JPH02276515A - 植物栽培設備 - Google Patents
植物栽培設備Info
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- JPH02276515A JPH02276515A JP1099587A JP9958789A JPH02276515A JP H02276515 A JPH02276515 A JP H02276515A JP 1099587 A JP1099587 A JP 1099587A JP 9958789 A JP9958789 A JP 9958789A JP H02276515 A JPH02276515 A JP H02276515A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/20—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
- Y02P60/21—Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、植物栽培設備に関するものである。
さらに詳しくは、この発明は、水耕栽培による植物生産
において、植物成長過程での植物の移植図、数を低減さ
せ、植物の成長に応じた株間の拡大を容易に行うことが
でき、しかも植物工場等のa備自体を簡略化し、生産性
を向上させることのできる植、物栽培設備に関するもの
である。
において、植物成長過程での植物の移植図、数を低減さ
せ、植物の成長に応じた株間の拡大を容易に行うことが
でき、しかも植物工場等のa備自体を簡略化し、生産性
を向上させることのできる植、物栽培設備に関するもの
である。
(従来の技vf1)
従来より、無農薬植物栽培と地理的、季節的な供給変動
のない植物の栽培およびその消費への関心が高まるにつ
れて、水耕栽培技術の開発はさらに活発、化してきてい
る状況にある。
のない植物の栽培およびその消費への関心が高まるにつ
れて、水耕栽培技術の開発はさらに活発、化してきてい
る状況にある。
これまでに知られている水耕栽培の方法としては、水平
および傾斜式の栽培床を用い、植物の根を培養液に浸し
、酸素および養分を供給して栽培する方法と、植物の根
を培養液に浸さず、直接、栄養分をそれにスプレー噴射
して供給する方法とがある、いずれの方法においても、
生産性を向上させるために、栽培面積当りの収穫量を増
加させることが重要な課題となっている。
および傾斜式の栽培床を用い、植物の根を培養液に浸し
、酸素および養分を供給して栽培する方法と、植物の根
を培養液に浸さず、直接、栄養分をそれにスプレー噴射
して供給する方法とがある、いずれの方法においても、
生産性を向上させるために、栽培面積当りの収穫量を増
加させることが重要な課題となっている。
通常は、そのために植物の生育に応じた生育パネルを用
意し、植物の成長過程において、植物の生育の度合に応
じた株間を有する生育パネルへ手作業により移植してき
ている。この方法は、用意するパネルが安価であるとい
う利点を有するものの、栽培面積の増加にともなって労
働力が増大し、その作業が面倒になるとともに、移植に
よって植物の根が損傷するという欠点があった。
意し、植物の成長過程において、植物の生育の度合に応
じた株間を有する生育パネルへ手作業により移植してき
ている。この方法は、用意するパネルが安価であるとい
う利点を有するものの、栽培面積の増加にともなって労
働力が増大し、その作業が面倒になるとともに、移植に
よって植物の根が損傷するという欠点があった。
このような手作業による植物の移植の欠点を解決するた
めに、たとえば第6図に示したような植物の成長に応じ
て連続的に栽植密度を変更する方法が提案されてもいる
。
めに、たとえば第6図に示したような植物の成長に応じ
て連続的に栽植密度を変更する方法が提案されてもいる
。
第6図(a)に示したように、この装置においては、ラ
イン進行方向(ア)に対し、植物(イ)を支持する複数
の梁(つ)を直交方向に配置し、この梁くつ)を折りた
たみ部(エラで連結して、パネル(オ)を形成し、この
パネル(オ)をライン進行方向(ア)にスライドさせる
構成を有している。植物(イ)の成長にしたがって、第
6図(b)に示したように、徐々に折りたたみ部(1)
を広げ、水平部(力)を形成し、植物(イ)の株間を拡
大していく、さらに、植物(イ)が成長すると、第6図
(c)に示したように、水平部(力)は、梁(つ)と略
同−平面となり、株間をさらに広げていく。
イン進行方向(ア)に対し、植物(イ)を支持する複数
の梁(つ)を直交方向に配置し、この梁くつ)を折りた
たみ部(エラで連結して、パネル(オ)を形成し、この
パネル(オ)をライン進行方向(ア)にスライドさせる
構成を有している。植物(イ)の成長にしたがって、第
