JPH02273687A - チアミンリン酸塩の水溶液からリン酸を分離する方法 - Google Patents

チアミンリン酸塩の水溶液からリン酸を分離する方法

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JPH02273687A
JPH02273687A JP2049677A JP4967790A JPH02273687A JP H02273687 A JPH02273687 A JP H02273687A JP 2049677 A JP2049677 A JP 2049677A JP 4967790 A JP4967790 A JP 4967790A JP H02273687 A JPH02273687 A JP H02273687A
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phosphate
phosphoric acid
water
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ヴオルフガング・シユール
Joachim Paust
ヨアヒム・パウスト
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/6558Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom containing at least two different or differently substituted hetero rings neither condensed among themselves nor condensed with a common carbocyclic ring or ring system
    • C07F9/65583Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom containing at least two different or differently substituted hetero rings neither condensed among themselves nor condensed with a common carbocyclic ring or ring system each of the hetero rings containing nitrogen as ring hetero atom
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明嬬チアミンリン酸塩の水溶液からリン酸を分離す
る方法に関する。
〔従来の技術〕
構造式Iのコカルボキシツーゼ(を九テアミytロリン
酸塩またはチアミンニリン酸とも云う)は補欠分子族と
して特殊なたん白質と共に、人間的および動物的生物体
の物質代謝において一連の重大な反応を接触する多くの
酵素を生成する。
OHOH ある条件下、例えば組織中に酵素機能不全のある場合を
次は酸素欠乏の場合にビタミンB1のコカルポ中シラー
ゼへのリン酸化機構は阻害されることがある。このより
な場合にコカルポキシツーゼによる治療は糖尿病の敗血
症の際、末梢血管病、神経痛txは帯状庖疹の一定の形
の場合と同様に重要である。
1937年に酵母ρλらコカルボキシラーぜの補酵素を
始めて分離して以来このものt−製造する有利な方@を
開発するこころみは久くることはなかった。公知である
方法の概要は西ドイツ特許出願公開第1085527号
明細書に開示されている。コカルボキシラーゼの、記載
されている技術的に重要なすべての合成はチアミンから
出発し、該チアミンt一種々のリン酸化剤で反応せしめ
ている。最も多く使用されるリン酸化剤は高−度のリン
酸である。すでに西ドイツ特許出願公開第108552
7号明細書に開示され友よりに、高@[のオルトリンa
lはわずかに約25−までビロリン111hら構成され
ているにすぎない。その結果コカルポキシラーゼは理論
的には最高で25−の収率で生成され得るにすぎない。
該収率は副生成物として生成する高級チアミン−ポリリ
ン酸エステルt1この場合同時にコカルボキシラーゼ自
身は分解することなく、部分的に加水分解することだけ
で向上させることが出来る。
従ってコカルボキシラーゼ製造の主要のJII点はチア
ミンをリン酸化する際に生じる、リン数および穆々のチ
アミンリン酸エステルからなる混合物からコカルボキシ
ラーゼ七できるだけ有利に分離することにある。さらに
チアミンリン酸エステルは酸に敏感であるために過剰の
リン@tエステルの実際の単離前にできるだけ早く分離
することが合理的であると判明した。
