JPH02276003A - 磁気記録/再生装置 - Google Patents

磁気記録/再生装置

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JPH02276003A
JPH02276003A JP9812889A JP9812889A JPH02276003A JP H02276003 A JPH02276003 A JP H02276003A JP 9812889 A JP9812889 A JP 9812889A JP 9812889 A JP9812889 A JP 9812889A JP H02276003 A JPH02276003 A JP H02276003A
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video
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JP9812889A
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Inventor
Mitsuhiko Hara
原 光彦
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、磁気記録/再生装置に係わり、とくに音声信
号を映像信号トラ・ツクの深層部に記録するようにした
FM音声信号深屓記録方式と、音声信号と映像信号とを
それぞれ別トラ・ツクに記録するようにしたセパレート
記録方式とを選択的に行う磁気記録/再生装置に関する
[従来の技術] 現在、1/2インチ幅の磁気テープを使用したヘルカル
スキャン方式磁気記録/再生装置としてはVH3方式ま
たは5−VH3方式(いずれも登録商標)などの磁気記
録/再生装置(以下VTRという)が一般に知られてい
る。
これら現行VTRにおいては、回転ドラム(回転体)に
互いにアジマス角の異なる±6°のビデオヘッドと、同
様に互いにアジマス角の異なり且つ上記ビデオへノドと
は異なるアジマス角±300のオーディオへノドとをそ
れぞれ所定角度間隔離間して取り付けてなり、入力され
た音声信号は周波数変調して被周波数変調音声信号とし
、この被周波数変調音声信号を、上記アジマス角の異な
るオーディオへノドにより交互に、第9図に示すテープ
パターンのように音声トラックTA、   TAM’ 
+ TAI′・・・とじて磁気テープTの磁性層の深層
部に順次記録するとともに、入力されたカラ映像信号か
ら分離した輝度信号と搬送色信号のうち輝度信号は周波
数変調して被周波数変調輝度信号とし、搬送色信号は低
域変換搬送色信号とした後、上記被周波数変調輝度信号
に周波数分割多重し、この周波数分割多重信号を、アジ
マス角の異なるビデオヘッドにより交互に、同第9図の
テープパターンに示す如く上記音声トラックに引続き同
音声トラック上に相隣るトラック間にガートバンドを形
成しないで映像トラックT Vl’ 、 T VzTv
、  ・・・として磁気テープTの磁性層の上層部に順
次記録し、これを再生するようにしている。
即ち、所謂低域変換カラー記録再生方式とFM音声信号
深層記録再生方式及びテープ利用効率向上のため上記映
像トラックのガードパンドレス記録方式を採用している
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記低域変換カラー記録再生方式及びF
M音声信号深層記録再生方式のVTRにおいては、音声
信号を映像トラックに先行してその深層部に記録するよ
うにしているため、記録済み磁気テープの編集にあたっ
ては、その一部に音声信号のみをアフレコしたり、又は
音声信号はそのままに映像信号のみをインサートするな
どの編集作業をすることができず、編集機能という側面
より問題を有していた。
また、上述したようにアジマス角度が±6°のビデオヘ
ッドにより交互に記録し相隣るビデオトラック間で互い
にアジマス角度が異なるようにすることにより、隣接ビ
デオトラック間のクロストークを抑えると共に、アジマ
ス角度が±6°のビデオヘッドとは大きく異なる±30
’のアジマス角度のオーディオヘッドにより音声信号を
映像トラックの深層部に記録することにより、映像信号
と音声信号との相互干渉によるクロストークを抑えるよ
うにしているが、これらクロストークは完全に防止でき
るものはでなく画質の低下を招く虞があった。
ところで、近年キャリア周波数を大幅に上げて記録する
ことにより画質を著しく向上させた上記S −V HS
方式VTR(7)出現により、この5−VH3方式VT
