JPH02279249A - 5軸nc工作機械 - Google Patents
5軸nc工作機械Info
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- JPH02279249A JPH02279249A JP1099956A JP9995689A JPH02279249A JP H02279249 A JPH02279249 A JP H02279249A JP 1099956 A JP1099956 A JP 1099956A JP 9995689 A JP9995689 A JP 9995689A JP H02279249 A JPH02279249 A JP H02279249A
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Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、数値制御工作機械(以下、NC工作機械と言
う)に関し、特に、機械の静止機台に設けた直交3軸座
標系(X軸、Y軸、Z軸)において工具主軸と被加工ワ
ークが取付けられるワークテーブルとが相対的に直線移
動可能な構成にあると同時に同ワークテーブルは上記直
交3軸座標系内で相互に直角を成す2つの軸線の周り(
A軸、B軸)に旋回可能に設けられ、従って、総合的に
3軸方向の直線動作機能と2軸回りの旋回動作機能とを
備え、NCプログラムに従って複数の複雑な被加工面を
有したワークにNC加工を遂行できる5軸NC工作機械
に関する。
う)に関し、特に、機械の静止機台に設けた直交3軸座
標系(X軸、Y軸、Z軸)において工具主軸と被加工ワ
ークが取付けられるワークテーブルとが相対的に直線移
動可能な構成にあると同時に同ワークテーブルは上記直
交3軸座標系内で相互に直角を成す2つの軸線の周り(
A軸、B軸)に旋回可能に設けられ、従って、総合的に
3軸方向の直線動作機能と2軸回りの旋回動作機能とを
備え、NCプログラムに従って複数の複雑な被加工面を
有したワークにNC加工を遂行できる5軸NC工作機械
に関する。
NC工作機械はNCプログラムに従ってワークのNC加
工を遂行する機能のみならず、ワークを機械外の位置と
ワークテーブル上の加工位置との間でパレットを介して
自動的に着脱交換する機能や又工具主軸へ所望の工具や
必要に応じて測定プローブ等をも自動的に交換する所謂
、自動工具交換機能を備えたマシニングセンターとしテ
種々の機械加工分野で多用される傾向にある。この場合
に、従来より多用されるNC工作機械は、工具主軸とワ
ークテーブルとが静止機台に設けた直交3軸座標系、即
ち、工具主軸の軸心方向(Z軸)、そのZ軸と直交する
他の2つの軸線方向(X軸、Y軸)の3軸方向を座標軸
どする3次元空間において相対的に送り移動可能に構成
され、工具主軸の回転によりワークテーブル上に取付ら
れた被加工材であるワークにNC加工を自動遂行する構
成が一般的である。そして、NC工作機械の工具主軸に
装着された所望の工具によってワークテーブル上に取付
けられたワークをNC加工するには、当該ワークの特定
点を加工基準点に設定し、この加工基準点に関してワー
クを加工するNCプログラムを予め作成し、作成したN
Cプログラムに従ってNC加工が遂行される。故に、N
C加工の開始に当たっては、まず、ワークテーブル上に
取付られたワークの加工基準点を前記の測定プローブで
測定し、測定結果の加工基準点をNC制御装置に設定す
ることにより、当該加工基準点を基準にして直交3軸座
標系において順次に送り動作が行われ、従って、工具主
軸に装着された工具はZ軸方向に切削送りされてワーク
を切削し、孔明けや削り等の所望の機械加工を自動遂行
する構成に成っている。このような従来の一般的なNC
工作機械によりNC加工が行われるときには、通常、ワ
ークの加工面は工具主軸に対する垂直面であり、この垂
直面内で加工基準点を加工開始点にして例えば、複数の
孔明は加工等をインクレメンタル式に次々と自動的に機
械加工を行うものである。然しなから、特殊なワークで
は複雑、多数の加工面を有するワーク、例えば、航空機
部品などでは種々の傾斜角を有した多数の面を加工しな
ければならない場合がある。
工を遂行する機能のみならず、ワークを機械外の位置と
ワークテーブル上の加工位置との間でパレットを介して
自動的に着脱交換する機能や又工具主軸へ所望の工具や
必要に応じて測定プローブ等をも自動的に交換する所謂
、自動工具交換機能を備えたマシニングセンターとしテ
種々の機械加工分野で多用される傾向にある。この場合
に、従来より多用されるNC工作機械は、工具主軸とワ
ークテーブルとが静止機台に設けた直交3軸座標系、即
ち、工具主軸の軸心方向(Z軸)、そのZ軸と直交する
他の2つの軸線方向(X軸、Y軸)の3軸方向を座標軸
どする3次元空間において相対的に送り移動可能に構成
され、工具主軸の回転によりワークテーブル上に取付ら
れた被加工材であるワークにNC加工を自動遂行する構
成が一般的である。そして、NC工作機械の工具主軸に
装着された所望の工具によってワークテーブル上に取付
けられたワークをNC加工するには、当該ワークの特定
点を加工基準点に設定し、この加工基準点に関してワー
クを加工するNCプログラムを予め作成し、作成したN
Cプログラムに従ってNC加工が遂行される。故に、N
C加工の開始に当たっては、まず、ワークテーブル上に
取付られたワークの加工基準点を前記の測定プローブで
測定し、測定結果の加工基準点をNC制御装置に設定す
ることにより、当該加工基準点を基準にして直交3軸座
標系において順次に送り動作が行われ、従って、工具主
軸に装着された工具はZ軸方向に切削送りされてワーク
を切削し、孔明けや削り等の所望の機械加工を自動遂行
する構成に成っている。このような従来の一般的なNC
工作機械によりNC加工が行われるときには、通常、ワ
ークの加工面は工具主軸に対する垂直面であり、この垂
直面内で加工基準点を加工開始点にして例えば、複数の
孔明は加工等をインクレメンタル式に次々と自動的に機
械加工を行うものである。然しなから、特殊なワークで
は複雑、多数の加工面を有するワーク、例えば、航空機
部品などでは種々の傾斜角を有した多数の面を加工しな
ければならない場合がある。
このような条件のワークでは、NC工作機械のワークテ
ーブル上に傾斜テーブルや割り出しテーブル等を搭載し
、機械の直交3軸座標系内でそれらテーブルを更に他の
軸線回りに旋回させ、以てワークの特殊な加工面を工具
主軸に対して垂直面となる位置に傾斜させたり、割り出
し旋回させてから加工する場合もあったが、特殊で、特
に、上記傾斜や割り出し旋回により、NCプログラムの
基準点となる加工基準点が傾いたり、旋回して移動して
しまうため、その移動後の加工基準点を測定プローブに
より測定する際に測定プローブは工具主軸に装着されて
直交3軸方向にしか移動可能でないため、必然的に正確
に加工基準点に当接することが不可能、つまり、NC工
作機械自体が自動的にワーク加工基準点を自動計測して
基準点を設定することは精度上から不可能となる。故に
、このような特殊な加工面を有するワークの場合、それ
等の加工面を直交3軸座標系における3軸方向の送り移
動だけでNC加工が自動的に遂行し得るワーク加工面と
共に一連のNCプログラムに従って連続的にNC加工を
行うことは不可能で、加工基準点を人為的に演算し、演
算結果をNC装置に設定して別工程でNC加工を遂行す
る等の制約があった。
ーブル上に傾斜テーブルや割り出しテーブル等を搭載し
、機械の直交3軸座標系内でそれらテーブルを更に他の
軸線回りに旋回させ、以てワークの特殊な加工面を工具
主軸に対して垂直面となる位置に傾斜させたり、割り出
し旋回させてから加工する場合もあったが、特殊で、特
に、上記傾斜や割り出し旋回により、NCプログラムの
基準点となる加工基準点が傾いたり、旋回して移動して
しまうため、その移動後の加工基準点を測定プローブに
より測定する際に測定プローブは工具主軸に装着されて
直交3軸方向にしか移動可能でないため、必然的に正確
に加工基準点に当接することが不可能、つまり、NC工
作機械自体が自動的にワーク加工基準点を自動計測して
基準点を設定することは精度上から不可能となる。故に
、このような特殊な加工面を有するワークの場合、それ
等の加工面を直交3軸座標系における3軸方向の送り移
動だけでNC加工が自動的に遂行し得るワーク加工面と
共に一連のNCプログラムに従って連続的にNC加工を
行うことは不可能で、加工基準点を人為的に演算し、演
算結果をNC装置に設定して別工程でNC加工を遂行す
る等の制約があった。
然しながら、近年は上述のような特殊な傾斜面を加工面
とする被加工ワークが種々の分野の製品に出現する傾向
にあり、故に、NC加ニブログラムに基づいて、複雑な
多面を有したワークのNC加工を一連のNC加工工程に
依って遂行し得るようにする要望が増加し、NC工作機
械を従来、通常の直交3軸座標系における直線送り移動
に加えて、同直交3軸座標系における他の軸周りにワー
クテーブルを回転駆動源により自動的に旋回可能に構成
すると共にこれらのワークテーブルの旋回動作機能が加
わった場合にもNC加ニブログラムに従って一連の加工
工程により複雑な多面を効率良く連続的にNC加工可能
なNC工作機械の提供が課題とされている。そこでワー
クテーブルは旋回せず、工具主軸がA軸やB軸の旋回軸
を有している5軸NC工作機械があるが、これは加工す
べき傾斜面に対して主軸が直交する向きに旋回軸を傾け
たとしても、工具長さによってNCプログラムを変えな
ければならず、NCプログラム作成上から問題があった
。
とする被加工ワークが種々の分野の製品に出現する傾向
にあり、故に、NC加ニブログラムに基づいて、複雑な
多面を有したワークのNC加工を一連のNC加工工程に
依って遂行し得るようにする要望が増加し、NC工作機
械を従来、通常の直交3軸座標系における直線送り移動
に加えて、同直交3軸座標系における他の軸周りにワー
クテーブルを回転駆動源により自動的に旋回可能に構成
すると共にこれらのワークテーブルの旋回動作機能が加
わった場合にもNC加ニブログラムに従って一連の加工
