JPH02285111A

JPH02285111A - 土工機械用駆動装置

Info

Publication number: JPH02285111A
Application number: JP8900090A
Authority: JP
Inventors: Klaus Schroeder; クラウス　ショレーデル
Original assignee: Liebherr Werk Bischofshofen GmbH
Current assignee: Liebherr Werk Bischofshofen GmbH
Priority date: 1989-04-03
Filing date: 1990-04-03
Publication date: 1990-11-22
Also published as: DE3910748A1; EP0391236A3; DE3910748C2; EP0391236A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の背景）本発明は、２つの駆動車軸を有し、駆動車軸の差動装置
が自在継手の軸によって互いに連結され、可変容量形モ
ータ、好ましくは、斜板モータを介して自在継手軸を駆
動するポンプを駆動するＩＣエンジンを備えた、土工８
１械、特に、ホイール積込み機用の駆動装置に関する。

二軸土工機械用の在来の駆動装置は、ギヤボックスの入
力軸に流体トルクコンバータを介して連結されたディー
ゼルエンジンを有し、ギヤボックスの出力軸は平歯車装
置を介して駆動連結部としての自在継手軸に連結されて
いる。この形式の駆動装置が好ましくない牽引力特性を
有するばかりでなく、自在継手軸に流体コンバータ、ギ
ヤボックス及び平歯車を介してＩＣエンジンを堅く連結
することは、複雑であり、得策でない。

問題の形式の駆動装置の成る改良が、もし一般にディー
ゼルエンジンであるＩＣエンジンが油圧ポンプに連結さ
れて油圧モータを駆動し、油圧モータの動力が制御でき
、油圧モータの出力軸がギヤボックスを介して自在継手
軸を駆動するように配置されるならば、可能である。こ
の駆動装置は、油圧ホースを用いる油圧ポンプと油圧モ
ータとの連結のため一層順応性があるばかりでなく、油
圧駆動装置の使用を可能にし、さらに牽引力関数の理想
曲線、即ち速度の関数としての牽引力に一層近づくこと
を可能にする。

（本発明の要約）本発明の目的は、構造が簡単であり、かつ要件に有利に
適合する前述の形式の駆動装置を提供することにある。

本発明のさらに他の目的は保守作業のために適切に接近
できる駆動装置を提供することにある。

これらの目的及びその他の目的を達成するために、本発
明の油圧モータは後部車軸の差動装置と自在継手との間
の箇所で自在継手軸を駆動するように配置されている。

この設計では、別のギヤボックスを設ける必要がないの
で、牽引力及び速度が可変容量層油圧モータを介して直
接制御される。

この設計では、ギヤボックスがなくて済むので、毎時的
２０ｋｍまでの遅い走行速度を持つホイール積込み機の
ような土工機械に適している６本発明による駆動装置は
、特に簡単な構造及び駆動ユニットへ容易な接近性に特
徴がある。

油圧モータは、好ましくは、軸流ピストンモータのよう
な斜板モータの形態である。

油圧モータの軸、または斜板モータの軸、またはこれら
のそれぞれの軸は都合よくは自在継手軸自体で構成され
、このことにより、有利なコンパクトな構造が得られる
。

本発明のもう１つの特徴によると、油圧モータはブレー
キ装置及び（又は）運転装置用の予備ポンプとして作動
するように配置されている。かくして、万一、エンジン
またはこのエンジンによって駆動される油圧ポンプが停
止するならば、土工機械のホイールが回転している限り
は、ブレーキ装置及び運転装置に依然として油圧流体を
供給できる予備ポンプとして油圧モータを作動させるよ
うに、制御装置を操作できる。

本発明では、また、油圧モータが後方に突出してかさ歯
車を介して差動装置のクラウン歯車を駆動するように後
部車軸の差動装置のハウジングに直接フランジで取付け
られている駆動装置（別個の発明として特許請求の範囲
に記載）の設計も考えている。

この油圧モータは単なる自在継手軸用の駆動モータであ
ってもよく、或は自在継手軸を駆動する最初のモータの
他に設けられてもよい。

もし油圧モータが後部車軸の差動装置の両側に設けられ
、これらの油圧モータが自在継手軸を駆動するならば、
２つのモータにはＩＣエンジンによって駆動される油圧
ポンプによって油圧流体が同時に供給されるので、２つ
の油圧モータの適当な制御装置が与えられるならば、遅
い走行速度で高スラストカを確保できる。もし逆に前部
の油圧・モータの流入量が零に設定されて、その結果ポ
ンプの全動力が後部の油圧モータを駆動するのに用いら
れるならば、走行速度はスラスト力の減少に伴って増大
できる。後部差動装置を介して自在継手軸を駆動する２
つの油圧モータを配置することにより、機械的なギヤボ
ックスを持たないで、広範囲にわたってスラスト力及び
走行速度を変えることができる。

