JPH02274482A - バイラテラルマスタスレーブマニピュレータ - Google Patents
バイラテラルマスタスレーブマニピュレータInfo
- Publication number
- JPH02274482A JPH02274482A JP9520789A JP9520789A JPH02274482A JP H02274482 A JPH02274482 A JP H02274482A JP 9520789 A JP9520789 A JP 9520789A JP 9520789 A JP9520789 A JP 9520789A JP H02274482 A JPH02274482 A JP H02274482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- master
- joint
- slave
- master arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002146 bilateral effect Effects 0.000 title 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 21
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 4
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 2
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000003758 nuclear fuel Substances 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000012958 reprocessing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は原子燃料再処理工場等1人間の近付き難い環境
における作業を遠隔操作で行い得るマスタスレーブマニ
ピュレータ、特にスレーブアームに作用している作業力
を操作員にフィードバックするパイラテラルマスタマニ
ピュレータに係る。
における作業を遠隔操作で行い得るマスタスレーブマニ
ピュレータ、特にスレーブアームに作用している作業力
を操作員にフィードバックするパイラテラルマスタマニ
ピュレータに係る。
(従来の技術)
第5図A〜第5図Bは従来の代表的なパイラテラルマス
タスレーブマニピュレータ3種の概略構成を示す、第5
図Aに示されたのは対称型、第5図已に示されたのは力
逆送型、第5図Cに示されたのは力帰還型である。これ
等の図において、マスク側アーム1、スレーブ側アーム
2共゛に電動機駆動とされている。 而して、第5図A
の対称型においては前記各アームに設けた位置検出器3
゜4の検出出力θ□、θ2が比較回路5において比較さ
れ、比較回路5の出力は位置調節器6,7を介して前記
各アームを駆動する電動機を制御する。
タスレーブマニピュレータ3種の概略構成を示す、第5
図Aに示されたのは対称型、第5図已に示されたのは力
逆送型、第5図Cに示されたのは力帰還型である。これ
等の図において、マスク側アーム1、スレーブ側アーム
2共゛に電動機駆動とされている。 而して、第5図A
の対称型においては前記各アームに設けた位置検出器3
゜4の検出出力θ□、θ2が比較回路5において比較さ
れ、比較回路5の出力は位置調節器6,7を介して前記
各アームを駆動する電動機を制御する。
また、第5図Bの力逆送型においてはスレーブ側アーム
2に作用するトルクT、、がトルク検出器8によって検
出され、トルク伝達器9を介してマスタ側アーム1の制
御機構にフィードバックされている。
2に作用するトルクT、、がトルク検出器8によって検
出され、トルク伝達器9を介してマスタ側アーム1の制
御機構にフィードバックされている。
第5図Cの力帰還型においてはトルク検出器10によっ
てマスク側アーム1に作用するトルクT1の検出もなさ
れており、トルク検出器8.10の出力は比較回路11
において比較され、この比較回路の出力はトルク調節器
12を介してマスク側アーム1の制御機構にフィードバ
ックされている。
てマスク側アーム1に作用するトルクT1の検出もなさ
れており、トルク検出器8.10の出力は比較回路11
において比較され、この比較回路の出力はトルク調節器
12を介してマスク側アーム1の制御機構にフィードバ
ックされている。
上記何れの構成のマスタスレーブマニピュレータにおい
ても、スレーブ側アーム2に作用する作業負荷はマスク
側アーム1の制御機構に伝達され、作業者はマニピュレ
ータの操作に際してスレーブ側アーム2に作用する作業
負荷を知ることができる。
