JPH02285690A - 半導体レーザと光ディスク装置 - Google Patents

半導体レーザと光ディスク装置

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JPH02285690A
JPH02285690A JP1108002A JP10800289A JPH02285690A JP H02285690 A JPH02285690 A JP H02285690A JP 1108002 A JP1108002 A JP 1108002A JP 10800289 A JP10800289 A JP 10800289A JP H02285690 A JPH02285690 A JP H02285690A
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oscillation
semiconductor laser
quantum well
wavelengths
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Kenji Endo
健司 遠藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の波長で発振可能な半導体レーザと、そ
れを光源に用いた光ディスク装置に関する。
〔従来の技術〕
複数の量子井戸層を活性層とする半導体レーザが知られ
ている。量子井戸層内では層厚が100Å以下と薄いた
め層厚方向のエネルギー準位が量子化されて高い状態密
度が実現されることから、低い閾値電流値と高い特性温
度が得られる特徴がある。これまでに報告された多重量
子井戸半導体レーザは、量子井戸層の厚さが互いに同じ
であり、発振は特定のほぼ単一な波長で起こるものであ
った。
一方、半導体レーザな光源とする光ディスク装置の一種
として、次のような小型光装置がインターナショナル・
シンポジウム・オン・オプティカル・メモリ1987.
テクニカル・ダイジェスト179頁に報告されている。
光源の半導体装置の変化を検出して行なわれる。信号は
光ディスク盤の反射率の変化として記録されており、反
射率の高い領域では半導体レーザが発振し、反射率の低
い領域では非発振となる。発振時と非発振時の裏面出力
の変化から記録信号を読み取る。構成が簡単で軽量なこ
とから、安価でアクセス時間の短い光ディスク装置が実
現できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の多重量子井戸半導体レーザでは各量子井戸層の厚
さが同一であった。このため発振はほぼ単一な波長に限
られており、波長を選択して発振することが出来なかっ
た。
一方、従来報告されている小型光ディスク装置は、光出
力の変化によって記録信号を検出するものであり、発振
状態が光ディスク盤面で反射した戻り光の光量に大きく
依存し、発振時の光出力の変動が大きいためS/Nの良
い再生が難しかった。
また非発振時のトラッキングが正確に行なえないなどの
問題もあった。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決した半導体レ
ーザとそれを光源に用いた高速小型光ディスク装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 本発明の半導体レーザは、層厚が異なる少なくとも2種
以上の量子井戸層を備え、それぞれの量子井戸層で決定
される波長の発振閾値が互いにほぼ同等になる数に夫々
の量子井戸層を設けて成る活性層を有することを特徴と
する。また本発明の光ディスク装置は、この半導体レー
ザを光源とし、この半導体レーザと光ディスク盤が共振
器を構成するように配置し、この光ディスクに記録され
た信号を波長の変化として検出することを特徴とする。
〔作用〕
量子井戸半導体レーザの発振波長は、量子井戸層の厚さ
に依存する。活性層が厚さの異なる複数の量子井戸層で
構成される本発明の半導体レーザは、夫々の量子井戸層
で決定される波長で発振する。それぞれの波長の発振閾
値は、井戸層の数を適切に選ぶことによりほぼ同じ値に
設定できる。
すなわち注入キャリアのエネルギー分布確率と状態密度
の積で与えられるキャリアで生じるゲインが、導波路と
端面の損失の和に一致する値で発振するが、損失の総和
は導波路が共通なため夫々の波長で同程度の大きさであ
る。一方注入キャリアのエネルギー分布確率は高エネル
ギーはど低下するが、高エネルギーの準位はど状態密度
が高くまた井戸層の数に比例して増減できるため、適切
な数を選ぶことにより、それぞれの発振波長のゲインを
同程度に揃えることができる。
本発明の半導体レーザを光源に用いて、記録信号を波長
の変化として検出する小型の高速光ディスク装置を実現
できる。半導体レーザの発振波長が2つ、波長λ1と波
長λ2の場合について説明する。光ディスク盤には2つ
の波長に対する反射率の変化として信号が記録されてい
る。たとえば「0」と「1」の信号列を考えたとき、「
0」では波長λ1に対する反射率が高くて波長λ2に対
する反射率は低い、「1」では逆に波長λ2に対する反
射率が高くて波長λ1に対する反射率は低い。こ一 の光ディスク盤と半導体レーザが共振器を構成するよう
に配置すると、半導体レーザは「0」では波長λ1で発
振し、「1」では波長λ2で発振する。
これに対応して半導体レーザの裏面からはそれぞれ波長
λ1とλ2の発振光が出力され、フィルター等で波長を
選択して検出することが出来る。情報を波長の変化とし
て検出するため光出力の変動等に影響されないS/Hの
高い再生が可能である。
また常にどちらかの波長で発振しているため、トラッキ
ング等を容易に行うことができる。
〔実施例〕
第1図(a)は本発明の多重量子井戸レーザの一実施例
の構造を示す断面図である。この図において1はn型G
 a A s基板、2はn型A 42 o、s G a
