JPH0228587A - 時計用カバーガラスの接着方法 - Google Patents

時計用カバーガラスの接着方法

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Publication number
JPH0228587A
JPH0228587A JP17962888A JP17962888A JPH0228587A JP H0228587 A JPH0228587 A JP H0228587A JP 17962888 A JP17962888 A JP 17962888A JP 17962888 A JP17962888 A JP 17962888A JP H0228587 A JPH0228587 A JP H0228587A
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JP
Japan
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cover glass
watch
photosensitive resin
adhesive
opaque material
Prior art date
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Pending
Application number
JP17962888A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Hamano
浜野 一巳
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1時計側と時計用カバーガラスとの接着方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
時計側と、不透明物質で一部を覆った時計用カバーガラ
スとの接着方法の従来技術は1時計側のカバーガラス受
面と時計用カバーガラスとの間に2液温合型の熱硬化性
接着剤を使用して、接着を行なっていた。
また、前記従来技術において、時計用カバーガラスが透
明プラスチックよりなる場合もあり、この場合は、前記
2液温合型の熱硬化性接着剤の加熱温度を透明プラスチ
ックの軟化点以下に設定しなげればならない。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の時計側と時計用カバーガラスの接着構造は、第2
図に示すようなものがある。
第2図は時計側と時計用カバーガラスの固定構造を示す
要部断面図である。
従来技術の2液温合型の熱硬化性接着剤の問題点は、外
部より応力が加わった際1時計側4が変形し時計側のカ
バーガラス受面4aに応力が働く。
そして1時計用カバーガラス1に付着している不透明物
質2にも応力が働き、不透明物質2と時計用カバーガラ
ス1との間に剥離を生じる。これは。
2液温合型の接着剤6の弾性力が低いために生じる欠点
である。
また前記欠点を補い弾性の高い接着層を実現するために
感光性樹脂からなる接着剤6を使用すると、不透明物質
2のために感光性樹脂からなる接着剤3の硬化に必要な
紫外線が遮蔽され、不透明物質2と時計側4のカバーガ
ラス受面4aとの間に存在する感光性樹脂からなる接着
剤6は硬化せず1時計用カバーガラス1と時計側4との
固定力を損うばかりか、接着層内部6aが未硬化のまま
残る。その後時間の経過と共に徐々に硬化が進行するが
、硬化が進行するときに腐食性ガスヤ発生し続ける。そ
のため接着作業終了後に時計則4の見切り6を介して組
込まれた文字板50表面が腐食し、変色する。この現象
は特に文字板50表面に怖されたAgメツキ等の場合に
顕著に表われる。
また、感光性樹脂からなる接着剤に嫌気性を付与した接
着剤6を使用しても、接着層内部6aが硬化しているよ
うには見えるが経時変化により内部で完全硬化していな
い部分からガスが発生し。
上記の感光性樹脂からなる接着剤6と同様に文字板5が
変色を起こす。
そのため、完成時計として市場に出荷された後に文字板
5の変色が進行し、商品価値を損うばかりか、その商品
系列全体の信用を失うことになる。
そのため従来は1時計側4と不透明物質2で一部を覆っ
た時計用カバーガラス1の接着に感光性樹脂からなる接
着剤6を使用することができずやむを得ず2液温合型熱
硬化性の接着剤3を使用していた。
また、2液温合型熱硬化性の接着剤6は、2敵性のため
に作業に先立ち予め混合する必要があり。
且つ混合作業後は、常温においても硬化が進行するため
、接着剤6の塗布作業の管理が難しかった。
本発明は、上述した従来の欠点をなくシ、接着層の信頼
性が高く且つ接着作業の容易な時計側と不透明物質で一
部を覆った時計用カバーガラスとの接着方法を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の構成は、金属塩を有する不透明物質で一部を覆
った時計用カバーガラスと1時計側のカバーガラス受面
との間に嫌気性を付与した感光性樹脂接着剤を介在させ
、不活性雰囲気中で紫外線を照射させ、前記時計用カバ
ーガラスと前記時計側とを不活性雰囲気、紫外線及び金
属塩の働きにより接着固定させたことを特徴とするもの
である。
〔作用〕
不透明物質に覆われてなく紫外線が容易に到達する部分
の感光性樹脂接着剤は、紫外線によって硬化し、不透明
物質に覆われているため紫外線が遮蔽される部分の感光
性樹脂接着剤は、嫌気性が付与されているため、不透明