Rを民生用に限らず一部において業務用にも積極的に使
用されるようになってきた。
しかして、業務用VTRとしては編集機能も非常に重要
な必要要件であるが、上述の如< 5−VHS方式VT
R等の現行VTRではこれに対応できないばかりか、S
−V HS方式VTRではVH3方式VTRではあまり
気にならなかった上記クロストークによる画質の低下な
ども目立つようになり一層の画質向上が要望されていた
そこで、本発明では、これら問題点を解決するようにし
たVTRを提供することを口約とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明になる磁気記録/再生装置は、回転体の回転面上
の相対向する位置に取付けられた互に異なるアジマス角
度のギャップを有する第1及び第2のビデオヘッドと、
回転体の回転面上の相対向する位置に取付けられるとと
もに、且つ、回転体の回転軸方向上ビデオヘッドと高さ
を異ならしめて 各々取付けられた互いに異なるアジマ
ス角度のギャップを有する第1及び第2のオーディオへ
ノドとを備え、標準テープ速度により磁気テープを走行
させて、上記オーディオヘッドにより記録した音声トラ
ック上に、上記ビデオヘッドにより映像トラックを重畳
して形成する第1の記録/再生態様と、 上記標準テープ速度より速いテープ速度により磁気テー
プを走行させて、音声トラックと映像トラックとを交互
に隣接且つ並設して形成する第2の記録/再生態様を選
択的に行う磁気記録/再生装置であって、 上記第1の記録/再生態様の映像トラックピッチセンタ
ーからの音声トラックの片側方向の幅Kを 10(μm)  ≦ K ≦ 28 (μm )  に
、音声トラックの全幅をWを W ≦ 38(μm) に、 一のビデオへノドを基準としたオーディオへノドの回転
ドラム回転方向の取付は角度θを184.7°≦ θ 
≦ 270゜ に設定するようにしたものである。
[作 用] これによって、共通の各ヘッドによりFM音声信号深層
記録再生方式の第1の記録/再生態様(標準モー1’の
VH3方式又はS −V HS方式VTR)と、映像ト
ランクと音声トラックとを分離して記録するセパレート
記録方式の第2の記録/再生態様とを選択的に使用でき
るとともに、第2の記録/再生態様にあっては、音声信
号のみのアフレコや映像信号のみのインサートなどの編
集が行え、且つ隣接トラック間及び音声トラ・ツクより
のクロストークが生じることがなく、業務用VTRとし
て十分対応できるVTRとして使用し得る。
[実施例] 以下、本発明の実施例について第1図乃至第8図の図面
と共に説明する。
第1図は本発明の一実施例であるVTR装置を実現する
記録/再生装置のブロック系統図を示す。
同図中、1は複合カラー映像信号入力端子、11・1c
は輝度信号/色信号セパレート入力端子であり、スイッ
チ2によって、複合カラー映像信号選択時には端子イ側
に、輝度信号/色信号セパレート入力選択時には端子口
側に適宜切換えて接続される。例えば端子イに接続され
た場合には、入来した複合カラー映像信号は輝度くし形
フイルり(Yコム)3に供給されここで輝度信号成分と
された後、上記スイッチ2に連動して切換えるスイッチ
4を介してカットオフ周波数が例えば3 M Ilz程
度の低域フィルタ(LPF)5aとカットオフ周波数が
例えば5M1lz程度の低域フィルタ(LPF)5bに
供給されここで不要信号成分が除去される。なお、セパ
レート信号選択時には上記スイッチ2,4が端子口側に
切換えられ、入来した輝度信号は直接上記側LPF5a
、5bに供給される。LPF5a、5bよりの輝度信号
はそれぞれ所定のプリエンファシス回路6a、6bにて
高域成分が強調され、周波数変調器(FM変調器)7a
、7bに供給される。このFM変調器7aでは周波数偏
移3.4 MH,Z 〜4.4 MIIZの周波数変調
が行われてVH3方式(標準画質モード)の被周波数変
調輝度信号(FM輝度信号)とされる一方、F)III
変調器7bでは周波数偏移5.4 MIIZ −7,0
MH2の周波数変調が行われて5−VH3方式(高画質
モード)のFM輝度信号とされ、端子9よりの映像記録
モード選択信号に応じて適宜切換えられるスイッチ8を
介して加算器10に供給される。
また、入来した複合カラー映像信号は3.58MH7を
中心周波数とした帯域フィルタ及び色くし形フィルタ(
BPF  &  Cコム) 11にも供給されここで色
信号成分とされ、上記スイッチ2に連動して切換えるス
イッチ12を介して記録クロマ処理回路13に供給され
、ここでIHごとに位相を90°ずつずらすとともに低
域(829KllZ)に周波数変換された低域変換搬送
