JPH0227406A - 加工機の制御装置 - Google Patents
加工機の制御装置Info
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- JPH0227406A JPH0227406A JP17771988A JP17771988A JPH0227406A JP H0227406 A JPH0227406 A JP H0227406A JP 17771988 A JP17771988 A JP 17771988A JP 17771988 A JP17771988 A JP 17771988A JP H0227406 A JPH0227406 A JP H0227406A
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- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 38
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 9
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、加工機の制御装置、特に3次元加工におい
て、実際に加工する加より路に沿うように工具の半径分
だけ加工経路からずらす補正機能を備えた加工機の制御
装置に関するものである。
て、実際に加工する加より路に沿うように工具の半径分
だけ加工経路からずらす補正機能を備えた加工機の制御
装置に関するものである。
第4図は、従来の加工機の制御装置の構成図である。
図において、1は加工経路を記録した加工プログラムテ
ープ、2はテープ1の加工プログラム読み取り、解析し
て加工テーブル、加工ヘッド等の移動量を算出する制御
部、3は制御部2で算出された移動量に応じて制御され
る加工機である。 前記制御部2は、テープ1に記録された加工プログラム
を読み取る読取手段2aと、読取手段2aで読み取った
加工プログラムから1ブロック分(移動単位)、既定の
メモリ領域に読み込む1ブロック読込手段2bと、読み
込んだ1ブロック分の終点座標値を計算する終点計算手
段2cと、求められた終点座標値を加工機3へ出力する
出力手段2dとから構成されている。 次に、上記のように構成された従来の加工機の制御装置
の動作について説明する。 まず、加工プログラムを作成する場合について述べる。 加工する経路を示す移aJ指令コードCGコード)を決
定し、移動の終点座標値(X、ypZ)を決定し、さら
に工具を加工経路を含む加工面に垂直にするため工具の
角度(A、C)を決定する。このようにして加工経路を
作成する。 −通りの加工経路が作成し終えたならば、工具の経路を
決定するために加工経路に補正をかける。 加工経路の進行方向に対し、加工を行う工具が左右どち
ら側を通過するかを示す指令コード(G41・右側、G
42・右側)を指定する。次に、移動単位(ブロックと
呼ぶ)ごとに加工経路の移動終点から、どの方向に補正
をするかを示す方向ベクトル(1,J、K)と補正する
量(H)を指定する。 従って、テープ1には、G41GOOX Y Z I
J K A CH、、G42GOIX Y
Z I J KK A CH、のように1ブ
ロック配列で加工プログラムが記録されることになる。 上記のようにして作成された加工プログラムを制御部2
の読取手段2aにより読み取り、読み取った加工プログ
ラムから1ブロック読込手段2bにより1ブロック分既
定のメモリ領域に読み込む。 次いで、終点計算手段2cにおいて、読み込んだ1ブロ
ックの移動の各終点座標値(X、Y、Z)に、各方向ベ
クトル(1,J、K)に補正量(H)を加えた値を加算
し、その結果を移動の終点座標値とする。そして求めら
れた各終点座標値(x、y、z)を移動量として出力手
段2dにより加工機3に出力する。以下、上述の処理を
加工プログラムの終りまで繰返す。
ープ、2はテープ1の加工プログラム読み取り、解析し
て加工テーブル、加工ヘッド等の移動量を算出する制御
部、3は制御部2で算出された移動量に応じて制御され
る加工機である。 前記制御部2は、テープ1に記録された加工プログラム
を読み取る読取手段2aと、読取手段2aで読み取った
加工プログラムから1ブロック分(移動単位)、既定の
メモリ領域に読み込む1ブロック読込手段2bと、読み
込んだ1ブロック分の終点座標値を計算する終点計算手
段2cと、求められた終点座標値を加工機3へ出力する
出力手段2dとから構成されている。 次に、上記のように構成された従来の加工機の制御装置
の動作について説明する。 まず、加工プログラムを作成する場合について述べる。 加工する経路を示す移aJ指令コードCGコード)を決
定し、移動の終点座標値(X、ypZ)を決定し、さら
に工具を加工経路を含む加工面に垂直にするため工具の
角度(A、C)を決定する。このようにして加工経路を
作成する。 −通りの加工経路が作成し終えたならば、工具の経路を
決定するために加工経路に補正をかける。 加工経路の進行方向に対し、加工を行う工具が左右どち
ら側を通過するかを示す指令コード(G41・右側、G