6図(b)に示したように、徐々に折りたたみ部(1)
を広げ、水平部(力)を形成し、植物(イ)の株間を拡
大していく、さらに、植物(イ)が成長すると、第6図
(c)に示したように、水平部(力)は、梁(つ)と略
同−平面となり、株間をさらに広げていく。
このように、折りたたみ部(1)をライン進行方向(ア
)に広げていくことによって、植物(イ)の成長に応じ
た連続的な植物(イ)の株間の拡大を行うことができ、
手作業による植物(イ)の移植の手間が省け、第7図に
示したような連続的な植物(イ)の生育工程を実現する
ことが可能ともなる。折りたたみ部(工)の拡張は、手
動により、あるいはスパイラル軸を回転駆動させるなど
の機械的駆動手段により行われている。
)に広げていくことによって、植物(イ)の成長に応じ
た連続的な植物(イ)の株間の拡大を行うことができ、
手作業による植物(イ)の移植の手間が省け、第7図に
示したような連続的な植物(イ)の生育工程を実現する
ことが可能ともなる。折りたたみ部(工)の拡張は、手
動により、あるいはスパイラル軸を回転駆動させるなど
の機械的駆動手段により行われている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、これら第6図および第7図に示したよう
な装置を用いても、手動により折りたたみ部(工)を一
定の割合で広げていくのは困難であり、しかもそのため
には多大な労力と時間を必要とするという欠点がある。
な装置を用いても、手動により折りたたみ部(工)を一
定の割合で広げていくのは困難であり、しかもそのため
には多大な労力と時間を必要とするという欠点がある。
一方、機械的駆動手段を用いた場合には、折りたたみ部
(工)の拡張は容易に行うことができるものの、パネル
(オ)の支持部の構造およびIlsは複雑となり、これ
によって装置が高コストのものになるという問題がある
。また、31続的な植物(イ)の株間の拡大に際し、植
物(イ)の密度が過密にならない程度の密植性を保持し
、かつ植物(イ)を光、培養液および栽培スペースを有
効に利用できる正方形あるいは正三角形の配置を必ずし
も維持していないというのが実状であった。
(工)の拡張は容易に行うことができるものの、パネル
(オ)の支持部の構造およびIlsは複雑となり、これ
によって装置が高コストのものになるという問題がある
。また、31続的な植物(イ)の株間の拡大に際し、植
物(イ)の密度が過密にならない程度の密植性を保持し
、かつ植物(イ)を光、培養液および栽培スペースを有
効に利用できる正方形あるいは正三角形の配置を必ずし
も維持していないというのが実状であった。
また第7図に示したような装置においては、パネル(オ
)のラーイン後部を植物(イ)の植え付は部(キ)およ
びライン前部を収穫部(り)とすることによって植物(
イ)の生産を連続ライン化することができ、作業効率の
向上を図ることが可能ともなるが、実際には、そうする
ことによって、かえってこの装置を配備した生育室が大
規模なものとなるという問題も生ずる。その上、使用し
たパネル(オ)を洗浄するためのパネル(オ)を移動さ
せるスペースやその作業を行う作業者の移動スペースも
必要となり、低コストで植物(イ)を生産するためには
、生育室の単位面積当りの生産性をも加味して考えなけ
ればならないという問題もある。
)のラーイン後部を植物(イ)の植え付は部(キ)およ
びライン前部を収穫部(り)とすることによって植物(
イ)の生産を連続ライン化することができ、作業効率の
向上を図ることが可能ともなるが、実際には、そうする
ことによって、かえってこの装置を配備した生育室が大
規模なものとなるという問題も生ずる。その上、使用し
たパネル(オ)を洗浄するためのパネル(オ)を移動さ
せるスペースやその作業を行う作業者の移動スペースも
必要となり、低コストで植物(イ)を生産するためには
、生育室の単位面積当りの生産性をも加味して考えなけ
ればならないという問題もある。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来の水耕栽培の欠点を解消し、植物成長過程で
の植物の移植回数を低減させ、植物の成長に応じた植物
の株間の拡大を容易に行うことができ、しかも植物工場
等の設備自体を簡略化し、生産性を向上させることので
きる改善された植物栽培設備を提供することを目的とし
ている。
あり、従来の水耕栽培の欠点を解消し、植物成長過程で
の植物の移植回数を低減させ、植物の成長に応じた植物
の株間の拡大を容易に行うことができ、しかも植物工場
等の設備自体を簡略化し、生産性を向上させることので
きる改善された植物栽培設備を提供することを目的とし
ている。
(課題を解決するための手段)
この発明は、上記の課題を解決するために、左右に片長
チャンネルを有するフレームに、非透光性でかつ非浸透