色信号とされた後、上記加算器IOに供給される。なお
、セパレート信号選択時には上記スイッチ2に連動して
スイッチ12も端子口側に切換えられ、入来した色信号
は直接上記記録クロマ処理回路13に供給される。
そして、この加算器IOにて周波数分割多重信号とされ
、その出力は記録アンプ14にて増幅され、ビデオへラ
ドHV、、  HV=に供給される。
一方、15は音声信号入力端子であり、入来した音声信
号はFM変調器16に供給されここで周波数変調されて
被周波数変調音声信号(FM音声信号)とされた後、帯
域フィルタ(BPF)1.7aにて所定の周波数帯域の
みが通過されてスイッチ21に供給されるとともに、入
来した音声信号はA/D変換器】8に供給されここでデ
ィジタル信号に変換され、ディジタル信号処理回路19
において所定のパルス符号変調(PCM)信号処理が施
された後、オフセット4相差分PSK (OQDPSK
)変調器20において周知の0QDPSK変調が施され
、帯域フィルタ(BPF)17bにて所定の周波数帯域
のみが通過されて上記スイッチ21に供給される。
スイッチ21は端子22よりの音声記録モード選択信号
に応じて適宜切換えられ、その出力信号は記録アンプ2
3に供給されて増幅された後オーディオヘッドHA、、
  HA、に供給される。
次に本発明におけるヘッド配置等について詳細に説明す
るに、第2図は本発明における各ヘッドの配置等の一実
施例を示す。同図に示すように、第1のビデオヘッドH
v、と第2のビデオヘッド■(v2とはそれぞれ回転ド
ラム(回転体)の回転面上180°対向する位置に取付
けられており、これらビデオヘッドHVI、  Hv*
のヘッド幅は58(μm)と等しく、またそれらのアジ
マス角度は現行VTR(VHS方式又は5−VH3方式
)において規格化されているアジマス角度と同一角度の
±6゜に選定され、例えば上記第1のビデオヘッドHv
のアジマス角度は+6°、第2のビデオヘッドHv2の
アジマス角度は一6°に選定されている。
また、第1のビデオヘッドHv、に対して回転方向上2
274°先行する位置で、且つ、第1及び第2のビデオ
ヘッドHv、、  Hv、の下端よりa3.3(μm)
高い位置に第2のオーディオヘッドHA2が取付けられ
ている。又、第2のオーディオへノドHA、と同じ高さ
位置で、且つ、180°対向する位置に第1のオーディ
オヘッドHA1が取付けられている。
従って、第1のオーディオヘッドI(1は第1のビデオ
ヘッドHv、に対して回転方向上407.4°先行する
位置に取付けられており、これらオーディオヘッド■(
AI+HA!のヘッド幅は36(μm)と等し仁またそ
れらのアジマス角度は現行VTR(VH3方式又はS−
V H3方式)のFM音声信号深層記録方式で規格化さ
れているアジマス角度と同一角度の+30°に選定され
、例えば上記第1のオーディオヘッド■−IA1のアジ
マス角度は+30°、第2のオーディオヘッドI(。の
アジマス角度は30°に選定されている。
これにより、磁気テープTを現行VTR(標準モードの
V HS方式又はS −V HS方式)で規格化されて
いるテープ速度(33,35mm/s)  (以下標準
テープ速度という)により走行させると同磁気テープT
上には従来同様第9図に示す如きトラックパターンが形
成される。
また、上記標準テープ速度よりも速いテープ速度により
磁気テープTを走行させると、同磁気テープT上には第
3図に示す如きトラックパターンが形成される。同図中
、磁気テープTの上端部にテープ長手方向に沿ってリニ
アオーディオトラックLl、L2が形成され、磁気テー
プ下端部に同様にテープ長手方向に沿って一定周期(例
えばlフレーム)のフントロールパルスが記録されたコ
ントロールトラックTCが形成される。又、TvTV2
及びTv、・・・はFM輝度信号と低域変換搬送色信号
とが周波数分割多重された周波数分割多重信号が1フイ
一ルド分ずつ記録された映像トラック、TAITA□及
びTAl・・・はFM音声信号或いはディジタル音声信
号が同じくIフィールドずつ記録された音声トラックで
、それぞれテープ長手方向に対して所定角度傾斜して形
成されている。
映像トラックTv、は上記第1のビデオヘッドHv1に
より形成され、次の1フイ一ルド期間の映像トラックT
v、は第2のビデオヘッドHv、により、且つ、幅広の
ガートバンドGlを介して形成される。さらに次の1フ
イ一ルド期間の映像トラックTv、は第1のビデオヘッ
ドHv+により同様に形成される。
また、音声トラックTAIは第2のオーディオへノドH
AIにより上記映像トラックTv、に先行し、同映像ト
ラックTv、に対して隣接且つ並設して形成され、次の
