JPH02280025A - 回転軸のトルク検出装置 - Google Patents

回転軸のトルク検出装置

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JPH02280025A
JPH02280025A JP10115789A JP10115789A JPH02280025A JP H02280025 A JPH02280025 A JP H02280025A JP 10115789 A JP10115789 A JP 10115789A JP 10115789 A JP10115789 A JP 10115789A JP H02280025 A JPH02280025 A JP H02280025A
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JP
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coil
detection
torque
rotating shaft
metal core
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Application number
JP10115789A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Goto
後藤 恵之
Kazunori Yokota
横田 和憲
Isao Suzuki
功 鈴木
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1例えば車両のステアリングシャフトロボット
アーム、回転機などの回転軸の軸トルクを精度良く、非
接触で測定することができる回転軸のトルク検出装置に
関する。
〔従来技術〕
従来1回転軸の軸トルクを測定する手段としては、第2
0図に示すごとく、トルクで捩れ変化する涙れ軸Sと、
同心配置された3本のリング型コア(磁気鉄芯)91,
92.93とよりなるトルクセンサが提案されている(
特開昭63−36124号公報)。そして、内側の2つ
のリング92゜93は、涙れ軸Sの両端に各々ブラケッ
ト921931により連絡され、また両リング92.9
3の対向面は歯形92A、92B、93A、93Bを構
成し、外側のリング91は静止支持された検出コイル9
1A、91Bを有する。このトルクセンサにおいては、
トルクが加わると捩れ軸Sが捩れ、リング型コア92と
93における歯形92A。
92Bと、93A、93Bとの対向面積が変化し。
その結果磁力線90.90の数が変化し、検出コイル9
1A、91Bのインダクタンスが変化する。
インダクタンスの変化量はトルク量に対応するので、こ
れによりトルク量を検出することができる。
また1本願の出願人は、第21図に示すごとく。
弾性体10で連結した駆動軸1と従動軸2とからなると
共にこれらに検出コイル99A、99B等からなる共振
回路と検出部を設けたトルク検出装置を出願した(特願
昭62−263490)、上記検出コイル99A、99
Bは上記両軸1.2に対向配設し、また駆動軸lの周囲
にはソレノイドコイル95を巻回し、該ソレノイドコイ
ル95と前記2つの検出コイル99A、99Bとはコン
デンサ98を介して直列に接続して共振回路を構成する
。また、ソレノイドコイル95の外周には間隔を持って
入力コイル96と出力コイル97とからなる検出部を配
設する。上記検出コイル99A。
99Bは磁性材料のコアに導線を巻回したものである。
このトルク検出装置は、トルクによって両軸1.2間に
回転角度差が生ずると、一対の検出コイル99A、99
B間の対向面積が変化し、磁力線の数が変化し、検出コ
イルの相互インダクタンスが変化し、全体のインダクタ
ンスが変化する。
そのため、トルク量を検出することができる。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら、前者の3本のリング型コアを用いるトル
クセンサは1Mi性材料のコアを用いているために、イ
ンダクタンスの温度依存性があり零点での温度依存性は
差動的に検出するために小さくできるが、感度の温度依
存性は大きい。
また、後者の一対の検出コイルを用いるトルク検出装置
は、温度補償を行うために、前記第21図に示す回路を
2&Il用い、検出コイルに磁束が同方向と反対方向と
に流れるようになしく正相と逆相)再出力の差又は比を
出力としている(同出願第3実施例)、シかし、検出コ
イルに磁性材料製コアを用いているため、相互インダク
タンスを決めるそれぞれの結合係数の温度依存性が異な
る。
