JPH02281192A - 対衝撃兼制震屋根の構造 - Google Patents

対衝撃兼制震屋根の構造

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JPH02281192A
JPH02281192A JP1103055A JP10305589A JPH02281192A JP H02281192 A JPH02281192 A JP H02281192A JP 1103055 A JP1103055 A JP 1103055A JP 10305589 A JP10305589 A JP 10305589A JP H02281192 A JPH02281192 A JP H02281192A
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JP
Japan
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layer
roof
aseismatic
building
slab
Prior art date
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Pending
Application number
JP1103055A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Shohara
良一 称原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Publication of JPH02281192A publication Critical patent/JPH02281192A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、原子炉建屋等の重要施設の屋根構造に係り、
とくに、屋根スラブを二重層に構成して、その二重層間
に制震層を形成した屋根の対衝撃性能の改善に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、建築物に対制震性を付与する場合には、主架構に
大きなマスを負荷させ、地震時の固有震動周期を当該建
築物の周期に一致させ、その相互干渉によって、建築物
への地震の震動入力を減少させるようにすることが知ら
れており、負荷としては、調整の便利な液体を利用し、
屋上に設置した水槽の固有震動によって建築物の震動自
体を制御することが行われていた。
また、一般に、重要な建築物には、内部に収容される機
能の保全のために、建築物の構造を堅固にすると共に、
各種の耐震構造が採用されると共に、万一の事故に際し
ても外部に危害を及ぼさないように、十分な安全対策が
とられている。
原子炉建屋等の放射線関連の施設では、安全対策は万全
であり、想定されるあらゆる事故に対して、何重ものバ
ックアップが備えられており、事故の発生の確立は極め
て低いものになっている。
とくに、放射線の漏洩に対しては、外部に対するの防護
のために、重厚な遮蔽壁が構築されている。
しかし、屋根においては、スカイシャインの遮蔽が要求
されないことから、軽微な被蓋構造だけで十分とされて
いた。
[発明が解決しようとする課題] 近時、航空機による重大事故がしばしば報道されるなか
で、墜落事故があとを絶たないことから、原子炉建屋の
ような施設では、施設そのものの安全対策のほかに、外
部飛来の事故に備える必要があり、従来の屋根構造にも
対策が必要になってきた。現に、事故発生の確率から考
えて、航空機による事故は、原子炉で想定される起こり
うる事故よりも高いとされている。従って、屋根構造に
も然るべき対策をとるように、設計上の問題を含んで、
新しい課題となっている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記のような現状に鑑み、このような課題を
解決し、問題を一掃するように創案されたものであって
、建築物の屋根を、屋根スラブと、その上面の側層層と
、さらにその上面に設けた鉄筋コンクリート造の対衝撃
層とで構成したことを特徴とする対衝撃兼制震屋根の構
造を提供することを目的とするものである。
本発明の対衝撃兼制震屋根の構造によれば、多層構造に
形成したコンクリート屋根によって、その重量によって
側層作用を機能させると共に、対衝撃層を形成し、とく
に、原子炉建屋のような重要施設の、地震や航空機の墜
落事故等の外的条件に対する安全性を向上させることが
できる。
[実施例] 本発明の対衝撃兼制震屋根の構造を、本発明を採用して
構築する建築物を示す一実施例の図面に基づいて詳細に
説明する。第1図は本発明の実施例を示す斜視図であり
、第2図はその屋根部の構造を説明する断面図である。
図中の1は原子炉建屋を例とする建築物、2はその本体
部、3は本体部2の屋根であり、4は本体部2の周囲の
付属部である。第2図の詳細図に示すように、本発明の
屋根3は、本体部2の架構軸部5に架設された屋根スラ
ブ6と、その上面に敷設された側層層7と。
さらにその上面に設けられた対衝撃層8とから、多層に
形成したものであり、屋根スラブ6と対衝撃層8とは、
梁、桁等の架構軸部5等に支持され一 る周囲において、垂直に植設した鉄筋9によって、一体
に結合されている。
側層層7は、アスファルトを主成分とする組成物であり
