JPH02275827A - オレフィンオリゴマーの製造方法 - Google Patents

オレフィンオリゴマーの製造方法

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JPH02275827A
JPH02275827A JP2008173A JP817390A JPH02275827A JP H02275827 A JPH02275827 A JP H02275827A JP 2008173 A JP2008173 A JP 2008173A JP 817390 A JP817390 A JP 817390A JP H02275827 A JPH02275827 A JP H02275827A
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JP
Japan
Prior art keywords
boron trifluoride
catalyst
olefin
complex
polymerization
Prior art date
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Application number
JP2008173A
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English (en)
Inventor
Shingen Akatsu
赤津 真言
Tatsuya Kawamura
達也 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority to JP2008173A priority Critical patent/JPH02275827A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はオレフィンオリゴマーの製造方法に関し、詳し
くは潤滑油基油の原料などとして有用なオレフィンオリ
ゴマーの効率的な製造方法に関する。
[従来の技術] オレフィン、殊に炭素数6〜12のa−オレフィンを重
合して得られるオレフィンオリゴマーは、潤滑油基油の
原料として有用である。
このようなα−オレフィンオリゴマーの製造方法として
、これまでに三フッ化ホウ素および三フッ化ホウ素−ア
ルコール請体を触媒としてa−オレフィンを重合する方
法が知られている(特公昭59−53244号公報、特
公昭60−37159号公報、特公昭61−326号公
報、米国特許3382291号公報、米国特許3780
128号公報)。
この触媒を用いるオレフィンオリゴマーの製造方法は、
収率も高く、所望のオリゴマーを制御して製造しうるな
と、すぐれた製造方法である。
ところが、これら従来の製造方法においては、重合生成
物にアルカリまたは水を添加して触媒を失活させて後処
理し、触媒は廃棄するというものであった。この触媒の
失活処理は、通常は触媒の全量を分解して不活性化させ
廃棄するものであるが、触媒の回収方法についても種々
の方法が試みられている。
たとえば、三フッ化ホウ素錯体触媒として三フッ化ホウ
素担持シリカを使用し、三フッ化ホウ素を減圧下、充填
カラムにより分離する方法(米国特許4263467号
公報)、三フッ化ホウ素錯体および三7ツ化ホウ素を同
時にポリビニルアルコール(米国特許4384162号
公報)またはシリカ(米国特許4433197号公報)
に吸着させて分離し、加熱、抽出操作などによって回収
する方法が挙げられる。
しかしながら、前者の方法は三フッ化ホウ素が十分に分
離されず、その残留量が680ppm程度と多く、再使
用するためには再び加圧しなければならなかった。また
、回収に際しては特殊な機器を必要とした。
後者の方法は回収操作が別途必要となり、分離と回収を
同時に行うことができないため二つの装置を必要とした
。また吸着剤の寿命にも問題があった@ 触媒の回収に関しては、重合生成物を直接減圧蒸留する
ことによって、三フッ化ホウ素錯体を回収する方法(特
開平1−163136号公報)も提案されているが、高
温においては錯体が分解してしまうことから、高減圧度
が要求され、しかも実際上の回収率も低いという不都合
があった。
また、回収操作中に重合生成物の粘度が増大し、粘度指
数が低下するという問題もあった。さらに重合生成物が
着色するという課題を有していた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、活性を維持しつつ簡便に触媒を回収し、しか
も着色のないオリゴマーを効率よく得ることのできるオ
レフィンオリゴマーの製造方法を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは前記目的を達成するために、重合生成物の
後処理について種々検討を重ねた結果、重合生成物を遠
