JPH02275866A - トリアゾール誘導体 - Google Patents

トリアゾール誘導体

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JPH02275866A
JPH02275866A JP2015922A JP1592290A JPH02275866A JP H02275866 A JPH02275866 A JP H02275866A JP 2015922 A JP2015922 A JP 2015922A JP 1592290 A JP1592290 A JP 1592290A JP H02275866 A JPH02275866 A JP H02275866A
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JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
acetyl
triazole
lower alkyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP2015922A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiyuuzou Iwata
岩田 宙造
Takeshi Imanishi
武 今西
Yoshiyuki Chiba
千葉 義行
Mikio Satake
佐竹 幹雄
Masakazu Sato
正和 佐藤
Yutaka Kawashima
川島 豊
Jun Goto
五藤 准
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Nissui Corp
Original Assignee
Nippon Suisan Kaisha Ltd
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Suisan Kaisha Ltd, Taisho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Nippon Suisan Kaisha Ltd
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Publication of JPH02275866A publication Critical patent/JPH02275866A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り策上り1浬11 本発明は、過酸化指貫生成抑制作用を有するトリアゾー
ル誘導体に関する。
え米二弦薯 過酸化脂質は、膜や酵素の変性を惹起して細胞の障害や
機能低下をもたらし、心筋砂室や脳硬璽をはじめとする
動脈硬化性疾患、肝疾患、肺浮腫、皮膚疾患、眼疾患な
どの種々の疾患や老化に影響を及ぼすことが知られてい
る。
そのような過酸化脂質の生成を抑制する薬剤としては、
たとえばビンポセチン(神経精神薬理。
第7巻、第113頁、 1985年)、イデベノン(薬
理と治療、第13巻、第673頁、 1985年)など
が知られている。しかし、未だその作用が十分なものは
見出されていない。
発明が  しようとする課 本発明の目的は、優れた過酸化指貫生成抑制作用を有す
る化合物を提供することにある。
課 を  するための 段 本発明者らは、トリアゾール骨格を有する化合物につい
て鋭意検討した結果、過酸化指貫生成抑制剤として有用
な新規なトリアゾール誘導体を見出し、本発明を完成し
た。
本発明は、式■ [式中、R′は水素原子、低級アルキル基、アセチル基
、ナフチルメチル基、アントリルメチル基または式 (式中、X、Yおよび2は同一または相異なって水素原
子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子
、ヒドロキシル基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、
シアノ基またはベンジルオキシ基を示す。)で表わきれ
る基を示し、R2は水素原子またはアセチル基を示し、
R1は水素原子、アセチル基または式 (式中、R’およびR2は前記と同意義である。)で表
わされる基を示す。]で表わされるトリアゾール誘導体
である。
本発明において、低級アルキル基とは、炭素数1〜4の
直鎖状または分枝鎖状のアルキル基であり、それらはメ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、1−ブチル基である。低級アルコ
キシ基とは、炭素数1〜4の直鎖状または分枝鎖状のア
ルコキシ基であり、それらはメトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基などであ
る。ハロゲン原子とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素で
ある。
式■の化合物は、たとえば以下の方法によって製造する
ことができる。
まず、3位がR′で置換された2−シアノイミノチアゾ
リジン(特開昭48−91064号公報に記載の方法に
準じて製造できる)をヒドラジン・1水和物と、溶媒の
存在下または非存在下、触媒の存在下または非存在下に
反応させて、R1がアセチル基以外の基である式■の化
合物を製造することができる0次いで、これを更に無水
酢酸−酢酸混液中、亜鉛で還元することによってR3が
アセチル基である式Iの化合物を製造することができる
。ヒドラジン・1水和物との反応における溶媒は、たと
えば、水、メタノール、エタノール、イソプロパツール
、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの、反応に対し
不活性な溶媒を用いることができる。 また反応の触媒
としてはメルカプタンからジスルフィドへの自動酸化に
用いられる、たとえばFe”イオン pe m+イオン
、 (u+イオン。
Cu″+イオン (o1+イオンなどを含む金属塩など
を用いることができる。反応温度は、0℃〜溶媒の沸点
温度である。反応時間は、出発物質、反応温度により異
なるが、薄層シリカゲルクロマトグラフィーなどにより
出発物質の消失をもって終了とすればよい。
光訓IL蝮米 このようにして得られた本発明化合物は、優れた過酸化
指貫生成抑制作用を有し、低毒性であることが認めらだ
、したがって、本発明化合物は心筋便室や脳硬室をはじ
めとする動脈硬化性疾患、肝疾患、肺浮腫、皮膚疾患、
眼疾患ならびに脳便室や心筋便室などによる血流再開後
の組織障害の治療および予防薬として有用である。
この目的のためには、本発明化合物を慣用的な製剤技術
に従って製造される錠剤、粉剤、乳剤、カプセル剤、顆
粒剤、粉剤、液剤、乳剤、懸濁剤、注射剤などの投与剤
型で経口的または非経口的に投与することができる。上
記の各製剤においては、通常の増量剤、結合剤、崩壊剤
、pH調節剤、溶解剤などの添加剤を用いることができ
る。
本発明化合物の治療患者に対する投与量は、患者の年齢
、疾病の種類および状態などにより変動し得るが、通常
、成人に対し1日あたり10〜5000mgを1〜数回