工程により複雑な多面を効率良く連続的にNC加工可能
なNC工作機械の提供が課題とされている。そこでワー
クテーブルは旋回せず、工具主軸がA軸やB軸の旋回軸
を有している5軸NC工作機械があるが、これは加工す
べき傾斜面に対して主軸が直交する向きに旋回軸を傾け
たとしても、工具長さによってNCプログラムを変えな
ければならず、NCプログラム作成上から問題があった
。
依って、本発明は、直交3軸座標系と共に同直交3軸座
標系内で更に他の相互に直角な2つの軸線周りにワーク
テーブルを旋回可能にした機械的構成を備えると同時に
、予め作成されたNCプログラムに従ってNC動作させ
ることにより、複雑な多面を有したワークをも一連のN
C加工工程で連続的に機械加工可能な手段を備えた5軸
NC工作機械を提供せんとするものである。
標系内で更に他の相互に直角な2つの軸線周りにワーク
テーブルを旋回可能にした機械的構成を備えると同時に
、予め作成されたNCプログラムに従ってNC動作させ
ることにより、複雑な多面を有したワークをも一連のN
C加工工程で連続的に機械加工可能な手段を備えた5軸
NC工作機械を提供せんとするものである。
本発明は、上述の発明目的の達成に当たり、5軸NC工
作機械のワークテーブル上に取付けられた多面形の被加
工ワークを加工する場合には、該ワークの加工基準点を
例えば、該ワークテーブルのワーク取付は面が工具主軸
の軸心と平行又は垂直な姿勢を特定姿勢位置として当該
特定姿勢位置で測定手段により測定し、ワークの傾斜し
た被加工面を工具主軸に垂直な姿勢までワークテーブル
をその2つの旋回軸線周りに旋回させたときには、加工
基準点が先の測定位置から直交3軸座標系内で変位した
点の座標を予め記憶させた一定の演算式に従って演算手
段により演算し、その演算値から得た加工基準点の変位
量によってNC装置に設定されている加工基準点の座標
を補正し、補正後のワーク加工基準点に基づいてNCプ
ログラムに従って非傾斜ワーク面と同様にNC加工を遂
行可能にする手段を構成したものである。また、ワーク
テーブルに2つの旋回軸線周りの機能を付与して5軸N
C工作機械にすると、上記の2つの相互に直角な旋回軸
を1点で交叉する直交状態に組み立てることが極めて工
作機械の組立を煩瑣にし、熟練した組立技術とコスト高
とを要することになるため、本発明は、この2つの軸の
ずれ量を予め組立終了時に測定し、測定結果から上記演
算式を補正する手段を設けた構成を採っている。
作機械のワークテーブル上に取付けられた多面形の被加
工ワークを加工する場合には、該ワークの加工基準点を
例えば、該ワークテーブルのワーク取付は面が工具主軸
の軸心と平行又は垂直な姿勢を特定姿勢位置として当該
特定姿勢位置で測定手段により測定し、ワークの傾斜し
た被加工面を工具主軸に垂直な姿勢までワークテーブル
をその2つの旋回軸線周りに旋回させたときには、加工
基準点が先の測定位置から直交3軸座標系内で変位した
点の座標を予め記憶させた一定の演算式に従って演算手
段により演算し、その演算値から得た加工基準点の変位
量によってNC装置に設定されている加工基準点の座標
を補正し、補正後のワーク加工基準点に基づいてNCプ
ログラムに従って非傾斜ワーク面と同様にNC加工を遂
行可能にする手段を構成したものである。また、ワーク
テーブルに2つの旋回軸線周りの機能を付与して5軸N
C工作機械にすると、上記の2つの相互に直角な旋回軸
を1点で交叉する直交状態に組み立てることが極めて工
作機械の組立を煩瑣にし、熟練した組立技術とコスト高
とを要することになるため、本発明は、この2つの軸の
ずれ量を予め組立終了時に測定し、測定結果から上記演
算式を補正する手段を設けた構成を採っている。
即ち、本発明によれば、静止機台に設けた直交3軸座標
系(X軸、Y軸、Z軸)内で工具主軸とワークテーブル
とが相対直線移動可能に設けられると共にその直交3軸
座標系内において相互に直角な2軸線周り(A軸、B軸
)に前記ワークテーブルが旋回可能に設けられてワーク
をNCプログラムに従って加工する5軸NC工作機械に
おいて、上記直交3軸座標系内の被測定点のx、y、z
座標値を測定する測定手段と、 上記直交3軸座標系における上記ワークの旋回用A軸、
B軸の2軸心の位置の座標値を予め記憶する第1の記憶
手段と、 上記A軸、B軸を所定の姿勢位置に位置決めしたときの
上記ワークテーブル上に取付けられたワークの加工基準
点位置を上記測定手段によって測定した上記直交3軸座
標系における測定座標値を記憶する第2の記憶手段と、 上記ワークテーブルを上記A軸、B軸の上記所定姿勢位
置から予め与えられるワークの加工姿勢位置まで割出し
旋回させたときに、その割出し旋回角度と上記第1の記
憶手段に記憶された上記A軸、B軸の2軸心の座標値と
上記第2の記憶手段に記憶されたワークの加工基準点の
測定座標値とから、割出し旋回後の上記ワークテーブル
上のワ一りの加工基準点位置を所定の演算式に従って算
出する演算手段と、 上記演算手段で算出されたワークの加工基準点位置を前
記NCプログラムの加工原点位置として取込み、上記工
具主軸とワークとの間の相対送り量を制御するNC装置
とを、 具備して構成され、上記ワークテーブルを割出し旋回さ
せることにより加工姿勢位置に設定されたワークをNC
プログラムに基づき加工する構成を備えた5軸NC工作
機械を提供するものである。
系(X軸、Y軸、Z軸)内で工具主軸とワークテーブル
とが相対直線移動可能に設けられると共にその直交3軸
座標系内において相互に直角な2軸線周り(A軸、B軸
)に前記ワークテーブルが旋回可能に設けられてワーク
をNCプログラムに従って加工する5軸NC工作機械に
おいて、上記直交3軸座標系内の被測定点のx、y、z
座標値を測定する測定手段と、 上記直交3軸座標系における上記ワークの旋回用A軸、
B軸の2軸心の位置の座標値を予め記憶する第1の記憶
手段と、 上記A軸、B軸を所定の姿勢位置に位置決めしたときの
上記ワークテーブル上に取付けられたワークの加工基準
点位置を上記測定手段によって測定した上記直交3軸座
標系における測定座標値を記憶する第2の記憶手段と、 上記ワークテーブルを上記A軸、B軸の上記所定姿勢位
置から予め与えられるワークの加工姿勢位置まで割出し
旋回させたときに、その割出し旋回角度と上記第1の記
憶手段に記憶された上記A軸、B軸の2軸心の座標値と
上記第2の記憶手段に記憶されたワークの加工基準点の
測定座標値とから、割出し旋回後の上記ワークテーブル
上のワ一りの加工基準点位置を所定の演算式に従って算
出する演算手段と、 上記演算手段で算出されたワークの加工基準点位置を前
記NCプログラムの加工原点位置として取込み、上記工
具主軸とワークとの間の相対送り量を制御するNC装置
とを、 具備して構成され、上記ワークテーブルを割出し旋回さ
せることにより加工姿勢位置に設定されたワークをNC
プログラムに基づき加工する構成を備えた5軸NC工作
機械を提供するものである。
〔作用〕
上述の構成によれば、種々の傾斜面を有した多面性のワ
ークを5軸NC工作機械で加工するときに、傾斜した加
工面の加工時にはワークテーブルのA軸またはB軸を旋
回させて該傾斜した加工面を工具主軸に対して垂直姿勢
位置に設定し、このときにNC装置ではワークテーブル
の旋回動に伴ってワークの加工基準点を補正する演算作
用を実行させ、補正後の加工基準点位置に基づきNCプ
ログラムによるNC加工を実行するから、複雑な多面性
のワークのNC加工も直交3軸座標系のX。
ークを5軸NC工作機械で加工するときに、傾斜した加
工面の加工時にはワークテーブルのA軸またはB軸を旋
回させて該傾斜した加工面を工具主軸に対して垂直姿勢
位置に設定し、このときにNC装置ではワークテーブル
の旋回動に伴ってワークの加工基準点を補正する演算作
用を実行させ、補正後の加工基準点位置に基づきNCプ
ログラムによるNC加工を実行するから、複雑な多面性
のワークのNC加工も直交3軸座標系のX。
Y、Zの3軸で記述した比較的簡単なNCプログラムに
よって終了させることができるのである。
よって終了させることができるのである。
以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づいて更に詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、本発明による5軸NC工作機械の機能的な構
成を示したブロック図、第2図は、本発明の1実施例に
よる5軸NC工作機械の工具主軸とワークテーブルとの
構成を示した斜視図、第3図は本発明の他の実施例によ
る5軸NC工作機械の工具主軸とワークテーブルとの構
成を示した斜視図、第4図は、水平軸線周りに旋回可能
な旋回基台上に縦軸線周りに旋回可能な旋回ワーク台が
設けられた構造のワークテーブルを水平姿勢にした上に
ワークが取付けられワークの加工基準点の測定を実行す
る状態を示した斜視図、第5図は第4図の状態から傾斜
した状態を示す斜視図、第6図は第2図に示した5軸N
C工作機械のワークテーブルの2つの旋回軸、A軸とB
軸との軸心のずれを測定に依って求める原理を説明する
図、第7図は第3図に示した5軸NC工作機械のワーク
テーブルの2つの旋回軸、A軸とB軸との軸心のずれを
測定に依って求める原理を説明する図、第8図は演算過
程のフローチャート、第9図は第8図の演算過程の詳細
プロセスのフローチャートである。
成を示したブロック図、第2図は、本発明の1実施例に
よる5軸NC工作機械の工具主軸とワークテーブルとの
構成を示した斜視図、第3図は本発明の他の実施例によ
る5軸NC工作機械の工具主軸とワークテーブルとの構
成を示した斜視図、第4図は、水平軸線周りに旋回可能
な旋回基台上に縦軸線周りに旋回可能な旋回ワーク台が
設けられた構造のワークテーブルを水平姿勢にした上に
ワークが取付けられワークの加工基準点の測定を実行す
る状態を示した斜視図、第5図は第4図の状態から傾斜
した状態を示す斜視図、第6図は第2図に示した5軸N
C工作機械のワークテーブルの2つの旋回軸、A軸とB
軸との軸心のずれを測定に依って求める原理を説明する
図、第7図は第3図に示した5軸NC工作機械のワーク
テーブルの2つの旋回軸、A軸とB軸との軸心のずれを
測定に依って求める原理を説明する図、第8図は演算過
