JPH0228145A - ジアルキルジスルフィド及びポリスルフィドの製造法 - Google Patents

ジアルキルジスルフィド及びポリスルフィドの製造法

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JPH0228145A
JPH0228145A JP1123011A JP12301189A JPH0228145A JP H0228145 A JPH0228145 A JP H0228145A JP 1123011 A JP1123011 A JP 1123011A JP 12301189 A JP12301189 A JP 12301189A JP H0228145 A JPH0228145 A JP H0228145A
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range
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catalyst
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JP1123011A
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Robert B Hager
ロバート・ボナー・ヘイガー
Edward J Dzierza
エドワード・ジョン・ジエルザ
Bernard Buchholz
バーナード・ブフホルツ
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Pennwalt Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C319/00Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides
    • C07C319/14Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides
    • C07C319/16Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides by addition of hydrogen sulfide or its salts to unsaturated compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、固体粒状触媒の存在下にアルケン、硫化水素
(H,S)及び硫黄からジアルキルジスルフィド及びポ
リスルフィドを連続的に製造するための二反応器式製造
法に関する。特に、本発明は、第一反応帯域においてア
ルケンをH,Sと固体粒状触媒上で反応させ次いで第一
反応器流出物を第二反応帯域に送り、そこでそれを固体
粒状触媒の存在下に元素状硫黄と反応させることによる
ジアルキルジスルフィド及び(又は)ジアルキルポリス
ルフィドの連続式製造法に関する。
発明の背景 式(1)に従って特にアルカリ、アンモニア又はアミン
触媒の存在下に硫黄がメルカプタンを相当するジスルフ
ィドに酸化させることは知られている[イー・イー・レ
イド氏、Org、  Chew、  of Bival
ent 5ulfur、 Vol、 1 %第121頁
(1960)]。
(1)  2RH+S−−うR35R+H,S(ここで
、R−アルキル又はアリール)また、式(2)に示され
るように、ジスルフィドを元素状硫黄と反応させてポリ
スルフィドを製造することも知られている[イー・イー
・レイド氏、Org、 Chew、 or Bival
ent 5ulfur%Vo1.3、第389頁(19
60)]。
(2)R35R+HS−ラR35xSR(ここで、x=
1.2.3.4、・・・・・・)メルカプタンを硫黄と
反応させてジスルフィドを製造する反応[式(1)]及
びジスルフィドを硫黄と反応させてポリスルフィドを製
造する反応[式(2)]は、通常アルカリ又はアミン触
媒を用いて液相中において排他的に実施されてきた(米
国特許第3.314.999号及び同第3.755.4
61号)。
式(1)の反応では、先ずメルカプタンを製造して単離
し次いでそれを硫黄で対応するジスルフィドに酸化させ
ることが必要である。アルケン、H、S及び硫黄からジ
アルキルジスルフィド又はポリスルフィドを連続式で直
接製造することがこれまで報告されている。ジアルキル
ポリスルフィド混合物はアルケン、H,S及び硫黄から
ワンポットバッチ式方法で製造されているが、この場合
に好ましい触媒はアンモニア又はアミンである(米国特
許第4.191.659号)。比較的長い反応時間(例
えば、10−12時間)が必要とされる。