それ故、温度補償を充分に行うことができない。
即ち、相互インダクタンスは2つの検出コイルの結合係
数によって決まるが、磁性体(フェライト等)のコアを
用いた場合、その透磁率の温度依存性によって、結合係
数にも温度依存性が現れる。
また、結合の向き(正相と逆相)及び結合度(対向面積
)によって温度依存性の程度が異なり、2組の差(又は
比)を取ってもこれをキャンセル(温度補償)できない
量が残る。
上記のごとく、従来のトルク検出装置はいずれも温度依
存性の影響を受は温度特性に問題がある。
本発明は1.かかる問題点に鑑み、温度特性に優れ、精
度良く、非接触測定が可能な回転軸のトルク検出装置を
提供しようとするものである。
〔問題点の解決手段〕
本発明においては1回転トルクを受ける回転軸上にボビ
ンを有しない環状の検出コイルを配設すると共に該検出
コイルの近傍には強磁性を有しない金属コアを位置調整
可能に配設し1回転軸がトルクを受けて候じれたとき、
上記金属コアが上記検出コイルの空洞部内を進退して回
転角度差に対応して検出コイルのインダクタンスが変化
するようになす、またコンデンサと回転軸に巻回したソ
レノイドコイルとを直列に接続して前記回転軸上に固着
すると共に上記検出コイル、コンデンサ及びソレノイド
コイルを直列に接続して共振回路を構成する。また、磁
心とこれに巻回したコイルとからなる入力コイル及び出
力コイルを1組とする検出部を設け、該検出部の入力コ
イルと出力コイルとは前記回転軸の両側に前記ソレノイ
ドコイルに対向して空隙をもってそれぞれ配置する。し
かして、上記共振回路と検出部とにより上記共振回路の
共振周波数により発振する発振回路を構成しトルクに対
応する回転角度差を発振周波数の変化として検出するも
のである。
本発明において注目すべきことは1回転軸上に検出コイ
ルと、該検出コイルの空洞部内に進退する金属コアを設
け、トルクによる回転角度差(回転角度変位)に対応し
て検出コイルのインダクタンスが変化するようになし、
また前記ソレノイドコイルに対向して空隙をもって検出
部を設け、トルクに対応する回転角度差を発振周波数の
変化として検出するようにしたことにある。上記検出コ
イルと金属コアにより1組のセンサ部を構成する。
更に注目すべきことは、該検出コイルはボビンを有しな
い環状体であり、また上記金属コアは零点調整のために
1位置調整可能に回転軸に配設されていることである。
しかして、上記検出コイルとしては、第2図に示すごと
く、導線を環状に巻回したコイルを用いる。即ち、検出
コイルは、ボビンを有することなく構成したもので、そ
の中央部に空洞部を有する。
また、前記金属コアは、銅等の強磁性を有しない材料で
作製し、上記検出コイルの空洞部内において進退可能と
なるよう構成する。そして、該金属コアは5例えば回転
軸にトルクがかけられていないときに、ネジ等により零
点調整が可能となるよう1回転軸に設ける。
そして、この検出コイルと金属コアとから成るセンサ部
を1Allとして互いに対向させて、それぞれ回転軸上
に固定する。この対向は1回転軸の回転方向において行
う、これにより1回転角度差によって、検出コイルの空
洞部内において、金属コアが進入又は退出して、検出コ
イルのインダクタンスが変化するようになる。
なお、検出コイルと金属コアとは共に実施例に示すごと
(、共に円形断面であることが好ましい。
円形断面の場合には、四角断面の場合に比して5相互イ
ンダクタンスが大きいからである。
更には、上記センサ部は2組配設し、1方の検出コイル
はインダクタンスを小さくするように接続し、他方の検
出コイルはインダクタンスを大きくするように接続し、
この2つの発振周波数の差又は比を出力として共振回路
に送るようにすることもできる(第3実施例、第9図参
照)。
また1回転軸は前記従来技術に示したごとく。
駆動軸と従動軸とに分割すると共に両者をリーフスプリ
ング等の弾性体によって連結したもの、或いは一体物で
あっても良い、そして、前者の分割形式の場合には、検
出コイルと金属コアとは駆動軸側と従動輪側とに互いに
対向させて配設する。
また5後者の一体物の場合には、1本の回転軸上に、適
宜の距離を置いて、同様に対向させて配設する。
また、ソレノイドコイルは回転軸上に導線を巻回するこ
とにより構成し、該導線はコンデンサ及び前記検出コイ
ルと共に直列に接続する。これにより閉じた共振回路を
構成する。また、検出部の入力コイルと出力コイルとは
回転軸の両側に前記ソレノイドコイルに対向して空隙を
もって配設する。
また1本発明のトルク検出装置は1重両駆動系。
ステアリング系、その他の回転系のトルクを非接触で測
定する場合、更にはこれら回転系に実装してトルクを検