程のフローチャート、第9図は第8図の演算過程の詳細
プロセスのフローチャートである。
先ず、第2図と第3図とを参照すると、本発明の2つの
実施例に係る5軸NC工作機械の構成が示されている。
実施例に係る5軸NC工作機械の構成が示されている。
2つの実施例において同一の要素部分は同一の参照番号
で示しである。
で示しである。
5軸NC工作機械は、床面に設置されるベース部12を
一体にして有した静止機台14上にコラム16が立設さ
れ、このコラム16に工具主軸18が水平方向に軸心を
有した横形主軸として設けられている。2つの実施例は
、何れもコラム16が静止機台14に対して工具主軸1
8の軸心と一致したZ軸方向にZ軸モータMzの駆動に
より送り移動可能であり、また、コラム16上で工具主
軸18は上記Z軸と直交するY軸方向にY軸モータMY
の駆動により送り移動可能に設けられている。また、工
具主軸18は主軸モータMsの駆動により主軸回転を行
うように設けられている。
一体にして有した静止機台14上にコラム16が立設さ
れ、このコラム16に工具主軸18が水平方向に軸心を
有した横形主軸として設けられている。2つの実施例は
、何れもコラム16が静止機台14に対して工具主軸1
8の軸心と一致したZ軸方向にZ軸モータMzの駆動に
より送り移動可能であり、また、コラム16上で工具主
軸18は上記Z軸と直交するY軸方向にY軸モータMY
の駆動により送り移動可能に設けられている。また、工
具主軸18は主軸モータMsの駆動により主軸回転を行
うように設けられている。
他方、上記コラム16が立設された静止機台14に対し
て略丁字形に一体構造で配設された同静止機台14のT
字台部分にはテーブルベース30が上記Y軸、Z軸の両
軸に対して直交するX軸方向にX軸モータMxの駆動に
より横送り移動可能に設けられている。つまり、機台1
4に関して3つの直交軸、X軸、Y軸、Z軸の3軸によ
り3次元の直交3軸座標系が設けられ、工具主軸18と
テーブルベース30とはこの直交3軸座標系でコラム1
6を介して相対的に送り移動可能に設けられているので
ある。このような直交3軸座標系における送り移動機構
は周知のNC工作機械と同様な構成であるが、本発明が
対象とするNC工作機械は、更に、上記直交3軸座標系
内で上記テーブルベース30上に設けられたワークテー
ブル32が、互いに直角な2つの軸線周りでA軸、B軸
方向に旋回可能な設けられている。
て略丁字形に一体構造で配設された同静止機台14のT
字台部分にはテーブルベース30が上記Y軸、Z軸の両
軸に対して直交するX軸方向にX軸モータMxの駆動に
より横送り移動可能に設けられている。つまり、機台1
4に関して3つの直交軸、X軸、Y軸、Z軸の3軸によ
り3次元の直交3軸座標系が設けられ、工具主軸18と
テーブルベース30とはこの直交3軸座標系でコラム1
6を介して相対的に送り移動可能に設けられているので
ある。このような直交3軸座標系における送り移動機構
は周知のNC工作機械と同様な構成であるが、本発明が
対象とするNC工作機械は、更に、上記直交3軸座標系
内で上記テーブルベース30上に設けられたワークテー
ブル32が、互いに直角な2つの軸線周りでA軸、B軸
方向に旋回可能な設けられている。
第2図に示す第1の実施例では、ワークテーブル32は
組立時に上記X軸と正確に平行に心出し設定されたA軸
心周りに旋回可能な第1の旋回基台34上に、該A軸心
と設計上は直角配置のB軸心周りに旋回可能に第2の旋
回ワーク台36が取付けられ、この第2の旋回ワーク台
36上にパレット40を介してワークが取付けられる構
成を具備している。そして、上記第1の旋回基台34は
2つのA$111サポート38.38に装着された回転
軸受(図示に現れない。)を介して旋回する構成にある
。
組立時に上記X軸と正確に平行に心出し設定されたA軸
心周りに旋回可能な第1の旋回基台34上に、該A軸心
と設計上は直角配置のB軸心周りに旋回可能に第2の旋
回ワーク台36が取付けられ、この第2の旋回ワーク台
36上にパレット40を介してワークが取付けられる構
成を具備している。そして、上記第1の旋回基台34は
2つのA$111サポート38.38に装着された回転
軸受(図示に現れない。)を介して旋回する構成にある
。
また、第3図に示した第2の実施例では、ワークテーブ
ル32は組立時に上記Y軸と正確に平行に心出し設定さ
れたB軸心周りに旋回可能な第1の旋回基台34上に、
該B軸心と設計上は直角配置のA軸心周りに旋回可能に
第2の旋回ワーク台36が取付けられ、この第2の旋回
ワーク台36上にパレット40を介してワークが取付け
られる構成になっている。上記第2の旋回ワーク台36
は2つのA軸サポート38.38に装着された回転軸受
(図示に現れない。)を介して旋回する構成にある。
ル32は組立時に上記Y軸と正確に平行に心出し設定さ
れたB軸心周りに旋回可能な第1の旋回基台34上に、
該B軸心と設計上は直角配置のA軸心周りに旋回可能に
第2の旋回ワーク台36が取付けられ、この第2の旋回
ワーク台36上にパレット40を介してワークが取付け
られる構成になっている。上記第2の旋回ワーク台36
は2つのA軸サポート38.38に装着された回転軸受
(図示に現れない。)を介して旋回する構成にある。
本発明は、勿論、上述した2実施例に限るものではなく
、工具主軸18とワークテーブル32とが静止機台14
に設けた直交3軸座標系内で相対的に直交3軸方向に送
り移動可能に設けられ、かつ、同直交3軸座標系内でワ
ークテーブル32が互いに直角を成す2つの軸心周りに
旋回可能であることが基本条件であり、従って、例えば
、工具主軸18が図示の2実施例と異なり、縦方向の軸
心を有した立形主軸の構成の場合や、ワークテーブル3
2がテーブルベース30を介してX軸方向に横送り動作
する構成に換え、コラム16が横送り動作機能を有した
構成とする場合も本発明が適用可能な5軸NC工作機械
に含まれるのである。
、工具主軸18とワークテーブル32とが静止機台14
に設けた直交3軸座標系内で相対的に直交3軸方向に送
り移動可能に設けられ、かつ、同直交3軸座標系内でワ
ークテーブル32が互いに直角を成す2つの軸心周りに
旋回可能であることが基本条件であり、従って、例えば
、工具主軸18が図示の2実施例と異なり、縦方向の軸
心を有した立形主軸の構成の場合や、ワークテーブル3
2がテーブルベース30を介してX軸方向に横送り動作
する構成に換え、コラム16が横送り動作機能を有した
構成とする場合も本発明が適用可能な5軸NC工作機械
に含まれるのである。
また、x、y、zの直交3軸形NC工作機械のワークテ
ーブル上にアタッチメントとしてNCロータリーワーク
テーブルを2段重ねしてA軸、B軸を構成した場合も、
本発明が適用可能な5軸NC工作機械に含まれるのであ
る。
ーブル上にアタッチメントとしてNCロータリーワーク
テーブルを2段重ねしてA軸、B軸を構成した場合も、
本発明が適用可能な5軸NC工作機械に含まれるのであ
る。
なお、第2図、第3図には図示されてはいないが、夫々
の5軸NC工作機械はNCプログラムに従って送り動作
等の諸NC制御動作を遂行するNC装置を備え、また、
自動工具交換装置(通常、ATCと呼称される)を備え
て、複数の工具を工具マガジン内に有し、これらの複数
の工具から所望の工具を上記NCプログラムに従って自
動工具交換作用により工具主軸18に着脱、交換し、N
C加工を実行する構成を備え、更に、上記工具マガジン
内にはワークの加工基準点を測定する測定プローブも収
納され、加工開始時等に工具主Millにこの測定プロ
ーブを工具交換と同様にして装着し、ワークの加工基準
点の測定を行ってNC装置に加工基準点の設定を行う構
成に成っている点は従来のNC工作機械と同じである。
の5軸NC工作機械はNCプログラムに従って送り動作
等の諸NC制御動作を遂行するNC装置を備え、また、
自動工具交換装置(通常、ATCと呼称される)を備え
て、複数の工具を工具マガジン内に有し、これらの複数
の工具から所望の工具を上記NCプログラムに従って自
動工具交換作用により工具主軸18に着脱、交換し、N
C加工を実行する構成を備え、更に、上記工具マガジン
内にはワークの加工基準点を測定する測定プローブも収
納され、加工開始時等に工具主Millにこの測定プロ
ーブを工具交換と同様にして装着し、ワークの加工基準
点の測定を行ってNC装置に加工基準点の設定を行う構
成に成っている点は従来のNC工作機械と同じである。
さて、本発明は上述した機械的構成を有した5軸NC工
作機械により、複雑な多面性のワークをNCプログラム
に基づき一連の加工工程で自動的にNC加工を遂行可能
にするもので、このために第1図に示す機能手段を更に
具備して構成されているものであり、これらの機能手段
を備えた本発明の構成を以下に第2図、第3図に加えて
第1図を参照することにより説明する。
作機械により、複雑な多面性のワークをNCプログラム
に基づき一連の加工工程で自動的にNC加工を遂行可能
にするもので、このために第1図に示す機能手段を更に
具備して構成されているものであり、これらの機能手段
を備えた本発明の構成を以下に第2図、第3図に加えて
第1図を参照することにより説明する。
本発明による5軸NC工作機械の構成においては、2つ
の旋回軸(A軸、B軸)の軸心の直交3軸座標系におけ
る座標値の測定値を記憶するワークテーブル座標値記憶
手段(第1の記憶手段)52と、工具主軸18に装着さ
れる後述の測定プローブを有した測定手段50と、ワー
クテーブル32を所定の姿勢位置、例えば、A軸、B軸
が非旋回のO°位置(ワーク取付は面が水平状態にある
)に設定して上記測定手段50を用いて実行されるワー
クの加工基準点の直交3軸座標系における座標値の測定
の結果を記憶する加工基準点記憶手段(第2の記憶手段
)54と、上記ワークテーブル座標値記憶手段52と加
工基準点記憶手段54との両者の記憶データと予め作成
されたNCプログラム48から得るワークテーブル32
の割出し旋回角の値とからワークテーブル32の割出し
旋回に伴うワークの加工基準点の変位後の直交3軸座標
系における座標値を演算する変位加工基準点演算手段(
演算手段)56と、NCプログラム48からの加ニブロ