後部油圧モータも斜板モータの形態であれば、便利であ
る。この斜板モータも、ブレーキ装置及び（又は）運転
装置用の予備ポンプとして作動するように、設計できる
。

大きな動力容量を持つ土工機械に対して特に利点のある
特徴によると、ギヤボックスが後部車軸の差動装置のハ
ウジングにフランジで取付けられ、ギヤボックスの出力
軸がかさ歯車を介して差動装置のクラウン歯車を駆動し
、ギヤボックスの後端にフランジで取付けられかつギヤ
ボックスの入力軸を駆動するように配置された油圧モー
タが設けられる。この配置では、また、後部車軸の差動
装置と自在継手との間の箇所に自在継手軸を駆動する別
の油圧モータを設けることが便利である。この変形した
設計も、前部斜板モータを、スラスト力を与えるために
、または適当に切替えた後にブレーキ装置及び（又は）
運転装置用の予備ポンプとして機能させるために、用い
ることができるものである。

油圧モータは、ここでも、やはり、動力が便利に制御で
きるような斜板モータであるならば都合がよい。

油圧駆動装置の使用により、ブレーキとしてモータを用
いて土工機械を遅くできる別の利点が得られる。その理
由は、エンジンを用いてホイールを制動させると、ホイ
ールが油圧駆動装置を介してＩＣエンジンに作用するか
らである。

本発明のさらに他の特徴は、ＩＣエンジンを、そのファ
ンを前方に向け、かつその油圧モータを後方にあるよう
に、土工機械に取付けることである。この構成により、
保守作業のため、油圧ポンプ及びモータの両方に容易に
接近できる。

またさらに、ギヤボックスをコンパクトであることが特
徴の多速遊星歯車で構成するならば都合がよい、遊星歯
車は好ましくは３段階の速度を有する。速度の変更は、
好ましくは、プレートクラッチを用いて行われる。

本発明の一実施例を添付図面を参照して以下に説明する
。

（発明の実施例の詳細な説明）図面は、特許請求の範囲の第１項乃至第４項及び第８項
乃至第１１項の特徴に従ったホイール積込み機（ローダ
）用の駆動装置を示す。

ホイール積込み機１は、基本的には、従来通り設計され
ている。このホイール積込み機は、前部シャーシ部分２
及び後部シャーシ部分３を有し、これらのシャーシ部分
は在来の中央継手（中心線４でしか示さない）によって
互いに連結されている。運転装置、駆動装置を持つ積込
みショベル、及び車軸用の配列及び軸受は従来通り設計
されており、したがって、本明細書では説明しない。

４つのホイールを駆動する軸は前部差動装置５及び後部
差動装置６を介して駆動される部分用の軸である。２つ
の差動装置５及び６は自在継手軸７によって自在継手８
及び９にそれぞれ連結されている。

後部差動装置６には、遊星歯車装置１０がフランジで取
付けられており、この後部差動装置６は後方に突出し、
軸流ピストンモータ１１としての斜板モータが後方へつ
ながるように歯車装置１０にフランジで取付けられてい
る。斜板モータ１１は油圧ホース（図示せず）によって
、ディーゼルエンジン１３によって公知のように駆動さ
れるポンプ１２に連結されている。

遊星歯車装置１０及びその遊星歯車装置にフランジで取
付けられた斜板モータ１１の中心線は、上方に傾斜して
、後部車軸の背後に大きな地上すきまを設けるように、
自在継手軸７に対して鋭角に延びている。

斜板モータ１５が後部車軸の差動装置６の前方の側にフ
ランジで取付けらでおり、この斜板モータ１５の軸１６
は自在継手軸の一部を構成している。

後部車軸は完全な浮動車軸の形態である。なお、これは
支持部材１７だけで示されている。

ディーゼルエンジン１３は、そのファン１つを前方に向
けるように取付けられ、ポンプ１２はディーゼルエンジ
ン１３にフランジで取付けられ、後方に向けられている
。このようにして、ポンプ及び駆動ユニットの全部が保
守及び修理のために容易に近づくことができるようにさ
れている。

第２図及び第３図は、フランジで取付けられた斜板モー
タ１５と斜板モータ１１がフランジで取付けられたフラ
ンジ取付は形の遊星歯車装置１０とを持つ後部車軸上の
差動装置を拡大して示す。

第２図及び第３図かられかるように、遊星歯車装置の中
央駆動出力軸２０はかさ歯車２１を支持し、このかさ歯
車は差動装置６のクラウン歯車２２と噛み合っている。

遊星歯車装置１０のハウジング２３は直接差動装置６の
ハウジングにフランジで取付けられないで、完全浮動車
軸の一部を構成する中間ハウジング２４に取付けられて
いる。

