JPH0228413B2 - Ruupujosenzainoseizosochi - Google Patents

Ruupujosenzainoseizosochi

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JPH0228413B2
JPH0228413B2 JP25838485A JP25838485A JPH0228413B2 JP H0228413 B2 JPH0228413 B2 JP H0228413B2 JP 25838485 A JP25838485 A JP 25838485A JP 25838485 A JP25838485 A JP 25838485A JP H0228413 B2 JPH0228413 B2 JP H0228413B2
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wire
shaped wire
arm
rod
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Yasutoshi Onozato
Yukihiko Koga
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NEC Home Electronics Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビジヨンのブラウン管等に使
用されるループ状の線材(編組線)を自動的かつ
大量に製造するための装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、第11図に示すようなループ状線材aを
つくるには、第12図に示すようなループ状字材
の製造装置を用い、即ち、線材bを巻付け用爪c
で挟み、この巻付け用爪cを巻付けピンdの方向
へ移動させ、巻付けピンdに線材bを巻付けてU
ターンさせ、次いで第13図に示すように挟持具
eで線材bの重合部分をつかみカツターfで切断
していた。挟持具eは回転アームgに取付けられ
ていて(第14図参照)、巻付けピンdが線材b
から外れた後に回転アームgを所定角度回転させ
て捩り機構hの設置個所に線材bの両端を位置せ
しめ、この両端を捩るようになつている(第15
図参照)。線材bの両端を捩つた後、このループ
状線材aを製造装置から取出して当該捩り個所を
手作業でハンダ付けしていた。そして、その後ル
ープ部分を内側から外側に向けて引張り、結合強
度を検査して最終的にループ状線材を完成させる
ようになつている。
〔解決しようとする問題点〕
ところで、このようなループ状線材を大量に、
かつ効率的に製造しようとするため、先に説明し
たように各製造工程を完全自動化で行なおうとす
る要請が高まつているが、先のような構成のもの
にあつては、例えばループ部の形成、ループ状に
形成された線材の切断及び捩り部の形成等につい
ては自動化されているが、半田付け及びループ状
線材製造後の取出し等については未だ手作業でな
されていた。
そこで、この発明は、上記従来の欠点に鑑み、
線材の供給から完成されたループ状線材の取出し
まで完全自動化を図ることのできるループ状線材
を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、この発明のループ状線材の製造装置は、
一定角度づつ回転させて各種作業を行うため放射
状に複数のアームを設けたインデツクステーブル
と、前記アームに向けて線材を送り出す供給手
段、この供給手段から送り出された前記線材にル
ープを形成してその線材の合せ部若しくはこの合
せ部近傍を前記アームに挟持させるスライド手
段、その合せ部の外側から前記線材を切断させる
カツト手段、前記アームに挟持されたループ状線
材に捩り部を形成するためそのループ状線材をこ
の線材の端部側から捩り回転させる捩り手段、そ
の捩り部にフラツクスを塗布させるフラツクス塗
布手段、半田付けのためループ状線材の端部側を
