JPH0228028Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0228028Y2
JPH0228028Y2 JP7916485U JP7916485U JPH0228028Y2 JP H0228028 Y2 JPH0228028 Y2 JP H0228028Y2 JP 7916485 U JP7916485 U JP 7916485U JP 7916485 U JP7916485 U JP 7916485U JP H0228028 Y2 JPH0228028 Y2 JP H0228028Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
blade
chips
cutting
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7916485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61192813U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7916485U priority Critical patent/JPH0228028Y2/ja
Publication of JPS61192813U publication Critical patent/JPS61192813U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0228028Y2 publication Critical patent/JPH0228028Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、カツタヘツドの改良に関する。
〈従来の技術〉 従来石綿スレート板等を切削するカツタヘツド
aとして、第4図に示すものがある。このカツタ
ヘツドaは円盤状のヘツド本体1の外周に、外周
側が開口した複数の刃室2を設け、各刃室2の一
側にカツタ3を取付けたものである。このカツタ
ヘツドaで、加工材を切削すると、切屑は一旦刃
室2内に貯まり、該刃室2が加工材より外れたと
き、切屑は遠心力によつて外方へ放出される。
しかしこの構造では、つぎのような欠点があ
る。
(1) 刃室2の大きさにより切屑の収容量が決まる
が、切屑はかさ高のため、小さな刃室2内には
多量の切屑は入らない。このため、多量の切屑
がでる重切削は困難となる。
(2) 高速重切削では、刃室2内に高温の切屑が多
量たまるため、この熱により刃先が加熱されて
刃が劣化する。
(3) 石綿スレート板等を切削するとき、切屑内に
石綿のカケラが混入し、これが刃と加工材との
間に食い込んで、刃先にカケをつくる虞れがあ
る。
また木材切削では、刃先にからまつた切屑に
よつて製品(木材)の表面を傷付ける虞れがあ
る。このカケは、複数枚の刃を装着したヘツド
で、刃先外径にバラツキがあるとき、マイナス
している刃の刃先に特に生じやすい。
〈解決しようとする問題点とそのための手段〉 本考案は、上記の諸欠点を解消したカツタヘツ
ドを提供することを目的とし、このためにカツタ
ヘツドの構造をかえて、切削時に切屑が刃先にと
どまることなく、発生と同時に刃周辺より除去さ
れるように改良したもので、以下のように構成す
る。
すなわち円盤とリング盤とを軸方向に間隔をお
いて対設し、両盤の外周間に刃先を外方に向けた
刃物を複数枚架設し、リング盤の開口部にリング
盤の軸方向に延びる吸引フードを臨ませ、吸引フ
ードは機外の吸引装置に接続してなるカツタヘツ
ドである。
〈作用〉 切削時に吸引装置を作動すれば、円盤とリング
盤間の空間部は負圧となるため、円盤の外周側か
ら流入し軸方向へ流出する気流が生ずる。この気
流により、切屑は連続的に機外に排出されて、刃
先付近にとどこおらない。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。本考案のカツタヘツドAは、第1〜3図に示
すように直径が同大な円盤11と、中央に開口部
21を有するリング盤12とを軸方向に間隔をお
いて対設する。両盤11,12の外周間に、刃先
を外方へ向けた複数の刃物13を円周方向に間隔
をおいて架設する。各刃物13は第2図に示すよ
うにナイフ14とこれを挾持する裏刃15と刃物
押え16とよりなる。各裏刃15は円盤11とリ
ング盤12間に架設し、両盤11,12を貫通す
る固定ボルト131で両側から固定する。ナイフ
14は裏刃15と刃物押え16とで挾持し、裏刃
15と刃物押え16を貫通する取付ボルト17に
より締結する。
このため、ナイフ14は取付ボルト17をゆる
めれば、直径方向に進退自在となるので、刃先の
突出量は容易に調整できる。ただし、加工材Wは
第3図に示すように円盤11とリング盤12の間
に入る薄いもののため、刃先は円盤11の外方へ
突出しなくてもよい。ナイフ14を取付けない裏
刃15は、両盤11,12を連結する連結体18
となる。
円盤11の中心にシヤフト穴19をあけ、ここ
にモータ(図示せず)より延びるシヤフト20を
通し、カツタヘツドAをこのシヤフト20に固定
する。固定するには、一例として円盤11の背面
にボス11aを設け、シヤフト20の先端を第3
図に示すようにナツト201にて締付けて固定す
る。リング盤12の中央の開口部21に、リング