1フイ一ルド期間の音声トラックT■は第1のオーディ
オヘッドHA、により」1記映像トラックTv、に同じ
く先行し、同映像トラックTV2に対して隣接且つ並設
して上記ガートバンドGlに位置して形成され、更に次
の1フイ一ルド期間の音声トラックTA、は第2のオー
ディオヘッドHA2により同様に形成される。
また、映像トラックTvと音声トラックTAとの間には
必要に応じて所要のガートバンドG2が形成される。
ここで、現行VTR(VH3方式又はS −V H8方
式)との互換性を考慮すると、回転ドラムの直径は上記
現行VTRの回転ドラムの直径と同一にする必要がある
。また、第3図に示すトラックパターンを形成するにあ
たって■(並び記録するためには、Hずれα1.を α、、= (N −172) H (但し、Nは正の整数、Hは1水平走査期間に相当する
長さ) の関係にする必要があり、上記Nを3として■(ずれα
n=2.5Hとすると、テープ速度は略55.37(n
+m/s)となり、この場合記録時間は略74分(T1
20テ一プ使用時)となるので、業務用VTR及び民生
用VTRとして十分対応できる記録時間となる。
第4図は、現行記録態様と第3図の記録態様とのトラッ
クパターンとヘッドとの関係を模式的に示す図で、横軸
は一のビデオヘッドを基準としたときのドラム回転方向
の角度を表わし、現行記録態様の映像トラックパターン
をTV’、第3図の記録態様の映像トラックパターンを
TVとして示す。同図より現行VTRの映像トラ、クビ
ッチセンターからの音声トラックTAの片側方向の幅、
音声トラックTAの全幅、一のビデオヘッドHvを基準
としたオーディオヘッドの取付は角度をそれぞれ次のよ
うに設定する必要がある。
即ち、現行VTRの映像トラックピッチセンターからの
音声トラックTAの片側方向の幅をKとした場合 10(μm) ≦ K ≦ 28(μm)音声トラック
TAの全幅をWとした場合W  ≦  38 (μ m
) 一のビデオヘッドHvを基準としたオーディオヘッドの
取付は角度をθとした場合 184、.7°≦ θ ≦ 270゜ にする必要がある。
例えば、第5図に示す如き現行VTRで規定されている
映像トラックピ・ノチセンターからの片側方向の音声ト
ラック幅が共に最小値の10(μm)で、そのセンター
が同映像トランクピッチセンターと同軸上にある場合に
は、 現行VTRの 映像トラックTV’のセンターは、 V  = (5g/l、80) x  +  29音声
トラツクTv′の下端■′は、 y  = (58/180) x  +  19音声ト
ラツクTv’ の上端■は、 y  −(58/180) x  +  39本実施例
方式の 映像トラックTVのセンターは、 y= (967180) x  +  29直前に形成
した映像トラックTVの上端■′は、 Y  =  (96/180)  x  −38映像ト
ラツクTVの下端■は、 y= (96/180) X としてそれぞれ表わされ、 上記■′■′の交点は (587180)x  +19− (967180)x
  −38、’、 x = 270゜ 上記■■の交点は (587180)x +39= (967180)x、
’、 x = 184.7゜ となり、よって一のビデオヘッドHvを基準としたオー
ディオヘッドの取付は角度θの範囲は、184.7°〜
270°となる。
第6図に示す如き現行VTRで規定されている映像トラ
ックピッチセンターからの片側における上方の音声トラ
ック幅が最大値の29(μm)で、下方の音声トラック
幅が最小値の10(μm)の場合には、本実施例方式V
TRの映像トラックTvの下端と音声トラック上端とが
略270°近傍にて1 (μm)程度オーバーラツプし
てしまうので、上方の音声トラック幅の許容値は最大2
8(μm)となる。
第7図に示す如き現行VTRで規定されている映像トラ
ックピッチセンターからの片側における上方の音声トラ
ック幅が逆に最小値の10(μm)で、下方の音声トラ
ック幅が最大値の29(μm)の場合には、本実施例方
式VTRの映像トラ・ツクTvの上端と音声トラック下
端とが略184.7°近傍にて1 (μm)程度オーバ
ーラツプしてしまうので、下方の音声トラック幅の許容
値は最大28(μm)となる。
第8図に示す如き現行VTRで規定されている映像トラ
ックピッチセンターからの片側における両音声トラック
幅が共に最大値の29(μm)の場合には、本実施例方
式VTRの映像トラックTVの下端と音声トランク上端
及び映像トラックTVの上端と音声トラック下端とが1
84.7°〜27o0全範囲に亘ってオーバーラツプす
るので、適用することができない。
