JP3225754U - 往復循環マッサージ機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】マッサージ範囲を拡大して、各種マッサージニーズを満たすことが可能な往復循環マッサージ機構を提供する。【解決手段】当該機構は、ベース1、機器ベース2、モータ3及びマッサージ機構を含む。モータは機器ベース又はベースに装着され、機器ベースには回転軸4が設置され、モータで駆動される。マッサージ機構は足裏マッサージローラ51を含み、足裏マッサージローラと回転軸が連動する。ベースには、回転軸と垂直な方向にスライドレール11が設けられる。機器ベースとスライドレールは案内及びスライドするよう連携する。ベースには、機器ベースをスライド駆動する駆動機構が設けられる。駆動機構は駆動軸61とネジベース62を含み、ネジベースはベース又は機器ベースに固設される。駆動軸は回転するよう機器ベース又はベースに設置され、ネジベースに螺合され、軸方向に移動して機器ベースをスライドさせる。駆動軸と回転軸は連動する。【選択図】図1
Description
本考案は、マッサージ機器の技術分野に関し、特に、往復循環マッサージ機構に関する。
現在市販されている足裏マッサージ器は、ベース、機器ベース、モータ及びマッサージ装置を含む。機器ベースは機器ベースに固設され、モータは機器ベースに装着される。機器ベースには回転軸が回転するよう設置されており、モータは回転軸を回転駆動させる。また、マッサージ装置は足裏マッサージローラを含む。足裏マッサージローラは回転軸に連動するよう設置され、モータによって足裏マッサージローラが足裏をマッサージするよう駆動する。しかし、モータが機器ベースに固設されることから、足裏マッサージ器によるマッサージ範囲には限界があり、マッサージ範囲を調節することができない。そのため、各種マッサージニーズを満たすことが不可能となっている。
本考案は、従来技術の瑕疵を解消し、マッサージ範囲を拡大して各種マッサージニーズを満たすことが可能な往復循環マッサージ機構を提供する。
上記の目的を実現するために、本考案は以下の技術方案を用いる。
往復循環マッサージ機構であって、ベース、機器ベース、モータ及びマッサージ機構を含む。前記モータは機器ベース又はベースに装着され、前記機器ベースには回転軸が回転するよう設置されている。モータは回転軸を回転駆動させる。前記マッサージ機構は足裏マッサージローラを含み、足裏マッサージローラと回転軸が連動するよう設置される。前記ベースには、回転軸の軸方向と垂直な方向にスライド溝又はスライドレールが設けられている。機器ベースとスライド溝又はスライドレールは案内及びスライドするよう連携する。ベースには、機器ベースをスライド駆動可能とする駆動機構が設けられている。駆動機構は駆動軸とネジベースを含み、ネジベースはベース又は機器ベースに固設され、前記駆動軸は回転するよう機器ベース又はベースに設置される。前記駆動軸は、ネジベースに螺合されるとともに、機器ベースをスライドさせるよう、駆動軸の軸方向に移動するよう連携する。駆動軸と回転軸は連動するよう設置される。
上記の方案によれば、機器ベースとベースがスライド溝及びスライドレールを介してスライドするよう連携するため、伝動がより安定的となる。また、回転軸が足裏マッサージローラを回転可能とすることで、足裏マッサージローラによって足裏をマッサージ可能となる。モータは回転軸を直接的又は間接的に回転駆動可能であり、回転軸が回転することで駆動軸が回転する。また、ネジベースがベースに固設され、駆動軸が回転するよう機器ベースに設置されるが、言うまでもなく、ネジベースが機器ベースに固設され、駆動軸が回転するようベースに設置されてもよい。駆動軸とネジベースは螺合しているため、駆動軸の回転時には、駆動軸のみが移動可能となるか、ネジベースを伴って移動する。機器ベースは、駆動軸又はネジベースの駆動に伴ってスライド溝に沿って移動する。このように、駆動軸とネジベースが連携することで機器ベースはスライド溝に沿って往復移動する。これにより、足裏マッサージローラは回転しながらスライド溝の長さ方向にも移動可能となるため、マッサージ範囲が拡大して、各種マッサージニーズが満たされる。