出し1回転系の制御を行わせる場合に特に、優れた効果
を発揮する。
〔作 用] 本発明においては5回転軸にトルクが加わると。
駆動軸と従動輪との間など1回転軸上に回転角度差が発
生する。そして、その回転角度差によって金属コアが検
出コイルの空洞部内において進入方向又は退出方向に、
相対的に移動する。そのため。
検出コイルのインダクタンスが変化する。これは。
検出コイルの空洞部内において、金属コアの進入量が変
化すると、コア中に生ずる渦電流が変化し検出コイルの
インダクタンスが変化するためである。
しかして、この検出コイルにおけるインダクタンスの変
化によって回転軸上に構成した共振回路の共振周波数が
変化し3回転軸外に設けた検出部における発振周波数が
変化する。上記検出コイルにおけるインダクタンスの変
化量は、トルク量に対応するため1発振周波数の変化量
から印加トルクが検出される。
〔効 果〕
本発明によれば1強磁性体の金属コアを用いていないの
で、金属コア中の渦電流及び検出回路を流れる電流は前
記金属コアの幾何学的位置によってのみ定まり、温度依
存性がない、それ故、温度特性に優れたトルク検出装置
を提供することができる。
また、検出コイルはボビンを有しないので、検出コイル
と金属コアとの間の間隙(ギャップ)を狭くすることが
できる。そのため、上記インダクタンスの変化を大きく
得ることができ、トルクの検出感度が向上する。また、
金属コアは、ネジ等により位置調整可能に配設しである
ので、零点調整が容易である。
また1回転軸上においてトルク量に応じて発生した共振
周波数の変化は1回転軸外に設けた検出部によって非接
触的に検出することができる。それ故、その検出精度及
び感度は極めて優れている。
また2回転軸外に設けた検出部への信号伝達は。
ソレノイドコイルによって9周波数として伝送するので
、S/N比が高く、検出部の励磁コイルのパワーを少な
くすることができる。
このように1本発明によれば、温度特性に優れると共に
、検出感度及び精度に優れ、非接触で回転軸のトルクを
検出できるトルク検出装置を提供することができる。ま
た、静止した回転軸のトルク状態も測定することができ
る。
〔実施例〕
第1実施例 本例にかかるトルク検出装置を第1図ないし第7図を用
いて説明する0本例は、一対の検出コイルと金属コアと
を用いる例を示す、また、検出コイル、金属コアの具体
的配設例は第4実施例において示す。
本例におけるトルク検出装置は、第1図に示すごとく1
回転軸■及び2に対向して設けた検出コイル31と金属
コア32とを1&lIとするセンサ部jと3回転軸上に
固着したLC直列回路にと2回転軸1の外に設けた検出
部りとを1組とするもので、これによりトルクを検出す
るものである。
即ち、まず回転軸1及び2は両者の間に弾性体(例えば
、ゴム弾性体、又は金属からなるバネ材)10を介設し
てなる。しかして、検出コイル31は、第2図に示すご
とく、ボビンを用いることなく導線312のみを巻回し
てコイルを形成したものである。そして、その中央部に
空洞部313を有する。この検出コイル31は、固定具
(図示路)により回転軸1の端部11に固定する。
一方、金属コア32は、第2図に示すごとく。
シャフト322とその中間部に設けた厚い円板状のコア
部321とよりなり2w4により作製しである。そして
、そのコア部321を前記検出コイル31の空洞部31
3に挿入させた状態で、固定具(図示路)により回転軸
2の端部21に固定する。
金属コア32は、そのシャフト322に設けたネジ部3
゛25を固定具に螺着する。そして、検出コイル31と
金属コア32とは2回転軸にトルクが印加されていない
(回転角度差−0)゛とき、金属コア32のコア部32
1が検出コイル31の丁度真中に位置するよう配設する
(第3図)、この調整は、金属コア32のシャフト32
2を、ネジ類326により回し、そのネジ部325の螺
合長さを変わるとにより行う。
次に、第1図に示すごとく、上記検出コイル31と共に
共振回路を構成するLC直列回路には。
回転軸lの全周に巻回したソレノイドコイル5及び該ソ
レノイドコイル5と直列に接続したコンデンサ59とに
よって構成し、これらは回転軸1上に固定する。しかし
て、センサ部JとLC直列回路にとは直列に接続されて
共振回路を形成する。
また、上記ソレノイドコイル5から出力される共振周波
数を検出する検出部りは、第5図に示すごとく、駆動電
源に接続した入力コイル6と検出した信号を発信する出
力コイル7とからなる。入力コイル6は磁心61とこれ
に巻回したコイル62とからなり、出力コイル7は磁心
71とこれに巻回したコイル72とからなる。
上記入力コイル6及び出力コイル7は、第5図に見られ
