JPH02279103A - 靴の製造方法 - Google Patents

靴の製造方法

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JPH02279103A
JPH02279103A JP1100749A JP10074989A JPH02279103A JP H02279103 A JPH02279103 A JP H02279103A JP 1100749 A JP1100749 A JP 1100749A JP 10074989 A JP10074989 A JP 10074989A JP H02279103 A JPH02279103 A JP H02279103A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、靴の製造方法の内、特にダイレクトインジェ
クション製法による靴の製造方法の改良に係るものであ
る。
(従来の技術) 従来より、ゴルフ靴やサッカー靴や野球靴等においては
、インサート部材を一次成形品として成形しておき、こ
れらをボトムモールド内に設置した後、靴底成形部材を
射出注入し二次成形して靴を製造する方法が公知となっ
ている。
これら従来から公知の靴の製造方法としては、以Fのよ
うな方法がある。
即ち、第13図に示すように、ボトムモールドに凹部を
形成し、該凹部にインサート部材を押さえ且つスペーサ
ー的な機能を持たせたピン状突起18を形成したインサ
ート部材6を嵌合した後、サイドモールド3を設置し、
靴底形成用空隙5に靴底成形部材13を射出注入して靴
を製造する方法が公知になっている。
又、第14図に示すように、サイドモールド3とボトム
モールド4により、インサート部材6の樹脂食い切り用
段差19保持用の凹部20を形成し、該凹部20にイン
サート部材6を嵌合設置し、アッパー部材I2を吊り込
んだラスト2を配置後、靴底成形用空隙5に靴底成形部
材13を射出注入して靴を製造する方法が公知になって
いる。
更に、特開昭54−92441号に開示されており、第
15図に示すように、[甲被と中底で被覆した靴底と左
右の側壁及び底型からなる射出成型機用金型において、
該金型の底型2Iの上面にその外周縁より小さい囲壁状
小突起22や該囲壁状突起22内に1個又は複数個の筒
状突起23を形成し同じく底型内部に前記筒状突起23
と連通する材料供給路を形成し、前記底型21の囲壁状
小突起22内に予め底型の筒状突起23を挿嵌できる透
孔24を有する皮革板25を嵌合し、・・・・及び筒状
突起より底材料を供給して該底材料を硬化成型すると共
に外底と皮革板25及び甲被26とを一体的に結合する
ことを特徴とする運動靴の製造法J等が既に公知になっ
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、これら従来の靴の製造方法では、以下のような
問題点を有していた。
即ち、第13図に示すような、インサート部材に押さえ
用及びスペーサー的な機能を持たせたピン状突起を形成
したものを使用して靴を製造する方法においては、イン
サート部材のピン状突起の本数を少なめに設計すれば、
ピン状突起とピン状突起の隙間から靴底成形部材である
合成樹脂が漏れてインサート部材の接地面に回り込み、
成形品の歩留まりが低下すると言った欠点を有していた
。又、そのためインサート部材を確実にボトムモールド
に当接保持して、靴底成形部材を射出注入した際にこれ
ら靴底成形部材がインサート部材の接地面側に回り込む
ことを防止するためには、ピン状突起をインサート部材
の上面側の周縁部に多数形成する必要があるが、そうす
ることによりインサート部材の重量が重くなると言った
欠点を有すると共に、靴底成形部材である合成樹脂を射
出注入した際これらのピン状突起が合成樹脂の流動性を
阻害して、合成樹脂の均一な充填が出来難いと言った欠
点をも有していた。
又、第14図に示すような、インサート部材に樹脂食い
切り用段差を形成する場合には、確実にインサート部材
をサイドモールドとボトムモールドに嵌合保持するため
には、樹脂食い切り用段差の厚みを1.0〜1.2mm
にする必要があるため、靴底自体の総肉厚が厚くなり、
靴自体の重量が重くなると言った問題点を有していた。
更に、第15図に示す特開昭54−92441号に開示
されている靴の製造方法のように、甲被と中底で被覆し
た靴底と左右の側壁及び底型からなる射出成型機用金型
の底型の上面にその外周縁より小さい囲壁状小突起や該
囲壁状突起内に1個又は複数個の筒状突起を形成し、同
