JPH02275440A - 写真材料用マガジン - Google Patents

写真材料用マガジン

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JPH02275440A
JPH02275440A JP9696589A JP9696589A JPH02275440A JP H02275440 A JPH02275440 A JP H02275440A JP 9696589 A JP9696589 A JP 9696589A JP 9696589 A JP9696589 A JP 9696589A JP H02275440 A JPH02275440 A JP H02275440A
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JP
Japan
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magazine
photographic material
photographic
boat
casing
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JP9696589A
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English (en)
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Kazuma Takeno
数馬 武野
Takeshi Shibata
剛 柴田
Junichi Inoue
純一 井上
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は写真材料用マガジンに関し、特にプリント、印
刷、複写等に使用される受像材料用マガジンに関するも
のである。
〈従来の術術〉 従来、プリント、印刷、複写等に使用される比較的広巾
の写真材料を収容した写真材料用マガジンは方形筒状の
ものあるいは同筒状のものなど種々の形態のものがある
例えば、その1例としては、特公昭59−36736号
公報に記載されているように第3図に示されるような構
造のものがある。
このものは、方形筒状の胴体部10と、この胴体部lO
の両端を封じる二つの端キャップ30.30から構成さ
れるケーシングを有する。 そして、このケーシングの
中空内部に、ロール状に巻回した写真材料9を収容し、
胴体部10の一面の隅に、写真材料9の巻芯95の軸線
方向に沿ってのびたスロット40を設け、このスロット
40より写真材料9を引出す構造である。
このスロット40の開口部には遮光等のためのテレンプ
70が設けられている。
胴体部10の材料としては、例えば段ボ−ル、厚紙ある
いはプラスチック等が用いられる。
胴体部の両端を封じる二つの端キャップ30.30は、
胴体部工Oの端縁と係合する溝や、必要に応じて遮光を
保つための溝や、マガジン内に収容する写真材料9の巻
芯95の回転軸受等を構造的に持ったものである。 こ
のため端キャップ30は、比較的複雑な凹凸を有し、必
要な剛性、正確な寸法を望まれるので、通常プラスチッ
クで成形されて作られている。
胴体部IOと端キャップ30.30とは、例えばテープ
81.82で固定されている。
写真材料9は、当初写真材料9の先端がマガジンのスロ
ット40より所定量引出された状態で収納されており、
この引出された先端は、マガジンの中に巻戻りしないよ
うに、マガジンの胴体部10上に例えば粘着テープ等で
留められたり、先端部に巻戻り防止用の小片85が留め
られている。
また、マガジンの輸送中の振動等により、写真材料9の
巻きが緩むため、巻芯95と端キャップ30とを、切断
可能な種々の手段、例えばミシン目の入った紙テープ8
7等で固定し、巻緩みを防止している。
そして、例えば画像形成装置等のマガジン装着部にマガ
ジンを装填する場合には、先ずテープ85をはがし、さ
らに写真材料9の先端部を把持し、例えば手でスロット
40から水平に引き、テープ87を切断する。 そして
写真材料9の先端が例えば画像形成装置の搬送用ニップ
ローラに咥え込まれることで、写真材料9の引き出しが
行われる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかるに、従来の写真材料用マガジンでは、第3図から
も明らかなように、巻芯95に巻いた写真材料9を、予
め片方の端キャップ3oを胴体部10に装着したマガジ
ン内に、写真材料3の先端部を持ちながら、スロット4
内にすベリ込ませる。 その後もう一方の端キャップ2
0をはめ込み、マガジンを組み立てる。
しかし、この一連の操作は面倒であると共に、写真材料
9にクニック、キズ、ゴミの付着が発生しやすく、商品