るごとく、上記ソレノイドコイル5に対向してそれぞれ
配置し3両コイル6.7とソレノイドコイル5との間に
は空隙Mを有する。
次に、上記センサ部J、LC直列回路K及び検出部りは
、第6図に示すごとく、波形整形回路Nに電気的に接続
し5出力rOを発信する発振回路を形成する。ここに、
foは共振周波数を示す。
なお、同図において、41はコンパレータ、42はダイ
オード、43は電流制限抵抗、■は駆動電源である。
次に2作用効果につき説明する。
回転軸l及び2において1回転軸lを駆動軸。
回転軸2を従動軸とすると1回転軸1により回転軸2を
回転させ1両者にトルクを与えると8両輪1、 2間に
設けた弾性体10にねじれが発生する。
そのため9回転軸1に配置した検出コイル31と、該検
出コイル31の空洞部313内に位置させた金属コア3
2のコア部321との間に位置づれを生じ、第4図に示
すごとく回転角度差θを生ずる。
この両者の位置づれにより、金属コア32のコア部32
1が、検出コイル31の空洞部313内を進退(左右に
出入り)シ、金属コア32中に生ずる渦電流が変化し検
出コイル31のインダクタンスが変化する。これに伴い
、センサ部Jと結合したLC直列回路にの共振周波数が
変化する。その変化に伴い検出部りにおける発振周波数
が変化し第6図に示す回路により、出力【Oとして取り
出される。
なお、上記において検出部りにおいては、入力コイル6
と出力コイル7とによって、上記ソレノイドコイル5か
らの出力信号をキャッチし、前記のごとく波形整形回路
Nへ出力する。波形整形回路からの出力fOは1周波数
−電圧変換器等の周知の手段により電圧信号として出力
する。
しかして、検出コイルにおけるインダクタンスの変化量
はトルク量に対応するため1発振周波数の変化量から、
印加トルクを検出することができる。
第7図は、その回転角度差(変位)と発振周波数との関
係の一例を曲線Aで示すものである。
本例によれば、空洞部を有する検出コイル31と、該空
洞部内を移動する前記金属コア32とによりセンサ部J
を構成しており、磁性体のコアを用いていないので、検
出回路を流れる電流は金属コア32の幾何学的位置によ
ってのみ定まり、温度特性に優れたトルク検出装置を堤
供できる。
また、検出コイル31はボビンを有しないので。
検出コイル31と金属コア32との間隙を極力小さくす
ることができ、上記インダクタンスの変化率が大きくな
り、検出感度が向上する。また、金属コア32は、ネジ
部325により位置調整ができ、零点調整が容易である
また 上記インダクタンス変化は、非接触状態で回転軸
外へ取り出すことができるので、検出精度及び感度に優
れている。また、共振回路から検出部への信号伝達はソ
レノイドコイルによっているので、S/N比が高く、ま
た検出部の励磁コイルのパワーを少なくすることができ
る。
第2実施例 本例は、第8図に示すごとく、第1実施例に代えてソレ
ノイドコイル50.51及び検出部65゜75の配設を
変えたものである。
即ち、ソレノイドコイル50及び51は、電流の流れ方
向が回転軸の円周方向について互いに逆方向となるよう
配置し、直列に接続したものである。ソレノイドコイル
を上記のように配置することにより、検出部の入力コイ
ル65と出力コイル75を、小型化することができる。
つまり1両コイル65.75は、第1実施例のごときU
字型コアでなく、小型ソレノイドコイルで構成すること
ができる。なお、上記両コイル65.75は、ソレノイ
ドコイル50及び51の中間位置に間隙をもって対向配
設する。また、同図において符号651,751は磁心
、652,752はコイルである。
本例によれば、第1実施例と同様の効果が得られる外、
検出部を小型化できると共にコスト低下を図ることがで
きる。
第3実施例 本例は、第9図ないし第15図に示すごとく。
第2実施例において、1つのコア部を有する金属コア3
2と、2つのコア部を有する金属コア34とを独立に2
回路設けたものである。
即ち、まず1回転軸1.2の両端部11.12には、そ
れぞれ検出コイル31又は33.金属コア32又は34
からなるセンサ部Jx及びJYを。
上記回転軸の直径方向対向部分に固着する(第9図、第
11図、第12図)、そして、第13図に示すごとく、
第2実施例と同様に、センサ部JxはLC直列回路Kx
、検出部Lxと共に発振回路を形成する。また、センサ
部J7も同様にLC直列回路Ky、検出部Lyと共に回
路を形成する。
但し、ここに重要なことは、センサ部JxとJyは次の
ように異なる。即ち、第9図、第11図。
第12図に示すごとく、センサ部Jxにおける検出コイ
ル31.金属コア32は、第1及び第2実施例と同様の
構造を有し、トルクによって回転角度差が生じたとき、