じく底型内部に前記筒状突起と連通ずる材料供給路を形
成し、前記底型の囲壁状小突起内に予め底型の筒状突起
を挿嵌できる透孔を有する皮革板を嵌合した後置材料を
供給して該底材料を硬化成型すると共に外底と皮革板及
び甲被とを一体的に結合することにより運動靴を製造す
る方法では、皮革板のような天然の単一素材を使用する
ときには良好でも、最近市場に出回っている長繊維強化
熱可塑性プラスチック(以下FRTPと省略する)と合
成樹脂とをハイブリット化したインサート部材のように
、熱膨張係数の差異から反りが生じるものでは、底型(
ボトムモールド)に形成した筒状突起に挿嵌して使用し
てもインサート部材の反りにより、ボトムモールドとの
間に間隙が生じるため、筒状突起とインサート部材に形
成した透孔とがうまく嵌合出来ないため、靴底成形部材
である合成樹脂を射出注入すれば、この部分から漏れて
インサート部材の接地面側に回り込み、製品の歩留まり
が著しく低下すると言った欠点を有していた。
更に、ボトムモールドを掃除する際にもこれら小突起が
あるため、これらを傷付けないようにする必要があり、
ボトムモールドの掃除に手間がかかると言った欠点を有
していた。
そのため、最近では、合成樹脂製の素材を使用したイン
サート部材は勿棒のこと、FRTPと合成樹脂とをハイ
ブリット化したインサート部材を使用しても歩留まりが
良好になるダイレクトインジェクション製法が望まれて
いた。
(課題を解決するための手段) 本発明は、これら従来の欠点に鑑みどのようなインサー
ト部材との組み合わせでも歩留まりのよい、靴を製造す
る方法を提供することを目的になされたものである。
即ち、ラスト、サイドモールド及びボトムモールド等に
より形成される靴底成形用空隙に、合成樹脂製のインサ
ー部材やハイブリット化されたインサート部材を設置し
、靴底成形部材を射出注入して靴を製造する方法におい
て、前記インサート部材の接地面側の任意箇所に靴底成
形部材の射出注入用の貫通孔を設け、且つ該貫通孔に通
じる孔を設けた任意形状の突出部を一体に形成したイン
サート部材を用意すると共に、前記ボトムモールドに形
成した靴底成形部材を射出注入するゲート部で且つ前記
インサート部材に形成した突出部を嵌合設置するための
四部を形成し、該凹部に前記インサート部材の突出部を
嵌合設置した後、サイドモールドを配置し、次にアッパ
ー部材を釣り込んだラストを設置後、該靴底成形部材を
インサート部材の突出部から靴底成形用空隙に射出注入
することにより、靴底成形部材とインサート部材及びア
ッパー部材とが同時一体的に成形することを特徴とする
靴の製造方法である。
なお、インサート部材は、靴底の前部踏み付け部や踵部
の双方又は一方に設置することも出来るし、靴底の形状
に略合致した任意形状に形成して設置することも可能で
ある。
又、インサート部材を設置した箇所に靴底成形部材を射
出注入するためのゲート部を配置することが出来るため
、必要に応じてゲート部を複数個配置することも可能で
ある。
又、インサート部材に一体に形成した突出部及び該突出
部を嵌合設置するためのボトムモールドの凹部の形状に
関しては、筒状形状やサッカー靴等で使用しているポイ
ント形状やクリーツ形状やスタッド形状その他任意形状
を選択することが可能である。
インサート部材と靴底成形部材とは、同一もしくは異種
の素材の組み合わせにしたり、又は同色らしくは異色の
素材の組み合わせにすることら可能である。
(作用) 以上のような構成にしたことにより、本発明においては
、以ドのような作用が生じる。
即ち、従来の製造方法では、合成樹脂製のインサート部
材やハイブリット化したインサート部材を使用する場合
に生じやすい反りにより、靴底成形部材である射出注入
した合成樹脂の漏れの問題があるが、本発明の靴の製造
方法においては、インサート部材の接地面側に靴底成形
部材の射出注入用の貫通孔を設け、該貫通孔に通じる孔
を設けた突出部が一体に形成されており、ボトムモール
ドに形成した靴底成形部材を射出注入するゲート部で且
つ前記インサート部材に形成した突出部を嵌合設置する
ための凹部を形成しているため、該凹部に前記インサー
ト部材の突出部を嵌合設置することにより、インサート
部材が少々反っていても靴底成形部材である合成樹脂を
射出注入した際に、突出部によって漏れることを防止す
ることが出来る。
又、インサート部材が多少なり反っていても突出部をイ
ンサート部材と一体に形成しているため合成樹脂を射出
注入した場合に射出注入圧力が低下することなく維持で