心分離することによって、意外にも触媒活性を維持しつ
つ触媒成分が簡便に回収できるということおよび遠心分
離して得られる重合生成物を加熱処理することによって
、三フッ化ホウ素を分離回収でき、これにより着色のな
いオレフィンオリゴマーが得られるということを見い出
し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明によれば、三フッ化ホウ素および三7
ツ化ホウ素−アルコール錯体を触媒としてオレフィンを
重合し、得られる重合生成物を遠心分離することを特徴
とするオレフィンオリゴマーの製造方法および前記製造
方法において、分離回収された三フッ化ホウ素−アルコ
ール錯体をオレフィン重合触媒として再使用する製造方
法並びに前記重合生成物を遠心分離して三フッ化ホウ素
−アルコール錯体を分離除去し、次いで得られる重合生
成物を加熱処理することを特徴とするオレフィンオリゴ
マーの製造方法が提供される。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において用いる原料のオレフィンについては特に
制限はなく、炭素数2以上のオレフィンであれば、α−
オレフィン、内部オレフィンまたはこれらの混合物であ
っても用いることができる。望ましいオレフィンとして
は炭素数4〜32のa−オレフィン、より望ましくは、
炭素数6〜15のα−オレフィンである。
これらのオレフィンを、触媒として三フッ但ホウ素およ
び=フッ化ホウ素−アルコール錯体を用い重合してオレ
フィンオリゴマーを製造する。
触媒である三フッ化ホウ素と三フッ化ホウ素−アルコー
ル錯体の使用割合としては、三フッ化ホウ素/三フッ化
ホウ素−アルコール錯体のモル比が0.01以上、好ま
しくは0.02〜0.3とするのが望ましい。
触媒の使用量に特に制限はないが、通常はオレフィンに
対し、O,OS〜10.0重量%、好ましくは0,1〜
S、O重量%である。
三7ツ化ホウ素と錯体を形成するアルコールとしてはメ
チルアルコール、エチルアルコール、n−ブチルアルコ
ールなどを挙げることができる。
重合にあたって、溶媒は特に必要としないが、所望によ
り四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチルなどのハロゲ
ン化炭化水素、ペンタン、ヘキサン、ヘゲタンなどの鎖
状飽和炭化水素、シクロヘキサンなどの脂環式炭化水素
などを用いることができる。
重合条件も特に制限的ではないが、通常は一20〜90
℃、好ましくは0〜50℃の温度、三フッ化ホウ素の張
り込み圧力として0〜35 kg/crm”G 、好ま
しくは0.05〜5 ky/cm”Gが採用される。
重合時間としては0.25〜8時間、好ましくは0.5
〜4時間で十分である。
本発明においては、前記のオレフィンを前記の触媒を用
いて重合し、得られる重合生成物を遠心分離することを
特徴とする。
この遠心分離は、通常用いられる遠心分離機を使用して
行うことができる。その型式もシャープレス型、ドラパ
ル型などの遠心沈降機のいずれでもよいが、好ましいの
はシャープレス型遠心沈降機である。
負荷する遠心力についても特に制限はないが、通常はI
OC以上、好ましくは50〜15000Gである。
このようにして重合生成物を遠心分離することにより、
触媒成分である三フッ化ホウ素−アルコール錯体とオレ
フィンオリゴマーが分離される。
本発明は、前記のオレフィンオリゴマーの製造方法を提
供するが、さらに次のオレフィンオリゴマーの製造方法
をも提供する。
すなわち、前記のとおり重合生成物を遠心分離すること
により、触媒成分である=フッ化ホウ素−アルコール錯
体とオレフィンオリゴマーが分11!されるが、このオ
レフィンオリゴマーは他の触媒成分である三フッ化ホウ
素を含有する重合生成物である。この三フッ化ホウ素を
回収除去するため、この三フッ化ホウ素を含有する重合
生成物を加熱処理することを特徴とするオレフィンオリ
ゴマーの製造方法が提供される。
この加熱処理は50〜130℃、好ましくは70〜11
0℃にて0.1〜3時間、好ましくは0.5〜2時間行
われる。また減圧下で行ってもよい。
この加熱処理によって、三フッ化ホウ素が回収除去され
、この結果、着色した重合生成物は無色透明な高品質の
オレフィンオリゴマーとなる。
得られるオレフィンオリゴマーは、100℃における動
粘度が2〜15センチストークスの比較的低粘度のオリ
ゴマーであり、−50℃以下の低流動点、120以上の
粘度指数を、有する低揮発性のすしフィンオリゴマーで
ある。
[実施例] 本発明を実施例および比較例によりさらに詳細に説明す
る。
実施例1 撹拌機、冷却器、温度計およびガス導入管を備えた重合
用フラスコを乾燥窒素ガスにて置換後、=フッ化ホウ素
−n−ブタノール錯体1 、1 ranと1−デセン1
00m1を入れた。
20℃まで冷却した後、三フッ化ホウ素ガスを吹き込み
重合を開始した。20℃に保つように冷却しながら2時