 o5Asクラッド層、3は多重量子井戸層、4はp型
A ’j2 o、a G a o5A Sクラッド層、
5はn型G a A sブロック層、6はp型G a 
A sキャップ層、7はp側電極、8はn側電極を示す
。この半導体レーザは、n型G a A sブロック層
5で挟まれた直下の活性層を発振領域とする。
=6 第1図(b)に活性層3の構造の詳細を示す。厚さ80
人と50人の2種類のGaAs量子井戸層3a、3bが
、厚さ50人のバリア層3cを挟んでそれぞれ1層と4
層形成され、その外側にApG a A sガイド層3
dが形成された多重量子井戸構造となっている。発振波
長はそれぞれ830nmと800nmである。厚さ50
人の量子井戸層の基底準位の状態密度は、厚さ80人の
量子井戸層の1.6倍高いが、300にでの注入キャリ
アの確率密度は0.12と低い。したがって厚さ80人
の量子井戸層が1層に対して厚さ50人の量子井戸層を
4層設けることで830nmと800nmのゲインをほ
ぼ等しくできる。すなわち本実施例の半導体レーザは、
830nmと800 nmの閾値ゲインに外部構造等に
よって差をつけることで波長を選択して動作させること
ができる。
第2図は本発明の小型高速光ディスク装置の構成を示す
模式図である。本発明の実施例の半導体レーザ11を光
源として、光ディスク盤14と共振器を構成するよう配
置する。半導体レーザの出力端面12には無反射カーテ
ィングが施されている。光ディスク盤には2つの波長に
対する反射率の変化として信号が記録されている。これ
は光ディスク盤内に2つの反射面を設けてその間隔を発
振波長に対応させて適切に選ぶことで実現可能である。
たとえば信号「0」では800nmで反射率が高くて8
30nmでは低く、信号「1」では逆に830nmで反
射率が高くて800nmで低くなるように、その間隔を
設定できる。半導体レーザと光ディスク盤とで構成する
共振器の損失は反射率の高い波長で低下するから、半導
体レーザは「0」では800nmで発振し、「1」では
830nmで発振する。これに対応して半導体レーザの
裏面13からは800nmと830 nmの発振光が出
力され、フィルター等で波長を選択して検出することが
出来る。この実施例ではハーフミラ−15とフィルター
16.17で波長が800nmの光と波長が830nm
の光に分離し、光検出器18.19で各々検出する構成
にしている。この結果、情報を波長の変化として検出で
き、光出力の変動等に影響されないS/Nの高い再生が
可能となった。また半導体レーザは常に発振状態にあり
トラッキング等を容易に行うことができる。
なお、光ヘッド等、光ディスク装置の他の構成部分は従
来と変わるところはないので説明は省略する。
本発明は、AAGaInPやInGaAsPなどの他の
半導体材料よりなる半導体レーザに対しても適用でき同
様の効果を得ることができる。また光出力を光ディスク
盤上に効率良く集光させたり信号の検出を容易にするた
めの光学部品を加えた光ディスク装置でも同様の効果を
得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、複数の波長で発
振出来る半導体レーザが得られる。この半導体レーザを
光ディスク装置の光源に用いれば、信号を波長の変化と
して検出するS/Nの高い小型高速光ディスク装置を実
現することができる。
=9−
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)は、それぞれ本発明の半導体レ
ーザの一実施例の構造を示す断面図と、多重量子井戸活
性層の構造の詳細を示す模式図、第2図は本発明の小型
光ディスク装置の構成を示す模式図である。これらの図
においてそれぞれ、1・・・・・・n型G a A s
基板、2・・・・・・n型A j2 o、sG a o
、s A sクラッド層、3・・・・・・ApG a 
A s活性層、4−− p型A j20.5 G a 
o、s A Sクラッド層、訃・・・・・n型G a 
A sブロック層、6・・・・・・p型GaAsキャッ
プ層、7・・・・・・p側電極、8・・・・・・n側電
極、11・・・・・・半導体レーザ、12・・・・・・
前面端面、13・・・・・・裏面端面、14・・・・・
・光ディスク盤、15・・・・・・ハーフミラ−16,
17・・・・・・波長フィルター 18.19・・・・
・・光検出器。 代理人 弁理士  内 原   晋 1〇− (b) 1厚 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)層厚が異なる少なくとも2種以上の量子井戸層を
    備え、それぞれの量子井戸層で決定される波長の発振閾
    値が互いにほぼ同等になる数に夫々の量子井戸層を設け
    て成る活性層を含む多層構造を具備したことを特徴とす
    る半導体レーザ。
  2. (2)請求項1記載の半導体レーザを光源とし、当該半
    導体レーザと光ディスク盤が共振器を構成するように配
    置し、この光ディスクに記録された信号を波長の変化と
    して検出することを特徴とする光ディスク装置。
JP1108002A 1989-04-26 1989-04-26 光ディスク装置 Expired - Lifetime JP2957193B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61296783A (ja) * 1985-06-26 1986-12-27 Hitachi Ltd 半導体レ−ザ装置
JPS6332982A (ja) * 1986-07-25 1988-02-12 Mitsubishi Electric Corp 半導体レ−ザ

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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