式(3)に従って固体粒状触媒上でアルケン及び硫化水
素からメルカプタンを製造するための連続式気相法も勿
論知られている(米国特許第4、102.931号及び
同第3.036.133号)。
1985年5月13日付は出願の関連する米国特許願第
733.551号には、ジアルキルジスルフィドはアル
カノール、H,S及び硫黄から二反応器式製造法におい
て連続的に製造することができることが開示されている
。好ましい触媒は、Y型ナトリウムゼオライトである。
この方法によるジアルキルジスルフィドの工業的製造は
、当然のこととして、人手が容易なアルキルアルコール
から誘導されるような化合物に限定されている。
発明の概要 本発明は、第一反応帯域において固体粒状触媒上でC2
〜C1゜アルケンを硫化水素と高められた温度で連続的
に反応させ、これによってC2〜C1゜アルキルメルカ
プタンを含有する流出生成物を連続的に形成し、次いで
第二反応帯域において固体粒状触媒上で該流出生成物を
溶融元素状硫黄と高められた温度で連続的に反応させ、
これによって主生成物としてジ(C,〜C1゜)アルキ
ルジスルフィド又はポリスルフィドを連続的に形成する
ことからなるジ(C2〜C2゜)アルキルジスルフィド
及びポリスルフィEの連続的製造法に関するものである
。この方法は、形成されたジアルキルポリスルフィドを
第二反応器に再循環させここでそれらが第一反応器から
のメルカプタンと不均化反応において更に反応してジア
ルキルジスルフィドを生成するようにすることによるジ
アルキルジスルフィドの製造にのみ向けることができる
これとは逆に、本性は、第二反応帯域において高い硫黄
:メルカプタンモル比を用いることによってジアルキル
ポリスルフィドの生成を優先するように同けることもで
きる。
発明の詳細な記述 ジアルキルジスルフィド又はジアルキルポリスルフィド
を工業的規模で工業的に製造するための連続法が提供さ
れる。
ジアルキルジスルフィドを連続的に製造するための二反
応帯域式製造法は以下の式(4)及び(5)によって示
され、そして全プロセスは以下の式(6)によって要約
されるが、式においてR1、R1、R1及びR4はそれ
ぞれ水素又はC1〜C+sアルキル、シクロアルキル又
はアラルキル基である。
本発明に対して有用なアルケンは2〜20個の炭素原子
を含有し、その例としては例えば、エデン、フロペン、
フテン、ペンテン、ヘキセン、ヘプテン、オクテン、ノ
ネン、デセン、ウンデセン、ドデセン、テトラデセン、
ヘプタデセン、オクタデセン及びエイコセンが挙げられ
る。加えて、アルケンは、環状化合物例えばシクロペン
テン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテ
ン及びシクロドデセンであってよく、又はそれらはアリ
ール置換化合物例えばスチレン、メチルスチレン及びエ
チルスチレンであってよい。本発明に対して好ましいア
ルケンは、2〜12個最も好ましくは8〜12個の炭素
原子を含有し、そして直鎖又は分枝鎖化合物であってよ
い。
第一反応帯域での反応を実施する際の温度範囲は、一般
には約40〜約450℃好ましくは約80〜350 ’
Cである。第二反応帯域での反応を実施する際の温度範
囲は、一般には約125〜約400℃好ましくは約12
5〜250 ’C最も好ましくは約125〜225℃で
ある。両帯域の反応温度は好ましくは反応体が通過する
加熱された触媒床の温度によって制御されるけれども、
反応体は第一反応帯域に送られる前に通常再加熱される
第一反応帯域での反応を実施する際の圧力範囲は、一般
にはほぼ大気圧から約800 psigの間、好ましく
は約100〜約400 psigの間である。
第二反応帯域での反応を実施する際の圧力範囲は、一般
にはほぼ大気圧から約600 psigの間、好ましく
は約50〜375 psigの間である。
第一反応帯域におけるアルケン対H,Sのモル比は約1
=2〜1:20の範囲内であり、そして副生物ジアルキ
ルスルフィドの生成を抑制するために過剰のH,Sが使
用される。アルケン対H,Sの好ましいモル比範囲は、
約1:5〜約I:10である。第二反応帯域での反応の
ためのアルキルメルカプタン対元素状硫黄のモル比は、
約に0.05〜約1=3好ましくは約1:0.05〜1
:2最も好ましくは1:0.1〜1:2の範囲内である
第一反応帯域において触媒を通るアルケンのモル速度は
、広範囲にわたって変動してよいが、しかし通常約25
〜約500好ましくは約50〜1509モル/触媒kg
/ 24 hr (標準温度及び圧力)の開である。第
一帯域における触媒の容量は、流出生成物を第二反応帯
域に送るための所望の速度でメルカプタンを製造するよ
うに調整される。
第一反応帯域からの流出生成物中のアルキルメルカプタ
ンが第二反応帯域の触媒を通過するモル速度は、一般に
