JPH02280757A - 電動マッサージ機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は電動マツサージ機に関するものであり、特に
、たたき具と揉み具の双方を備えた電動マツサージ機及
び揉み装置並びにクランクピンの摺動子に関するもので
ある。

［従来の技術］ 従来、此種電動マツサージ機は種々のものが提案されて
いる。例えば、前後動自在に作動片を設けたり、或は作
動片を回動自在に設け、２等作動片へたたき具や揉み具
を取付けている。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の電動マツサージ機は、大型のものを除いては、何
れもたたき具のみ或は揉み具のみを備えたものばかりで
ある。このため、たたき並び揉みの双方の動作を一台の
装置で為すことはできず、又、揉み具も単に肩や腰等を
揺動させるだけであった。

そこで、肩や腰等の患部の疲労を効果的に治癒すべく、
たたき並びに揉みの双方の動作を為す小型の電動マツサ
ージ機を提供するために解決せられるべき技術的課題が
生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決すること
を目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明は上記目的を達成するために提案せられたもの
であり、モータによって回転するクランク軸を設け、摺
動自在に設けた作動片に溝孔を開穿すると共に、該溝孔
へ前記クランク軸のクランクピンを遊挿して摺動機構を
形成し、該摺動機構の一側部にたたき具を取付け、且つ
、摺動機構の他側部に揉み装置を備えたことを特徴とす
る電動マツサージ機及び、対峙して設けた揉み具の先端
部を末広がりに拡関し、双方の揉み具の基部を作動片の
一端部に枢着すると共に、夫々の基部近傍に揉み具の長
手方向へ長孔を開穿し、基板に立設したピンを該長孔へ
遊挿して揉み具を拡縮自在に形成し、更に、前記作動片
を摺動機構に連結したことを特徴とする揉み装置、並び
にクランクピンに遊嵌され、且つ、作動片の溝孔内を摺
動する摺動子であって、該摺動子の内側面及び外側面に
クランクピンの軸方向へ油溝を穿設したことを特徴とす
るクランクピンの摺動子を提供せんとするものである。

［作用］ この発明はモータによってクランク軸を回転し、クラン
クピンが作動片の溝孔内を摺動しながら作動片を押圧し
、該作動片が左右に往復運動して摺動機構を形成してい
る。従って、前記摺動機構の一側部に取付けたたたき具
は、往復運動を繰り返して肩や腰等の患部を押圧する。

又、摺動機構の他側部に備えた揉み装置によって患部を
揺動して揉みほぐす。即ち、一つの摺動機構でたたき動
作と揉み動作を為すことができる。

揉み具の基部は作動片の一端部に枢着され、該作動片の
摺動によって押引される。然るとき、前記基部に開穿さ
れた長孔は基板のピンを摺擦しながら移動し、揉み具の
先端部は作動片の往復運動゛。

に伴って拡縮運動しながら押引され、患部を抑圧或は引
張しつつ揉みほぐす。

クランクピンには摺動子が遊嵌され、摺動子の内側面及
び外側面に油溝を穿設しである。該摺動子の内側面とク
ランクピンとの間、並びに摺動子の外側面と作動片の溝
孔との間に夫々グリース等の潤滑剤を注入すれば、潤滑
剤は油溝を通って万遍なく摺動面に行渡る。従って、ク
ランクピンの回転による発熱及び摩耗を防止でき、作動
片の溝孔内の摺動も極めて円滑になる。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を別紙添付図面に従って詳述す
る。第１図は電動マツサージ機全体を示したもので、符
号（＋）は樹脂製の本体であり、把持部（２）の内部に
は制御回路基板が内蔵され、コントロールスイッチ（３
）によってモータ（４）の回転数ヲ任意に増減できるよ
うに形成しである。モータ（４）の上部には摺動機構（
５）が設けられ、該摺動機構（５）の−側部にたたき具
（６）を取付け、且つ、摺動機構（５）の他側部に揉み
装置（７）を備えである。

第２図及び第３図に摺動機構（５）の拡大図を示す。

樹脂ケース（８）の下部へ前記モータ（４）の回転軸に
刻設したウオーム（９）を挿入し、該ウオーム（９）と
噛合した第１のギヤ（Ｉｌｊ）及び、第１のギヤ０Φと
噛合した第２のギヤ（１１）へ夫々モータ（４）の回転
を伝達する。

第１のギヤθ０）にはクランク軸（ロ）が嵌挿され、樹
脂ケース（８）の正面側にクランクピンθ→を突設しで
ある。又、第２のギヤ０１）にもクランク軸（Ｉ４）が
嵌挿され、樹脂ケース（８）の背面側にクランクピン０
つを突設しである。前記クランクピン０１及び（１ツに
は四角形の摺動子ＯＱが遊嵌されている。