固定保持するクランプ手段、このクランプ手段と
アームとに保持されたループ状線材のフラツクス
が塗布された前記捩り部の半田付けを行う半田付
け手段及びこの半田付けされたループ状線材を前
記アームから取り出す取り出し手段を前記インデ
ツクステーブルの外周側近傍に設けた作業機構と
を備えたものである。
〔作用〕
この発明のループ状線材の製造装置は、供給手
段によつて線材をアーム側に向けて送り出し、ス
ライド手段によつてその送り出された線材をルー
プ状に形成し、カツト手段によつてループ状に形
成されていた線材をそのループを残したまま切断
してループ状線材を形成し、捩り手段によつてル
ープ状線材の合せ部近傍を捩つて捩り部を形成
し、フラツクス塗布手段によつてフラツクスを捩
り部に塗布し、クランプ手段とアームとの双方に
よつて保持されたループ線材の捩り部を半田付け
手段によつて半田付けし、半田付けされて完成し
たループ状線材を取出し手段によつてアーム側か
ら外部に取出すことができるようになつているも
のであり、これによつて完全自動化が可能となつ
ている。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について添附図面を
参照しながら説明する。
第1図は、この発明に係るループ状線材の製造
装置を示すものであり、このループ状線材の製造
装置は、複数本のアーム1を設けたインデツクス
テーブル2と、作業機構3とを備えている。
アーム1は、線材4を挟持させるためのもので
あり、この実施例にあつては、インデツクステー
ブル2上に互いに45゜間隔を保持して1本ずつ都
合8本設けられている。そして、これらの第1乃
至第8アーム1a乃至1hの先端には線材4を挟
持するためのチヤツク1iと、このチヤツク1i
の近傍の先端部にはピン1jが夫々立設されてお
り、第1図において第2アーム1b乃至第6アー
ム1fには、ピン1jにループ状線材4のループ
部を引掛けながら両端側の線材4の重なり部分
(以下重合部とよぶ)をチヤツク1iが挟持する
ようになつている。尚、これらの第1乃至第8ア
ーム1a乃至1hは、全く同一の構成となつてい
るが、説明を容易に行うため暫定的にこれらを区
別して番号を付してある。また、これらのアーム
1は、共に第1図中3時の状態(即ち、第1アー
ム1aの位置)から作業が開始されて反時計回り
に回転しながら8種類の作業工程を行い、第1図
中3時と6時との間の状態(即ち、第8アーム1
hの位置)にて一工程が完了するようになつてい
る。
インデツクステーブル2は、略ドーナツツ状に
形成されており、図示外の制御部からの制御によ
り駆動部2aが一定時間間隔で作動して中心部O
を中心として45度ずつ回転し、この時間内に各ア
ーム1a乃至1gの先端側で夫々所定の作業が行
なわれる。
作業機構3は、この実施例にあつては、係合手
段5と、スライド手段6と、カツト手段7と、捩
り手段8と、フラツクス塗布手段9と、プリヒー
ト手段10と、クランプ手段11と、半田付け手
段12と、2次カツト手段13と、取出し手段1
4と、ブラツシング手段15とから構成されてい
る。尚、この発明の作業機構3において、プリヒ
ート手段、2次カツト手段、ブラツシング手段に
ついては製造作業に困難を来さない場合には特に
必要とするものではない。
供給手段5は、リール16等に多数回巻回され
ていた線材4を第1アーム1a側に向けて遂次送
り出すためのものであり、一定時間間隔を保持し
て作動する図示外のモータ等によつて回転するロ
ーラ17等から構成されている。
スライド手段6は、第2図及び第3図に示すよ
うに、線材4を巻付け用爪18でつかみ、この巻
付け用爪18をピン1jの方向へスライド手段6
の動作により往復移動させ、ピン1jに線材4を
巻付けてUターンさせて線材4をループ状に加工
するものである。第2図中符号1jはループ状に
加工された線材4の重ね合せ部分をつかむ第1ア
ーム1a側のチヤツク1iである。巻付け用爪1
8を往復移動させるこのスライド手段6は、第3
図に示すよう、レール19に案内されて走行する
走行体20を有し、この走行体20にロータリー