は約10〜約2.000好ましくは約25〜1、250
9モル/触媒kg/ 24 hrの範囲内である。
規定した方法の条件下における本発明の両反応帯域での
反応は、溶融元素状硫黄反応体を除いて、アルケン反応
体が2〜8個の炭素原子を含有するときには気相で進行
する。8個を越えた炭素原子を有するアルケンは、一般
には、気液混合物又は霧の形態で反応する。
この方法では、第二反応器において高いモル比の硫黄を
用いることによってジアルキルポリスルフィド(トリス
ルフィド、テトラスルフィド、ペンタスルフィド等)の
製造を促進させることができる。この場合に、このプロ
セスで形成するジスルフィドは、式(7)(ここで、X
=1〜6)に示されるようにポリスルフィド混合物の生
成を促進するように固体粒状触媒の存在下に挿入反応に
よって過剰の元素状硫黄と更に反応する。
(7) R,R,CH−CR3R,−3−3−CR,R
,−CHR,R,+ xsR,R,CH−CR3R,−
5−3X−3−CRJR,−CIIR,R。
RI、 Rt、R1及びR4がtべて水素である場合に
は、例えば、この方法は、上記の式(4)、(5)及び
(6)に従ってエチレン、H,S及び元素状硫黄からジ
エチルジスルフィド(DEDS)を製造するのに用いる
ことができる。R,、R,、R3及びR4がアルキル又
は水素でありそして少なくとも1個アルキル基であると
きには例えば周知のアルケン原料“プロピレントリマー
″(C,H,、又は)不ン)の場合には、この方法は、
式(4)、(5)、(6)及び(7)に従ってプロピレ
ントリマー 〇 、 S及び硫黄からジ−t−ノニルポ
リスルフィド(TNPS)混合物を製造するのに用いる
ことができる。
DEDSは、周知の市販製品であり、そして農薬化合物
の製造においてエチルメルカプタンの代わりに化学中間
体として使用されている。また、ジアルキルジスルフィ
ドは、石油精製における脱水素触媒の処理のための予備
硫化剤としても有用である。TNFSは、周知の市販製
品であり、モして極圧(E P)潤滑油添加剤として特
に切削油及び潤滑油用の添加剤として使用されている。
第一反応帯域においてC2〜C2゜アルケンをC2〜C
1゜アルキルメルカプタンに転化させるのに、アルミナ
、ンリカ、アルミナ−シリケート、ドリア、クロミア、
ゼオライト(米国特許第4.102.931号)、又は
燐タングステン酸カリウムの如きヘテロポリ酸アルカリ
金属塩で促進したアルミナ(米国特許第3.036.1
33号)の如き多数の慣用触媒のどれでも用いることが
できる。気相状の未精製の未単離C2〜C2゜アルキル
メルカプタンを溶融相状の元素状硫黄と反応させてジ(
Ct〜C1゜)アルキルジスルフィド又はポリスルフィ
ドを形成する場合には、第二反応帯域においてゼオライ
ト触媒を使用するのが好ましい。酸化物(例えば、Na
J)として表わして少なくとも3%のアルカリ金属(例
えば、Na)を含有するX型、Y型又はL型ゼオライト
が好ましい触媒である。
第二反応帯域において好ましいゼオライト触媒は、高い
均質性、十分に規定された細孔寸法、大きい表面積及び
完全結晶性によって特徴づけられる合成アルミノシリケ
ートであり、そして例えば米国特許第4.281.20
2号において更に規定されている。
製造したままのゼオライトは、一般には、陽イオンとし
て約13重項%のナトリウム(NatOとして)又は当
1の他のアルカリ金属を含有する。この陽イオンは、ナ
トリウム含量を減少させるために他の陽イオンで置換さ
れることができる。しかしながら、本発明では、好まし
い触媒は陽イオンとしてナトリウムを含有するが、ナト
リウム含量は少なくとも3%、好ましくは5%以上、更
に好ましくは10%以上、最も好ましくは13重量%(
NatOとして)レベルである。
第二反応帯域のための最も好ましい触媒は、陽イオンと
して13%のナトリウム(NatOとして表わして)を
含有するY型合成ゼオライトである。
この種の市販触媒の例は、ユニオン・カーバイド・コー
ポレーションによって製造販売されるリンデLZ−Y5
2モレキュラシーブ触媒である。
本発明の方法は、ジアルキルジスルフィド及び(又は)
ポリスルフィドの製造についての流れ図である添付図面
に全体的に示されている。アルケン及びH、Sは1・2
〜l:20のモル比で反応器2に連続的に供給され、そ
して副生物ジアルキルスルフィドの生成を抑制するため
に過剰のH,Sが使用される。各反応体は予熱器4及び
6において加熱気化され、混合されそして第一反応器2
に送られる。高灰分1器10において流出物からH2S
の大部分を容易に分離し、そして管路12を経て第一反
応器に戻すことができる。流出物流れ中の残留組メルカ
プタン及び硫黄は、それぞれ管路16及び20を経て好
ましくは約1+0.05〜1:o、15の範囲内のモル