42・右側)を指定する。次に、移動単位(ブロックと
呼ぶ)ごとに加工経路の移動終点から、どの方向に補正
をするかを示す方向ベクトル(1,J、K)と補正する
量(H)を指定する。 従って、テープ1には、G41GOOX Y Z I
J K A CH、、G42GOIX Y
Z I J KK A CH、のように1ブ
ロック配列で加工プログラムが記録されることになる。 上記のようにして作成された加工プログラムを制御部2
の読取手段2aにより読み取り、読み取った加工プログ
ラムから1ブロック読込手段2bにより1ブロック分既
定のメモリ領域に読み込む。 次いで、終点計算手段2cにおいて、読み込んだ1ブロ
ックの移動の各終点座標値(X、Y、Z)に、各方向ベ
クトル(1,J、K)に補正量(H)を加えた値を加算
し、その結果を移動の終点座標値とする。そして求めら
れた各終点座標値(x、y、z)を移動量として出力手
段2dにより加工機3に出力する。以下、上述の処理を
加工プログラムの終りまで繰返す。
【発明が解決しようとする課!!I!]上述のような従
来の加工機の#押装置では、3次元上の加工H路を補正
する時、1ブロック毎に方向ベクトル(I、J、K)を
指定しなければならず、また方向ベクトルを算出するに
は使用者自身が計算しなければならないため、加工プロ
グラムを作成するのに時間がかかるという問題があった
。 この発明は、上述のような問題点を解決するためになさ
れたもので、加工プログラム作成を容易にし、短時間で
作成できるようにした加工機の制御装置を提供すること
を目的とする。 【課題を解決するための手段】 この発明にかかる加工機の制御装置は、加工経路及び補
正指令コード、補正量を含む加工プログラムを読み取る
読取手段と、この読取手段で読み取った加工プログラム
を移動単位である1ブロック毎に読み込む1ブロック読
込手段と、この1ブロック読込手段が読み込んだ次の1
ブロックを読み込む先読み手段と、前記1ブロック読込
手段が読み込んだブロックと前記先読み手段が読み込ん
だブロックに基づいて各ブロックの加工経路に対し補正
指令コードの方向に補正量分ずらした各ブロックの交点
を求める解析手段と、この解析手段から求めた交点から
工具の移動位置を算出する終点計算手段と、算出した移
動位置データを加工機へ出力する出力手段とを備えてな
るものである。
来の加工機の#押装置では、3次元上の加工H路を補正
する時、1ブロック毎に方向ベクトル(I、J、K)を
指定しなければならず、また方向ベクトルを算出するに
は使用者自身が計算しなければならないため、加工プロ
グラムを作成するのに時間がかかるという問題があった
。 この発明は、上述のような問題点を解決するためになさ
れたもので、加工プログラム作成を容易にし、短時間で
作成できるようにした加工機の制御装置を提供すること
を目的とする。 【課題を解決するための手段】 この発明にかかる加工機の制御装置は、加工経路及び補
正指令コード、補正量を含む加工プログラムを読み取る
読取手段と、この読取手段で読み取った加工プログラム
を移動単位である1ブロック毎に読み込む1ブロック読
込手段と、この1ブロック読込手段が読み込んだ次の1
ブロックを読み込む先読み手段と、前記1ブロック読込
手段が読み込んだブロックと前記先読み手段が読み込ん
だブロックに基づいて各ブロックの加工経路に対し補正
指令コードの方向に補正量分ずらした各ブロックの交点
を求める解析手段と、この解析手段から求めた交点から
工具の移動位置を算出する終点計算手段と、算出した移
動位置データを加工機へ出力する出力手段とを備えてな
るものである。
この発明におけるに制御装置は、読取手段が読み取った
加工プログラムから1ブロック読込手段が読み込んだ現
在処理するブロックと、先読み手段が読み込んだ次に処
理するブロックとの2ブロックを取り出し、この2ブロ
ックを解析手段に取り込むことにより、2ブロックから
その加工経路に対し、補正指令コードの方向に補正量分
ずらした補正経路の交点が求められ、この交点から工具
の移動位置(移動りが算出されることになる。 従って、この発明にあっては、方向ベクトルを含まない
補正情報のみから補正経路を自動的に算出することがで
き、加工プログラム作成が簡単になる。
加工プログラムから1ブロック読込手段が読み込んだ現
在処理するブロックと、先読み手段が読み込んだ次に処
理するブロックとの2ブロックを取り出し、この2ブロ
ックを解析手段に取り込むことにより、2ブロックから
その加工経路に対し、補正指令コードの方向に補正量分
ずらした補正経路の交点が求められ、この交点から工具
の移動位置(移動りが算出されることになる。 従って、この発明にあっては、方向ベクトルを含まない
補正情報のみから補正経路を自動的に算出することがで
き、加工プログラム作成が簡単になる。
【実施例]
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第1図は、この発明による加工機のI!1IJIJ装置
の全体構成図である。 図において、1は加工経路を示す加工プログラムを1ブ
ロック単位で記録したテープ、10はテープ1の加工プ
ログラムを読み取る読取手段、11は読取手段10で読