グラムデータ、即ち数値制御データ及びワークテーブル
割出し旋回角のデータと上記変位加工基準点演算手段5
6からの加工基準点の演算結果のデータを得て、送り制
御量の算出とワークテーブル32の割出し旋回角の補間
演算とを実行し、送り制御量や割出し旋回量の指令値を
各駆動モータMx、My、MzやA軸、B軸の旋回駆動
モータMa、Mb(後述する)へ送出するNC装置58
とを具備し、当該NC装置58は加工基準点の座標を記
憶するワーク座標系記憶手段60、上述の補間演算実行
手段である補間演算手段62、補間演算結果により各軸
の送りを制御する送り軸サーボ機構部64等を具備して
構成されている。
の旋回軸(A軸、B軸)の軸心の直交3軸座標系におけ
る座標値の測定値を記憶するワークテーブル座標値記憶
手段(第1の記憶手段)52と、工具主軸18に装着さ
れる後述の測定プローブを有した測定手段50と、ワー
クテーブル32を所定の姿勢位置、例えば、A軸、B軸
が非旋回のO°位置(ワーク取付は面が水平状態にある
)に設定して上記測定手段50を用いて実行されるワー
クの加工基準点の直交3軸座標系における座標値の測定
の結果を記憶する加工基準点記憶手段(第2の記憶手段
)54と、上記ワークテーブル座標値記憶手段52と加
工基準点記憶手段54との両者の記憶データと予め作成
されたNCプログラム48から得るワークテーブル32
の割出し旋回角の値とからワークテーブル32の割出し
旋回に伴うワークの加工基準点の変位後の直交3軸座標
系における座標値を演算する変位加工基準点演算手段(
演算手段)56と、NCプログラム48からの加ニブロ
グラムデータ、即ち数値制御データ及びワークテーブル
割出し旋回角のデータと上記変位加工基準点演算手段5
6からの加工基準点の演算結果のデータを得て、送り制
御量の算出とワークテーブル32の割出し旋回角の補間
演算とを実行し、送り制御量や割出し旋回量の指令値を
各駆動モータMx、My、MzやA軸、B軸の旋回駆動
モータMa、Mb(後述する)へ送出するNC装置58
とを具備し、当該NC装置58は加工基準点の座標を記
憶するワーク座標系記憶手段60、上述の補間演算実行
手段である補間演算手段62、補間演算結果により各軸
の送りを制御する送り軸サーボ機構部64等を具備して
構成されている。
ここで、第2図に示した実施例の5軸NC工作機械に具
備されたワークテーブル32に関して同ワークテーブル
32の構成と同テーブル上に取付けられた被加工ワーク
Wの加工基準点の測定方法に就いて、以下に第4図と第
5図とに基づいて説明する。
備されたワークテーブル32に関して同ワークテーブル
32の構成と同テーブル上に取付けられた被加工ワーク
Wの加工基準点の測定方法に就いて、以下に第4図と第
5図とに基づいて説明する。
ワークテーブル32は既述のように予めNC工作機械の
組立段階でそのA軸心が直交3軸座標系のX軸と正確に
平行に調整、設定されており、この調整自体は適宜の測
定治具を用いることで容易に得ることができる。従って
、ワークテーブル32の第1の旋回基台34の旋回軸、
A軸心は正確にX軸と平行な状態にある。A軸の同第1
の旋回基台34の旋回動作は駆動モータMaによって駆
動され、この駆動モータMaは他のx、y、z軸の送り
駆動モータMX、My、Mzと同様に周知のサーボモー
タにより形成され、前述したNC装置58から送出され
る動作指令に基づいて作動する。
組立段階でそのA軸心が直交3軸座標系のX軸と正確に
平行に調整、設定されており、この調整自体は適宜の測
定治具を用いることで容易に得ることができる。従って
、ワークテーブル32の第1の旋回基台34の旋回軸、
A軸心は正確にX軸と平行な状態にある。A軸の同第1
の旋回基台34の旋回動作は駆動モータMaによって駆
動され、この駆動モータMaは他のx、y、z軸の送り
駆動モータMX、My、Mzと同様に周知のサーボモー
タにより形成され、前述したNC装置58から送出され
る動作指令に基づいて作動する。
第1の旋回基台34上に搭載された第2の旋回ワーク台
36は既述のようにA軸心に対して直角を成す旋回軸、
B軸心の周りに旋回可能に配設されており、設計上は1
点で交叉する直交配置にあるが、ワークテーブル32の
組立工程では、正確に直交配置とすることは高度の熟練
度を要するため、ソフト手段的に両者の位置ずれを補正
する後述の方法が取られるのである。第2の旋回ワーク
台36上にはワークWが周知のパレット40を介して取
付けられる。このワークWにはNCプログラムの作成に
当たって加工開始点として用いられる加工基準点Pがワ
ーク隅点に決められてあり、この加工基準点Pを基準に
してNCプログラムのNC加工データに従って工具主軸
18とワークW間で順次に相対的な送り動作をさせ、か
つ工具主軸18を主軸モータMsで切削回転させれば、
NCプログラム通りに所望の加工がワークWに付与され
るのである。従って、加工の開始に当たっては、先ず、
NC工作機械は、ワークの加工基準点Pが工具主軸18
に対して直交3軸座標系における何処の座標位置に有る
かを測定する必要がある。
36は既述のようにA軸心に対して直角を成す旋回軸、
B軸心の周りに旋回可能に配設されており、設計上は1
点で交叉する直交配置にあるが、ワークテーブル32の
組立工程では、正確に直交配置とすることは高度の熟練
度を要するため、ソフト手段的に両者の位置ずれを補正
する後述の方法が取られるのである。第2の旋回ワーク
台36上にはワークWが周知のパレット40を介して取
付けられる。このワークWにはNCプログラムの作成に
当たって加工開始点として用いられる加工基準点Pがワ
ーク隅点に決められてあり、この加工基準点Pを基準に
してNCプログラムのNC加工データに従って工具主軸
18とワークW間で順次に相対的な送り動作をさせ、か
つ工具主軸18を主軸モータMsで切削回転させれば、
NCプログラム通りに所望の加工がワークWに付与され
るのである。従って、加工の開始に当たっては、先ず、
NC工作機械は、ワークの加工基準点Pが工具主軸18
に対して直交3軸座標系における何処の座標位置に有る
かを測定する必要がある。
この測定は、先に第1図に示したNCプログラム48か
ら測定手段50へ加工基準点Pの概略の座標値を供給す
ることにより開始される。このとき、測定は測定手段5
0の測定プローブ19を工具主軸18に装着し、その測
定プローブ19の先端をワークWの加工基準点Pに向け
て移動、接触させる方法が取られ、該移動は直交3軸座
標系における3軸方向の送り動作により達成するため、
測定プローブ19が加工基準点Pに接近、接触可能なよ
うに、ワークテーブル32はその第1の旋回基台34を
A軸0°の位置に又、第2の旋回ワーク台36をB軸0
°の位置にした第4図に図示の水平姿勢位置を所定の位
置として測定が遂行される。
ら測定手段50へ加工基準点Pの概略の座標値を供給す
ることにより開始される。このとき、測定は測定手段5
0の測定プローブ19を工具主軸18に装着し、その測
定プローブ19の先端をワークWの加工基準点Pに向け
て移動、接触させる方法が取られ、該移動は直交3軸座
標系における3軸方向の送り動作により達成するため、
測定プローブ19が加工基準点Pに接近、接触可能なよ
うに、ワークテーブル32はその第1の旋回基台34を
A軸0°の位置に又、第2の旋回ワーク台36をB軸0
°の位置にした第4図に図示の水平姿勢位置を所定の位
置として測定が遂行される。
なお、A軸を06以外の姿勢位置として加工基準点Pの
測定を行ったときは、加工基準点PをA軸0°で測定し
た場合と同様にするための換算補正の演算を行えば良い
。
測定を行ったときは、加工基準点PをA軸0°で測定し
た場合と同様にするための換算補正の演算を行えば良い
。
こうしてワークテーブル32を第4図に図示の所定の姿
勢位置にしてワークWの加工基準点Pを測定プローブ1
9を有した測定手段50で測定した結果は、既述のよう
に加工基準点記憶手段54内に記憶される。ワークWの
加工面が工具主軸18の軸心に対して垂直な場合には、
測定した加工基準点Pの座標値を加工原点に設定してN
Cプログラムにより3軸方向に送り動作させれば、直ち
にNC加工が達成されるのである。
勢位置にしてワークWの加工基準点Pを測定プローブ1
9を有した測定手段50で測定した結果は、既述のよう
に加工基準点記憶手段54内に記憶される。ワークWの
加工面が工具主軸18の軸心に対して垂直な場合には、
測定した加工基準点Pの座標値を加工原点に設定してN
Cプログラムにより3軸方向に送り動作させれば、直ち
にNC加工が達成されるのである。
然るに、ワークWの複雑な多面加工を実行する場合には
、第5図に示すように、加工面W1を工具主軸18に垂
直な面と成るように対向姿勢位置へ変位させる必要があ
る、そこでワークテーブル32の第1の旋回基台34と
第2の旋回ワーク台36とを夫々A軸、B軸方向に旋回
させると、パレット40に取付けられたワークWは、第
5図に示すように傾けられる。この結果、ワークWの加
工基準点Pは、直交3軸座標系の3次元空間内で位置P
°に変位してしまう。従って、加工面W1をNCプログ
ラム48に従ってNC加工するには、変位後の加工基準
点P′の座標値を見出し、この変位後の加工基準点P′
を加工原点にして工具主軸18に装着した工具20でN
C加工を行わなければ、所望のワーク加工を達成するこ
とはできない。従って本発明は、既に測定結果が記憶さ
れているワークWの加工基準点Pの座標値やA軸及びB
軸の旋回角度値等のデータに基づいて迅速に一定の演算
式によって演算することにより、上記変位後の加工基準
点P°の直交3軸座標系における座標値を見出すのであ
る。この場合に、本発明は、ワークテーブル32の第1
の旋回基台34と第2の旋回ワーク台36の夫々の旋回
軸、つまりA軸心とB軸心とが側基台34.36の製造
、組立の過程で固有的に位置ずれを生じていることを考
慮して該ずれ量を予め組立完了時等に測定しておき、こ
のずれ量を補正して、上記変位後の加工基準点P゛の座
標値の演算を行うのである。以下にワークテーブル32
のA軸心とB軸心との位置ずれ量の測定方法を説明する
。
、第5図に示すように、加工面W1を工具主軸18に垂
直な面と成るように対向姿勢位置へ変位させる必要があ