、もちろん、通常の屋根構造におけるように、防水層を
形成するものであるが、本発明においては、格別に厚さ
を厚くして、1o〜15■にしてあり、適宜の軟度を保
持させである。
対衝撃層8は、鉄筋コンクリート造であり、メートルの
オーダーの厚さを有しており、その厚さは、建築物全体
の重量に対して数%の重量になり、かつ、所定の固有震
動数が得られるように定められ、目標値としては3%に
選ばれる。
結合のための鉄筋9は、建屋と対衝撃層の固有震動数が
一致するように、太さと本数とによって配置を定めてあ
り、この鉄筋量と側層層7の厚さ(離隔距離)も、対衝
撃層8のマスダンパーとしての震動周期の設定に寄与す
る。
[作 用] 次に、本発明の対衝撃兼制震屋根の構造の作用を、その
施工工程に基づいて順に説明する。まず第1図において
、本体部2の周囲の架構軸部5に多数の連結鉄筋9を植
設しておき、屋根スラブ6が架設されるときに結合支持
して、さらに上端を突出させておく。屋根スラブ6の上
面に、アスファルトによって側層層7を形成する。この
アスファルト層の形成には、防水シート材を積層して、
屋根3の防水性を確保させる。ついで、この側層層7の
上面に、上下の主筋81.82を配筋したのち、コンク
リート83を打設して。厚い対衝撃層8を形成し、屋根
スラブ6と側層層7と対衝撃層8とを一体に結合して屋
根3を完成する。
このように形成した屋根3は、対衝撃層8のマスコンク
リートによって、屋根スラブ6の上面に、建築物1のダ
ンパーを積載負荷させた側層構造を形成し、建築物1と
対衝撃層8との固有震動の周期を一致させることにより
、屋根3はマスダンパーとして働き、建築物1への地震
の震動入力を相殺して軽減させる。
また、対衝撃層8は、鉄筋コンクリート造の型閉な構造
体であり、大きなマスを有しているから、例えば、航空
機のような飛来物体に対しても、大きな慣性を有すると
共に、厚さが非常に厚いから、建築物1に対して十分な
保護層を形成する。また、対衝撃層8自体が破損、損傷
することがあっても、本来の屋根スラブ6には破壊を及
ぼさず、使命を果したのちは、再構築することも容易で
ある。
[発明の効果] 本発明は、建築物の屋根を、屋根スラブと、その上面の
側層層と、さらにその上面に設けた鉄筋コンクリート造
の対衝撃層とで構成したものであるから、まず、側層層
とその上面に形成した対衝撃層のマスコンクリートによ
って、建築物の側層構造を構成し、建築物の耐震応答を
低減させ、ひいては、機器系に対する地震の震動入力を
軽減させて、原子炉の建設コストを低下させることがで
きる。さらに、室側な対衝撃層の保護によって、重要施
設を航空機の墜落事故等に対して安全なものにし、設計
上の問題を回避することができる。
しかも、本発明の屋根構造は、格別な材料、機材を必要
としないばかりでなく、施工も比較的容易であり、屋根
の防水機能にも障害がない等、本発明の屋根構造は、原
子炉建屋等の重要施設に対して、安全対策上画期的効果
をもたらす発明というべきである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の対衝撃兼側層屋根の構造を説明するため
の図面であり、第1図は本発明の実施例を示す斜視図、
第2図はその屋根部の詳細を説明する断面図である。 1・・建築物、2・・・本体部、3・・・屋根、4・・
・付属部、5・・・架構軸部、6・・・屋根スラブ、7
・・・側層層、8・・・対衝撃層、9・・・鉄筋、81
・・・上主筋、82・・・下主筋、83・・コンクリー
ト。 =7

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建築物の屋根を、屋根スラブと、その上面の制震
    層と、さらにその上面に設けた鉄筋コンクリート造の対
    衝撃層とで構成したことを特徴とする対衝撃兼制震屋根
    の構造。
  2. (2)制震層は、アスファルトを主材とする組成物で構
    成したことを特徴とする請求項1記載の対衝撃兼制震屋
    根の構造。
JP1103055A 1989-04-21 1989-04-21 対衝撃兼制震屋根の構造 Pending JPH02281192A (ja)

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JP1103055A JPH02281192A (ja) 1989-04-21 1989-04-21 対衝撃兼制震屋根の構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297854A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Toshiba Corp 建築構造物
EP2287856A2 (en) 2009-08-21 2011-02-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Construction of nuclear power plant building and construction method thereof
JP2011252800A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Toshiba Corp 原子炉建屋

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