リン酸の分1IIIは従来の技術によれは一般には、メ
タノール、またはア七トンのような#沖」でチアミンリ
ン酸エステルを数回沈澱せしめてこれをリン酸水溶液か
ら分離することによって行う。
これに要する溶剤の童は相当なものである。それに加え
てこれによってリン酸の完全な分離は可能ではない。
ほかの手段はリン酸を含むチアミンリン酸浴液を塩基性
イオン交換体で処理することである。
この場合、イオン交換体の非常に多い倉か必要でかつ該
チアミンリン酸エステルはイオン交換処理により極めて
薄い溶液で生じるので不利である。
ところで、チアミンリン酸塩する際に生じるチアミンリ
ン酸塩溶液を適当な不水浴性第三アミンおよび水と混合
しない中程度の極性の溶剤ηλらなる混合物との液−液
抽出により過!$1のりンW11に完全に分離すること
かの能である仁とが見出された。この場合にはリン@を
不水溶性のアミンで相応する塩にして、該塩tそれρλ
ら水と混合しない溶剤にニジ抽出する。非常に意外なこ
とはリン酸のこの抽出の際に同様にアミンと塩を生成す
ることのできるチアミンリン酸塩は抽出式れす、むしろ
殆ど定量的に水浴液に残っていることである。
〔発明が解決しようとする練聰〕
従って本発明の課題は例えはチアミンをリン酸化し、場
合により引き続いて部分的加水分解することによりコカ
ルボキシラーゼを製造する際に生じるチアミンリン酸塩
の水溶液からリン酸を分離する方法において、前記リン
Wjtt−経済的〃瓢つ完全に分離する方法を提供する
ことであつ九。
〔昧atを解決するための手段〕
前記腺題は本発明により、前記リン1m!?!−S夾際
に水に不溶または極めてわずか可溶性の第三アミンで相
応する塩に導き、こA11−実際に、水と混和しないか
または極めてわずかに混和可能な中a度の極性の溶剤で
抽出することにより解決される。
特に有利には、本発明による方法七久のように行りこと
である。すなわち、前記リン戚七夾際に水に不溶17′
?、は極めてわすかに可溶性の第三アミンおよび実際に
水と混和しないかlたは極めてわす刀1混和可能な中程
度の極性の浴剤との混合物で抽出することである。
該抽出剤はアルカリ性水溶液(例、Na0HsKOH)
で簡単なストリッピングによって再生することができる
。該チアミンエステルホスフェートは抽出の後はチアミ
ンリン散エステルホスフェートとして水相に存在するが
、こnは常法でイオン交換クロマトグラフにより分離す
ることができる。
該抽出に19過剰のリン酸は完全に良く除去できるから
、ここではただ実質的にわすかな菫のイオン交換体が必
要であるにすぎない。
第三アミンとしては本発明による方法には今までの観測
によれば原則的にすべての第三アミンが適している。こ
れらは水に不溶tfcはわずかのaT浴性であるから、
それが官能基にもとづき他の方法で反応相手と反応でき
ない@シはその化学的性質は問題にならない。久に例を
挙げる。
炭素原子総計で8〜40個、有利には12輪36個を有
する脂肪製第三アミン、例、特にトリオクチルアミンな
らびにトリヘキシルアミンおよびトリドデシルアミン、 脂肪族一環式脂肪族第三アミン、例N、N−ゾメテルシ
クロへキシルアミンお工び 脂肪康−アリール脂肪族第三アミン、例N。
N−7メチルーペンンルアミン。
特に有利であるのは容易に入手しやすく、従って安価な
アミントリオクチルアミンおよびトリドデシルアミ/を
使用することである。
第三アミンは一般に、それが塩生成に必要であるような
量で使用する。特に有利なのは該塩生成を同様に抽出に
使用する、実際に水と混和しない中位の極性の溶剤の存
在ですぐに行うように加工することである。該リン酸會
水に不溶tyc嫁極めてわすかに可溶性のアミンおよび
水と混和しないかは極めてわずかに水と混和可能な溶剤
とからなる混合物で抽出することが秀際に重要である。
このために該溶剤に対して10〜80、有利には40〜
70重量−の菫で該アミンを含む混合物を使用する。単
にわずかのアミンの量を富む混合物で作業するときは多
量のアミン−溶剤混合物の大量を使用するかさもなけn
ば抽出過l!を数@繰返さなけれはならない。
アミンを大量に含むアミン−溶剤混合物で作業すnば、
九だ一回の抽出過程で十分である。
水と混和しないかま几は極めてわずか混和可能な中位の
極性の溶剤は主として、いわゆるICT価、約50〜約
30Koa1/mo1(211〜126 kli)/ 
mol )を有するような溶剤が考えられる( Ohr
、Rn1ohardtr13o1vent l1lff
@cta inOrganic ChemistPy 
’ Verlag Ohemie s  1979#b
es、8.242〜45)。例を舟けると炭素原子4〜
8個を有するアルコール、エーテル例ゾエテルエーテル