比で第二反応器22に送給されるが、このレベルにおい
て硫黄の使用量は、次の式 %式% の化学量論的量よりも少なく、しかもポリスルフィドの
生成を最少限にし且つジスルフィドの生成を促進するよ
うに使用される。約1:0.15〜1:3の粗メルカプ
タン対硫黄モル比の場合には、ポリスルフィドの生成が
大きく増大する。
反応体である粗メルカプタン及び硫黄は、予熱器18及
び36において加熱され、混合され、そしてゼオライト
触媒を収容する第二反応器22に送られる。反応を生せ
しめるために125〜400℃の範囲内の高められた温
度及びほぼ大気圧から600 psigの圧力が使用さ
れる。これらの条件では、粗メルカプタンは気体又は液
体状態であってよく、そして元素状硫黄は溶融状態であ
る。
一連の蒸留カラム(又は塔)に送られる粗生成物から未
反応硫黄が参照数字24において分離される。第一塔2
6は、オーバーヘッド流れ28中の低沸点物(未反応ア
ルケンメルカプタン及びH、S )を除去してそれらを
反応器2又は22に再循環させる。塔底残液流れ30は
次いで第二蒸留塔32に送られ、そこで重質物(主とし
てポリスルフィド)が残液生成物として取り出され、又
は管路34から予熱器36を経て第二反応器22に再循
環されしかしてより多くのジスルフィドを形成スるため
にメルカプタンと反応する(例えば、R35SR+ 2
RSH→2RSSR+H,S)。残りの低沸点物及び生
成物であるジアルキルジスルフィドは、オーバーヘッド
として抜き取られそして第五項38に送られる。高純度
生成物例えばジアルキルジスルフィドは塔38から塔底
残液として抜き取られ、これに対して残留する低沸点物
は第一反応器2に再循環させるために管路40を経てオ
ーバーヘッドとして抜き取られる。
系に供給される新鮮な硫黄及び新鮮なアルキルメルカプ
タンのモル比は、アルキルメルカプタンに対する3〜1
モル過剰の硫黄から硫黄に対する10〜1モル過剰のア
ルキルメルカプタンの範囲内であってよい。反応器22
に送られる新鮮な供給物と再循環供給物との混合物中の
モル比は勿論この範囲外であってよく、そしてジスルフ
ィドの製造では硫黄に対してモル過剰のアルキルメルカ
プタンを含有し、そして20:I程の高さであってよい
また、反応器22への供給物は、触媒帯域からの十分な
熱除去を提供するために5〜50容量%の不活性ガス又
は不活性ガス混合物を含有することができる。この不活
性ガスは、窒素、メタン、エタン、プロパン、ブタン、
二酸化炭素、又は所望のジアルキルジスルフィド若しく
はポリスルフィドを生成するための反応を妨害しない他
のガスであってよい。
アルキルメルカプタン(反応器2からの)ヲ固体粒状触
媒上に通す際の速度は、約lO〜約2. Go。
好ましくは25〜1.2509モル1モル触媒kg/ 
24 hr(又i;! 10〜2,000好ましくは2
5〜1.250Rbモル/触媒1.0OO12b/ 2
4 hr)の範囲内であってよい。
好ましい触媒床温度(反応温度)は125〜250℃の
範囲内であり、そして反応器内の好ましい圧力は50〜
375 psigの範囲内である。反応器に供給される
アルキルメルカプタン対硫黄の好ましいモル比は、20
:l〜1:2の範囲内であり、しかして最も好ましくは
ジスルフィドの製造では7:1の比率に近くそしてポリ
スルフィドの製造では1:1〜1.5の比率に近くなる
。この方法を使用しようとするのに好ましいジアルキル
ジスルフィド及びジアルキルポリスルフィドは、ジ(C
,〜C,,)アルキルジスルフィド及びポリスルフィド
である。
実施例 次の例は、本発明の新規な方法を例示するものである。
例1では、好ましい触媒の使用が例示されている。例2
では、アルケン(C2H4)は、第一反応帯域からの粗
反応型流出物中のこの不純物が第二反応帯域に入るとき
に有害な影響が全くないことを例示するために流れ図の
第二反応器22への供給物に加えられている。例3では
、添付図面の流れ図の点Iにおける組成物に相当する合
成混合物が触媒上に連続して送給され、そして粗生成物
(流れ図の点■)の組成をガスクロマトグラフ(GC)
分析によって調べる。反応器を横切っての物質収支及び
ジアルキルジスルフィドへの単流転化率を各側でのGC
データから計算する。例4では、ジルt−ノニルジスル
フィド及びジーを一ノニルポリスルフィドの製造を例示
スル。
例    l 流れ図の反応器22に配置した触媒は、Y型ナトリウム
合成ゼオライトであるユニオン・カーバイド社のLZ−
YB2を20%酸洗浄無機酸化物で結合させた]/8i
n押出物であった。反応器2からの硫黄と流出生成物と
の供給混合物が流れ図の点Iにおいて反応器22に入る
のを模擬するために、エチルメルカプタン、Ht S及
び硫黄を別個に液体として適当な割合でポンプ送りして