価値を著しく低下させている。
また、緩み防止用テープ87を切断したあと、機械の振
動や装填時の脱着、その他の振動等でマガジン内で巻き
緩みが発生する。
従来のケーシングは図示のように断面矩形の胴体部10
を有するため、−旦巻き緩みが発生すると、第4図に示
されるように、写真材料9がマガジン内の特に角の部分
に集中し、座屈を生じ、引き出しが困難になってしまう
さらに引き込まれ防止のテープ85等を外した後、機械
への装填時、または使用途中でのマガジンの脱着時に写
真材料9の先端部がスロット40からマガジン内へ引き
込まれ、引き出しが不能になることがしばしばある。
これらの場合には、マガジンを分解し、先端をスロット
40から引き出し再使用を行っているが、この操作はき
わめて面倒である。
しかも、写真材料にクニック、キズ、ゴミの付着等が発
生しやすい。 再使用に際しては、クニック、キズ等が
発生した箇所は切断し、捨却する必要があり、操作上に
おいても不便であり、また切断してから更に余分の部分
を長さを調整しながら引き出すことを必要とし不経済で
もある。
本発明の目的は、前記従来の問題点を解消し、写真材料
の装填が容易で、装置への装着が容易で、クニック、キ
ズ等の部分を切断し捨却する必要がなく、取扱い操作上
も簡単でかつ写真材料の無駄も生じなく、耐久性のある
丈夫でかつ経済的な写真材料用マガジンを提供すること
にある。
く課題を解決するための手段〉 このような目的は、ケーシング内に回転自在に設けられ
たロール状の写真材料を、前記ケ−シンクのスロットか
ら引き出すように構成された写真材料用マガジンにおい
て、前記ケーシングが、ほぼ対称な2つのケーシング半
体を開閉可能に一体化したものであることを特徴とする
写真材料用マガジンによって達成される。
〈作用〉 本発明の写真材料用マガジンは従来の技術によるマガジ
ンの欠陥を克服している。 ここに提案されるマガジン
は、製作が容易で、製作費が比較的低置である利点を有
する。
また、その操作が容易で、写真材料の巻き戻り事故や引
き出し不能事故の発生が減少する。
〈具体的構成〉 以下、本発明の具体的構成について、第1図および第2
図を参照しながら詳細に説明する。
本発明の写真材料用マガジン1は、写真感光材料を容易
に装填でき、装置に簡単に装着でき、しかも容易に作製
される。
本発明の写真感光材料用マガジン1は、2個のほぼ対称
的なケーシング半体21.22を一体的に連結した本体
2をもって形成される。
そして、ケーシング半体21.22は、開閉可能とされ
、両者を閉止することにより、ロール状の写真材料9の
包装体を形成する。
すなわち、ケーシング半体21.22は、厚さ0.2〜
1.5mm程度の薄板から形成され。
内部にロール状の写真材料9を収納可能な凹状空間が形
成されるような形状とされる。
より具体的には、ケーシング半体21.22は好ましい
態様において、図示のように、内部に半円筒状あるいは
半だ円筒状の凹状空間を有する半円筒ないし半だ円筒状
の形状である。
また、このケーシング半体21,22の周囲には、マガ
ジンの配置を容易にし、両半体を接合するためのつば5
1.52が形成されている。
さらに、このつば51.52は、写真材料の軸方向にて
連結され連結部55にて、蝶番構造等にて開閉可能とさ
れている。
この場合、連結部55は成形時に形成してもよ(、ある
いは2つのケーシング半体を別個に成形後、これに公知
の方法で連結部55を形成してもよい。
また、互いにほぼ対称なケーシング半体21.22は、
配給されるロール状の写真材料9の巻芯を回転できるよ
うに支承する軸受ソケット部31.32を有する。 図
示例では軸受ソケット31.32は六角形状とされる。
ケーシング半体21.22を囲繞するつば51.52は
、上記のとおり、連結部55にて開閉可能に連結される
が、この連結部55を挟んで線対称の位置にはボート部
41.42が設けられる。 このボート部41.42は
ケーシング半体21.22の閉止時に写真材料9を引き
出すための開口部(スロット)を形成するためのもので
あって、つば5I、52の縁部に沿って配設されている
このような開放状態のマガジンに、写真材料9を装填す
るには、ボート41.42から写真材料が露出するよう
に、巻芯95を一方の軸受ソケット31に載置すればよ
い。 従って、本発明により写真材料9の装填操作はき
わめて簡易となり、写真性に対する悪影響も生じない。
なお、巻芯95の軸受ソケット31への載置に際しては
、破断可能なテープで両者を接着することが好ましい。
写真材料9を収容したマガジンは、対称的に設けられた
つば51.52を接合することによって留められる。
接合の仕方は、公知の種々の方法のいずれであってもよ
く、例えば粘着テープあるいはホット・メルト接着剤に
よって接着、接合すればよい。 この際、両つば51.