自在継手軸１７の第１部分１６は斜板モータ１５の軸を
構成する。動力を制御するための斜板の調節は油圧シリ
ンダ２６を用いて従来通り行われる。

駆動装置内の設計されたその他のすべての要素は図面か
ら明らかにわかるので、さらに詳細に説明する必要はな
い。

特許請求の範囲第１項乃至第４項の駆動装置の場合には
、フランジで取付けた斜板モータ１１を持つ遊星歯車ボ
ックス１０はない。

特許請求の範囲第５項による駆動装置の場合には、遊星
歯車ボックス１０は、斜板モータ１１が差動装置６に直
接フランジで取付けられるように、なくて済ませること
ができ、所望に応じて斜板モータ１５も同様になしで済
ませることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、差動装置、後部差動装置にフランジで取付け
られた斜板モータ、及び斜板モータにフランジで取付け
られた遊星歯車装置の場合のホイール積込み機の概略側
面図であり、斜板モータ及び遊星歯車装置を縦断面で示
す図である。第２図は、斜板モータがフランジで取付けられた後部差
動装置及び斜板モータを持°つ遊星歯車装置の拡大縦断
面図である。第３図は、面図である。ｌ・・・ホイール積込み機、５・・・前部差動装置、６・・・後部差動装置、１０・・・遊星歯車装置、１５・・・斜板モータ。第２図で示す駆動ユニットの水平断

Claims

【特許請求の範囲】

（１）特に、ホィール積込み機の形態の土工機械用駆動
装置であって、２つの駆動車軸は差動装置を有し、前記
差動装置が自在継手軸によって互いに連結されており、
ポンプを駆動する土工機械用駆動装置のＩＣエンジンが
制御形油圧モータ、好ましくは、斜板モータを介して自
在継手を駆動するように配置された土工機械用駆動装置
において、油圧モータが後部車軸と自在継手との間の箇
所で自在継手軸を駆動するように配置されている、こと
を特徴とする土工機械用駆動装置。
（２）請求項１記載の土工機械用駆動装置において、油
圧モータは斜板モータから作られ、斜板モータは、好ま
しくは、後部車軸の差動装置にフランジで取付けられて
いる、ことを特徴とする土工機械用駆動装置。
（３）請求項１または２記載の土工機械用駆動装置にお
いて、斜板モータとしての油圧モータの軸は自在継手軸
によって形成されている、ことを特徴とする土工機械用
駆動装置。
（４）請求項１乃至３のいずれか１つに記載の土工機械
用駆動装置において、油圧モータが前記土工機械車両の
ブレーキ装置及び運転装置のうちの少なくとも１つの装
置を駆動する予備ポンプとして作動するようになってい
る、ことを特徴とする土工機械用駆動装置。
（５）請求項１記載の土工機械用駆動装置において、後
方に突出するように配置され、後部車軸の差動装置のハ
ウジングにフランジで取付けられ、さらにかかる差動装
置のクラウン歯車を駆動するように配置された油圧モー
タを有する、ことを特徴とする土工機械用駆動装置。
（６）請求項５記載の土工機械用駆動装置において、前
記油圧モータは斜板モータである、ことを特徴とする土
工機械用駆動装置。
（７）請求項５または６記載の土工機械用駆動装置にお
いて、油圧モータが前記土工機械車両のブレーキ装置及
び運転装置のうちの少なくとも１つの装置を駆動する予
備ポンプとして作動するようになつている、ことを特徴
とする土工機械用駆動装置。
（８）特に請求項１記載の、または請求項１乃至４のい
ずれか１つの記載の土工機械用駆動装置において、ギヤ
ボックスが後方に突出するように後部車軸の差動装置の
ハウジングにフランジで取付けられ、前記ギヤボックス
は出力軸を駆動する前記差動装置のクラウン歯車にかさ
歯車を介して連結された出力軸を有し、油圧モータがギ
ヤボックスの入力軸を駆動するようにギヤボックスの後
端にフランジで取付けられている、ことを特徴とする土
工機械用駆動装置。
（９）請求項８記載の土工機械用駆動装置において、ギ
ヤボックスが多速遊星歯車装置を有する、ことを特徴と
する土工機械用駆動装置。
（１０）請求項８または９記載の土工機械用駆動装置に
おいて、前記油圧モータが斜板モータである、ことを特
徴とする土工機械用駆動装置。
（１１）請求項１乃至９のいずれか１つに記載の土工機
械用駆動装置において、ＩＣエンジンが、そのエンジン
ファンを前方に向け、かつその流体動力ポンプを後方に
あるように、土工機械に取付けられる、ことを特徴とす
る土工機械用駆動装置。