ほぼ110.510.15のモル比のC、H、S H/
H、S /S混合物が連続的に反応器22に入るように
した。
エチルメルカプタン及びH、Sは、反応器22に入る前
に予熱器I4で気化させた。
反応器22は、電熱式垂直炉内に封入された直径2in
で長さ36 inの316ステンレスQ(SS)管であ
った。触媒は、固定床配置において135〜160℃温
度範囲に維持された。反応器22からの流出流れを流れ
図において参照数字24によって表わされる165℃に
維持されたSS容器に蒸気として送り、かくして粗生成
物流れから未反応硫黄を分離した。次いで、粗生成物を
60/40エタノール/水浴中に浸漬したコイルに通す
ことによって流出物を冷却させた。この浴は、粗生成物
を完全液化するのに十分な一5℃に維持された。次いで
、液化流れを液体サンプリング弁に直接送り、そして分
析のためにガスクロマトグラフに直接注入した。流れを
ガラス流量計管によって視覚検査して完全液化を確認し
、背圧制御型開放弁に通し、次いで35℃に維持された
収集容器に集めた。この収集容器にはガスを逃すための
排気口が備えてあった。反応器系の圧力を325〜34
0 psigの間に維持し、そしてエチルメルカプタン
モル速度を約1.0に9モルC,H5SH/触媒kg/
24hrに維持した。
それぞれが約2時間である一連の8つの連続実験が報告
されている。表1の各実験には反応条件及び主生成物の
生産速度(kg/触媒kg/ 24 hrの単位)が示
されている。各実験で生産量を得るために各実験間で流
れ図の点■において流出物について一連のガスクロマト
グラフ分析を行なった。
DEDSへのエチルメルカプタンの転化率は、DEDS
を製造するのに用いたC 、H、S Hのモル数を供給
したC 、H、S Hのモル数によって割ることによっ
て計算された。表1に示されるように、供給したエチル
メルカプタンの19.8〜35.2%カ単流においてD
EDSに転化された。DEDSの生産速度は、135〜
145℃の温度範囲及び約1、0に9モル/触媒&?/
24hrのエチルメルカプタンモル速度の場合テ11.
Okg〜22.θに9DEDS/触媒kg/24hrの
範囲内であった。CtHsS−3tHs(DES3)及
びC,H,S、C,Ha(D E S 4 )の生産速
度は、1.0〜3.5&9D E S 3/触媒kg/
 24 hr及び0、10〜0.64に9D E S 
4 /触媒kg/ 24 hrの範囲内である。プロセ
ス流れにはCS 、(二硫化炭素)又はCtHsSCt
Hs (ジエチルスルフィド)のどちらも検出されなか
った。
56.72   15.94 56.29   19.93 50 20   19.25 55 36   19.39 57.53   16.25 59.08   14.21 64.68   19.35 9.87 4.45 5.09 4.77 4.45 4.93 5.19 14.62 14、28 14、66 13、86 i2.07 18、37 14、19 42、51 37.12 32、31 35、74 34、37 38.43 39.41 14、68 ii、 02 16.45 15.28 +7.19 19.94 18、47 21.66 ■ 57 1.09 3.54 3、IQ 3.42 2.51 2.96 0.137 0.111 0、378 0、638 0、383 0、384 0.270 0、279 19.8 29.7 31.0 31.6 35.2 31.8 34.1 値はkg/触媒ky/ 24 hrの単位であるDED
SはジエチルジスルフィドであるDES3はジエチルト
リスルフィドであるDES4はジエチルテトラスルフィ
ドである阿   2 例2は例1と同様であるが、但し、第二反応器22への
供給物中にエチレンが含められた。例2の実験の結果は
表2に報告されている。エチレンは、流れ図の点1にお
いて可能な流れ成分である例1のものに匹敵する操作条
件(但し、実験3及び4では高いH,Sレベルを使用)
下で、同様のDEDS生産速度が得られた(12.5〜
25. Qkv/触媒kg/ 24 hr)。DEDS
へのエチルメルカプタンの単流転化率は23〜39%で
高いままであった。第二反応器22にエチレンを比較的
低いレベルで供給すると、DESへのエチレンの転化率
は実験6でΩ31%から実験2での56%の範囲内であ
る。すべての実験のプロセス流れにおいてC8,が全く
検出されなかった。エチレンを用いrに実験を反復した
ときにも生産速度の変動は全く認められなかった(表3
、実験1及び2)。
表 60.14   i9.73  5.13    06
3 31  15.23  5,25   1.516
3.50  21.70  4.97    071 
33  45.80  4.71   1.5162.
