JPH02281392A - 発行装置及び用紙切断装置 - Google Patents

発行装置及び用紙切断装置

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JPH02281392A
JPH02281392A JP10288489A JP10288489A JPH02281392A JP H02281392 A JPH02281392 A JP H02281392A JP 10288489 A JP10288489 A JP 10288489A JP 10288489 A JP10288489 A JP 10288489A JP H02281392 A JPH02281392 A JP H02281392A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、識別媒体発行装置に関し、より詳しくは、例
えば航空手荷物等の携帯物体に取付は個々の所有者の識
別に供する荷札等の識別媒体を発行する識別媒体発行装
置に関する。
(従来の技術) この種の装置の従来例の一種である荷札発行装置の概要
を第10図を参照して説明する。
同図に示す荷札発行装置200は、リール201に巻取
られているテープ状の用紙(ロール紙)202を徐々に
繰出し、プリンタ203により用紙202の長手方向に
沿って荷札番号等の識別情報を印刷した後、糊付は部2
04により用紙の所定の位置に糊付けし、さらに、カッ
ター205により用紙202を所定の寸法に切断して、
切断した個々の用紙を荷札202aとして発行するよう
にしたものである。
しかしながら、上述した従来装置の場合、用紙202は
ロール紙であり、かつ、紙厚が大で丈夫に形成されてい
るため、カッター205による切断の際の切断力を大き
くしなければならないと共に、カッター205の刃は通
常鋭利なV字状に形成されたものであるため刃が欠けや
すいという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、比較的
小さい力で識別媒体用紙を切断でき、かつ、切断に用い
る切断用刃の損傷も無い識別媒体発行装置を提供するこ
とを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、識別媒体用紙を連続帳票の形態で収容すると
共に、連続帳票の形態の前記多数の識別媒体用紙を搬送
手段により搬送しつつ切断手段を用いて切断して個々の
識別媒体用紙とし、この識別媒体用紙に所定の識別情報
を印刷して識別媒体として発行する識別媒体発行装置に
おいて、前記切断手段は、前記搬送手段の搬送路の一部
を形成する固定ガイド部と、この固定ガイド部に対し間
隔をもって、かつ、搬送易の一部を形成するように配置
された回動ガイド部と、前記固定ガイド部1回動ガイド
部間の間隔部分で前記搬送路を貫く切断用刃とを有する
構成としたものである。
(作 用) 以下に上記構成の装置の作用を説明する。
連続帳票の形態の多数の識別媒体用紙が搬送手段により
搬送され切断手段の位置に至ると切断用刃による識別媒
体用紙の切断動作が行われる。
このとき、切断用刃は固定ガイド部2回動ガイド部の間
隔部分から侵入して識別媒体用紙に接触し、さらに、こ
の識別媒体用紙を押圧しつつ間隔部分を貫通する。これ
により、識別媒体用紙はたわみ回動ガイド部を押圧する
このような識別媒体用紙がたわみ、回動ガイド部が回動
した状態で、切断用刃が識別媒体用紙を切断する。
(実施例) 以下に本発明の詳細な説明する。
第1図乃至第3図は、本実施例の携帯物体用の識別媒体
発行装置の一例である手荷物用の荷札発行装置1を示す
ものである。
この荷札発行装置1は、略直方体状で正面側が開口した
筐体IAを有し、この筐体IAめ正面には、扉2を開閉
可能に取付けている。
前記筐体IAの内部下方には、後述する識別媒体として
の荷札P用の用紙(識別媒体用紙) PGを、連続帳票
の形態としたもの、即ち、用紙P。
に所定の間隔で境界部としてのミシン目を入れ連続帳票
としたものを収容する収容手段としての収納箱3が配置
されている。
また、前記収納箱3の背面側には図示してないが直流電
圧を出力する電源部8が配置されている。
さらに、前記筐体IAの下枠には、正面から見て右側の
位置に荷札Pの発券枚数を計数する発券カウンタ4が配
置され、左側にはこの荷札発行装置1の主電源をオン、
オフする電源スィッチ5が配置されている。