該摺動子（１０は第４図及び第５図に示すように、内側
面の対向する位置にクランクピン０専θつの軸方向へ油
溝（ｒ７）（ｒ７）を穿設し、且つ、外側の両側面に同
方向へ油溝（日（ト）、　（ＩＩ（ＩＩを穿設すると共
に、摺動子（Ｉｃｅの底面に円形の座（へ）を段設しで
ある。而して、該摺動子（１・の内側面とクランクピン
０→（１つとの間にグリース等の潤滑剤を注入すれば、
潤滑剤は油溝（ｒ７）（ｒ７）を通って万遍なく摺動面
に行渡る。又、後述する作動片の溝孔と該摺動子Ｏｅの
外側面との間にも潤滑剤を注入すれば、前述と同様に油
溝（ＩＥＤ（１１によって円滑に潤滑作用が行われる。

次に、第２図及び第３図に於て作動片（ト）及びＱＯに
ついて説明する。作動片（ト）及びぐ０は、同図にて左
右方向へ長手に形成された金属片であり、該作動片（ト
）の正面に樹脂製のスライド片＠（２）を固着し、更に
、その表面へカバー（ハ）を蓋装してビス（ロ）に）（
ロ）に）にて緊締する。而して、該作動片（ト）は樹脂
ケース（８）上面に立設された支持柱（ハ）（ハ）・・
・と前記カバー（２）とに挟挿され、左右方向へ摺動自
在に形成しである。前記スライド片＠（２）間には溝孔
（１）が開穿され、該溝孔（１）へ樹脂製のガイド勾を
嵌入し、前述したクランクピン０１の摺動子（１１１９
を遊挿する。又、作動片（ト）の左側部は段設され、後
述する揉み兵員（ト）の基部に）に）をピン（１）によ
って拡縮自在に枢着しである。

一方、作動片ＱＯは樹脂ケース（８）の背面側に設けら
れ、その右側部は正面側に折曲されて樹脂又はゴム製の
たたき具（６）が取付けられている。前記作動片（１）
と同様に、該作動片ＱＯには溝孔（２）が開穿され、該
溝孔（２）へ樹脂製のガイドに）を嵌入し、前述したク
ランクピンＯｃ９の摺動子θ・を遊挿する。又、図示は
しないが作動片ＱＯに樹脂製のスライド片を固着し、カ
バー（２）を蓋装してビスｏ４（ロ）（ロ）（ロ）にて
緊締する。従って、第６図に示すように、第１のギヤ０
のが例えば時計方向に回転するとき、その回転が第２の
ギヤＯＯへ伝達されてクランク軸（ロ）が反時計方向に
回転し、クランクピン（至）に遊嵌した摺動子（１Ｇは
、ガイド（２）を摺擦しながら溝孔（２）を図中下方へ
移動する。更に、前記クランク軸（ロ）は反時計方向に
回転を続け、第７図に示すように作動片ＱＯは右方向へ
移動する。斯（して、クランク軸（ロ）の回転によって
摺動子ＯＱが溝孔（２）内を摺動し、作動片ＤＩ）を左
右に往復運動させて、たたき具（６）が肩や腰等を押圧
して患部の血行を良好にするのである。

次に、第１図乃至第３図に従って前記作動片輪の左側部
に設けた揉み装！！（ηについて説明する。

符号（１）は樹脂又はゴム製の揉み具であり、その基部
（至）は金属板にて形成されている。対峙して設けた揉
み兵員に）は先端部を末広がりに拡開し、且つ、双方の
基部（ト）（ト）を前記作動片員の左端部へピン（至）
によって拡縮自在に枢着しである。該基部（至）の近傍
位置には、揉み具（至）の長手方向へ長孔（ロ）を開穿
し、該長孔（ロ）へ樹脂製のガイド（至）（至）を嵌入
しである。そして、皿状の頭部を有したピン（１）に前
記摺動子ＯＱを遊嵌し、該摺動子（鴫を長孔（ロ）のガ
イド（ト）（至）間に遊挿する。更に、ピン（至）の下
端部に刻設した雄螺子部（３６ｇ）を、前記樹脂ケース
（８）の背面に固着した金属製の基板（ロ）へ螺着する
。尚、双方の基部（イ）斡の長孔０４）（ロ）は適宜間
隔を有してピン（至）（至）が遊挿され、夫々のピン０
［９（２）の頭部には金属製の座金板（至）が架設され
ている。