44  1g、16  4.+114    053.
80  12.26  4.77   1.51■49
6 16、17 14、57 13、80 0.66 0.71 1.04 34、29 37、15 42.02 40.01 39、99 2.00 1.44 1.07 23.01 23、23 25、64 12、50 2.85 3.09 5.07 2.58 0.49 0.27 0.18 0.79 0.05 38.9 33.1 33.0 23.6 値はkg/′触媒kg/ 24 hrの単位であるDE
DSはジエチルジスルフィドであるDES3はジエチル
トリスルフィドであるDES4はジエチルテトラスルフ
ィドであるDESはジエチルスルフィドである 例    3 例1の条件を反復したが、但し、第一反応器2からの模
擬新鮮供給物と一緒に模擬ジエチルポリスルフィド再循
環物を第二反応器22に供給した。
これは、流れ図の点■において反応器22に供給しよう
とするl / 0.5/ 0.15/ 0.02〜1 
/ 0.510.1510.04のおよそのモル比のC
,H1Sll/ H,S/ S/D F、 S X混合
物をもたらした。残りの操作条件は、例1のものに匹敵
した。例3の実験の結果を表3に報告する。実験4及び
7では、DEDSの生産速度は観察された中で最も高か
った(それぞれ、29.9及び33.2に9D E D
 S /触媒kg/ 24 hr) 、反応器流出物に
おけるジエチルポリスルフィドの生産墳はすべての実験
において投入量よりも低いことが観察されたが、このこ
とは、平衡が比較的低いポリスルフィド再循環壜で達成
されることを示している(例えば、2.4〜4.5kg
再循環DES”3/触媒&g/2−1hr及び0.70
〜4.5に9p循環DES4/ Ift 媒kg/ 2
4 hr)。ポリスルフィドを再循環させた場合にはす
べての実験のプロセス流れにおいてC,ll5SC,H
6(D E S )又はcs、のどちらも検出されなか
った。表3には転化率が示されて(Aな(1゜と云うの
は、得られたDEDSの大部分が再循環ポリスルフィド
から誘導されているからである。
本例は、ポリスルフィドDES3及びDES4の全量を
再循環させて流れ図のプロセスを操作し、か(してポリ
スルフィドを実質上生成させずにジエチルジスルフィド
をプロセスの主生成物として製造することができること
を例示する。
表 1       46.97 2        B2.01 3      56゜85 4       57、59 5       57、59 6        57、97 7       59、95 14.41    5.64 21.50    5.22 16.12    4.45 14.75    4.81 16.25    4.68 13.63    4.71 +6.35    4.90 0.98 2.46 2.34 4.69 4.56 0.29 0.70 1.41 11、54 18、12 12.21 17、03 12、54 7.93 25.42 36、64 34、51 27、85 39、62 32、69 27、72 19.78 23、10 21、33 29、89 1g、 70 27、72 33、16 2.32 2.54 3.33 1.32 3.02 4.54 0.23 0.23 0.12 0.21 0.35 値はkv/触媒kg/ 24 hrの単位であるDED
SはジエチルジスルフィドであるDES3はジエチルト
リスルフィドであるDES4はジエチルテトラスルフィ
ドである對−−4 添付図面の流れ図において参照数字22によって表わさ
れる如き反応器において、ユニオン・カーバイド社のL
 Z−Y 52 Y型ナトリウムゼオライトよりなりそ
して123〜129℃に維持された触媒上に種々のモル
比の第三ノニルメルカプタン(第三C,H,l5H)と
H,Sと硫黄との混合物を通した。系の圧力を325 
psigに維持した。この態様で、流れ図に示されるプ
ロセスにおいてプロピレントリマー(分枝)不ン) 、
H,S及び硫黄からジ第三ノニルジスルフィド又はポリ
スルフィドを製造するためにそのプロセスを用いるとき
に、点Iにおいて存在すると理論づけられる供給混合物
を模擬した。流れ図の反応器2におけるプロピレントリ
マーとH,Sとの反応は、周知のプロセス条件において
、第三ノニルメルカプタンをもたらす。
反応器22の流出物を集め、そしてH,Sを分離した。
残留液体生成物を高圧液体クロマトグラフィー(HP 
L C)によって分析した。硫黄対第三ノニルメルカプ
タンの低いモル比で得られた粗生成物を分析すると(表
4、実験1及び2)、それらは主としてジ第三ノニルジ
スルフィド及びジ第三ノニルトリスルフィドであること
が示された。
硫黄対第三ノニルメルカプタンの高いモル比で得られた
生成物のHPLC分析(表4、実験3及び4)は、(第
三CsH+5)tSxの混合物(ここで、Xは2〜7及
び8である)であることが分かった。
結果を表4に示す。実験7〜9では、ジ第三ノニルポリ
スルフィド(TN I S)への転化率に及ぼす高い硫
黄対メルカプタン比10.8〜1.0)の有益な影響が