一方、収納箱3の上方には、詳細は後述する印刷ユニッ
ト6がスイラドレール9を介して筐体IAに対し出没可
能に取付けられている。
この印刷ユニット6の上部には荷札P排出用の排出ロア
が設けられている。
また、印刷ユニット6の背面側には、第1図。
第2図には図示してないが制御回路ユニットが配置され
ている。
前記扉2は、筐体IAに対してヒンジにより取付けられ
ており、ヒンジの取付位置変更により筐体IAの左右い
ずれの側枠にも取付けられて左右いずれの方向にも開閉
可能な構造となっている。
前記電源部8は、独立した商用交流電源に接続されるが
、荷札発行装置1に供給する直流電源は別途設けた入力
装置のリモート信号によりコントロールされるようにな
っている。
前記印刷ユニット6の正面には、第2図に拡大して示す
ように、用紙セット、リボン送り、試別。
用紙排出、ローカル、リセット等の指令信号を送出する
ための操作キ一部10aと、ジャム、リボン切、用紙切
、オンライン、操作画、電源、その他異常等を示すラン
プ群からなる表示部10bとからなる操作部10が設け
られている。
また、この操作部10の直下には、用紙P。挿入用の挿
入口11が設けられている。この挿入口11の両側には
、用紙P。の幅規制を行う幅規制ガイド12a、12b
が設けられている。
次に、第3図を参照して前記印刷ユニット6の内部構成
について説明する。
この印刷ユニット6の内部には、用紙P O+荷札Pを
搬送する搬送手段50と、この搬送手段50により搬送
される用紙P。を切断する切断手段60と、この切断手
段60により切断された各用紙P。に対し後述するよう
な形態で荷札番号。
目的、地名1便名等の識別情報を印刷する印刷手段70
とが内蔵されている。
前記搬送手段50は、前記挿入口11から排出ロアに至
る搬送路を形成する搬送ガイド板18a。
18b、19a、19b、20a、20b、21と、搬
送ガイド板18a、18b間の搬送路に交叉する光路を
形成する発光素子13a、受光素子13bからなる第1
のセンサ13と、搬送ガイド板18a、18bと搬送ガ
イド板19a、19bとの境界部に設けられた一対の第
1の搬送ローラ14a、14bと、前記搬送ガイド板2
0a。
20bと搬送ガイド板21との境界部に設けられた一対
の第2の搬送ローラ15a、15bと、前記排出ロア近
傍に設けられた一対の排出ローラ37a、37bとを有
している。
前記搬送ガイド板19a、19b、20a。
20bは切断手段60の一部としても機能するようにな
っている。
前記第1の搬送ローラ14a、14bは、印刷ユニット
6の内部に固定配置したローラ用モータ22にタイミン
グベルト(図示せず)を介して連結されている。
また、第1の搬送ローラ14a、14bの軸には図示し
てないがワンウェイクラッチを内蔵したタイミングプー
リが取付けられ、このタイミングプーリが用紙P。の搬
送方向に回転するときには空転し第1の搬送ローラ14
a、14bは回転しないようになっている。
一方、タイミングプーリが逆転するときには、第1の搬
送ローラ14a、14bの軸とワンウェイクラッチが噛
合い、第1の搬送ローラ14a。
14bが回転駆動されるようになっている。
さらに、第1の搬送ローラ14a、14bと第2の搬送
ローラ15a、15bとの間の動力伝達は図示してない
がチェーンを介して行われるようになっている。
尚、第1の搬送ローラ14a、14bの軸に取付けたチ
ェーンのホイールは、図示しないスプリングクラッチを
具備しており、スプリングクラッチのストッパーを外し
用紙搬送方向にホイールを回転させたとき第1の搬送ロ
ーラ14a、14bは回転可能となり、ストッパーを掛
けたときにはホイールが空転するようになっている。
前記ストッパーの作動はソレノイドにより行うようにな
っている。
前記排出ローラ37a、37bは、排出ローラ用モータ
38とチェーンにより連結され、この排出ローラ用モー
タ38により駆動されるようになっている。
さらに、排出ローラ37a、37bの近傍には、発光素
子39a1受光素子39bからなる第2のセンサ39が
設けられている。
また、前記排出ローラ37a、37bには、図示してな
いが、ワンウェイクラッチが内蔵されており、排出ロー
ラ37a、37bは荷札Pの排出方向に自由に回転し得
るようになっている。さらに、一対の排出ローラ37a
、37b間には微小な隙間が形成され、印字途中の荷札