ここで、前記揉み装ｆｆｉ　（７）の作動について説明
する。第８図に示すように、第１のギヤ（１Φが例えば
反時計方向に回転するとき、クランク軸（ロ）も同方向
に回転し、クランクピン（ＩＩに遊嵌した摺動子ＯＱは
、ガイドに）を摺擦しながら溝孔（１）を図中下方へ移
動する。更舊−こ、前記クランク軸（２）は反時計方向
に回転を続け、作動片（ト）が図中右方向へ移動し、前
記揉み具（１）勾の基部（至）に）はピン（１）によっ
て開方。

向へ引張される。然るとき、第９図に示すように、前記
長孔（ロ）に嵌入したガイド（至）（至）とピン（至）
に遊嵌した摺動子（呻とが摺擦し、揉み具（至）韓は先
端部を収縮しながら右方向へ引張される。斯くして、ク
ランク軸（ロ）の回転によって摺動子ＯＱが溝孔に）内
を摺動し、作動片輪を左右に往復運動させて揉み具（至
）に）を押引しつつ拡縮させる。依って、該揉み具（至
）翰を肩や腰等に押し当てて作動すれば、該揉み具（至
）（至）は患部を抑圧或は引張しつつ揉みほぐし、極め
て効果的に疲労を治癒する。

尚、本実施例では、樹脂ケース（８）の正面側及び背面
側に夫々別個に作動片（ト）及び（ロ）を設けているが
、特に之に限定せられるべきではなく、一つの作動片に
たたき具及び揉み具の双方を取付けてもよい。

更に、この発明は、この発明の精神を逸脱しない限り種
々の改変を為す事ができ、そして、この発明が該改変せ
られたものに及ぶことは当然である。

［発明の効果］ この発明は上記一実施例に詳述したように、モータの回
転をクランク軸にて摺動作用に転換し、摺動機構の両側
部にたたき具及び揉み装置を備えである。依って、一つ
の電動マツサージ機でたたき動作と揉み動作を為すこと
ができ、而も、小型で取扱いも簡便である。

又、揉み装置は揉み具の先端部が拡縮運動しながら往復
移動し、単に肩や腰等を揉むだけではなく、患部を押圧
或は引張しつつ揉みほぐす。

そして、クランクピンに遊嵌された摺動子には油溝が穿
設され、潤滑剤が万遍な（摺動面に行渡り、潤滑硬化を
高めて摺動部位の発熱及び摩耗を防止する。

斯くして、簡素化した構成でありながらたたき動作と揉
み動作を任意に行い、極めて効果的に疲労を治癒するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示したものであり、第１図は電
動マツサージ機の一部切欠正面図、第２図は摺動機構を
示す要部の正面図、第３図は同要部の底面図、第４図は
摺動子の正面図、第５図は同一部切欠側面図、第６図及
び第７図は作動片に取付けたたたき具の作動を説明する
解説図、第８図及び第９図は作動片に取付けた揉み装置
の作動を説明する解説図である。 （４）・・・・・・モータ （６）・・・・・・たたき具 （Ｉ２（ゆ・・・・・・クランク軸 （１Ｇ・・・・・・摺動子 （至）（２１）−・・・・・作動片 （至）・・・・・・揉み具 （ロ）・・・・・・長孔 （ロ）・・・・・・基板 （５）・・・・・・摺動機構 （η・・・・・・揉み装置 （Ｌｍ　（１’？・・・・・・クランクピン（ｒ７）Ｃ
日・・・・・・油溝 （１）（２）・・・・・・溝孔 （ト）・・・・・・基部 （１）・・・・・・ピン 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータによつて回転するクランク軸を設け、摺動
   自在に設けた作動片に溝孔を開穿すると共に、該溝孔へ
   前記クランク軸のクランクピンを遊挿して摺動機構を形
   成し、該摺動機構の一側部にたたき具を取付け、且つ、
   摺動機構の他側部に揉み装置を備えたことを特徴とする
   電動マッサージ機。
2. （２）対峙して設けた揉み具の先端部を末広がりに拡開
   し、双方の揉み具の基部を作動片の一端部に枢着すると
   共に、夫々の基部近傍に揉み具の長手方向へ長孔を開穿
   し、基板に立設したピンを該長孔へ遊挿して揉み具を拡
   縮自在に形成し、更に、前記作動片を摺動機構に連結し
   たことを特徴とする揉み装置。
3. （３）クランクピンに遊嵌され、且つ、作動片の溝孔内
   を摺動する摺動子であつて、該摺動子の内側面及び外側
   面にクランクピンの軸方向へ油溝を穿設したことを特徴
   とするクランクピンの摺動子。