アクチユエータ等の駆動源21で回転させられる
駆動歯車22が取付けられているとともにこの駆
動歯車22に噛合つて回転させられる従動歯車2
3も取付けてある。この従動歯車23の回転軸2
4は走行体20を貫通し回転ケーシング25に取
付けてある。この回転ケーシング25と走行体2
0との間に露出する回転軸24には第2従動歯車
26が取付けてある。また、回転ケーシング25
には回転軸27が回転可能に貫通して取付けてあ
り、この回転軸27の上端には第2従動歯車26
に噛合う第3従動歯車28が取付けてあり、下端
には第4従動歯車29が取付けてある。また、回
転ケーシング25には回転軸24の軸芯からずれ
た位置に回転軸30を回転可能に取付け、この回
転軸30に爪回転用歯車31を取付けてある。走
行体20にはレール19の長手方向に沿つて自走
するためのメカニズムを組込んであり、この走行
体20が所定の位置まで移動したとき、すなわち
回転軸24の軸芯がピン1jの真上にきたとき、
駆動源21が作動して駆動歯車22を回転させ
る。駆動歯車22と爪回転用歯車31とは同一径
の歯車であり歯数も同一である。従動歯車23並
びに第2乃至第4の従動歯車26乃至29はすべ
て同一径の歯車であり同一歯数を備えているもの
である。従つて、駆動歯車22が回転することに
より従動歯車23→第2従動歯車26→第3従動
歯車28→第4従動歯車29→爪回転用歯車31
と回転力が伝達され、その結果回転ケーシング2
5は回転軸24を回転中心として360゜回転するこ
ととなる。第3図中Rで示す距離は、各従動歯車
の半径に等しいように設定してある。例えば、駆
動歯車22及び爪回転用歯車31の半径を30mmと
し、各従動歯車の半径を15mm、すなわちR=15mm
とすれば、スライド手段6の作動により巻付け用
爪18がピン1jの個所に到達したときに、巻付
け用爪18は360゜公転するとともに、180゜自転す
ることとなる。
このようにしてスライド手段6の作動により巻
付け用爪18をピン1jの個所で360゜公転させる
とともに180゜自転させた後に往路と同様の復路を
通つて線材4をループ状にしたならば、第2図に
示すチヤツク1jが閉じるようになつている。
カツト手段7は、スライド手段6側の巻付け用
爪18と第1アーム1a側のチヤツク1iとの間
の線材4を一定位置で切断するためのものであ
り、この実施例にあつては、第4図に示すよう
に、線材4の上方側から線材4位置の下方側まで
一定距離を昇降することのできる上刃32と、線
材4を下方側から保持する保持体33とから構成
されている。
捩り手段8は、カツト手段7で両端側を初断さ
れてループ状に形成された線材4(以下ループ状
線材と呼ぶ)の切断された両端側を捩り回転させ
て捩り部を形成するためのものである。そして、
この実施例の捩り手段8は、第1図において基端
側が図示外のモータ等に接続されてそのモータ等
の回転力で回転する回転軸34と、この回転軸3
4の先端に取付けられ、第2アーム1bのチヤツ
ク1iとピン1jとによつて挟持された、ループ
状線材4の両端側重合部を挟持したまま所定回数
だけ回転してそのループ状線材4に捩り部4aを
形成するチヤツク35とから構成されている。
フラツクス塗布手段9は、ループ状線材4の捩
り部4aに半田付けを確実に行うため第3アーム
1Cに挟持されたそのループ状線材4の捩り部4
aにフラツクスを塗布するものであり、この実施
例にあつては、フラツクスタンク(図略)からそ
の捩り部4aに向けてフラツクスを噴出させるノ
ズルを有する噴出部材36等が備えられている。
プリヒート手段10は、半田付けを確実に行う
ためのものであり、第1図において、第4アーム
1dのチヤツク1i近傍のそのチヤツク1iと対
向する位置からループ状線材4の捩り部4a側を
加熱するヒータ37が先端側に設けられている。
クランプ手段11は、第5アーム1fのチヤツ
ク1iに挟持されたループ状線材4の捩り部4a
も固定して半田付け作業を容易に行うためのもの
である。この実施例にあつては、クランプ手段1