52には、位置合わせのための互いに嵌合する凹凸等を
設けてもよい。
なお、つば51.52の接着に際しては、ボート41.
42を形成した面には、写真材料が引き出せるのに十分
なりリアランスが生じ、スロットが確保できるようにつ
ば51,52の3面ないし所定部分を接着するものであ
る。
また、本発明では、つば51.55は、上記のボートの
クリアランスを確保した上で適当な治具や、抑え部材に
より機械的に接合することもできる。 ただし、後述の
好ましい態様のようにボー1−41.42を構成すれば
、写真材料9の引き出し不能や、巻き戻りの事故が防止
されるので、そのときには分解不要であるのでつば51
.52を接着することが好ましく、このときマガジンの
取り扱いや操作がきわめて容易となる。
このような構成により、本発明の主要な目的である、従
来の技術によるマガジンの使用に対する好ましからざる
操作上の頻雑さや、操作に伴う写真材料の各種故障発生
が克服される。
本発明においては、マガジン内で発生した写真材料の巻
き緩みによる引き出し故障をなくすことができる。 こ
のためには、マガジンの内部形状を円筒型または、だ円
筒型にすることが好ましい。
従来のマガジン内で写真材料9に巻き緩みが発生した場
合、第3図に示されるように、写真材料9の先端はこの
時、例えばテープ87等でマガジン内に貼りつけられる
か、あるいは、例えば画像形成装置の搬送用ニップロー
ラに咥え込まれている。
このため写真材料の巻き緩みはマガジン内で吸収するこ
とになる。
巻き緩みの方向は出口スロット40に向けて発生するた
め、出口スロット40から排出できない写真材料9は、
マガジン内の角部の抵抗により、第4図に示されるよう
に、タワミを生ずる。
このタワミを契機に巻き緩みを発生した写真材料9が座
屈し、図中力aが力すと同一になり、ついには、引き出
し不能となる。
このような現象を解消する方法としては、写真材料9の
巻き緩みに対して、抵抗が均等にかかる様にすればよ(
、このためにはマガジンのケーシングの本体2を円筒型
またはだ円筒型にすることが好ましい。
また、本発明では、ケーシングの本体2の形状として、
従来の矩形マガジン形状を用いてもよい。 このときに
は、マガジン内の角部に曲率のある内壁材を設けること
が好ましい。
この内壁材の材質は、ボール紙、厚紙等多種多様なもの
が使えるが、曲率に耐えられる材質であるプラスチック
が好ましい。 また、この曲率rは、マガジンの内径r
の1/1.5〜1/8、より好ましくは1/2〜1/4
であることが好ましい。
さらに、マガジン1はその企図された使用に対し、耐久
力があり、なおかつ丈夫であることが必要である。
このためにはマガジン1の本体2の外壁に補強用のリブ
65を付与することが好ましい。
リブ65は好ましくは少なくとも周方向に形成する。 
そして、その巾は、2〜1OIIIII+、より好まし
くは4〜6IIIII+であることが好ましい。
また、リブ65の高さは、1〜4mn+、より好ましく
は2〜3mmであることが好ましい。
リブ65を形成したケーシング半体21.22の内壁は
、リブ65に対応して凹部が形成されていてもよい。 
また、リブ65は内側に凸であっても、外側に凸であっ
てもよい。
なお、リブ65の本数は1〜10本、より好ましくは2
〜5本であることが好ましい。
マガジン1の材質は、湾曲成形に耐えつるものであれば
何れでもよいが、ボール紙、厚紙等では耐久性に劣り、
金属は、成形のしやすさや、材料のコストおよび温度に
よる寸法精度に劣るため、プラスチックを選択するのが
好ましい。
さらに、本発明においては、写真材料9のマガジン1内
への巻き戻りを防止することが好ましい。
これは、スロット部の上下にボート41.42を設置す
ることで達成される。
従来では写真材料の出口スロット40に、遮光およびキ
ズ付き防止のためテレンプ70を貼付けていたが、巻き
戻りに対する抵抗が十分でなく、写真材料9のマガジン
内への巻き戻りはしばしば発生していた。
本発明では好ましい態様において、ケーシング半体21
.22を囲繞するつば51.52の接合部55と反対側