Pが円滑に両排出ローラ37a、37b間に侵入する構
成となっている。
ここで、第1、第2の搬送ローラ14a。
14b、15a、15b、プランテンローラ26、排出
ローラ37a、37bの位置関係について考察すると、
第1の搬送ローラ14a、14bと第2の搬送ローラ1
5a、15bとの距離は荷札Pの短手方向で2枚分の長
さよりも小さい値に設定されている。
また、第2の搬送ローラ15a、15bとプラテンロー
ラ26との間及びプラテンローラ26と搬出ローラ37
a、37bとの間の距離は各々荷札Pの短手方向で1枚
分の長さより小さい値に設定されている。
さらに、前記切断センサ17は、カッター16の位置か
ら荷札Pの短手方向1枚分の長さより大きく、2枚分の
長さよりも小さい距離となる位置に配置されている。
このような構成とすることによって、用紙P。
が次々と切断されて最終段階となった段階では、カッタ
ー16の手前に荷札Pの一枚分に相当する用紙P。が残
存することになる。
そして、最後の用紙P。がサーマルヘッド27側へ搬送
され切断センサ17が用紙P。が無いことを検出すると
、CPU102の制御の基に第1、第2の搬送ローラ1
4a、14b、15a。
15bを逆転させ、最後の用紙P。を挿入口11へ返却
するようになっている。
前記切断手段60は、第4図に示すように前記搬送ガイ
ド板19a、19bからなる固定ガイド部と、この固定
ガイド部と所定の間隔をもって配置した搬送ガイド板2
0a、20bからなる回動ガイド部とを有している。
前記搬送ガイド板20aは、支軸62により支持されて
第4図に示す矢印方向α1.α2に回動す−る回動片と
して機能するようになっている。また、搬送ガイド板2
0bは固定されている。
前記固定ガイド部1回動ガイド部間の間隔は、後述する
切断用刃としてのカッター16の貫通領域となっている
前記切断手段60は、前記搬送ガイド板19a。
19b間の間隔に臨ませた板状で刃先がRo、1程度の
丸刃に形成したカッター16と、このカッター16を駆
動するカッター駆動部61と、カッター16により切断
する用紙P。の位置を検出する発光素子17a1受光素
子17bからなる切断センサ17とを具備している。
前記カッター駆動部61は、前記カッター16を搬送路
に向けて直線的にガイドするスライドガイド(図示せず
)と、カッター16を搬送路から離れる方向に付勢する
引張スプリング23と、この引張スプリング23を支持
するとともに、原動軸に偏心カム25を取付けたカッタ
ー用モータ24とを具備し、偏心カム25を前記カッタ
ー16に係合させた状態でカッター用モータ24を始動
させることにより、カッター16を第3図に示す位置か
ら前記搬送路を貫く位置まで直線的に変位させるように
なっている。
前記印刷手段70は、搬送路に臨ま及びせて圧着状態1
こ対向配置したプラテンローラ26及び板状で一直線上
に発熱体を並べたサーマルヘッド27と、プラテンロー
ラ26とサーマルヘッド27との間を通過する熱転写リ
ボン28とを有している。
熱転写リボン28は、テープ状でサーマルヘッド27の
前段には使用前の熱転写リボン28を巻回した供給リー
ル29aが配置され、また、サーマルヘッド27の後段
には、使用後の熱転写リボン28を巻取る巻取リリール
29bが配置されている。
前記プラテンローラ26の軸は、図示してないがタイミ
ングプーリ及びチェーンホイールが取付けてあり、タイ
ミングプーリと前記ローラ用モータ22の近傍に配置し
たプラテン用モータ(パルスモータ)33に取付けたプ
ーリとにタイミングベルト(図示せず)を張設している
また、前記プラテンローラ26に取付けたチェーンホイ
ールと、前記巻取リール29bの軸に取付けたチェーン
ホイールとの間に図示しないチェーンを張設している。
さらに、巻取りリール29bには、図示してないが摩擦
板が圧接されている。
即ち、プラテンローラ26と巻取りリール29bとは、
同一のプラテン用モータ33により駆動されるとともに
、熱転写リボン28がプラテンローラ26により送られ
た分だけ巻取リール29bで巻取る構成となっている。
前記供給リール29aとサーマルヘッド27との間には
、発光素子34a1受光素子34bからなるリボンセン
サ34が配置され、このリボンセンサ34により熱転写
リボン28の有無を検出するようになっている。
また、前記サーマルヘッド27と、巻取リール29bと
の間には発光素子36a、受光素子36bからなるリボ
ン切断センサ36が配置され、このリボン切断センサ3
