JPH02284903A - カチオン重合性物質のための開始剤 - Google Patents

カチオン重合性物質のための開始剤

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JPH02284903A
JPH02284903A JP2073183A JP7318390A JPH02284903A JP H02284903 A JPH02284903 A JP H02284903A JP 2073183 A JP2073183 A JP 2073183A JP 7318390 A JP7318390 A JP 7318390A JP H02284903 A JPH02284903 A JP H02284903A
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    • C07F15/00Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカチオン重合性物質のための新規開始剤組成物
、選ばれ友新規金属錯体、開始剤組成物及び金属錯体の
製造方法、カチオン重合性物質に関するものであり、そ
してこれらの開始剤組成物、新規開始剤組成物を使用す
る硬化生成物の製造方法及び硬化剤成物全含む。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕カチオ
ン重合性物質、好ましくはエポキシ樹脂金含む硬化性組
成物、及び硬化剤としてのメタロセン塩fl EP−A
−94915及び−109851に記載されている。
すでに知られているこれらの組成物において、有機金属
錯体塩は一般に重合すべき物質に混合された後で且つ熱
による硬化前に化学輻射線を用いて照射することにより
活性化され、物質及び輻射線の条件に応じて部分的に重
合することが可能であり、次いで組成物は熱の手段によ
り硬化されるか、又は組成物に一般に錯塩の分解点に近
い高温で直接硬化される。
多数の用途の友めに、例えば集積回路の製造の際の被覆
工程における使用のために、又は速硬性−放物接着剤と
して、硬化性組成物はそftら自体相反し、それ故、互
いに共に実現することが困難である性質例えば非硬化組
成物の適切な加工安定性(ポットライフ)及び最低実用
温度における最高実用硬化速度を併有することが必要と
される。
急速に硬化し得るエポキシベースのカプセル化系にEP
−A−235077K記載されている。これらの系は選
ばれ次ジグリシジルエーテル、硬化触媒、立体障害フェ
ノール又はホスフィツト及び特定の反応性希釈剤を含む
。水及び配位子としてテトラヒドロフラン全台む四弗化
硼酸亜鉛錯体は硬化触媒として記載されている。硬化剤
の濃度に一般に、高い硬化速度を併有する加工安定性を
達成するために正確に調整きれ々ければならない。
〔課題を解決する定めの手段〕
カチオン重合性化合物のための開始剤が今や見出され、
それらは反応性希釈剤と組合せて用いられるので、その
結果開始剤活性の制御が可能である。そのような開始剤
系は簡単な方法により製造することができ、そして更に
有用な最終特性金有する架橋生成物を与える。
硬化生成物の高い熱安定性は特に驚くべきことであると
考えられる。更に、これらの開始剤組成物を用いて硬化
され几生成物は良好な色の安定度及び硬化樹脂に対する
開始剤構造の予期しない強固な結合、及びそれ故低い腐
蝕度合を特徴とする。開始剤のイオンはそれ故“圧力が
ま試験(pressure cooker test)
= (粉末試料20 Pi 121℃/ 1.2 ba
rで20時間、脱イオン水10011Llと一緒に煮沸
する)において樹脂から洗い出されない。本発明の開始
剤組成物の別の利点に高い処理量であり、こtLは急速
なゲル化が低温で可能であり且つより高温における後硬
化時間も短縮できるので、特に機械加工中に達成するこ
とができる。開始剤作用は硬化工程が中断された後にも
更に持続するので、その結果硬化反応は加PAヲ繰り返
すことにより再び開始する。樹脂と硬化剤組成物の混合
比は一般に硬化条件を制限するものではないという事実
は、本発明の硬化性組成物の加工中の別の利点と考える
べきである。この混合比はそれ故、特に機械加工中に変
えることができるので、硬化条件は毎回調整する必要は
ない。
硬化工程前の照射による硬化性組成物の活性化は、新規
開始剤組成物ケ更に不要とすることができるので、その
結果加工中の簡素化は一般に特に高い元項材含有率を有
する系において又は薄層中での硬化の場合に起り、この
ために全硬化性組成物に対する完全な照射に問題がある
かもしれない。
本発明に、 )ポリカルボン酸無水物、ポリイソシアネート、環式カ
ーボネート、ラクトン又はそnらの化合物の混合物、及
びその中に溶解され九11)少なくとも1種の次式■: 叶   − [M  (L)  ]  nX  (1)〔式中、nは
2又は3を表わし、MはZn  。
2+     2+     2+    2+   
  2+    2+    2+Mg  、Fe  
、Co  、Ni  、Cr  、Ru  、Mn2+
    2+     3+     3+Sn  +
 VO+ Fe  + AZ  及びCo  からなる
群から選ばれ之金属カチオンを表わし、XはAaFs 
SbFg 、 BiFg  からなる群から選ばれ几ア
ニオン及び弗素原子がヒドロキシ化基により置換され之
それらのアニオンから縛導され九誘導体、又はアニオン
の全景に対してアニオンXの50%までがいずれかの所
望のアニオンであってもよいアユ1フ2表わし、Li水
又は配位点として1種又はそれより多い−co、 −c
o−o−、−o−co−o−及び−〇−からなる群から
選ばれた官能性基を含み、且つ酸素原子又は酸素原子類
を介して中心原子によりδ−結合を形成する有機δ−供
与体配位子を表わし、そしてx u Oないし6の整数
2表わし、配位子Li与えられた定義の範囲内で異なっ
ていてよい〕で表わされる化合物を含む組成物に関する
ものである。
表現6アニオンXの50%までがいずれかの所望のアニ
オンであってもよい#ケ、式ITiわされる化合物にお
いて全アニオンの約半分がいずれかの所望の意味を有す
ることができるという意味に理解されたい。AsFt 
、 SbFg 、 BiFg又はヒドロキシル基を含む
それらの誘導体と異なるアニオンの可能な含有率に、開
始剤組成物の所望の活性に依存する。AIIIF6+ 
5bFa + BtFs又はヒドロキシル基金含むそれ
らの誘導体と異なるアニオンを含む式■で表わされる化
合物は、本発明の目的のために利用でさると考えられ、
成分()と組合せる場合には、それはカチオン重合性物
質全硬化することができる。
表現゛有機δ−供与体配位子″は、Lが上記定義の官能
性基の酸素原子を介して金属−配位子δ−結合を形成す
るいずれかのδ−供与体配位子ヲ表わすという意味に理
解されたい。表現“δ−供与体配位子″は、例えばアー
ル、ビーホード7 (R−P−Houghton)、有
機化学における金属錯体(Metal Complex
es In OrganicChemistry)、第
4頁、ケンブリッジ大学出版(Cambridge U
njvers+ity Press)、1979年、に
おいて定義されたような最も広い意味に本文中では理解
され几い。本文中の系はそれ故、純粋なδ−供与体、δ
−及びπ−供与体又はδ−供与体及びπ−受容体であっ
てよい。
指数Xの太ささは配位子りの数全示す。この数は一般に
中心原子M が配位により飽和されている程度に、そし
てとのぐらい多くの配位点全特別な配位子が有している
かに依存する。本発明の目的のために、中心原子が配位
により飽和されていないか、部分的に飽和されているか
又は完全に飽和されている式Iで表わされる化合物を用
いることができる。配位子りの数は0と6の間にあって
よい。式Iで表わされる化合物が配付子Ll含み且つ中
心原子が配位により飽和されている場合には、Xは中心
原子が配位子又に配位子類りの配位点の8個又は特別に
は6個の酸素原子により錯化されているというようなL
における配位点の数に依存する。選ばれた配位子の場合
には、8個よりも多い酸素原子も中心原子と錯化するこ
とができる。それ故、Lが単座配位子全表わす場合には
、Xは一般に6を衆わし、二座配位子を表わす場合には
Xは一般に3を表わし、王座配位子を表わす場合にはX
は一般に2を表わし、そして口座又は更に高い配座の配
位子を表わす場合にはXは一般に1又は2を表わす。
可能な配位子種りの例は、アルコールであり、フェノー
ル、水、エーテル、アルデヒド、ケトン、ケテン、アセ
タール、アシラール、アシロイン、カルボン酸又はカル
ボン酸の官能性誘導体、例えばそれらのエステル又は無
水物を含み、ラクトン及び環式カーボネート、及びヒド
ロキシカルボン酸及びオキソカルボン酸及びそれらのエ
ステル及び無水物を含む。
これらの配位子において、水、エーテル、ケトン、カル
ホン1!I!l!無水物及びカルボン酸エステル、特に
ラクトン及びジカルボン酸無水物は、特に好ましい。
カルボン酸、無水物又はエステル配位子LU、全く一般
的に分子中に1個又は1個より多くのカルボキシル基を
有する脂肪族、脂環式、芳香族又は芳香脂肪族化合物を
表わす。
炭素原子の好ましい数は脂肪族カルボン酸では2ないし
40であり、そして脂環式、芳香族及び芳香脂肪族カル
ボン酸では7ないし12である。
分子中にカルボキシル基を有する化合物の例に、飽和及
び不飽和脂肪族モノカルボン酸例えば酢酸、プロピオン
酸、ブチル酸、バレル酸、イソバレル酸、ピバリン酸、
カプロイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、アラキン酸又はアクリル酸、メタク
リル酸、グロビオール酸、クロトン酸、インクロトン酸
、テトラオール酸、ソルビン酸又はオレイン酸;又は脂
環式モノカルボン酸例えばシクロヘキサンカルボン酸;
又ハ芳香族モノカルボン酸例えば安息香酸、ナフトエ酸
又はトリル酸;又は芳香脂肪族モノカルボン酸例えばヒ
ドロトロパ酸、アトロバ酸又は桂皮酸である。
分子中に1個より多くのカルボキシル基を含む化合物の
例は、飽和脂肪族ジカルボン酸例えばg 酸、マロン酸
、コハク酸、α−メチルコハク戚、グルタル酸、アジピ
ン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セパシ
ン酸又は二値化リノール酸;又は不飽和ジカルボン酸例
え′ばマレイン酸、フマール酸、メサコン酸、シトラコ
ン酸、グルタコン酸又はイタコン酸;又に脂環式ジカル
ボン酸例えばカンファー酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘ
キサヒドロイソフタル酸又はヘキサヒドロテレフタル酸
、テトラヒドロフタル酸、テトラヒドロイソフタル酸又
