JPH02283669A - 碍子焼成用の懸垂棒の製造方法 - Google Patents

碍子焼成用の懸垂棒の製造方法

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Publication number
JPH02283669A
JPH02283669A JP63326239A JP32623988A JPH02283669A JP H02283669 A JPH02283669 A JP H02283669A JP 63326239 A JP63326239 A JP 63326239A JP 32623988 A JP32623988 A JP 32623988A JP H02283669 A JPH02283669 A JP H02283669A
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JP
Japan
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suspension rod
sic
insulators
firing
insulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP63326239A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Nozawa
野沢 辰雄
Kazunori Meguro
目黒 和教
Akiyoshi Ito
伊藤 明芳
Atsuo Kitazawa
北沢 厚男
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Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は碍子の焼成時に碍子を懸垂するための懸垂棒
の製造方法に関する。
従来の技術 碍子の焼成時に使用する懸垂棒として、SiC再結晶質
のもの、たとえば再結晶SiCチューブが広く用いられ
ている。碍子の焼成は、酸化雰囲気中1300℃の高温
下で行われていた。
発明が解決しようとする課題 碍子の焼成が前述したような苛酷な条件下で行われるこ
とから、再結晶質SiC中に存在する気孔中に時間と共
にシリカが生成されて酸化が進み、曲り、折損等の事故
が発生していた。
また、碍子の焼成には重油あるいは天然ガスを直接炉内
で燃焼する方式を採用する場合が多く、水蒸気、−酸化
炭素、水素、炭化水素等のガスが多く含有され、懸垂棒
のライフが短かった。
さらに、再結晶質SiCは気孔を10〜30%程度含む
ために表面の精度が悪く、碍子を吊す際、碍子内面に傷
が付く不具合が発生していた。
発明の目的 この発明は、曲り、折損等のトラブルを大幅に少なく、
ライフが向上し、碍子内面に傷が付くのを防げる碍子焼
成用の懸垂棒の製造方法を提供することを目的とする。
発明の要旨 この発明は請求項1〜3の碍子焼成用の懸垂棒の製造方
法を要旨としている。
課題を解決するための手段 第1の発明は、SiCにカーボン源となる物質を混合し
、真空あるいは常圧押出成形機により成形し、その後1
450℃以上の温度で金属Siを注入したことを特徴と
する。
第1の発明は、カーボン源となる物質を添加することに
よりカーボンと金属Siが2次的に生成するSiC量を
積極的に増加させ、相対的に含有Si量を減らすことが
できるようにする。このためシリカが生成されず酸化が
進まず、曲り、折損等が発生しない。カーボン源とはカ
ーボンやフェノールレジンなどである。
後掲の表−1には、実施例の組成比が示されている。
金属Siの注入する際の温度が1450℃より低いとS
iの融点1412℃に近いためにS i m e l 
tの粘性が高く、注入速度が遅い点で好ましくない。
第1図を参照する。第1図は第1の発明による実施例の
懸垂棒(白丸で示す)と従来例の懸垂棒(黒丸)の時間
に対する酸化増量の変化を示している。
従来の再結晶質SiCおよび第1の発明による再結晶S
iCに金属S1を注入したものを20 IIIm X 
5 rmのサイズに加工し、懸垂棒のサンプルとした。
これらを1200℃の温度で20時間、酸素を51/l
inの割合で流しながら重量増加を測定した。
第1図では時間に対して酸化増量がほぼ直線関係にある
ことが判る。(これは即ち放物線刻に従うことがわかり
、酸化速度は酸化膜中の02拡散が律速になっているこ
とを意味する) これより、第1の発明の懸垂棒は従来の懸垂棒に比較し
て酸化増量が小さいこと、すなわち耐酸化性に秀れてい
ることが判る。
第2の発明は、SiC中に金属Siが注入され、表面に
酸化膜が5μm以上形成されたことを特徴とする。
酸化膜の厚さが5μm未満では、前述したような酸化、
還元性のガスにより注入したSの蒸発、あるいは酸化に
よるシリカの形成が促進される。
Siの蒸発は懸垂棒の強度を著しく低下させ、また表面
のシリカの形成は均一な厚さでなく不均一に盛上がって
形成される傾向があり、碍子との融着や碍子に傷を付け
る原因となり好ましくない。
再結晶質SiCにSiを注入させたもの及びその後11
00℃において大気中で15時間酸化させることにより
表面に酸化膜を20μm形成させた懸垂棒サンプル(サ
イズは直径40 m m x長さ500mm)を重油燃
焼バーナーにより、炉内温度1300℃に設定して約1
00時間熱処理を行った。
その際の重量増加、及び表面の状態の一例を表−2に示
した。結果として、酸化膜を予め形成させたサンプルは
重量増加も、表面の状態も酸化膜を形成させなかったも
のに比較して良い傾向にあった。
後掲の表−2には重油炉での酸化試験結果を示している
。第2の発明の実施例は従来例に比べて酸化による重量
増加が大幅に少ない。
第3の発明は、SiC懸垂棒中に金属Siが注入され、
大気中もしくは酸化性の雰囲気中で加熱処理され、懸垂
棒表面に酸化被膜が形成され酸化被膜が最大表面粗さで
R□8.=150μm未満になっていることを特徴とす
る。
酸化被膜の最大表面粗さが150μm未満となっている
のは、最大表面粗さ150μm以上では、碍子との摺動
で碍子に傷が付く恐れがあるためである。
後掲の表−3には、従来例と第3の発明の実施例におけ
る懸垂棒の最大表面粗さと碍子を懸垂した後の状態を示
している。
発明の効果 請求項1の発明によれば、酸化を防ぎ折損、曲り等によ
るトラブルを激減できる。
請求項2の発明によれば、水蒸気等による苛酷な条件下
でもライフを向上できる。
請求項3の発明では、碍子内面の傷不良が軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は酸化増量と時間の関係を示す図である。 表 Fig、 1 時間(Hr )

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.SiCにカーボン源となる物質を混合 し、真空あるいは常圧押出成形機により成形し、その後
    1450℃以上の温度で金属Siを注入することを特徴
    とする碍子焼成用の懸垂棒の製造方法。
  2. 2.SiC中に金属Siが注入され、表面 に酸化膜が5μm以上形成されたことを特徴とする碍子
    焼成用の懸垂棒の製造方法。
  3. 3.SiC懸垂棒中に金属Siが注入され、大気中もし
    くは酸化性の雰囲気中で加熱処理され、懸垂棒表面に酸
    化被膜が形成され酸化被膜が最大表面粗さでR_m_a
    _x=150μm未満になっていることを特徴とする碍
    子焼成用の懸垂棒の製造方法。
JP63326239A 1988-12-26 1988-12-26 碍子焼成用の懸垂棒の製造方法 Pending JPH02283669A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190950A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Toshiba Corp 炭化ケイ素複合材料及びその製造方法
KR20120102676A (ko) * 2009-11-09 2012-09-18 헤래우스 크바르츠글라스 게엠베하 & 컴파니 케이지 석영 유리 실린더의 제조 방법 및 그 제조 방법을 수행하기 위한 지지체

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JP2013510070A (ja) * 2009-11-09 2013-03-21 ヘレーウス クヴァルツグラース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 石英ガラスシリンダの製造方法、及び当該方法を実施するための担体

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