JPH02273215A - 情報記録ディスク射出成形装置 - Google Patents

情報記録ディスク射出成形装置

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JPH02273215A
JPH02273215A JP9503589A JP9503589A JPH02273215A JP H02273215 A JPH02273215 A JP H02273215A JP 9503589 A JP9503589 A JP 9503589A JP 9503589 A JP9503589 A JP 9503589A JP H02273215 A JPH02273215 A JP H02273215A
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molding surface
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Ken Tanigawa
谷川 謙
Yasuro Fujita
藤田 康郎
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Pioneer Corp
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Pioneer Video Corp
Pioneer Electronic Corp
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/2701Details not specific to hot or cold runner channels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2017/00Carriers for sound or information
    • B29L2017/001Carriers of records containing fine grooves or impressions, e.g. disc records for needle playback, cylinder records
    • B29L2017/003Records or discs
    • B29L2017/005CD''s, DVD''s

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は情報記録ディスク射出成形装置に関する。
背景技術 光ディスクなどの情報記録ディスクの透明基板の多くは
、PC(ポリカーボネート)やPMMA(ポリメチルメ
タアクリレート)などを素材として射出成形装置により
形成されている。
第7図及び第8図に従来の情報記録ディスク射出成形装
置を示す。
第7図に示すように、かかる従来装置においては、型成
形面を有して図示せぬベース上に固定された固定型体1
と、該ベース上に固定型体1と型成形面同士が対向する
ように且つ該型成形面に対して直角な方向において移動
自在に設けられた可動型体2とを有している。なお、図
示してはいないが、可動型体2を移動せしめると共に固
定型体1及び可動型体2を互いに型締めする型締手段と
しての油圧シリンダが設けられている。
固定型体1は、固定型板3と、成形すべき基板の一方の
面を形成する円盤状の固定鏡面板4と、固定鏡面板4を
固定型板3に取り付ける取付型板5とからなる。固定鏡
面板4の中央を貫くように中空の冷却スリーブ6が挿入
されており、該冷却スリーブ内には筒状のスプール7が
設けられている。スプール7は射出手段のノズル8より
射出せしめられる溶融状態の被成形材料を型成形面が画
定する型空間9内に案内する。
一方、可動型体2は、可動型板10と、成形すべき基板
の他方の面すなわちスタンバ11を担持する面を有する
円盤状の可動鏡面板12と、可動鏡面板11を可動型板
10に取り付ける取付型板13とから成る。スタンバ1
1は信号記録用ビットを成形するための薄板状かつ環状
のものであり、可動鏡面板12の内周部及び外周部に対
応する部分には、このスタンバ11の内周部及び外周部
を各々可動鏡面板12に押圧して固定せしめる筒状の内
周クランプ14及び環状の外周クランプ15が夫々設け
られている。外周クランプ15は、成形さるべき基板の
