JPH0227593B2 - Kinnetsushoseiro - Google Patents

Kinnetsushoseiro

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Publication number
JPH0227593B2
JPH0227593B2 JP3469388A JP3469388A JPH0227593B2 JP H0227593 B2 JPH0227593 B2 JP H0227593B2 JP 3469388 A JP3469388 A JP 3469388A JP 3469388 A JP3469388 A JP 3469388A JP H0227593 B2 JPH0227593 B2 JP H0227593B2
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JP
Japan
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furnace
upward flow
ejection speed
burners
burner
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3469388A
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English (en)
Other versions
JPH01210796A (ja
Inventor
Satoshi Taniguchi
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセラミツク製品の焼成等に用いられる
均熱焼成炉に関するものである。
(従来の技術) 第4図及び第5図に示されるように、炉体20
の両側壁に多数のバーナー21,22を設けてお
き、これらのバーナー21,22から炉内に高温
の燃焼ガスを噴射し、天井中央の排気孔23から
排気しつつ台車24上の被焼成品の焼成を行う焼
成炉は既に知られている。このような従来の焼成
炉では炉内温度及び炉内雰囲気の均一化を図るた
めに、第4図のようにバーナー21からの燃焼ガ
スの噴出速度を低くするとともにバーナー22か
らの噴出速度を大きくして炉内の左側部分に上昇
流を形成した状態と、また第5図のようにバーナ
ー21の噴出速度を大きくするとともにバーナー
22からの噴出速度を小さくして炉内の右側部分
に上昇流を形成した状態とを周期的に生ぜしめる
工夫がなされている。しかし上昇流は第4図の状
態においても第5図の状態においても矢印のよう
に天井中央の排気孔23から排気されるため、特
に炉幅が大きい炉においては炉内のコーナー部分
に淀み部分25,26が発生し、この部分では十
分な均熱化が図れないという問題が残されてい
た。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の問題点を解決し
て、炉幅の大きい場合においてもコーナー部分等
に淀みを生ずることなく、炉内全体にわたり雰囲
気及び温度分布を十分に均一化することができる
均熱焼成炉を目的として完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は炉体の両側壁に、一方の噴出速度が増
加したとき他方の噴出速度が減少する関係を保ち
つつ各バーナーからの噴出速度が周期的に変化す
る複数のバーナーを相対向させて設置するととも
に、炉体の天井面に炉幅方向に複数個の煙道を設
け、各煙道には前記のバーナーからの噴出ガスの
衝突位置に生ずる上昇流の移動に同期して周期的
に開かれるダンパーを組込んだことを特徴とする
ものである。
(実施例) 次に本発明を図示のトンネル炉の実施例によつ
て更に詳細に説明する。
第1図〜第3図において、1は炉幅が5m程度
の幅の炉体、2は被焼成品を移送するための台
車、3,4は炉体1の両側壁のカートツプ付近の
高さに相対向させて設置された複数のバーナーで
ある。これらのバーナー3,4は第1図のように
一方のバーナー3からの燃焼ガスの噴出速度が減
少したときには他方のバーナー4からの噴出速度
が増加し、逆に第3図のようにバーナー3からの
噴出速度が増加したときには他方のバーナー4か
ら噴出速度が減少する関係を保ちつつ各バーナー
3,4からの噴出速度を周期的に変化させるもの
である。この結果、両方のバーナー3,4から噴
出されたガスの衝突位置は、第1図、第2図、第
3図に示すように炉幅方向に周期的に移動するこ
ととなり、これに伴つて衝突位置に生ずる上昇流
5の生成位置も炉幅方向に変動することとなる。
なおこのような各バーナー3,4の制御は、各バ
ーナー3,4に分配される燃焼用ガスの流量比を
周期的に変化させることにより行うことができ
る。
本発明においては、炉体1の天井面に炉幅方向
に複数個の煙道6,7,8が設けられるととも
に、各煙道6,7,8には排気量調整用のダンパ
ー9,10,11が組込まれている。これらのダ
ンパー9,10,11は前記した上昇流の炉幅方
向への移動に周期して順次周期的に開かれるもの
である。即ち、第1図に示すように炉内の左側部
分に上昇流5が生成されたときには天井の右側部
分の煙道6内のダンパー9が開かれ、その他の煙
道7、8内のダンパー10,11は閉じられる。
また第2図のように上昇流5が炉内の中央部に生
成されたときには、中央の煙道7内のダンパー1
0のみが開かれ、第3図のように上昇流5が炉内
の右側部分に生成されたときには、右側部分の煙
道8内のダンパー11のみが開かれるように制御
が行われる。
なおこのような各ダンパー9,10,11の開
度制御は電気的あるいは機械的に行われるが、上
昇流が形成された部分では動圧の増加により全圧
が高まることを利用して、その部分のダンパーが
自然に開かれるようにしてもよい。
(作用) このように構成されたものは、実施例の項にお
いて説明したとおり、噴出速度が周期的に変化す
る相対向のバーナー3,4からの噴出ガスの衝突
位置に炉幅方向に移動する上昇流5を形成すると
ともに、この上昇流5の直上位置の煙道のダンパ
ーを開いて第1図〜第3図に示すように上昇流5
を常に直真ぐ上方に引抜くことができる。この結
果、炉内には炉幅方向の全体にわたつて垂直上向
きの上昇流5により撹拌されることとなり、第4
図や第5図に示されるような淀み部分が生ずるこ
とがない。従つて本発明によれば炉内は全域にわ
たつて雰囲気及び温度が均一化され、極めて良好
な均熱焼成を行うことが可能となる。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、噴
出速度が周期的に変化する複数のバーナーにより
炉幅方向に移動する上昇流を形成するとともに、
天井面の炉幅方向に設けられた複数個の煙道のダ
ンパーを上昇流の移動と対応させて順次開閉する
ことにより淀み部分をなくしたもので、炉内の全
域の雰囲気及び温度を均一化することができる。
従つて本発明の均熱焼成炉は、温度分布のわずか
な差によつて色調の変化を生じ易い窯業製品や、
雰囲気によつて強度その他の特性にばらつきを生
じ易い工業用セラミツク製品等の均熱焼成に好適
なものであり、産業の発展に寄与するところは極
めて大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例を示す断面
図、第4図及び第5図は従来例を示す断面図であ
る。 1:炉体、3,4:バーナー、5:上昇流、
6,7,8:煙道、9,10,11:ダンパー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炉体1の両側壁に、一方の噴出速度が増加し
    たとき他方の噴出速度が減少する関係を保ちつつ
    各バーナーからの噴出速度が周期的に変化する複
    数のバーナー3,4を相対向させて設置するとと
    もに、炉体1の天井面に炉幅方向に複数個の煙道
    6,7,8を設け、各煙道6,7,8には前記の
    バーナー3,4からの噴出ガスの衝突位置に生ず
    る上昇流5の移動に同期して周期的に開かれるダ
    ンパー9,10,11を組込んだことを特徴とす
    る均熱焼成炉。
JP3469388A 1988-02-17 1988-02-17 Kinnetsushoseiro Expired - Lifetime JPH0227593B2 (ja)

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JPH01210796A JPH01210796A (ja) 1989-08-24
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JP4524951B2 (ja) * 2001-05-09 2010-08-18 株式会社村田製作所 熱処理炉、および熱処理炉のガス供給方法

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