はテトラヒドロテレフタル酸又は4−メチルテトラヒド
ロフタル酸、4−メチルへキサヒドロフタル酸又はエン
ドメチレンテトラヒドロフタル酸;又は芳香族ジカルボ
ン酸例えばフタル酸、イソフタル酸又はテレフタル酸:
又はトリカルボン酸及びより高級なカルボンrR例えば
芳香族トリー又にテトラ−カルボンrR例えばトリメリ
ド酸、トリメシン酸、ピロメリト酸又はベンゾフェノン
テトラカルボン酸である。
無水物に一般に分子中に1個又は2個の無水物基を有し
ている。分子間無水物は、同−又は異なるカルボン酸の
無水物であってよい。そのような配位子の例は上記のカ
ルボン酸無水物である。
Lがエステルを表わす場合には、これは一般に脂肪族、
芳香族又は芳香脂肪族上ノー又はポリ−カルボンeRか
ら誘導され、こ7″Lに一般に一価の脂肪族、脂環式、
芳香族又は芳香脂肪族アルコールヲ用いてエステル化さ
れる。
それらのエステルを製造する友めに適するモノ−又はポ
リ−カルボン酸は上記のものである。
配位子りとして又はエステル化のために用いることかで
きるアルコールの例に、1個ないし20個の炭素原子を
有する一価アルコール、例えばメタノール、エタノール
、n−プロパツル、インプロパツール、ブタノール、ペ
ンタノール、ヘキサノール、オクタツール、デカノール
、ドデカノール、テトラデカノール、ヘキサデカノール
、オクタデカノール又にエイコサノール、5個ないし1
2個の炭素原子全方する一価脂環式アルコール、例えば
シクロペンタノール又はシクロ−\キサノール、或いr
16個ないし14個の炭素原子を有する一価フエノール
、例えばフェノール、クレゾール又はナフトールである
エステルは、特にラクトン、最も特別に脂肪族ヒドロキ
シカルボン酸のラクトン、例えばγ−プチロラクトン、
r−バレロラクトン、δ−バレロラクトン、ε−カプロ
ラクトン又はクロトノラクトン、又は環式カーボネート
も含む。
Lが環式カーボネートを衣わす場合には、これは一般に
カーボネート基含有する脂肪族化合物全意味するものと
理解されたい。炭素原子の好ましい数に51固ないし1
2個である。そのような配位子しのf!AJidr−プ
ロピレンカーボネートである。
Lがエーテルを表わす場合には、これは一般に一価ない
し四価脂肪族、脂環式、芳香族又は芳香脂肪族アルコー
ルから誘導される。そのようなエーテルは遊離のヒドロ
キシル基金含んでいてよい。エーテル基は炭素鎖の一部
又は環系の一部であってよい。
炭素鎖の一部としてエーテル基を有する配位子りは、例
えば−価アルコールから誘導される。
そのようなアルコールは、例えばエステル配位子りのエ
ステル化成分として上記したものである。
多価アルコールをベースとする炭素鎖の一部としてエー
テル基を有する配位子の例は、ポリアルキルエーテル、
特に脂肪族ジー トリー又はテトラ−オール例えはエチ
レングリコール、ジエチレングリコール及び高級ポリ−
(オキシエチレン)グリコール、フロパン−1,2−ジ
オール、フロパン−1,3−ジオール又は高級ポリ−(
オキシプロピレン)グリコール、ブタン−1,4−ジオ
ール又は高級ポリ−(オキシブチレン)クリコール、ペ
ンタン−1,5−ジオール、ネオペンチルクリコール(
2,2−ジメチルプロパンジオール)、ヘキサン−1,
6−ジオール、オクタン−1,8−ジオール、デカン−
1,10−ジオール、デカン−1,12−ジオール、ヘ
キサン−2,4,6−グリセロール、1. i、 1−
 トリメチロールエタン、1+ ’L 1− ト’) 
メ”F O)Lt 7’ O/:ン又はペンタエリトリ
トールのジー トリー又はテトラ−メチル、−エチル、
−プロピル又は−ブチルエーテル:又は脂環式ジオール
例えば1.3−又は1,4−ジヒドロキシシクロヘキサ
ン、1.4−シクロヘキサンジメタツール、ビス−(4
−ヒドロキシシクロヘキシル)−メタン、2.2−ビス
−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロパン又ハ1
.1−ビス−(ヒドロキシメチル)−シクロヘキセ−3
−二ンのジメチル、エチル、−プロピル又げ一ブチルエ
ーテル:又はジー トリー若しくはテトラ−フェノール
又は単一若しくは多−核ポリフエノール例えばレゾルシ
ノール、ヒドロキノン、ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−メタン、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロパン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
エーテル、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−スルホ
ン、1.3.5− )リヒドロキシベンゼン又は1.1
.2.2−テトラキス=(4−ヒドロキシフェニル)−
エタ/のジー トリー又はテトラ−メチル、エチル、−
プロピル又は−ブチルエーテルである。
環系の一部としてエーテル基を有する配位子りは、多1
面アルコール特にジオールから誘導される。そのような
配位子のPJ[、テトラヒドロフラン、ジオキサン又は
クラウンエーテル、例えば18−クラウン−6,15−
クラウン−5又に12−クラウン−4である。
好ましいエーテル配位子は分子中に2個又は特に1個の
エーテル基金含む。環式エーテル配位子は特に好ましい
Lがアルデヒド基表わす場合には、この化合物は好まし
くは分子中に1個又は2個のアルデヒド基を有する脂肪
族、脂環式、芳香族又は芳香脂肪族化合物である。これ
らの例は上記のカルボン酸のアルデヒドである。
Lがケトンヲ表わす場合には、この化合物は好ましくは
分子中に1個又は2個のケト基を有する脂肪族、脂環式
、芳香族又は芳香脂肪化合物である。ケトン基は炭素鎖
の一部又は環系の一部であってよい。表現“ケトン#は
キノンも含む。
脂肪族ケトンの例はアセトン、メチルエチルケトン、エ
チルプロピルケトン、ジイソプロピルケトン及びヘキサ
ン−2,4−ジオンである。
脂環式ケトンの例に1.4−ベンゾキノン、シクロペン
タノン又にシクロヘキサノンである。
芳香族ケトンの例は1.4−ナフトキノ/、アントラキ
ノン又はベンゾフェノンである。
芳香脂肪族ケトンの例はアセトフェノン、プロピオフェ
ノン、カルコン又はデツキジベンゾインである。
一分子中にいくつかの異なる配位点を有する配位子しも
可能である。この例は2−メトキシエタノールである。
式■で表わされる化合物中のアニオンXのいくつかがい
ずれかの所望の意味を有する場合には、これらは例えば
スルフェート、ホスフェート、ノ10ゲン化物、カルホ
キシレー)又Uスルホネートの各アニオンであってよい
。それらは好ましくは塩素原子又は弗素原子のアニオン
である。
好ましい成分11)は次式Il: [(L’)  M  (L”)、]   nX   (
n)〔式中、M、X及びnは上記において定義され友も
のと同じ意味を表わし、Lmは単座ないし国産δ−供与
体配位子?ffわし且つ分子当り1個又は2個のケトン
基、無水物基、カーボネート基又はエステル基又は分子
当り1個ないし6個のエーテル基を有する脂肪族、脂環
式、芳香族又は芳香脂肪族化合物ヲ表わし、弐〇で表わ
される化合物の配位子しlハ与えられた定義の範囲内で
異なっていてより、L2は水を表わし、6は0ないし2
、好ましくは0の整数ヲ衣わし、そして、1,1が単座
配位子を表わす場合には、aは4ないし6の整数全表わ
し且つaとbの合計が各々の場合において6を衣わし、
そしてLlが二座配位子全茨わす場合には、aは2及び
3の整数を表わし且つ2aとbの6の合計が各々の場合
において6を表わし、そしてLlが王座配位子を衣わす
場合には、aは1又は2を表わし且つ3aとbの合計が
6を表わし、そしてLmが国産、五座又は大塵配位子を
表わす場合には、aは1を表わし且つ4aとbの、又n
 5 aとbの、又は68とbの合計が6又は8を表わ
す〕で表わされる化合物を含む。
本発明の開始剤組成物の成分1)に、ポリカルボン酸無
水物、ポリイソシアネート、環式カーボネート又はラク
トンである。ポリカルボン酸無水物、環式カーボネート
又はラクトンは可能な配位子りとして上記し友ものであ
る。
成分1)がポリイソシアネートである場合には、一般に
少なくとも2個のインシアネート基又は結合し次いで加
熱により分解することができるインシアネート基を有す
るいずれかの脂肪族、脂環式、芳香族又は芳香脂肪族化
合物であり、この中に成分11)全溶解することができ
、使用することができる。
好ましいポリイソシアネートは3個又は特に2個のイン
シアネート基を含み且つ6個ないし20個の炭素原子金
有する。芳香族ジイソシアネート、特に4.4′−ジイ
ンシアナトジフェニルメタン及び異なるジイソシアナト
ジフェニルメタンの個々の混合物は特に好ましい。
ポリイソシアネートは、特に高いガラス転移温度を有す
る硬化生成物が一般にそのような開始剤組成物を用いて
製造されるので、成分1)として特に好ましい。
好ましいポリイソシアネートの例に、2.4−ジイソシ
アナトトルエン及び2.6−ジイソシアナトトルエンと
のその工業混合物、2.6− )インシアナトトルエン
、1,5−ンイン7アナトナフタレン、4.4’−ジイ
ソシアナトジフェニルメタン及び種々のジイソシアナト
ジフェニルメタン(例えば4.4′−及び2.4′−異
性体)の工業混合物、ウレタン化4.4′−ジイソシア
ナトジフェニルメタン、カルボジイミド化4.4′−ジ
イソシアナトジフェニルメタン、2.4−ジイソシアナ
トトルエンのウレトジオン、トリイソシアナトトリフェ
ニルメタン、ジイソシアナトトルエンとトリメチロール
プロパンの付加物、トリイソシアナトトルエンの三量体
、ジイソシアナト−m−キシリレン及びN、 N’−ジ
ー(4−メチル−5−インシアナトフェニル)−尿素、
ジイソシアナトトルエンと1,6−ジイソノアナトへキ
サメチレンの混合三量化生成物、1.6−ジイソシアナ
トヘキサン、45.5−トリメチル−1−インシアナト
メチルシクロヘキサン(インホロンジイソシアネート)
、N、 N’ 、 N” −トリー(6−イソシアナト
ヘキシル)−ビユレット、2,2゜4−トリメチル−1
,6−ジインシアナトヘキサン、1−メチル−44−ジ
イソンアナトシクロヘキサン、ジメリルジイソシアネー
ト、4.4’−ジインシアナトジシクロヘキシルメタン
、三量化インホロンジイソシアネート、三量化ヘキサン
ジイソシアネート及びメチル2゜6−ジインシアナトヘ
キサノエートである。
好ましい成分りはポリカルボン酸無水物、特にエポキシ
硬化剤として公知のポリカルボン酸無水物である。ジカ
ルボン酸無水物aWに好ましく使用される。そのような
好ましい成分1)の例は、テトラヒドロ7タル酸無水物
、メチル−テトラヒドロフタル酸無水物、ヘキサヒドロ
フタル酸無水物及び特にメチル−ヘキサヒドロフタル酸
無水物である。
式Iで表わされる化合物の量は、一般に硬化性物質と混