外周面を画定する型成形面を有する。また、内周クラン
プ14は型空間9内に突出した環状の突起部14aを有
しており、該突起部にてスタンバ11の内周部を可動鏡
面板12に押圧する。なお、内周クランプ14はそのク
ランプ位置において係止ビン16により可動型体2に対
して係止せしめられている。
円筒状の内周クランプ14内には、冬型体1及び2の型
成形面に対して直角な方向である矢印S方向において移
動自在に管状のバンチエアが設けられている。バンチエ
アの先端部は上記型成形面の一部、この場合、被成形材
料が冷却凝固することにより成形される基板の中心孔に
対応する部分を形成する。バンチ17は油圧シリンダの
出力軸に連結されて矢印S方向に駆動され、固定型体1
側に設けられたダイス18と協働して上記基板の中心孔
を穿孔する。なお、ダイス18内に位置する冷却スリー
ブ6及びスプール7はこの穿孔動作に伴なって後退せし
められる。
バンチエアの内部には、バンチ17により打ち抜かれた
基板中心孔に対応する部分をバンチ17から離脱させる
ためのイジェクトビン20が矢印S方向において往復動
自在に設けられている。このイジェクトビン20も図示
せぬ油圧シリンダにより駆動される。
内周クランプ14とバンチ17との間には各々円筒状に
形成されたイジェクタ21及び固定スリーブ22が設け
られている。イジェクタ21は、成形された基板を押し
出して可動鏡面板12及びスタンバ11から剥離させる
ためのものであり、矢印S方向において移動自在であり
、これも油圧シリンダによって駆動される。固定スリー
ブ22は、ボルト等により可動型体2に固定されており
、イジェクタ21の移動の案内をなす。イジェクタ21
の外周面にはエアーブロー溝21aが形成されている。
このエアーブロー溝21aには図示せぬ気体供給ポンプ
から加圧気体が供給され、該加圧気体は、成形された基
板の離型時にイジェクタ21と固定スリーブ22との間
の微小間隙から噴出し、成形された基板を押し出して可
動鏡面板12及びスタンバ11から剥離させる。
次いで、上記した構成の情報記録ディスク射出成形装置
の動作を説明する。
まず、固定型体1に対して可動型体2が強く押し付けら
れて型締めがなされ型空間9が形成される。そして、ノ
ズル8から溶融状態の被成形材料が射出され、これがス
プール7により型空間9内に案内される。型空間9に達
した被成形材料は冷却凝固せしめられて基板が成形され
る。この後、穿孔工程として、バンチ17が突出され、
同時に冷却スリーブ6及びスプール7が打ち抜かれる基
板の中心部と一緒に後退する。これにより基板に中心孔
が形成される。
次いで、可動型体2が成形された基板と共に固定型体1
から大きく離間せられ、同時にイジェクトビン20が突
出し、既に打ち抜かれてバンチエアの先端に付着してい
た基板中心部がパンチ17から離脱せしめられる。そし
て、離型工程として、各エアーブロー溝21aに加圧気
体が供給され、これにより基板が可動型体2の型成形面
から伜かに浮き上がる。この後、イジェクタ21が突出
して基板が可動型体2から剥離されて回収される。
ところで、上述の如き射出成形装置により成形される基
板はその表面に微細なビットが形成される故、これを保
護するために基板表面への塵埃等の付着を防止する必要
がある。従って、型成形面に対して出没すべく設けられ
たイジェクタ21などの出没部材の摺動面には、基板表
面に対する塵埃の付着を助長し且つそれ自体も付着する
おそれのある潤滑油を使用出来ないという制約がある。
ところが、その反面、この出没部材とこれが摺接する固
定側の部材との相互摺接面間の摩擦係数が増大して摩耗
粉が発生し、この摩耗粉が付着した基板は不良品となり
、歩留りの向上を図る上で解決さるべき問題となってい
た。また、前述の如く、出没部材と固定側の部材との間
にエアーブロー溝が設けられている場合、このエアーブ
ロー溝を経て噴出する離型用の加圧気体により、摩耗粉
が基板に強く吹き付けられ、付着し易いという問題もあ
る。
発明の概要 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは歩留りの向上を達成した情報記録
ディスク射出成形装置を提供することである。
本発明による情報記録ディスク射出成形装置は、型体の
型成形面に対して出没自在に設けられた出没部材と該型
体との間に転動ベアリング部材を介装せしめ、以て出没