6により熱転写リボン28の切断の状態を検出するよう
になっている。
尚、第3図中、30は荷札Pと熱転写リボン28とを剥
離する剥離ローラ、31.32は熱転写リボン28用の
ガイドローラである。
ここで、前記用紙P。及び荷札Pの形状について第5図
(a)、(b)を参照して説明する。
用紙P。を形成する個々の未印刷状態の荷札Pは、第5
図(b)に示すように帯状で二枚重ねの上紙P1.下紙
P2を有し、上紙P l r下紙P2の両端接合部を接
着剤80により強く接着し、さらに接着剤80の内側に
は形態物体としての手荷物に取付ける取付部として機能
する糊81が塗られている。
そして、上述した荷札Pを一券片毎に境界部にミシン目
を入れて連続帳票の形態とし、これを第5図(a)に示
すように4片毎に折返し、折畳んだ状態で前記収容箱3
へ収容するようになっている。
また、前記用紙P。を形成する各荷札Pは長方形状に、
即ち、その短手方向の寸法をLl、短手方向の寸法をL
2とするとき、L工くL2の関係となるように形成され
、短手方向に沿って搬送されるようになっている。
次に、前記荷札発行装置1を含む荷札処理システムの全
体構成を第6図を参照して説明する。
この荷札処理システムは、発券・チエツクインカウンタ
と、手荷物専用カウンタとを具備している。
発券・チエツクインカウンタには、前記荷札発行装置1
と、端末コンピュータ本体、キーボード及び表示部を有
する端末コンピュータ90が配置されている。
また、手荷物専用カウンタには、前記荷札発行装置1.
上述した場合と同様な端末コンピュータ90及び荷札P
の識別情報を読取るチケットリーダ91が配置されてい
る。
前記各端末コンピュータ90は、各々回線92a、92
bを介して、ホストコンピュータ95に接続されている
次に前記荷札発行装置1の制御系について第7図を参照
して説明する。
この荷札発行装置1は、この装置全体の制御を行うため
プログラムを格納したプログラムメモリ101と、前記
プログラムに基きこの装置全体の制御を行うCPU10
2とからなる制御手段100を具備している。
前記CPU102には、前記操作部101発券カウンタ
4、端末コンピュータ90との間で情報伝達を行うイン
ターフェース103が各々接続されている。
前記CPU102には、前記搬送手段50の第1のセン
サ13.ローラ用モータ22.排出ローラ用モータ38
及び第2のセンサ39が各々接続されている。
また、CPU102には、前記切断手段60のカッター
用モータ27及び切断センサ17が接続されている。
さらに、CPU102には、詳述は後述する記憶手段1
10が接続されていると共に、前記印刷手段70のプラ
テン用モータ33.サーマルヘッド27を制御するヘッ
ド制御部27a、リボンセンサ34及びリボン切断セン
サ36が接続されている。
前記記憶手段110は、各種文字フォントの情報を記憶
して文字フォントメモリ111.外字登録用の外字メモ
リ112、受信情報を貯える受信バッファ113.荷札
Pの券面編集を行う券面印字データバッファ114を具
備している。
第8図は、前記ホストコンピュータ91.端末コンピュ
ータ90からインターフェース103を介してCPU1
02に送られてくる荷札P用の識別情報の内容を示すも
のである。
前記識別情報は、最終目的地を示す漢字コード121、
最終目的地を示すアルファベット3文字のレターコード
122.第1区間123を示すキャリアコード及び便名
、第2区間124を示すキャリアコード及び便名、第3
区間125を示すキャリアコード及び便名、第1接続地
126を示す3レターコード、第2接続地127を示す
3レターコード、荷札番号を示す台杆番号128.特定
エリアの印字を反転させるか否かを示す反転有無129
、特定エリアの印字に網かけを施すためのクラス130
.ゴシック体、明朝体等の文字フォント131、区間数
132の各情報を包含している。この識別情報は前記文
字フォントメモリ111へ記憶されるようになっている
第9図(b)乃至(d)は、前記識別情報に対応する荷
札Pの券面フォーマットを示すものである。
第9図(b)は荷札Pに対し識別情報を白黒反転、ゴシ
ック体(太字で示す)、明朝体、網かけの各状態で印字
した場合を示す。
同図(c)は、同図(b)と同様な識別情報を印字した
場合を示すが網かけが無い点が相違している。
また、同図(d)は同図(C)の場合よりさらに白黒反
転を無くした場合を示す。