み取られた加工プログラムを1ブロック分既定のメモリ
領域に読み込むlブロック読込手段、12は1ブロック
読込手段11で読み込んだブロックの次のブロックを読
み込む先読み手段であり、13は1ブロック読込手段1
1及び先読み手段12でそれぞれ読み込んだ加工経路を
示す2つのブロックから補正のかかった2つのブロック
の交点を求める解析手段である。また、14は解析手段
13で求めた2ブロックの交点から工具の移動終点座標
値を計算する終点計算手段、15は算出された終点座標
値を移動量として加工機3へ出力する出力手段である。 次に、上記のように構成された本実施例の動作を第2図
に示すフローチャートに従って説明する。 まず、ステップS1において加工プログラムを作成する
。即ち、加工する経路を示す移動指令コード(Gコード
)を決定し、移動の終点座標値(xtYp Z)を決定
する。そして工具を加工amを含む加工面に垂直にする
なめに工具の角度(A、C)を決定する。このようにし
て加工経路を作成してい(。−通りの加工経路の作成が
終了したならば、工具のH路を決定するために加工経路
に補正をかける。加工経路の進行方向に対し加工を行う
工具が左右どちら側を通過するかを示す指令コード(G
41・・・左側、G42・・右側)を指定し、さらに補
正する量(H)を指定する。 以上のように作成した加工プログラムを読取手段10に
より読み取る(ステップ32)。次のステップS3では
、読み取った加工プログラムから1ブロック読込手段1
1が処理しようとする1ブロックaを既定のメモリ領域
に読み込み、さらに次にステップ84において、先読み
手段12が前記ブロックaの次のブロックbを読み込む
。 このようにして読み込んだ各ブロックa、bは、解析手
段13に取り込まれ、第2図のステップ85〜813で
示す処理を実行することで両ブロックの交点が求められ
る。次にその詳細について述べる。 まず、ステップS5において、工具の角度(A。 C)からブロックa、bが同一平面内にあるかを判定す
る。ここで、ブロックa、bが同一平面内にあると判定
された場合はステップ56に進み、その平面A(第3図
a参照)をマトリックスを用いて決定する。そして、次
のステップ57において、ブロックa、bの終点座標値
(x、y、z)を決定する平面に置き換える(3次元か
ら2次元へ)。次のステップS8では、平面に置き換え
た各ブロックa、bに平面上で補正量(H)を加え、そ
の軌跡をaH,bHとする。そして次のステップS9に
おいて、軌跡aH,bHの交点を求め、求めた交点を元
の座標系(3次元)へ変換する(ステップ510)。 求めた交点の元の座標系への変換処理が終了すると、ス
テップ314に進み、終点計算手段1.4により工具の
移動終点座標値を計算し、これを工具の移動量として出
力手段15から加工機3へ出力する(ステップ515)
。そして、次のステップ316で加工プログラムが終了
したかを判定し、終了しない場合はステップS4に戻る
。 また、前記ステップS5でブロックa、bが同一平面上
にない、叩ちブロックa、bが異なる平面にあると判定
された時は、ステップ811に進み、各ブロックa、b
の平面A、B(第3図す参照)をマトリックスを用いて
決定する。次のステップ812では、決定した平面A、
Bの交AIL(第3図す参照)を求める。そして、次の
ステップ313において、ブロックaの終点座標値(X
2゜F2P z2)に、交線方向に沿い補正指令コード
(G41. G42)で指定された方向に補正量(H)
を加える。これにより補正のかかったブロックa、bの
交点を求める。 このようにして求められた異なる平面内のブロックa、
bの交点を終点計算手段14に取り込むことにより工具
の移動終点座標値を計算し、これを移動量として出力手
段15から加工機3へ出力する。 第3図は、加工プログラムと、これを基に本実施例の処
理手段により求められる工具のワーク40に対する加工
経路とを表した具体例を示すものである。 即ち、第3図(a)は、同図に示す加工プログラムのブ
ロックa、bが同一平面内にある場合を示したもので、
実線が補正前のワーク40に対する工具の経路であり、
破線は補正後の実際の加工経路である。 また、第3図(b)は、同図に示す加工プログラムのブ
ロックa、bがそれぞれ異なる平面A、B内にある場合
を示したもので、実線が補正前のワーク40に対する工
具の経路であり、破線は補正後の実際の加工経路である
。 上述のような本実施例にあっては、加工経路と補正情報
(補正指令コード、補正量H)を含む加工プログラムか
ら現在処理するブロックaと、次に処理するブロックb
との2ブロックa、bを取り出し、この2ブロックa、
bから加工経路に対し、補正指令コードの方向に補正量
Hだけずらした補正経路の交点を求め、この交点から工
具の移動位置を算出する方式としなので、従来のように
各ブロック毎に方向ベクトルを指定する必要がなくなり
、3次元上の加工経路に対し簡単に補正をかけることが
できると共に、加工プログラムの作成が簡単になる。 【発明の効果】 以上のように、この発明によれば、加工プログラムから
現在処理するブロックと、次に処理するブロックの2つ
