JPH02275343A - ウエハの異物識別方法 - Google Patents

ウエハの異物識別方法

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JPH02275343A
JPH02275343A JP9784589A JP9784589A JPH02275343A JP H02275343 A JPH02275343 A JP H02275343A JP 9784589 A JP9784589 A JP 9784589A JP 9784589 A JP9784589 A JP 9784589A JP H02275343 A JPH02275343 A JP H02275343A
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Yoshio Morishige
森重 良夫
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はウェハの異物識別方法に関し、詳しくはウェ
ハのICペレットに設定され、位置合わせわなどに用い
る特殊なマークに付着している異物を対象とするもので
ある。
[従来の技術] ゛ト導体製品のICは、第3図(a)に示すシリコンな
どのウェハ1を素材としてその表面を多数のICペレッ
トlaに区分し、各ICペレットに図(b)の配線パタ
ーンCを形成して製作される。なお、ICペレットには
配線パターンのほかに、適当な位置に位置合わせなどの
ために+マーク、またはバーニヤ測距マークMなどの特
殊マークが書き込まれる。図(C)は測距マークMの詳
細図である。
さて、配線パターンは極めて微細であって、塵埃などの
異物が付着するときは性能が劣化するので、配線パター
ンが形成された段階で異物検査が行われる。
第4図(a)、(b)は従来の異物検出の原理を説明す
るもので、ウェハ1に対して、一定の入射角でS偏光ビ
ームを投射する。図(a)において、ウェハ1の配線パ
ターンCには方向性と断面形状に規則性があるので、こ
れに投射された偏光ビームの反射または散乱光は、主と
して投射ビームと同一のS偏光成分よりなり、偏光面が
直角に回転したP偏光成分は比較的少ない。これに対し
て、図(b)に示す異物Aは表面がいわばランダムの角
度方向をなすので、偏光面が回転してP偏光成分が多く
なる。このように、散乱光の偏光成分が異なることを利
用して、配線パターンと異物を分離して検出することが
できる。
第4図(e)は、」二記の原理を応用した異物検査装置
の光学系の基本構成図を示す。図において、レーザ光源
2よりのS偏光ビームがウェハ1に投射され、適当な手
段により表面を走査する。配線パターンまたは異物によ
る散乱光は、集光レンズ3により集光されてハーフミラ
−4により2分割され、その一方は直進してS偏光検光
子5aによりS偏光成分が抽出され、パターン検出器6
aにより検出される。“また、他方は直角方向に進んで
P偏光検光子5bと異物検出器6bによりP偏光成分が
検出される。
以上により、パターン検出器は主としてパターンを、ま
た異物検出器は主として異物を検出するので、パターン
検出器に異物の散乱光が、異物検出器にパターンの散乱
光がある程度混入する。そこで、両者の検出電圧の比較
により、いずれかであるかを識別する。
第5図により、異物の識別のための従来の検出1■圧の
領域区分および識別方法を説明する。図(a)において
、異物検出器の検出電圧Vを横軸、パターン検出器の検
出電圧Vを縦軸にとり、電圧Vを段階的な複数の電圧V
1.V2? V31 V4により、電圧区間(0〜Vl
)、(Vl〜V2)・・・・・・に区分し、原点Oの付
近をノイズ領域とする。原点Oより適当な傾斜角φの直
線りを引き、区間(0〜V1)の直線りより上部のある
萬さ(点線で図示)までを領域(0)とする。区間(V
l −V 2 )では直線りの下側を領域■、上側を領
域■とし、以下同様に、各区間の下側を領域■、■、ま
た上側を領域■、■とする。直線りの傾斜角φを適切と
するときは、(0) 、■ではv>Vであるのでパター
ンと判定し、■ではV>vであるので異物と判定する。
次に、■、■ではV>vにより異物とするが、これに対
する■、■はv>Vであるに拘らずパターンと判定せず
異物とする。この理由は配線パターンが微細のために、
その散乱光に対する検出電圧は通常、領域(0)または
■内に存在して■、■に存在するこが殆どない。一方、
■、■の検出電圧は、異物が大きいため散乱光がパター