性のシートで連結した複数のスポットを有する梁をスラ
イド自在に配設し、梁拡張部と梁縮小部とを有してなる
パネルを移動および着脱自在に連結してなることを特徴
とする植物栽培設備を提供する。
チャンネルを有するフレームに、非透光性でかつ非浸透
性のシートで連結した複数のスポットを有する梁をスラ
イド自在に配設し、梁拡張部と梁縮小部とを有してなる
パネルを移動および着脱自在に連結してなることを特徴
とする植物栽培設備を提供する。
この発明の植物栽培設備においては、スポット間隔と梁
幅とシート幅の比を3.464 : 1 : 2とし、
フレーム左右の片長チャンネルにL型アングルを配備す
ることを好ましい態様としている。
幅とシート幅の比を3.464 : 1 : 2とし、
フレーム左右の片長チャンネルにL型アングルを配備す
ることを好ましい態様としている。
(作 用)
この発明の植物栽培設備においては、−枚のパネルに植
物の成長に応じた株間を形成することができ、しかも光
効率に有効な正六角形配置を維持したままで、株間を簡
便に変更することができる。
物の成長に応じた株間を形成することができ、しかも光
効率に有効な正六角形配置を維持したままで、株間を簡
便に変更することができる。
梁がスライドする左右のフレームに片長チャンネルを用
いることによって、梁縮小部におけるシートの屈曲を邪
魔することなく、しかも光の侵入や培養液の漏れを防止
することができる。パネル相互は、片長チャンネルに設
けたL型アングルを係合させて容易に連結することがで
き、パネルの左右方向の移動と着脱を自在とすることも
できる。
いることによって、梁縮小部におけるシートの屈曲を邪
魔することなく、しかも光の侵入や培養液の漏れを防止
することができる。パネル相互は、片長チャンネルに設
けたL型アングルを係合させて容易に連結することがで
き、パネルの左右方向の移動と着脱を自在とすることも
できる。
また、このL型アングルによる連結で、その接合部にお
ける光の侵入や培養液の漏れを防止することもできる。
ける光の侵入や培養液の漏れを防止することもできる。
さらには、パネルを連続配置するパネルの挿入場所と植
物を収穫するパネルの取り出し場所を同一とすることが
でき、生育室の省スペース化をも実現できる。
物を収穫するパネルの取り出し場所を同一とすることが
でき、生育室の省スペース化をも実現できる。
(実施例)
以下、図面に沿って実施例を示し、この発明の植物栽培
設備についてさらに詳しく説明する。
設備についてさらに詳しく説明する。
第1図は、この発明の植物栽培設備に用いることのでき
るパネルの一実施例を示した平面図である。
るパネルの一実施例を示した平面図である。
左右に片長チャンネル(1)を有するフレーム(2)に
、非透光性でかつ非浸透性のシート(3)で連結した複
数のスポット(4)を有する梁(5)を図に示した矢印
方向にスライド自在に配設している。フレーム(2)の
両開部の梁(5)は、フレーム(2)に接着または固定
部材等により固定されており、梁(5)の移動範囲はそ
の側部フレーム(2)間としている。また、この第1図
に示したように、−枚のパネル(6)には梁拡張部(7
)と梁縮小部(8)とが形成するように梁(5)を配置
している。梁拡張部(7)および梁縮小部(8)は、パ
ネル(6)を傾斜させ、梁(5)の自重によって形成す
ることができる。このように梁拡張部(7)と梁縮小部
(8)を形成することによって、−枚のパネル(6)内
に植物の成長に応じた栽植密度を得ることができ、第6
図に示したような従来の株間を拡大させるためのパネル
を伸張させる器具は不要となり、パネル(6)自体の構
造を単純にすることができ、その結果、パネルの製造コ
ストを安価とすることができる。
、非透光性でかつ非浸透性のシート(3)で連結した複
数のスポット(4)を有する梁(5)を図に示した矢印
方向にスライド自在に配設している。フレーム(2)の
両開部の梁(5)は、フレーム(2)に接着または固定
部材等により固定されており、梁(5)の移動範囲はそ
の側部フレーム(2)間としている。また、この第1図
に示したように、−枚のパネル(6)には梁拡張部(7
)と梁縮小部(8)とが形成するように梁(5)を配置
している。梁拡張部(7)および梁縮小部(8)は、パ
ネル(6)を傾斜させ、梁(5)の自重によって形成す
ることができる。このように梁拡張部(7)と梁縮小部
(8)を形成することによって、−枚のパネル(6)内
に植物の成長に応じた栽植密度を得ることができ、第6
図に示したような従来の株間を拡大させるためのパネル
を伸張させる器具は不要となり、パネル(6)自体の構
造を単純にすることができ、その結果、パネルの製造コ
ストを安価とすることができる。
この梁(5)の材質については特に制限はなく、植物と
シート(3)を支持することができ、かつ自重に耐えら
れるものを用いることができ、たとえば軽量のウレタン