ても、スレーブ側アーム2に作用する作業負荷はマスク
側アーム1の制御機構に伝達され、作業者はマニピュレ
ータの操作に際してスレーブ側アーム2に作用する作業
負荷を知ることができる。
(発明が解決しようとする課題)
上記列挙した従来のパイラテラルマスタスレーブマニピ
ュレータの何れにおいても、マスタアームの操作性はマ
スク側に採用したサーボ系によって左右される。通常は
駆動電動機と被駆動アームとの間に高減速比の減速機を
介在させているため、作業者の思ったような速さでマス
タアーム1を動作させることはできず、マスク側にスレ
ーブアーム2の負荷状態が忠実に伝達されない欠点があ
る。
ュレータの何れにおいても、マスタアームの操作性はマ
スク側に採用したサーボ系によって左右される。通常は
駆動電動機と被駆動アームとの間に高減速比の減速機を
介在させているため、作業者の思ったような速さでマス
タアーム1を動作させることはできず、マスク側にスレ
ーブアーム2の負荷状態が忠実に伝達されない欠点があ
る。
このような欠点を除去するため、減速機を介在させない
ダイレクトドライブのマスタアームも提案されているが
、この方式のものはマスタアームの寸法1重量が大きく
なり、システムが高価になる等の欠点があるため、実用
化するには問題があった。
ダイレクトドライブのマスタアームも提案されているが
、この方式のものはマスタアームの寸法1重量が大きく
なり、システムが高価になる等の欠点があるため、実用
化するには問題があった。
本発明は上記の事情に基づきなされたもので、スレーブ
アームの負荷状態をマスク側に忠実に伝達することがで
き、しかもマスタアームが大型化、大重量化することな
く、比較的安価に構成できるパイラテラルマスタスレー
ブマニピュレータを提供することを目的としている。
アームの負荷状態をマスク側に忠実に伝達することがで
き、しかもマスタアームが大型化、大重量化することな
く、比較的安価に構成できるパイラテラルマスタスレー
ブマニピュレータを提供することを目的としている。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明のパイラテラルマスタスレーブマニピュレータは
、操作グリッパを具えこれにより操作されるマスタアー
ムの関節に関節のアクチュエータとしてパウダブレーキ
を設け、前記操作グリッパによって駆動されるマスタア
ームの動きに追従され操作グリッパによって操作される
ロボットハンドを具えたスレーブアームの対応する関節
にはブレーキ付減速電動機により前記関節を駆動する駆
動部を設け、前記パウダブレーキおよび前記駆動部には
各関節の角度を検出するポテンショメータを設け、前記
各ポテンショメータの出力により前記パウダブレーキお
よび前記駆動部を制御する制′御計算機とを設けたこと
を特徴とする。
、操作グリッパを具えこれにより操作されるマスタアー
ムの関節に関節のアクチュエータとしてパウダブレーキ
を設け、前記操作グリッパによって駆動されるマスタア
ームの動きに追従され操作グリッパによって操作される
ロボットハンドを具えたスレーブアームの対応する関節
にはブレーキ付減速電動機により前記関節を駆動する駆
動部を設け、前記パウダブレーキおよび前記駆動部には
各関節の角度を検出するポテンショメータを設け、前記
各ポテンショメータの出力により前記パウダブレーキお
よび前記駆動部を制御する制′御計算機とを設けたこと
を特徴とする。
(作用)
上記構成の本発明のパイラテラルマスタスレーブマニピ
ュレータにおいては、パウダブレーキをマスタアーム関
節における拘束力発生用に使用しているため、応答性に
優れしかもマスタアーム動作速度の影響を受けない高精
度の大きな拘束トルクを得ることができる。また、マス
タアームにおいては減速機を使用していないので、摩擦
トルク等の損失トルクを最小限とすることができ、無負
荷状態での力帰還を達成することができる。
ュレータにおいては、パウダブレーキをマスタアーム関
節における拘束力発生用に使用しているため、応答性に
優れしかもマスタアーム動作速度の影響を受けない高精
度の大きな拘束トルクを得ることができる。また、マス
タアームにおいては減速機を使用していないので、摩擦
トルク等の損失トルクを最小限とすることができ、無負
荷状態での力帰還を達成することができる。
(実施例)
第1図は本発明一実施例の斜視図である。この図におい
て、マスタアーム11.スレーブアーム12は同一構造
であり1回転・揺動・伸縮等の動作軸で構成された多自
由度の多関節ロボットアームである。この実施例では6
自由度のものとしである。前記マスタアーム11の先端
に鉱操作グリッパ13が設けてあり、スレーブアーム1
2の先端にはロボットハンド14が設けである′。なお
、各アーム先端と前記操作グリッパ13との間、ロボッ
トハンド14との間には、それぞれ6軸カセンサ15.