る、そこでワークテーブル32の第1の旋回基台34と
第2の旋回ワーク台36とを夫々A軸、B軸方向に旋回
させると、パレット40に取付けられたワークWは、第
5図に示すように傾けられる。この結果、ワークWの加
工基準点Pは、直交3軸座標系の3次元空間内で位置P
°に変位してしまう。従って、加工面W1をNCプログ
ラム48に従ってNC加工するには、変位後の加工基準
点P′の座標値を見出し、この変位後の加工基準点P′
を加工原点にして工具主軸18に装着した工具20でN
C加工を行わなければ、所望のワーク加工を達成するこ
とはできない。従って本発明は、既に測定結果が記憶さ
れているワークWの加工基準点Pの座標値やA軸及びB
軸の旋回角度値等のデータに基づいて迅速に一定の演算
式によって演算することにより、上記変位後の加工基準
点P°の直交3軸座標系における座標値を見出すのであ
る。この場合に、本発明は、ワークテーブル32の第1
の旋回基台34と第2の旋回ワーク台36の夫々の旋回
軸、つまりA軸心とB軸心とが側基台34.36の製造
、組立の過程で固有的に位置ずれを生じていることを考
慮して該ずれ量を予め組立完了時等に測定しておき、こ
のずれ量を補正して、上記変位後の加工基準点P゛の座
標値の演算を行うのである。以下にワークテーブル32
のA軸心とB軸心との位置ずれ量の測定方法を説明する
。
第6図を参照すると、同図はA軸旋回する第1の旋回基
台34上にB軸旋回する第2の旋回ワーク基台36を搭
載している第2図の実施例における5軸NC工作機械に
関して、A軸心とB軸心のずれを測定する原理を説明し
ている。
台34上にB軸旋回する第2の旋回ワーク基台36を搭
載している第2図の実施例における5軸NC工作機械に
関して、A軸心とB軸心のずれを測定する原理を説明し
ている。
第6図でA軸心とB軸心とのZ軸方向のずれ看をa、工
具主軸18先端を送り移動によりZ軸の原点位置に設定
したときのB軸心との距離をL1A軸心からワークテー
ブル32上に搭載されたパレット40の水平上面までの
距離をh1パレット40の水平上面から工具主軸18の
先端中心までの距離をy、パレット40がA軸方向に工
具主軸18側へ90°旋回されたときのB軸心と工具主
軸先端の軸心までの距離をY1同パレット40の垂直上
面から工具主軸18の先端までの距離をlとすると、ず
れ量aは次の方法で求めることができる。
具主軸18先端を送り移動によりZ軸の原点位置に設定
したときのB軸心との距離をL1A軸心からワークテー
ブル32上に搭載されたパレット40の水平上面までの
距離をh1パレット40の水平上面から工具主軸18の
先端中心までの距離をy、パレット40がA軸方向に工
具主軸18側へ90°旋回されたときのB軸心と工具主
軸先端の軸心までの距離をY1同パレット40の垂直上
面から工具主軸18の先端までの距離をlとすると、ず
れ量aは次の方法で求めることができる。
■ ワークテーブル32のA軸の0°位置、つまり、同
ワークテーブル32上に搭載されたパレット40の水平
状態出しを行う。これは工具主軸18にダイヤルゲージ
を装着し、A軸心を跨ぐ2点の測定値を一致させること
により、簡単に達成できる。
ワークテーブル32上に搭載されたパレット40の水平
状態出しを行う。これは工具主軸18にダイヤルゲージ
を装着し、A軸心を跨ぐ2点の測定値を一致させること
により、簡単に達成できる。
■ 次いで、周知の円筒ゲージまたはリングゲージを用
い、これをパレット40上に設定してB軸を旋回し、工
具主軸18に取付けたダイヤルインジケータで追跡する
ことによりB軸心を求める。
い、これをパレット40上に設定してB軸を旋回し、工
具主軸18に取付けたダイヤルインジケータで追跡する
ことによりB軸心を求める。
乙のゲージを利用してB軸心から工具主軸先端までの距
離りを知ることができ、この距離りが予め決められた所
定値Lkになるまで工具主軸18を2軸方向に送り後退
させ、そ点をZ軸原点とする。
離りを知ることができ、この距離りが予め決められた所
定値Lkになるまで工具主軸18を2軸方向に送り後退
させ、そ点をZ軸原点とする。
またB軸心と工具主軸18の軸心とのX軸方向位置を一
致させ、この点をX軸原点とする。
致させ、この点をX軸原点とする。
■ 次にパレット40上にゲージを設定したままA軸を
90”工具主軸側に旋回させて位置決めする。
90”工具主軸側に旋回させて位置決めする。
■ 次いで、パレット40上に設定しである円筒ゲージ
またはリングゲージを利用して、パレットOが垂直な状
態でのB軸心と工具主軸18の中心軸線との距離Yを知
ることができる。
またはリングゲージを利用して、パレットOが垂直な状
態でのB軸心と工具主軸18の中心軸線との距離Yを知
ることができる。
■ 更に前述の■の工程と同じように、距離Yが予め決
められた所定値Ykになるまで工具主軸18をY軸方向
に上昇させ、その点をY軸原点とする。
められた所定値Ykになるまで工具主軸18をY軸方向
に上昇させ、その点をY軸原点とする。
■ここでパレット40の垂直上面から2軸原点に工具主
軸18の先端が位置している状態での該先端までの距離
lを実測する。
軸18の先端が位置している状態での該先端までの距離
lを実測する。
■ その後、A軸をO°位置に戻し、位置決めする。そ
して、パレット水平上面からY軸原点状態の工具主軸1
8の先端までの距離yを実測する。
して、パレット水平上面からY軸原点状態の工具主軸1
8の先端までの距離yを実測する。
第6図より、次の関係式(1)、(2)が成立するから
、L、t 、y、yの上記既知量、実測値を代入すると
、A軸心とB軸心とのずれNaとA軸心からパレット4
0の上面までの距離りを連立方程式(3)、(4)を解
くことにより求めることができる。
、L、t 、y、yの上記既知量、実測値を代入すると
、A軸心とB軸心とのずれNaとA軸心からパレット4
0の上面までの距離りを連立方程式(3)、(4)を解
くことにより求めることができる。
a+L=h+l −h−a=L−L ・・ (1)
Y=a+h+y−=h+a=Y−y ・・ (2)h
=L/2 (L−1+Y−y) ・ ・ (3
)a=Y−y−h ・ ・
(4)こうして求めたA軸心とB軸心のずれ量aを予め
第1図のワークテーブル座標値記憶手段52に記憶して
おけば、実際のワークWのNC加工過程で加工基準点P
がP″へ変位した際に該P゛点の座標値を演算する過程
で、上記ずれ量aを導入してA軸とB軸は1点で交叉し
て直交している関係にあるものとして演算を実行でき、
故に、変位後の加工基準点P′の座標値を正確に算出す
ることができるのである。複数台製作する5軸NC工作
機械のA軸心とB軸心とのずれ量aは個々に異なる。
Y=a+h+y−=h+a=Y−y ・・ (2)h
=L/2 (L−1+Y−y) ・ ・ (3
)a=Y−y−h ・ ・
(4)こうして求めたA軸心とB軸心のずれ量aを予め
第1図のワークテーブル座標値記憶手段52に記憶して
おけば、実際のワークWのNC加工過程で加工基準点P
がP″へ変位した際に該P゛点の座標値を演算する過程
で、上記ずれ量aを導入してA軸とB軸は1点で交叉し
て直交している関係にあるものとして演算を実行でき、
故に、変位後の加工基準点P′の座標値を正確に算出す
ることができるのである。複数台製作する5軸NC工作
機械のA軸心とB軸心とのずれ量aは個々に異なる。
従って、ワークテーブル座標値記憶手段52にはASB
画軸心の設計上の座標値を予め記憶しておき、実際に製
作して上記手段で求めたずれ量aを個々の機械について
パラメータ人力として前記ワークテーブル座標値記憶手
段52に人力し、次の変位加工基準点演算手段56へ出
力する時は、設計座標値とずれ量aとを加味するように
しておけば良い。
画軸心の設計上の座標値を予め記憶しておき、実際に製
作して上記手段で求めたずれ量aを個々の機械について
パラメータ人力として前記ワークテーブル座標値記憶手
段52に人力し、次の変位加工基準点演算手段56へ出
力する時は、設計座標値とずれ量aとを加味するように
しておけば良い。
なお、第7図は第3図に示した5軸NC工作機械のワー
クテーブル32、つまり、B軸旋回台34の上にA軸旋
回ワーク台36が搭載された構成においてA軸とB軸と
のずれfiaを求める場合の原理図を示しており、夫々
の既知量、測定量を第6図と同様に取ると、上述の■か
ら■までの測定手順と同様な手順に従うことにより、 上記(3)式、(4)式と同一の式により、A軸心とパ
レット40の上面までの距離り、A軸心とB軸心とのず
れ量aを得ることができる。
クテーブル32、つまり、B軸旋回台34の上にA軸旋
回ワーク台36が搭載された構成においてA軸とB軸と
のずれfiaを求める場合の原理図を示しており、夫々
の既知量、測定量を第6図と同様に取ると、上述の■か
ら■までの測定手順と同様な手順に従うことにより、 上記(3)式、(4)式と同一の式により、A軸心とパ
レット40の上面までの距離り、A軸心とB軸心とのず
れ量aを得ることができる。
上述のようにしてワークテーブル32の旋回軸である、
A軸心とB軸心のZ軸方向のずれ量aの値が得られれば
同ワークテーブル32の旋回軸、A軸、B軸の夫々に関
し、機台14の直交3軸座標系における座標値が第6図
、第7図に図示の寸法関係から決定することができる。
A軸心とB軸心のZ軸方向のずれ量aの値が得られれば
同ワークテーブル32の旋回軸、A軸、B軸の夫々に関
し、機台14の直交3軸座標系における座標値が第6図
、第7図に図示の寸法関係から決定することができる。
ここで直交3軸座標系の原点(0,0,0)は、X軸が
工具主軸中心とB軸心とが一致した点、Y軸はA軸が−
90゜のときのB軸中心から工具主軸中心までの距離が
Yの点、Z軸はA軸が0°のときのB軸中心から工具主
軸先端るでの距離がLの点と定義する。即ち、旋回軸、
A軸心は直交3軸座標系の原点(0゜0.0)に対して
元々X軸に正確に平行に設定されているから座標値は(
Ya、 2a)を有し、このA軸心に対して直角を成す
と共にZ軸方向にずれ量aを有するB軸心の座標値は(
Xb、 Zb)を有し、これらの座標値は、第6図又は
第7図から分かるように、Ya=Y−a、 Za=
L+a ・ (5)Xb=0.