等の発砲体を薄いアクリル板で挟んだものを使用するこ
とができる。支持する植物が軽い場合や梁(5)が多少
湾曲しても差し支えない場合には、たとえばシート(3
)を利用して筒状体を作成し、梁(5)の代わりとする
こともできる。この場合、左右の片長チャンネル(1)
を円柱等の棒状体とすることもできる。梁(5)の厚さ
についても制限はなく、シート(3)を効果的に押さえ
ることのできる厚さとし、たとえば播種するウレタンの
厚さと時間−にすることができる。
シート(3)を支持することができ、かつ自重に耐えら
れるものを用いることができ、たとえば軽量のウレタン
等の発砲体を薄いアクリル板で挟んだものを使用するこ
とができる。支持する植物が軽い場合や梁(5)が多少
湾曲しても差し支えない場合には、たとえばシート(3
)を利用して筒状体を作成し、梁(5)の代わりとする
こともできる。この場合、左右の片長チャンネル(1)
を円柱等の棒状体とすることもできる。梁(5)の厚さ
についても制限はなく、シート(3)を効果的に押さえ
ることのできる厚さとし、たとえば播種するウレタンの
厚さと時間−にすることができる。
シート(3)の材質については、前述したように光を通
すことのなく、培養液が漏れることのないものを用い、
好適には梁(5)との接続が容易でかつ硬質のものを例
示することができる。硬質のシート(3)を用いた場合
には、梁縮小部(8)において、シート(3)は鋭角に
折れ曲がり、噴震する培養液を邪魔することはない。
すことのなく、培養液が漏れることのないものを用い、
好適には梁(5)との接続が容易でかつ硬質のものを例
示することができる。硬質のシート(3)を用いた場合
には、梁縮小部(8)において、シート(3)は鋭角に
折れ曲がり、噴震する培養液を邪魔することはない。
梁(5)のスポット間隔(d)および幅(j)、シート
幅(w)の比を3.464 : 1 : 2とすること
によって、梁拡張部(7)においても梁縮小部(8)に
おいても、常に、一つのスポット(4)を中心とした正
六角形を構成することができ、正方形植えの場合に生じ
ていた無駄なスペースをなくすことができ、しかも光の
効率を良好なものとすることができる。
幅(w)の比を3.464 : 1 : 2とすること
によって、梁拡張部(7)においても梁縮小部(8)に
おいても、常に、一つのスポット(4)を中心とした正
六角形を構成することができ、正方形植えの場合に生じ
ていた無駄なスペースをなくすことができ、しかも光の
効率を良好なものとすることができる。
このようなパネル(6)の大きさについても特に制限は
ないが、人が簡単に持ち運べるような大きさとすること
が好ましく、たとえば’a 90 cm x11113
0c*のものを例示することができる。またパネル(6
)は、その両面を植物の栽培に使用できるようにしても
よい。
ないが、人が簡単に持ち運べるような大きさとすること
が好ましく、たとえば’a 90 cm x11113
0c*のものを例示することができる。またパネル(6
)は、その両面を植物の栽培に使用できるようにしても
よい。
側部のフレーム(2)には、パネル(6)を円滑に移動
させることのできる車輪(9)を設けてもいる。また、
左右の片長チャンネル(1)には、パネル(6)を複数
連結するための接合部材としてのし型アングル(10)
を配備している。
させることのできる車輪(9)を設けてもいる。また、
左右の片長チャンネル(1)には、パネル(6)を複数
連結するための接合部材としてのし型アングル(10)
を配備している。
第2図は、パネル(6)の接合例を示した断面図である
。
。
パネル(6)(6’ )の接合は、各々のパネル(6)
(6” )の左右の片長チャンネル(1)(1′)に配
設したL型アングル(10)(10’ )を係合させる
ことにより得られる。L型アングル(10)(10′)
を用いることによって、光および培養液の漏れを防止す
ることができるとともに、パネル(6)(6’ )を図
に示した矢印方向に押したり、引いたりすることができ
る。このようにパネル(6)(6” )自体をスライド
自在とすることによって、たとえば、バネIしく6)<
6’ )を連続配置する挿入場所と成長した植物を収穫
する収り出し場所とを同一の場所にすることができ、生
育室の一端部において植物の移植作業および収穫作業を
行うことができる。これによって、生育室の単位面積当
りの作業性を向上させることができる。
(6” )の左右の片長チャンネル(1)(1′)に配
設したL型アングル(10)(10’ )を係合させる
ことにより得られる。L型アングル(10)(10′)
を用いることによって、光および培養液の漏れを防止す
ることができるとともに、パネル(6)(6’ )を図
に示した矢印方向に押したり、引いたりすることができ
る。このようにパネル(6)(6” )自体をスライド