16が設けられている。マスタアーム11を構成するリ
ンク17aと17bとの間の関節には、パウダブレーキ
18が設けである。なお、19はマスタアーム基台、2
0はカウンタウェイトを示す、一方、スレーブアーム1
2のリンク21a、21b間の関節には駆動部22が設
けられている。なお、23はスレーブアーム基台を示す
。
て、マスタアーム11.スレーブアーム12は同一構造
であり1回転・揺動・伸縮等の動作軸で構成された多自
由度の多関節ロボットアームである。この実施例では6
自由度のものとしである。前記マスタアーム11の先端
に鉱操作グリッパ13が設けてあり、スレーブアーム1
2の先端にはロボットハンド14が設けである′。なお
、各アーム先端と前記操作グリッパ13との間、ロボッ
トハンド14との間には、それぞれ6軸カセンサ15.
16が設けられている。マスタアーム11を構成するリ
ンク17aと17bとの間の関節には、パウダブレーキ
18が設けである。なお、19はマスタアーム基台、2
0はカウンタウェイトを示す、一方、スレーブアーム1
2のリンク21a、21b間の関節には駆動部22が設
けられている。なお、23はスレーブアーム基台を示す
。
第2図はパウダブレーキ18をアクチュエータとするマ
スタアーム11の揺動関節を示す図である。この図にお
いて、リンク17aに対して揺動されるリンク17bは
リンク17a先端の軸受24に可回動に支承される軸2
5を有し、パウダブレーキ18は前記軸25に対して制
動力をおよぼすものとしである。また、軸25にはポテ
ンショメータ26の軸26aが固定され、ポテンショメ
ータ26は軸25の回動角を検出するものとさ九ている
。
スタアーム11の揺動関節を示す図である。この図にお
いて、リンク17aに対して揺動されるリンク17bは
リンク17a先端の軸受24に可回動に支承される軸2
5を有し、パウダブレーキ18は前記軸25に対して制
動力をおよぼすものとしである。また、軸25にはポテ
ンショメータ26の軸26aが固定され、ポテンショメ
ータ26は軸25の回動角を検出するものとさ九ている
。
第3図はスレーブアーム12における揺動関節を示す図
である。この図において、リンク21aに対して揺動さ
れるリンク21bには軸27が固定され、この軸はリン
ク21a先端の軸受28に可回動に支承されている。な
お、駆動部22はブレーキ付減速電動機22aを有し、
その出力軸29は前記軸27と固着されている0図中、
22bはブレーキ、22cは減速機、22dはエンコー
ダを示している。さらに、軸27にはポテンショメータ
30の軸30aが固定してあり、ポテンショメータ30
によって軸27の回動角を検出するようにしである。
である。この図において、リンク21aに対して揺動さ
れるリンク21bには軸27が固定され、この軸はリン
ク21a先端の軸受28に可回動に支承されている。な
お、駆動部22はブレーキ付減速電動機22aを有し、
その出力軸29は前記軸27と固着されている0図中、
22bはブレーキ、22cは減速機、22dはエンコー
ダを示している。さらに、軸27にはポテンショメータ
30の軸30aが固定してあり、ポテンショメータ30
によって軸27の回動角を検出するようにしである。
第4図は本実施例の電気的制御回路を示す。この制御回
路は制御計算機31.6軸カセンサ15.16の出力を
増巾して前記計算機31に6軸力センサ信号32.33
として印加する6軸カセンサ用アンプ34.35.計算
機31からの印加電圧指令36を受けてパウダブレーキ
18を駆動するパウダブレーキ用サーボアンプ37、パ
ウダブレーキ18と軸を結合されたポテンショメータ2
6の出力をデジタルのポテンショメータ信号38として
計算機31に入力するA/Dコンバータ39、計算機3
1の発する指令電流信号40を受け、この信号とエンコ
ーダ22dからフィードバックされるエンコーダ出力と
によって、駆動部22の電動機22aを制御する電動機
用サーボアンプ41、駆動部22の軸29と軸を結合さ