端縁に、写真材料9とほぼ回申の板状のボート41.4
2を設けるものである。
ボート41.42の巾Wは、巻き戻り防止の点で、10
〜50mmがよ(、好ましくは20〜40mmがよい。
ボート41.42は、上述のように、その間にクリアラ
ンスを確保した上で、図示のようにタブ51.52の一
端から、タブ51.52面と傾斜して設けられることが
好ましい。
この傾斜角θは5〜306、特に7〜20゜であること
が好ましい。
これにより、さらに巻き戻り防止効果が向上する。
さらに写真材料9の搬送方向に傾斜して降下するボート
41.42において、降下方向上側のボート42は抑え
側の平面、また下側のボート41は受は側の平面として
機能する。
なお、写真材料の感光層ないし受像層はいずれのボート
と対向してもよい。
そして、上側のボート42のほぼ中央部には、写真材料
巾方向に巾4〜10mm、深さ1〜4m+m程度のリブ
61を付与し、抑え用のバネ性を付与することが好まし
い。
また、ボート42のリブ61の箇所の外方、特にボート
41の外方にさらに延長し、下側に5°〜30°の角度
αで折り曲げて、バネ部43を設け、さらにバネ性を高
めることも好ましい。
これらにより、巻き戻り防止効果は、さらに向上する。
さらに、ボート41.42の先端には、写真材料9を引
き出す時キズがつかないようにするために、いわゆるテ
レンプ等の織物をゴミとり部材7として貼りつけること
が好ましい。
このテレンプ材質を、各種織物、特に払拭織物等を貼り
つけることにより、写真材料9の弓き出し時のキズの発
生防止はもとよ、す、材料面に付着したゴミの除去に効
果絶大であり、商品価値を高めるのに貢献する。
織物を構成する合成繊維として、例えばアクリル、アセ
テート、アラミド、銅−アンモニア、ナイロン、ノボロ
イド、ビニリデン、ビニロン、フッ素、ポリアセタール
、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリ°
塩化ビニル、ボリクラール、ボリノンク、ポリプロピレ
ン等の繊維が挙げられる。
これらのものはすでに市販されているものが多(あるが
代表的な織物の例としては、東しく株)製、ミラクレー
ジョン、同トレシー、音大(株)製ミクロスター、鐘紡
製りラウゼン■MCF、バイリーン等がある。
上記織物を貼りつけるボートは、上下両方でもよくまた
片側に貼付ける場合は、ロール状の写真材料9の巻き方
向によって異なるが、塗布面(感光層や受像層のある面
)が通過する側のボートが良い。
この巻回方向は、例えば画像形成装置によって異なるが
、例えばロール状の写真材料9が、塗布面を内側に巻い
て供給される場合は、下側のボートに、受像面を外側に
巻いて供給される場合は上側のボートにそれぞれ貼りつ
ける。
ボート41.42の折り曲げる角度θ、αは、例えば画
像形成装置のニップローラの引き出しトルクによって異
なるが、角度が小さ過ぎると初期の目的である巻き戻り
防止は達せられず、また、大き過ぎると写真材料がボー
トを通過する時、抵抗が大きくなるため、キズが発生し
たりニップローラの引き出しトルクにより抵抗が大きく
なると引き出しが困難となる場合や、写真材料の引き出
し寸法精度が低下することがある。
本発明の写真材料用マガジンは、公知の各種真空成形に
よって製造されるのが特に好ましい。
従来の技術のマガジンにおける筒状の胴体部10の材料
としては段ボール、厚紙またはプラスチックを用い、例
えば段ボール、厚紙の場合は折り曲げ方法により組立を
行い、プラスチックの場合は異型押出成型加工または折
り曲げ方法による組立を行う、 また胴体部10の両端
を封じる二つの端キャップ30.30は、加工精度上プ
ラスチックで成型されており、特に異型押出成型によっ
て製造される。 このように従来技術のマガジンは、胴
体部分の加工と端キヤツプ部分の加工方法が異なり、さ
らに組み立て工数を必要とする。
しかし、熱可塑性樹脂の真空成形によって製造するとき
には、一体的に製造されるので、量産性がきわめて高い
ものとなる。
また、従来のマガジンにおいて写真材料のマガジン内へ
の巻き戻り防止を行うためには、スロット部にバネ性を