合して特定の意図した用途のために適切な加工安定性及
び硬化速度が得られるように選ぶ。個々の場合における
必要量に、簡単な実験により決定することができる。成
分it)の量は、一般に成分1)と11)の全重量に対
してcL05重量%と10重t%の間で変化する。
ビス−[[12]  −クラウン−4)−鉄(11)ヘ
キサフルオロアンチモネート、ビス−([15] −ク
ラウン−5)−鉄(■)ヘキサフルオロアンチモネート
及び([12コークラウン−4)(口5コークラウン−
5)−鉄(n)へキサフルオロアンチ上ネート1除いて
、式■で表わされる化合物は新規であり、そして本発明
は同様にこれらのものに関するものである。
すでに知られている化合物は、アンゲバンテヒエミー(
Angew、 Chem、 )、 97α1.第879
−80頁(1985年)に記載されている。これらの化
合物の意図し友用途は全く述べられていない。
指数nは好ましくは21に表わす。
式中、bが0を表わす弐■で表わされる化合物の開始剤
組成物又はこれらの化合物が好ましい。
式中、aが6又は3を戎わす式■で表わされる化合物の
開始剤組成物又はこれらの化合物が好ましい。
MU好ましくはFe  、Zn  、Mg  、C。
Mn、Sn  及びAt  からなる群から選ばれ次金
属カチオン金衣わす。
2+      2+     2+     3+M
t−j特に好ましくiZn  、Mn  +Sn  、
At及び特にFe  からなる群から選ばれ次金属カチ
オンを表わす。
式中、総てのアニオンXがAsFe e SbFg #
S b Fs (OH)及びBiF6からなる群から選
ばれ九式■又は■で表わされる化合物は、本発明の開始
剤組成物の製造の定めに好ましく使用される。
好ましいアニオンX n 5bFa  である。
好ましい開始剤組成物は、カチオン重合性物質に混合す
るのに都合が良いように、50℃以下特に60℃以下の
温度で液体である。
特に好ましい開始剤組成物は、成分1)としてポリカル
ボン酸無水物、特にポリカルボ/酸二無水物を含む。
本発明の開始剤組成物の組成は特に知られてはいないけ
れども、成分1)に溶解する際に、成分11)中の配位
子りは過剰に存在するこの成分特に無水物配位子にエリ
置換される。
式■で表わされる無水物錯体は特に好ましく、そして式
中、aが6又に3を表わし、bが0全表わし、そしてL
が1個又は2個のカルボン酸無水物基金有する脂肪族、
脂環式、芳香族又は芳香脂肪族化合物を表わす弐〇で表
わされる化合物は特に好ましい。
50℃以下、特に30℃以下の温度で液体である化合物
は、成分1)として特に好ましい。この成分はそのよう
な化合物の液体混合物であってもよい。
本発明の組成物は、上記において定義された如く式Iで
表わされる化合物を成分1)K溶解することにより製造
することができる。
式I又は■で表わされる化合物に一般にa)ないしe)
の1々の方法により得ることができる。
式中、Mがpe  f表わし、そしてbが0を我わす式
■で災わされる化合物は、例えば方法a)により得るこ
とができる。すなわち、次式m:[(R1)Fe   
(R”) ]   aX   (III)〔式中、R’
Hπ−アレーンを表わし、そしてR2にπ−アレーンの
アニオン例えばシクロペンタジェニルアニオン、又ハ特
にπ−アレーン全衣わし、a 741又は2を宍わし、
そしてxh上記において定義され几ものと同じ意味を表
わす〕で表わされるπ−錯体全、導入すべきものである
ところの上記において定義されたものと同じ意味を表わ
す配位子L1に、又はそれらの化合物の混合物に溶解し
、次いでLlに対するR1とR2の配位子交換まで溶液
に化学輻射線を照射すること又は溶液を加熱することを
実質的に行い、次いで公知方法により反応混合物から生
成物を分離する。
弐Iで表わされる化合物の変換は、公知方法でクロマト
グラフ的又は分光学的方法により、例えば弐■で表わさ
れる出発錯体の特性吸収帯の強度を監視することにより
、監視することができる。
弐■で表わされる出発物質及び導入すべき配位子L1の
量は、一般に弐■で表わされる化合物のモル当り好まし
くは化合物L10ないし100モルが存在するように選
ぶ。
反応は、出発錯体の安定性に応じて、加熱することKよ
り行うことができる。しかしながら、反応は弐■で宍わ
される出発錯体を出発錯体が吸収する波長を使用して化
学輻射線で照射することによって行うこともできる。
式■で表わされる生成物は一般に照射中又は冷却中に反
応混合物中に析出するか、又は生成物に対する非溶媒を
添加することにより反応混合物から沈殿きせることがで
きる。生成物を次いで慣用の操作例えば濾過又は抽出の
手段により、混合物から除く。
弐■で表わされる出発化合物に公知であり、そして例え
ばEP−A−94915に記載されている。
方法b)t−行うためには、次式■で表わされる金属ハ
ロゲン化物を次式V: Pl ’ (Hat)  GV)、  AgX (V)
〔式■及びv中、n、M及びXは上記において定義され
皮ものと同じ意味t−iわし、そしてnazuハロゲン
化物アニオ:/% 特に塩素アニオン又は弗素アニオン
を表わす〕で表わされる銀塩のほぼ化学量論量と一緒に
、導入すべき上記において定義されたものと同じ意味を
表わす配位子L1に、又はそれらの化合物の混合物に溶
解又は懸濁させ、次いで所望により反応混合物を加熱す
ると、その結果式■で表わされる生成物が生成する。
式■及びVで表わされる出発物質及び導入すべき配位子
L!の量は、一般に式Vで表わされる化合物約nモル及
び化合物L1約10モルないし約100モルが、式■で
表わされる化合物のモル当りに存在するように選ぶ。
反応は一般に低温、例えば20−40℃で行う。
反応生成物はこの場合も同様に慣用の操作手段、例えば
方法a)の下で記載されている如く、生成した銀塩’t
F別し、次いで生成し次生成物を単離することにより、
反応混合物から′分離する。
方法C>W行うためには、次式■で衣わされる金属塩を
次式■: 〔式■及び■中、Rs + R4及びRs n互いに独
立してアルキル基、シクロアルキル基又はアルアルキル
基、4EjKメチル基又はエチル基金表わし、M、n及
びXは上記において定義きれたものと同じ意味を表わし
、そしてYに・・ロゲ/化物アニオン、アルコレートア
ニオン又ハカルボン酸アニオンを表わす〕で表わされる
化合物と、上記において定義されtものと同じ意味を表
わす化合物L1と一緒に反応式せると、その結果式■で
表わされる生成物が生成する。
式■及び■で表わされる出発物質及び導入すべき配位子
L1の量に、一般に式■で茨わされる化合物nモル及び
好ましくは化合物L110モルないし100モルが、式
■で表わされる化合物のモル当りに存在するように選ぶ
反応に室温又は、例えば20−100’Cの温度範囲内
で加熱することにより行う。生成物はこの場合も同様に
1例えば反応a)に対して記載したような慣用の操作手
段により反応混合物から分離することができる。
式■で衣わされる化合物に公知であり、そして例えはU
S−A−3585227又はジャーナル オプ ケミカ
ル ソサエティ(J 、 Chem、 Soc、 )、
ケミカル コミュニケーションズ(Ch em。
Communications) 、1976年、第3
3−4頁、に記載されている。
方法d)を行うためには、次式■で表わされる化合物を
次式■: MF  ■、  QFs  ■ 〔式■及び■中、nとMは上記において定義されたもの
と同じ意味を表わし、そしてQはA8゜sb又はBiを
表わす〕で表わされるルイス酸と反応させる。この際、
式■で表わされる化合物は式■で表わてれる化合物の過
剰量に溶解し得るか、又は反応を反応条件下で不活性な
溶媒中で行い、次いで武■又iD(で表わされる化合物
のうちの少なくとも1種全溶解することができる。適す
る溶媒の例は、液体SO2又は無水HFである。反応生
成物は一般に反応溶液から析出し、次いでp過のような
慣用の方法により混合物から分離することができる。
得られた生成物は、例えば上記において定義され友もの
と同じ意味を表わす成分りK溶解し、又はこの生成物を
導入すべき上記に2いて定義され友ものと同じ意味を表
わす配位子しに、又はこれらの配位子の混合物に溶解し
、次いで所望により反応混合物を加熱すると、その結果
配位子Ll”C式■で表わされる化合物中VC導入され
るので、本発明の開始剤組成物の製造のために用いるこ
とができる。生成物に次いで方法a)のために記載し友
方法と同じ方法で単離又は情製される。
化仕物■と■の反応は、デイ−、ガンター(D、 Ga
ntar)他、ジャーナル オブ ケミ力ルソサエテ(
(J、 Chem、 Sac、 )、り/l/ ドア 
 ) 7 yスフクシ、ンズ(Dalton Tran
sactions)、1.987年、第2579−83
頁、に記載されている。
式XIA及び■で表わされる出発物質及び導入すべき配
位子りの最は、一般に式■で表わされる化合物nモル及
び好ましくは化合物510モルないし100モルが、式
■で表わされる化合物のモル当りに存在するように選ぶ
。反応は室温又は、例えば20−200℃の温度範囲内
で加熱することにより行う。
本発明の開始剤組成物の製造のための変法d)(化合物
■と■の反応生成物は、その単離後、成分1ンに直接溶
解される)は特に好ましい。
方法e)に基づいて、式■で表わされる化合物は配位子
交換により他の式■で表わされる化合物に変換すること
もできる。この際、次式1a:[(L3) M(L2)
 b]  nX  ([la )〔式中、M、  L”
l X、 n、 a及びbi上記におイテ定義され几も
のと同じ意味を衣わし、そしてL3は上記においてLl
に対して定義されたものと同じ意味を表わす〕で表わさ
れる化合物を、L3と異なる配位子L1の所望の最終生
成物の少なくとも化学量論に相当する量と一緒に溶解し
、溶液を配位子交換を起すために加熱し、次いで元の配
位子L3の総て又はいく分かが新たに導入され友配位子
Llにより置換された式■で表わされる生成物を単離し
、次いで方法a)の下で記載した方法で処理する。
式1aで表わされる出発物質及び導入すべき配位子LI
H1所望の生成物の化学量論に基づいて選ぶ。例えば、
出発物質中の配位子L3のいく分かのみを交換すべき場
合には、導入すべき配位子L’H化学量論量よりも少な
く使用する。この量も一般に生成物の錯体形成定数の大
きさに依存し、そして慣用の方法により専門家によって
決定することができる。
式11aで表わされる出発物質中の配位子L3の総てを
交換すべ′f!場合には、導入すべき配位子L1は一般
に最初に化学量論量で又は化学量論より過剰に使用する
。ここでも又、Llの量も一般に生成物の錯体形成定数
の大きさに依存し、そして慣用の方法を用いて専門家に
よって決定する。配位子L1約10モルないし100モ
ルを化合物[1aのモル当りに用いるのが好ましい。