れたポテンショメータ30の出力を、デジタル値のポテ
ンショメータ信号42として計算機31に入力するA/
Dコンバータ43を有する。
路は制御計算機31.6軸カセンサ15.16の出力を
増巾して前記計算機31に6軸力センサ信号32.33
として印加する6軸カセンサ用アンプ34.35.計算
機31からの印加電圧指令36を受けてパウダブレーキ
18を駆動するパウダブレーキ用サーボアンプ37、パ
ウダブレーキ18と軸を結合されたポテンショメータ2
6の出力をデジタルのポテンショメータ信号38として
計算機31に入力するA/Dコンバータ39、計算機3
1の発する指令電流信号40を受け、この信号とエンコ
ーダ22dからフィードバックされるエンコーダ出力と
によって、駆動部22の電動機22aを制御する電動機
用サーボアンプ41、駆動部22の軸29と軸を結合さ
れたポテンショメータ30の出力を、デジタル値のポテ
ンショメータ信号42として計算機31に入力するA/
Dコンバータ43を有する。
上記構成の制御回路によってマスタアーム11によるス
レーブアーム12の駆動、制御は次のようにしてなされ
る。すなわち1通常は計算機31はマスタアーム11の
関節のポテンショメータ26の出力により、スレーブア
ーム12を駆動する駆動部22の制御を行い、スレーブ
アーム12の関節にマスタアーム11の関節の屈曲に追
従した屈曲を行わせる。今、ここでスレーブアーム12
のリンク21a、21bに作用する作業負荷トルクがマ
スタアーム11の対応するリンク17a、17b間の拘
束力よりも大きく、シかもスレーブアーム12のリンク
21a、21bがマスタアーム11のリンク17a、1
7bに追従しようとすると、この追従により前記作業負
荷トルクが増大する方向にある場合には、マスタアーム
11の関節の対応するトルクを前記トルクに追従制御す
るトルク制御がなされる。この制御は計算機31によっ
てなされる。すなわち、計算機31がポテンショメータ
26,30の出力をデジタル化したポテンショメータ信
号38.42.6軸カセンサ15.16の出力をデジタ
ル化した6軸力センサ信号32.33によって演算処理
を行い、指令電流信号40を電動機22a制御用のサー
ボアンプ41に出力し前記のトルク追従制御を実行する
。
レーブアーム12の駆動、制御は次のようにしてなされ
る。すなわち1通常は計算機31はマスタアーム11の
関節のポテンショメータ26の出力により、スレーブア
ーム12を駆動する駆動部22の制御を行い、スレーブ
アーム12の関節にマスタアーム11の関節の屈曲に追
従した屈曲を行わせる。今、ここでスレーブアーム12
のリンク21a、21bに作用する作業負荷トルクがマ
スタアーム11の対応するリンク17a、17b間の拘
束力よりも大きく、シかもスレーブアーム12のリンク
21a、21bがマスタアーム11のリンク17a、1
7bに追従しようとすると、この追従により前記作業負
荷トルクが増大する方向にある場合には、マスタアーム
11の関節の対応するトルクを前記トルクに追従制御す
るトルク制御がなされる。この制御は計算機31によっ
てなされる。すなわち、計算機31がポテンショメータ
26,30の出力をデジタル化したポテンショメータ信
号38.42.6軸カセンサ15.16の出力をデジタ
ル化した6軸力センサ信号32.33によって演算処理
を行い、指令電流信号40を電動機22a制御用のサー
ボアンプ41に出力し前記のトルク追従制御を実行する
。
各関節のトルクTは、アーム先端に作用する力→
F・モーメントMとヤコビ行列Jの転置行列より次式か
ら求めることができる。
ら求めることができる。
二二で、アーム先端に係る力F・モーメントMは6軸カ
センサ15.16の出力から直接に求められる。また、
ヤコビ行列Jの転置行列J1は各関節のポテンショメー
タ26.30の出力から各関節の動作角度を求め、それ
等から演算によって求めることができる。
センサ15.16の出力から直接に求められる。また、