盤12の軸方向に延びる吸引フード22の開口端
221を臨ませる。吸引フード22の他端222
は、パイプ223を介して吸引装置(図示せず)
に接続する。
つぎに本装置Aの動作について説明する。切削
作業に入るとき、吸引装置を作動すると、円盤1
1とリング盤12間の空間部23のエアが引かれ
るため、空間部23は負圧となり、外気が両盤1
1,12の周方向から流入して矢印アに示す方向
に流れる気流が生ずる。このため切削作業によつ
て生じた切屑は、この気流に引かれて速やかに機
外に排出されて、刃周辺にとどこおらない。
〈考案の効果〉 本考案は以上説明したように構成して、機外に
設けた吸引装置によつて切屑をカツタヘツドの軸
方向に連続的に排出するようにした。このため切
屑が刃周辺に貯まることによつて生じた従来装置
の諸欠点を簡単に解消しうることとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカツタヘツドを示す説明用斜
視図、第2図は同縦断正面図、第3図は第2図に
おける−断面図、第4図は従来装置の要部を
示す説明用縦断正面図である。 A……カツタヘツド、11……円盤、12……
リング盤、13……刃物、21……開口部、22
……吸引フード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円盤とリング盤とを軸方向に間隔をおいて対設
    し、両盤の外周間に刃先を外方に向けた刃物を複
    数枚架設し、リング盤の開口部にリング盤の軸方
    向に延びる吸引フードを臨ませ、吸引フードは機
    外の吸引装置に接続してなるカツタヘツド。
JP7916485U 1985-05-25 1985-05-25 Expired JPH0228028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7916485U JPH0228028Y2 (ja) 1985-05-25 1985-05-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7916485U JPH0228028Y2 (ja) 1985-05-25 1985-05-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61192813U JPS61192813U (ja) 1986-12-01
JPH0228028Y2 true JPH0228028Y2 (ja) 1990-07-27

Family

ID=30623820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7916485U Expired JPH0228028Y2 (ja) 1985-05-25 1985-05-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0228028Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61192813U (ja) 1986-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4222298A (en) Cutting tool or the like
US5269355A (en) Cutting wheel for stump-grinding apparatus
US5477845A (en) Saw blade and mounting means for the same
EP3099455B1 (en) Airflow managemnet system for a power tool
BRPI1105420A2 (pt) roda abrasiva compreendendo uma estrutura tipo ventilador
US2990661A (en) Backing disk for abrasive sheet
CA2522113A1 (en) Grinding disc for grinding machines
JPH0228028Y2 (ja)
JPH10156727A (ja) 複合切断ブレード及びこれに用いるスペーサ
JP3117533B2 (ja) 切屑排出装置を備えた正面フライス
JPH07237131A (ja) 研磨材装着用パッド
JP2004141075A (ja) 刈り払い機用刃への取り付け板
JP3810182B2 (ja) 高速切削用回転工具
JP3847899B2 (ja) 高速切削用回転工具
JP2513943Y2 (ja) ポ―タブル型チップドレッサ用カッタ
RU2264913C2 (ru) Устройство для обработки хрупких материалов
JP2876496B2 (ja) チップドレッサ用カッタ
RU2074059C1 (ru) Пила
JPS591119A (ja) 摩擦カツタ−付丸鋸
JPH0732964B2 (ja) 排塵ファン付き安全カバー及び排塵ファン付き安全カバーを有するカッター装置
JPH0244018Y2 (ja)
JP3002953U (ja) 刈り払い機の草捲き付き防止用刈り刃
JPH02113933U (ja)
JPH0425289Y2 (ja)
JPH01249027A (ja) 真空掃除機に取付ける毛玉除去器