本発明に同様に方法a)ないしe)に関するものである
式I及び■で表わされる化合物は、一般に吸湿性である
。式■及び田で表わされる含水化合物は、空気中で式■
で異わされる無水化合物を貯蔵することにより、又はこ
れらの化合物を水と反応させることにより製造すること
ができる。
配位により飽和していないか又は部分的にのみ飽和して
いる中心原子M1に有する式■で表わされる化合物は、
一般に加熱することにより飽和し文化合物から得ること
ができる。この方法において、配位子If留去すると、
錯化していないか又は部分的にのみ錯化し穴中心原子を
有する化合物をそれにより得る。
式■で表わされる化合物に高い反応性を特徴とし、そし
てこの理由の友めにそれらは一般に上記において定義さ
れ皮成分1)を用いて希釈して使用される。開始剤組成
物の特に望ましい反応性は、式■で表わされる化合物の
量を変えることにより簡単且つ再現性良く得ることがで
きる。
本発明の開始剤組成物は、上記において定義されt有用
な性質を有する硬化組成′物を得るために、カチオン重
合性有機物質と組合せることができる。それ故、例えば
、式Iで表わされる非常に高い反応性の化合物は、その
含有率を混合物のわずか1%のみとする範囲まで、成分
1)及びカチオン重合性モノマーを用いて希釈すること
ができる。
本発8Aに、シ友がって、a)カチオン重合性有機物質
とb)上記□において定義された開始剤組成物を含む硬
化性組成物にも関するものである。
そのような硬化性組成物の加工安定性は、例えば、加工
のために適切な貯蔵安定性が低温で得られるように、開
始剤組成物の量又は有効成分■)の含有量により調整す
ることができる。
開始剤成分b)の量は、一般にカチオン重合性物質の重
量部当りα05ないしCL5重量部、好ましくは111
5ないし13重量部である。
成分a)とb)Hl一般に早すぎるゲル化又は硬化を避
けるために、低温例えば50℃以下で混合する。
カチオン重合性で且つ好ましく用いることができる有機
物質は、カチオン重合性のニーy−vy性不飽和化合物
、例えば特定のモノ−又はジ−オレフィン、又はビニル
エーテル、例えばメチルビニルエーテル、インブチルビ
ニルエーテル。
トリメチロ1ルプロハントリビニルエーテル、エチレン
グリコールジビニルエーテル、3.4−ジヒドロ−2−
ホルミル−2H−ピラン及ヒ2−ヒドロキシメチル−4
4−ジヒドロ−2H−ビランのへ4−ジヒドロ−2−ホ
ルミル−2H−ピラン−2−カルボン酸エステル、又ハ
ビニルエステル、例えば酢酸ビニル又はステアリン酸ビ
ニル、又はカチオン重合性複素環式化置物、例えばカチ
オン重合性環式エーテル又はメチロール化合物である。
カチオン重合性有機物質の別の例に、上記EP−A−9
4915に記載されている。
成分a)がカチオン重合性環式エーテルである硬化性組
成物が好ましい。
特に好ましい成分a)はエポキシ樹脂を含む。
し皮がって、本発明は、特に、成分a)としての分子逸
文り平均少なくとも2個の1.2−エポキシ基を有する
化合物と、上記のように定義された成分b)ヲ含む硬化
性組成物にも関するものである。
多数の常用のエポキシ樹脂が、成分a)として使用され
得る。これらの化合物はそれ自体又はいくつかのエポキ
シ樹脂の混合物として、又は成分b)により硬化し得る
他のモノマーとの組合わせにおいてすらも使用きれ得る
エポキシ樹脂の例全下記する。
1)  塩基の存在下、分子中に少なくとも2it!A
のカルボキシル基を含む化合物と、エビクロロヒドリン
、グリセロールジクロロヒドリン又はβ−メチルエピク
ロロヒドリンの反応により得ることができるポリグリシ
ジル及びポリ−(β−メチルグリシジル)−エステル。
分子中に少なくとも2個のカルボキシル基含有する化合
物の例は、エステル配位子りの製造のための成分として
既に上記しtようなポリカルボン酸である。
リ アルカリ性条件下、又は酸触媒の存在下次いでアル
カリで処理する、分子中に少なくとも21ii!ilノ
フルコール性ヒドロキシル基及び/又ハフエノール性ヒ
ドロキシル基を有する化合物と、エビクロロヒドリン、
グリセロールジクロロヒドリン又ハβ−メチルエビクロ
ロヒドリンの反応により得ることができるポリグリシジ
ル及びホIJ −(β−メチルグリシジル)−エーテル
分子中に少なくとも2個のアルコール性ヒドロキシル基
及び/又はフェノール性ヒドロキシル基金有する化合物
の例は、エーテル配位子りの製造のための成分として上
記において既に定義された多価アルコール;又はN、 
N−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−アニリンのよう
な芳香族基i有するアルコール:又はホルムアルデヒド
、アセトアルデヒド、クロラール又はフルフラールのよ
うなアルデヒドと、フェノール、上記のビスフェノール
、2−又は4−メチルフェノール、4−第三ブチルフェ
ノール、p−ノニルフェノール又は4−クロロフェノー
ルのような未置換の又はアルキル基若しくはI・ロゲン
基によって置換され次フェノールの縮合により得ること
ができるノボラックである。
■)ボ’) −C8−グリシジル)化合物、例えばエタ
ン−1,2−ジチオール又はビス−(4−メルカプトメ
チルフェニル)−エーテルのようなジチオール1−ら誘
導されるジ−S−グリシジル誘導体。
■)例えば、エチレン性不飽和脂環式化合物のエポキシ
化により合成することがでさる脂環式エポキシ樹脂のよ
うな、ジエン又はポリエンのエポキシ化生成物。これら
の例は、1.2−ビス−(Z、S−エポキシシクロベン
チルオキシ)−エタン、2.3−エポキシシクロペンチ
ルグリシジルエーテル、・ビス−(2,3−エポキシシ
クロペンチル)−エーテル、5(6)−グ’Jシジルー
2− (1,2−エポキシエチル)−ビシクロ−口2゜
2、1 ]−へブタン、ジシクロベンタジエンジオキシ
ト、sl、 4/−エポキシ−67−メチルシクロヘキ
サンカルボン酸へ4−エポキシ−6−メチルシクロヘキ
シルメチル又f’!5’、4’−エボキシンクロヘキサ
ンカルボン酸へ4−エポキシシクロ−\キシルメチルで
ある。
然し、異なるペテロ原子又は官能基に1.2−エポキシ
基が結合しているエポキシ樹脂を使用することも可能で
ある;このような化合物は、例えばサリチル酸のグリシ
ジルエーテル/グリシジルエステル’を含tr。
本発明の硬化性組成物は、例えば均一の液体又ぼ固体混
合物として、どのような所望の形態でも得ることができ
る。これらの組成物は、加熱により直接に硬化され得る
ものであり、そして硬化温度は、一般に、既に知られて
いる組成物のそれより著しく低い。
好ましい液体開始剤成分は、好ましくは50℃以下の温
度で、攪拌機、ローラーミル又は混線機のような慣用の
手段によってカチオン重合性物質中に混合することがで
さる。
硬化は、好ましくは220℃以下、特に180℃ないし
200℃の範囲内で行われる。然し、硬化組成物がゲル
化するまでに早期硬化金低い温度で行い、次いでより高
い温度で完全に硬化することも可能である。
硬化生成物は良好な機械的及び電気的性質、特に上記に
おいて定義された有用な最終的性質によって識別きれる
本発明は、したがって、本発明の硬化性組成物を加熱に
より硬化することからなる硬化生成物の製造方法にも関
する;更に、本発明げ本発明の硬化性組成物の加熱によ
り得ることができる硬化生成物にも関するものである。
所望ならば、粘度全低下せしめるために、反応性希釈剤
、例えばスチレン、オキシド、ブチルグリシジルエーテ
ル、2,2.4−トリメチルベンチルグリシジルエーテ
ル、フェニルグリシジルエーテル、クレジルグリシジル
エーテル又は合成の、高度に分岐し友、主に第三級の脂
肪族モノカルボン酸のグリシジルエステルを硬化性組成
物に添加することができる。
更に、本発明の組成物は、他の慣用の添加剤として、可
塑剤、増量剤、充填剤及び強化剤、例、tばコールター
ル、ビチューメン、紡織繊維、ガラス繊維、アスベスト
繊維、ボロン繊維、炭*M維、鉱物珪酸塩、雲母、石英
粉末、水和アkiす、ベントナイト■、珪灰石、カオリ
ン、珪酸エーロゲル又はアルミニウム粉末若しくは鉄粉
末のような金属粉末、更にはカーボンブラック、オキシ
ド着色剤と二酸化チタン並びに防炎剤、消泡剤、チキン
トロープ剤、シIJ:+  7、ワックス及びステアリ
ン酸塩のような流れ改良剤(これらのあるものに、離型
剤としても使用され得る〕、又は接着剤、酸化防止剤及
び光安定剤を含むことができる。
添加剤の量に、硬化性組成物100重量部当り通常0な
いし85重量部である。
かなり一般的に、本発明の硬化性組成物は硬化生成物の
製造に使用でき、そして特に特殊な分野の用途、例えは
塗料、フェス、成形材料、浸漬用樹脂、注型用樹脂、含
浸用樹脂、積層用樹脂、接着用又は母材用(財脂として
も適する製剤として使用することができる。
本発明の硬化性組成物は、能動及び受動電気部品のため
の、又は封止剤若しくは造形物の製造のための被覆材と
して特に用いることができる。
本発明に、上記の目的のための硬化性混合物の用途にも
関するものである。
〔実施的及び発明の効果〕
下記の実施例により本発明を説明する。
’H−NMRスペクトルは100 MHzの装置を用い
て測定する。DSC(示差走査熱景計)実験は、メトラ
ー(Mettler )TA3000D8C装置を使用
して行った。この際の昇温速度は10℃/分である。
■9式■で表わされる化合物の製造 !、1.ヘキサ−(カプロラクトン)−鉄(I)ヘキサ
フルオロアンチモネートの製造[方法り]ビスー(η6
−メシチレン)−鉄(II)ヘキサフルオロアンテモネ
ート80?(104,2ミリモル)をカプロラクトン1
50dに溶解し、次いでこの溶液をアルゴン下で脱気し
、次いでUVランプ(sooowダストランプ)に暴露
し、そして冷却する。35分の暴露時間後、・乾燥トル
エン800dを加え、不活性ガス下で戸別し、洗浄し、
次いで高真空下で室温で乾燥することにより生成物を単
離する。白色結晶性で非常に吸湿性の生成物11a6t
(97,8ミ9モル=理論量の94%)を得る。
Css H@oO1tFeS btFttに対する元素
分析:CHFe   Sb   F 計算値 55.67 4.99 4.61 2α09 
1a81測定値 35.59 4.95 5.00 2
1.30 1a55IR(KBr ) : 6603−
’に強い吸収帯(5bFa−) ;1几スペクトルにお
ける他の主な吸収帯はカプロラクトンの吸収帯に大きく
相当している:”H−NMR(D!O):以下のシグナ
ル: 4.56 ppm(2H);167ppm(2H
);及び1.77 ppm ;DSC:240℃で吸熱
的分解。
1.2. )リス−(エチレングリコールジメチルニー
?ル)−鉄(IF)ヘキサフルオロアンチモネートの製
造[方法a)+e )コ ビス−(η−メシチレン) −鉄(…)ヘキサフルオロ
アンチモネー) 2 F (2,6ミIJモル)を乾燥