観察された。しかしながら、高レベルの硫黄供給は、硫
黄の閉塞によって操作上の問題をもたらした。以下の表
における転化率は、各実験で集められた生成物の重量及
びそれらのHPLC分析から計算された。
表  4 表  5 1     634     188     282
       30%2     529     9
9    282       20%3     4
07    227    704       33
%4     374     1.45    79
8       27%5     582     
133    18111       22%6  
   812    116    289     
  28%7     499    502    
266       53%8     499   
  414     329       45%9 
    497     490     223  
     64%上記表の値は7モル/触媒&9/24
hrの単位である例4は、比較的高い硫黄対メルカプタ
ンモル比(11〜1.9)であるがしかし硫黄の閉塞を
回避するためにずっと低い供給量で行われた一連の6つ
の実験(表5に報告)も含んでいる。TNPSへの転化
率は、高いままであった(58〜73%)。
1     65      73     63  
      66%2     52      88
    35        71%3     26
      40    35       73%4
     97     157    23    
    71%5     24      46  
  19        58%6     76  
   101    49        60%上記
表の値は、9モル/触媒kg/24hrの単位である例
    5 本例は例4と同様であるが、但し、第二反応器22への
供給物中にプロピレントリマーであるノネンを含めた。
例5の実験の結果を表6に報告する。プロピレントリマ
ーは、流れ図の点Iにおいて供給物流れ中の可能な成分
である。例4のものに匹敵する操作条件(但し、H,S
レベルを変えた)を用いると、ノネンの量が増大するに
つれて(3%から15%) 、TNPS転化率の徐々の
低下が認められた(63%から41%、表6の実験1〜
6) ノネンを比較的低いレベルで第二反応=に供給す
ると、ジ−t−ノニルスルフィド(DTNS)が形成さ
れた。DTNSへのノネンの転化率は、11.6%(実
験5)〜19,3%(実験l)の範囲内であった。すべ
ての実験のプロセス流れにおいてC8,が全く検出され
なかった。
表  6 3   72     101    64     
 63%8   74     105     29
      60%8   79     100  
  88      54%8   76      
95    117      54%15   78
     100    70      41%14
   74     100     70     
 43%0   76     101    61 
     55%上記表の値は、7モル/触媒り/24
hrの単位である従来技術の方法に優る本法の1つの利
益は、原料としてアルキルメルカプタンよりもむしろア
ルイドを製造し、これによって工業的規模でかなりのコ
スト節約が得られることである。他の利益は、ジアルキ
ルジスルフィド又はポリスルフィドの連続製造法を提供
することである。従来法に優る更に他の利益は、副生物
である水の生成がないことである。従来法に優る更に池
の利益は、副生成であるジアルキルスルフィド又は二硫
化炭素をほとんど生成させずにジアルキルジスルフィド
又はポリスルフィドを製造することができることである
更に他の利益は、共生酸物として生成するジアルキルポ
リスルフィドが完全に再循環可能でありこれによって本
法がジアルキルジスルフィドの製造に排他的に使用でき
るようになることである。池の利益は、コークス及びタ
ールを除去するための触媒の空気再生を必要とせずに高
いジアルキルジスルフィド又はポリスルフィドの生産速
度を長期間維持することができることである。
【図面の簡単な説明】
ケノからジアルキルジスルフィド又はポリスルフ添付図
面は、本発明の方法の1つの具体例を実施するための流
れ図であって、 主要部を表わすさ 照数字は次の通りである。 2 : 第一反応器 高圧分離器 :第二反応器 :第一蒸留塔 :第二蒸留塔 :第三蒸留塔 同 風 間 弘 士 \

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)第一反応帯域において固体粒状触媒上でC_2〜
    C_2_0アルケンを硫化水素と高められた温度で連続
    的に反応させ、これによってC_2〜C_2_0アルキ
    ルメルカプタンを含有する流出生成物を連続的に形成し
    、次いで第二反応帯域において固体粒状触媒上で該流出
    生成物及び溶融元素状硫黄を高められた温度で連続的に
    反応させ、これによって主生成物としてジ(C_2〜C