有する部材例えばプラスチック部材をさらに取り付ける
必要があるが、本発明では、スロット部のバネ部材も一
体的に形成されるという利点を有する。
以上のように、胴体部と端キャップを一体化し、さらに
写真材料の巻き戻り防止用のボートを設置するためには
マガジンの成型を真空成型にすることはきわめて好適で
ある。
なお、本発明におけるマガジンの材料は、真空成型可能
な材料ならば、例えば、紙、金属、プラスチック等何れ
であってもよい。
本発明における写真材料とは、通常の湿式処理される写
真材料や熱現像受像材料でもよ(、さらに通常の湿式処
理される感光材料や熱現像感光材料のいずれでもよい。
熱現像で色画像(カラー画像)を得る方法については、
多(の方法が提案されている。
例えば、加熱により画像状に可動性の色素を放出させ、
この可動性の色素を水などの溶媒によって媒染剤を有す
る写真材料に転写する方法、高沸点有機溶剤により写真
材料に転写する方法、写真材料に内蔵させた親水性熱溶
媒により写真材料に転写する方法、可動性の色素が熱拡
散性または昇華性であり、支持体等の写真材料に転写す
る方法が提案されている。(米国特許第4,463,0
79号、同第4,474゜867号、同第4,478,
927号、同第4.507,380号、特開昭58−1
49046号、同58−149047号、同59−15
2440号、同59−154445号、同59−165
054号、同59−180548号、同59−1684
39号、同59−174832号、同59−17483
3号、同59−174834号、同59−174835
号、同61−23245号、同62−65038号、同
62−253159号、同64−13546号、欧州特
許公開210.660A2号、同220,746A2号
等に開示されている。) また銀塩感光材料に限らず各種写真材料および感光材料
のフィルム、印画紙等全てを対象とするものである。
本発明においては、材料として写真材料を用いたが、感
光材料をマガジン内に収容する時は、あらゆる方法で遮
光を行うことはいうまでもない。
〈実施例〉 以下に本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1 第1図および第2図に示す形状のマガジン1を材料をポ
リスチロール(PS)にゴムを混練し、真空成型法によ
って一体成形した。
マガジン1の肉厚は0.8mmとした。
この場合、本体2の形状は円筒形とし、また軸受ソケッ
ト31.32は六角形に成型した。 また、ボート41
.42には、それぞれ28°の角度θをつけた。
さらにボート42の写真材料巾方向には、φ2.5のリ
ブ61をつけた。 そして、ボート41.42の搬送方
向長さは30m謹とした。
さらに、ボート41.42の先端部を材料が通過する時
、接触する部分には東しく株)のトレシーをゴミとり部
材として両面粘着テープで取りつけた。 また、本体l
の外周には巾6mm、深さ2III11のリブ65を等
間隔に4本つけた。 リブ65は本体2を組み立てた時
内側が凸になるようにした。 これをマガジンAとする
一方、第3図に示す従来のマガジンを筒状の胴体部10
として厚紙を折り曲げ、端キャップ30.30はプラス
チックで成形したのを用い、組み立てた。 これをマガ
ジンBとする。
マガジンAとマガジンBとを用い、写真材料は特開昭6
2−253159号に開示したような受像材料をロール
状にしたものを用いた。
ロール状の写真材料を2本準備し、それぞれの軸受けに
適合した巻芯に巻いた。 この時巻芯と写真材料の巾方
向の関係は、写真材料がマガジンの軸受ソケットに入ら
なければよい。
上記のようにして準備した写真材料をマガジンAの下マ
ガジンに収容し、写真材料9の先端をマガジンAのケー
シング半体21から構成される下マガジンのボート41
から20rsta長く出るよう引き出し、ケーシング半
体22から構成される上マガジンでフタをする格好で組
み合わせ、上下マガジンをつば51,52のボートに近
い部分を両面ビニルテープで留めた。
この際、写真材料9の先端片側に、第1図に示すような
巻き戻り防止用の小片89を粘着剤を有する紙テープで