1の第5アーム1eのチヤツク1iの近傍でその
チヤツク1iと対向する位置において第5アーム
1eのチヤツク1iに挟持されたループ状線材4
に対してその切断された両端部側をまとめて同時
に挟持するチヤツク38等が設けられている。
半田付け手段12は、クランプ手段11と第5
アーム1eとによつて張架されたループ状線材4
に対してその捩り部4aを半田付けするためのも
のであり、この実施例にあつては、第5図に示す
ように先端側に半田コテ39を取付けた傾動アー
ム40が一定時間間隔を保持して上下方向に回動
するように構成されている。そしてこの傾動アー
ム40は、切断されたループ状線材4の両端側を
クランプ手段11が挟持したのち下方に回動し、
その半田ゴテ39の先端部をフラツクスが塗布さ
れた捩り部4aに接触させて一定時間半田を溶融
加熱させ、その後回動しながら元の上方位置まで
捩るようになつている。
2次カツト手段13は、予めカツト手段7によ
つて切断されていたループ状線材4の捩り部4a
近傍の両端部を最終的に一定長に切断して仕上げ
るためのものであり、この実施例にあつては、第
6アーム1fのチヤツク1i近傍に、このチヤツ
ク1iと対向してペンチ状の切断部材(図略)を
設けている。
取出し手段14は、第7アーム1gのピン1j
にループ部を掛止させながらチヤツク1iによつ
て挟持していたループ状線材4をこの第7アーム
1g側から取外して外部に取出すためのものであ
る。そして、この実施例の取出し手段14にあつ
ては、その完成されたループ状線材4を取出すの
に先だつて捩り部4aの結合状態を確認するた
め、半田付け強度検査を行うことができるように
なつている。
次に、この実施例に係る取出し手段について、
第6図乃至第10図a及びbを用いて説明する。
符号41は第1シリンダC1によつて水平面内
に駆動される基台を示し、この基台41には第2
シリンダC2により支柱42に沿つて鉛直方向に
可動な基板43が支持される。
基板43には、主フレーム44が滑動案内面4
5において滑動可能に支持され、その主フレーム
44の一部に設けられるガイド軸45は、主フレ
ーム44の滑動方向と直交する方向に延びる案内
板46の案内溝47に係合し、このため基板43
の鉛直方向の運動に際しては主フレーム44は案
内溝47の形状に拘束された運動を行う。
案内溝47の下端部は、第7アーム1fのピン
軸1jと第7アーム1fによるループ状線材4の
重合部とを結ぶ直線の方向に沿つてピン1jの側
にわずかにへこんだ凹部48となり、このため主
フレーム44は基板43の下降運動の最後にガイ
ド軸48がこの凹部47aに入りこむ結果、第6
図においてわずかにピン1j側にずれることにな
る。
主フレーム44の、これをループ状線材4の製
造装置のインデツクステーブル2に近接させたと
きにピン1jに対応する位置には、回転ロツド4
9が回転軸50によつて回転ロツド49の軸線を
含む平面内において回動可能に設けられる。
ここで注目すべきことは回動の中心である回転
軸50の位置はピン1j側に寄つた下方にあつ
て、第8図について後述するように半田付け部の
強度検査のためにループ状線材4を回転ロツド4
9に掛けて引くときに回転ロツド49が不必要な
回動をしないように回動中心をその引き方向の線
上に置くことである。
ループ状線材4のクランプ手段はループ中ほど
のA点と、製造装置のチヤツク1iから外れた両
端部のB点である。
この中ほどのA点をクランプするものは中央部
クランプ装置であつて中心ロツド51とこの両側
に配置させ中心ロツド51に近接または離隔する
運動を行う1対のクランプ板52とから成る。
この中央部クランプ装置の詳細は第6図の矢
視図である第9図に示されるように、1対のリン
クロツド53の端部と第4シリンダC4のピスト
ンロツドをリンク結合するピン軸54がフレーム
板55の長孔56に沿つて移動し、このリンクロ
ツド53の他端がフレーム板55に回動可能に設
けられるクランプ板52と同じくリンク結合され
て成る一種のトツグル機構であつて、クランプ板
52はフレーム板55に固着されている中心ロツ