、メチル−t−ブチルエーテル、ジフェニルエーテルお
LびV−rs−ffルx−チル、ならびに炭素原子5〜
8個t−Wするケトン、例クエテルケトン、メチルイン
ブチルケトン、アセトフェノンおよびシクロヘキサノン
およびシクロヘキサノンおよび炭化水素、例トルエン・
酢酸エチルエステルおよびハロゲン化炭化水素は原則的
にまた使用することができるけれども操作技術的理由か
らはあtシ有利ではない。
特に有利にはメチル−イソブチルカルビノール、3−エ
チル−ペンタノール、1−ヘキサノール、メチル−シク
ロへキサノール、メチルインブチルケトンおよびメチル
−1−ブチルエーテル七使用する。
溶剤は一般に抽出すべきリン[1kg毎に1〜4ゆ有利
には1.5〜2に9の量で使用する。第三アミンを有す
る混合物では溶剤は第三アミンに対し20〜90、有利
には30〜60重量−の量で含まれる。
第三アミンおよび溶剤からなる混合物で作業ゼす、すな
わち、チアミンリン酸塩のリン酸水溶液を水と混和しな
い溶剤無しで第三アミンと混合するときは、生成せられ
る塩は油状の形で生じひいては後続の抽出の際には困a
t−引き起すことが起り得る。
リン酸の抽出は、該水浴液が一値3〜4、籍に3.2〜
3.4になったとき終了する。
本発明による方法は、チアミンをリン酸化する際に生じ
るチアミンリン酸塩のリン酸水*aからリン@全分離す
るのに適している。
チアミンのリン酸化の際に得らnる、チアミンリン酸塩
の混合物の組成はリン酸の中に取り込まれるチアミン量
に依存する。低いチアミン/リン酸比率の際には殆ど5
0チの高級チアミンりン酸塩が生成し、高いチアミン/
リン酸比率の際はこれに対してチアミン−リン酸塩成分
は60q/b以上に上昇する。
チアミンリン酸塩は酸性溶液中では加水分解する。この
場合にゾ、トリおよび高級リン酸塩社水溶性故に対して
チアミン−リン酸塩よりも著しく高い不安定性を示す。
a−Aリン酸化生成物を水に溶解する際に達する1より
小名いβ値の場合、高級リン酸塩の加水分解速度は比較
的大きい。
@製すン鍍化生成物が多量の高級チアミンリン酸塩を含
有するときは、リン酸化する際に生じる混合物を先づ部
分的加水分解させることか有利である。
この几めに一般にリン酸化の際に生じるチアをンー朝製
リン酸塩を水中でβ値0.5〜3有利には0.5〜1.
5で、温度60〜100、有利には50〜80℃に加熱
する。最も有利な条件はそnそれの度毎にHPXJOに
より該混合物を試験することにより見出すことができる
。水中のチアミン粗製v′/IR塩を長く加熱すれは、
テアミン−りン敏塩の成分はそれだけ多くなる。引き蝙
はした部分的加水分解、すなわち、水中の該チアミン粗
製リン酸塩混合物を約2〜6時間加熱することにより、
所望の場合には主としてチアミン−リン酸塩1含んだリ
ン酸水溶液を得ることができ、これらの溶液からリン!
[−本発明による除去により拘単に同様に必要なチアミ
ン−リン酸塩を得ることができる。
過剰のリンi1!を抽出後該チアミンリン酸塩は常法で
分離することができる。
コカルポキシラーゼおよびチアミン−リン酸塩の単一は
有利には次のよりに行う。すなわち、リン酸を抽出する
ことにより遊離され九チオアミンリン酸エステルリン酸
塩溶液から低級アルコールまたはアセトンを加えること
によジチアミンーリン酸エステルの大部分を結晶チアミ
ン−リン酸エステルリン酸塩として沈澱せしめ富化し九
コカルポキシラーゼtW童kNする残つ九溶液から有機
溶剤を常法で留去した後イオン交換クロマトグラフィー
によりコカルボキシラーゼを収得する。
チアミンりン酸塩を分離することについての詳細なデー
タは例えばすでに前記記載の西ドイツ特許出願公開第1
085527号明細書に開示されている。
単離する際に含まれたコカルボキシラーゼから常法でま
たコカルボキシラーゼの所望の塩を製造することができ
る。
本発明による方法によって、チア(ンのリン酸化の際に
生じる、オルトリン酸および橋々のチアミンリン酸エス
テルからなる混合物から簡単でかつ有′利にコカルボキ
シラーゼを単一することができる。
完全な抽出によるリンIII!O除去により得られたチ
アミンリン酸エステルリン酸塩溶液のさらに有利な点は
メタノール、エタノールtた紘アセトンのような有機溶
剤を添加することによりテアミンーリン酸エステルの大
部分が直にチアミン−リン酸エステルリン酸塩として結
晶(II&売可能の市場製品)として得られることであ
る。
富化されたコカルM中シラーゼ成分を有、する残つた溶
液社常法で有機溶剤を留去せしめ友後イオン交換クロマ
トグラフィーにより純化することができる。この溶液の
減少したチアミン−リン酸エステル成分により極めて少
量のイオン交換体を必要とするにすぎない。
チアミンをリン酸化することにより得られるチアミンリ