Zb=L −−(6)となる(ここでB
軸心がA軸心と工具主軸18との間にあるときaは正と
する)。
工具主軸中心とB軸心とが一致した点、Y軸はA軸が−
90゜のときのB軸中心から工具主軸中心までの距離が
Yの点、Z軸はA軸が0°のときのB軸中心から工具主
軸先端るでの距離がLの点と定義する。即ち、旋回軸、
A軸心は直交3軸座標系の原点(0゜0.0)に対して
元々X軸に正確に平行に設定されているから座標値は(
Ya、 2a)を有し、このA軸心に対して直角を成す
と共にZ軸方向にずれ量aを有するB軸心の座標値は(
Xb、 Zb)を有し、これらの座標値は、第6図又は
第7図から分かるように、Ya=Y−a、 Za=
L+a ・ (5)Xb=0.
Zb=L −−(6)となる(ここでB
軸心がA軸心と工具主軸18との間にあるときaは正と
する)。
以上のようにしてワークテーブル32の旋回軸であるA
軸、B軸の直交3軸座標系における座標値が確定すると
、このワークテーブル32上にバレット40を介して取
付けられる被加工ワークWの加工基準点Pが、同ワーク
テーブル32のA軸、B軸の旋回によって変位した点P
°の直交3軸座標系における座標値は、下記の式から定
まる。
軸、B軸の直交3軸座標系における座標値が確定すると
、このワークテーブル32上にバレット40を介して取
付けられる被加工ワークWの加工基準点Pが、同ワーク
テーブル32のA軸、B軸の旋回によって変位した点P
°の直交3軸座標系における座標値は、下記の式から定
まる。
即ち、A軸の旋回角をα、B軸の旋回角をβ(α、βは
例えば時計周り方向をプラス値と予め定める)とし、又
、ワークテーブル32のA軸、B軸の旋回角α、βが夫
々0°であるときに、同ワークテーブル32上のワーク
Wの加工基準点Pの直交3軸座標系における座標値を(
x、y、z) 、変位後(A軸、B軸がα、βだけ旋回
したとき)の加工基準点P”の座標値を(x’、 ’
、z’)とすると、第2図に示したワークテーブル32
の構成の場合には、先ず、B軸をβ°旋回させた場合の
加工基準点Pが変位位置、次いで、その変位位置からA
軸をα゛旋回せて変位位置P°に到達するものとして三
角関数を用いて解析すると、x’ = (x−Xb)c
osβ−(z −Zb)sinβ+xb ・・(7
) y’ = (x−Xb)sinαsinβ+(y−Ya
)cosα+ (z−Zb)sinαcosβ+(Zb
−Za)sinα+Ya ・
・(8)z’ = (x−Xb)cosαsinβ−(
y −Ya) 5incr+ (z−Zb)cosαc
osβ十(Zb −Za)coscr+Za
・・(9)が得られる。
例えば時計周り方向をプラス値と予め定める)とし、又
、ワークテーブル32のA軸、B軸の旋回角α、βが夫
々0°であるときに、同ワークテーブル32上のワーク
Wの加工基準点Pの直交3軸座標系における座標値を(
x、y、z) 、変位後(A軸、B軸がα、βだけ旋回
したとき)の加工基準点P”の座標値を(x’、 ’
、z’)とすると、第2図に示したワークテーブル32
の構成の場合には、先ず、B軸をβ°旋回させた場合の
加工基準点Pが変位位置、次いで、その変位位置からA
軸をα゛旋回せて変位位置P°に到達するものとして三
角関数を用いて解析すると、x’ = (x−Xb)c
osβ−(z −Zb)sinβ+xb ・・(7
) y’ = (x−Xb)sinαsinβ+(y−Ya
)cosα+ (z−Zb)sinαcosβ+(Zb
−Za)sinα+Ya ・
・(8)z’ = (x−Xb)cosαsinβ−(
y −Ya) 5incr+ (z−Zb)cosαc
osβ十(Zb −Za)coscr+Za
・・(9)が得られる。
他方、第3図に図示したワークテーブル32の場合には
、同様に解析すると、 x’ = (x−Xb)cosβ+(y−Ya)sin
αsinβ−(z−Za)cosαsinβ + (Zb −Za)sinβ+xb ・・・(10) ’!’ =(Y−Ya)cosα+ (z−Za)
sincr+Ya・ ・ ・ (11) Z’ = (x−Xb)sinβ−(y−Ya)s
inαcosβ+ (z−Za)cosαcosβ−
(Zb −2a)cosβ+zb
・ ・ ・ (12)が得られる。
、同様に解析すると、 x’ = (x−Xb)cosβ+(y−Ya)sin
αsinβ−(z−Za)cosαsinβ + (Zb −Za)sinβ+xb ・・・(10) ’!’ =(Y−Ya)cosα+ (z−Za)
sincr+Ya・ ・ ・ (11) Z’ = (x−Xb)sinβ−(y−Ya)s
inαcosβ+ (z−Za)cosαcosβ−
(Zb −2a)cosβ+zb
・ ・ ・ (12)が得られる。
依って、これらの式(7)〜(9)又は(IQ)〜(1
2)を用いることにより゛、変位後のワークWの加工基
準点P“の直交3軸座標系における座標値を演算するこ
とができるのである。そして、この演算は第1図におけ
る変位加工基準点演算手段56へNC加ニブログラム4
8からワークテーブル32のA軸、B軸の旋回角α、β
を読出し、ワークテーブル座標値記憶手段52からA軸
、B軸の直交3軸座標系における前記の座標値(Ya、
Za)、(Xb、 Zb)を読出し、加工基準点記憶手
段54からワークテーブル32のA軸、B軸が夫々、所
定の姿勢位置、つまり、O゛位置測定手段50で測定し
た加工基準点Pの座標値(x、y、z)を読出して上記
の演算式に従って演算を実行すれば良いのである。
2)を用いることにより゛、変位後のワークWの加工基
準点P“の直交3軸座標系における座標値を演算するこ
とができるのである。そして、この演算は第1図におけ
る変位加工基準点演算手段56へNC加ニブログラム4
8からワークテーブル32のA軸、B軸の旋回角α、β
を読出し、ワークテーブル座標値記憶手段52からA軸
、B軸の直交3軸座標系における前記の座標値(Ya、
Za)、(Xb、 Zb)を読出し、加工基準点記憶手
段54からワークテーブル32のA軸、B軸が夫々、所
定の姿勢位置、つまり、O゛位置測定手段50で測定し
た加工基準点Pの座標値(x、y、z)を読出して上記
の演算式に従って演算を実行すれば良いのである。
ここで第1図を再び参照すると、上記変位後のワークW
の加工基準点P“の演算値はNC装置58のワーク座標
系記憶手段60に記憶され、この変位後の加工基準点P
゛を加工原点として多面性のワークWの傾いた面Wl
(第5図参照)のNC加工が実行される。即ち、NC
プログラムから加ニブログラムを読出し、補間演算手段
62で工具主軸工8とワークテーブル32上のワークW
との相対送り動作量を補間演算し、同時にNCプログラ
ム48からワークテーブル32の各旋回軸、A軸、B軸
の旋回角度を読出して補間演算し、夫々の補間演算値に
従って送りサーボ機構部64から送りモータMx〜Mz
、MaSMbへ指令値を送出してNC加工を遂行するも
のである。つまり多面性のワークWの傾斜した面W1の
ような機械加工も工具主軸18に垂直に対向する位置へ
ワークテーブル32により傾斜させて、x、y、zの3
軸で記述した比較的簡単なNCプログラムにより一連の
NC加工工程として機械加工を行うことができるのであ
る。なお、第5図のようにA軸またはB軸を旋回後の加
工基準点P”の座標値を測定プローブ19で実測するの
が困難なので、この様なプロセスを経由するのである。
の加工基準点P“の演算値はNC装置58のワーク座標
系記憶手段60に記憶され、この変位後の加工基準点P
゛を加工原点として多面性のワークWの傾いた面Wl
(第5図参照)のNC加工が実行される。即ち、NC
プログラムから加ニブログラムを読出し、補間演算手段
62で工具主軸工8とワークテーブル32上のワークW
との相対送り動作量を補間演算し、同時にNCプログラ
ム48からワークテーブル32の各旋回軸、A軸、B軸
の旋回角度を読出して補間演算し、夫々の補間演算値に
従って送りサーボ機構部64から送りモータMx〜Mz
、MaSMbへ指令値を送出してNC加工を遂行するも
のである。つまり多面性のワークWの傾斜した面W1の
ような機械加工も工具主軸18に垂直に対向する位置へ
ワークテーブル32により傾斜させて、x、y、zの3
軸で記述した比較的簡単なNCプログラムにより一連の
NC加工工程として機械加工を行うことができるのであ
る。なお、第5図のようにA軸またはB軸を旋回後の加
工基準点P”の座標値を測定プローブ19で実測するの
が困難なので、この様なプロセスを経由するのである。
既述した第1図の本発明に係る諸機能手段に依って実行
されるワークWの加工基準点Pの変位後の座標値P°を
演算、設定するまでの一連のプロセスを示したものが第
8図のフローチャートである。
されるワークWの加工基準点Pの変位後の座標値P°を
演算、設定するまでの一連のプロセスを示したものが第
8図のフローチャートである。
第8図に右いて、プロセス■におき、ワークWの加工基
準点Pの測定に当たり、ワークテーブル32の旋回軸、
A軸、B軸がOo (所定の姿勢位置)に有る状態でN
Cプログラム48から測定手段50へ予め大孔の加工基
準点Pの座標(Xoeyoezo)を指示される。次い
で、測定手段50はその測定プローブ19 (第4t!