金属コア32が検出コイルの空洞部313内を進退して
、前記第7[!lに示した発振周波数(第14図の曲線
X)を示す、つまり。
検出コイル31内から金属コア32のコア部321が遠
ざかるにしたがって、検出コイル31のインダクタンス
を増大せしめる方向(以下、逆相という)に接続する。
一方、センサ部Jyにおいては、第10図に示すごとく
、検出コイル33は第1実施例と同様であり、該検出コ
イル33は固定具16の貫通孔161内に挿嵌されてい
る。そして金属コア34は金属コア32と異なり、シャ
フト343に2個のコア部341,342を設けたもの
である。シャフト343は、先端部に、金属コア固定枠
(図示略)に螺着すると共に零点調整するためのネジ部
345を有する。
しかして、金属コア34は上記構造を存するので、トル
クによって回転角度差が生じたとき、金属コア34のコ
ア部341又は342のいずれかが検出コイル33の空
洞部内に進入する。そのため1回転角度差が大きくなる
程、第14図の曲線Yで示すごとく1発振周波数が大き
くなる。即ち。
回転角度差が大きくなって、コア部341,342の一
方が検出コイル33に近づくと、検出コイル33のイン
ダクタンスが減少する方向(以下。
正相という)に接続する。
また、上記発振回路(第13図)においては。
前記第1実施例の発振回路(第6図)と同様に検出部L
x、Lyからの発振周波数は波形整形回路Nx、Nyに
よって処理され、出力信号fx、fyとしてそれぞれ取
り出される。しかして1回転軸1と2との間に回転トル
クが発生すると、第11図の状態から第12図の状態に
2回転角度θを生じ、検出コイル31.33と金属コア
32,34との各間隙が変化し、前記のごとく検出コイ
ル3133のインダクタンスが変化する。
このとき、前記のごとくセンサ部Jx、Jyは逆相と正
相の状態にあるため、その角度変位θと発振周波数の関
係は、第14図に示すごとく逆相の出力f″?について
は曲線Xで、正相の出力ryについては曲線Yで表され
る。
そして、この発振周波数の差(f x’f y)を出力
とすると、上記関係は第15図に示す曲線Bのごとく表
されることとなる。そして、この曲線Bは正相又は逆相
のみを用いる場合に比して、はぼ2倍の出力変化を示す
。即ち、センサ部を正相と逆相の2系統配設して、出力
させることにより角度変位に対して大きな出力(発振周
波数の差)を得ることができ、より正確な測定を行うこ
とができる。
以上のごとく2本例によれば第1及び第2実施例と同様
の効果が得られる外、大きな出力を得ることができ、よ
り精度良くトルクを検出することができる。
第4実施例 本例は、第3実施例に示したトルク検出装置につき、そ
の各要素の具体的配設例を示すものである。これを、第
16図〜第19図を用いて説明する。
即ち、本例装置は、第16図に示すごと(、駆動軸とし
ての回転軸1と該回転軸lに固定した軸側ボビン15と
、従動軸としての回転軸2(第17図)を設けたロータ
22と、上記軸側ボビン15とロータ22との間に設け
た検出コイル33と金属コア34等とよりなる。
また、上記軸側ボビン15には、前記LC直列回路Kx
、Kyにおけるソレノイドコイル50゜5Iをそれぞれ
巻回すると共に、コンデンサ59゜59を固定する。上
記ソレノイドコイル50.51には、第2実施例に示し
たごとき、前記入力コイル65.出力コイル75を対向
配置する(第18図、前記第5図参照)。
また、検出コイルと金属コアについては、第16図〜第
18図に示すごとく、軸側ボビン15に設けた固定具I
6に検出コイル31.33を ロータ22側に設けた固
定枠25に金属コア3234を配設している。検出コイ
ル31.33は。
前記第1O図に示すごとく、固定具16の貫通孔161
内に装着する。
金属コア34は、第16図に示すごとく、そのシャフト
343の両端を固定枠25に移動可能に支承するみシャ
フト343の一端は、固定枠25に螺着されている。そ
れ故、零点調整のための位置調整は、シャフト343の
ネジ頭347を回動して、金属コア34を左右に移動さ
せることにより行う、金属コア32についても同様であ
る。
また9回転軸lと回転軸2との間には、第17図、第1
9図に示すごとく1弾性体としてのリーフスプリング1
01を介設する。該回転軸2の切欠穴26内には、最大
回転角度が6度を越えないように3回転軸1との間にス
トンパー24を配設する。また、前記ロータ22はリテ
ーナ23を介して回転軸2に連結する。また、ロータ2
2と回転軸lとの間にはロータベアリング221を介設
する。
しかして1回転軸1と2の間に回転トルクが生じたとき
には、前記実施例にて詳説したごとく検出コイル31.