のブロックを読み出し、この2ブロックから補正isの
交点を求め、かつこの交点から移動位置を算出する方式
にしたので、加工プログラム中に補正用方向ベクトルを
指令する必要がなくなって、加工プログラムの作成が容
易になり、その作成も短時間にできるという効果がある
。
る。 第1図は、この発明による加工機のI!1IJIJ装置
の全体構成図である。 図において、1は加工経路を示す加工プログラムを1ブ
ロック単位で記録したテープ、10はテープ1の加工プ
ログラムを読み取る読取手段、11は読取手段10で読
み取られた加工プログラムを1ブロック分既定のメモリ
領域に読み込むlブロック読込手段、12は1ブロック
読込手段11で読み込んだブロックの次のブロックを読
み込む先読み手段であり、13は1ブロック読込手段1
1及び先読み手段12でそれぞれ読み込んだ加工経路を
示す2つのブロックから補正のかかった2つのブロック
の交点を求める解析手段である。また、14は解析手段
13で求めた2ブロックの交点から工具の移動終点座標
値を計算する終点計算手段、15は算出された終点座標
値を移動量として加工機3へ出力する出力手段である。 次に、上記のように構成された本実施例の動作を第2図
に示すフローチャートに従って説明する。 まず、ステップS1において加工プログラムを作成する
。即ち、加工する経路を示す移動指令コード(Gコード
)を決定し、移動の終点座標値(xtYp Z)を決定
する。そして工具を加工amを含む加工面に垂直にする
なめに工具の角度(A、C)を決定する。このようにし
て加工経路を作成してい(。−通りの加工経路の作成が
終了したならば、工具のH路を決定するために加工経路
に補正をかける。加工経路の進行方向に対し加工を行う
工具が左右どちら側を通過するかを示す指令コード(G
41・・・左側、G42・・右側)を指定し、さらに補
正する量(H)を指定する。 以上のように作成した加工プログラムを読取手段10に
より読み取る(ステップ32)。次のステップS3では
、読み取った加工プログラムから1ブロック読込手段1
1が処理しようとする1ブロックaを既定のメモリ領域
に読み込み、さらに次にステップ84において、先読み
手段12が前記ブロックaの次のブロックbを読み込む
。 このようにして読み込んだ各ブロックa、bは、解析手
段13に取り込まれ、第2図のステップ85〜813で
示す処理を実行することで両ブロックの交点が求められ
る。次にその詳細について述べる。 まず、ステップS5において、工具の角度(A。 C)からブロックa、bが同一平面内にあるかを判定す
る。ここで、ブロックa、bが同一平面内にあると判定
された場合はステップ56に進み、その平面A(第3図
a参照)をマトリックスを用いて決定する。そして、次
のステップ57において、ブロックa、bの終点座標値
(x、y、z)を決定する平面に置き換える(3次元か
ら2次元へ)。次のステップS8では、平面に置き換え
た各ブロックa、bに平面上で補正量(H)を加え、そ
の軌跡をaH,bHとする。そして次のステップS9に
おいて、軌跡aH,bHの交点を求め、求めた交点を元
の座標系(3次元)へ変換する(ステップ510)。 求めた交点の元の座標系への変換処理が終了すると、ス
テップ314に進み、終点計算手段1.4により工具の
移動終点座標値を計算し、これを工具の移動量として出
力手段15から加工機3へ出力する(ステップ515)
。そして、次のステップ316で加工プログラムが終了
したかを判定し、終了しない場合はステップS4に戻る
。 また、前記ステップS5でブロックa、bが同一平面上
にない、叩ちブロックa、bが異なる平面にあると判定
された時は、ステップ811に進み、各ブロックa、b
の平面A、B(第3図す参照)をマトリックスを用いて
決定する。次のステップ812では、決定した平面A、
Bの交AIL(第3図す参照)を求める。そして、次の
ステップ313において、ブロックaの終点座標値(X
2゜F2P z2)に、交線方向に沿い補正指令コード
(G41. G42)で指定された方向に補正量(H)
を加える。これにより補正のかかったブロックa、bの
交点を求める。 このようにして求められた異なる平面内のブロックa、
bの交点を終点計算手段14に取り込むことにより工具
の移動終点座標値を計算し、これを移動量として出力手
段15から加工機3へ出力する。 第3図は、加工プログラムと、これを基に本実施例の処
理手段により求められる工具のワーク40に対する加工
経路とを表した具体例を示すものである。 即ち、第3図(a)は、同図に示す加工プログラムのブ
ロックa、bが同一平面内にある場合を示したもので、
実線が補正前のワーク40に対する工具の経路であり、
破線は補正後の実際の加工経路である。 また、第3図(b)は、同図に示す加工プログラムのブ
ロックa、bがそれぞれ異なる平面A、B内にある場合
を示したもので、実線が補正前のワーク40に対する工
具の経路であり、破線は補正後の実際の加工経路である
。 上述のような本実施例にあっては、加工経路と補正情報
(補正指令コード、補正量H)を含む加工プログラムか
ら現在処理するブロックaと、次に処理するブロックb