I)を駆使して加工基準点Pの正確な座標値(x、
y+ z)をプロセス■において測定する。その測定
結果は、加工基準点記憶手段54に記憶される(プロセ
ス■)。次いで、変位加工基準点P°の演算手段56は
、NCプログラム48からワークテーブル32の割出し
旋回のための角度α、β(つまり、ワークWの傾斜した
面W、を工具主軸18に垂直に対向させる位置までの割
出し旋回)を読み出し、又、ワークテーブル座標値記憶
手段52から予め測定、記憶されたA軸心、B軸心の直
交3軸座標系における座標値を読み出すくプロセス■)
。斯くして、上記演算手段56は、割出し旋回による変
位後の加工基準点P′の座標値を測定したP点の座標値
を基にして演算する(プロセス■)。そして、演算後の
加工基準点P°の座標値(x’、 ’、z’)をワー
ク座標系記憶手段60に記憶、設定して(プロセス■)
加工基準点P”の演算プロセスを終了する。
準点Pの測定に当たり、ワークテーブル32の旋回軸、
A軸、B軸がOo (所定の姿勢位置)に有る状態でN
Cプログラム48から測定手段50へ予め大孔の加工基
準点Pの座標(Xoeyoezo)を指示される。次い
で、測定手段50はその測定プローブ19 (第4t!
I)を駆使して加工基準点Pの正確な座標値(x、
y+ z)をプロセス■において測定する。その測定
結果は、加工基準点記憶手段54に記憶される(プロセ
ス■)。次いで、変位加工基準点P°の演算手段56は
、NCプログラム48からワークテーブル32の割出し
旋回のための角度α、β(つまり、ワークWの傾斜した
面W、を工具主軸18に垂直に対向させる位置までの割
出し旋回)を読み出し、又、ワークテーブル座標値記憶
手段52から予め測定、記憶されたA軸心、B軸心の直
交3軸座標系における座標値を読み出すくプロセス■)
。斯くして、上記演算手段56は、割出し旋回による変
位後の加工基準点P′の座標値を測定したP点の座標値
を基にして演算する(プロセス■)。そして、演算後の
加工基準点P°の座標値(x’、 ’、z’)をワー
ク座標系記憶手段60に記憶、設定して(プロセス■)
加工基準点P”の演算プロセスを終了する。
なあ、上述した第8図のフローチャートのプロセスにお
いては、演算プロセス■を更に詳細に図示したものが第
9図のフローチャートである。
いては、演算プロセス■を更に詳細に図示したものが第
9図のフローチャートである。
この第9図のフローチャートでは、プロセス■〜■が第
2図に示した実施例の5軸NC工作機械におけるワーク
テーブル32を有した機械形態に関し、プロセス■〜■
が第3図に示した実施例の5軸NC工作機械におけるワ
ークテーブル32を有した機械形態に関するものである
。これらのプロセスにおいて、加工基準点Pが、ワーク
テーブル32のA軸、B軸が0°位置を所定位置として
測定手段50で測定した場合にはプロセス■、プロセス
■の各工程は省略されるが、ワークテーブル32のA軸
、又はB軸をO°以外の位置を所定姿勢位置に設定して
初期のワークWの加工基準点Pの測定が実行されたとき
には、プロセス■及びプロセス■のように、加工基準点
PをAIIIIO”又はB軸0°に戻したときの座標値
に換算、演算するプロセスが必要になる。なお、プロセ
ス■、■又はプロセス■、■から理解できるように、演
算過程は、前述の(7)弐〜(12)式に関して既述し
たように、A軸、B軸を順次に角度α β。
2図に示した実施例の5軸NC工作機械におけるワーク
テーブル32を有した機械形態に関し、プロセス■〜■
が第3図に示した実施例の5軸NC工作機械におけるワ
ークテーブル32を有した機械形態に関するものである
。これらのプロセスにおいて、加工基準点Pが、ワーク
テーブル32のA軸、B軸が0°位置を所定位置として
測定手段50で測定した場合にはプロセス■、プロセス
■の各工程は省略されるが、ワークテーブル32のA軸
、又はB軸をO°以外の位置を所定姿勢位置に設定して
初期のワークWの加工基準点Pの測定が実行されたとき
には、プロセス■及びプロセス■のように、加工基準点
PをAIIIIO”又はB軸0°に戻したときの座標値
に換算、演算するプロセスが必要になる。なお、プロセ
ス■、■又はプロセス■、■から理解できるように、演
算過程は、前述の(7)弐〜(12)式に関して既述し
たように、A軸、B軸を順次に角度α β。
旋回させながら加工基準点Pがどのように点P“へ変位
するかを順次に演算する方法で演算が実行され、(7)
〜(9)式または(10)〜(12)式を直ちに演算す
る方°法には依らない。勿論、これらの式(7)から(
12)式を適宜の記憶手段に記憶させ、咳式に従って直
接的に演算する方法を採用しても良いことは言うまでも
ない。
するかを順次に演算する方法で演算が実行され、(7)
〜(9)式または(10)〜(12)式を直ちに演算す
る方°法には依らない。勿論、これらの式(7)から(
12)式を適宜の記憶手段に記憶させ、咳式に従って直
接的に演算する方法を採用しても良いことは言うまでも
ない。
なお、以上の説明では5軸NC工作機械のワークテーブ
ル32が機台に設定した直交3軸座標系において、2つ
の旋回軸、A軸、B軸を有し、かつ、そのA軸心とB軸
心とが位置ずれを固有的に有していることも考慮して複
雑、多面性のワークWの種々傾斜する面を加工する場合
に加工基準点が所定の姿勢位置からテーブル割出し傾斜
の結果、どのような座標点に変位したかを演算設定し、
NCプログラムにより、非傾斜面共々に一連のNC加工
を実行するときに就いて説明したが、多数の同種ワーク
を次々と加工するときには、各ワークWがワークテーブ
ル32上の定位置に常に取付けられることはないから、
各ワークWの加工基準点Pの座標値を測定手段50で測
定し、A軸、B軸の旋回後の加工基準点P°の座標値を
演算で求め、その点P°を加工原点にしてNC加工する
と、取付は位置ずれは補正され、同一のNCプログラム
で均一な加工が同種ワークに施せることは、容易に理解
できよう。
ル32が機台に設定した直交3軸座標系において、2つ
の旋回軸、A軸、B軸を有し、かつ、そのA軸心とB軸
心とが位置ずれを固有的に有していることも考慮して複
雑、多面性のワークWの種々傾斜する面を加工する場合
に加工基準点が所定の姿勢位置からテーブル割出し傾斜
の結果、どのような座標点に変位したかを演算設定し、
NCプログラムにより、非傾斜面共々に一連のNC加工
を実行するときに就いて説明したが、多数の同種ワーク
を次々と加工するときには、各ワークWがワークテーブ
ル32上の定位置に常に取付けられることはないから、
各ワークWの加工基準点Pの座標値を測定手段50で測
定し、A軸、B軸の旋回後の加工基準点P°の座標値を
演算で求め、その点P°を加工原点にしてNC加工する
と、取付は位置ずれは補正され、同一のNCプログラム
で均一な加工が同種ワークに施せることは、容易に理解
できよう。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は
、5軸NC工作機械のワークテーブル上に取付けられた
多面形の被加工ワークを加工する場合には、該ワークの
加工基準点を例えば、該ワークテーブルのワーク取付は
面が工具主軸の軸心と平行又は垂直な姿勢を特定姿勢位
置として当該特定姿勢位置で測定手段により測定し、ワ
ークの傾斜した被加工面を工具主軸に垂直な姿勢までワ
ークテーブルをその2つの旋回軸周りに旋回させたとき
には、加工基準点が先の測定位置から直交3軸座標系内
で変位した点の座標を、予め記憶させた一定の演算式に
従って演算手段により演算し、その演算値から得た加工
基準点の変位量によってNC装置に設定されている加工
基準点の座標を補正し、補正後のワーク加工基準点に基
づいてNCプログラムに従って非傾斜ワーク面と同様に
NC加工を遂行可能にする手段を構成したから、複雑、
多面性のワークの加工もx、y、zの3軸で記述した比
較的簡単なNCプログラムに基づいて一連のNC加工と
して実行でき、故に、工具主軸に対して元来、垂直に対
向していない面の加工も垂直に対向している面の加工を
連続工程で加工でき、プログラムの簡略化が得られると
共にワーク加工の段取り段階からNC加工の完了までの
総加工時間を大幅に短縮することができる効果を奏する
のである。
、5軸NC工作機械のワークテーブル上に取付けられた
多面形の被加工ワークを加工する場合には、該ワークの
加工基準点を例えば、該ワークテーブルのワーク取付は
面が工具主軸の軸心と平行又は垂直な姿勢を特定姿勢位
置として当該特定姿勢位置で測定手段により測定し、ワ
ークの傾斜した被加工面を工具主軸に垂直な姿勢までワ
ークテーブルをその2つの旋回軸周りに旋回させたとき
には、加工基準点が先の測定位置から直交3軸座標系内
で変位した点の座標を、予め記憶させた一定の演算式に
従って演算手段により演算し、その演算値から得た加工
基準点の変位量によってNC装置に設定されている加工
基準点の座標を補正し、補正後のワーク加工基準点に基
づいてNCプログラムに従って非傾斜ワーク面と同様に
NC加工を遂行可能にする手段を構成したから、複雑、
多面性のワークの加工もx、y、zの3軸で記述した比
較的簡単なNCプログラムに基づいて一連のNC加工と