自在とすることによって、たとえば、バネIしく6)<
6’ )を連続配置する挿入場所と成長した植物を収穫
する収り出し場所とを同一の場所にすることができ、生
育室の一端部において植物の移植作業および収穫作業を
行うことができる。これによって、生育室の単位面積当
りの作業性を向上させることができる。
また、この第2図に示したように、パネル(6)の左右
な片長チャンネル(1)とすることによって、梁(5)
の縮小部でのシート(3)の折り曲げを確実にすること
ができ、また梁(5)のスライドを容易にもしており、
さらに噴霧式水耕栽培の場合にも光の侵入および培養液
の漏れを防止することもできる。
な片長チャンネル(1)とすることによって、梁(5)
の縮小部でのシート(3)の折り曲げを確実にすること
ができ、また梁(5)のスライドを容易にもしており、
さらに噴霧式水耕栽培の場合にも光の侵入および培養液
の漏れを防止することもできる。
第3図は、以上の構成からなるパネル(6)を用いた植
物栽培設備の一実施例を示した斜視図である。
物栽培設備の一実施例を示した斜視図である。
この例は、傾斜式水耕栽培の例を示したものである。山
形にパネル(6)を配置すると、梁(5)はその自重に
より、梁拡張部(7)および梁縮小部(8)を形成する
。梁縮小部(8)のスポット(4)に移植した植物が成
長し、その株間を広げる場合には、パネル(6)を反転
させ、梁(5)をスライドさせて梁縮小部(8)の拡張
を行うことができる。またパネル(6)の反転によって
、たとえば第4図に例示したよ、うに、従来の傾斜式水
耕栽培において避けることのできなかった植物(11)
の茎(12)の曲がりを矯正することができ、パネル(
6)に対して植物(11’)の茎(12’)を直立させ
るこ、とができる、また、第3図に示したように、パネ
ル(6)は、図に示した矢印(A)方向に移動可能とし
ており、しかもパネルく6)相互の養親をも自在として
いるため、植物の移植、収穫等の諸作業は生育室の一端
で行うことができる。さらには、パネル(6)の大きさ
も前述したように充分小さくすることができるため、こ
の第3図に示したような山形配置のパネル(6)の場合
には、生育室の高さを低くすることができ、たとえば地
下室等のように限られたスペースでの植゛物栽培に有効
となる。また、生育室の高さに余裕がある場合には、パ
ネル(6)を二段以上に積み重ねることもでき、単位面
積当りの収穫量を2倍以上にすることもできる。
形にパネル(6)を配置すると、梁(5)はその自重に
より、梁拡張部(7)および梁縮小部(8)を形成する
。梁縮小部(8)のスポット(4)に移植した植物が成
長し、その株間を広げる場合には、パネル(6)を反転
させ、梁(5)をスライドさせて梁縮小部(8)の拡張
を行うことができる。またパネル(6)の反転によって
、たとえば第4図に例示したよ、うに、従来の傾斜式水
耕栽培において避けることのできなかった植物(11)
の茎(12)の曲がりを矯正することができ、パネル(
6)に対して植物(11’)の茎(12’)を直立させ
るこ、とができる、また、第3図に示したように、パネ
ル(6)は、図に示した矢印(A)方向に移動可能とし
ており、しかもパネルく6)相互の養親をも自在として
いるため、植物の移植、収穫等の諸作業は生育室の一端
で行うことができる。さらには、パネル(6)の大きさ
も前述したように充分小さくすることができるため、こ
の第3図に示したような山形配置のパネル(6)の場合
には、生育室の高さを低くすることができ、たとえば地
下室等のように限られたスペースでの植゛物栽培に有効
となる。また、生育室の高さに余裕がある場合には、パ
ネル(6)を二段以上に積み重ねることもでき、単位面
積当りの収穫量を2倍以上にすることもできる。
′この例においては、パネル(6)の内側に培養液噴霧
装置(13)を配備してもいる。この噴霧装置(13)
は、図中の矢印(B)方向に往復運動できるようにして
いる。培養液(14)は、噴霧装置(13)に設けたノ
ズル(15)から噴出する。この場合、バルブ等により
培養液(14)を間欠的に噴霧しても、あるいはスパイ
ラル軸等を設けて噴霧装W(13)を回転させるように
してもよい、また、この噴霧装置には(13)には、床
面およびパネル(6)の背面を清掃する別のノズル(1
6)を設けてもおり、常時または間欠的な清掃を行うよ
うにしている。このような清掃手段については、ノズル
(16)に限定されることはなく、ワイパー等の任意の
ものを用いることもできる。
装置(13)を配備してもいる。この噴霧装置(13)
は、図中の矢印(B)方向に往復運動できるようにして
いる。培養液(14)は、噴霧装置(13)に設けたノ
ズル(15)から噴出する。この場合、バルブ等により
培養液(14)を間欠的に噴霧しても、あるいはスパイ
ラル軸等を設けて噴霧装W(13)を回転させるように