物質に含有させた金属塩により硬化速度が増し、更に、
酸素を不活性ガスで置換した不活性雰囲気によって完全
硬化する。
従って、硬化した感光性樹脂よりなる接着層によって時
計側と時計用カバーガラスとが接着固定される。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は1時計側と時計用カバーガラスとの接着固定部
を示す要部断面図である。本実症例で1時計用カバーガ
ラス10の外周部下面が不透明物質12で覆われている
本発明の特徴である1時計用カバーガラス10の不透明
物質12に金属塩11を含有させる方法について記述す
る。
主に、不透明物質12としては、有機顔料、無機顔料、
無機酸化物等を使用している。前記の顔料や酸化物を含
むインキや塗料に、金属塩11(例えば銅塩)を0.0
5〜0.1W%の範囲で溶かしこんだ液状のものを加え
1時計用カバーガラス10の一部を印刷、塗装等の方法
により不透明物質12で覆う。また1時計用カバーガラ
ス1oの一部に不透明物質12で覆う方法として、蒸着
、イオンブレーティング、スパッタリング等もある。
また、他の金属塩11の加え方として1時計用カバーガ
ラス10の一部に不透明物質12で覆った後、金属塩1
1を溶かしこんだ媒体に浸漬して行なっても良い。
尚、金属塩を不透明物質に入れることによりなぜ、接着
硬化が促進されるのかは、あきらかではない。
推測すると、不透明物質の表面にでている金属塩が空気
中の水によりイオン化され有機化酸過物に対してより活
性な金属イオンとして発生し、接着時に嫌気性硬化速度
を上げるのではないのかと考える。また、実験の結果、
金属塩の量は。
0.05W%以下では効果が著しく減少し、0.1W%
以上加えても効果はさほど変わらなくなる。したがって
最適な金属塩の添加量の範囲としては0.05〜0.1
W%となる。
次に、上記に示すように、金属塩11を有する不透明物
質12で一部を覆った時計用カバーガラス10と時計側
140カバーガラス受面14aとの間に、嫌気性を付与
した感光性樹脂接着剤13を介在させて時計側14に1
時計用カバーガラス10を接着する。
前記のように時計側14に時計用カバーガラス10を接
着固定するときは、不活性雰囲気1例えば窒素ガスによ
る不活性雰囲気中において1時計側140カバーガラス
受面14aと時計用カバーガラス100間の、嫌気性を
付与した感光性樹脂接着剤13に紫外線を照射する。
前記のように紫外線を照射すると、不透明物質12によ
って紫外線が遮蔽されてない部分の感光性樹脂接着剤1
3は、紫外線によって硬化する。
一方、不透明物質12によって、紫外線が遮蔽される部
分の感光性樹脂接着剤16は、紫外線によって硬化する
ことはないが、接着剤が嫌気性のため、接着層内部13
aは、不透明物質12に有している金属塩11により硬
化が促進される。また接着層内端部13bは、雰囲気が
不活性雰囲気のため酸素を遮蔽することにより1重合開
始剤が働き完全硬化する。
以上の様に本実施例によれば、嫌気性を付与した感光性
樹脂接着剤13を不活性雰囲気、紫外線及び金属塩11
の働きにより完全硬化させることができ、時計側14と
不透明物質で一部が覆われた時計用カバーガラス10と
を短時間で効率良(接着固定することができる。その上
、腐食性ガスの発生がないので文字板15の変色はおき
ない。
尚、時計用カバーガラス10が透明プラスチックよりな
る場合でも、上記実施例と同様の方法で接着することが
できると共に、同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように1本発明によれば、嫌気
性を付与した感光性樹脂接着剤を金属塩と不活性雰囲気
と紫外線により完全硬化させることができ1時計側と不
透明物質で一部が覆われた時計用カバーガラスとを短時
間で効率良く接着固定することができる。また、接着層
が完全硬化しているので、接着層の信頓性が高く、その
上腐食性ガスの発生がないので文字版変色もおぎない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例で1時計側と時計用カバーガ
ラスとの接着固定部を示す要部断面図。 第2図は従来例で、時計側と時計用カバーガラスとの接
着固定部を示す要部断面図である。 1.10・・・・・・時計用カバーガラス。 11・・・・・・金属塩。 2.12・・・・・・不透明物質。 16・・・・・・感光性樹脂接着剤。 3a、13a・・・・・・接着層内部。 13b・・・・・・接着層内端部。 4.14・・・・・・時計側。 4a、14a・・・・・・カバーガラス受面。 5.15・・・・・・文字板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属塩を有する不透明物質で一部を覆った時計用カバー
    ガラスと、時計側のカバーガラス受面との間に嫌気性を
    付与した感光性樹脂接着剤を介在させ、不活性雰囲気中
    で紫外線を照射させ、前記時計用カバーガラスと前記時
    計側とを不活性雰囲気、紫外線及び金属塩の働きにより
    接着固定させたことを特徴とする時計用カバーガラスの
    接着方法。
JP17962888A 1988-07-19 1988-07-19 時計用カバーガラスの接着方法 Pending JPH0228587A (ja)

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