貼りつけた。
同様にマガジンBを用いた。 まずマガジンBの胴体部
10を折り曲げ、片方の端キャップ2にはめ込んだ。 
次に、写真材料9の端部をスロット4のすき間にすべり
込ませ、ロールをマガジン中に収容した。 この操作中
、何度かに一度は、写真材料にクニックおよびスリキズ
を発生させた。 また、収容操作の間材料の保護に注意
を払う必要があり煩わしさが生じた。
材料収容後、端キャップ30を取りつけ、端キャップ3
0と本体10をビニルテープ81.82で留めた。 こ
の一連の操作において、本体10に端キャップ30.3
0を取りつける時、端キャップの複雑な凹凸によりはめ
に((、また厚紙で作製した本体10の端部を端キャッ
プ30で損傷することがあった。 収容した写真材料の
先端をスロット40から20+a■引き出し、先端片側
に巻き戻り防止用の小片85を粘着剤を有する紙テープ
で貼りつけた。
以上の操作によって作製した写真材料入りのマガジンA
、Bを、松平式振動試験機UBC−8A型(伊藤精材製
)で振動数560cpm、全振幅5mmの条件で30分
間強制振動テストを行った。
その後、マガジンAの写真材料の先端を手で引き出した
ところ、ほぼ抵抗なく引き出すことが出来た。 また、
上下マガジンを留めであるテープをはがし、マガジン内
の写真材料9を観察したところ、マガジン内でロール状
のまま巻き緩みが発生していた。
一方、マガジンBの写真材料の先端を手で引き出そうと
したところ20〜30ca+位は若干の抵抗を感じなが
ら引き出すことが可能であったがそれ以上は引き出しが
不能になった。
このマガジンを端キャップ30.30を外し、内部の写
真材料9を観察したところ写真材料がマガジンのスロッ
ト付近の角の部分で座屈していることがわかった。
座屈した部分の写真材料9はクニック、スリキズが発生
しており再度の使用には適さないことがわかり、その部
分を切断捨却する必要が生じた。
実施例2 写真材料は実施例1と同じものを用いマガジンA、B内
に収容操作は実施例1と同じようにした。
ただし、写真材料9を巻いた巻芯95とマガジンの軸受
ソケット31.32とを、巻芯95が動かないように粘
着テープで固定した。 また、実施例1で施した先端片
側の巻き戻り、防止用小片85は取り外した。 この状
態でマガジンA、Bを実施例1と同等の強制振動テスト
を行った結果、マガジンAは、写真材料の先端部が20
ma+ボート部が出たままの状態を保っていた。 一方
、マガジンBは写真材料の先端部からスロットから引き
込まれ写真材料の引き出しが不能になった。
実施例3 写真材料は実施例1と同じものを用い、写真材料の収容
操作も実施例1と同様に行った。
ただし、写真材料の先端片側の巻き戻り防止用の小片8
5は外した。 この状態でマガジンA、Bをそれぞれ手
に持ち2〜3回上下に振った。 マガジンAは初期の状
態を保ったままであったが、マガジンBは写真材料の先
端がスロット4からマガジン内に引き込まれ、写真材料
の引き出しが不能となった。
実施例4 マガジンAと同型のマガジンで、本体のリブ65をつけ
ないマガジンCを作製した。 このマガジンA、Cに実
施例1と同様な写真材料を収容し、マガジンの中央部を
持って持ち上げたところマガジンAは特に変形すること
はなかったが、マガジンCは中央部が変形し、内在する
写真材料に接触した。 これを強く行ったところ、内在
する写真材料にキズが生じた。
〈発明の効果〉 以上詳細に述べたように、本発明は、ロール状に巻装さ
れた写真材料を収容した写真材料用マガジンにおいて、
プラスチックを円筒状に真空成型し、また同時に軸受ソ
ケットを有する端キャップを本体と一体にし、さらに好
ましくは写真材料のマガジン出口にバネ性をもつボート
部を、また本体筒胴にリブを設けるので、操作性がきわ
めて良好で製造コストが低置で、容易に製造でき、なお
かつ丈夫で耐久が高く、さらには写真材料が使用中また
は使用までに座屈したり、引き出し不能になることを防
止できる写真材料用マガジンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明におけるマガジンを示す斜視図である