してもよい、また、この噴霧装置には(13)には、床
面およびパネル(6)の背面を清掃する別のノズル(1
6)を設けてもおり、常時または間欠的な清掃を行うよ
うにしている。このような清掃手段については、ノズル
(16)に限定されることはなく、ワイパー等の任意の
ものを用いることもできる。
ノズル(15)(16)自体の目詰まりは、たとえば電
磁バルブなどを用いて、間欠的な噴霧(好適には2分噴
霧、10分停止)を行うことにより解消することができ
る。培養液(14)の供給停止時には、自然にノズル(
15)(16)内に空気が入り、その後、培養液(14
)の供給を再開すると、その空気が急激に噴出するため
、ノズル<15)(16)に付着した藻やゴミを吹き飛
ばしたり、−時的な高水圧によりノズル(15)(16
)の目詰まりを防止することができる。
磁バルブなどを用いて、間欠的な噴霧(好適には2分噴
霧、10分停止)を行うことにより解消することができ
る。培養液(14)の供給停止時には、自然にノズル(
15)(16)内に空気が入り、その後、培養液(14
)の供給を再開すると、その空気が急激に噴出するため
、ノズル<15)(16)に付着した藻やゴミを吹き飛
ばしたり、−時的な高水圧によりノズル(15)(16
)の目詰まりを防止することができる。
光源については特に制限はなく、太陽光を用いても、人
工光(17)を用いてもよい、計画的な生産を行うため
には、人工光(17)を用いた方が好ましい、照度ムラ
をなくすためには規則的人工光(17)を上下動または
揺動させることも効果的である。
工光(17)を用いてもよい、計画的な生産を行うため
には、人工光(17)を用いた方が好ましい、照度ムラ
をなくすためには規則的人工光(17)を上下動または
揺動させることも効果的である。
第4図は、植物栽培設備の別の例を示した斜視図である
。
。
この例は、1水平式水耕栽培の例を示したものである。
循環する培養液(14)を貯留する培養液槽(18)上
にパネル(6)を複数連結し、配置している。パネル(
6)は図に示した矢印(C)方向に移動可能としている
。パネル(6)の梁(5)の拡張と縮小はパネル(6)
の側部を持ち上げ、傾斜させることで株間を調整するこ
とができる。あるいは、パネル(6)相互の接合を解除
し、パネル(6)を反転させてもよく、適宜な方法で植
物の成長に応じた株間を形成することができる。
にパネル(6)を複数連結し、配置している。パネル(
6)は図に示した矢印(C)方向に移動可能としている
。パネル(6)の梁(5)の拡張と縮小はパネル(6)
の側部を持ち上げ、傾斜させることで株間を調整するこ
とができる。あるいは、パネル(6)相互の接合を解除
し、パネル(6)を反転させてもよく、適宜な方法で植
物の成長に応じた株間を形成することができる。
以上のような植物栽培設備を用いてサラダ菜およびリー
フレタスを栽培したところ、パネル(6)の梁縮小部(
8)に移植後8日間生育させた後、パネル(6)を反転
させ、梁拡張部(7)で8日間でサラダナおよびリーフ
レタスを生産することができた。なお、このときの株間
は、梁(5)の縮小状態で87m+の正六角形配置およ
び拡張状態で150鴎の正六角形配置であった。
フレタスを栽培したところ、パネル(6)の梁縮小部(
8)に移植後8日間生育させた後、パネル(6)を反転
させ、梁拡張部(7)で8日間でサラダナおよびリーフ
レタスを生産することができた。なお、このときの株間
は、梁(5)の縮小状態で87m+の正六角形配置およ
び拡張状態で150鴎の正六角形配置であった。
もちろんこの発明は、以上の例によって限定されるもの
ではない、パネルの構造および構成、梁およびシートの
材質および形状、パネルの配置形式等の細部については
様々な態様が可能であることはいうまでもない。
ではない、パネルの構造および構成、梁およびシートの
材質および形状、パネルの配置形式等の細部については
様々な態様が可能であることはいうまでもない。
(発明の効果)
以上詳しく説明した通り、この発明の植物栽培設備によ
って、−枚のパネルに植物の成長に応じた株間を形成す
ることができ、しかもその林間の変更はパネルの反転等
の簡便な操作で行うことができ、植物を移植する手間が
省けるとともに、株間を変更、維持するための特別な部
材は不要となり、簡単なrA造でしかも低コストの植物
栽培設備を実現できる0株間は、梁拡張部においても梁
縮小部においても常に一つのスポットを中心とした正六
角型の配置をしており、光の効率は向上する。
って、−枚のパネルに植物の成長に応じた株間を形成す
ることができ、しかもその林間の変更はパネルの反転等
の簡便な操作で行うことができ、植物を移植する手間が
省けるとともに、株間を変更、維持するための特別な部
材は不要となり、簡単なrA造でしかも低コストの植物
栽培設備を実現できる0株間は、梁拡張部においても梁