    _2_0)アルキルジスルフィド又はポリスルフィドを
    連続的に形成することからなるジ(C_2〜C_2_0
    )アルキルジスルフィド及びポリスルフィドの製造法。 (2)アルケンがC_2〜C_1_2アルケンである特
    許請求の範囲第1項記載の方法。(3)流出生成物を第
    二反応帯域で反応させるに先立って、流出生成物中の硫
    化水素の大部分が除去される特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 (4)第二反応帯域の固体粒状触媒がX型、Y型又はL
    型ゼオライト触媒である特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 (5)ゼオライト触媒がY型ゼオライトである特許請求
    の範囲第4項記載の方法。 (6)Y型ゼオライトが、アルカリ金属水酸化物として
    表わして3〜13重量%のアルカリ金属を含有するアル
    カリ金属ゼオライトである特許請求の範囲第5項記載の
    方法。 (7)アルカリ金属がナトリウム又はカリウムである特
    許請求の範囲第6項記載の方法。(8)第二反応帯域が
    125〜400℃の範囲内の温度にあり、そして反応が
    ほぼ大気圧から約800psigの範囲内の圧力下で実
    施される特許請求の範囲第2項記載の方法。(9)第二
    反応帯域の温度が125〜225℃の範囲内であり、そ
    してその圧力が100〜400psigの範囲内である
    特許請求の範囲第8項記載の方法。 (10)第二反応帯域におけるアルキルメルカプタン対
    硫黄のモル比が1:0.05〜1:3の範囲内である特
    許請求の範囲第2項記載の方法。 (11)第二反応帯域で反応するアルキルメルカプタン
    のモル速度が25〜1,250gモル/触媒kg/24
    hrの範囲内である特許請求の範囲第10項記載の方法
    。 (12)アルキルメルカプタン対硫黄のモル比が1:0
    .15〜1:3の範囲内であり、そしてジアルキルポリ
    スルフィドが主生成物として形成される特許請求の範囲
    第11項記載の方法。 (13)アルキルメルカプタン対硫黄のモル比が1:0
    .05〜1:0.15の範囲内であり、そしてジアルキ
    ルジスルフィドが主生成物として形成される特許請求の
    範囲第11項記載の方法。 (14)第二反応帯域からの生成物中に存在する未反応
    硫黄が分離されて第二反応帯域に再循環される特許請求
    の範囲第2項記載の方法。 (15)第二反応帯域からの生成物中に存在するジアル
    キルポリスルフィドが分離されて第二反応帯域に再循環
    され、そしてジアルキルジスルフィドが主生成物として
    集められる特許請求の範囲第2項記載の方法。 (16)第二反応帯域からの生成物中に存在する副生物
    ジアルキルスルフィド及び二硫化炭素が分離されて第一
    反応帯域に再循環される特許請求の範囲第2項記載の方
    法。 (17)反応帯域の少なくとも1つにおいて不活性ガス
    が反応混合物中に50重量%までのレベルで存在する特
    許請求の範囲第2項記載の方法。 (18)アルケンがC_2〜C_■アルケンであり、第
    二反応帯域の温度が125〜225℃の範囲であり、第
    二反応帯域の圧力が100〜400psigの範囲であ
    り、流出生成物中に含有されるC_2〜C_■アルキル
    メルカプタンのモル速度が25〜1,250gモル/触
    媒kg/24hrの範囲であり、そしてC_2〜C_■
    アルキルメルカプタン対元素状硫黄のモル比が1:0.
    1〜1:2の範囲内である特許請求の範囲第7項記載の
    方法。 (19)流出生成物中に存在する硫化水素の少なくとも
    一部分がそれから除去され、これによって流出生成物が
    該流出生成物の重量を基にしてせいぜい約50%の硫化
    水素を含有するようにする特許請求の範囲第18項記載
    の方法。 (20)アルケンがエチレン又はノネンである特許請求
    の範囲第19項記載の方法。 (21)第二反応帯域の生成物からジエチル又はジノニ
    ルポリスルフィドが分離されて第二反応帯域に連続的に
    再循環される特許請求の範囲第20項記載の方法。 (22)ジエチル又はジノニルポリスルフィドが主生成
    物として連続的に集められる特許請求の範囲第20項記
    載の方法。 (23)第一反応帯域の高められた温度が約80〜35
    0℃の間であり、そして第一反応帯域での反応が約10
    0〜400psigの範囲内の圧力で実施される特許請
    求の範囲第21項記載の方法。 (24)第一反応帯域の高められた温度が約80〜35
    0℃の間であり、そして第一反応帯域での反応が約10
    0〜400psigの範囲内の圧力で実施される特許請
    求の範囲第22項記載の方法。
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