部材の作動に伴なう摩耗粉の発生を防止したことを特徴
としている。
実施例 以下、本発明の実施例としての情報記録ディスク射出成
形装置を添付図面を参照しつつ説明する。
第1図に示す如く、当該情報記録ディスク射出成形装置
は、図示せぬベース上に固定された固定型体41と、該
べ7ス上に固定型体41と型成形面同士が互いに対向す
るように且つ該型成形面に対して直角な方向において移
動自在に設けられた可動型体42とを有している。また
、図示してはいないが、可動型体42を移動せしめると
共にこれを固定型体41に対して強く押圧して該両型体
を互いに型締めする型締手段としての油圧シリンダが設
けられている。
固定型体41は、固定型板44と、固定型板44の主面
にボルト45及び46によって締結された円盤状の固定
バックプレート47と、固定バックプレート47の主面
にボルト48により結合されて成形すべき基板の一方の
面を形成する円盤状の固定鏡面板49と、固定型板44
にボルト51により固定されて固定バックプレート47
及び固定鏡面板49の半径方向のずれ止めをなす環状の
固定取付型板52とから成る。固定鏡面板49の中央部
には型成形面の一部を形成するようにダイス54が設け
られている。ダイス54は、後述するパンチと協働して
基板の中心孔の打ち抜き作用をなす。ダイス54によっ
て囲まれるように、各々円筒状に形成されたカウンタバ
ンチ55、冷却スリーブ56及びスプール57が同心的
に設けられている。また、冷却スリーブ56とスプール
57との間にはヒータ59が介装されている。スプール
57は、射出手段(全体は図示せず)がそのノズル60
により射出する溶融状態の例えばPMMA (ポリメチ
ルメタアクリレート)などの被成形材料を固定型体41
及び可動型体42の各型・成形面が画定する型空間61
内に案内する。また、ヒータ59はスプール57内での
被成形材料の凝固を防止するだめのものである。また、
カウンタバンチ55は後述するパンチによる打ち抜き力
に対する逆押え力を付与するものである。
一方、可動型体42は、互いにボルト62などにより締
結された3つの可動型板63.64及び65と、一番内
側の可動型板63の主面にボルト66によって固定され
た円盤状の可動バックプレート67と、十可動バックプ
レート67の主面にボルト68により結合された円盤状
の可動鏡面板69と、可動型板63にボルト71により
固定されて可動バックプレート67及び可動鏡凹成69
の半径方向のずれ止めをなす環状の可動取付型板72と
から成る。
可動鏡面板69の主面上には、成形すべき基板の他方の
面を形成するスタンバ75が設けられている。スタンバ
75は信号記録用ピットを形成するためのものであり、
薄板状かつ環状に形成されている。
なお、固定鏡面板49及び可動鏡面板69の各背面部に
水路49a、69aが形成されており、図示せぬ給水手
段によって該水路内に循環して供給される水によって被
成形材料の冷却凝固が助長される。
スタンバ75の内周部及び外周部に対応する部分には、
このスタンバ75の内周部及び外周部を各々可動鏡面板
69に向けて押圧して固定せしめる円筒状の内周クラン
プ77及び円環状の外周クランプ78が夫々設けられて
いる。内周クランプ77は可動鏡面板69上のスタンバ
75の型成形面に対して出没自在に設けられており、第
2図に示す如く型空間61内に突出した環状の突起部7
7aを有しており、該突起部にてスタンバ75の内周部
を可動鏡面板69に押圧する。
前述した如く、内周クランプ77は円筒状に形成されて
おり、その外周に係止溝77bが形成されている。可動
型板63内には、この係止溝77bに一端部80aにて
嵌入して内周クランプ77をクランプ位置すなわちスタ
ンバ75を押圧する位置にて係止する係止部材80が内
周クランプ77の出没方向(矢印S方向)に対して直角
な方向(矢印R方向)において移動自在に設けられてい
る。係止部材80は、第2図において実線にて示す位置
すなわち内周クランプ77に嵌入してこれを係止する係
止位置と、第2図において二点鎖線で示す位置すなわち
内周クランプ77から離脱して該内周クランプの係止状
態を解除する係止解除位置との間で移動する。係上部材
80にはその移動方向(矢印R方向)に対して傾斜した
一対の平行な斜面80b及び80cが互いに反対側に位
置するように形成されている。可動型板63内にはこの
係上部材80の後方にチャンバ63aが形成されており