ヤコビ行列Jの転置行列J1は各関節のポテンショメー
タ26.30の出力から各関節の動作角度を求め、それ
等から演算によって求めることができる。
次に、マスタアーム11の制御について説明する。マス
タアーム11のリンク17a、17b間の関節に設けら
れたパウダブレーキ18は、スレ−ブアーム12の先端
に作用する作業負荷によって制御される。すなわち、式
(1)から求めたリンクiでの拘束トルクTMI、スレ
ーブアーム12の作業負荷トルクT!1からそのリンク
iに作用させる目標ブレーキトルクTRIは次式(2)
から求められる。
タアーム11のリンク17a、17b間の関節に設けら
れたパウダブレーキ18は、スレ−ブアーム12の先端
に作用する作業負荷によって制御される。すなわち、式
(1)から求めたリンクiでの拘束トルクTMI、スレ
ーブアーム12の作業負荷トルクT!1からそのリンク
iに作用させる目標ブレーキトルクTRIは次式(2)
から求められる。
TMlXT、1)Oの時
TM、 X ’rs 、≦Oの時
T、l= O・・・・・・・・・・・・ (2)この
値に比例した印加電圧指令信号36が計算機31からパ
ウダブレーキ用サーボアンプ37に与えられ、パウダブ
レーキ18は前記ブレーキ力Ts+を作用させるよう制
御される。
値に比例した印加電圧指令信号36が計算機31からパ
ウダブレーキ用サーボアンプ37に与えられ、パウダブ
レーキ18は前記ブレーキ力Ts+を作用させるよう制
御される。
上記から明らかなように本発明のパイラテラルマスタス
レーブマニピュレータは、′非常に簡単な構成で安価に
提供できる。
レーブマニピュレータは、′非常に簡単な構成で安価に
提供できる。
本発明のパイラテラルマスタスレーブマニピュレータで
は、パウダブレーキをマスタアーム関節における拘束力
発生用に使用しているため、応答性に優れしかもマスタ
アーム動作速度の影響を受けない高精度の大きな拘束ト
ルクを得ることができる。また、マスタアームにおいて
は減速機を使用していないので、摩擦トルク等の損失ト
ルクを最小限とすることができ、無負荷状態での力帰還
を達成することができる。
は、パウダブレーキをマスタアーム関節における拘束力
発生用に使用しているため、応答性に優れしかもマスタ
アーム動作速度の影響を受けない高精度の大きな拘束ト
ルクを得ることができる。また、マスタアームにおいて
は減速機を使用していないので、摩擦トルク等の損失ト
ルクを最小限とすることができ、無負荷状態での力帰還
を達成することができる。
また、本発明のパイラテラルマスタスレーブマニピュレ
ータにおいては、スレーブアーム12を負荷が増大する
方向に動作させる時だけマスタアーム11に力を帰還さ
せて双方向効果を発揮させるようにしているから、カフ
ィードバックを必要としない自由空間内でのスレーブア
ーム12の高速移動を行うことができる。すかわち、従
来の双方向マニピュレータにおいては、前記のような高
速移動を行うに際して駆動制御系の限界によってマスタ
アーム11の操作負荷を完全に0とすることはできず、
これが操作員の疲労原因や遠隔臨場感の再現の妨げとな
っているのに対して1本発明のパイラテラルマスタスレ
ーブマニピュレータにおいては、前記のようにスレーブ
アーム12の作業負荷がOの状態では、マスタアーム1
1のパウダブレーキ18は解放されることになるため、
マスタアーム11を完全に無負荷状態で操作でき。
ータにおいては、スレーブアーム12を負荷が増大する
方向に動作させる時だけマスタアーム11に力を帰還さ
せて双方向効果を発揮させるようにしているから、カフ
ィードバックを必要としない自由空間内でのスレーブア
ーム12の高速移動を行うことができる。すかわち、従
来の双方向マニピュレータにおいては、前記のような高
速移動を行うに際して駆動制御系の限界によってマスタ
アーム11の操作負荷を完全に0とすることはできず、
これが操作員の疲労原因や遠隔臨場感の再現の妨げとな
っているのに対して1本発明のパイラテラルマスタスレ