との2ブロックa、bを取り出し、この2ブロックa、
bから加工経路に対し、補正指令コードの方向に補正量
Hだけずらした補正経路の交点を求め、この交点から工
具の移動位置を算出する方式としなので、従来のように
各ブロック毎に方向ベクトルを指定する必要がなくなり
、3次元上の加工経路に対し簡単に補正をかけることが
できると共に、加工プログラムの作成が簡単になる。 【発明の効果】 以上のように、この発明によれば、加工プログラムから
現在処理するブロックと、次に処理するブロックの2つ
のブロックを読み出し、この2ブロックから補正isの
交点を求め、かつこの交点から移動位置を算出する方式
にしたので、加工プログラム中に補正用方向ベクトルを
指令する必要がなくなって、加工プログラムの作成が容
易になり、その作成も短時間にできるという効果がある
。
第1図はこの発明による加工機の制御装置の一例を示す
構成図、第2図は本実施例における動作説明のフローチ
ャー1・、第3図(a)、(b)は本実施例におけるワ
ークと加工経路との関係を示す説明図、第4図は従来の
加工機の制御装置の構成図である。 1・加工プログラムテープ、3 加工機、10読取手段
、11−1ブロック読込手段、12先読み手段、工3
解析手段、14 終点計算手段、15 出力手段、 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
構成図、第2図は本実施例における動作説明のフローチ
ャー1・、第3図(a)、(b)は本実施例におけるワ
ークと加工経路との関係を示す説明図、第4図は従来の
加工機の制御装置の構成図である。 1・加工プログラムテープ、3 加工機、10読取手段
、11−1ブロック読込手段、12先読み手段、工3
解析手段、14 終点計算手段、15 出力手段、 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 実際に加工する加工経路に沿うように工具を加工経路か
ら所定量ずらす機能を備えた3次元加工機の制御装置に
おいて、加工経路及び補正指令コード、補正量を含む加
工プログラムを読み取る読取手段と、この読取手段で読
み取った加工プログラムを移動単位である1ブロック毎
に読み込む1ブロック読込み手段と、この1ブロック読
込手段が読み込んだ次の1ブロックを読込む先読み手段
と、前記1ブロック読込手段が読み込んだブロックに基
づいて各ブロックの加工経路に対し補正指令コードの方
向に補正量分ずらした各ブロックの交点を求める解析手
段と、この解析手段から求めた交点から工具の移動位置
を算出する終点計算手段と、算出した移動位置データを
加工機へ出力する出力手段とを備えてなる加工機の制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17771988A JPH0227406A (ja) | 1988-07-16 | 1988-07-16 | 加工機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17771988A JPH0227406A (ja) | 1988-07-16 | 1988-07-16 | 加工機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0227406A true JPH0227406A (ja) | 1990-01-30 |
Family
ID=16035914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17771988A Pending JPH0227406A (ja) | 1988-07-16 | 1988-07-16 | 加工機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0227406A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5294146A (en) * | 1991-05-02 | 1994-03-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Active suspension of vehicle having system of compensation for cornering force |
-
1988
- 1988-07-16 JP JP17771988A patent/JPH0227406A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5294146A (en) * | 1991-05-02 | 1994-03-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Active suspension of vehicle having system of compensation for cornering force |
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