きるため、第2図に示すように、アッパー部材を吊り込
んだラストの底部に衝突した合成樹脂の圧力が前記イン
サート部材をボトムモールドの方に押し下げるように作
用するため、従来のインサート部材のように反りによる
合成樹脂の漏れが生じると言った点は、はぼ皆無に出来
るものである。
更に、これらの成形時の成形圧力により、インサート部
材と靴底成形部材との接着強度や剥離強度等の特性値が
向上するものである。
又、本発明においては、従来のピン状突起を多数立設し
たインサート部材のように重量が重くなったり、ピン状
突起により合成樹脂の流動性が阻害されると言ったこと
もなく、軽量で且つ成形性の良好な靴を製造出来るもの
である。
又、従来のインサート部材のように樹脂食い切り用段差
を1.0〜1.2mmの厚みで形成する必要がないため
、靴底自体の総肉厚が厚くなると言ったこともなく、や
はり靴底自体の軽量化が図れるものである。
又、本発明においては、面述のごとくインサート部材を
形成する際に、FRTPのシートをハイブリット化した
ものを使用することが出来るため、靴底の剛性やスナツ
プ性を向上せしめることか出来るものである。
更に、従来の製造方法のようにボトムモールドの上面に
インサート部材を保持嵌合するための囲壁状小突起を形
成する必要もなく、又該囲壁状突起内に形成した筒状突
起の形態ではないため、ボトムモールドの掃除の際にも
これら小突起を傷付けることもなく容易にボトムモール
ドの掃除が出来る。又、合成樹脂製やハイブリット化し
たインサート部材を使用する場合、特に反りが生じてい
るものでも、萌述のごとく合成樹脂が漏れて歩留まりが
低下すると言ったこともなく、製造コストを低減出来る
ものである。
(実施例) 本発明の靴の製造方法に関する実施例を図面に基づいて
説明する。第1図乃至第3図に示すように、ラスト2、
サイドモールド3及びボトムモールド4等により形成さ
れる靴底成形用空隙5に、合成樹脂製のインサート部材
6やハイブリブト化されたインサー部材6を設置し、靴
底成形部材を射出注入して靴1を製造する方法において
、前記インサート部材6の接地面側7の任意箇所に靴底
成形部材の射出注入用の貫通孔8を設け、且つ該貫通孔
8に通じる孔を設けた任意形状の突出部9を一体に形成
したインサート部材6を用意すると共に、前記ボトムモ
ールド4に形成した靴底成形部材を射出注入するゲート
部IOで且つ前記インサート部材6に形成した突出部9
を嵌合設置するための凹部Ifへを形成し、該凹部11
に前記インサート部材6の突出部9を嵌合設置した後、
サイドモールド3を配置し、次にアッパー部材12を吊
り込んだラスト2を設置後、靴底成形部材13をインサ
ート部材の突出部から射出注入することにより、該靴底
成形部材13がインサート部材6の貫通孔8から靴底成
形用空隙5に充填されることになり、靴底成形部材13
とインサート部材6及びアッパー部材12とが同時一体
的に靴!を成形することを特徴とする靴の製造方法であ
る。
又、第4図及び第1O図に示すように、インサート部材
6は、靴底14の前部踏み付け部15や踵部16の双方
か又は何れか一方に設置して製造することも可能である
更に、図示はしなかったが、インサート部材6は、靴底
14の形状に略合致した任意形状に形成して設置し、製
造することも可能である。
又、第1O図乃至第12図に示すように、インサート部
材6に形成した突出部9及びボトムモールドに形成した
嵌合設置用の凹部11の形状は、筒状形状9aやサッカ
ー靴等で使用しているポイント形状9bやクリーツ形状
9bやスタッド形状9bその他任意形状に形成して、製
造することも可能である。
例えば、筒状形状9aの場合には、ゴルフ靴等に使用し
、靴が成形出来た時点でこの突出部を削除することも出
来るし、そのまま残存さけることも可能である。
又、サッカー靴等を製造する場合には、前述のごとくイ
ンサート部材6に形成する突出部9を筒状形状9aやポ
イント形状9bやクリーツ形状9bやスタッド形状9b
等にしておき、これら突出部9に靴底成形部材13であ
る合成樹脂を射出注入するための孔を形成しであるから
、該突出部から合成樹脂を射出注入した際に該孔と貫通
孔8の空隙部分も合成樹脂で充填することにより、他の
箇所に形成した通常のポイントやクリーブ等と同等に使
用することが出来るため、削除の手間を省略することが
出来るものである。
なお、インサート部材と靴底成形部材とは、ボリウレノ
ン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエーテルブロックアミド
樹脂その他の熱可塑性合成樹脂を使用して同一の素材で
形成しても良いし、又は各々異種の素材で形成しても良
い。
例えば、インサート部材としては、耐摩耗性を考慮する
場合には、熱可塑性ポリウレタン樹脂(TPO)を使用
し、靴底成形部材としては、ポリエーテルブロックアミ
ド樹脂(PEBAX・東し株式会社の登録商標)を使用
することにより、熱可塑性ポリウレタン樹脂との密着性
が向トすると共に、特に靴自体の軽量化が可能となる。
又、第7図に示すように、インサート部材の上面側にア
ッパーを吊り込んだラストとのスペーサー的な働きをさ
すために、ピン状突起18を形成することら可能である
なお、インサート部材の内ハイブリット化したものとし
ては、第8図及び第9図に示すように、FRTPとして
カーボン繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、シリコンカ
ーバイド繊維、アルミナ繊維その他の強化繊維素材を単
独、乃至適宜組み合わせて織物、不織布、マット、引き
揃え等に加工したものにポリウレタン樹脂やポリアミド
樹脂その他の熱可塑性合成樹脂をマトリックスとして含
浸したものを使用することが出来るものである。
又、インサート部材と靴底成形部材とは同色もしくは異
色の素材で製造することら可能である。
(発明の効果) 本発明の靴の製造方法においては、インサート部材の接
地面側に靴底成形部材の射出注入用の貫通孔を設け、該
貫通孔に通じる孔を設けた任意形状の突出部を一体に形
成し、ボトムモールドに形成した靴底成形部材を射出注
入するゲート部で且つ前記インサート部材に形成した突
出部を嵌合設置するための凹部を形成して、該凹部に前
記インサート部材の突出部を嵌合設置してサイドモール
ドを配置し、アッパー部材を吊り込んだラストを設置後
、靴底成形部材である合成樹脂をインサート部材の突出
部から射出注入した際に、従来の靴の製造方法と異なり
、該突出部によって合成樹脂が漏れるのを防止するため
、製品の歩留まりが著しく向上するものである。
更に、本発明においては従来のピン状突起を多数立設し
たインサート部材のように玉虫が重(なったり、ピン状
突起により合成樹脂の流動性が阻害されると言ったこと
もないため、軽量で且つ外観形状や意匠の成形性が良好
な靴を製造出来るものである。
又、従来のインサート部材のように樹脂食い切り用段差
を1.O〜1.2mmの厚みで形成する必要がないため
、靴底自体の総肉厚が厚くなると言ったこともなく、や
はり靴底自体の軽信化が図れるものである。
なお、本発明においては、前述のごとくインサート部材
を形成する際に、FRTPのシートをハイブリット化し
たものを使用することが出来るため、靴底の剛性やスナ
ツプ性を向上させることが出来るものである。
その他本発明に係る靴の製造方法においては、靴底成形
部材の厚みを適宜選択することが出来るため、ゴルフ靴
等においては、スパイクピンの突き上げ感を防止するこ
とが可能となる。
なお、本発明の靴の製造方法は、実施例以外の靴にも応
用実施出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る靴の製造方法を示す断面図、第
2図乃至第3図は、本発明に係る靴の製造方法の一工程
を示す断面図、第4図及び第10図は、本発明に係る靴
底を示す平面図、第5図及び第8図は、本発明に係るイ
ンサート部材を示す斜視図、第6図及び第9図は、本発
明に係るインサート部材の第4図A−A部の断面図、第
7図及び12図は、本発明に係る靴の要部断面図、第1
1図は、本発明の他の実施例である第1θ図のB−8部
のインサート部材の断面図、第13図乃至第15図は、
従来より公知の靴の製造方法の一工程を示す断面説明図
。 !:靴、2ニラスト、3:サイドモールド、4:ボトム
モールド、5:靴底成形用空隙、6:インサート部材、
7:接地面側、8:貫通孔、9:突出部、IO:ゲート
部、11:凹部、12ニアツバ一部材、13:靴底成形
部材、14:靴底、I5:前部踏み付け部、16:踵部
、17:スパイク、18:ビン状突起、19:樹脂食い
切り用段差、20:凹部、21:底型、22:囲壁状小
突起、23:筒状突起、24:透孔、25:皮革板、2
6:甲被、27:ランナー 第氷図 第4図 第′7図 第7図 ツ ク2 第1/図 第12−図 手続補正書 1.事件の表示 平成 1年特許願第100749号 2、発明の名称 靴の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒541 住所 大阪市中央区北浜4丁目1番23号平成  年 