縮小部においても常に一つのスポットを中心とした正六
角型の配置をしており、光の効率は向上する。
また、L型アングルを用いてパネルを接合することによ
り、パネルを一方向だけでなく、左右両方向に移動させ
ることができ、生育室においてパネルを連続配置するパ
ネル挿入部と成長した植物を収穫するパネル取り出し部
を同一の場所とすることが可能となり、生育室のスペー
スを有効に使用することもできる。
り、パネルを一方向だけでなく、左右両方向に移動させ
ることができ、生育室においてパネルを連続配置するパ
ネル挿入部と成長した植物を収穫するパネル取り出し部
を同一の場所とすることが可能となり、生育室のスペー
スを有効に使用することもできる。
傾斜式水耕栽培する場合には、従来発生しやすかった植
物の茎の曲がりを矯正することができる。
物の茎の曲がりを矯正することができる。
第1図は、この発明の植物栽培設備に用いることのでき
るパネルの一実施例を示した平面図である。第2図は、
パネルの接合例を例示した断面図である。 第3図は、この発明の植物栽培設備の一実施例を示した
斜視図である。 第4図は、植物の生育の一例を示した側面図である。 第5図は、この発明の植物栽培設備の別の例を示した斜
視図である。 第6図および第7図は、従来の植物栽培装置の例を示し
た工程斜視図および斜視図である。 1・・・片長チャンネル 2・・・フレーム 3・・・シー ト 4・・・スポット 5・・・梁 6・・・パネル 7・・・梁拡張部 8・・・梁縮小部 9・・・車 輪 0・・・L型アンゲル ト・・植 物 2・・・茎 3・・・噴霧装置 4・・・培養液 5.16・・・ノズル 7・・・人工光 8・・・培養液槽
るパネルの一実施例を示した平面図である。第2図は、
パネルの接合例を例示した断面図である。 第3図は、この発明の植物栽培設備の一実施例を示した
斜視図である。 第4図は、植物の生育の一例を示した側面図である。 第5図は、この発明の植物栽培設備の別の例を示した斜
視図である。 第6図および第7図は、従来の植物栽培装置の例を示し
た工程斜視図および斜視図である。 1・・・片長チャンネル 2・・・フレーム 3・・・シー ト 4・・・スポット 5・・・梁 6・・・パネル 7・・・梁拡張部 8・・・梁縮小部 9・・・車 輪 0・・・L型アンゲル ト・・植 物 2・・・茎 3・・・噴霧装置 4・・・培養液 5.16・・・ノズル 7・・・人工光 8・・・培養液槽
Claims (5)
- (1)左右に片長チャンネルを有するフレームに、非透
光性でかつ非浸透性のシートで連結した複数のスポット
を有する梁をスライド自在に配設し、梁拡張部と梁縮小
部とを有してなるパネルを移動および着脱自在に連結し
てなることを特徴とする植物栽培設備。 - (2)スポット間隔と梁幅とシート幅の比を3.464
:1:2とする請求項(1)記載の植物栽培設備。 - (3)フレーム左右の片長チャンネルにL型アングルを
配備し、複数のパネルを連結する請求項(1)記載の植
物栽培設備。 - (4)パネルを傾斜配置してなる請求項(1)記載の植
物栽培設備。 - (5)パネルを水平配置してなる請求項(1)記載の植
物栽培設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1099587A JP2759172B2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 植物栽培設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1099587A JP2759172B2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 植物栽培設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02276515A true JPH02276515A (ja) | 1990-11-13 |
JP2759172B2 JP2759172B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=14251227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1099587A Expired - Lifetime JP2759172B2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 植物栽培設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2759172B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005334213A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Heiwa Corp | 遊技機 |