ン酸塩の溶液を延長した部分的加水分解、引き続いてリ
ン酸の抽出およびメタノール、エタノールまたはアセト
ンのような有機溶剤を添加によりチアミンリン酸塩の殆
ど全宮量を簡単に結晶、販売可能なチアミン−リン酸塩
の形で分離することができる。
〔実施例〕
以下例により本発明による方法を詳細に説明。
する。
これらの例に先だちその際利用するチアミンリン酸塩の
分析法について2.3の説明をする。
チアミンリン酸化生成物の分析は逆相−シリカゲルカラ
ムでHPLOにより行う(MJumuraat 1Ll
sJ、0hrO!Ill!LtOgr&plk7)  
332 (1985)、j[181〜188参照)。
カラA : RP 18.7μm 25088謳展開剤
:水中0.2 m NaE1PO4の緩衝液997dア
セトニトリル3d 圧力 :115パール チアミンおよびリン酸化生成物の構出にはλ−235n
mでUV検出器により鋤定し、りン酸の検出は後続の赤
外線分析器で行う。
リン酸化生成物比の測定はUV−積分器表示により行わ
れ種々のリン酸化反応生成物のモル収率には相応しない
、これらは個々のリン酸塩特定種の相違する吸光係数の
関係によって得られる。しかしリン酸化反応を相対的に
比較するためにはこれは必要ではない。
例1 A)チアミンクロリド−塩酸塩のリン酸化チアミンクロ
リド−塩酸塩200 、? (0,59モル)t100
℃で1時間オルトリンa2250gと混合し友。該混合
管t120℃に加熱後五酸化りン200!i加え、その
結果生じるHOJガス発生を普通した。さらに15分間
の反応時間の後該反応混合物を冷却した。HPLOによ
る次の組成1に有するリン酸を含むチアミンリン酸エス
テル−混合物541”k得た。
コカルポキシラーゼ        33.7 tsチ
アミン−リン酸塩        37.2饅チアミン
三リン酸塩        15.0チチアミン四リン
酸塩        13.1 %B)チアミンリン酸
塩エステル混合物の部分的加水分解 ガラス状の固化した粗製リン酸塩(544,?)を水1
088slに溶解し、flX溶液を引き続いて70℃に
1時間加熱し九。引き続き該i!#液をHア−c1使用
して試験した。これは次の組成であつ九。
チアミン−リン酸塩        61.4%コカル
ボキクラーゼ        31.5%デアミン三リ
ン酸塩         2.6−〇)りン麿の抽出 前記溶液を冷却し九る後遊陥リン酸の主なる量を除去す
る九めトリーn−オクテルアζン75重量%を含有する
メチルイノブチルカルビノールからなる混合勧告1!で
2回抽出した(抽出剤は回収できる)0次の組成の粗製
リン酸塩溶液(−3,3)907.91−得た。
チアミン−リン酸塩        66.9 %コカ
ルボキシラーゼ        50.2チテアミン三
リン酸塩         1.5饅D)イオン交換体
によるチアミンリン酸塩エステルの分離 粗製リン酸塩を抽出したる後に得られるチアミンリン酸
塩エステル溶液(907,9)をイオン交換カラム2個
を介して分離した。該コラムは下記の交換体を含む、す
なわち、 1)  Am’b@rlite I RA 95 (弱
塩基性1. ”oH形)0O− 2)  Lewatit I R−120(強酸性、H
+形)3000* 弱塩基性イオン交換体(I RA 95 )から流n出
た溶液を直ぐに酸性のイオン交換体L・watitlR
−120に供給した。600−を先に流した後久O組成
の=カルボキシラーゼ1.21 t−%た・ コカルボキクラーゼ        99.5チテア考
ンーリン酸塩          0.5%該ココカル
ボキシラーゼ溶液 1.24 ) t−40ζリパール
で約100−に蒸発せしめ、メタノール4004t−加
えた後にコカルポキシラーゼー四水化物54g(使用し
たチアミンx Hclに対し18qII)1に得た。
B)イオン交換体の再生およびチアミン−オルトリン酸
−ビス−塩酸塩の収得 &)弱塩基性イオン交換体(Amb@rlte I R
A95)’k 1.54 Na0B水溶液1.0!で再
生し、ag。
3ノで中性洗浄し死後に、さらに分離に使用可能であっ
た。
b)酸性イオン交換体IR−120を1o慢HOJ水S
液5jで再生し、HsO201で中性洗浄のvk社さら
に分離に使用可能であった。塩酸の再生溶液(5,1)
 t400dlIC711NシーLC約40ミリバール
でLmeoa2ノを加えることによりテアミンーオルト
リン識−げスー塩酸塩153、?(使用し九チアミン塩
酸塩に対し57%)を収得した。これはチアミンクロリ
ド・塩酸塩の代フにさらにリン酸化の九めに使用するこ
とができ次。
同様にチアミンクリド改化し、必簀ならは引き続いて部
分的加水分解して製造されたチアミンリン酸塩の水醪液