 月  日(自発的) 5、補正の対象 特許請求の範囲の欄及び発明の詳細な説明の欄。 6、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 2、特許請求の範囲 l ラスト、サイドモールド及びボトムモールド等によ
り形成される靴底成形用空隙に、合成樹脂製のインサー
ト部材やハイブリット化されたインサート部材を設置し
、靴底成形部材を射出注入して靴を製造する方法におい
て、前記インサート部材の接地面側の任意箇所に靴底成
形部材の射出注入用の貫通孔を設け、且つ該貫通孔に通
じる孔を設けた任意形状の突出部を一体に形成したイン
サート部材を用意すると共に、前記ボトムモールドに形
成した靴底成形部材を射出注入するゲート部で且つ前記
インサート部材に形成した突出部を嵌合設置するための
凹部を形成し、該凹部に前記インサート部材の突出部を
嵌合設置した後、サイドモールドを配置し、次にアッパ
ー部材を吊り込んだラストを設置後、該靴底成形部材を
インサート部材の突出部から靴底成形用空隙に射出注入
することにより、靴底成形部材とインサート部材及びア
ッパー部材とを同時一体的に成形することを特徴とする
靴の製造方法。 2 前記インサート部材は、靴底の曲部踏み付け部や踵
部の双方又は一方に設置されることにより、靴底成形部
材やアッパー部材と同時一体的に成形する請求項I記載
の靴の製造方法。 3 前記インサート部材は、靴底の形状に略合致した任
意形状に形成されて設置することにより、靴底成形部材
やアッパー部材と同時一体的に成形する請求項1記載の
靴の製造方法。 4 前記インサート部材に形成した突出部及びボトムモ
ールドに形成した嵌合設置用の凹部形状が、筒状形状や
サッカー靴等で使用しているポイント形状やクリーツ形
状やスタッド形状その他任意形状に形成している請求項
1.2及び3記載の靴の製造方法。 5 前記インサート部材と靴底成形部材とは、同一もし
くは異種の素材/又は同色もしくは異色の素材よりなる
請求項■、2.3及び4記載の靴の製造方法。 (2)明細書第8頁第19行目及び第13頁第19行目
に「インサー部材」とあるのを、「インサート部材」と
補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ラスト、サイドモールド及びボトムモールド等によ
    り形成される靴底成形用空隙に、合成樹脂製のインサー
    ト部材やハイブリット化されたインサー部材を設置し、
    靴底成形部材を射出注入して靴を製造する方法において
    、前記インサート部材の接地面側の任意箇所に靴底成形
    部材の射出注入用の貫通孔を設け、且つ該貫通孔に通じ
    る孔を設けた任意形状の突出部を一体に形成したインサ
    ート部材を用意すると共に、前記ボトムモールドに形成
    した靴底成形部材を射出注入するゲート部で且つ前記イ
    ンサート部材に形成した突出部を嵌合設置するための凹
    部を形成し、該凹部に前記インサート部材の突出部を嵌
    合設置した後、サイドモールドを配置し、次にアッパー
    部材を吊り込んだラストを設置後、該靴底成形部材をイ
    ンサート部材の突出部から靴底成形用空隙に射出注入す
    ることにより、靴底成形部材とインサート部材及びアッ
    パー部材とを同時一体的に成形することを特徴とする靴
    の製造方法。 2 前記インサート部材は、靴底の前部踏み付け部や踵
    部の双方又は一方に設置されることにより、靴底成形部
    材やアッパー部材と同時一体的に成形する請求項1記載
    の靴の製造方法。 3 前記インサート部材は、靴底の形状に略合致した任
    意形状に形成されて設置することにより、靴底成形部材
    やアッパー部材と同時一体的に成形する請求項1記載の
    靴の製造方法。 4 前記インサート部材に形成した突出部及びボトムモ
    ールドに形成した嵌合設置用の凹部形状が、筒状形状や
    サッカー靴等で使用しているポイント形状やクリーツ形
    状やスタッド形状その他任意形状に形成している請求項
    1、2及び3記載の靴の製造方法。 5 前記インサート部材と靴底成形部材とは、同一もし
    くは異種の素材/又は同色もしくは異色の素材よりなる
    請求項1、2、3及び4記載の靴の製造方法。
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