本考案では、更に、前記モータは機器ベースに固設され、前記ネジベースはベースに固設され、前記駆動軸は回転するよう機器ベースに設置される。駆動軸の回転によって、機器ベースがスライド溝又はスライドレールに沿ってスライド可能となる。
上記の方案によれば、回転軸による駆動軸の回転がより容易となり、不要な伝動構造が省略される。また、モータが機器ベースに設けられるため、構造全体がより合理的となる。
本考案では、更に、前記駆動軸に双方向ネジが連動接続されており、双方向ネジがネジベースに挿設される。前記ネジベースにはプッシュ部材が設けられており、前記ネジベースにはプッシュ部材を載置するための装着空間が設けられている。前記プッシュ部材の端部は双方向ネジに当接する。プッシュ部材と双方向ネジが連携することで、機器ベースを往復移動させるよう駆動可能となる。
上記の方案によれば、双方向ネジを駆動軸に固定又は一体的に設け、双方向ネジをネジベースに挿設することで、一定の案内作用を奏している。また、ネジベースには、双方向ネジの上方に装着空間が設けられ、プッシュ部材が装着空間に設置される。プッシュ部材の一端は双方向ネジに当接し、他端は押圧プレートにより当止される。また、押圧プレートはネジベースに固定接続される。駆動軸が回転すると、双方向ネジとプッシュ部材が連携することで、駆動軸が軸方向において直線移動を繰り返し、機器ベース及びその上方の足裏マッサージローラが駆動軸の軸方向において直線移動を繰り返す。本構造はシンプルであり、伝動が安定的となる。
本考案では、更に、前記モータの出力軸にウォームが固定又は一体的に設けられ、前記回転軸におけるウォームに対応する箇所には、ウォームと噛合するウォームホイールが設けられている。また、前記駆動軸には第1ヘリカルギヤが固定又は一体的に設けられ、前記回転軸における第1ヘリカルギヤに対応する箇所には、第1ヘリカルギヤと噛合する第2ヘリカルギヤが固定又は一体的に設けられている。
上記の方案によれば、モータはウォームを回転させ、ウォームがウォームホイールを回転させる。すると、ウォームホイールは回転軸に固定接続されているため、回転軸も回転する。また、回転軸には第2ヘリカルギヤが固設されており、第2ヘリカルギヤが第1ヘリカルギヤと噛合しているため、駆動軸も回転する。本構造はシンプルであり、伝動が安定的となる。
本考案では、更に、前記マッサージ機構が先端マッサージローラを更に含む。前記ベースには先端軸が回転するよう設けられている。先端軸は回転軸と平行である。先端マッサージローラは、先端軸に覆設されるとともに、先端軸と連動するよう設置される。前記回転軸と先端軸は伝動軸を介して伝動し、伝動軸は回転するよう機器ベースに設けられる。伝動軸は回転軸と垂直に設けられる。回転軸には第3ヘリカルギヤが連動接続され、伝動軸における第3ヘリカルギヤに対応する箇所には、第3ヘリカルギヤと噛合する第4ヘリカルギヤが設けられている。前記先端軸には第5ヘリカルギヤが連動するよう設置され、伝動軸における第5ヘリカルギヤに対応する箇所には、第5ヘリカルギヤと噛合する第6ヘリカルギヤが設けられている。前記ベースには第6ヘリカルギヤを回転させる回転ベースが設けられている。第6ヘリカルギヤと伝動軸は、周方向に連動し且つ軸方向にスライドするよう連携する。
