JPH02285699A

JPH02285699A - 電子機器収納箱

Info

Publication number: JPH02285699A
Application number: JP10593289A
Authority: JP
Inventors: Toshihisa Furusawa; 古澤　壽久
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba System Development Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba System Development Co Ltd
Priority date: 1989-04-27
Filing date: 1989-04-27
Publication date: 1990-11-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）この発明は、電気的に接続され、同時に使用される複数
の電子機器を一括して収納し、防塵を行なう電子機器収
納箱に関する。

（従来の技術）従来、オフィスオートメーション機器やファクトリ−オ
ートメーション機器のように複数台の電子機器を電気的
に接続して同時に使用する場合、第４図に示すように各
電子機器１，２．３ごとに冷却ファンを内蔵させて自己
冷却するように配慮されてはいるが、互いに接続し合う
複数の電子機器を一括して収納するような装置は用いら
れていない。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、このような従来の電子機器の使用態様で
は次のような問題点があった。

つまり、オフィスや工場のように塵埃の多い環境で精密
な電子機器を継続的に使用するような場合には、各電子
機器が内蔵する冷却ファンにより塵埃を含んだ外気を直
接取入れて内部を冷却するために、各電子機器の内部の
電子部品に塵埃が付着して接触不良、短絡事故などの故
障を引き起こす問題点があった。

この発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、複数の電子機器を一括して収納すると共に防塵を
も行なうことができ、塵埃の多い環境下においても各種
電子機器を継続的に使用することができる電子機器収納
箱を提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）この発明の電子機器収納箱は、互いに電気的に接続され
た複数の電子機器を一つの筐体に密閉収納し、前記筐体
の前面または側面に空気取入部を形成すると共にこの空
気取入部の内側にエアフィルターを設け、前記筐体の背
面に排気ファンユニットを取付け、前記筐体内で各電子
機器を所定のレイアウトに中仕切板により支持すると共
にこの中仕切板により各電子機器間の空隙を閉塞し、前
記排気ファンユニットにより前記空気取入部からエアフ
ィルターを介して筐体内に外気を取入れ、各電子機器に
清浄な外気を供給するようにしたものである。

（作用）この発明の電子機器収納箱では、筐体がその背面の排気
ファンユニットにより空気取入部から外気を取入れるこ
とができ、この時にエアフィルターが外気中の塵埃を除
去することにより筐体内部には塵埃を含まない清浄な空
気を取り入れることができる。

そして、筐体の内部では中仕切板により複数の電子機器
を所定のレイアウトに支持し、筐体の空気取入部から内
部に取り入れられた清浄な外気を各電子機器に供給する
ことができる。しかも、この時には中仕切板が各電子機
器間の空隙を閉塞するようにしているため、各電子機器
内部に清浄な空気を確実に取り入れさせることができ、
各電子機器を清浄な空気により冷却することができる。

（実施例）以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説する。

第１図ないし第３図はこの発明の一実施例であり、例え
ばフロッピーディスクドライブ装置１、ハードディスク
ドライブ装置２、中央演算処理装置３および増設用ハー
ドディスクドライブ装置４の４台の互いに電気的に接続
されて同時に使用される電子機器を一括して収納する電
子機器収納箱の実施例を示している。

この実施例の電子機器収納箱では、直方体の外部筐体５
が枠体５ａに対して前板５ｂ、側板５Ｃ１および背面の
排気ファンユニット５ｄをそれぞれパツキン６を介して
マグネットキャッチのような取付手段（図示せず）で組
み付けて構成するようになっている。

前板５ａ、側板５ｂそれぞれには空気取入部７が形成さ
れ、この空気取入部７の内側にエアフィルター８が取り
付けられ、空気取入部７から取り入れられる外気がエア
フィルター８により漉されて塵埃を除去され、清浄な空
気として筐体５内に取り入れられることになる。また、
背面の排気ファンユニット５ｄには筐体５内部の空気を
強制的に排出するための排気ファン９，９．・・・が設
けられている。

筐体５の内部には、その前面と側面とにそれぞれ中仕切
板１．Ｏａ、１０ｂが設けられている。この中仕切板１
０ａ、１０ｂは内部に収納される各電子機器１〜４を所
定のレイアウト位置において固定するために各電子機器
１〜４がぴったりと収まる開口部１１，１１．・・・が
形成されており、各電子機器間に生じる間隙を閉塞する
ようになっている。