間重合した。重合終了後、重合生成物を遠心沈殿管へ移
し、遠心分離機〔日立工機(株)製05P−21B形】
を用い、3500rpm(2200G)にて30分間遠
心分離した。上層を遠心沈殿管より取り出し、下層の錯
体は重合用フラスコへ戻した。7ラスコへ1−デセンl
oOmt及び損失量の新規鎖体を入れ、同様の操作を繰
り返すことにより、同じ錯体を用いて5回重合を行った
。取り出した上層は、5%アンモニア水にて中和後、水
洗、乾燥し、未反応オレフィンおよび低分子量オリゴマ
ーを留去してオレフィンオリゴマーを得た。得られたオ
リゴマーの収率および性状を第1表に示す。
(以下余白) 実施例2 撹拌機゛、冷却器、温度計およびガス導入管を備えた重
合用フラスコを乾燥窒素ガスにて置換後、三フッ化ホウ
素−n−ブタノール錯体1.ltiと1−デセンloo
mMを入れた。
206Cまで冷却した後、三フッ化ホウ素ガスを吹き込
み重合を開始した。20℃に保つように冷却しながら2
時間重合した。重合終了後、重合生成物を遠心沈殿管へ
移し、遠心分離機[日立工II(株)製05P−21B
形]を用い、110000rp (18000G)にて
10分間遠心分離した。上層を遠心沈殿管より取り出し
、フラスコに入れI;。下層の錯体は重合に使用した。
乾燥、窒素気流下、フラスコを100℃にて1時間加熱
した。このとき、重合生成物は淡黄色から無色透明とな
った。
加熱処理前後の結果を第2表に示す。
実施例3 加熱を40mmHyの減圧下、100℃で1時間行った
以外は実施例2と同様に行った。加熱前後の結果を第2
表に示す。
(以下余白) 比較例1 実施例1と同様にして得た重合生成物をそのまま静置し
た。三フッ化ホウ素−n−ブタノール錯体が分離しはじ
めるまでに約3時間、分離が終了するまでに約12時間
を要しt;。こうして回収しt;触媒を用い3回重合を
行った。得られたオレフィンオリゴマーの収率および性
状を第3表に示す。
(以下余白) 比較例2 実施例2と同様に重合した後、重合生成物を遠心分離せ
ずにそのままフラスコへ入れ、実施例2と同条件にて加
熱した。このとき、重合生成物は淡黄色より濃褐色とな
った。
[発明の効果] 本発明によれば、三フッ化ホウ素および三7・7化ホウ
素−アルコール錯体を触媒としてオレフィンをt合しオ
レフィンオリゴマーを製造するにあたって、活性を維持
しつつ簡便に触媒を回収し再利用でき、しかも着色のな
い高品質のオレフィンオリゴマーを製造する方法が提供
される。
そして、本発明によって得られるオレフィンオリゴマー
は、ガスタービンエンジン油、航空機作動油、絶縁油な
どの潤滑油基油の原料としてすぐれたものであり、これ
らオレフィンオリゴマーを水素添加旭理することによっ
て良好な潤滑油基油とすることができる。
しIごかつて、潤滑油製造工業に寄与するところ多大で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 三フッ化ホウ素および三フッ化ホウ素−アルコール
    錯体を触媒としてオレフィンを重合し、得られる重合生
    成物を遠心分離することを特徴とするオレフインオリゴ
    マーの製造方法。 2 三フッ化ホウ素および三フッ化ホウ素−アルコール
    錯体を触媒としてオレフィンを重合し、得られる重合生
    成物を遠心分離し、ここに分離回収された三フッ化ホウ
    素−アルコール錯体をオレフインの重合触媒として再使
    用することを特徴とするオレフィンオリゴマーの製造方
    法。 3 三フッ化ホウ素および三フッ化ホウ素−アルコール
    錯体を触媒としてオレフィンを重合し、得られる重合生
    成物を遠心分離して三フッ化ホウ素−アルコール錯体を
    分離除去し、次いで得られる重合生成物を加熱処理する
    ことを特徴とするオレフィンオリゴマーの製造方法。 4 遠心分離する際の遠心力が10G以上である請求項
    1、2または3記載のオレフィンオリゴマーの製造方法
JP2008173A 1989-01-20 1990-01-19 オレフィンオリゴマーの製造方法 Pending JPH02275827A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001226426A (ja) * 1999-12-30 2001-08-21 Chevron Oronite Co Llc ポリアルキルヒドロキシ芳香族化合物からのホウ素の除去法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001226426A (ja) * 1999-12-30 2001-08-21 Chevron Oronite Co Llc ポリアルキルヒドロキシ芳香族化合物からのホウ素の除去法

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