アセトン8dに溶解し、次いでこの溶液をアルゴン下で
脱気する。この赤色溶液を冷却し、次いでUVランプ(
5000Wダストランプ)に暴露する。5分後、この溶
液は完全に脱色する。エチレングリコールジメチルエー
テル5dを加える。アセトンを真空下で除き、次いで生
成した結晶を不活性ガス下で戸別し、次いでトルエンを
用いて5回洗浄する。室温で高真空下で乾燥した後、白
色の非常に吸湿性の結晶2.0IP(2,52ミIJモ
ル=理論量の97%)を得る。
C+ t Hso 06Fe S bt R!に対する
元素分析:H 計算値:  1a07  五79 測定値:  1&80  五96 ’H−NMR(D、0):五62ppm’/7グL/、
ト(2H);A37ppmシyグv−、ト(5H)。
1、!Lビスー(ジエチレングリコールジメチルエーテ
ル)−鉄(II)ヘキサフルオロアンチモネートの製造
[方法a)+e)] アセトン中のビス−(η“−メシチレン)−鉄(II)
ヘキサフルオロアンチモネート2.OL?(=2.6ミ
リモル)の暴露及び続くジグリムの添加によシ、実施例
1.2.の方法と同様の方法で上記化合物2.09(2
,51ミリモル=理論量の96%)を得る。
C1tHzsoaFe8btF1tニ対すル元素分析:
H 計算値:  jall   五55 測定値:  1a05  五87 ’H−NMR(DIO):A38ppmシングL/、ト
(AH);工66ppmシングレット(4H)。
)、4.トリス−(無水酢酸)−鉄(If)ヘキサフル
オロアンチモネートの製造口方法a)」ビス−(η6−
メシチレン)−鉄(II)ヘキサフルオロアンチモネー
ト15?(19,53ミリモル)を無水酢酸30auK
溶解し、次いでこの溶液をアルゴン下で脱気する。実施
例1.2.と同様の暴露後、この溶液は20分後に完全
に脱色する。トルエンを用いて単離後、白色の非常に吸
湿性の結晶15.9f7!(19,07ミIJモル9理
論量の98%)を得る。
CtzHtaO*Fe5bzFttfC対スル元素分析
:H 計算値:  17.28 117 測定値:  1&84 2.45 IR(KBr):1820.1800.1630.14
00.1140.1000.900及び6QOcm  
+’H−NM几(D、0 ) : 2−2 ppm シ
yグレット;D8C:130℃(弱い)及び220℃(
強い)における吸熱ビーク;発熱分解:)270℃。
■、5.ヘキサー(アセトン)−鉄(It)ヘキサフル
オロアンチモネートの製造[方ma)]]ビスー16−
メシチレン)−鉄(n)へキサフルオロアンチモネート
409(52,10ミリモル)をアセトン120dに溶
解し、次いでこの溶液をアルゴン下で脱気する。実施例
1.Zと同様に暴露後、完全に無色の溶液が生成し、こ
れからトルエン400−の添加後に生成物が結晶化する
。濾過及び不活性ガス下での洗浄後、高真空下で室温で
乾燥して、無色の非常に吸湿性の結晶4A5f(49,
71ミリモル=理論量の95%)を得る。
C8,H,,0,FeSb、F□、に対する元素分析:
H 計算値  24.69  4.14 測定値  2160  4.07 ’H−NM几(DzO) : 2.22 ppm シy
グl/yト;IR(KBr):3400.1700.1
380.1240及び660cm−’ ; DSC:吸熱115℃;発熱173℃。
11ヘキサ−(メチルへキサヒドロフタル酸無水物)−
鉄(U)ヘキサフルオロアンチモネートの製造口方法a
)] 微i粉末状ビス−(η−メシチレン)−鉄(n)ヘキサ
フルオロアンチモネート6?(7,81ミリモル)をメ
チルへキサヒドロフタル酸無水物50R1に分散させ、
そして部分的に溶解させる。アルゴンを用いた脱気後、
この溶液を付加物が完全に溶解するまで実施例1.2.
と同様に暴露し、次いでこの溶液を完全に脱色質は総て
溶解して透明溶液を得る。ヘキサン(乾燥) 200m
/を添加後、生成物が沈殿し、次いで生成した油状物を
不活性ガス下で分離し、次いでトルエン:ヘキサン(1
:2)を用いて洗浄する。室温で高真空下で乾燥後、非
結晶性の生成物9.8 f (6,37ミQモル=理論
量の82%)を得る。
(、aHttotsFesb2F1tに対する元素分析
:H 計算値  42.21  4.72 測定値  41.9  4.84 I R(KBr ) : 660cm−”にIRスペク
トルノ強いal[F; I几スペクトルの主な吸収帯は
メチルへキサヒドロフタル酸無水物の吸収帯に相当する
■、7.ヘキサ−(ヘキサヒドロフタル酸無水物)−鉄
(「)ヘキサフルオロアンチモネートの製造[方法a)
コ ビス−(η“−メシチレン)−鉄(It)ヘキサフルオ
ロアンチモネー)6F(7,81ミリモル)を45℃で
ヘキサヒドロフタル酸無水物252に溶解し、次いでこ
の溶液をアルゴン下で脱気する。この赤色溶液を完全に
漂白されるまで実施例1.2.と同様に暴露する。乾燥
トルエンSoa!/を添加後、透明溶液が生成し、これ
からヘキサン100I111の添加により油状物が分離
する。上澄み液を除いた後、不活性ガス下で洗浄し、次
いで高真空下で室温で乾燥して、吸湿性の非結晶性固体
生成物1199(7,5ミリモル=理論量の96%)を
得る。
Ca5HseOtsFeSb*F1tK対する元素分析
:H 計算値  59.69 4.16 測定値  59.58 460 ”H−NMR(CDCIm) : 359 ppmC2
H) ;Z70ppm(4H);2.17及び1.90
ppm(4H):I R(KBr ) : 660oy
s−’に吸収帯;工Rスペクトルの主な吸収帯はへキサ
ヒドロフタル酸無水物の吸収帯に相当する。
!、aヘキサー(マレイン酸無水物)−鉄(II)ヘキ
サフルオロアンチモネートの製造[方法a)]]ビスー
η6−メシチレン)−鉄(N’)ヘキサフルオロアンチ
モネート125fc4.25ミリモル)をマレイン酸無
水物&95fと共にその無水物を溶融させることにより
溶解し、次いでこの溶液をアルゴンを用いて脱気し、次
いで実施例■、2.と同様に30分間暴露する。この溶
液は完全に漂白されることはない。生成した生成物は黄
味を帯びている。トルエン(30IIE/)を添加後、
黄色の結晶性生成物が生成し、これを不活性ガス下で濾
過し、次いで洗浄する。室温で高真空下で乾燥すると、
空気中で潮解性で且つ脱色する黄色の非常に吸湿性の結
晶4.7F(4,21ミリモル=理論量の99%)を得
る。
CtaHlzOtsPeSblFlg[対する元素分析
:H 計算値  2 all 5  1o 8測定値  24
,2  10 ”H−NMR(D!0 ) : ia4ppmにシング
レット;IR(KBr ) : 6603−’に吸収帯
、他の吸収帯はマレイン酸無水物の吸収帯に大きく相当
する; DSC:115℃(弱い)及び255℃(強い)に吸熱
ピーク。
■、9.ヘキサー(テトラヒドロフラン)−鉄(II)
ヘキサフルオロアンチモネートの製造[方法a)コ (η“−クメン)(η6−シクロペンタジェニル)−鉄
(…)ヘキサフルオロアンテモネート10f(2CL9
7ミリモル)をテトラヒドロフラン(乾燥)70dに溶
解し、次いでこの溶液をアルゴン下で脱気する。この黄
色溶液を次いで実施例!、2と同様KSO分間暴繕する
。生成物が析出し、次いで不活性ガス下で戸別し、TH
Fを用いて3回洗浄し、次いで室温で高真空下で乾燥す
る。THFを水と急速に交換する非常に吸湿性の白色結
晶性生成物9.25 ?(9,656ミリモル=理論量
の92%)を得る。
CtmHasOsFe8b!F11に対する元素分析:
CHFe    Sb     F 計算値:  3G、02  5.04  5.82  
25.57 2五75測定値:  2a96  4.8
9  5.j    25.7  22.8’H−NM
R(d4−酢酸) : 2.32 ppm(シングレッ
ト、2 H); 4.66ppm(シンクv り ト、
2H); 1几(KBr):3400.2950.2880.14
60.1040 1020.900及び66吐11に吸
収帯;DEC:165℃に吸熱ピーク:190℃で発熱
分解。
1.11ヘキサ−(ジメチルマレイン酸無水物)−鉄(
II)ヘキサフルオロアンチモネートロ方法a)コ ビス−(η6−メシチレン)−鉄(n)ヘキサフルオロ
アンチモネート3 ? (!L907ミリモル)を新た
に昇華させたジメチルマレイン酸無水物76pと共に溶
融し、次いでこの混合物をアルゴン下で脱気する。それ
を120℃に加熱する。この付加物をゆっくり溶解する
と、次いで赤色溶液が生成し、これは約10分後に黄色
に退色し、次いで析出し始める。この混合物を室温に冷
却する。乾燥トルエン(50d )をこの固体生成物に
加え、そして過剰の無水物を溶解する。不活性ガス下で
濾過後、次いで3回洗浄し、生成物を高真空下で室温で
乾燥する。水を吸収することによシ空気中で無色となる
黄色結晶性の非常に吸湿性の生成物tqtC五81ミリ
モル=理論址の98%)を得る。
Css Hls 01s F e S b2 F12に
対する元素分析:OH 計算値  3五67  2.82 測定値  3α77  、i34 ’H−NMR(DMSO):1.98ppmにシフ り
1/ ット; IR(KBr ) : 660c1n−’に非常に強い
吸収帯;他の吸収帯はジメチルマレイン酸無水物の吸収
帯に大きく相当する;H2Oを吸収することにより、5
400m−’に強いOH吸収帯。
1.1.1.ヘキサ−(7タル酸無水物)−鉄(n)ヘ
キサフルオロアンチモネートの製造口方去a)]]ビス
ーη−メシチレン)−鉄(U)ヘキサフルオロアンチモ
ネート69(7,81ミリモル)をフタル酸無水物(蒸
留したもの)252中で脱気し、次いでこの混合物をア
ルゴン下で130℃に加熱する。130℃で1時間後、
この混合物を100℃に冷却し、次いで熱トルエン15
0dを加える。黄色沈殿が生成し、次いで不活性性ガス
下で熱濾過し、次いで熱乾燥トルエンを用いて6回より
も多く洗浄する。高真空下で乾燥後、空気中で無色とな
る黄色吸湿性の結晶性生成物6.62を得る。
I R(KBr ) : 660(M2S−’ ic強
い吸収帯;更に1260.1110.910及び540
(m−’に吸収帯; ’H−NMR(CDCLs ) : 7.95 ppm
にシグナル(マルチプレット、フタル酸無水物)。
1.12.ヘキサ−(メチルへキサヒドロフタル酸無水
物)−鉄(II)ヘキサフルオロアンチモネートの梨造
口方法a)コ ビス−(η6−メシチレン)−鉄(n)ヘキサフルオロ
アンチモネート3n8r(4α119ミリモル)を微粉
末状とし、2時間高真空下で120℃で乾燥し、次いで
メチルへキサヒドロフタル酸無水物102.49を加え
、次いでこの溶液をアルゴン下で脱気し、次いで120
℃に加熱する。約20分後、総て溶解し、次いで赤色が
現われる。メシチレンを次いで真空中で除く(重量損失
: 9.71F)。実施例1.6.と同様に単離するこ
とができる無水物としての上記化合物の淡褐色の49.