上記の方案によれば、回転軸に第3ヘリカルギヤが固定又は一体的に設けられる。回転軸が、第3ヘリカルギヤと第4ヘリカルギヤの連携によって伝動軸を回転させ、伝動軸が、第5ヘリカルギヤと第6ヘリカルギヤの連携によって先端軸を回転させると、先端軸が先端マッサージローラを回転させて足先をマッサージする。また、伝動軸と第6ヘリカルギヤは、案内ブロック及び案内溝構造によって、周方向に連動し且つ軸方向にスライドするような連携を実現するが、言うまでもなく、キー及びキー溝構造によって、これらが周方向に連動し且つ軸方向にスライドするような連携を実現してもよい。伝動軸は、機器ベースとともに移動する際に第6ヘリカルギヤの正常な回転に支障をきたさない。また、回転ベースは第6ヘリカルギヤを回転させるとともに、一定の位置規制作用を奏する。本構造はシンプルであり、伝動が安定的である。
本考案では、更に、前記ベースに案内ベースが固定又は一体的に設けられており、案内ベースに第1案内溝が開設されている。第1案内溝はスライドレールと平行であり、回転軸は第1案内溝に挿設される。回転軸と第1案内溝はスライドするよう連携する。
上記の方案によれば、回転軸は回転しながら第1案内溝に沿ってスライドすることも可能なため、回転軸の運動がより安定的となる。
本考案では、更に、前記マッサージ機構が踵マッサージロッドを含み、前記踵マッサージロッドに踵マッサージヘッドが設けられている。前記足裏マッサージローラは、回転軸に覆設されるとともに、案内ベースと機器ベースの間に位置している。足裏マッサージローラ又は回転軸には偏心輪が固定又は一体的に設けられている。踵マッサージロッドは回転軸に対し垂直である。踵マッサージロッドのうち踵マッサージヘッド寄りの一端はベースにヒンジ接続され、他端は偏心輪に覆設される。
上記の方案によれば、踵マッサージロッドのうち踵マッサージヘッド寄りの一端がベースにヒンジ接続されるよう設けられる。また、偏心輪の回転によって高度差が形成されるため、回転軸によって踵マッサージロッドが揺動する。これにより、踵を踵マッサージヘッドに配置すると、踵マッサージヘッドが踵を叩く動作を行う。本構造はシンプルであり、伝動が安定的となる。
本考案では、更に、前記ベースに、踵マッサージロッドをヒンジ接続するためのヒンジ接続ベースが設けられており、ヒンジ接続ベースにヒンジ軸が設けられている。踵マッサージロッドのうちヒンジ軸に対応する箇所には第2案内溝が設けられている。ヒンジ軸は、第2案内溝に挿設されるとともに、第2案内溝に沿ってスライド可能である。
上記の方案によれば、踵マッサージロッドは揺動しながら第2案内溝方向にスライドすることも可能なため、踵に対するマッサージ効果がより良好となる。また、機器ベースの移動時に、ヒンジ接続ベースに対する踵マッサージロッドのヒンジ接続が影響を受けることがない。本構造はシンプルである。
以下に、図面を組み合わせて本考案につき更に説明する。
図1〜図7に示すように、往復循環マッサージ機構は、ベース1、機器ベース2、モータ3及びマッサージ機構を含む。モータ3は機器ベース2に固設される。機器ベース2には回転軸4が回転するよう設置されており、モータ3が回転軸4を回転駆動させる。回転軸4は駆動軸である。マッサージ機構は足裏マッサージローラ51を含む。足裏マッサージローラ51は回転軸4に覆設される。足裏マッサージローラ51の両端にはピンスロットが設けられ、これに対応して回転軸4にピン孔を設けるとともに、ピンを設置することでこれらの連動接続を実現する。また、キー及びキー溝構造によってこれらの連動接続を実現してもよい。ベース1には、回転軸4の軸方向と垂直な方向にスライドレール11が設けられている。なお、言うまでもなく、ベース1にスライド溝構造を設けてもよく、機器ベース2とスライドレール11が案内及びスライドするような連携を実現できればよい。ベース1には、機器ベース2をスライド駆動可能とする駆動機構が設けられている。駆動機構は、駆動軸61とネジベース62を含む。ネジベース62はベース1に固設され、駆動軸61は回転するよう機器ベース2に設置される。駆動軸61は、機器ベース2のスライド軌道に沿って設置される。駆動軸61は、ネジベース62に螺合されるとともに、機器ベース2をスライドさせるよう、駆動軸61の軸方向に移動するよう連携する。駆動軸61と回転軸4は連動するよう設置される。