第9図(a)は、広幅で多色の熱転写リボン28の配色
状態を示すものである。
この熱転写リボン28は、同図(a)に示すように、黒
、青、赤の3色を同図(a)に示す態様で送り方向(荷
札Pの短手方向)に沿って配色した構成となっている。
尚、前記荷札Pの一部は客控片として、他の一部は照合
片として用いられるようになっている。
次に上記構成の荷札発行装置1の作用を前記切断手段6
0の動作を主にして説明する。
前記収納箱3に収められた連続帳票の形態の用紙P。の
先端を第1図に示すように、印刷ユニット6における挿
入口11から挿入し、前記操作部10の用紙セットの釦
を押す。すると、第1のセンサ13が用紙P。を検出し
、検出信号をCPU102へ送る。
これにより、CPU102の制御の基に前記第1の搬送
ローラ14a、14bの軸に取付けたスプリングクラッ
チ用のソレノイドが励磁され、ストッパーを解除する。
さらに、CPU102の制御の基にローラ用モータ22
が始動し、これにより用紙P。は第1の搬送ローラ14
a、14bにより各荷札・Pの短手方向に沿って搬送さ
れ、やがて用紙P。の先端が前記切断センサ17の位置
に至る。
この状態で切断センサ17から用紙P。の検出信号がC
PU102へ送られ、CPU102はローラ用モータ2
2を用紙P。の境界部であるミシン目がカッター16に
対応する位置となるまで駆動する。この状態で、CPU
102の制御の基に前記ソレノイドの励磁が解除され、
ストッパーが働いてチェーンのホイールは空転状態とな
る。
以上の動作により、用紙P。のセットが終了する。
上述した用紙P。のセットが終了した段階で、この装置
1のオペレータは操作部10の試別釦の押下又は図示し
ない外部入力装置によりCPU102へ発券信号を送る
これにより、CPU102の制御の基にカッター用モー
タ24が駆動され、偏心カム16が回転してカッター1
6が前記固定ガイド部9回動ガイド部間の間隔部分に侵
入し、さらに貫通して用紙P、のミシン目の領域に押圧
接触してこのミシン目を切断しようとする。
このとき、カッター16の刃先の丸刃によりミシン目が
押圧されるので、用紙P。は搬送路から離れる方向にた
わみ、同時に回動片としての搬送ガイド板20aも矢印
α1方向に回動して第4図に示す如く状態となり、この
段階でカッター16によりミシン目が切断されて、搬送
ガイド板2Oa側の用紙・P、が分離され未印刷状態の
荷札Pとなる。
尚、上述した搬送ガイド板20aの回動によりミシン目
切断時のカッターに作用する反力を小さくすることがで
きる。換言すれば、カッター16に加えるべき駆動力を
従来例の場合より小さくすることができる。
仮に、固定ガイド部の他、搬送ガイド板20aをも固定
とした場合には、上述した反力を吸収できないのでカッ
ター16への駆動力を大きくしなければならず、また、
両ガイド部を共に回動とすると、用紙P。を構成する紙
繊維を引張る力も必要となってカッター16のストロー
クを大きくしなければならないことから、上述した本実
施例の構成及び作用の特徴が顕著であることが理解でき
る。
また、本実施例ではカッター16の刃先に丸刃を設け、
この丸刃の部分でミシン目を切断するので、長時間この
カッター16を使用しても従来例の場合と異なりカッタ
ー16の刃先が欠けることが無くなり寿命の長期化を図
れる。この後、カッター16はカッター用モータ24の
一回転動作により初期位置に戻る。
カッター用モータ24の一回転動作は、図示しない回転
センサの検出信号に基<CPU102の制御により行わ
れる。
次に、CPU102の制御の基にローラ用モータ22が
再び駆動され、第2の搬送ローラ15a。
15bにより、上述した切断動作後の用紙P。がサーマ
ルヘッド27へ送られる。
用紙P。の後端が前記切断センサ17の位置を通過する
と、先端センサ17からCPU102へ検出信号が送ら
れ、これにより、CPU102の制御の基にプラテン用
モータ33が始動し、プラテンローラ26が回転すると
ともに、熱転写リボン28が巻取リール29bにより巻
取られる。このような動作により未印刷状態の荷札Pは
プラテンローラ26とサーマルヘッド27との間を熱転
写リボン28と重なった状態で搬送されていく。
また、CPU102は、前記切断センサ17からの検出
信号を受けてから一定時間経過後、ヘッド制御部27a
に通電指令を送ると共に文字フォントメモリ111から
第8図に示す内容の識別情報を送る。これにより、サー