8%溶液を得る。
■几(KBr ) : 660crn−’に強い吸収帯
;他の吸収帯は無水物の吸収帯に大きく相当する;Cs
4HgoOtsFeC54H+z iC対する元素分析
:OH 計算値  42.21  4.72 測定値  41.53 4.84 1.11ヘキサ−(カプロラクトン)−鉄([)ヘキサ
フルオロアンチモネートの製造口方法a)] ビス−(η−メシチレン)−鉄(n)ヘキサフルオロア
ンチモネート262(3!、、8ミリモル)をアルゴン
下でカプロラクトン504中で脱気し、次いでこの混合
物を120℃に加熱する。5分後、赤色溶液は無色とな
る。室温に冷却後、この生成物は乾燥トルエン400m
1の添加により析出する。濾過及び不活性ガス下で洗浄
(トルエン)後、この生成物を高真空下で室温で乾燥す
る。白色の非常に吸湿性の結晶57.8 ? (31,
18ミリモル=理論量の92%)を得る。
CmaHsoO1xFeSb*F1xK対する元素分析
:H 計算値  35.67  4.99 測定値  35.47 5.06 ■R(KB「):工Rスペクトルは、Uv光を用いて製
造した生成物(1,t、)のIRスペクトルと一致する
この物質は1.1.で製造した化分物と同じである。
■、14.ヘキサー(テトラヒドロフラン)−亜鉛(I
I)ヘキサフルオロアンチモネートの製造[方法C)] メチレンクロリド中の塩化亜鉛二一テレートjOa!(
22ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン(THF)8
0−忙加え、次いでこの混合物をアルゴン下で脱気し、
次いで水浴中で0℃に冷却する。固体状トリエチルオキ
ソニウムヘキサフルオロアンチモネー)129(55,
4ミリモル)を加える。この固体はすぐに溶解し、次い
で約10分後に生成物が析出し始める。この反応混合物
を室温に加熱し、次いで4時間後に生成物を戸別し、不
活性ガス下でTHFを用いて3回洗浄し、次いで室温で
高真空下で乾燥する。無色の非常に吸湿性の結晶16.
31?(1&8ミリモル=理論量の95%)を得る。
CzaH4sOgZnSb!Fttに対する元素分析:
CHznSb     F 計算値: 29.754.99 &7425.122五
52測定値:2a2 4.9 7.1 25.8 2五
5’H−NMa(DMSO) : 五95 ppmにシ
グナル(2H,?ルチプv−,ト) ;1.75ppm
(2H。
マルチプレット); IR(KBr ) : 660H−”に強い吸収帯、更
に2860.2980.1460.1080及び910
m−’lc吸収帯;M点: 180−200℃(分解)
1.15.)!Jスス−エチレングリコールジメチルエ
ーテル)−亜鉛(ff)ヘキサフルオロアンチモネート
の製造口方法C)] トリエチルオキソニウムヘキサフルオロアンチモネー)
IP(2,95ミリモル)を乾燥エチレングリコールジ
メチルエーテル4dに溶解する。CHtCLv中の塩化
亜鉛二一テレートα6ttd(1−32ミリモル)をゆ
っくシ加える。40℃に加熱後、この生成物は析出し始
める。不活性ガス下で濾過後、次いでエチレングリコー
ルジメチルエーテルを用いて3回洗浄し、生成物を高真
空下で室温で乾燥する。無色で結晶性で非常に吸湿性の
生成物α41i’(Q、5 :?リモル=理論量の33
%)を得る。
C1t HsaOaZnSbtF+tに対する元素分析
H 計算値:  17.85  五74 測定値:  1496 4.17 ’H−NMa(DtO):X69ppm(2H,シ7プ
レット)、X36ppm(3H,シ7グL/クト)に吸
収帯。
LI&(18−クラウン−6)−亜鉛(II)ヘキサフ
ルオロアンチモネートの製造[方法C)]CH*C1z
(12モル) 中ノ塩化+鉛工f レート(1,8rd
(1,フロミリモル)をCH2(Jt 8 mlに溶解
した18−クラウン−6,1vに加える。トリエチルオ
キソニウムヘキサフルオロアンチモネー) IC1(2
,9ミリモル)を加え、次いでこの混合物を室温で放置
する。約30分後、生成物が析出する。濾過後、メチレ
ンクロリドを用いて洗浄し、次いで室温で高真空下で乾
燥して、空気中で安定な無色結晶a6yを得る。
’H−NHR(DzO) : 167 ppmにシング
レット;IR(KBr ) : 660crn−”に強
い吸収帯:更に3400.3200.2900.147
0.1350.1260.1100(強い吸収帯)、9
50及び82 oIyn−’に吸収帯。
1.17.トIJスー(エチレングリコールジメチルエ
ーテル)−鉄(It)ヘキサフルオロアンチモネートの
製造[方法C)] FeCLtα572(α91ミリモル)を乾燥エチレン
グリコールジメチルエーテルjOtprlK分散し、次
いでこの分散液をアルゴン下で脱気する。トリエチルオ
キノニウムヘキサフルオロアンチモネー) 2 ? (
5,9ミリモル)を加える。2時間室温で攪拌後、この
溶液は暗色になり、次いで微細結晶が生成する。4時間
後、この生成物を不活性ガス下で戸別し、エチレングリ
コールジメチルエーテルを用いて5回洗浄し、次いで高
真空下で室温で乾燥する。白色の非常に吸湿性の結晶性
生成物20r(Z51ミIJモル−理論量の86%)を
得る。
Crt HJO0ases bzFlt K 対t ル
元素分析”H 計算値:  1a06  五79 測定値:  +7.70 4.02 I R(KBr ) : 660crn−’に強い吸収
帯;3400゜3000.2900,1460,124
0及び1050− に吸収帯; ’H−NMR(DzO):168ppm(2H)、x3
sppm(3H)にシングレット。
[,1a  ビス−(エチレングリコールジメチルエー
テル)−マンガン(U)ヘキサフルオロアンチモネート
の製造口方法C)] 無水Mn012 [13? (2,62ミリモル)を乾
燥エチレンクリコールジメチルエーテル10dに懸濁し
、次いでこの懸濁液をアルゴン下で脱気する。トリエチ
ルオキソニウムヘキサフルオロアンチモネー)2.11
(5,9ミリモル)を加え、次いでこの混合物を室温で
攪拌する。
MnChは溶解し、次いで微細結晶が生成する。
4時間後、この紫色溶液を不活性ガス下で濾過し、エチ
レングリコールジメチルエーテルを用いて3回洗浄し、
次いで高真空下で室温で乾燥する。空気中で潮解する無
色結晶1.47を得る。
IR(KBr ) : 660m−’に強い吸収帯;更
に2980.2920.1460.1100.1060
及び880(7)−1に吸収帯。
■、19ヘキサー(アセトン)−鉄(II)ヘキサフル
オロアンチモネートの製造[方法b)]pectz(無
水)α5 ? (!L94 S IJ モ# ) ラフ
七トン20πlに分散し、次いでこの混合物をアルゴン
下で脱気する。固体状AfSbFg 2.70?(7,
BBミリモル)を加える。k?cLがわずかな反発反応
により生成する。60分後、hyctを不活性ガス下で
戸別し、次いでアセトンを用いて洗浄する。ArCLl
、1?(7,72ミリモル9埋a量の98%)を得る。
このアセトン溶液を真空下で濃縮し、次いで生成物を乾
燥トルエン50rneを用いて結晶化させる。
白色の非常に吸湿性の結晶2.35r(7,68ミIJ
モルー理揄緻の68%)を得る。
’H−NMR(D、O) : 2.08 ppmにシン
グレットのシグナル; IR(KBr ) : 660c!n−’に強い吸収帯
;更に1700 1420 1580.1240及びj
050cTIL−”に吸収帯; f)SC:i73℃で発熱分解。
1.2α (アセトン)−錫(■)ヘキサフルオロアン
チモネートの製造[方法′r))コ 実施例!、19と同様に1上記化合物をSnCLgと2
kySbFaの化学証論量の反応により吸湿性の油状物
として単離する。
■、2L(テトラヒドロフラン) −tilt (II
) ヘキサフルオロアンチモネートの製造[方法d)〕
5bFs 1.58 ? (7,29ミリモル)をアル
ゴンを用いて脱気し、次いで778℃に冷却し、次いで
乾燥エチレングリコールジメチルエーテル5 I+!/
及びS n Faα58r(+70 ミI)モル)f注
意深く加える。この混合物を室温にゆっくり温める。、
2時間後、SnF、は総で溶解した。
乾燥THF 20 nlを加え、次いで生成した沈殿を
不活性ガス下で迅速に戸別し、THFを用いてすすぎ、
次いで室温で高真空下で乾燥する。
白色の非常に吸湿性の結晶1.92を得る。
”H−NMR(DtO) : 174 ppm(2H、
?ルチプレット)、1.87 ppm (2H、7k 
チプv−,ト)K吸収帯; エル(KBr ) : 660.−@−”に強い吸収帯
;更に1240.1110及び860℃m−”に吸収帯
1.21(テトラヒドロフラン)−(ジアセトンアルコ
ール)−鉄(II)ヘキサフルオロアンチモネートの製
造口方法d)] Fe(SbF@)tcL68F(1,291ミIJ モ
k ) ヲフルゴン下でアセトン5dに加える。この鉄
塩は発熱反応により溶解し、そして暗色溶液が生成する
。こん跡量の不溶性生成物を除くためK濾過した後、T
HE’を加え、次いで生成した沈殿を不活性ガス下で戸
別し、次いでTHPを用いて3回洗浄する。室温で高真
空下で乾燥して、黄味を帯びた吸湿性の結晶a、qyを
得る。
IR(KBr):6602  K強い吸収帯、更に34
40.3000.2880.16801.1380.1
200.1170.1120及び880備−1に吸収帯
; ’H−NMR(D、O):五76ppm(8H)、18
9ppm(8H)、2.74 ppm(2H,シングレ
ツト)、2.24 ppm(3H,−/ 7グレツト)
及び1.27ppm(6H1シングレツト)に吸収帯、
Tf(F ニジアセトンアルコール=2:1゜ ■、21(ポリエチレングリコール)(アセトン)−鉄
(II)ヘキサフルオロアンチモネートの製造[方法a
)+e)] ビス−(η−メシチレン’) −鉄(n)ヘキサフルオ
ロアンチモネート2.5?Cl25ミリモル)をアセト
ン10rnlKfg解し、次いでポリエチレングリコー
ル200、(179を加える。実施例■、2.と同様に
暴露後、この溶液は完全に漂白される。トルエンを添加
後、この生成物を不活性ガス下で戸別し、洗浄し、次い
で高真空下で乾燥する。固体状の吸湿性生成物15Fを
得る。
’H−NM几(DtO) : 193 ppm、 17
4 ppm及び2.23ppmに吸収帯:アセトン;ポ
リエチレングリコール約1=1゜ 1.24.(テトラヒドロフラン)−アルミニウム(I
[[)ヘキサフルオロアンチモネートの製造[方法C)
] 三塩化アルミニウム013F(0,87ミリモル)を乾
燥ジエチルエーテル22に溶解し、そして乾燥テトラヒ
ドロフラン5mlを次いで加える。固体状トリエチルオ
キソニウムヘキサフルオロアンチモネー) 10?c2
.95ミリモル)を不活性ガスとしてアルゴン下でこの
透明溶液に加えると、すぐに溶解する。5分後、生成物
が析出し始める。40℃で2時間後、この生成物を不活
性ガス下で戸別し、乾燥THFを用いて2回洗浄し、次
いで高真空下で室温で乾燥する。微細な無色結晶0.9
2を得る。
1H−NMR(D!0 ) :五73ppm(2H)及
び1.78ppm(2H) Kシグナル; IR(KBr ) : 660c1n−’ ニ強い吸収
帯;更ニ2880.2900.1450.1360.1
250.1220.1150及び5soc1rL−’に
吸収帯;DSC:175℃にピーク+220℃(発熱分
解)。
1.25.(アセトン)−マグネシウム(II)ヘキサ
フルオロアンチモネートの製造口方法b)]実施例1.