33と金属コア3234との間に位置変化が生じ9回転
トルクを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例を示し、第1
図はトルク検出装置の概念図、第2図はセンサ部の展開
斜視図、第3図及び第4図は検出コイルの回転角度差を
示す説明図、第5図は検出部の配設図、第6図は発振回
路図、第7図は角度変位と発振周波数の関係を示す線図
、第8図は第2実施例におけるトルク検出装置の概念図
、第9図ないし第15図は第3実施例を示し、第9図は
トルク検出装置の概念図、第10図はセンサ部の展開斜
視図5第11図及び第12図は検出コイルの回転角度差
を示す説明図、第13図は発振回路図、第14図及び第
15図は角度変位と発振周波数又は発振周波数の差の関
係を示す線図、第16図〜第19図は第4実施例のトル
ク検出装置を示し、第16図はその斜視図、第17図は
その断面図、第18図は第17図のF−F線矢視断面図
。 第19図は第17図のG−G線矢視要部断面図第20図
及び第21図は従来例のトルク検出装置を示す概念図で
ある。 32.34.、、金属コア 321.341,342・・・コア部。 5.50.51 ・・・ソレノイドコイル。 59・・・コンデンサ 6.65・・・入力コイル。 7.75・・・出力コイル。 J、Jx、Jy、、、センサ部。 K、Kx、Ky、、 、LC直列回路 り、 Lx、 Ly、 、 、検出部 N、Nx、Ny、、、波形整形回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転トルクを受ける回転軸上にボビンを有しない
    環状の検出コイルを配設すると共に該検出コイルの近傍
    には強磁性を有しない金属コアを位置調整可能に配設し
    、回転軸がトルクを受けて捩じれたとき、上記金属コア
    が上記検出コイルの空洞部内を進退して回転角度差に対
    応して検出コイルのインダクタンスが変化するようにな
    し、またコンデンサと回転軸に巻回したソレノイドコイ
    ルとを直列に接続して前記回転軸上に固着すると共に上
    記検出コイル、コンデンサ及びソレノイドコイルを直列
    に接続して共振回路を構成し、また、磁心とこれに巻回
    したコイルとからなる入力コイル及び出力コイルを1組
    とする検出部を設け、該検出部の入力コイルと出力コイ
    ルとは前記回転軸の両側に前記ソレノイドコイルに対向
    して空隙をもってそれぞれ配置し、 上記共振回路と検出部とにより上記共振回路の共振周波
    数により発振する発振回路を構成し、トルクに対応する
    回転角度差を発振周波数の変化として検出することを特
    徴とする回転軸のトルク検出装置。
JP10115789A 1989-04-20 1989-04-20 回転軸のトルク検出装置 Pending JPH02280025A (ja)

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JP10115789A JPH02280025A (ja) 1989-04-20 1989-04-20 回転軸のトルク検出装置
US07/510,005 US5062306A (en) 1989-04-20 1990-04-17 Apparatus for detecting torque of rotating shaft
DE69010378T DE69010378T2 (de) 1989-04-20 1990-04-19 Vorrichtung zum Ermitteln des Drehmomentes einer rotierenden Welle.
EP90107464A EP0393683B1 (en) 1989-04-20 1990-04-19 Apparatus for detecting torque of rotating shaft

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018092112A1 (en) * 2016-11-21 2018-05-24 Indiotech S.R.L. Multi-sensing system for detecting and measuring torque and/or bending moment

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WO2018092112A1 (en) * 2016-11-21 2018-05-24 Indiotech S.R.L. Multi-sensing system for detecting and measuring torque and/or bending moment

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