EP2491784A1 (en) * | 2009-10-19 | 2012-08-29 | Cube-Farm Co. Ltd. | Energy-saving system for vertically moving plant growing box, energy-saving method for vertically moving plant growing box, and household energy-saving device for growing plant |
WO2014003152A1 (ja) | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 株式会社椿本チエイン | 移植装置及び移植方法 |
CN104322362A (zh) * | 2014-10-21 | 2015-02-04 | 中国农业科学院农业环境与可持续发展研究所 | 一种间距可变的免移栽水耕栽培板及其使用方法 |
CN105580723A (zh) * | 2014-10-21 | 2016-05-18 | 台达电子工业股份有限公司 | 水耕植板及水耕植板单元 |
NL2031821B1 (nl) * | 2022-05-10 | 2023-11-17 | Maku Products B V | Teelthouder met lichtwering en werkwijze voor het met een teelthouder met lichtwering telen van teelgoed |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP1099587A patent/JP2759172B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005334213A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Heiwa Corp | 遊技機 |
EP2491784A1 (en) * | 2009-10-19 | 2012-08-29 | Cube-Farm Co. Ltd. | Energy-saving system for vertically moving plant growing box, energy-saving method for vertically moving plant growing box, and household energy-saving device for growing plant |
EP2491784A4 (en) * | 2009-10-19 | 2013-12-25 | Cube Farm Co Ltd | ENERGY SAVING SYSTEM FOR VERTICALLY MOVING PLANT GROWTH BOX, ENERGY SAVING METHOD FOR VERTICALLY MOVING PLANT GROWTH BOX, AND DOMESTIC ENERGY SAVING DEVICE FOR PUSHING A PLANT GROWTH BOX PLANT |
WO2014003152A1 (ja) | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 株式会社椿本チエイン | 移植装置及び移植方法 |
CN104411156A (zh) * | 2012-06-29 | 2015-03-11 | 株式会社椿本链条 | 移植装置及移植方法 |
CN104322362A (zh) * | 2014-10-21 | 2015-02-04 | 中国农业科学院农业环境与可持续发展研究所 | 一种间距可变的免移栽水耕栽培板及其使用方法 |
CN105580723A (zh) * | 2014-10-21 | 2016-05-18 | 台达电子工业股份有限公司 | 水耕植板及水耕植板单元 |
NL2031821B1 (nl) * | 2022-05-10 | 2023-11-17 | Maku Products B V | Teelthouder met lichtwering en werkwijze voor het met een teelthouder met lichtwering telen van teelgoed |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2759172B2 (ja) | 1998-05-28 |
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