、該チャンバ63aには内周クランプ77の出没方向(
矢印S方向)において移動自在にピストンロッド81が
設けられている。ピストンロッド81の先端部は係止部
材80の一方の斜面80bに摺接し得る。チャンバ63
a内には図示せぬ加圧気体供給手段によって加圧気体が
供給され、これによってピストンロッド81が突出方向
に駆動される。係止部材80の他方の斜面80Cには駒
部材82が摺接している。可動バックプレート67内に
はこの駒部材82を係止部材80の他方の斜面80cに
向けて且つ内周クランプ77の出没方向(矢印S方向)
において付勢するコイルスプリング83が設けられてい
る。
上記した係上部材80と、ピストンロッド81を含む空
気圧シリンダと、駒部材82と、コイルスプリング83
とによって、内周クランプ77がクランプ位置にあると
きこれを係止する係止手段が構成されている。
一方、スタンバ75の外周部を可動鏡面板69に押圧し
て固定する円環状の押圧部材すなわち外周クランプ78
の外周面には、その全周に亘る環状の溝78aが形成さ
れている。第3図にも示す如く、外周クランプ78に外
嵌するように被係止部材としての円環状のクランブリン
グ85が設けられている。クランブリング85は固定型
体41及び可動型体42の各構成部材である固定取付型
板52及び可動取付型板72により挟まれるように配置
されている。クランブリング85にはその周方向におい
て等間隔に複数の摺動ピン86が固設されており、該摺
動ビン86の先端部が外周クランプ78に形成された環
状溝78aに摺動自在に係合している。即ち、クランブ
リング85は外周クランプ78に対して固定型体41及
び可動型体42の各型成形面に平行な市内において摺動
自在となっている。
第1図に示すように、クランブリング85を挟む固定取
付型板52内及び可動取付型板72内には、チャンバ5
2a及び72aが形成されている。
両チャンバ52a及び72aは固定取付型板52及び可
動取付型板72の円周方向に沿って夫々等間隔にて且つ
交互に並ぶように複数ずつ設けられている。各チャンバ
52a及び72aには、固定型体41及び可動型体42
の冬型成形面に直交する矢印S方向において移動自在に
且つ該型成形面より突出し得るように係止部材すなわち
ピストンロッド89及び90が設けられている。被係止
部材すなわちクランブリング85は、これらのピストン
ロッド89及び90に係合することにより固定型体41
及び可動型体42に対して係止せしめられる。各チャン
バ52a及び72a内には図示せぬ加圧気体供給手段に
よって加圧気体が供給され、これによって各ピストンロ
ッド89及び90が突出方向すなわち係止解除位置に向
けて駆動される。また、チャンバ52a及び72a内に
は、各ピストンロッド89及び90に収納方向すなわち
係止位置に向けてのパイアスカを付与するコイルスプリ
ング92及び93が設けられている。
第3図に示す如く、上記した各ピストンロッド89及び
90には円形の大径部89a、90aが設けられている
。被係止部材としてのクランブリング85にはこの各大
径部89a及び90aが嵌挿可能な複数の円形の貫通孔
85a及び85bが形成されている。また、クランブリ
ング85には、一方のピストンロッド89の大径部89
aが嵌挿し得る貫通孔85aに一端にて連通ずる長孔8
5Cが形成されている。この長孔85cは、外周クラン
プ78に対するクランブリング85の移動方向(矢印Q
方向)において伸長し、且つ、ピストンロッド89の大
径部89aよりも小なる幅径を有し、ピストンロッド8
9の大径部以外の部分が挿通し得る。また、他方のピス
トンロッド90の大径部90aが嵌挿可能な貫通孔85
bに一端にて連通ずる長孔85dが形成されている。長
孔85dは自体が連通ずる貫通孔85bと上記した他の
長孔85cとにより挾まれるように配設されており、他
の長孔85cと平行(矢印Q方向)に伸長し、且つ、ピ
ストンロッド90の大径部90aよりも小なる幅径を有
し、ピストンロッド90の大径部以外の部分が挿通し得
る。第3図に示すように、一方のピストンロッド89の
大径部89aがクランブリング85の貫通孔85aに対
して抜き差しb得るとき、他方のピストンウッド90は
その大径部90a以外の部分が長孔85dの先端部に挿
通している。即ち、被係止部材であるクランブリング8
5はその保持した外周クランプ78と共にピストンロッ