本実施例において、駆動軸61には、双方向ネジ611が固定又は一体的に設けられている。双方向ネジ611はネジベース62に挿設される。ネジベース62にはプッシュ部材63が設けられている。また、ネジベース62には、プッシュ部材63を載置するための装着空間621が設けられている。プッシュ部材63の端部は双方向ネジ611に当接する。ネジベース62には、プッシュ部材63が装着空間621から抜け落ちないよう規制する押圧プレート64が設けられている。プッシュ部材63と双方向ネジ611が連携することで、機器ベース2を往復移動させるよう駆動可能となる。
本実施例において、モータ3の出力軸にはウォーム71が固定又は一体的に設けられ、回転軸4におけるウォーム71に対応する箇所には、ウォーム71と噛合するウォームホイール72が設けられている。また、駆動軸61には第1ヘリカルギヤ73が固定又は一体的に設けられ、回転軸4における第1ヘリカルギヤ73に対応する箇所には、第1ヘリカルギヤ73と噛合する第2ヘリカルギヤ74が固定又は一体的に設けられている。
本実施例において、マッサージ機構は、先端マッサージローラ52を更に含む。ベース1には先端軸81が回転するよう設けられている。先端軸81は回転軸4と平行である。先端マッサージローラ52は、先端軸81に覆設されるとともに、先端軸81と連動するよう設置される。回転軸4と先端軸81は伝動軸82を介して伝動する。伝動軸82は回転するよう機器ベース2に設けられる。また、伝動軸82は回転軸4と垂直に設けられる。回転軸4には第3ヘリカルギヤ83が連動接続され、伝動軸82における第3ヘリカルギヤ83に対応する箇所には、第3ヘリカルギヤと噛合する第4ヘリカルギヤ84が設けられている。また、先端軸81には第5ヘリカルギヤ85が連動するよう設置され、伝動軸82における第5ヘリカルギヤ85に対応する箇所には、第5ヘリカルギヤ85と噛合する第6ヘリカルギヤ86が設けられている。ベース1には、第6ヘリカルギヤ86を回転させる回転ベース87が設けられている。第6ヘリカルギヤ86と伝動軸82は、案内ブロック及び案内溝構造によって、周方向に連動し且つ軸方向にスライドするよう連携するが、言うまでもなく、キー及びキー溝構造によって、これらが軸方向にスライドし且つ周方向に連動するような連携を実現してもよい。
本実施例において、ベース1には、案内ベース12が固定又は一体的に設けられている。案内ベース12には第1案内溝121が開設されている。第1案内溝121はスライドレール11と平行である。回転軸4は第1案内溝121に挿設される。回転軸4における第1案内溝121に対応する箇所には軸受9が設けられており、軸受9と第1案内溝121がスライドするよう連携する。
本実施例において、マッサージ機構は踵マッサージロッド53を含む。踵マッサージロッド53には踵マッサージヘッド531が一体的に設けられている。足裏マッサージローラ51は、回転軸4に覆設されるとともに、案内ベース12と機器ベース2の間に位置している。足裏マッサージローラ51の中央位置には、偏心輪511が固定又は一体的に設けられている。なお、言うまでもなく、偏心輪511を回転軸4に設置し、回転軸4が偏心輪511の中心からずれるよう設けてもよい。踵マッサージロッド53は回転軸4に対し垂直である。踵マッサージロッド53のうち踵マッサージヘッド寄りの一端はベース1にヒンジ接続されるよう設けられ、他端は偏心輪511の外周に覆設される。ベース1には、踵マッサージロッド53をヒンジ接続するためのヒンジ接続ベース13が設けられている。ヒンジ接続ベース13にはヒンジ軸131が設けられ、踵マッサージロッド53のうちヒンジ軸131に対応する箇所には第2案内溝532が設けられている。ヒンジ軸131は、第2案内溝532に挿設されるとともに、第2案内溝532に沿ってスライド可能である。