以上より、これら全てを満足させるためには、第4図に
示す如きとなり、上述した各条件とすることにより現行
VTRとの互換性を保って、且つ、ヘッドを増加させず
に第3図の如きトランクパターンのセパレート記録/再
生を行うことができる。
次に、再生時の動作について説明する。
第1図中、磁気テープTに記録されているFM輝度信号
と低域変換搬送色信号との周波数分割多重信号は、ビデ
オヘッドHvl、HV+により交互に再生され、プリア
ンプ24.、24.を通して端子26よりの2フイ一ル
ド周期のヘッドスイッチングパルスによりスイッチング
されるスイッチ25に供給され、ここで連続信号とされ
た後高域フィルタ(HPF)27及び低域フィルタ(L
PF)28に供給される。HP F 27により分離濾
波された再生FM輝度信号はリミッタ29に供給され、
ここで振幅変動成分が除去された後、V HS方式(標
準画質モト)の再生系のFM復調器30a、低域フィル
タ(LPF)31a及びデエンファンス回路32aを経
てスイッチ33に供給される一方、5−VH3方式(高
画質モード)の再生系の周波数復調器30b低域フイル
タ(LPF)31b及びデエンファシス回路32t)を
経て上記スイッチ33に供給される。なお、このスイッ
チ33は端子34よりの映像記録モト判別信号により記
録時のモードに対応したモトに適宜切換えられる。
また、上記したL P F 2gに供給された再生信号
はここで低域変換搬送色信号が分離濾波された後、再生
クロマ処理回路35により記録時の位相推位とは逆の位
相推位が施されるとともに、もとの帯域の再生搬送色信
号に戻される。この再生搬送色信号はカラークロストー
ク除去くし形フィルタ36に供給されここでクロストー
ク成分が除去される。
加算回路37は、この再生搬送色信号と、スイッチ33
より取り出された記録時と同じモードの再生系で再生復
調された再生輝度信号とを加算合成して再生複合カラー
映像信号として出力端子38へ出力される。
また、上記再生搬送色信号は、ドライブアンプ39cを
介して端子40cへ出力され、上記再生輝度信号は、ド
ライブアンプ39.Lを介して端子407へ出力される
一方、磁気テープTに記録されている音声信号は、オー
ディオヘッドHAt、  HA、により交互に再生され
、プリアンプ41.、41.を通して端子43よりの2
フイ一ルド周期のヘッドスイッチングパルスによりスイ
ッチングされるスイッチ42に供給されここで連続信号
とされた後、端子45よりの音声記録モード判別信号に
より記録時のモードに対応したモードに適宜切換えられ
るスイッチ44に供給される。ここでFM音声信号であ
る場合には、帯域フィルタ(BPF)46を経てFM復
調器47において復調されスイッチ48に供給される。
また、ディジタル音声信号である場合には、波形等化回
路49によりレベルが低下した高周波成分のレベルが補
正された後、帯域フィルタ(BPF)50.0QDPS
K復調器51、ディジタル信号処理回路52を経てD/
A変換器53においてアナログ信号とされた後上記スイ
ッチ48に供給される。そして、このスイノチ48はス
イッチ44と同様に端子54よりの音声記録モード判別
信号により記録時のモードに対応したモードに適宜切換
えられ、その再生音声信号が出力端子55へ出力される
[発明の効果] 以上の如く、本発明によれば、1台のVTR装置におい
て、共通の映像ヘッドと音声ヘッド構成により、現行の
V HS方式及びS −V HS方式の記録/再生と、
映像トラックと音声トラックとを別トラックとするセパ
レート方式の記録/再生を選択的に行うことができ、し
かも、これを低コストにて実施成し得る。
また、このセパレート方式においては、映像トラックと
音声トラックとを別トラックに形成してなるので、映像
信号のインサート編集や、音声信号のアフレコ編集をそ
れぞれ独立して行うことが可能になり、これによって業
務用VTRとしての機能を十分提供し得ることができる
また、隣接トラック間のクロストーク及び音声トラック
よりのクロストークを確実に阻止することができるので
、より一層の高画質化を図ることが可能となり、業務用
VTRとしてより好ましいVTR等を供し得ることがで
きる。
更に、とくに音声信号をFM音声信号とディジタル音声
信号とに選択的に記録/再生できるものにあっては、必
要に応じてディジタル音声信号として記録/再生するこ
とができ、アフレコやダビングによる劣化を防止し常に
高品質の音声で編集できるなどの特長を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を実現する記録/再生装置の一実施