ド90の大径部90aにより、一方の型体、この場合、
可動型体42に対して係止される。これによってスタン
パ75の外周部が可動型体42に固定せしめられる。こ
のときのクランブリング85の位置を第1位置と称する
。クランブリング85が外周クランプ78に対してこの
第1位置から所定角度だけ回転せしめられてピストンロ
ッド90の大径部90aがクランブリング85の貫通孔
85bに対して抜き差し可能となる位置を第2位置と称
する。クランブリング85がこの第2位置にあるときに
は、上記とは逆にピストンロッド89はその大径部89
a以外の部分が長孔85cの先端部に挿通している。従
って、クランブリング85は外周クランプ78と共にピ
ストンロッド89の大径部89aにより固定型体41に
対して係止され、可動型体42に対する係止状態から解
除され、これにより外周クランプ78によるスタンバ7
5の押圧状態が解除される。
第3図に示すように、クランブリング85の外周にはハ
ンドル95が突設され、クランブリング85はこのハン
ドル95を操作することにより外周クランプ78に対し
て上記の第1位置と第2位置の間で移動せしめられる。
なお、第1図に示す如く、クランブリング85には案内
ビン96がそのネジ部にて螺合して取り付けられており
、可動バックプレート67及び可動鏡面板69に形成さ
れた案内孔にこの案内ビン96が円滑に嵌合し得る。
また、上述のように、固定型体41及び可動型体42に
対するクランブリング85の固定並びに該両型体間にお
けるクランブリング85の移行を、ピストンロッド89
,90を含む空気圧シリンダによりなす構成としたこと
により、他の可動部材を移動せしめるための多くの空気
圧シリンダを含む当該情報記録ディスク射出成形装置に
おいてはコストの低減が図り易くなっている。
第1図及び第2図に示したように、円筒状に形成された
内周クランプ77内には、固定型体41及び可動型体4
2の各型成形面に対して直角な方向である矢印S方向に
おいて移動自在に管状のバンチ97が設けられている。
バンチ97の先端部は上記型成形面の一部、この場合、
被成形材料が冷却凝固することにより成形される基板の
中心孔に対応する部分を形成する。バンチ97は油圧シ
リンダ(図示せず)により矢印S方向において駆動され
、固定型体41側に設けられたダイス54と協働して上
記の基板の中心孔を穿孔する。なお、ダイス54内に位
置するカウンタパンチ55、冷却スリーブ56及びスプ
ール57はこの穿孔動作に伴なってバンチ97の突出方
向に後退せしめられる。
バンチ97の内部には、バンチ97により打ち抜かれて
該バンチの先端に付着した基板中心孔に対応する部分を
バンチ97から離脱させるためのイジェクトピン98が
矢印S方向において往復動自在に設けられている。この
イジェクトピン98も図示せぬ油圧シリンダにより駆動
される。
内周クランプ77とバンチ97との間には、各々円筒状
に形成されたイジェクタ100及び固定スリーブ101
が同心的に配設されている。出没部材すなわちイジェク
タ100は、成形された基板を押し出してスタンパ75
から剥離させるためのものであり、矢印S方向において
移動自在であり、これも油圧シリンダ(図示せず)によ
って駆動される。
固定スリーブ101はボルト等によって可動型体42に
固定されており、イジェクタ100に外嵌して該イジェ
クタの移動の案内をなす。固定スリーブ101の外周面
にはエアーブロー溝1018が形成されている。エアー
プローiJ 101 aには図示せぬ気体供給ポンプか
ら加圧空気が供給され、該加圧空気は、成形された基板
の離型時に内周クランプ77及び固定スリーブ101間
の微小間隙102から噴出せしめられ、成形された基板
を押し出してスタンパ75から剥離させる。
第2図から特に明らかな如く、可動型体42の型成形面
に対して出没すべく設けられた出没部材としてのイジェ
クタ100と型体の一部をなす固定スリーブ101との
間には、該型成形面の近傍において微小間隙103が設
けられている。微小間隙103の寸法は、イジェクタ1
00と固定スリーブ101との間への溶融被成形材料の
浸入を防止して、パリの発生を軽減する程度に設定され
ている。また、この微小間隙103に関して該型成形面
とは反対側においてイジェクタ100と固定スリーブ1
01との間に複数の例えば球状のかつ例えば鋼製若しく
は樹脂製の転動ベアリング部材105がイジェクタ10