からりン酸を実際に定電的抽出分離することができた。
すなわち、a) )リー二一ドデシル−アミン4011
1%およびメチル−t−ブチルエーテル60X量%から
なる混合物で3回抽出し、 b) )ソーn−オクチル7ば750重量−および1−
ヘキサノール50重量%からなる混合物で2回抽出し、 C) トリーn−へキシルアルミン60重量Sおよび3
−エチル−ペンタノール40重量−からなる1合物で6
1抽出し、ならびに l1l)トリーn−ブチルアミン40][量−およびメ
チル−インブチルケトン60重量−からなる混合物で3
回抽出を行うことである。
例2 チアミンクロリド・塩酸塩200IIt−オルトリン酸
250gと例1人に相応してリン酸化し、得られ九チア
ミンリン酸エステル混合物を例1Bと同様に部分的に加
水分解し、その際得られ九溶液を例1oと同様にトリー
n−オクチルアミン75重量%”tt有するメチルーイ
ソブチルーカルピノルからなる混合勧告1)で2回抽出
した。
抽出した溶g、1100−は次の組成の乾燥物質(ra
)518gを含んでい友。
チアミン−リン酸塩       72.7 %コカル
ボキシラーゼ       23.4チチアξン三リン
I!           1.0%抽出し死相製リン
酸塩溶液1100yに50℃でエタノール110C1d
t添加し、得らn−混合物t−寛温に1時間以内に冷却
した。続いてなお約30分間室温に放置し、それから沈
澱し九結晶を濾別した。
該結晶物(180gT8 ’)は下記の成分會含んでい
几。
チアミン−りンII!          98.0慢
コカルボキシクーゼ        1.5s該結晶物
は40℃減圧で乾燥した。これはこのままでも使用でき
るけれどもリン酸化反応に戻し九。
前記母g(137g(r8))は次の成分を含んでい友
チアミン−リン酸塩       35.89!コカル
ボキシラーゼ       53.5%チア電ンエトロ
リン識塩      2.3饅該母fi?エタノールを
分離するため減圧下、30〜40℃で蒸留した。得た残
渣tssad Amb@rlite I RA 96(
弱塩基性、OH−形)およびL・貰atit I R−
120のイオン交換クロマトグラフィーによp常法で和
製した。
コカルボキシラーゼ含W#g1000WJt−得九が、
これt−蒸発して結晶させ死後にコカA/ボキシラーゼ
四水和物5491−得た。
例3 チアミンクロリド・塩’e11m20011にオルトリ
ン酸250gおよびp、o520011からなる混合物
で、例1Aと同様にリン酸化し、得られたチアミンりン
畝エステル混合物を6.5時間、70℃に加熱により部
分的に加水分解し、その際得らfi次溶液七例10と同
様にトリーn−オクチルアミン751kxlチを含有す
るメチルーイソプチルーカルピノルからなる混合11で
2回抽出した。
該抽出した溶液の11001Ijは久の組成の乾燥物質
(re)318gを含んでいた。
チアミンモノリン酸塩       94%コカルポキ
シラーゼ         6チ該抽出し次リン酸塩溶
液の1100+wjに50℃でエタノール1100s+
Jを加え、得られ几混合物t−1時間以内に嵐温に冷却
した。引き就いてなお約60分間室温に放置し、それか
ら沈澱した結晶を濾別した。
該結晶物(240JylT8)はチアミン−リン陵塩9
9.6−を含んでいた。
該結晶物t−40℃で減圧して乾燥した。これはこのt
′を使用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、チアミンをリン酸化および場合により引き続いて部
    分的加水分解の際に生じるチアミンリン酸塩の水溶液か
    らリン酸を分離する方法において、該リン酸を実際に不
    溶または極めてわずかの水溶性の第三アミンで相応する
    塩に導き、これを実際に不混合または極めてわずかに水
    と混合し得る中程度の極性の溶剤で抽出することを特徴
    とするチアミンリン酸塩の水溶液からリン酸を分離する
    方法。
JP2049677A 1989-03-02 1990-03-02 チアミンリン酸塩の水溶液からリン酸を分離する方法 Pending JPH02273687A (ja)

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DE3906633A DE3906633A1 (de) 1989-03-02 1989-03-02 Verfahren zur abtrennung von phosphorsaeure aus waessrigen loesungen von thiaminphosphaten

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