図8に示すように、往復循環マッサージ機構は、ベース1’、機器ベース2’、モータ3’及びマッサージ機構を含む。モータ3’はベース1’に固設される。ベース1’には先端軸4’が回転するよう設置されており、モータ3’が先端軸4’を回転駆動させる。先端軸4’は駆動軸である。マッサージ機構は、足裏マッサージローラ51’、先端マッサージローラ52’及び踵マッサージロッド53’を含む。先端マッサージローラ52’は先端軸4’に覆設される。先端マッサージローラ52’の両端にはピンスロットが設けられ、これに対応して先端軸4’にピン孔を設けるとともに、ピンを設置することでこれらの連動接続を実現する。また、キー及びキー溝構造によってこれらの連動接続を実現してもよい。機器ベース2’には、回転軸61’が回転するよう設けられている。足裏マッサージローラ51’は回転軸61’に覆設される。ベース1’には、先端軸4’の軸方向と垂直な方向にスライドレール11’が設けられている。なお、言うまでもなく、ベース1’にスライド溝構造を設けてもよく、機器ベース2’とスライドレール11’が案内及びスライドするような連携を実現できればよい。ベース1’には、機器ベース2’をスライド駆動可能とする駆動機構が設けられている。駆動機構は、駆動軸71’とネジベース72’を含む。ネジベース72’は機器ベース2’に固設され、駆動軸71’は回転するようベース1’に設置される。駆動軸71’は、機器ベース2’のスライド軌道に沿って設置される。駆動軸71’と先端軸4’は、2つのヘリカルギヤ同士の噛合構造によって連動を実現するよう設置される。駆動軸71’には、双方向ネジ711’が固定又は一体的に設けられている。双方向ネジ711’は、ネジベース72’に挿設される。双方向ネジ711’はネジベース72’に螺合される。駆動軸71’の回転によって、機器ベース2’をスライドさせることができる。先端軸4’と回転軸61’は伝動軸62’を介して伝動する。伝動軸62’は回転するようベース1’に設けられる。また、伝動軸62’は先端軸4’と垂直に設けられる。伝動軸62’と先端軸4’は、2つのヘリカルギヤ同士の噛合構造によって連動を実現するよう設置される。また、伝動軸62’と回転軸61’は、2つのヘリカルギヤ同士の噛合構造によって連動を実現するよう設置される。且つ、伝動軸62’上のヘリカルギヤと伝動軸62’は、軸方向にスライドし且つ周方向に連動するよう連携する。
以上の実施例は本考案における好ましい具体的実施例の一つにすぎない。当業者が本考案の技術方案の範囲内において行う通常の変形及び置き換えは、いずれも本考案による保護の範囲に含まれる。
Claims (8)
- ベース、機器ベース、モータ及びマッサージ機構を含み、前記モータは機器ベース又はベースに装着され、前記機器ベースには回転軸が回転するよう設置されており、モータは回転軸を回転駆動させ、前記マッサージ機構は足裏マッサージローラを含み、足裏マッサージローラと回転軸が連動するよう設置される往復循環マッサージ機構であって、
前記ベースには、回転軸の軸方向と垂直な方向にスライド溝又はスライドレールが設けられており、機器ベースとスライド溝又はスライドレールは案内及びスライドするよう連携し、ベースには、機器ベースをスライド駆動可能とする駆動機構が設けられており、駆動機構は駆動軸とネジベースを含み、ネジベースはベース又は機器ベースに固設され、前記駆動軸は回転するよう機器ベース又はベースに設置され、前記駆動軸は、ネジベースに螺合されるとともに、機器ベースをスライドさせるよう、駆動軸の軸方向に移動するよう連携し、駆動軸と回転軸は連動するよう設置されることを特徴とする往復循環マッサージ機構。 - 前記モータは機器ベースに固設され、前記ネジベースはベースに固設され、前記駆動軸は回転するよう機器ベースに設置され、駆動軸の回転によって、機器ベースがスライド溝又はスライドレールに沿ってスライド可能となることを特徴とする請求項1に記載の往復循環マッサージ機構。
