JPH0227265Y2 - - Google Patents

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JPH0227265Y2
JPH0227265Y2 JP10575984U JP10575984U JPH0227265Y2 JP H0227265 Y2 JPH0227265 Y2 JP H0227265Y2 JP 10575984 U JP10575984 U JP 10575984U JP 10575984 U JP10575984 U JP 10575984U JP H0227265 Y2 JPH0227265 Y2 JP H0227265Y2
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JP
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shower
valve
hot water
temperature
passage
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JP10575984U
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JPS6120966U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、1個の温度調節ハンドルで熱湯量と
冷水量とを調節混合して、供給混合湯の温度を調
節するシヤワー付湯水混合栓に関するもので、特
に温度調節の過誤によつてシヤワーから熱湯が流
出して熱傷を招く危険を防止するものである。
ロ 従来技術 従来、前記のような、1個の温度調節ハンドル
で供給混合湯の温度を調節するものとして第6図
に示すようなものがある。(例えば実開昭55−
1057号公報)該構造について説明すると、冷水は
冷水供給管1より流入し、熱湯は熱湯供給管2よ
り流入する。3は本体4内に昇降可能に備えたバ
ルブで、その上端部と本体4との間に冷水導入路
5が形成され、下端部と本体4との間に熱湯導入
路6が形成されるようになつており、該バルブ3
の上昇により冷水導入路5の流通面積を縮小する
と同時に熱湯導入路6の流通面積を拡大して供給
湯水温度を高め、逆にバルブ3の下降により供給
湯水温度を下げるようになつている。該バルブ3
は、サーモスタツト7に保持され、該サーモスタ
ツト7のロツド8は温度調節用ハンドル9にリテ
ーナ10を介して保持されている。11,12は
リリーフスプリングである。そして温度調節用ハ
ンドル9を正逆回転してねじ13により昇降させ
ることにより、前記バルブ3を昇降して前記のよ
うな温度調節を行なう。また、サーモスタツト7
が混合湯の温度を感知して、そのロツド8が進退
動することによりバルブ3を昇降して自動温度調
節を行なう。また混合された湯水は、切替用ハン
ドル14の正逆回転により、切替用バルブ15を
図示の左右に移動させることによつて、シヤワー
通路16へ流出させたり、蛇口通路17へ流出さ
せたりする。
ハ 本考案が解決しようとする問題点 前記従来構造のものにおいては、その使用操作
を誤まらなければ何ら熱傷の問題は生じないが、
使用者の使用操作の誤まりにより、温度調節用ハ
ンドル9を高温測へセツトした状態で、切替用ハ
ンドル14をシヤワー通路16より流出するよう
にセツトした場合には、シヤワーより熱湯が使用
者に注ぎ、熱傷を招く問題点がある。
本考案は、前記のような、使用者の操作誤りに
よつても、シヤワーより熱湯が注出しない安全装
置を付加して前記の問題点を解決するシヤワー付
湯水混合栓を提案することを目的とするものであ
る。
ニ 問題点を解決するための手段 本考案は前記の問題点を解決するために、冷水
量と熱湯量との混合比を、回転量により調節する
温度調節用ハンドル9を備え、しかも前記温度調
節用ハンドル9により温度調節された混合湯をシ
ヤワー通路16と蛇口通路17へ切替供給するよ
うにしたものにおいて、前記シヤワー通路16
に、該シヤワー通路16を開閉する開閉弁を設
け、しかも前記温度調節用ハンドル9には、その
シヤワー使用温度範囲の回転範囲では前記開閉弁
を開き、シヤワー使用危険温度範囲の回転範囲で
は前記開閉弁を閉じる開閉操作手段を設けたこと
を特徴とするものである。
ホ 作用 温度調節用ハンドル9が、シヤワー使用温度範
囲の回転範囲では、開閉弁を開作動してシヤワー
通路16を流通可能にし、温度調節された混合湯
を、切替用ハンドルの切替操作により、シヤワー
側又は蛇口側より注出させることができる。ま
た、温度調節用ハンドル9が、シヤワー使用危険
温度範囲の回転範囲では、開閉弁が自動的に閉作
動されてシヤワー通路16を遮断するので、切替
用ハンドルを誤つてシヤワー側に切替えた場合で
も、熱湯はシヤワー側へ流れず、シヤワーより注
出しない。
ヘ 実施例 次に、第1図乃至第4図に示す本考案の第1実
施例について説明する。温度調節用ハンドル9を
回転してバルブ3を昇降し、冷水量及び熱湯量の
流入を調節して供給湯水温度を調節する構造及
び、切替用ハンドル14によつて混合湯をシヤワ
ー通路16と蛇口通路17とに切替流出させる切
替構造は前記従来構造と同様であり、これらを構
成する部材は、前記従来構造のものと同一符号を
付してその説明を省略する。尚、冷水供給管1、
熱湯供給管2、冷水導入路5、熱湯導入路6は作
図上省略されているが、前記従来と同様に形成さ
れている。18は本体4に昇降可能に設けた開閉
用ロツドで、その下端はシヤワー通路16内に突
入していると共にその下端に弁部18aが形成さ
れ、該開閉用ロツド18の上昇により弁部18a
がシート面16aに密着してシヤワー通路16を
遮断し、下降により弁部18aがシート面16a
より離間してシヤワー通路16を開口するように
なつている。該開閉ロツド18の上端18bは、
本体4の上面より上方へ突出している。更に該開
閉ロツド18は、スプリング19によつて常時上
方へ付勢されている。温度調節用ハンドル9に
は、これを所定温度以上の高温にセツトされるよ
うに回転した場合に、前記開閉ロツド18上に位
置する操作用突片9aが側方へ一体的に突出形成