ン検出器に混入したものと考えられるからである。
以上の異物識別方法を表として図(b)に示す。
表におけるO印は異物と判定することを、またX印は異
物とせず、パターンと判定することを示す。
表により■はパターン、その他はすべて異物と判定され
る。
[解決しようとする課題] さて、ウェハのICベレットには前記した特殊マークが
設定されている。特殊マークは配線パターンに比較して
幅寸法がかなり大きく、従って散乱光が強いので上記し
た従来の方法では、特殊マークと、特殊マークの位置(
その近傍を含む)に存在する異物とを区別することが困
難とされている。また、当初においては特殊マークの異
物は、配線パターンに影響しないとされていたので、特
殊マークの座標位置が予め判明していることを利用し、
検査においてその座標に対する検出データを無効とする
、端的に云えば検査しない方法が行われている。第5図
(b)に示した異物識別表は特殊マークを除外した他の
部分に対してのみ適用されている。しかしながら最近に
おいて、特殊マークおよびその近傍に異物があるときは
、事後の処理過程でこれが配線パターンに悪影響してI
Cの品質が低下する恐れがあることが判明した。従って
、特殊マークの位置に対しても異物検査が必要とされる
に至っている。
この発明は以上に鑑みてなされたもので、第5図(b)
の異物識別表を拡張して特殊マークの位置の異物に対す
る検査を可能とする、ウェハの異物識別方法を提供する
ことを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、ICペレットの配線パターンが形成された
ウェハに対して、一定の入射角でS偏光面を有する偏光
ビームを投射し、その散乱光をS偏光成分と直角方向の
P偏光成分に分離して、ウェハに付着した異物を検出す
る異物検査装置における異物識別方法である。マイクロ
プロセッサの制御と処理により、ICペレットに設定さ
れた特殊マークの座標位置を予めメモリに記憶する。こ
の座標位置におけるS偏光成分とP偏光成分の検出電圧
に対して、それぞれ段階を設けて複数の検出領域に区分
し、各検出領域に対して予め設定された特殊マークの座
標位置に対する有効条件または無効条件に従って検出電
圧を有効または無効として、特殊マークの位1ξに存在
する異物を識別する。
上記における検出領域の区分は、マイクロプロセッサに
より、信号処理部に対して検出電圧段階に対する基準電
圧を設定して行い、また切り替えスイッチにより、予め
設定されたを効条件と無効条件に従って、マイクロプロ
セッサに対して検出電圧を転送し、または転送を停止す
る。
[作用コ 以下において、この発明によるウェハの異物識別方法を
説明する。検出領域の区分は前記の第5図(a)で説明
した方法と同様で、これを再記すると、横軸を異物検出
器の電圧v1縦軸をパターン検出器の電圧Vとし、Vを
V1〜V4の段階で区分する。原点0より傾斜角φの直
線りを引き、直線りの上側を領域(O)、■、■、■、
F側を領域■。
■、■とする。特殊マークの座標位置(その近傍を含む
)に対して適用する、異物判定条件の1例を第1図の異
物識別モード表に示す。表においては、条件モードは[
a] 、[bl 、[clおよび[d]の4種類とし、
特殊マークの大きさなどに応じて適切に選択する。モー
ド[a]においては、すべての領域(ただしノイズ領域
を除く)の検出電圧が有効、すなわち異物によると判定
される。モード[blは、■と■の検出電圧を無効とす
る、すなわち小さい異物はウェハの処理上悪影響がない
として無視する。なお、[a]、[blの場合は、特殊
マークの近傍に存在する異物に対しては正当であるが、
特殊マーク自体の検出電圧が■、■にある場合も区別な
く異物とみなされ最大限の安全側のモードである。
これに対して、モード[Cコ、[d]は[a] 、[b
lに対して■、■を無効と判定して異物とみなさない、
すなわち特殊マークとするものである。
以上は電圧Vの区分を4種類とした識別モードの1例で
あって、実際においては検査データなどにより適切な区
分電圧と識別モードを定めることが必髪である。
以上により、ICペレットに設定されている特殊マーク
の位置に存在する異物が、概ね識別されるものである。
[実施例コ 第2図は、この発明によるウェハの異物識別方法を適用
した異物検査装置の実施例における概略のブロック構成
図である。マイクロプロセッサ9の制御により、入・出
力部11より、号処理部7に対して区分電圧v、−v4
が与えられ、メモリ10には、前記第1図の表を例とし