に分は投与することができる。
次に、本発明化合物の有用性を示すため、代表的な本発
明化合物の過酸化指貫生成抑制試験の結果を示す。
試験例[過酸化脂質生成抑制試験] ウィスター系雄性ラットから採取した大脳組織に4倍量
のリン酸緩衝液(pH7,4)を加え、ホモジエナイズ
した後、2300 rpmで10分間遠心分離して上清
を得た。これを前記のリン酸緩衝液で4倍に希釈し、こ
の希釈液ITIIIlにジメチルスルホキシド10−に
溶解した検体(本発明化合物および比較薬としてビタミ
ンE;終濃度1100IIまたは5μM)を加え、37
℃で30分間インキュベートした。生成した過酸化指貫
の分解物であるマロンジアルデヒド量をチオバルビッー
ル酸法により定量し、ジメチルスルホキシド投与群での
生成量を100%として抑制率を求めた。
結果を第1表に示した。
第1表 実41例 次に、実施例により、本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 水素化ナトリウム0.24 gをN、N−ジメチルホル
ムアミド40mQに懸濁し、これに10mQのN、N−
ジメチルホルムアミドに溶解した2−シアノイミノチア
ゾリジン1.27gの溶液を滴下し、室温で30分間攪
拌した。攪拌後ベンジルクロリド1.27gを加え、室
温で′更に2時間攪拌した。反応後、溶媒を減圧下留去
し、残渣に水を加えて析出した結晶を濾取し、3−ベン
ジル−2−シアノイミノチアゾリジン1.84gを得た
m、p、 102〜103℃ 3−ベンジル−2−シアノイミノチアゾリジン1.84
gとヒドラジン1水和物10m1の混合物をアルゴン雰
囲気下1時間加熱還流した0反応後、溶媒を減圧下留去
し、残渣をエタノールから再結晶して5−アミノ−3−
[N−(2−メルカプトエチル)ベンジルアミノ]−1
,2,4−トリアゾール2.0gを得た。
m、p、 189〜194℃(化合物番号1)上記実施
例1に準じて、対応する出発物質から5−アミノ−3−
[N−(2−メルカプトエチル)2.4.6−ドリメチ
ルベンジルアミノ]−1,2゜4−トリアゾールを得た
m、p、 173〜179℃(化合物番号2)実施例2 公知の2−シアノイミノチアゾリジン1.27gとメタ
ノール20ynQの混合物にヒドラジン水和物0.3m
lを加え、室温で1時間攪拌した。反応後、溶媒を減圧
下留去し、残渣を水から再結晶してビス(2−[N−(
5−アミノ−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ア
ミノコニチル)ジスルフィド1.42gを得た。
m、 p、 231〜233°C(化合物番号3)実施
例3 5−アミノ−3−[N−(2−メルカプトエチル)ベン
ジルアミノ]−1,2,4−トリアゾール1.0g、メ
タノール20m11および硫酸第1鉄7水和物5mgの
混合物を室温で16時間攪拌した。反応後、析出した結
晶を濾取しビス(2−[N−ベンジル−N−(5−アミ
ノ−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アミノコニ
チル)ジスルフィド(化合物番号7)0.9gを得た。
m、p、 200〜203℃ 上記実施例2または実施例3に準じて、それぞれ対応す
る出発物質から下記第2表に示される化合物を得た(た
だし、第2表中には実施例2および実施例3で製造され
た化合物を含め示した)。
第2;i(統さ) (注1)H−NMR(DMSO−d6)2、6−3.1
(4H,m) 、 3.2〜3.8(4H,m)4.5
4(4H,s)、5.1〜6.1(4H,m)7.1〜
8.1(8H,m) 実施例4 ビス(2−[N−(5−アミノ−1,2,4−トリアゾ
ール−3−イル)アミノコニチル)ジスルフィド0、3
16 gと希塩酸で洗浄し活性化した亜鉛末0.98g
の混合物に、アルゴン雰囲気下、無水酢酸5mQと酢酸
5賊の混合物を水冷下加え、45分間攪拌した。反応後
、不溶物を濾過して除き、濾液を減圧留去した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸
エチル:ヘキサン−1=1)に付し精製後、酢酸エチル
−ヘキサン混液から再結晶して5−アセタミド−3−[
N−(アセチルチオエチル)アミノ]−1,2,4−ト
リアゾール0、188 gを得た。
m、p、 127〜130°C 上記実施例4に準じて、それぞれ対応する出発物質から
下記の化合物を得た。
5−アセタミド−3−[N−メチル−N−(2−アセチ
ルチオエチル)アミノ]−1.2.4−1−リアゾール 鵬、9. 96〜97℃ 5−アセタミド−3−[N−エチル−N−(2−アセチ
ルチオエチル)アミノ]−1,2,4−)リアゾール m、p、 109〜110.5℃ 5−アセタミド−3−[N−イソプロピル−N−(2−
アセチルチオエチル)アミノ]−1.2.4−、トリア
ゾール m、p、 140〜142℃ 5−アセタミド−3−[N−ベンジル−N−(2−アセ
チルチオエチル)アミン]−1,2,4−トリアゾール m、p、 109〜llO℃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1は水素原子、低級アルキル基、アセチル
    基、ナフチルメチル基、アントリルメチル基または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X、YおよびZは同一または相異なって水素原
    子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子
    、ヒドロキシル基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、
    シアノ基またはベンジルオキシ基を示す。)で表わされ
    る基を示し、R^2は水素原子またはアセチル基を示し
    、R^3は水素原子、アセチル基または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は前記と同意義である。)
    で表わされる基を示す。]で表わされるトリアゾール誘
    導体。
JP2015922A 1989-01-30 1990-01-25 トリアゾール誘導体 Pending JPH02275866A (ja)

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JP2015922A JPH02275866A (ja) 1989-01-30 1990-01-25 トリアゾール誘導体

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JP2052589 1989-01-30
JP1-20525 1989-01-30
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7276050B2 (en) 2004-03-02 2007-10-02 Alan Franklin Trans-scleral drug delivery method and apparatus

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