1?、と同様に、M?CL*とAfSbF5の反応によ
り、非常に吸湿性の無色生成物として上記化合物を単離
する。
1.2&(酢酸)−鉄(If)ヘキサフルオロアンチモ
ネートの製造口方法a)] ビス−(η6−メシチレン)−鉄(II)ヘキサフルオ
ロアンチモネートNor(X91ミリモル)を酢酸25
m1に懸濁し、次いでこの懸濁液をアルゴン下で脱気す
る。この懸濁液を120℃に加熱する。1時間後、この
物質は総て溶解し、次いで赤色が現われた。酢酸を濃ρ
dし、次いで生成物を濃縮して室温で高真空下で乾燥す
る。固体状の吸湿性のベージュ生成物五〇52を得る。
’H−NM几(DzO):2.09ppmにシンクレッ
ト。
(,27,(テトラヒト07ラン)−鉄(U)ヘキサフ
ルオロアンチモネートの製造口方法e)](酢酸)−鉄
(n)ヘキサフルオロアンチモネート1.02をTHF
 1o、zにM濁し、次いでこの懸濁液を5分間還流す
る。室温に冷却後、生成物を不活性ガス下で戸別し、次
いでfHFを用いて洗浄する。白色の非常に吸湿性の生
成物α95fを得る。
IH−NMR(DtO):i7sppm(2H)及び1
.89ppm(2H)に吸収帯。
■、本発明の開始剤組成物の製造 実施例■、1.な? L Il、五 実施例(,9、■、4.又は■、1.の錯体1?を加熱
(50’C/1時間)しながら、メチルへキサヒドロフ
タル酸無水物90fと、テトラヒドロ7タル酸無水物2
当世と2.2′〜ジメチルプロパンジオール1当量の反
応生成物10rからなる溶液に溶解する。
実施例■、4.及び■、5゜ 実施例1.1.又はi14.の錯体12を、メチルへキ
サヒドロフタル酸無水物1002からなる溶液に加熱(
50℃/1時間)しながら溶解する。
実施例■、6゜ 実施例1.1′2−の錯体の498%溶液を、メチルへ
キサヒドロフタル酸無水物を用いて100倍に希釈する
実施例H17゜ 実施例1.9.の錯体22をジイソシアナトジフ工二ル
メタン98部に、加熱(50[71時間)し々から溶解
する。
実施例11.a 実施例1.1.の錯体2ノをプロピレンカーボネート9
8部に溶解する。
実施例■、9゜ 実施@Lf、の錯体22をカプロラクト798部に溶解
する。
11.1α(メチルへキサヒドロフタル酸無水物)−錫
(肋ヘキサフルオロアンチモネートヲ含む開始剤溶液の
製造口方法d)] メチルへキサヒドロフタル酸無水物302をアルゴン下
で120℃で脱気し、次いで二弗化141.02F(6
,50ミリモル)を加える。この懸濁液を水浴中で冷却
し、次いで5bFs2.80?(12,92ミリモル)
を50分かけてゆっくり加える。この混合物を室温にゆ
っくり温め、次いで12時間攪拌する。この操作中に、
二弗化錫はほとんど完全に溶解する。この浴液を次いで
Q−4フイルタ材上で濾過する。実質的に残1は全く残
らない。この開始剤溶液をメチルへキサヒドロフタル酸
無水物を用いてファクタ1a4に希釈する。
■+ 11. (メチルへキサヒドロフタル酸無水物)
−錫(U)ヘキサフルオロアンチモネート弗化物を含む
開始剤溶液の製造[方法d)]実施例1.11と同様に
に弗化錫&702(2,36ミリモル)と8bl’s 
5.08 ? (2,54ミリモル)をメチルへキサヒ
ドロフタル酸無水物32i中で反応させる。こん跡量の
不溶性生成物を除くために濾過後、この浴液をメチルへ
キサヒドロフタル酸無水物を用いてファクタ27.4に
希釈する。
11.12ヘキテー(メチルへキサヒドロフタル酸無水
物) −鉄([)ヘキサフルオロアンチモネートを富む
開始剤溶液の製造[方法d)]メチルへキサヒドロフタ
ル酸無水物五87を100℃で脱気し、次いでアルゴン
下で保持する。Fe(SbFs)* s、sq ((1
11ミリモル)を40℃でこの化会物に溶解する。Fe
(SbF6)tを、デイ−、ガング−(D、 Gant
ar )他、ジャーナル オブ ケミカル ソサエティ
(J。
Chem、 Sac、 ) 、ダルトン トランスアク
ションズ(1)alton trans、 )、10、
第2379−83頁に記載された方法に基づいて、Fe
、F2とSb上1をH1li’中で反応させることVC
より夷造する。この溶液を濾過し、次いでメチルへキサ
ヒドロフタル酸無水物を用いて4.3倍に希釈する。上
記錯体の1%溶液を得る。
■、使用実施例 実施例■、1゜ 工業用ビスフェノールAジグリシジルエーテル(エポキ
シ価:5.2轟量/に9)7ap、3゜4−エポキシシ
クロヘキシルメチルs’、 l−エポキシシクロヘキサ
ンカルボキシレート302及び実施例「、1.ないしL
Aの硬化剤成分252を室温でアルミニウム成形型内で
混合し、そしてこの混合物を次いで1時間200℃例加
熱する。下記のガラス転移温度(DSC法によシ測定)
を有する固体造形物を得る:実施例■、1.の開始剤組
成物を使用した場合のTf : 181℃、; 実施例■、2の開始剤組成物を使用した場合のT118
1℃: 実施例「、五の開始剤組成物を使用した場合のTf17
9℃。
実施例m、2゜ 工業用ビスフェノールAジグリシジルエーテル(エポキ
シ価:52当1t/Kg)101’及び実施例■、4.
