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 交流入力を直流電力に変換するAC/DC変換器、前記
直流電力を交流電力に変換して負荷に供給するDC/A
C変換器、前記交流入力の停電時に前記DC/AC変換
器に直流電力を供給する蓄電池、スイッチを介して必要
に応じ前記交流入力を負荷に供給するバックアップ回路
を備えた主回路と、 前記AC/DC変換器及びDC/AC変換器の制御部を
有する制御回路と、 からなる商用バックアップ付常時インバータ給電形の無
停電電源装置において、 前記交流入力健全時は前記AC/DC変換器を高力率コ
ンバータとして順変換動作させると共に、前記交流入力
停電時は前記AC/DC変換器の交流入力側への経路を
遮断して前記AC/DC変換器を逆変換動作させ、この
AC/DC変換器の出力を前記バックアップ回路を介し
て前記DC/AC変換器の出力と共に前記負荷に供給す
ることを特徴とした無停電電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106182A JPH02285941A (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 無停電電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106182A JPH02285941A (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 無停電電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02285941A true JPH02285941A (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=14427082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1106182A Pending JPH02285941A (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 無停電電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02285941A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0670489A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-11 | Sanyo Denki Co Ltd | 無停電電源装置 |
JP2009124836A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 無停電電源システムの制御装置 |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP1106182A patent/JPH02285941A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0670489A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-11 | Sanyo Denki Co Ltd | 無停電電源装置 |
JP2009124836A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 無停電電源システムの制御装置 |
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