例を示すブロック系統図、第2図は本発明装置における
各ヘッドの配置関係の一実施例を示す図、第3図は本発
明装置により記録形成されるトラックパターンの実施例
を示す図、第4図乃至第8図は現行方式VTRとの互換
を説明するためのトラックパターン関係を示す図、第9
図は現行方式VTRによるトランクパターンを示す図で
ある。 1・・・複合カラー映像信号入力端子、17・・・輝度
信号入力端子、1c・・・搬送色信号入力端子、7a。 7b、16・・・周波数変調器、13・・・記録クロマ
処理回路、15・・・音声信号入力端子、19.52・
・・ディジタル信号処理回路、30a、 30b、 4
7・・・周波数復調器、35・・・再生クロマ処理回路
、Hv+、Hv2・・・ビデオヘッド、HAI、  H
AI・・・オーディオヘッド、T・・・磁気ヘッド、T
 Vl、  T vt+  T vs”’映像トラック
、T A、。 T  A2.   T  Am ・・・ 音 声 ト 
 ラ  ソ  り 。 特許出願人  日本ビクター株式会社 平成元年10月72日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転体の回転面上の相対向する位置に取付けられた互に
    異なるアジマス角度のギャップを有する第1及び第2の
    ビデオヘッドと、回転体の回転面上の相対向する位置に
    取付けられるとともに、且つ、回転体の回転軸方向上該
    ビデオヘッドと高さ及びアジマス角度を異ならしめて各
    々取付けられた互いに異なるアジマス角度のギャップを
    有する第1及び第2のオーディオヘッドとを備え、標準
    テープ速度により磁気テープを走行させて、上記オーデ
    ィオヘッドにより記録した音声トラック上に、上記ビデ
    オヘッドにより映像トラックを重畳して形成する第1の
    記録/再生態様と、上記標準テープ速度より速いテープ
    速度により磁気テープを走行させて、音声トラックと映
    像トラックとを交互に隣接且つ並設して形成する第2の
    記録/再生態様を選択的に行う磁気記録/再生装置であ
    って、 上記第1の記録/再生態様の映像トラックピッチセンタ
    ーからの音声トラックの片側方向の幅Kを 10(μm)≦K≦28(μm)に、 音声トラックの全幅をWを W≦38(μm)に、 一のビデオヘッドを基準としたオーディオヘッドの取付
    け角度θを 184.7°≦θ≦270° に設定するようにしたことを特徴とする磁気記録/再生
    装置。
JP9812889A 1989-04-18 1989-04-18 磁気記録/再生装置 Pending JPH02276003A (ja)

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JP9812889A JPH02276003A (ja) 1989-04-18 1989-04-18 磁気記録/再生装置

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JP9812889A JPH02276003A (ja) 1989-04-18 1989-04-18 磁気記録/再生装置

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JP9812889A Pending JPH02276003A (ja) 1989-04-18 1989-04-18 磁気記録/再生装置

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JP (1) JPH02276003A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5519544A (en) * 1992-10-16 1996-05-21 Victor Company Of Japan, Ltd. Magnetic recording/reproducing apparatus with dual purpose heads

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5519544A (en) * 1992-10-16 1996-05-21 Victor Company Of Japan, Ltd. Magnetic recording/reproducing apparatus with dual purpose heads

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