ないし■、5.の硬化剤成分252を室温でアルミニウ
ム成形型内で混合し、そしてこの混合物を次いで1時間
200℃に加熱する。下記のガラス転移温度(DSC法
により測定)を有する固体造形物を得る: 実施例■、4.の開始剤組成物を使用した場合のTf=
156℃; 実施例■、5.の開始剤組成物を使用した場合の’I’
1154℃: 実施例ff、&の開始剤組成物を使用した場合のTr1
64℃。
実施例■、& 工業用ビスフェノールAジグリシジルエーテル(エポキ
シ価:5.2当量/Kf)7(M’、3.4−エポキシ
シクロヘキシルメチルS /、  4/−エボキシシク
ロヘキサンカルボキシレート30?及び実施例H0lな
いし「、9の開始剤成分259を室温て混合し、そして
この混合物を次いでメトラー(Mettler ) T
A 5000 DSC装置中で30℃ないしsaa′c
tc加熱する。上昇速度は10℃/分であるpT2値は
第二DSC走査により決定する。
実施例I1.Zの開始剤組成物を使用した場合のT11
92℃; 実施例■、aの開始剤組成物を使用した場合のTf:1
10℃; 実施例11.9.の開始剤組成物を使用した場合の’I
’y : 1o y℃。
実施例■、4゜ メチルヘキサヒドロフタル酸無水物中の特定の錯体の1
%溶液を製造するか、又は実施例■、1αないし■、1
2−の開始剤溶液を使用する。これらの開始剤組成物の
1部を、工業用ビスフェノール人ジグリシジルエーテル
(エポキシ油:5.2当量/Kq)70?と5’、4’
−xポキシシクロヘキシルメチル−5,4−エポキシシ
クロヘキサンカルボキシレート30?の混合物4部と氷
を用いて冷却しながら混合する。この反応性混合物を、
昇温速度10℃/分でメトt−TA3[]0QDSC装
置中で30℃ないし300℃に加熱する。Tf値を次い
で第二DSC走査によシ決定する゛。この反応性混合物
のゲル化時間はホットプレート上で120℃及び80℃
で決定する。結果を下記第1表に示す。
第1表

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)i)ポリカルボン酸無水物、ポリイソシアネート
    、環式カーボネート、ラクトン又はそ れらの化合物の混合物、及びその中に溶解 された ii)少なくとも1種の次式 I : [M^+^n(L)_x]^n^+nX^−( I )〔
    式中、nは2又は3を表わし、MはZn^2^+,Mg
    ^2^+,Fe^2^+,Co^2^+,Ni^2^+
    ,Cr^2^+,Ru^2^+,Mn^2^+,Sn^
    2^+,VO^2^+,Fe^3^+,Al^3^+及
    びCo^3^+からなる群から選ばれた金属カチオンを
    表わし、XはAsF_6^−,SbF_6^−,BiF
    _6^−からなる群から選ばれたアニオン及び弗素原子
    がヒドロキシル基により置換されたそれらのアニオンか
    ら誘導された誘導体、又はアニオンの全量に対してアニ
    オンX^−の50%までがいずれかの所望のアニオンで
    あってもよいアニオンを表わし、Lは水又は配位点とし
    て1種又はそれより多い−CO,−CO−O−,−O−
    CO−O−及び−O−からなる群から選ばれた官能性基
    を含み、且つ酸素原子又は酸素原子類を介して中心原子
    によりδ−結合を形成する有機δ−供与体配位子を表わ
    し、そしてxは0ないし6の整数を表わし、配位子Lは
    与えられた定義の範囲内で異なっていてよい〕で表わさ
    れる化合物を含む組成物。
  2. (2)式 I 中、Lが水、エーテル、ケトン、カルボン
    酸無水物及びカルボン酸エステル、特にラクトン及びジ
    カルボン酸無水物から選ばれた請求項1記載の組成物。
  3. (3)成分ii)が次式II: [(L^1)_aM^+^n(L^2)_b]^n^+
    nX^−(II)〔式中、M、X及びnは請求項1におい
    て定義されたものと同じ意味を表わし、L^1は単座な
    いし四座δ−供与体配位子を表わし且つ分子当り1個又
    は2個のケトン基、無水物基、カーボネート基又はエス
    テル基又は分子当り1個ないし6個のエーテル基を有す
    る脂肪族、脂環式、芳香族又は芳香脂肪族化合物を表わ
    し、式IIで表わされる化合物の配位子L^1は与えられ
    た定義の範囲内で異なっていてよく、L^2は水を表わ
    し、bは0ないし2、好ましくは0の整数を表わし、そ
    して、L^1が単座配位子を表わす場合には、aは4な
    いし6の整数を表わし且つaとbの合計が各々の場合に
    おいて6を表わし、そしてL^1が二座配位子を表わす
    場合には、aは2及び3の整数を表わし且つ2aとbの
    6の合計が各々の場合において6を表わし、そしてL^
    1が三座配位子を表わす場合には、aは1又は2を表わ
    し且つ3aとbの合計が6を表わし、そしてL^1が四
    座、五座又は六座配位子を表わす場合には、aは1を表
    わし且つ4a、5bの、又は5aとbの、又は6a、5
    bの合計が6又は8を表わす〕で表わされる化合物を表
    わす請求項1記載の組成物。
  4. (4)成分i)がポリイソシアネート又はポリカルボン
    酸無水物を表わす請求項1記載の組成物。
  5. (5)成分ii)の量が成分i)とii)の全重量に対
    して0.05重量%と10重量%の間にある請求項1記
    載の組成物。
  6. (6)式II中、nが2を表わし、bが0を表わし、そし
    てaが6又は3を表わす請求項3記載の組成物。
  7. (7)式 I 又はII中、MがZn^2^+,Mn^2^
    +,Sn^2^+,Al^3^+及び特にFe^2^+
    からなる群から選ばれた請求項1又は3のいずれかに記
    載の組成物。
  8. (8)式 I 又はII中、X^−がA_5F_6^−,S
    bF_5(OH)^−,BiF_6^−又は特にSbF
    _6^−を表わす請求項1又は3のいずれかに記載の組
    成物。
  9. (9)50℃以下で液体である請求項1記載の組成物。
  10. (10)ビス−{[12]−クラウン−4}−鉄(II)
    ヘキサフルオロアンチモネート、ビス−{[15]−ク
    ラウン−5}−鉄( I )ヘキサフルオロアンチモネー
    ト及び([12]−クラウン−4)([15]−クラウ
    ン−5)−鉄(II)ヘキサフルオロアンチモネートを除
    く請求項3記載の式1で表わされる化合物。
  11. (11)式II中、aが6又は3を表わし、bが0を表わ
    し、そしてL^1が1個又は2個のカルボン酸無水物基
    を有する脂肪族、脂環式、芳香族又は芳香脂肪族化合物
    を表わす請求項10記載の式IIで表わされる化合物。
  12. (12)少なくとも1種の請求項1記載の式 I で表わ
    される化合物を請求項1記載の成分i)に溶解すること
    からなる請求項1記載の組成物の製造方法。
  13. (13)次式III: [(R^1)Fe^+^2(R^2)]^+^aaX^
    −(III)〔式中、R^1はπ−アレーンを表わし、そ
    してR^2はπ−アレーンのアニオン又は特にπ−アレ
    ーンを表わし、aは1又は2を表わし、そしてX^−は
    請求項1において定義されたものと同じ意味を表わす〕
    で表わされるπ−錯体を、導入すべき請求項3において
    定義されたものと同じ意味を表わす配位子L^1に又は
    それらの化合物の混合物に溶解し、次いでL^1に対す
    るR^1とR^2の配位子交換まで溶液に化学輻射線を
    照射すること又は溶液を加熱することを実質的に行い、
    次いで公知方法により反応混合物から生成物を分離する
    ことからなる請求項3記載の式II(式中、MはFe^2
    ^+を表わし、そしてbは0を表わす)で表わされる化
    合物の製造方法。
  14. (14)次式IVで表わされる金属ハロゲン化物を次式V
    : M^+^n(Hal)_n(IV), AgX(V) 〔式IV及びV中、n、M及びXは請求項1において定義
    されたものと同じ意味を表わし、そしてHalはハロゲ
    ン化物アニオン、特に塩素アニオン又は弗素アニオンを
    表わす〕で表わされる銀塩のほぼ化学量論量と一緒に、
    導入すべき請求項3において定義されたものと同じ意味
    を表わす配位子L^1に、又はそれらの化合物の混合物
    に溶解又は懸濁させ、次いで公知方法により反応混合物
    から式IIで表わされる生成物を分離することからなる請
    求項3記載の式IIで表わされる化合物の製造方法。
  15. (15)次式VIで表わされる金属塩を次式VII:M^+
    ^n(Y)_n(VI), ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) 〔式VI及びVI中、R_3、R_4及びR_5は互いに独
    立してアルキル基、シクロアルキル基又はアルアルキル
    基、特にメチル基又はエチル基を表わし、M、n及びX
    ^−は請求項1において定義されたものと同じ意味を表
    わし、そしてY^−はハロゲン化物アニオン、アルコレ
    ートアニオン又はカルボン酸アニオンを表わす〕で表わ
    される化合物と、請求項3において定義されたものと同
    じ意味を表わす化合物L^1と一緒に反応させ、次いで
    公知方法により反応混合物から式IIで表わされる生成物
    を分離することからなる請求項3記載の式IIで表わされ
    る化合物の製造方法。
  16. (16)次式VIIIで表わされる化合物を次式IX:M^+
    ^nF_n(VIII), QF_5(IX) 〔式VIII及びIX中、nとMは請求項1において定義され
    たものと同じ意味を表わし、そしてQはAs、Sb又は
    Biを表わす〕で表わされるルイス酸と、反応条件下で
    不活性であり且つ式VIII若しくはIXで表わされる化合物
    のうちの少なくとも1種に可溶性である溶媒中で又は溶
    媒として式IXで表わされる化合物の過剰量中でのいずれ
    かで反応させ、その結果得られる生成物を単離し、次い
    で導入すべき請求項3において定義されたものと同じ意
    味を表わす配位子L^1に、又はそれらの化合物の混合
    物に溶解し、次いで公知方法により反応混合物から式I
    Iで表わされる生成物を分離することからなる請求項3
    記載の式II(式中、X^−はAsF_6^−,SbF_
    6^−又はBiF_6^−を表わし、そしてbは0を表
    わす)で表わされる化合物の製造方法。
  17. (17)次式VIIIで表わされる化合物を次式IX:M^+
    ^nF_n(VIII), QF_5(IX) 〔式VIII及びIX中、nとMは請求項1において定義され
    たものと同じ意味を表わし、そしてQはAs、Sb又は
    Biを表わす〕で表わされるルイス酸と、反応条件下で
    不活性であり且つ式VIII若しくはIXで表わされる化合物
    のうちの少なくとも1種に可溶性である溶媒中か又は溶
    媒として式IXで表わされる化合物の過剰量中のいずれか
    で反応させ、その結果得られる生成物を単離し、次いで
    請求項1記載の成分i)中に直接それを溶解するか又は
    導入すべき請求項1において定義されたものと同じ意味
    を表わす配位子L中に、又はそれらの化合物の混合物中
    にそれを溶解し、所望により反応混合物を加熱して配位
    子Lを式 I で表わされる化合物中に導入し、公知方法
    により生成物を単離し、次いで生成物を請求項1記載の
    成分i)に溶解することからなる請求項1記載の組成物
    (式 I 中、X^−はAsF_6^−はBiF_6^−
    を表わす)の製造方法。
  18. (18)化合物VIIIとIXの反応生成物を、その単離後、
    ポリカルボン酸、ポリイソシアネート、環式カーボネー
    ト、ラクトン又はそれらの化合物の混合物に直接溶解す
    る請求項17記載の組成物の製造方法。
  19. (19)次式IIa: [(L^3)_aM^+^n(L^2)_b]^+^n
    nX^−(IIa)〔式中、M、L^2、X、n、a及び
    bは請求項3において定義されたものと同じ意味を表わ
    し、そしてL^3は請求項3においてL^1に対して定
    義されたものと同じ意味を表わす〕で表わされる化合物
    を、L^3と異なる配位子L^1の所望の最終生成物の
    少なくとも化学量論に相当する量と一緒に溶解し、次い
    で溶液を配位子交換を起すために加熱することからなる
    請求項3記載の式IIで表わされる化合物の製造方法。
  20. (20)a)カチオン重合性有機物質とb)請求項1記
    載の組成物を含む硬化性組成物。
  21. (21)開始剤生成b)の量がカチオン重合性物質の重
    量部当り0.05ないし0.5重量部、好ましくは0.
    15ないし0.3重量部である請求項20記載の組成物
  22. (22)成分a)として、分子当り平均して少なくとも
    2個の1,2−エポキシド基を有する化合物を含む請求
    項20記載の組成物。
  23. (23)加熱により請求項20記載の硬化性組成物を硬
    化させることからなる硬化生成物の製造方法。
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