0の移動方向に沿って等間隔にて介装せしめられている
。また、これら各転動ベアリング部材105同士の間隔
が変化せぬように該各転動ベアリング部材を保持する円
筒状の樹脂などから成るリテーナ106が設けられてい
る。このように、可動型体42の型成形面に対して出没
動作を行なうイジェクタ100とその移動の案内をなす
固定スリーブ101との間に転動するベアリング部材1
05を介装したことにより、イジェクタ100と固定ス
リーブ101との間に摩耗粉が発生することが防止され
ている。なお、転動ベアリング部材105をバンチ97
とイジェクタ100との間にも設けてもよい。
尚、上記の説明から明らかな如く、成形された基板をス
タンパ75から剥離せしめるべく加圧空気を噴出する微
小間隙102は、出没するイジェクタ100よりも外側
に設けられている。従って、噴出する加圧空気はイジェ
クタ100により遮られて成形された基板の中心孔に向
かっては供給されず、基板の外周部に向って供給される
。これにより、基板の離型が効果的になされる。
なお、微小間隙102は、互いに摺動することのほとん
どない内周クランプ72と固定スリーブ101との間に
設けられているので、この微小間隙102から摩耗粉が
吹き出すことはない。
次に、上記した構成の情報記録ディスク射出成形装置の
動作を説明する。
まず、型締手段によって可動型体42が固定型体41に
近接せしめられ、且つ、強大なる油圧力により押し付け
られ、型締めがなされる。これによって型空間61が形
成される。そして、ノズル60を通じて溶融状態の被成
形材料が射出され、これがスプール57を経て型空間6
1内に案内され、型空間内に被成形材料が所定の圧力を
以て充填される。溶融状態の被成形材料は型空間61内
にて冷却凝固せしめられてこれにより基板が形成される
。なお、この基板にはスタンバ75により情報記録ピッ
トが形成される。この後、穿孔工程として、パンチ97
が型空間61内に突出せしめられ、同時にカウンタバン
チ55、冷却スリーブ56及びスプール57がバンチ9
7により押される状態で後退し、これによって基板に中
心孔が形成される。
その後、型締手段によって可動型体42が、成形された
基板が付着した状態で固定型体41から離間せられる。
同時にイジェクトビン98が突出し、基板の本体からバ
ンチ97により打ち抜かれて該パンチの先端に付着して
いた基板中心部が該パンチから離脱せしめられる。そし
て、M型工程として、固定スリーブ101の外周面に形
成されたエアーブロー溝101aに加圧空気が供給され
、微小間隙102を通じて噴出するこの加圧空気により
基板が可動型体42上のスタンバ75から僅かに浮き上
がる。この後イジェクタ100が突出せしめられて基板
がスタンバ75及び可動型体42から剥離されて回収さ
れる。
次いで、上述した構成の情報記録ディスク射出成形装置
においてスタンバ75の交換を行なう際の作業について
第4図ないし第6図をも参照しつつ説明する。なお、射
出成形作業中はスタンバ75は可動型体42に固定され
ている。
まず、型締手段によって可動型体42を固定型体41に
近接させて型締めをなす。そして、所定のスイッチを操
作して固定取付型板52及び可動取付型板72内の各チ
ャンバ52a、72a内に加圧気体を供給する。これに
より、第4図に示す如くピストンロッド89及び90が
突出せしめられ、コイルスプリング93の付勢力を以て
ピストンロッド90の大径部90gにより可動型体42
に係止されていたクランブリング85及び外周クランプ
78の係止状態が解除される。従ってクランブリング8
5が外周クランプ78に対して回転自在となる故、クラ
ンブリング85のハンドル95を操作してクランブリン
グ85を回転せしめ、クランブリング85を前述した第
1位置から第2位置に持ち来す。かくしてピストンロッ
ド90の大径部90aがクランブリング85の貫通孔8
5bに対して抜き差し可能となり、且つ、他方のピスト
ンロッド89の大径部89a以外の部分がクランブリン
グ85の長孔85cの先端部に挿通する。この後、上記
のスイッチを操作してチャンバ52a、72a内への加
圧気体の供給を断つ。従って、第5図に示す如く各ピス
トンロッド89及び90はコイルスプリング92及び9
3の付勢力により収納方向に移動せしめられ、クランブ
リング85は外周クランプ78と共にピストンロッド8
9の大径部89aにより固定型体41に対して固定され