ド51の両端からこれを押圧するように挟むので
ある。この中央部クランプ装置がループ状線材4
を挟持する状態は第10図aに明示されている。
またこの中央部クランプ装置全体は押圧力一定
に制御される第3シリンダC3によつて、主フレ
ーム44の可動方向、つまり第10図に示される
ようにループ状線材4の半田付け部4a(捩り部)
に向かう方向に移動されて半田付け部4aの強度
検査がなされるのである。
ループ状線材4の端のB点をクランプする装置
は1対の端部クランプ板57であつて、これはた
とえば中央部クランプ装置とほぼ同様のトツグル
機構による挟み押圧機構としてもよい。端部クラ
ンプ板57を作動させるシリンダは第5シリンダ
C5である。
次に、この実施例に係る取出し手段の作用につ
いて第6図乃至第10図a及びbを用いて説明す
る。
先ず第6図において、第2シリンダC2が作動
して基板43と共に主フレーム44が下降し、第
7図に示される状態となる。次いで第4シリンダ
C4および第5シリンダC5が作動して中央部クラ
ンプ装置51,52及び端部クランプ板57がそ
れぞれループ状線材4の中央部および端部をクラ
ンプする。
つぎに第2シリンダC2が作動して基板43と
共に主フレーム44は上昇し、クランプされたル
ープ状線材4は上昇して第8図に示される状態と
なる。
つぎにループ状線材4の半田付け強度検査の工
程を説明する。第8我の状態において第4シリン
ダC4が作動してクランプ板52が開くと共に第
3シリンダC3が作動して、中心ロツド51を第
8図の左方に移動させる。この状態は第10図b
に明示される、第3シリンダC3の出力は所定の
大きさ、たとえば数キログラムであればこの力で
中心ロツド51をループ状線材4の半田付け部4
aに押し当てるから、ループ状線材4の半田付け
が所望の強度にできていて合格品であれば、中心
ロツド51の移動はこの半田付け部4aで阻止さ
れて停止する。
この半田付け強度検査が終了して合格品の場合
は第1シリンダC1が作動して基板43と共に主
フレーム44がテーブル2から離脱後退し、第5
シリンダC5が作動して端部クランプ板57が開
き、良品であるループ状線材4を所定の位置に落
下させる。
もしこのループ状線材4が不良品であれば、半
田付け部1aが開いて中心ロツド51を停止させ
ることができないから、第3シリンダC3が所定
の長さ以上のストロークをすることになる。した
がつてこれをたとえばリミツトスイツチによつて
検出し、その場合はたとえば第1シリンダC1の
ストローク量を制御して良品落下位置とは別の位
置にその不良品を落下させればよい。
ブラツシング手段15は、第8アーム1hのチ
ヤツク1iに付着したフラツクス、半田或は鉄粉
等を機械的に除去するためのものである。この実
施例のブラツシング手段15は、モータによつて
回転するブラシを先端側に備え、このブラシを回
転させながらチヤツク1iに摺擦させて半田等の
除去や鉄粉などの清掃を行うようになつている。
従つて、この実施例に係るループ状線材の製造
装置によれば、プリヒート手段10が設けられて
いるため、半田付けを一層確実に行うことができ
るようになつている。
また、実施例に係るループ状線材の製造装置に
よれば、2次カツト手段13が設けられているた
め、半田付け後のループ状線材4に対してその捩
り部4aから一定位置を切断して仕上げることが
できるようになつており、これによつてループ状
線材4の両端側が不必要に長く延びた状態のまま
製造されることがない。
また、この実施例に係るループ状線材の製造装
置によれば、第8アーム1hの位置において、そ
のアーム1hのチヤツク1iに付着したフラツク
ス、半田或は鉄粉等が清掃・除去され、これらに
よつて次の新しいループ状線材製造時に各種トラ
ブルを発生する虞れがない。
〔効果〕
以上説明してきたように、この発明に係るルー
プ状線材の製造装置によれば、線材の供給から完
成されたループ状線材のアームからの取出した至
るまで完全に自動化され、そのループ状線材を大
量に、かつ効率的に製造できるため、その効果は