ーブマニピュレータにおいては、前記のようにスレーブ
アーム12の作業負荷がOの状態では、マスタアーム1
1のパウダブレーキ18は解放されることになるため、
マスタアーム11を完全に無負荷状態で操作でき。
これを高速で操作してスレーブアーム12の高速移動を
させることができるのである。
させることができるのである。
さらに、スレーブアーム12の各関節の負荷トルクがマ
スタアーム11の各関節の拘束力よりも大きく、且つス
レーブアーム12がマスタアーム11に位置追従すると
スレーブアーム12の負荷がさ・らに増大するような場
合には、マスタアーム11の各関節のトルクにスレーブ
アーム12の各関節のトルクが追従するトルク追従制御
を行うようにしであるので、意図しない大きな作業負荷
がスレーブアーム12に作用した時は即座にスレーブア
ーム12の制御がなされ2作業負荷はマスタアーム11
の指示する水準まで低下させられる。
スタアーム11の各関節の拘束力よりも大きく、且つス
レーブアーム12がマスタアーム11に位置追従すると
スレーブアーム12の負荷がさ・らに増大するような場
合には、マスタアーム11の各関節のトルクにスレーブ
アーム12の各関節のトルクが追従するトルク追従制御
を行うようにしであるので、意図しない大きな作業負荷
がスレーブアーム12に作用した時は即座にスレーブア
ーム12の制御がなされ2作業負荷はマスタアーム11
の指示する水準まで低下させられる。
【発明の効果コ
上記から明らかなように本発明のパイラテラルマスタス
レーブマニピュレータは、簡単な構造で安価に提供し得
るものであるにもかかわらず、スレーブアーム側の作業
負荷が忠実にマスタアーム側に伝達され、過大な作業負
荷が作用している場合には自動的にこれをマスタアーム
の要求している適正水準まで低下させることができる。
レーブマニピュレータは、簡単な構造で安価に提供し得
るものであるにもかかわらず、スレーブアーム側の作業
負荷が忠実にマスタアーム側に伝達され、過大な作業負
荷が作用している場合には自動的にこれをマスタアーム
の要求している適正水準まで低下させることができる。
第1図は本発明一実施例の斜視図、第2例は前記実施例
のマスタアーム要部の断面図、第3図はそのスレーブア
ーム要部の断面図、第4図は前記実施例の電気的制御回
路の流れ図、第5図A〜第5図Cは従来のパイラテラル
マスタスレーブマニピュレータの代表的な3例を示す概
略構成図である。 11・・・・・・マスタアーム 12・・・・・・スレ
ーブアーム 13・・・・・・操作グリッパ 14・・
・・・・ロボットハカド 15.16・・・・・・6軸
カセンサ 17a、17b、21a、21b・・・・・
・リンク 18・・・・・・パウダブレーキ 19.2
3・・・・・・基台 20・・・・・・カウンタウェイ
ト 24.28・・・・・・軸受 25.27゜29.
26a、30a−軸 26.30−−−−−・ポテンシ
ョメータ 31・・・・・・制御計算機 32,33・
・・・・・6軸力センサ信号 34.35・・・・・・
6軸力センサ用アンプ 36・・・・・・印加電圧指令
信号 37・・・・・・パウダブレーキ用サーボアンプ
38,42・・・・・・ポテンショメータ信号 39
.43・・・・・・A/Dコンバータ 40・・・・・
・指令電流信号 41・・・・・・電動機用サーボアン
プ
のマスタアーム要部の断面図、第3図はそのスレーブア
ーム要部の断面図、第4図は前記実施例の電気的制御回
路の流れ図、第5図A〜第5図Cは従来のパイラテラル
マスタスレーブマニピュレータの代表的な3例を示す概
略構成図である。 11・・・・・・マスタアーム 12・・・・・・スレ
ーブアーム 13・・・・・・操作グリッパ 14・・
・・・・ロボットハカド 15.16・・・・・・6軸
カセンサ 17a、17b、21a、21b・・・・・
・リンク 18・・・・・・パウダブレーキ 19.2
3・・・・・・基台 20・・・・・・カウンタウェイ
ト 24.28・・・・・・軸受 25.27゜29.