- 前記駆動軸には双方向ネジが連動接続されており、双方向ネジはネジベースに挿設され、前記ネジベースにはプッシュ部材が設けられており、前記ネジベースにはプッシュ部材を載置するための装着空間が設けられており、前記プッシュ部材の端部は双方向ネジ上に当接し、プッシュ部材と双方向ネジが連携することで、機器ベースを往復移動させるよう駆動可能となることを特徴とする請求項1又は2に記載の往復循環マッサージ機構。
- 前記モータの出力軸にはウォームが固定又は一体的に設けられ、前記回転軸におけるウォームに対応する箇所には、ウォームと噛合するウォームホイールが設けられており、前記駆動軸には第1ヘリカルギヤが固定又は一体的に設けられ、前記回転軸における第1ヘリカルギヤに対応する箇所には、第1ヘリカルギヤと噛合する第2ヘリカルギヤが固定又は一体的に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の往復循環マッサージ機構。
- 前記マッサージ機構は、先端マッサージローラを更に含み、前記ベースには先端軸が回転するよう設けられており、先端軸は回転軸と平行であり、先端マッサージローラは、先端軸に覆設されるとともに、先端軸と連動するよう設置され、前記回転軸と先端軸は伝動軸を介して伝動し、伝動軸は回転するよう機器ベースに設けられ、伝動軸は回転軸と垂直に設けられ、回転軸には第3ヘリカルギヤが連動接続され、伝動軸における第3ヘリカルギヤに対応する箇所には、第3ヘリカルギヤと噛合する第4ヘリカルギヤが設けられており、前記先端軸には第5ヘリカルギヤが連動するよう設置され、伝動軸における第5ヘリカルギヤに対応する箇所には、第5ヘリカルギヤと噛合する第6ヘリカルギヤが設けられており、前記ベースには第6ヘリカルギヤを回転させる回転ベースが設けられており、第6ヘリカルギヤと伝動軸は、周方向に連動し且つ軸方向にスライドするよう連携することを特徴とする請求項1又は2に記載の往復循環マッサージ機構。
- 前記ベースには案内ベースが固定又は一体的に設けられており、案内ベースには第1案内溝が開設されており、第1案内溝はスライドレールと平行であり、回転軸は第1案内溝に挿設され、回転軸と第1案内溝はスライドするよう連携することを特徴とする請求項1又は2に記載の往復循環マッサージ機構。
- 前記マッサージ機構は踵マッサージロッドを含み、前記踵マッサージロッドには踵マッサージヘッドが設けられており、前記足裏マッサージローラは、回転軸に覆設されるとともに、案内ベースと機器ベースの間に位置しており、足裏マッサージローラ又は回転軸には偏心輪が固定又は一体的に設けられており、踵マッサージロッドは回転軸に対し垂直であり、踵マッサージロッドのうち踵マッサージヘッド寄りの一端はベースにヒンジ接続され、他端は偏心輪に覆設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の往復循環マッサージ機構。
- 前記ベースには、踵マッサージロッドをヒンジ接続するためのヒンジ接続ベースが設けられており、ヒンジ接続ベースにはヒンジ軸が設けられ、踵マッサージロッドのうちヒンジ軸に対応する箇所には第2案内溝が設けられており、ヒンジ軸は、第2案内溝に挿設されるとともに、第2案内溝に沿ってスライド可能であることを特徴とする請求項7に記載の往復循環マッサージ機構。
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