マルヘッド27が通電状態となり、熱転写リボン28の
インクが溶けて荷札Pの印字領域に第9図(b)、(C
)。
(d)に示すようなパターンの識別情報が印字される。
即ち、第9図(b)に示す荷札Pは、白黒反転文字、明
朝体、網かけ及びゴシック体の合計4態様の識別情報が
印刷されたものである。
また、これらの各識別情報は、熱転写リボンの色分けに
応じ、黒、青、赤の3色に色分けされている。
同様に、第9図(b)に示す荷札Pは網かけを除く3態
様で、且つ、3色に色分けされたものであり、第9図(
d)に示す荷札Pは明朝体、ゴシック体の2態様で、且
つ、3色に色分けされたものである。
さらに、CPU102は、一定時間経過後、前記スプリ
ングクラッチのソレノイドを励磁し、ストッパーを解除
した後、ローラ用モータ22を回転させて後続する用紙
P。を上述したと同様な切断位置まで搬送する。
尚、上述した一定時間経過後とは、前記荷札Pの後端が
第2の搬送ローラ15a、15bから外れるまでの時間
であり、前記荷札Pがプランテンローラ26と第2の搬
送ローラ15a、15bに接触しているときは、プラン
テンローラ26と第2の搬送ローラ15a、15bの搬
送速度と同じであり、次の用紙P。を切断位置まで搬送
する搬送速度はプラテンローラ26による荷札Pの搬送
速度より速(するようにしている。
一方、上述したサーマルヘッド27による荷札Pへの印
字動作は、この荷札Pの短手方向、即ち、第9図(b)
に示す副走査方向に行われ、このような印字動作が終了
して荷札Pの印字終了位置が前記剥離ローラ30に達す
ると、CPU102の制御の基に排出ローラ用モータ3
8が始動し、排出ローラ37a、37bが回転して荷札
Pを排出ロアへ放出する。
このとき、第2のセンサ39が荷札Pの排出を検出し、
検出信号をCPU102送る。これにより、CPU10
2は発券カウンタ4へ発券を示す信号を送り、発券カウ
ンタ4の発券枚数にプラス1を加える制御を行う。
以上の動作により、荷札Pの発券動作が完了する。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、
その要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、上記構成としたことによ
り、識別媒体用紙を比較的小さい力で切断することがで
き、切断用刃の損傷も少なくなって切断手段の構成の簡
略化と経済性向上を図ることができる識別媒体発行装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置の開蓋状態の斜視図、第2
図は同装置の開蓋状態及び操作部の拡大状態を併せて示
す説明図、第3図は同装置の印刷ユニットの拡大断面図
、第4図は同装置の切断手段の拡大断面図、第5図(a
)は同装置に用いられる用紙の斜視図、第5図(b)は
同装置により発行される荷札(未印刷)の説明図、第6
図は同装置を含む荷札処理システムのブロック図、第7
図は同装置の制御系を示すブロック図、第8図は同装置
における識別情報の内容を示す説明図、第9図(a)は
熱転写リボンの省略平面図、第9図(b)乃至(d)は
それぞれ荷札の平面図、第10図は従来装置の概要を示
す斜、親図である。 1・・・荷札発行装置、 3・・・収納箱、10・・・
操作部、   50・・・搬送手段、60・・・切断手
段、  70・・・印刷手段、P・・・荷札、    
  P、・・・用紙。 6゜ 第 図 to+ (t)1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 識別媒体用紙を連続帳票の形態で収容すると共に、連続
    帳票の形態の前記多数の識別媒体用紙を搬送手段により
    搬送しつつ切断手段を用いて切断して個々の識別媒体用
    紙とし、この識別媒体用紙に所定の識別情報を印刷して
    識別媒体として発行する識別媒体発行装置において、 前記切断手段は、前記搬送手段の搬送路の一部を形成す
    る固定ガイド部と、この固定ガイド部に対し間隔をもっ
    て、かつ、搬送路の一部を形成するように配置された回
    動ガイド部と、 前記固定ガイド部、回動ガイド部間の間隔部分で前記搬
    送路を貫く切断用刃とを 有することを特徴とする識別媒体発行装置。
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