されている。該操作用突片9aの下面には、前記
開閉用ロツド18を押圧下降させて弁部18aを
開く凸面9bが形成されている。該操作用突片9
aは、シヤワー使用温度範囲、例えば40℃以下の
範囲における温度調節用ハンドル9の回転範囲α
では、第2図に示す如く、その操作用突片9aが
開閉用ロツド18上に位置し、シヤワー使用危険
温度、例えば40℃以上の範囲の回転範囲βでは、
第4図に示す如く、その操作用突片9aが開閉用
ロツド18上より離れるように設定されている。
以上のようであるから、温度調節用ハンドル9
が、第2図に示す如く、シヤワー使用温度範囲で
ある回転範囲α内にあるときは、その操作用突片
9aの下面に形成した凸面9bによつて、第1図
に示す如く、開閉用ロツド18が下方へ押圧さ
れ、その弁部18aが開口して、シヤワー通路1
6が流通可能状態となる。そのため、切替用ハン
ドル14を、その切替用バルブ15によつてシヤ
ワー通路16が開口されるように操作することに
より、混合湯はシヤワー通路16を流通してシヤ
ワーより注出される。また、温度調節用ハンドル
9が、第4図に示す如く、シヤワー使用危険温度
範囲である回転範囲β内にあるときは、その操作
用突片9aが開閉用ロツド18の位置外にあり、
開閉用ロツド18はスプリング19によつて第3
図に示す如く上昇し、その弁部18aがシート面
16aに密着して、シヤワー通路16を遮断し、
混合湯のシヤワーよりの注出を阻止する。
尚、開閉弁の開閉用ロツド18を昇降操作する
手段としては、第5図に示す如く、温度調節用ハ
ンドル9に、そのシヤワー使用温度範囲の回転範
囲αと、シヤワー使用危険温度範囲の回転範囲β
との全範囲に亘つて開閉用ロツド18の上部に位
置する操作用突片9cを設けると共に、該操作用
突片9cの下面におけるβ範囲に、前記実施例の
ような開閉ロツド18を開状態に押圧する凸面を
形成し、α範囲に、開閉ロツド18の上昇開口を
許容する凹面を形成してもよい。
ト 考案の効果 以上のように本考案によれば、温度調節用ハン
ドルが、シヤワー使用危険温度範囲にセツトされ
ている場合は、シヤワー通路が自動的に遮断され
るので、この高温調節状態において、使用者が過
誤により切替用ハンドルをシヤワー側へ切替えて
も、熱湯がシヤワーより使用者上へ注出すること
を阻止できるので、熱傷の危険を未然に防止でき
る。また、高温時におけるシヤワー通路遮断操作
を、温度調節用ハンドルと関連させたから、仮り
にシヤワー通路に独自の遮断弁を設けるものに比
べて、遮断が確実で、かつ1個のハンドルで温度
調節と遮断とを兼用できるので安価に形成できる
特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示す
もので、第1図はシヤワー通路の開口状態を示す
側断面図、第2図は同平面図、第3図はシヤワー
通路の閉状態を示す側断面図、第4図は同平面
図、第5図は本考案の第2実施例を示す平面図、
第6図は従来構造を示す側断面図である。 3……バルブ、9……温度調節用ハンドル、9
a,9c……操作用突片、9b……凸面、14…
…切替用ハンドル、15……切替用バルブ、16
……シヤロー通路、17……蛇口通路、18……
開閉用ロツド、18a……弁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷水量と熱湯量との混合比を、回転量により調
    節する温度調節用ハンドル9を備え、しかも前記
    温度調節用ハンドル9により温度調節された混合
    湯をシヤワー通路16と蛇口通路17へ切替供給
    するようにしたものにおいて、前記シヤワー通路
    16に、該シヤワー通路16を開閉する開閉弁を
    設け、しかも前記温度調節用ハンドル9には、そ
    のシヤワー使用温度範囲の回転範囲では前記開閉
    弁を開き、シヤワー使用危険温度範囲の回転範囲
    では前記開閉弁を閉じる開閉操作手段を設けたこ
    とを特徴とするシヤワー付湯水混合栓。
JP10575984U 1984-07-12 1984-07-12 シヤワ−付湯水混合栓 Granted JPS6120966U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10575984U JPS6120966U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 シヤワ−付湯水混合栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10575984U JPS6120966U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 シヤワ−付湯水混合栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6120966U JPS6120966U (ja) 1986-02-06
JPH0227265Y2 true JPH0227265Y2 (ja) 1990-07-24

Family

ID=30665068

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10575984U Granted JPS6120966U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 シヤワ−付湯水混合栓

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0719369Y2 (ja) * 1988-04-30 1995-05-10 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

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Publication number Publication date
JPS6120966U (ja) 1986-02-06

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