して実行でき、故に、工具主軸に対して元来、垂直に対
向していない面の加工も垂直に対向している面の加工を
連続工程で加工でき、プログラムの簡略化が得られると
共にワーク加工の段取り段階からNC加工の完了までの
総加工時間を大幅に短縮することができる効果を奏する
のである。
更に、ワークテーブルの割出し旋回に当たり、本発明で
は、同ワークテーブルの旋回軸、A軸、B軸の心ずれ量
aを予め測定し、これを記憶データとしてワークの加工
基準点の変位後の座標値の演算を実行するから、多面性
ワークの何れの面を工具主軸に垂直に対向する姿勢位置
まで割り出しても、正確に変位後の加工基準点の座標値
を演算、設定し、この正確な加工基準点を加工原点とし
てNC加工プロセスを実行できることとなり、故に高精
度の5軸NC加工を実現できる効果を得ることができる
。
は、同ワークテーブルの旋回軸、A軸、B軸の心ずれ量
aを予め測定し、これを記憶データとしてワークの加工
基準点の変位後の座標値の演算を実行するから、多面性
ワークの何れの面を工具主軸に垂直に対向する姿勢位置
まで割り出しても、正確に変位後の加工基準点の座標値
を演算、設定し、この正確な加工基準点を加工原点とし
てNC加工プロセスを実行できることとなり、故に高精
度の5軸NC加工を実現できる効果を得ることができる
。
しかも、その結果、複雑、多面を有したワーク加工が達
成できることは、単に航空機部品等の特殊なワークの加
工ばかりでなく、種々の製品に複雑な多面を有した形状
を付与することが比較的簡単に可能となり、製品のデザ
イ性の向上等にも大きく寄与できる効果がある。
成できることは、単に航空機部品等の特殊なワークの加
工ばかりでなく、種々の製品に複雑な多面を有した形状
を付与することが比較的簡単に可能となり、製品のデザ
イ性の向上等にも大きく寄与できる効果がある。
第1図は、本発明による5軸NC工作機械の機能的な構
成を示したブロック図、第2図は、本発明の1実施例に
よる5軸NC工作機械の工具主軸とワークテーブルとの
構成を示した斜視図、第3図は本発明の他の実施例によ
る5軸NC工作機械の工具主軸とワークテーブルとの構
成を示した斜視図、第4図は、水平軸線周りに旋回可能
な旋回基台上に縦軸線周りに旋回可能な旋回ワーク台が
設けられた構造のワークテーブルを水平姿勢にした上に
ワークが取付けられワークの加工基準点の測定を実行す
る状態を示した斜視図、第5図は第4図の状態から傾斜
した状態を示す斜視図、第6図は第2図に示した5軸N
C工作機械のワークテーブルの2つの旋回軸、A軸とB
軸との軸心のずれを測定によって求める原理を説明する
図、第7図は第3図に示した5軸NC工作機械のワーク
テーブルの2つの旋回軸・、A軸とB軸との軸心のずれ
を測定によって求める原理を説明する図、第8図は演算
過程のフローチャート、第9図は第8図の演算過程の詳
細プロセスのフローチャート。 14・・・機台、16・・・コラム、18・・・工具主
軸、19・・・測定プローブ、20・・・工具、32・
・・ワークテーブル、34・・・第1の旋回基台、36
・・・第2のワーク旋回台、48・・・NCプログラム
、5o・・・測定手段、52・・・ワークテーブル座標
値記憶手段、54・・・加工基準点記憶手段、56・・
・変位加工基準点演算手段、58・・・NC装置、60
・・・ワーク座標系記憶手段、62・・・補間演算手段
、64・・・送りサーボ機構部、W・・・ワーク、P・
・・加工基準点。P。 ・・・変位後の加工基準点。 ヌ 閃 弔 第 因
成を示したブロック図、第2図は、本発明の1実施例に
よる5軸NC工作機械の工具主軸とワークテーブルとの
構成を示した斜視図、第3図は本発明の他の実施例によ
る5軸NC工作機械の工具主軸とワークテーブルとの構
成を示した斜視図、第4図は、水平軸線周りに旋回可能
な旋回基台上に縦軸線周りに旋回可能な旋回ワーク台が
設けられた構造のワークテーブルを水平姿勢にした上に
ワークが取付けられワークの加工基準点の測定を実行す
る状態を示した斜視図、第5図は第4図の状態から傾斜
した状態を示す斜視図、第6図は第2図に示した5軸N
C工作機械のワークテーブルの2つの旋回軸、A軸とB
軸との軸心のずれを測定によって求める原理を説明する
図、第7図は第3図に示した5軸NC工作機械のワーク
テーブルの2つの旋回軸・、A軸とB軸との軸心のずれ
を測定によって求める原理を説明する図、第8図は演算
過程のフローチャート、第9図は第8図の演算過程の詳
細プロセスのフローチャート。 14・・・機台、16・・・コラム、18・・・工具主
軸、19・・・測定プローブ、20・・・工具、32・
・・ワークテーブル、34・・・第1の旋回基台、36
・・・第2のワーク旋回台、48・・・NCプログラム
、5o・・・測定手段、52・・・ワークテーブル座標
値記憶手段、54・・・加工基準点記憶手段、56・・
・変位加工基準点演算手段、58・・・NC装置、60
・・・ワーク座標系記憶手段、62・・・補間演算手段
、64・・・送りサーボ機構部、W・・・ワーク、P・
・・加工基準点。P。 ・・・変位後の加工基準点。 ヌ 閃 弔 第 因
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、静止機台に設けた直交3軸座標系(X軸、Y軸、Z
軸)内で工具主軸とワークテーブルとが相対直線移動可
能に設けられると共にその直交3軸座標系内において相
互に直角な2軸線周り(A軸、B軸)に前記ワークテー
ブルが旋回可能に設けられてワークをNCプログラムに
従って加工する5軸NC工作機械において、 前記直交3軸座標系内の被測定点のX、Y、Z座標値を
測定する測定手段と、 前記直交3軸座標系における前記ワークの旋回用A軸、
B軸の2軸心の位置の座標値を予め記憶する第1の記憶
手段と、 前記A軸、B軸を所定の姿勢位置に位置決めしたときの
前記ワークテーブル上に取付けられたワークの加工基準
点位置を前記測定手段によって測定した前記直交3軸座
標系における測定座標値を記憶する第2の記憶手段と、 前記ワークテーブルを前記A軸、B軸の前記所定姿勢位
置から予め与えられるワークの加工姿勢位置まで割出し
旋回させたときに、その割出し旋回角度と前記第1の記
憶手段に記憶された前記A軸、B軸の2軸心の座標値と
前記第2の記憶手段に記憶されたワークの加工基準点の
測定座標値とから、割出し旋回後の前記ワークテーブル
上のワークの加工基準点位置を所定の演算式に従って算
出する演算手段と、 前記演算手段で算出されたワークの加工基準点位置を前
記NCプログラムの加工原点位置として取込み、前記工
具主軸とワークとの間の相対送り量を制御するNC装置
とを 具備して構成され、前記ワークテーブルを割出し旋回さ
せることにより加工姿勢位置に設定されたワークをNC
プログラムに基づき加工することを特徴とする5軸NC
工作機械。 2、前記ワークテーブルは、前記X軸と平行に設定され
た前記A軸心周りに旋回可能な第1の旋回基台と、該第
1の旋回基台上に前記B軸心周りに旋回可能な第2の旋
回ワーク台とを具備して構成され、前記第1の旋回基台
の旋回軸心と前記第2の旋回ワーク台の旋回軸心との2
軸心のずれ量を求め、該ずれ量を加味したA、B両軸心
の座標値を前記第1の記憶手段に予め記憶させるように
した請求項1に記載の5軸NC工作機械。 3、前記ワークテーブルは、前記Y軸と平行に設定され
た前記B軸心周りに旋回可能な第1の旋回基台と、該第
1の旋回基台上に前記A軸心周りに旋回可能な第2の旋
回ワーク台とを具備して構成され、前記第1の旋回基台
の旋回軸心と前記第2の旋回ワーク台の旋回軸心との2
軸心のずれ量を求め、該ずれ量を加味したA、B両軸心
の座標値を前記第1の記憶手段に予め記憶させるように
した請求項1に記載の5軸NC工作機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1099956A JPH0688192B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 5軸nc工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1099956A JPH0688192B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 5軸nc工作機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02279249A true JPH02279249A (ja) | 1990-11-15 |
JPH0688192B2 JPH0688192B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=14261144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1099956A Expired - Lifetime JPH0688192B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 5軸nc工作機械 |
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