26a、30a−軸 26.30−−−−−・ポテンシ
ョメータ 31・・・・・・制御計算機 32,33・
・・・・・6軸力センサ信号 34.35・・・・・・
6軸力センサ用アンプ 36・・・・・・印加電圧指令
信号 37・・・・・・パウダブレーキ用サーボアンプ
38,42・・・・・・ポテンショメータ信号 39
.43・・・・・・A/Dコンバータ 40・・・・・
・指令電流信号 41・・・・・・電動機用サーボアン
プ
Claims (1)
- 操作グリッパを具えこれにより操作されるマスタアーム
の関節に関節のアクチュエータとしてパウダブレーキを
設け、前記操作グリッパによって駆動されるマスタアー
ムの動きに追従され操作グリッパによって操作されるロ
ボットハンドを具えたスレーブアームの対応する関節に
はブレーキ付減速電動機により前記関節を駆動する駆動
部を設け、前記パウダブレーキおよび前記駆動部には各
関節の角度を検出するポテンショメータを設け、前記各
ポテンショメータの出力により前記パウダブレーキおよ
び前記駆動部を制御する制御計算機とを設けたことを特
徴とするバイラテラルマスタスレーブマニピュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9520789A JP2624830B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | バイラテラルマスタスレーブマニピュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9520789A JP2624830B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | バイラテラルマスタスレーブマニピュレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02274482A true JPH02274482A (ja) | 1990-11-08 |
JP2624830B2 JP2624830B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=14131306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9520789A Expired - Lifetime JP2624830B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | バイラテラルマスタスレーブマニピュレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2624830B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010194307A (ja) * | 2009-02-11 | 2010-09-09 | Siemens Medical Solutions Usa Inc | 超音波スキャンのための支持アーム |
CN111185893A (zh) * | 2020-03-09 | 2020-05-22 | 辽宁科技大学 | 一种可同步动作的主从机械臂 |
CN111482950A (zh) * | 2019-01-29 | 2020-08-04 | 发那科株式会社 | 机器人 |
WO2023228280A1 (ja) * | 2022-05-24 | 2023-11-30 | リバーフィールド株式会社 | アーム機構 |
-
1989
- 1989-04-17 JP JP9520789A patent/JP2624830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010194307A (ja) * | 2009-02-11 | 2010-09-09 | Siemens Medical Solutions Usa Inc | 超音波スキャンのための支持アーム |
US9366378B2 (en) | 2009-02-11 | 2016-06-14 | Siemens Medical Solutions Usa, Inc. | Support arm for ultrasound scanning |
CN111482950A (zh) * | 2019-01-29 | 2020-08-04 | 发那科株式会社 | 机器人 |
JP2020121355A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | ファナック株式会社 | ロボット |
US11376729B2 (en) * | 2019-01-29 | 2022-07-05 | Fanuc Corporation | Robot |
CN111185893A (zh) * | 2020-03-09 | 2020-05-22 | 辽宁科技大学 | 一种可同步动作的主从机械臂 |
WO2023228280A1 (ja) * | 2022-05-24 | 2023-11-30 | リバーフィールド株式会社 | アーム機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2624830B2 (ja) | 1997-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Gosselin et al. | A friendly beast of burden: A human-assistive robot for handling large payloads | |
US20150224639A1 (en) | Remotely operated manipulator and rov control systems and methods | |
JPH0413105B2 (ja) | ||
JP4442464B2 (ja) | 多関節アーム機構 | |
JPH02274482A (ja) | バイラテラルマスタスレーブマニピュレータ | |
JPH02298480A (ja) | バイラテラルマスタースレーブマニピュレータ | |
Matsuhira et al. | Development of an advanced master-slave manipulator using a pantograph master arm and a redundant slave arm | |
JPS63267177A (ja) | マスタスレ−ブマニピユレ−タ | |
JP2560212B2 (ja) | 冗長マニピユレ−タのハイブリツド制御装置 | |
Lee et al. | Force-reflecting servo-manipulators for remote handling task in a radioactive environment | |
JPH04322988A (ja) | ロボットの関節機構 | |
JPH0938877A (ja) | ダイレクトティーチング制御装置 | |
JP7082365B2 (ja) | パラレルリンクロボット | |
Oonishi et al. | Producing and the latest development programs of the portable general purpose intelligent arm'Mitsubishi PA-10' | |
JPH02279285A (ja) | マスタ・スレーブマニピュレータの制御方法及び装置 | |
Ho et al. | Development of a teleoperated manipulator system for remote handling of spent fuel bundles | |
JP2693511B2 (ja) | 操作指令装置 | |
Rastogi1a et al. | Development of a Prototype Collaborative Robot for Fusion Remote Handling Applications | |
JPH0769734B2 (ja) | マニピュレータ装置 | |
JP2023066999A (ja) | ロボットシステム、ロボットシステムの制御方法、物品の製造方法、表示装置、表示装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 | |
Garcia-Valdovinos et al. | Open software/hardware architecture for advanced force/position control of an industrial robot | |
Sangveraphunsiri et al. | 284 Design and Development of a Six DOF Master-Slave Human-Assisted Manipulator Arm | |
Sutthi et al. | Designing of Delta Manipulator as Human-Robot Interaction for Collaborative Mobile Robot | |
JPH0288186A (ja) | マスタースレーブマニピュレータ | |
JPS6333996B2 (ja) |