た各検出領域に対する有効条件と無効条件、および特殊
マークの座標が記憶される。ここで、区分電圧および有
効または無効条件は、実験データなどにより適切に定め
るものとする。
異物検査の実行においては、パターン検出器6aと異物
検出器6bの検出電圧が、信号処理部7に入力して相当
する検出領域に区分される。特殊マーク以外の位置に対
しては従来と同様の識別条件により異物が識別されるが
、特殊マークの座標位置に対しては、メモリに記憶され
ている条件がスイッチ8に設定され、有効条件にある検
出電圧がマイクロプロセッサ9に転送され、無効条件の
ときは転送されない。なお、上記の実施例は、スイッチ
8をハード回路により構成したものであるが、これをマ
イクロプロセッサ9のプログラムにより行うことも差し
支えない。
[発明の効果] 以」−の説明により明らかなように、この発明による異
物識別方法においては、従来の異物識別条件を拡張して
、特殊マークの位置における検出電圧に適用することに
より、その位置に存在する異物を概ね検出するもので、
識別条件を実際のデータに基づいて適切に設定すること
により、従来無視されていた特殊マークおよびその近傍
に付着した異物が検査できる効果には大きいものがある
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明によるウェハの異物識別方法に対す
る異物識別モード表を示す図、第2図は、この発明によ
るウェハの異物識別方法を異物検査装置に適用した実施
例のブロック構成図、第3図(a)、(b)および(C
)は、シリコンなどのウェハ、ICペレットおよび特殊
マークの説明図、第4図は、この発明によるウェハの異
物識別方法を適用する異物検査装置の原理の説明図と光
学系の基本構成図、第5図(a)および(b)は、異物
検査装置における従来の異物識別方法の説明図である。 1・・・ウェハ、      1a・・・ICペレット
、2・・・レーザ光源、   3・・・集光レンズ、4
・・・ハーフミラ−15a・・・S偏光検光子、5b・
・・P偏光検光子、 6a・・・パターン検出器、6b
・・・異物検出器、  7・・・信号処理部、8・・・
スイッチ、    9・・・マイクロプロセッサ、10
・・・メモリ、     11・・・入・出力部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面にICペレットの配線パターンを形成したウ
    ェハに対して、一定の入射角でS偏光面を有する偏光ビ
    ームを投射し、該偏光ビームの散乱光を、S偏光成分と
    、該S偏光面に対して直角方向のP偏光成分とに分離し
    て、上記ウェハに付着した異物を検出する異物検査装置
    において、マイクロプロセッサの制御と処理により、上
    記ICペレットに設定された特殊マークの座標位置を予
    めメモリに記憶し、該座標位置における上記S偏光成分
    の検出電圧とP偏光成分の検出電圧に対して、それぞれ
    段階を設けて複数の検出領域に区分し、該各検出領域に
    対して予め設定された上記座標位置に対する有効条件ま
    たは無効条件に従って上記検出電圧を有効または無効と
    して、上記特殊マークの位置に存在する異物を識別する
    ことを特徴とする、ウェハの異物識別方法。
  2. (2)上記マイクロプロセッサにより、信号処理部に対
    して上記各電圧段階に対応する基準電圧を設定して上記
    検出領域の区分を行い、かつ、上記有効条件または無効
    条件に従って、スイッチの切り替えにより上記マイクロ
    プロセッサに対して上記検出電圧を転送し、または転送
    を停止する、請求項1記載のウエハ異物識別方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023286519A1 (ja) * 2021-07-13 2023-01-19 信越半導体株式会社 デブリ判定方法
WO2023286518A1 (ja) * 2021-07-13 2023-01-19 信越半導体株式会社 デブリ判定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023286519A1 (ja) * 2021-07-13 2023-01-19 信越半導体株式会社 デブリ判定方法
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