。 第2図は、第1図のマガジンに写真材料を装填したとき
の斜視図である。 第3図は、従来のマガジンを示す斜視図である。 第4図は、従来のマガジン内の写真材料の座屈の形態を
説明するための断面図である。 符号の説明 l・・・マガジン 2・・・本体 21%22・・・ケージング半体 31.32・・・軸受ソケット 40・・・スロット 41.42・・・ボート 43・・・バネ部 51.52・・・つげ 55・・・連結部 61.65・・・リブ 7・・・ゴミとり部材 lO・・・胴体部 30・・・端キャップ 81.82.87・・・テープ 85・・・小片 9・・・写真材料 95・・・巻芯 F I G、2 F G、4 手続ネ甫正書(自発) 平成元年6月27日 平成1年特許願第96965号 2、発明の名称 写真材料用マガジン 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名  称  富士写真フィルム株式会社4、代理人 住  所 〒113 東京都文京区湯島3丁目23番1号 天神弥栄興産ビル3階 2!839−0367  Fax、 839−0327
6、補正の内容 (1)明細書の第14ページ第17行〜第18行の「好
ましい。」の後に改行して下記の記載を挿入する。 「また、本発明のような立体形のマガジンの成形は、一
般的に、安価で、容易かつその肉厚を薄くできる真空成
形法が適している。 この点から、プラスチックの種類
には熱可塑性のものを選択することが好ましい、 特に
真空成形の炉の温度が90〜300℃で軟化するもの、
好ましくは100〜250℃、さらに好ましくは150
〜210℃で軟化する熱可塑性のプラスチックを選択す
るのが好ましい。 具体的には、ポリエチレン、架橋ポリエチレン、塩素化
・ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリイソブ
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢
酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセクー
ル、フッ素樹脂、アクリル樹脂、ポリアクリルニトリル
、ポリスチレン、アセタール樹脂、ポリアミド、ポリカ
ーボネート、セルロース系プラスチック、スチレン・ア
クリルニトリル共重合体、アクリルニトリル・ブタジェ
ン・スチレン三共重合体などである。 さらにこれらの
プラスチックに合成ゴム等の可塑剤を混練して用いても
よい。」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシング内に回転自在に設けられたロール状の
    写真材料を、前記ケーシングのスロットから引き出すよ
    うに構成された写真材料用マガジンにおいて、前記ケー
    シングが、ほぼ対称な2つのケーシング半体を開閉可能
    に一体化したものであることを特徴とする写真材料用マ
    ガジン。
JP9696589A 1989-02-27 1989-04-17 写真材料用マガジン Pending JPH02275440A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9696589A JPH02275440A (ja) 1989-04-17 1989-04-17 写真材料用マガジン
US07/484,285 US5032871A (en) 1989-02-27 1990-02-26 Guide with oblique ribs for wiping a material

Applications Claiming Priority (1)

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JP9696589A JPH02275440A (ja) 1989-04-17 1989-04-17 写真材料用マガジン

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