著しい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るループ状線材の製造装
置を示す概略平面図、第2図はこの発明に係るス
ライド手段の原理を説明する説明図、第3図はこ
の発明に係るスライド手段の一例を示す正面図、
第4図はこの発明に係るカツト手段の要部を示す
斜視図、第5図はこの発明に係る半田付け手段を
示す側面図、第6図乃至第8図はこの発明に係る
取出し手段を示す概略側面図、第9図は第6図に
おける矢視図、第10図a及びbは第8図にお
ける矢視図、第11図はループ状線材を示す概
略斜視図、第12図及び第13図は従来型の製造
装置によつて線材をループ状に加工する状態を示
す斜視図、第14図は従来型の製造装置において
ループ状線材を挟持する挟持具を示す斜視図、第
15図は従来型の製造装置においてループ状線材
の両端部側を捩るための手段を示す斜視図であ
る。 符号説明、1a〜1h……アーム、2……イン
デツクステーブル、4……線材、5……供給手
段、6……スライド手段、7……カツト手段、8
……捩り手段、9……フラツクス塗布手段、11
……クランプ手段、12……半田付け手段、14
……取出し手段、3……作業機構、10……プリ
ヒート手段、13……2次カツト手段、15……
ブラツシング手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定角度ずつ回転させて各種作業を行うため
    放射状に複数のアームを設けたインデツクステー
    ブルと、 前記アームに向けて線材を送り出す供給手段、
    この供給手段から送り出された前記線材にループ
    を形成してその線材の合せ部若しくはこの合せ部
    近傍を前記アームに挟持させるスライド手段、そ
    の合せ部の外側から前記線材を切断させるカツト
    手段、前記アームに挟持されたループ状線材に捩
    り部を形成するためそのループ状線材をこの線材
    の端部側から捩り回転させる捩り手段、その捩り
    部にフラツクスを塗布させるフラツクス塗布手
    段、半田付けのためループ状線材の端部側を固定
    保持するクランプ手段、このクランプ手段とアー
    ムとに保持されたループ状線材のフラツクスが塗
    布された前記捩り部の半田付けを行う半田付け手
    段及びこの半田付けされたループ状線材を前記ア
    ームから取り出す取り出し手段を前記インデツク
    ステーブルの外周側近傍に設けた作業機構と を備えたことを特徴とするループ状線材の製造装
    置。 2 半田付けされたループ状線材を取出すのに先
    だつてそのループ状線材の半田付け強度検査を行
    うため、前記取出し手段側或はアーム側に強度検
    査用ロツドを設け、この強度検査用ロツドを一定
    方向に移動可能に構成した特許請求の範囲第1項
    記載のループ状線材の製造装置。 3 前記フラツクス塗布手段によつてフラツクス
    が塗布された前記捩り部近傍を予め加熱させるプ
    リヒート手段を前記作業機構に設けた特許請求の
    範囲の第1項或は第2項記載のループ状線材の製
    造装置。 4 前記半田付け手段によつて半田付けされたル
    ープ状線材の端部側を捩り部から一定長さでカツ
    トさせる2次カツト手段を前記作業機構に設けた
    特許請求の範囲第1項乃至第3項のうち何れか1
    項に記載のループ状線材の製造装置。 5 前記アーム側に付着したスラツクス或は半田
    等を清掃・除去させるためのブラツシング手段を
    前記作業機構に設けた特許請求の範囲第1項乃至
    第4項のうち何れか1項に記載のループ状線材の
    製造装置。
JP25838485A 1985-11-18 1985-11-18 Ruupujosenzainoseizosochi Expired - Lifetime JPH0228413B2 (ja)

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