上記の構成の電子機器収納箱の動作について、次ぎに説
明する。

第３図に示すように、筐体５の背面の排気ファンユニッ
ト５ｄの各ファン９，９．・・・を起動することにより
、外気Ａが筐体５の前面および側面の空気取入部７から
エアフィルター８を通して筐体５の内部に取り入れられ
てくる。

筐体５の内部では、各電子機器１〜４が中仕切板１０ａ
、１０ｂにより所定の位置に支持されていて、開口部１
１，１１．・・・より各電子機器１〜４の内部に各自が
内蔵している冷却ファン（図示せず）により空気を取り
込み、内部の電子部品の発熱により暖まった空気Ｂを排
出してくる。

こうして、筐体５内に各電子機器１〜４から排出されて
きた暖まった空気Ｂは、排気ファンユニット５ｄの各排
気ファン９，９．・・・により筺体５の外部に排出され
る。この排気ファンユニット５ｄの起動により筐体５の
内部に取り込まれる外気は、筐体内部では中仕切板１０
ａ、１０ｂにより電子機器間の空隙が閉塞されていてそ
の間隙を素通りして筐体５の背部に至るのではなく、必
ずいずれかの電子機器１〜４の内部を通って筐体５の背
部の排気ファンユニッ）５ｄに至るので、外気により各
電子機器１〜４を効果的に冷却することができる。

また、筐体５の内部に取り込まれる外気に対しては、空
気取入部７の内側にあるエアフィルター８が塵埃を除去
することができるので、清浄な空気にして各電子機器１
〜４に与えることができ、精密で微妙な働きをする電子
機器内部の電子部品に塵埃が付着して悪影響を与える開
局時くことができる。

なお、この発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、筐体の大きさや形状、中仕切板の大きさや形状など
は用いる電子機器の大きさ、形状、レイアウトなどによ
り適宜に変更することができるものである。

［発明の効果コ以上のようにこの発明によれば、筐体の前面または側面
に空気取入部とエアフィルターを設け、筐体の内部に収
納する電子機器を中仕切板により支持すると共に各電子
機器間の空隙を閉塞するようにし、筐体の背面に設けた
排気ファンにより筐体内の空気を排気するようにしてい
るため、筐体内に収納している各電子機器にはエアフィ
ルターで塵埃の除去された清浄な空気が与えられること
になり、精密で微妙な働きをする各電子機器の内部の電
子部品を塵埃から保護することができ、塵埃の多く浮遊
するようなオフィスや工場において電子機器を使用する
場合でも継続的な使用を可能とする。

【図面の簡単な説明】

第１１図はこの発明の一実施例の分解斜視図、第２図（
ａ）〜（ｃ）はそれぞれ上記実施例の前板を取除いた正
面図、側板を取除いた側面図、および背面図、第３図（
ａ）、（ｂ）はそれぞれ上記実施例の動作を説明する正
面図、および側面図、第４図（ａ）〜（Ｃ）はそれぞれ
従来例の斜視図である。１〜４・・・電子機器　　　５・・筐体５ａ・・・枠体
　　　　　　５ｂ・・・前板５Ｃ・・・側板５ｄ・・・排気ファンユニット６・・・パツキン　　　　　７・・・空気取入部８・・
・エアフィルター　　９・・・排気ファン１０ａ、、１
０ｂ・・・中仕切板１〕・・・開口部

Claims

【特許請求の範囲】

　互いに電気的に接続された複数の電子機器を一つの筐
体に密閉収納し、前記筐体の前面または側面に空気取入
部を形成すると共にこの空気取入部の内側にエアフィル
ターを設け、前記筐体の背面に排気ファンユニットを取
付け、前記筐体内で各電子機器を所定のレイアウトに中
仕切板により支持すると共にこの中仕切板により各電子
機器間の空隙を閉塞し、前記排気ファンユニットにより
前記空気取入部からエアフィルターを介して筐体内に外
気を取入れ、各電子機器に清浄な外気を供給するように
した電子機器収納箱。