、可動型体42に対する係止状態から解除され、これに
より外周クランプ78によるスタンバ75の外周部の抑
圧状態は解除される。
一方、他のスイッチを操作して可動型板63内のチャン
バ63a内への加圧気体の供給を断つ。
これにより、駒部材82を介してコイルスプリング83
により付与される付勢力により係上部材80が第2図に
おいて実線で示す係止位置から二点鎖線にて示す係止解
除位置に移動せしめられ、内周クランプ77から離脱す
る。これによって、内周クランプ77によるスタンバ7
5の内周部の抑圧状態が解除される。かくしてスタンバ
75は内周部及び外周部の抑圧状態を共に解除され、第
6図に示す如く可動型体42を固定型体41から離間せ
しめれば、スタンバ75を可動鏡面板69から取り外し
て回収することが出来る。この後、上記とは全く逆の過
程を辿って新たなスタンバの取り付けを行ない、スタン
バの交換作業は終了する。
発明の効果 以上詳述した如く、本発明による情報記録ディスク射出
成形装置においては、型体の型成形面に対して出没すべ
く設けられた出没部材と該型体との間に転動ベアリング
部材を介装せしめている。
即ち、型体に対する出没部材の出没動作を転動ベアリン
グ部材の転動を介して行なって出没部材と型体とが互い
に摩擦せぬようになしているのである。かかる構成の故
、出没部材と型体との間に摩耗粉が発生することがなく
、成形された基板は清浄に保たれ、歩留りの向上が達成
されているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例としての情報記録ディスク射出
成形装置の一部断面を含む側面図、第2図及び第3図は
第1図に示した情報記録ディスク射出成形装置の要部の
各々拡大断面図及び斜視図、第4図ないし第6図は第1
図ないし第3図に示した情報記録ディスク射出成形装置
の動作説明図、第7図は従来の情報記録ディスク射出成
形装置の一部断面を含む側面図、第8図は第7図に示し
た従来装置の要部の拡大断面図である。 主要部分の符号の説明 41・・・・・・固定型体   42・・・・・・可動
型体44・・・・・・固定型板 47・・・・・・固定バックプレート 49・・・・・・固定鏡面板  54・・・・・・ダイ
ス55・・・・・・カウンタバンチ 56・・・・・・冷却スリーブ 57・・・・・・スプール 63.64.65・・・・・・可動型板69・・・・・
・可動鏡面板 75・・・・・・スタンバ   77・・・・・・内周
クランプ78・・・・・・外周クランプ 80・・・・・・係止部材 81.89.90・・・・・・ピストンロッド82・・
・・・・駒部材 85・・・・・・クランブリング 97・・・・・・パンチ 98・・・・・・イジェクトピン 1(1(1・・・・・・イジェクタ 101・・・・・・固定スリーブ 尾3凹 出願人   パイオニア株式会社 パイオニアビデオ株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)型成形面を形成し且つ前記型成形面が互いに対向
    するように配置されて前記型成形面に対して略直角な方
    向において相対移動しかつ前記型成形面によって型空間
    を形成する一対の型体と、前記型体を型締めする型締手
    段と、型締め後に前記型空間内に溶融状態の被成形材料
    を射出する射出手段と、前記一対の型体の少なくとも一
    方に前記型成形面に対して出没自在に設けられた出没部
    材とを含む情報記録ディスク射出成形装置であって、前
    記出没部材と前記型体の間に転動ベアリング部材が介装
    せしめられていることを特徴とする情報記録ディスク射
    出成形装置。
  2. (2)前記出没部材は硬化した被成形材料を離型せしめ
    る離形部材であることを特徴とする請求項1記載の情報
    記録ディスク射出成形装置。
  3. (3)前記型成形面に設けられ且つ硬化した被成形材料
    を離形させる加圧気体を供給する微小開口を有した加圧
    気体供給手段を有し、前記開口が前記出没部材よりも外
    側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の情報記録ディスク射出成形装置。
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